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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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740 結局

「いたたたっ! 痛いですからっ! ちょっと、頭押さえるのやめて下さいっ!」


「心配しなくても大丈夫だ、ここは土足エリアじゃないからな、安心して床とキスするが良い」


「でも汚いですからっ! ほらっ、もう逃げたりしないですってばっ!」



 取り押さえられてジタバタと暴れるニセモノの天使、名前は……まぁ、自分で言っていたのだからそのまま『マジテンシアル』としておこう。


 魔王軍の関係者のようだが、この世界にチャイナドレスを持って来たのは間違いなく魔王の奴だ、もちろん咎めはしないしむしろ褒め称えたい。


 とにかく他の12天使、こちらはホンモノということが確定したのであるが、その協力を得てマジテンシアルを引き起こし、とりあえずということで椅子に縛り付けてやる。


 なお、今回使用する縄は女神が持ち込んでいた特殊なモノであり、不敬に関する全ての罪を着せられ、部屋の隅に吊るされている精霊様も同じ縄で縛られているため、それによって強度が十分であること、どんな力をもってしても破断しないことなどが証明されているのだ。


 で、引き起こされ、改めて顔が良く見えるようになったマジテンシアルだが……結構、いや相当に可愛いな、しかし何やら……



「ねぇご主人様、このニセモノ天使、どこかで見たことがあるような気がしますのよ」

「私も既視感を……いや主殿、やはり一度見たことがある顔だぞ、どこでだったかは忘れたが……」


「そうなのか? うむ、まぁ俺もちょっと違和感を感じていたところだ、本人にでも聞いてみよう、なぁマジテンシアルさん、お前は誰だ? 魔王軍の中の何者だ? どこかで俺達と出会ったことは?」


「えっと、その……話したら『お前はもう用済みだ』みたいなことは……もちろんないですよね?」


「お前は可愛いから大丈夫だ、だから早く答えろ、主に俺たちと会ったことはあるのかについてな」


「その……誰とは言いませんが、私が皆さんに捕まったのは二度目なんですよ、それだけお答えしておきます」


「いや意味わかんねぇよ、お前なんか捕まえたことがないし、もし捕まえていたとしたらだ、神界に侵入して天使に化けるようなやべぇ奴を釈放したりはしない、そうだろう?」


「まぁ、そこはアレです、そのうちにわかると思いますよ、あ、ちなみにあの地下牢で被収容者を鞭で打ったりしていた女性、あの方には手を出していませんのでご安心を」


「地下牢……被収容者を鞭で……女性……シルビアさんのことかな? てことは王都の屋敷の地下牢で……う~む」



 王都の屋敷の地下牢に放り込んであった誰か、そしてうっかり漏らした一言から、魔王軍の誰かでもあることも判明している。


 いや、そこまではわかったのだが、そこから先が本当に、もちろん俺だけでなく、他のメンバーも全く思い出すことが出来ない。


 待てよ、そもそも魔王軍の誰かであることを知らずに捕らえ、収監中もそのことについて喋っていなかった可能性がないとは言えないな。


 そうなるとかなり的が絞れてくるような気がするのだが……うむ、それでも適当に捕まえたりした子が多すぎてわけがわからない。


 まぁ、王都の屋敷へ戻れば、そこに居た、そしてその中の誰かが脱走したことを知っているはずのシルビアさんによって、このマジテンシアルがどこのどいつなのかを知ることも出来よう。


 ということでその件、つまりこいつは俺達が過去に捕らえた何者かであるということについては保留。

 ここからは重要なポイント、どうしてこのタイミングで、魔王軍の関係者が神界へ侵入したのかということを聞くのだ。


 なお、当然であるがこの件についての適当な言い逃れは一切通用しない、取り押さえた際に、とっさに『魔王様』などと口走ってしまったのがこのマジテンシアルの敗因である……



「さてと、ではこれより拷問を開始する、覚悟は良いな?」


「あ、はい大丈夫です」


「……いや、ちょっと待てお前、拷問を始めるっ!」


「ですから、どうぞ始めて下さい、拷問耐性モリモリの私にそんなもの効きはしないんで」


「でもさっきさ、押さえ付けられていたときは『痛いっ! やめて馬鹿変態!』とか言っていたじゃないか」


「そこまでは言っていませんし、あと白状とかしないだけで痛いのは痛いんで……」


「あ、そういうことね、じゃ、始めまーす」



 試しに三角木馬に騎乗させてみる……三角の部分が初心者向けの鈍だと馬鹿にされた、というか初心者向けの三角木馬とはどのようなものなのであろうか。


 次いで石抱き責め……圧力効果でふくらはぎのシェイプアップがどうのこうのと喜ばれ、マッサージの施術代として銅貨3枚を受領した、これは大儲けだ。


 さらに鞭打ちも効かず、素っ裸にして市中引き回しにするぞと脅しても、まだ寒くはない季節のようなので特に問題ないと、笑顔で答えられてしまったではないか。


 仕方ない、物理的な拷問は諦めて別の手段を探ろう、コイツからは最低限の情報を得ておかなくては、せっかく捕まえた『何か』のヒント、このまま何も得られないのではもったいない。



