71 下っ端しか出て来ない
「殺す……殺す殺す殺す」
ユリナの火魔法を止めたことにより部屋が暗くなると、再びジェシカが危ない人になってしまった。
今度は縄でぐるぐる巻きにしているから危険は無いが、気分は悪い。
「精霊様、何とかならないのかコイツは?」
「とりあえず明かりを点けましょう、明るいうちは正常になるはずよ」
ずっとこのまま呪いが解けなかったらどうしよう?
ジェシカだけ明るい所に居させるか、それとも縛って閉じ込めておくしかないのかも知れない。
ジェシカを連れて遺跡に行ったのは俺だからな、非常に申し訳ないことをしてしまった。
頼むから成仏してくれ。
「さてどうしましょうかね、この水の大精霊様でもこの呪いの解き方はわからないわ……」
精霊様がわからないのならお手上げである。
かわいそうだが、魔将を捕まえて術を解かせるまでこのままにする他ないであろう。
「申し訳ない主殿、私が不甲斐ないばかりに皆に迷惑を掛けてしまっている」
「いや、俺1人で遺跡に入れば良かったんだ、その格好だと不便だろうからな、何か欲しいものやして欲しいことがあったら遠慮なく言えよ」
「ではせっかく縛られているのだ、引っ叩いてくれ、なぁ主殿、良いだろう?」
「調子に乗らないことっ!」
拳骨を喰らわせてやった、全く、少し優しくするとすぐコレだからな……
「あら? どうやら今ので呪いが解けたみたいね」
いやいやどういうことだよ? 拳骨してやっただけだぞ、叩いたら直るとかどんな呪いだよ、昔のテレビか何かですか?
「そういえば、さっきジェシカは縛られてご主人様に叩かれたいと言っていましたわ、願望が叶ったから呪いが解けたのでは?」
そういうことか、ユリナの分析によると、ジェシカに掛けられていた術は欲求を増幅させ、最終的にそれを殺意に変える感じのものらしい。
よくわからんが剣と魔法のファンタジー世界だからな、そういう意味不明な術があっても不思議はないであろう。
「もう大丈夫そうだな、ところで精霊様、さっきジェシカは普通に俺を殺そうとしていたぞ、奴隷と同等の立場なのに、この世界には奴隷は主に攻撃できない、とかそういうルールは無いのか?」
「あるわけないでしょうそんな都合の良いルール、本当に舐め腐った異世界人ね」
おかしいな、剣と魔法のファンタジー世界なのに……
「とりあえずジェシカちゃんの縄を解く前に、もう一度真っ暗にしてみましょう」
ジェシカはちゃんと正常になっているようだ。
だが先程調子に乗った罰である、縛ったままにして寝てしまおう。
ついでに猿轡も噛ませてやった。
翌朝、ジェシカさん(25)はオネショをした無残な姿で発見された。
※※※
「精霊様、本当に気を付けろよ、精霊様が昨日のジェシカみたいになったらパーティー全滅確定だからな」
「大丈夫よ、それにもし呪われても全滅はしないわ、戦えば私だけは生き残るわけだし」
自信満々で怖いことを言わないで欲しい。
遺跡の調査に向かうマーサ、マリエル、サリナ、精霊様の4人を見送り、俺達はバーベキューの準備をする。
「おいセラ、手伝わないどころか邪魔をするとはどういうつもりだ? こちょこちょしてやるっ!」
「きゃははっ! もっと下の方をしてちょうだい、あひぃっ!」
「2人共邪魔です、向こうで遊んでいて下さい」
ミラに怒られた、俺は割り振られた仕事を終えて遊んでいたのに納得がいかないぞ。
ここに居ると余計な怒りを買いそうだ、オネショの片付けをしているジェシカを茶化しに行こう。
「どうですかジェシカさん、25歳にもなってオネショをした感想は?」
「誰のせいだと思っているんだ? 今日は主殿の布団に潜り込んでやってやる、寝る前にしっかり酒を飲んでおかないとだな」
なんと恐ろしい奴だ、今度からオムツを履かせておこう。
「あら勇者様、精霊様達はもう帰ってきたみたいよ、行ってみましょう」
本当だ、早いな……何かトラブルがあったのか?
