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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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708 ボールカッター

「え~っと、こっちが先に行く方で……おいお前、この町の首長はこの建物の中に居るんだよな?」


「さ、さっきまでは居た、間違いなく居たっ!」


「そうか、嘘だったら蘇生させてもう一度殺すからな」


「一度も殺さないでくれぇぇぇっ!」


「ダメに決まってんだろそんなもん、お~い、もうコイツ要らないし、誰か処刑してやってくれ」


「……イヌマー、サルヤマー、お前等がやれ、お前等の汚らしさはこのゴミと同じぐらいだからな、ほら、『鮫皮おろし』を貸してやる、これでワサビの如くゆっくりと削りおろしてやるんだ」



 臭く汚い、しかも漏らしまくり、嘔吐しまくりデブの処刑を犬畜生とチンパン野朗に押し付け、俺達は目的である豪華な建物へと向かう。


 先程までターゲットがそこに居たという情報が真実であれば、今のところはまだ遭遇出来る可能性が高い。

 ついでに犯罪組織の幹部も一緒に居てくれると助かるのだが、まぁそう上手くはいかないのであろうなといったところ。


 まずは市長的な野郎を始末し、次に皇帝ポジションの裏切り者、その後に犯罪組織の幹部連中に手を付けていくというのが妥当な流れだ。


 と、そういえばもうひとつ、この地域の神様として、既に討伐した陸海空の3体に続く、4体目の、しかも最強としか思えない何かが存在しているはずなのだが……今のところそいつに関する情報がないな……



「……着いたな、ここが目的の庁舎だ……入り口に居る門番を脅迫して話を聞こうか」


「ええ、そうしましょうか、オラァァァッ! 侵入者様の御成りだゴラァァァッ! ブチ殺すぞテメェェェッ!」


「なっ、何なんだ貴様等は? 原住民? ということはあの恐ろしい男の遣いか?」


「は? 何だよ恐ろしい男って、そんな奴が俺様やこの英雄紋々太郎様、それから西方新大陸からやって来たフル○ンPOLICEのフォン警部補様以外に居るってのか? あんっ?」


「勇者殿、確かに俺は西方新大陸からやって来たPOLICEだが、フルチ……いや、別に良い、続けてくれたまえ」


「き……貴様等違うのか? あの恐ろしい男、『ボールカッター』の部下じゃないと……ってことは侵入者だなっ! 出合えっ! 出合えぇぇぇっ!」


「だから最初から侵入者だって言ってんじゃん、お耳聞こえてますか~っ?」



 正面入口と思しき門の前、そこからワラワラと沸いて来る敵兵、犯罪兵共、皆金太郎飴でも切ったのかというぐらいに同じビジュアル、サイズの連中だ。


 きっと名前などもなく、今から俺達に殺されるためだけに生まれてきた、非常にかわいそうなモブNPCなのであろう。

 だが最初の1匹は残し、ひとまずその恐れている『ボールカッター』とやらの情報を引き出す必要がある。


 まぁ、聞くまでもなく、十中八九その『ボールカッター』こそが俺達の最初のターゲットである市長的な裏切り者、或いはその部下のやべぇ奴に違いないのだが、一応確認をしておくことは大切なことなのだ……



「はいっ、じゃあそっからそこまでまとめて死になさいっ!」


『ぎょぇぇぇっ!』


「こっちは私が殺して差し上げますの、感謝して欲しいですわっ!」


『あげぇぇぇっ!』



 ということでインスタントに敵の群れを一掃し、上手いこと最初の1匹だけを残して消滅させる。

 何が起こったのかさえわからないという表情の門番犯罪野郎、まぁ俺達の恐怖はこれから嫌というほどに思い知らせてやろう。


 まずは鬱陶しい増援がここへ到達しないよう、建物の正面玄関を破壊し、瓦礫で埋めておく。

 俺達が入る際にはこれをブッ飛ばし、ついでにこれからその撤去作業に従事していくのであろう敵も巻き込めばなお良い。


 で、尋問、いや拷問対象の門番野郎は脛の骨をカチ折ってその場に平伏させ、全員で取り囲んで罵声を浴びせながら質問事項の伝達に入る……



「で、その『ボールカッター』というのはどういう身分の奴で、どういう属性で、どんな攻撃をしてくるやべぇ奴なんだ?」


「いでぇぇぇ、いでぇよぉぉぉ……」


「質問に答えやがれこの無能野郎がっ! 俺達の役に立たずして、お前は何のためにこの世に存在しているというのだ……と、ルビア、一応怪我だけ治してやれ、このままじゃ埒が明かない」