「全く何なんだよお前は? そもそも魔王軍ってことは魔族……じゃなくて神界の存在のような気がするんだが……」


「あら、そう思いますか、じゃあこれでどうです? 異世界勇者のあなた、どうやら相手の身分とか何とかが見える力を持っているようですし」


「……人族……なのか? いや、今度は魔族に……ドラゴン? 精霊にもなった!?」


「まぁ、チンパンジーとか以外なら何でもなることが出来ます、見かけ上は何ら変化しませんが、あなたのような者、それからこういう女神や天使に対しては絶大な効力を発揮しますね」


「ほほぉ~っ、そりゃ凄い、感心したよ」



 感心している暇ではない、そう言いたげな後ろの女神と天使……で、実際にこの女の身分、というか存在は……やはり『魔族』なのであろうな、それも魔王軍の、未だに残っている飛び切りの大幹部。


 と、ここで一度魔王軍について考え直してみよう、ここに居る『元関係者』は、魔将であったマーサとユリナ、それから魔将補佐のサリナに、事務官であったエリナ、その4人である。


 ちなみに16魔将とその補佐、さらに8大魔将、それから四天王については全て討伐済みであり、事務官の中で比較的行為に位置していたはずのエリナはここで、もはや『終わった悪魔』として優雅に茶を啜っている状況。


 となると魔王軍に残された『幹部』というのは、俺と同じ世界から召喚された魔王の奴に付き従う最後の砦、2体の、そして男女1名ずつの『副魔王』のみ、そう考えるのが妥当である。


 いや、そうなるとこの女、チャイナドレスを着込み、頭にはこれまたチャイナ風の2つのお団子、こんな奴が副魔王? しかもろくな抵抗も出来ずに捕まってしまうような奴がだ。


 さすがにそれは考えにくい、仮にも魔王軍№2となる実力、それもかつて魔王本人がやっていた挑発行為、王都の前に巨大な、下からパンツ丸見えの幻影を浮かび上がらせる際に、声だけでツッコミなど入れていた馬鹿そうな野郎の方とは違うもう1人。


 そう、女の方の副魔王は、流れ的に『超強キャラ』であるはずで、これの討伐にはとんでもない激戦があり、そしてその末にようやく縛り上げ、降参させる、そんな感じのストーリーが待っているに違いないのだ。


 それが、その『実質ラスボスではないか』と思ってしまうような強敵イメージの女副魔王が、よもやこの情けない感じの変な……まぁ可愛いのは事実だが、おかしな女であるなどという結末はあまり考えたくない。


 考えたくはないのだが……そう思わざるを得ないのが現状であり、そしてそう思わざるを得ないことについて色々と含むところがある、という顔をしているのは俺だけではなく、マリエルやジェシカ、部屋の隅に吊るされた精霊様も同じなのである。


 まぁ、とりあえず本人に聞く前に、ここに居る魔王軍の元幹部4人に確認を取ってみることとしよう……



「え~っと、まずは……良いや、とりあえずお前等4人全員に聞くぞ、マーサも、ちょっとこっち見て」


「ん? 何かがどうかしたの? 寝転がって聞いてて良いかな……」


「構わんから聞け、お前等4人の中で、この女、まぁ魔王軍の関係者である可能性が極めて高いことがわかっているこの女だが、見たことがある者は挙手……やっぱ誰も居ないか……」


「そんな人知らないわよ」

「私も知りませんの、会ったことがありませんわ」

「残念ながら私もです」

「左に同じ」


「……と、いうことなのですが……どういうことでしょうかマジテンシアルさん、もしかして本当に天使なので?」


「いえ、天使じゃないのはホントにすみません、偽装でした、でもこれ以上はあまりお話ししたくないかなって、そろそろ帰らないと、帰って寝ないとならない時間ですし」


「この状況で帰ることが可能だとお思いなのが逆に素晴らしい、アホなのか?」


「さぁ、どうでしょうか?」



 適当にはぐらかしてくるマジテンシアル、口ぶりからして魔王軍のことについてはバレない、誰も自らの魔王軍における立場を知らないということに自信を持っている感じだ。


 その自信をどうにかして打ち砕いてやりたいのだが、マーサは馬鹿だしユリナもサリナもエリナも、知らないものは知らないといった雰囲気。


 ここは騙してでも知っていると言おうなど、そういった策を講じるつもりは一切ないようである、本当に要らないところで真面目な悪魔共だな。


 このままではいけない、どうにかして残りのメンバー、まぁ精霊様もそろそろ許してやるとして、それにマリエルとジェシカを加えて……と、ここでジェシカが意見を述べるようだ……