「遺跡の奥で良いモノを見つけたわよ、これに術が込められているようだわ、破壊してしまえばもう誰も呪われないのよ」
でかしたぞ精霊様、何やら水晶玉のような物体だ。
早速地面に叩き付け、粉々に破壊する、今遺跡に行っていた4人の体から、黒いモヤのようなものが出て行く。
これが呪いなのか?
「呪いが出て行ったわね、私や魔族の2人は余裕でレジスト出来たけど、マリエルちゃんは危なかったわね」
「興奮して服を脱ぎ出したときにはもうダメかと思いましたよ……」
「申し訳ありません、ご迷惑をお掛けしました」
今破壊した水晶玉以外には特にこれといったものが見つかることはなかったようだ。
敵はそれっぽい遺跡に罠を張り、俺達が侵入してくるのを待っていたのかも知れない。
「うむ、遺跡の件はもう良さそうだな、ちなみにマリエル、どうして裸になろうとしているのだ?」
「ええ、念のため昨日のジェシカちゃんのように願望を叶えておこうと思いまして、今は裸になりたい気分なので」
「おう、そうしておくべきだな、他の3人は何が良い?」
「後でニンジンソテーを口に入れて欲しいわ」
「尻尾の先を撫でて下さい」
「我を讃えよ!」
すぐに出来そうなのはサリナと精霊様、マーサはバーベキューが始まってからだな。
俺がサリナを膝に乗せて尻尾を撫で、他のメンバーは精霊様をヨイショする。
「さすが精霊様! お美しいお姿です!」
「そろそろ神を自称しても良いのでは?」
「どうかおみ足を舐めさせて下さいませ!」
精霊様は得意げだ。
「ご主人様、そろそろ準備が出来ますよ、早くお肉を食べましょう!」
「お酒はどこですか~? あった、持って行きますね!」
カレンとリリィがコテージの中に飛び込んでくる。
では今日もバーベキューを始めよう。
「マーサはこっちへ来い、抱っこしてやるぞ」
「おっと、私の願望を叶える時間ねっ! 早く鉄板にニンジンを載せなさい」
「生ニンジンも食べるか?」
「う~ん、今日はソテーの気分ね、焼けるまで抱っこしておいてちょうだい、お尻触っても良いわよ」
「じゃあ抓ってやろう!」
マーサの尻をむぎゅっとしてやる、良い感触だ。
それをセラとルビアが羨ましそうに眺めていたので、ついでにむぎゅっとしてやった。
「とにかく、遺跡の件は片付いたとはいえこれに敵がどう反応してくるかわからない、まだ気を抜かない方が良いな、あ、はいマーサ、あ~ん」
「あ~ん……うん、おいちぃ! さすが高級ニンジンね」
気が抜け切っている、今ここを襲撃されたらおそらくアウトだろうな。
バーベキューを終え、風呂にも入り、さて飲み直すか、といったところで変化が起こる。
コテージのドアがノックされているのだ、このキャンプ場には俺達しか居ないはずなのだが?
