表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
714/1360

713 情報提供者とは

『いっただっきま~っす!』


「……うん、美味しいわねこの手羽先の何か、ここの郷土料理か何かかしら?」


「わからんが、とにかく見慣れないものばかりだろう、俺は見たことある気がするけど」


「そうねぇ、で、外が騒がしかったのはどういうことだったわけ? さっきお風呂に行くときに見たんでしょ?」


「あぁそれな、そっちは今のところ向こう側の3人が対処しているから安心だ、後でもう一度様子を見に行って、差し入れでもしてやろう」


「相変わらず悠長な異世界人ねぇ……」



 元々は庁舎であること建物の入口に殺到している裏切り者の信者達、もちろん現地住民なので『今のところは』庇護対象なのだが、向こうはこちらに対して敵意を向け、さらには殺意をも表明している状況。


 そしてその人々、つまり調子に乗った犯罪組織の支配に対して反旗を翻し、収容キャンプから脱走した現地住民を狙うのは、先程食糧を頂いた中央キャンプの獄長、殺しても10分でリポップするわけのわからない生物だ。


 今ここに存在している2つの面倒な要素に、これからもう夜だというのに対処しなくてはならない。

 もちろんムカつく言葉を投げ掛けてくるであろう、殺到した民衆をブチ殺さないようにだ。


 そのかなり面倒なミッションから逃避すべく、風呂上りの俺や、状況を見知っている他の3人を含む勇者パーティーのメンバーは、出来上がった『でら美味い』料理の並ぶテーブルを囲み、知らないフリをして食事を続ける。


 だがそんな楽しい時間もあっという間に過ぎ去り、さすがに酒を飲んでドンチャン騒ぎというわけにもいかず、ひとまず正面玄関上の廊下で対処している紋々太郎達に合流すべく部屋を出た……



『我等の首長様を返せーっ!』

『返せーっ!』

『犯罪組織は出て行けーっ!』

『出て行けーっ!』

『ついでに首長様と敵対する奴等も出て行けーっ!』

『出て行けーっ!』

『この町は首長様のものだーっ!』

『ものだーっ!』


『ぎゃぁぁぁっ! 誰か助けてくれっ!』

『何だこのデカいのはっ!? 誰かっ! だれ……ほう、助かったみたいだ、でもどこからっ?』

『見ろっ、あの窓から攻撃したんだっ!』

『本当だっ! やいっ、俺達に攻撃が当たったらどうするつもりだったんだっ!』

『出て行けーっ! 出て行けーっ!』



 先程風呂へ行く途中、ここに立ち寄った際もなかなかカオスな状況であったのだが、さすがにここまでではなかった。


 民衆は叫び、窓に見える紋々太郎ら3人に対し、この町の首長である、いやつい先程『○○』を失って倒れ伏し、今は俺達による処刑を待つのみとなっている裏切り者、ボールカッターの返還を求めている。


 さらにはこちらの退去も、この町がそのボールカッターのものであることなども主張しているのだ。

 もはや独裁者を支持する馬鹿共でしかないのだが、この地域ではもうひとつ、これとは別の狂信者グループが存在しているのだから笑えない。


 しかも紋々太郎他によって現実に命を助けられた瞬間を自認し、周りもその瞬間を確認しているにも拘らず、そのことを理由に、というかいちゃもんを付けてさらに批判の声を高めている様子。


 通常であれば、もし今回の作戦が俺達勇者パーティー単独でのものであったとしたら、もうこの時点で皆殺し、お集まりの皆様は既に灰となって風に乗り、自然に還っていった後であるはずだ。


 それを考えるとこの紋々太郎、新キジマーもフォン警部補もだが、非常に心優しい性格なのだな……まぁ紋々太郎のビジュアルはアレなのだが……とにかくもう少し近付いて様子を見よう……



「うへぇ~っ、近付いてみるとさらにアレだな、リアル地獄絵図みたいになってんな」


「てかあの人達、後ろで仲間が殺されまくっているのにそれは気にしていないわね、こっちに向かって何か抗議することが命よりも大事なのかしら? あんな裏切り者の魚顔野郎のために?」


「だろうな、完全に心酔し切っているんだ、まぁ、最初は奴の術でやられて無理矢理信じさせられたんだろうが、今となってはもう……」


「何だかさっきよりも状況が悪化していますね、これ、もしかしたら殺到している信者達が全員死ぬまで続くんじゃないでしょうか?」


「そう見えるが、少なくとも近くまで来ている連中は大丈夫なんだよな」


「守られているものね、てか、自分が守られて、命を救われているのに、どうしてその救ってくれている相手にあんな感じで文句が言えるのかしら?」


「馬鹿だからだよ、そういう奴は本当に多い、まぁいざとなったらその今まで罵声を浴びせていた対象に救助要請をするんだけどな」


「あら、厚顔無恥ってやつね、でもその後はそっちに心酔したりするの?」


「しないぞ、そういう奴は自分の安全が確保出来ればそれで良いんだ、もちろん救助された後、救助してくれた側の些細な落ち度を列挙して、さらに批判を強めることで自己の主張をだな……」