「ちょっと良いか主殿?」


「ちょっと良いぞ、ジェシカさん」


「うむ、今思ったのだがな、マーサ殿もユリナ様もサリナ様も、大魔将共や四天王共の顔は知らなかった感じだったな?」


「あ~、お前等、その辺はどうだった?」


「まぁそこまで上になると直接はね、顔なんか覚えてなかったし」

『両サイドに同じです』


「そうかそうか、それで、それがどうしたってんだよ?」


「いやな、大魔将にしても四天王にしても、この3人はあまり知らなかったものの、事務官であったエリナ殿はわりと知っていた、というか大魔将に関しては深く関与していた感じだったよな? しかし今回は……」


「そのエリナでも全然知らない奴が出現したと、それがジェシカの気になる点だということだな?」


「まぁ、そんな感じだな」



 確かに、マーサをはじめ『魔将』クラスの者は、魔王本人の顔はしっかり覚えていたし、比較的仲が良いというのもその話しぶりから感じ取ることが出来ていた。


 だが自らと魔王の間に入っている大魔将や四天王、その辺りについては全然知らない、あって話をしたことさえないような雰囲気であったのだ。


 つまり魔王軍はその辺りの繋がりが実に希薄、まぁ当代の魔王が新たな魔王としてこの世界に転移して来たのが俺よりも5年程度前だと言っていたか。


 そのタイミングで魔王軍の抜本的な改革が行われ、体制が刷新されたという話でもあるし、特に行動をともにしていない上下間の交流が未だなかったとしても不思議ではない。


 おそらく俺がこの世界に転移せず、本格的な戦争とならなかった場合には、今頃は魔王軍内部で縦横のパイプが太くなり、より強力で厄介な組織となっていたことであろう。


 で、それはそれで良いとして、そういうことなので魔将クラスが上位を知らないのは仕方がない。

 だが今回の、『事務官であったエリナも知らない誰か』というのはやはり気掛かりな点である。


 大魔将とは深く関与し、その管理のほぼ全てを任されていた、かなり上位者であったはずのエリナが、まるで知らない大幹部というのは……となるとやはりコイツが、この女が……



「なぁマジテンシアル、お前やっぱり『副魔王』って名前……ではないか、そういう役職なんじゃないのか?」


「どうでしょうねぇ? ちょっとわからないです~」


「調子に乗ってっと尻を……」


「ぶっ叩く、ですか? どうぞどうぞ、その程度では屈しませんから」


「クソッ、本当に厄介な奴だな、防御力がどうこうじゃなくて『拷問が効かない』って何なんだよ全く、どうしたら……って、これか」


「何か?」


「おい、やっぱちょっと尻を出せ、この『何の変哲もないただの棒切れ』で引っ叩いてやる」


「棒切れ……ひっ!? そっ、それはまさか……かつて魔王様が最大限注意すべきだと仰っていた対魔族用の……聖棒、ですよね?」


「その通り、良く知っているってことはアレだな、それなりの情報を得ることが可能な立場にあったということだ」


「え~っと、う~んと、ちょ、ちょっとブレイクにしません? ほら、まだカツ丼も出して貰ってませんし」


「出ねぇよそんなもんっ! こいつを喰らえっ!」


「ひぎぃぃぃっ! や、やっぱりそれは……効く……みたいです」



 聖棒が魔族に触れると発する効果、バチバチと電撃のようなものが走り、凄まじい大ダメージを与えるというものだ。


 これはどの魔族であったとしても同じことであり、相当に防御力が高くない限りは皆同じような反応。

 マーサも悪魔娘の3人も、うっかりとばっちりを受けぬよう、部屋の隅に固まって避難している。


 この強力な攻撃は雑魚キャラであれば即死、場合によってはその場で消滅するようなこともあるとは思うが、基本的にこの部屋に居る魔族は大丈夫でありこれと同じ反応を示すはず。