「主殿、不逞の輩かも知れん、まだ逃げ延びた被教徒共がうろついていることがあるようだしな、私が様子を見て来よう」
「ジェシカちゃん、もしかしたらお化けかも知れませんよ~」
「ひっ! やっぱりマリエル殿が行ってくれ!」
結局マリエルが出て行く、ドアを開け、訪問者と何か話しているようだ、聞き耳を立てよう。
『何なんですかあなたは? さっさと消えなさい、ぶっ殺しますよ!』
およそ王女様とは思えないワードが飛んでいたが、とにかく追い返したようだ。
「どうだったマリエル、お化けだったか?」
「いえ、何か油ギッシュなおじさんでした、おそらく課長クラスだと思います」
「そんな奴が何の用だ? 飛び込み営業でもなさそうだし」
「何だか今日壊した水晶球が大変高価な品で、しかも魔王軍の備品だから損害賠償がどうこうと言っていました、大した用件ではなさそうなので追い返しましたが」
「……それ魔王軍の関係者じゃね?」
「ちょっとマリエルちゃんそれは明らかに敵よ! みすみす取り逃してどうするのよっ!?」
「あら……どうやら拙いことをしてしまったようですね、とりあえず正座します」
「正座で済むかボケ王女がっ! ルビア、ちょっと鞭を貸してくれ、マリエルは正座のままあっちを向け」
わざとじゃないのかというレベルの大ポカで敵を取り逃したマリエル。
今は精霊様による鞭打ちの刑を受けている。
先程訪れた奴はもう近くには居ないだろうな、索敵にも反応しないし、探しようが無い。
次の使者が派遣されてくるのを待とう。
しばらくするとまたノック、今度はカレンに行かせた。
「ご主人様、やっぱり魔王軍の、えろ魔将とかの使いでした」
「で、どうしてお通ししないのだ? どこへ行ってしまったんだそいつは?」
「喧嘩腰だったので殴ったら死んでしまいました、死体は湖に投げ捨ててあります」
何の情報も吐かせずに殺すとは、何を考えているんだ?
カレンに鞭はかわいそうなのでお尻ペンペンの刑としよう。
逃げるカレンを追い掛け回していると、またノック。
今度は俺が出よう、もう任せてなどおけないからな。
「は~い、どちら様でしょうか?」
『我は魔王軍の者だ、お前達勇者パーティーが破壊した水晶玉は高級品だ、市場価格である金貨7枚を貰い受けに来た』
「では中で話しましょう、どうぞこちらへ」
『うむ、お邪魔します』
「早速ですが、今日我々が不注意で損壊させてしまった水晶玉について、詳しい話をお聞かせ願えないでしょうか?」
『よかろう、あの水晶玉は……』
やはりあの呪いの術が込められた水晶玉は、えろ魔将サワリンの設置したものだったようだ。
当然狙いは俺達勇者パーティー、遺跡での異変が大きくなれば必ずやって来ると踏んだらしい。
「そうでしたか、こちらと致しましてはその魔将のサワリンさんという方や補佐の方と直接会ってお話がしたいと存じておりますが、可能であれば取り次いで頂けませんかね?」
『ならぬ、我の権限ではサワリン様の居場所を知ることは出来ぬのでな、ここで賠償金を支払うが良い』
「つまり、あなたはサワリンさんやその側近については何も知らないと」
『そうだ、我は単なる債権回収担当でしかないのでな、金を持ち帰らぬと処刑されてしまう、だから早く出すんだ!』
「そうですか、どうせ処刑されるというのであれば今ここで死なれては如何ですか?」
次の瞬間には、飛び出したマーサによって債権回収担当の体が放り投げられていた。
コテージの窓から飛び出したそいつは、外の芝生に叩き付けられるようにして落下する。
ばっちいのでそれ以上は触らず、ユリナの火魔法を窓から飛ばして灰にしてしまう。
その日はそれで打ち止めだったようだ。
しばらく酒を飲みながら待っていたが、もうドアがノックされることは無かった。
「あ~あ、マリエルが追い返したり、カレンが殺した奴が良い情報を持っていたかも知れんのになぁ~」
「ご主人様、反省しているのでそろそろ許して下さい、お尻が痛いです……」
「反省したなら許してやろう、あ、このまま尻尾をもふもふするから動かなくて良いぞ」
どうせ明日からも敵は刺客……というか使者を送ってくるであろう。
俺達はここでのんびりバーベキューでもしながら、えろ魔将サワリンについてのまともな情報を持った奴が来るのを待つだけである。
というかいつもならここでガンガン攻めてくるはずだが、今回の魔将は臆病なのか、本当に下っ端の何だかわからないような奴を小出しにしている。
遺跡なんて罠があっただけで敵自体は存在しなかったのだからな。
何か作戦があってのことなのであろうか?