「わかりました、じゃあ適当に……」



 大変貴重であり、コイツの全財産と残りの生涯を300回費やしてもその価値を弁償出来ないであろうルビアの回復魔法、それを受けたゴミ野朗は落ち着きを取り戻した。


 まぁ、もちろん足は変な方向に曲がったままの治療であり、この状態では歩いたり、そもそも立ち上がることさえ不可能なのだが、もうどうせコイツには立ち上がる必要がない。


 このまま地面とキスしながら、恐怖と絶望、信じられない苦痛に苛まれつつ、初対面の俺様や愉快な仲間達に社会通念上あり得ない態度を取ったこと、そして汚く顔面もキモいことの罪を償うのだ。



「……それで、もう痛まないのであれば早く答えてくれないかね? その……何とやらという人物についてだ」


「ぼ……ボールカッターはこの町、鶴の舞い公園大観音市の市長だった、いや今も名目上は市長をしている男だ」


「ほう、あの『でら安全都市だがや宣言』とか何とかを出して、この町に住む人々がお前等のような薄汚い犯罪組織の連中に抵抗出来なくした裏切り者、そうだな?」


「そうだっ、奴は原住民で肌も白くない、差別対象のはずなのに、この地域を管轄し、ダンゴの供給をになう組織の大幹部に取り入って、俺のような一般構成員よりも良い生活を……ふげぽっ!」


「そんな話はどうでも良いんだよっ! 聞かれたこと以外ベラベラ喋ってんじゃねぇよこの出来損ないがっ! で、そいつが『ボールカッター』などと呼ばれ、恐れられている所以は?」


「……奴は……奴は噛むんだよ、人の大事な『○』をっ! 勝手にっ! ニッコニコ顔で噛んで、引き千切るんだっ! あぁぁぁっ! なんて恐ろしい奴なんだぁぁぁっ!」


「おい何だよ『○』ってのは、肝心なところを自主規制してんじゃねぇ」


「だから『○』だよっ! ほらっ、貴様も2つ持っている、最も大切にしなくてはならない『○』だっ! 本当にかけがえのないもの、いやブツだろう? それを噛むんだっ! あの男は噛むんだぁぁぁっ! ぎゃぁぁぁっ! はひっ、アハハハハッ! フヒーッ!」


「……ダメだ、発狂しやがったぞ……なぁ勇者殿、コイツの言う『○』ってのはもしかしてだ」


「あぁ、きっと『○』、いや2つセットだから『○○』のことだな、もっと良い感じに表現すると『凸』か……」


「なんと恐ろしい……」



 恐怖しているのは俺やフォン警部補、それから新キジマーぐらいのものだ、紋々太郎は自慢の褌でガッチリとガードしているし、犬とサルはそれが何のことを指しているのかわかっていない様子。


 そうだ、もしかしたら危険極まりない、うっかりすると本当に『齧られてしまう』ような相手かも知れない。

 ならばこのゴミ2匹、いや2つを前に立たせ、どういう感じになるか実験してみるべきだ。


 そうすればこちらは、生きて帰るべき者はノーダメージ、そしてゴミの処分と共に、嘘など付かずともそのゴミに、本当に『名誉の戦死』を遂げさせることが出来るではないか。


 ということで身に危険を感じているメンバーは比較的後ろへ、そして勇者パーティー前衛を一応の先頭とし、その真ん中に紋々太郎という隊列に。


 さらに前には2つのゴミ、まぁアレだ、俺達を守るためのバンパーのようなものだ、それを小突きつつ前進する感じで、いよいよ建物の中へ入るフェーズへ移行する。


 と、その前に先程崩した入口、ここをブッ放して瓦礫を、そしてその瓦礫の反対側から声がしていることからもわかるように、奥で勝手に撤去作業を始めているのであろう犯罪者共、または現地民の裏切り者をまとめて始末するのだ……



「じゃあマーサ、パパッとやってしまいなさい」


「え~っ、動くと暑いからヤダ」


「ちょっとだけ我慢してくれ、ほら、この建物は恐ろしく高級だ、でればそう、ここを制圧すれば、どこかの部屋には間違いなくあの神様、いや『涼しい風の出る神様の宿った魔導装置』が存在しているはずだ」


「えっ、それホント?」


「本当だとも、もし嘘だったらそっちの犬畜生とチンパン野朗を殴り殺しても構わんぞ、あ、手が汚れるから鈍器でな」


「わかったわ、そこまで自信があるなら私頑張っちゃうから、いくわよぉ~っ……」



 暑さでダレてはいるものの、比較的チョロいままのマーサを上手く使って瓦礫の撤去作業を始める。


 まぁ撤去といってもほんの一瞬だ、ワンパンでドカーンッとやれば、そこには元通りの入口と、つい今までは生きて動いていた『赤いシミ』が残るのみであった。


 しかし結構生き残っている連中が居るようだな、あまりの衝撃に呆けていたり、鼓膜が破れて耳を押さえていたり、あと内臓が破裂してあとは死ぬだけの奴も多いようだが、奥の方ではノーダメで、ビックリしたぐらいの状態で生きている奴が多数。