「……何だか良くわからないけど、そういう最低な連中が居るってことだけは認識したわ」



 眼下に広がるおかしな光景について、常人には到底理解し得ない思想を持った連中がこの世界にも、そして他のどこかの世界にも居ること、そしてこの光景を作り上げているのがそういう連中であることを皆に説明し、一応の理解を得る。


 しかし実際に見ていると本当に凄まじい光景だな、人々を助けるべく、その後方でリポップを繰り返す獄長に対して、一撃必殺の攻撃を加えている3人。


 にも拘らずその助けた相手からは罵倒され、それと同じ属性を持つ連中からは断続的な退去勧告と、この地域の、そして島国全体の裏切り者を返せなどという無理難題の要請がある状況。


 さすがにかわいそうなのでそろそろ代わってやるか? せっかく差し入れも持って来たのだし、ここらで少し一服して頂くことにしようか……



「みなさ~ん、お夕食をお持ちしましたよ~っ」


「……うむ、非常に助かるよお嬢ちゃん達、勇者君も、もう遠くの的を狙い続けて目が疲れてしまってね、ほら、かなり充血しているだろう?」


「いえ、グラサン越しなんで全然わかんないんですけど……とにかくちょと休んで下さい、獄長の方はこっちで対処しておきますから」


「まぁアレを目覚めさせちゃったのは、というか完全討伐に至っていないのは私達みたいなところもありますしね、迅速な食糧調達のため仕方なかったとはいえです」


「……ではあり難く休憩させて頂くよ、この場でしゃがみ込んで食べれば良いからね」



 慣れた手つきで手羽先の骨を外していく3人、意外とこういうのを食したりするようだ。

 で、俺達は殺到する民衆に対峙しなくてはならないのだが……正面から顔を見るとより一層殺したくなるな。


 まぁ、ここはとりあえず俺の出る幕ではなさそうだ、野郎である俺が喋ったところで、大半が野郎である民衆の心には全く響かないのである。


 ここはいつも通り、普段はリアルに王女としての高い身分を有している、カリスマ性モリモリのマリエル殿下にどうにかしていただこう……



「……お集まりの皆さんっ! 私の声が聞こえますかっ?」


『聞こえてるけど知らにゃーよっ!』

『あっ、待てっ! あの人だっ! ビキニアーマーの聖人だっ!』

『知らんがなそんな奴、お前でぇれ馬鹿だろっ!』

『何だとぉぉぉっ! もう一度言ってみぃっ!』

『やかましいがねお前等! 首長様を返せーっ!』


「ダメみたいです……」



 より一層カオス度が増してしまったようだ、これでは話を聞かせるどころか、もはやこの廊下の中、隣同士での会話もままならないではないか。


 ここはしばらく黙って……と、後ろの方の空中で肉片がムニムニし出した、どうやら時間の経過によって、獄長がリポップするようだ、まずはその対処だな。



「ユリナ、ちょっとアレ、あ、あの変な肉塊が話題の獄長なんだがな、今のうちに殺してみてくれないか?」


「え? 敵が完全な状態になるまで待たなくて良いんですの? こういうときは『くそうっ、なんてことだっ!』とか言いながら、何もせずに変身とか再生が終わるのを待つべきじゃ……」


「うん、もうそういうの面倒だしさ、しかもあの状態でもう一度死んだらどうなるか確かめたいだろう?」


「確かにそうですの、じゃあ遠慮なく……ジュッと」



 ユリナが放った得意技、レーザー火魔法は、いまだ再生途上であり、直径2m前後の宙に浮く肉塊であった獄長に直撃、瞬間敵に焼き尽くした。


 そこからしばらく、やかましい民衆に対して声掛けを試みたり、むしろ隠れて居なくなった感を出したり、ついでに正面玄関を破って中へ侵入しようと試みる者を牽制したりと、様々なタスクをこなしながら待機した。


 なお、この庁舎の唯一の『まともな』出入り口はその正面玄関、俺達が出入りする際には別の、民衆が集っていない窓からということになり、非常に不便な状況にある。


 早くこれをどうにかして、平和で平穏な滞在と、それから次の敵を討ち滅ぼすフェーズへの突入を……と、そこでまた空中に肉塊が出現した、今度は完全に戻るまで待ってみよう……