※※※
「おはようございますご主人様、外が大変ですよ!」
「どうしたカレン、また何か悪戯をしたんじゃないだろうな?」
「違います、悪戯はちょっとだけしましたが……とにかく敵が沢山来ているんです!」
何だ、ただの敵か、外に出て確認してみよう、ちょっと騒がしいから結構な数が居そうだな……
なんと、コテージの前には下級魔族、それから気持ちの悪い魔物が大集結しているではないか!
大半がプラカードや横断幕を持っている、『金貨7枚払え!』だそうだ。
あと、昨晩俺達が殺害したと思しき魔族の遺影を掲げている奴も居る、その件に関して抗議しているようだな。
『あ~、テステス……我々は勇者パーティーの非道な行いを許さない魔族の会だ! 異世界勇者は出て来て謝罪せよ!』
何かメガホンみたいなのを持っている奴が声を張り上げる。
どうせ魔王が持ち込んだ文明の利器を応用したものであろう、この現代的なデモ集会みたいなのだっておそらくその類だ。
魔王め、ろくでもないことを教えやがって。
「おいっ! お前達の中に魔将サワリンの居場所を知っている奴が居るか? 会って話をしたい!」
『俺達が知るわけないだろう! 異世界勇者は早く謝罪せよ!』
『謝罪! 謝罪! 謝罪! 謝罪……』
「リリィ、全部処分して構わんぞ」
「はーい!」
全く何なんだ今回の魔将は、あんな下っ端連中ばかり寄越しやがって。
もっとドーンと打って出やがれ、こっちだって暇じゃ……暇だったわ。
本当に魔将はどこに居るんだろうな?
このキャンプ場の近くに居るとは思うんだが、回りは山々に囲まれている。
その中から探し出すのは困難であろう。
このまま向こうから来るのを待つという方針は変更しようがないな。
リリィがやっていた汚物の消毒が終わったようだ、そろそろ朝食にしよう。
「勇者様、そろそろ食材が無くなって来ましたよ、何とか補充しないといけません」
「お酒も全然無いですよ~っ!」
「困ったな、この辺りに村なんかないだろうしな、ジェシカ、何かアテはあるか?」
「う~ん、私の実家まで行けば食糧の備蓄はあるのだが、馬車で行くと1日かかるからな……」
「そうか、リリィに2人乗りするんしても俺とジェシカじゃ大変だろうしな」
「ご主人様、セラさんとジェシカちゃんなら2人乗せて飛べますよ」
それならそうしよう、セラがコントロールすれば初心者のジェシカでも落下する危険は無い。
何と言っても風が一切来ないのだからな、調子に乗ってアクロバット飛行でもしない限り大丈夫だ。
「じゃあセラ、ジェシカと一緒に食糧の補給を頼みに行ってくれ、マーサの野菜も忘れずにな、あと酒もだ!」
「わかったわ、すぐに行ってくる、バーベキューの準備をして待っていてちょうだい」
これで食糧問題は解決したといえよう、ここから長期戦だ。
今のところはピンチを招くような敵は出て来ないようだからな、じっくり粘ることとしよう。
「ミラ、食料が届くのは早くて明日、遅ければ明後日以降だ、今ある分で上手くやりくりしてくれ」
「ええ、おそらく何とかなるはずです」
火を熾し、もういつでも肉を焼けるという段階になったころ、遠くの空にリリィの姿が見える。
なぜあんなにヨロヨロ飛んでいるのだ? ジェシカの実家で何か大量に食って来たのか?