 その中にはなんと女性の姿……この島国の人間のようだ、格好からして何か秘書的な身分の奴なのだとは思うが、それが2人、無傷ではあるが腰を抜かした状態で生存していた。


 そうだ、この2人をとっ捕まえて案内係にしよう、片方は清楚系で片方はツンツンメガネ委員長系、2人共かなり可愛いし、何よりも島国の人間だ。


 少なくともこの庁舎のどこかに居るはず、これまでに得た情報から推測するに間違いなくまだどこかへ行ったりはしていないはずの『ボールカッター』、それに取り次ぐことが出来る可能性が最も高そうな2人なのである……



 ※※※



「こ……殺さないで下さい……お願いします殺さないで……」

「私達は別に犯罪組織、というか西方新大陸から来た征服者ではありません、見ればわかると思いますが、だから何も悪くないんです」


「何も悪くないのにこんな所で、敵が本拠を構える町のこのような重要拠点をウロウロしている、その時点でもうおかしいんだよお前等は、どうして収容キャンプに入れられていないのか、その辺りをキチンと説明出来るか?」


「それは……あの、その……私達はそれぞれ、住民の皆様を裏切った2人の首長の秘書でして、成行で仕方なくそのまま居るだけなんです、本当ですっ」

「そうですよ、私達は雇用主の意向でここに留まり、仕事を継続しているだけなんです、しかも公務として、これには私達の意思が介在する余地はなくてですね……」


「あ~、わかったわかった、フォン警部補、とりあえず2人を逮捕してくれ」


『そんなぁっ!?』



 何か理由がある、というかその理由ももはや判明したのであるが、だからといって『裏切り者の秘書』を放っておくわけにもいかないのである。


 まぁ確かに公務として、命令に従ってやっているだけなので、本人らの責任は限定的だと思うのだが、それでも一応は身柄を拘束し、後に裁く必要があるのは事実だ。


 で、縄で縛り上げつつそのまま話を聞いていくと清楚系の方が市長的裏切り者の秘書で、ツンツンメガネの方が皇帝的裏切り者の秘書とのこと。


 お互いのボスは非常に中が悪く、それがこの地域について、犯罪組織に付け入る隙を与える次元の中の悪さであったものの、秘書同士は普通に、プライベートでも飲みに行っていたほど仲が良いのだという。


 で、今もちょうどツンツンメガネの方が、もうひとつの豪華な庁舎、即ち皇帝的裏切り者が滞在している建物から、その協力している犯罪組織の構成員によって、ちょっとした仕事のために派遣され、こちらへ来たところであったのだそうな。


 まぁ、2人が何のためにここに居たのか、これからどこへ行くつもりであったのかなどはもうどうでも良いとして、ここで重要なのは、2人のうち清楚系の子が『ボールカッター』の秘書であるという事実だ……



「おい、お前はその市長的な裏切り者の秘書ってことで良かったよな? それはつまりだ、今奴がどこに居るのか知っているってことでもあるよな?」


「え、ええ、知っていますし、そこまで案内も出来るんですが……もしかして戦うおつもりですか?」


「馬鹿言うんじゃねぇ、戦うんじゃなくて殺すんだよ、こちら側が一方的に、蹂躙して惨殺するんだ」


「それは無理なんじゃ……あの、首長様は確かに裏切り者で馬鹿でアホでマヌケで、息も臭いし脇も臭いし脂ギッシュで……でも強さだけは確かなんです、それはもう人族とは思えないほどで……」


「それはアレだろ? 人の大切な『○○』を噛んでしまうとかそっち系だろう? そこは大丈夫だ、見ればわかると思うが俺達の仲間は女の子主体だからな、あと捨て駒も2つある、それともこの内容じゃ不足なのか?」


「ええ、首長様はその戦闘の強さというよりは、相手に呪術のようなものを掛けて無力化してしまうんです、そう、この町で収容キャンプに入れられている人達みたいに、特定の相手に対しての攻撃の意思を奪われてしまうんですよ」


「そうかそうか、そりゃ難儀なことだな、じゃあとりあえず案内だけしろ、尻をぶっ叩かれたくなかったらな」


「えぇ……今の私の話、ちゃんと聞いていましたか……」



 聞いていたも何も、その程度のことでビビる俺達ではないし、その幻術系の呪術? に関してであれば、おそらくこの世界で右に出る者は居ない位階にあると思しきサリナ大先生がいらっしゃるので安心だ。