「相変わらずキモいわね、あ、ほら、獄長の形になって……え?」


「キモッ! 何かちょっとアレだな、脱皮に失敗して奇形になった虫みたいな感じだな」


「ご主人様見て下さい、肩から顔が生えてます、最初のより強そうですよ」


「あぁ、禍々しい分そう見えるが……特に強さは変わっていないようだな、あの見た目で弱いとかもう詐欺だぞ」


「つまんない人です……」



 今度はかなり強いのでは? そう思わせる見た目に変化した獄長、何となくそこら中がボコボコしていて、肩には第二の顔、腕は何やらトゲトゲの付いた鉄球のような形状となっている。


 だがそれでも強さは変わらず、おそらくここからリリィが石ころを投げれば、まるで湿った金魚救いのポイでも破るかの如く、いとも簡単に貫通してしまうであろう。


 せっかく強そうな敵を見つけたにも拘らず、実は弱かったと知ってシュンとするカレンをナデナデしながら、とりあえずもう一度、被害が出る前にその獄長をブチ殺しておく。



「まぁ、消えてもまたリポップするんだよな、このままじゃ埒が明かないけど、一体どうするべきなんだ?」


「主殿、もしかしたら、いや可能性は低いと思うのだが、あの2匹の裏切り者共の秘書、彼女らに聞いたら何か知っていることがあるかも知れないぞ」


「う~む、どうかな……まぁあの獄長はかなり名の通った犯罪組織の上位構成員だろうし、ボールカッターとかもう1匹の方とかと何らかの繋がりがあったとしても不思議じゃないか……」


「だろう? 念のため、あのおかしな生物について何か知らないか、裏切り者共が話しているのを聞いたことがないか、確認しておくと良いと思うぞ」


「まぁ、何も情報がない状況よりは、ダメ元で聞いてみた方がマシか、うむ、じゃあそうしよう、ここで班を2つに分けて、片方は民衆と獄長への対処、もう片方は秘書2人をソフトに拷問してやろう」



 拷問する、といってもかわいそうなのでそこまで酷いことはしない、まぁ2人のうちツンツンメガネの方には別に聞きたいこともあるため、少し脅しを掛けてもみるつもりだが。


 というか、そもそもあの2人が獄長について何か知っている可能性は限りなく低い、ここは『もしかしたら別の情報提供者を紹介して貰えるかも知れない』ぐらいの気持ちで臨もう。


 ということで残していくのは投石を含む遠距離攻撃が出来、獄長への対応がスムーズなセラとリリィ、ユリナ、それから民衆説得用にマリエルとジェシカ、最悪の場合それらを幻術でどうにかしてしまうためのサリナとし、他は部屋へと戻った……



 ※※※



「ちょっとっ、何をするというのですかっ!?」


「う~ん、まずは2人共100叩きの刑だな、これは拷問だ」


「ひぃぃぃっ! 知っていることは何でも答えますから、叩くのはせめて5回ぐらいに……」

「そもそも拷問なのか刑なのかハッキリして下さい、あと、雇用主の情報についてはどれだけ叩かれたところでお答え出来ないのでご容赦を」


「強情な奴だなこのツンツンメガネは、まぁ雇用主、というか裏切り者について聞きたいのもあるが、今回はまた別の情報を欲しているんだ、わかったらサッサとこっちへ来いっ! あ、清楚ちゃんは精霊様に痛め付けて貰え、ツンツンメガネは俺が直々に尻をペンペンしてやるっ!」


「そんなっ、ちょっ、あなたみたいな人に……いったぁぁぁっ! ごめんなさいっ! どうか許して……ひぎぃぃぃっ!」



 部屋へと戻り、早速2人に対する拷問を始める、俺が担当しているツンツンメガネはかなり打たれ弱いようだが、精霊様が痛め付けている清楚系の、ボールカッターの方の秘書は、ルビアが回復魔法を掛けつつではあるものの、必死に耐えている様子だ。


 しかし、予想とは逆に清楚系の子は口が固く、ツンツンメガネの方はアッサリ情報を吐きそうだな。

 尻を100回叩き終わったところで既に半べそ状態、これからさらに強烈な……などという脅しをしておけば何でも喋りそうな感じだ。


 で、そんなツンツンメガネに、まずはあの獄長の存在について知っているのかどうかについて尋ねてみる。

 声に出しては答えないのだが、コクコクと頷いているということは知っているということだ。


 まずは第一関門を突破、そもそもこの2人が獄長の存在自体を知らない、という実に残念な結果に終わってしまうということだけは避けられたのである。


 ということでここからは、もっと詳しい部分について質問していこう……ちなみに清楚系の秘書の方は、あまりに反応が鈍く、ムキになった精霊様にまだシバかれているようだ……