 そしてこの反応と同時にやってくるのは間違いなくギブアップであり、このマジテンシアルもそうであるべきなのだが……べきなのだが……



「たっ……耐えましたっ、もう1回お願いしますっ!」


「馬鹿じゃないのかお前? アレか、こういうのが好きなタイプの変態だったのか、拷問も『効かない』んじゃなくて『大好き』だったとはな、ほれっ」


「ひぎぃぃぃっ! そ、そういうわけでは……あうっ、でもこの攻撃を受け切るのは2回が限界みたいです、そろそろお暇させて頂きますねっ!」


「は? あいや……へっ? どこ行ったんだっ!?」


「消えてしまったわね、凄く速かったわよ、私にも見えなかった……あっ」


「こっちです、ほらこっち」


『そこかぁぁぁっ!』



 縛り付けていた椅子から降ろし、天使達によって尻を突き上げる格好で押さえ込まれていたはずのマジテンシアル。

 それが突如消えた、しかも縛り上げていた縄だけをそっくりそのまま残して、忽然とだ。


 で、キョロキョロしていた俺達と、真っ先に見つけたマーサ、その直後にはご本人様からお声が掛かる。

 マーサ以外のほぼ全員が同時に振り向いた先には、もはやチャイナドレス姿ではなく、白いワンピースを着込んだマジテンシアルの姿。


 なんと窓際、本来はカーテンを閉めて、もちろん窓自体も閉まっていたその場所に、海風を感じる高貴な女性の如く座り、枠にもたれ掛かっているではないか。



「はい皆さん、本日はどうもお騒がせしました、そろそろ『魔王城』の方へと帰らせて頂きますね」


「お前! もしかしたらアレか、逃げようと思えばいつでも……」


「まぁ、そんなところです、ちなみに全開捕まった際も簡単に逃げられましたがね……っと、その捕まったのが誰なのか思い出せないんでしたね、おいたわしや」


「ふざけてねぇで戻れやっ! まだお仕置きと拷問が足りないんだよお前にはっ! せっかく効果的な方法を見つけたんだし、もう少し体験して、対価として情報を置いて行きやがれっ!」


「情報ですか……良いでしょう、じゃあえっと……私はですね、皆さんの予想通り、副魔王のうちの1人でした、名前はまだ教えてあげませ~ん」


「やっぱりか……だとしたらこの場で倒すっ!」


「きゃっ、ちょっと、まだ倒されるわけにはいきませんっ! ではサヨナラです、そのチャイナドレス? とかいうのはあげます、ではではっ!」


「待てやゴラァァァッ! 逃げんじゃねぇぇぇっ!」


「無理だぞ主殿、完全に気配が消えてしまった……こんな開けた場所だというのに……」



 ここは半島の先端、一方向には確かに山があるのだが、それ以外は全て海という状況である。

 もちろんその山もそんなに険しいわけではないし、隠れて気配を消すことなど出来るものではない。


 だがマジテンシアル、いや副魔王か、奴は窓際からスッと居なくなり、その存在が完全に消えてしまったのだ。

 並大抵の隠密力ではないということか、それとも信じがたい素早さを有しているということか、またはそのどちらもか。


 まぁ、間違いなく言えることはひとつ、奴がとんでもない強敵となり得るということだ。

 あんな感じで、戦意など全く持っていないような雰囲気ではあるが、それでも強いことは強い。


 そして普段相手にしている馬鹿や情けない、拷問されてすぐに情報を吐くような連中とは異なり、最後まで『今回のニセモノ天使事件の目的』を白状するような言葉は放つことがなかった。


 まぁ、最初の段階でうっかり『魔王様』のことを口走るというミスをしてしまったのだが、sれおでも総合的な評価としては『A+』程度であるといえよう、なお評価基準は至極適当です。



「……結局逃げちゃったわね、でも副魔王様だったなんて、変なことしなくて良かった」


「そうかな? 名前がないのか~みたいなことを言って『マジテンシアル』の異常性を引き出したのはマーサだと思うぞ、それがなきゃバレなかったかもだし、すっげぇ怒っているかもな」


「ちょっとっ! 恐いこと言わないでよ……ねぇ、もし今度叱られそうになったらちゃんと守ってよね、正座とかさせられるのイヤよ絶対……」


「その前に向こうを、あの副魔王を正座させる方法を考えないとだ、もちろんやっつけてな」



 とにかく逃げてしまった副魔王、今回は何もわからず、何も進展しなかったのだが、これはもう仕方ないこととしよう。


 まぁ、せっかくだしここから先の冒険を、事件が解決して暇になった女神の奴にも少し手伝わせるべきだな。

 とりあえず造船の完了を待って、そこから新たな、とうほぐ地方へ向けた旅のスタートだ……

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