 そのことを渋る秘書2人にもしっかりと伝え、鞭を取り出して振り回し、これで尻を打つぞと脅して案内を開始させる。

 叩かれては敵わないと必死に前へ進み、俺達を案内していく2人、今のうちに、歩きながら敵の情報を引き出しておこう……



「で、その市長的なポジションの裏切り者は何なんだ? 話を聞く限り人間がやることとは思えない、それはもうとんでもないことを特技としているようだが?」


「ええ、私もそうは思うんですが、やはり近くに居ると呪術の影響なんでしょうか、あまりそれがおかしなこととは思わなくて……」

「でも聞いたことがあります、その……不快なモノは実際には噛んでいるのではなく、噛んだと、噛まれたと思い込ませているだけだと」


「……それで、噛まれたと思い込んだ方は本当にそのダメージを負う、そういうことかね?」


「ええ、あくまで聞いた話なのですが、確かにあんな不快で不潔なモノを口で噛むなんて……」



 ノーシーボ効果というやつなのであろうか、とにかくその裏切り野郎は実際に人の『○○』を噛み千切ってしまうのではないらしい。


 ツンツンメガネの予想ではあるのだが、自らの術式によって『噛み千切られたと強く思い込ませる』ことによって、『実際にそれがあったのと同様の結果をもたらす』ということをしているようだ。


 まぁ実際のところどうなのかということについては、先頭を行かせている犬畜生とチンパン野朗を犠牲にして確かめれば良いこと。


 こいつらが『○○』を噛み千切られ、悶え苦しんでいる間ぐらいにはサリナ大先生による敵の術式の解析が終わるはずだし、そうすればもう討伐するのは容易いことであろう。


 問題はそのボールカッター野郎を討伐し、息の根を止めた際にどうなるのかだ、今この町に出されている何とやらの宣言が将来に向けて撤回され、収容キャンプに押し込まれている人々に反乱意識が芽生えるのかどうかということ。


 もちろん奴が死ねばそれなりに何かあるのだとは思うが、死んだ瞬間、当然にその術式の効果が切れるのか、それとも何か手続を踏まないと元には戻らないのか。


 そして、最悪なのは奴が生存している間に、何か行政手続的な手順を踏まないとならない、それがないと永遠に人々い対する抑圧が消えないというパターンである。


 これだとしたら本当に厄介だし、このパターンの可能性が残っているうちは、下手にブチころしてしまうことも出来ないのだ。


 ここは慎重に判断しなくてはならないのだが、もしそのパターンで、かつ敵の『ボールカッター』が危険極まりないデンジャラス技であった場合、これが最悪の中の最悪、本当の地獄はこの重なりが生じたときである。


 まぁ、その際にはもうこの地域の人々による反乱という攻撃方法は諦め、裏切り者をサッサと始末したうえで、俺達の力をもって解放を進めるしかない。


 そのような事態にはなりませんようにと祈りつつ、2人の秘書の後を追うようにして階段をいくつか上り、どんどん豪華になっていく建物の内装を眺める……と、そろそろ最上階のようだな。


 壁や天井の豪華さにはより一層磨きが掛かり、そして磨きが掛かりすぎた床は反射し、ちょうど俺の前に居るミラのパンツが映りこんでしまっている、当然他の仲間達も……ダメだ、和装的な格好をした紋々太郎の褌が映りこんでいるではないか……



「えっと、そろそろ首長様のお部屋の前に到着するんですが……本当に、ほんとぉ~っに、戦う、勝負を挑むってことで良いんですよね?」


「あぁ、当然だろう? だからサッサと取り次げや、さもないと鞭が飛ぶぞ」


「わ、わかりました、じゃあ私達は絶対に責任を取りません、良いですね?」


「構わんぞ、ほれ早くしろ、3……2……」


「わぁぁぁっ、ちょっと鞭はしまって……わかりました……失礼しま~っす……あの首長様、ちょっとお客様が……その、凶暴な方々でして……あいったぁぁぁっ!」


「誰が凶暴だ誰がっ! 良いからサッサとそこを退けっ!」



 余計なことを言う清楚系秘書の尻に鞭を飛ばし、ついでに背中を押してその場から退かす。

 次いで実験台の犬とサルを中へイン、その後ろからスッと覗き込み、いよいよ裏切り者の顔を眺める。


 いや、普通のおっさんのようだが少しおかしい、まず臭いが凄まじいのだ。

 おそらくこれは元々の体臭ではなく、何かの薬品を取り込んだことによる臭い。


 その凄まじい臭いを、主に息と脇の下から放ちつつ、裏切り者のおっさん首長はこちらを、それはもう不健康そうな目でギョロッと見たのであった……うむ、コイツは相当にやべぇ奴のようだな……

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