「で、その獄長について何を知っている? 名前とかはどうでも良いが、特徴、主に弱点などだな、どうだ?」


「そ……そういうことにお答えするのは……」


「そうか、じゃあ次はこっちの鞭を使って痛め付けようか、服は破れると思うから脱いだ方が無難だぞ」


「ひぇっ……あっ、あっ、あのっ……直接的な情報じゃなくて、その……獄長、というか死んでもリポップする巨大な何か、犯罪組織構成員のことですよね? それについて知っている方を……ということではダメでしょうか?」


「ふむ、そうだな、どうしようかな~」


「おっ、お願いしますっ! それで、その情報で鞭打ちだけはご勘弁をっ!」



 こうも上手くいくと逆に怪しくなってくるのだが、ツンツンメガネの必死な表情を見る限り、特に俺を騙そうとしているとか、計画通り、などと思っているとは考えられない。


 とにかく自分の口からではなく、やはり居た『詳しい方』へ取り次いでくれるようだ。

 ツンツンメガネの話しによると、その『詳しい方』は元々この町で雇われていた諜報員とのこと。


 つまり町側、ボールカッター側から、もう1匹の支配者である皇帝的なポジションの首長を監視し、情報を集める役割を担っていた人物であるという。


 で、なぜそれをツンツンメガネが知っているのかといえば、その諜報員が普通に、記者として秘書である自分に接触していること、にも拘らずもう1人、敵対関係にある馬鹿の秘書同士ではあるものの、普通に仲が良い清楚系とは町の体制内部の人間として話をしているのを目撃、そこで色々と悟ったとの供述。


 そしてその諜報員、西方新大陸からやって来た犯罪組織によるて国全土の制圧後、この秘書2人と同じように、裏切り者の関係者としてここへ残された、この2人と近いタイプの存在でもある。


 で、その諜報員についてだが、この2人と同じく町やそこの住民を裏切り、犯罪組織側に与するつもりは特にないらしい。


 もちろんその内心がバレてしまうことのないよう、ボールカッターから指示を受ければそれなりの動きをしていたものの、それ以外の状況においては独断専行、犯罪組織の情報を、コッソリ探って蓄積していたのである。


 つまり、その諜報員に取り次いで貰いさえすれば、獄長のみならず次の敵である皇帝的裏切り者、その他この地に蔓延る犯罪組織連中の討伐にも資する、素敵な情報をゲットすることが出来る可能性が極めて高いということだ……



「うむ、じゃあわかった、そいつにコンタクトを取って、しかも俺達への協力を取り付けることに成功すれば、この痛そうな鞭でシバき倒すことだけはしないでおいてやる」


「ありがとうございますっ! ですがコンタクトを取るといってもそんなにすぐには……」


「そうか、じゃあそれまでは待ってやる、いつまで待つかといえば……まぁ5分程度だな」


「短っ!? いや何でもございませんっ!」



 とにかく待ってもいられないため、こちらが能動的にその諜報員を捜索、コンタクトを取る他ない。

 だがツンツンメガネ曰く、そいつはこちらから出向いても会うことが出来ず、一方通行的に来るのみなのだという。



「……いえ、本当に不思議な方でして、いつも記者としてインタビューしていたときも、それから私が諜報員だと気付いたときですね、そのときもやっぱりそうだったんですが、絶対に上からしか出現しないし、床に下りて来ることがないんですよ」


「何だそれ? 忍者か何かなんだろうが、記者に化けてインタビューするならそこはしっかりしろよな」


「ですよね、まぁ『忍』なんじゃないかといのは最初から思っていたことなんですが……私の雇用主は頭が悪くてですね、完全に『一方的に味方してくれる忖度メディアの方』だと思いこんでいたようで」


「どんだけ馬鹿なんだよその首長は、しかし向こうからしかコンタクト出来ないとは……いや、ここは気合を入れて見つけ出すしかないな、早くしないとだし、具体的な作戦としては……」


『その必要はないわよっ!』


「……誰だよ? 天井の……そこか、隠れていないで出て来やがれ」



 全く気配がなかったのだが、声を聞いた瞬間にそこ、天井の板の裏に何かが居ることを把握した。

 カレンもマーサも、その他のメンバーも気付いていなかったのが凄い、かなりレベルの高い忍のようだ。


 そしてそんなことよりも何よりも、天井板を外して出現したのが、どこかで見たことのあるようなないようなという顔の、明らかなオカマであったことが印象的であった……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