「ただいまっ! 勇者様、一応持てる分だけは今持って来たわ、野菜もお酒もあるわよ!」
「良くやったセラ! ミラ、節約はナシだ、パーッといこうぜっ!」
昼間から酒を飲んでやる。
ここに居ればジェシカの実家からどんどん食糧と酒が供給されて来るんだ、出来るだけ飲んでおかないともったいない。
バーベキューはコテージの湖側にあるテラスでやっているが、どうも山側が騒がしい。
様子を見に行くと、またしても魔族が集まり出していた。
『勇者パーティー活動反対集会』だそうだ。
面倒だからある程度数が集まってから始末しよう、リリィも飛んで来て疲れているだろうしな。
「ねぇ、さっきは魔族が大半だったけど、今度は魔物の数が多いみたいね、何なのかしら?」
「さぁな、こんな所に来るほど暇な魔族が少なかったとか、どうせそんなとこだろう」
集まってくる下級魔族連中を無視して飯を喰らい、酒を飲む。
気が付くと日も沈みかけている、日没と同時に、良くわからない反対集会が始まったようだ。
『異世界勇者はヤメロ~っ!』
『ヤメロ~っ!』
『勇者パーティーは解散しろ~っ!』
『解散しろ~っ!』
全く懲りない連中である、しかも雑魚ばかり。
リリィがもうダルいとか言い出したため、今度はユリナの火魔法で片付ける。
近いからこっちまで熱いっ! これ以上やったらコテージが火事になりそうだ。
その後も1日2回、魔族や魔物たちが集まって来て変な集会を始める。
なんだかどんどん魔物の割合が多くなっているような気がするのだが?
魔族の構成員は在庫切れ寸前なのであろうか。
3日後、ようやく頼んでいた食糧と酒が届く。
「遅かったではないか、何かトラブルがあったのか?」
「ええジェシカ様、実は途中の街道で魔族が座り込みをして進路妨害を……」
そんなことまでしてやがったのか。
幸いにも弱っちい奴ばかりで討伐にはそれほど苦労しなかったという。
とはいえ鬱陶しい連中だな。
輸送部隊には食糧をじゃんじゃん持ってくるように頼み、俺達はコテージに篭城した。
「おうおう、今日も集まってきたな、本当にご苦労なことで」
「完全にただの嫌がらせね、サワリンはレーコの手法を真似たのかしら?」
「私もここまではしていないはずですよ、これは鬱陶しすぎます!」
いやレーコさん、偽勇者1,000人はなかなか鬱陶しかったですよ……
どれが魔族でどれが魔物なのかは見ただけでは判断が付かない。
ステータスを確認すれば良いのだが、もはやそれすらも面倒である。
どうせまた安定の下っ端ばかりなのだからな。
「そろそろ参加者の流入が止まったようだな、リリィ、殺って良いぞ!」
リリィはもう前に出て行くのも面倒なようだ。
コテージから程近い場所でドラゴン形態に変身したせいで、手前の柵に尻尾が当たって壊してしまった。
自費で弁償して欲しい。
壊した柵を気にもせず、面倒臭そうに放ったリリィのブレスが数千の魔族・魔物連合軍団を焼き払う。
あっという間に全滅だ、本当にチョロいな。
「ご主人様っ! 1匹だけ生きている奴が居ます!」
「何だ珍しい、他のやつの陰に隠れたのか? ほう、あいつだな……おいヤバいぞっ、リリィも下がれっ!」
リリィに代わり、少し慌てた様子の精霊様が前に出る、とんでもない奴が紛れていやがった!
油断させておいて一撃か、初歩的な手に引っ掛かってしまったようだ。
精霊様が分厚い水の壁を張るのと、敵が巨大な火球をこちらに投げるのとがほぼ同時であった。
ぶつかり合った水と火球から生じた大量の水蒸気が視界を遮る。
何も見えなくなってしまった、まぁまぁなピンチである……
2019年11月の半ばから投稿を始めましたが、およそ1ヵ月半でここまで来ることができました。
2020年になってもまだまだ続けていこうと思います。




