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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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699 岬を制圧

「あら~、中身のでっかいおっさんは蒸発しちゃうのね」


「で、麺の部分はそのまま残ると……しかもこっち、独立して生きてないか?」


「そんな感じね、もしかしておっさんに麺が生えた生物じゃなくて、麺の生物におっさんを結合させた、そういうタイプのバケモノだったのかしら?」



 煙を噴きながら徐々に小さくなり、最後には完全に消滅してしまった岸男きしメンの中身のおっさん部分。

 残った真っ白な面の塊は絡み合い、そのまま地面に残って……やはりウネウネと動き出したではないか。


 しかも2つの目のようなものが出現し、それがキョロキョロと周りを見渡した後、キッとこちらを見る。

 敵意はないようなのだがあまり気持ちの良いものでもない、というか何なのだコイツは?



『……我は岸の神、貴様等が我を元に戻したというのか?』


「お、おう、まぁ正確にはこっちの王女様がな、で、何だお前? 敵なのか味方なのか、良いモンなのか悪モンなのかハッキリしろ」


『そう我は神、地を這うきしめんモンスター教の神である、敬うが良い、さすればきしめんにピッタリな限定のダシを与えようぞ』


「・・・・・・・・・・」


『ちなみに宇宙から来た』


「マジかっ!? それはすげぇなっ!」



 何だか良くわからないが、とにかく先程までのミイラ大男の姿は改造され、本来の状態を失ったもの、そして今目の前にある白い麺のモジャモジャが、この『岸の神』のあるべき姿であるということだけは確定した。


 で、とりあえずマリエル、ジェシカと3人で適当に敬っておいたところ、岸男改め岸の神は、そのモジャモジャの中から……なんと粉末ダシを3パック取り出して俺達に下賜してきたではないか、実にどうでも良い……



「でだ、この岸の神様はもう良いとして、あ、帰っても構わないから、ここから用があるのはそっち、その腐ったチンピラ共だ、なぁ紋々太郎さん、どうするよこいつら?」


「……殺す、のは確定だが、まだほんの少しだけ利用価値がある、道案内のためにな」


「じゃあどうします? 数匹だけ残してあとはこの場で消しましょうか?」


「そうだな、逃げ出そうとしている者も多いようだし、ほらそこ、ハジキの射程から出るんじゃねぇっ!」


「ギョェェェッ! いでぇっ、いでぇよぉぉぉっ! 肩に穴が空いちまったよぉぉぉっ!」


「やかましい奴だ、次はドタマに風穴を空けてやろう、往生しなっ!」


「へげっ……」


『ひっ、ひぃぃぃっ! 殺されるっ!』



 まさか岸男が敗北し、再び自分達が戦う、というよりも蹂躙される番が回ってくるとは思わなかったのであろう犯罪者のチンピラ共。


 唖然としていたのだが、最初の1匹が紋々太郎によって射殺されたのを見ると途端に大パニックを起こし、クモの子を散らすようにして方々へと逃げ出す。


 だが逃がしてやろうなどとはとても思えない、この連中は半島を制圧し、住民を追い出した犯罪組織の構成員というだけでなく、あの気の良さそうな岸の神様、美味そうなダシをくれる良い神様を改造し、気持ちの悪いバケモノへと造り替えていたのだ。


 逃げ惑う、許されざる犯罪書共に対して飛んで行くのはハジキの弾、パイナップル、そしてセラやユリナの魔法、時折新キジマーも空から斬り掛かり、その数はあっという間に減少していく。


 その間に負傷したマリエルとジェシカに対し、ルビアが回復魔法を、そしてツルシコ麺によって陵辱されたことによって受けたヌメリを精霊様の出す清らかな水で洗い流していく。


 2人が綺麗になり、完全に回復して再びパンツを装備する頃には、敵キャラの数はもう全てを諦め、その場にへたり込んだのが20程度、それ以外は全てが無様な死体となって転がっていた。


 まぁ、もう少し数を減らそうかということで、ランダムに選別した半分程度の奴を適当に処刑……と、完全に諦め切っているので殺してもつまらないな。


 このまま連れて行って、しばらくして落ち着き、生きる喜びを取り戻した頃に処刑した方が楽しめそうだ。

 どうせ岬には敵の主力部隊が居るのだし、そいつらと一緒にまとめて、極めて残虐な方法をもって殺害しよう。


 その際には当然本来の住民、どこかに逃げて隠れているのであろう、この半島に住む正当な権利を有する人々を呼び戻し、迷惑な犯罪者共の息の根を止める作業をお手伝い頂くのだ……



「……よし、ではお前達、本拠地まで案内しろ、さもないと死なない程度にヤキを入れるぞ、見せしめとしてな」


「わ、わかった……」


「わかったならサッサとしやがれこのゴミクズウ○コ犯罪野朗がっ!」


「クソッ、どうしてこんな無能そうな奴に指図されなきゃならないんだ」


「あんだとゴラァァァッ! 死ねやぁぁぁっ!」


「ぷぴぺっ……ぽっ」



 紋々太郎にはビビるくせに、どうも俺に対しては何というか、舐め腐ったような態度を取る奴が多いように感じた、ついでにフォン警部補も舐められている感じだ。


 俺も紋々太郎もフォン警部補も黒髪で、この島国の普通の人族と同じ見た目なのだが……やはり刺青だらけのサングラスをしたおっさんと、俺のような若者、あと普通のおっさん、その間には隔たりがあるらしい。


 で、どう考えても俺とフォン警部補は『蔑まれる対象』ということになる、この犯罪者連中は西方新大陸の、おそらく肌の白い人間以外をゴミ扱いしていた連中の系譜。


 となるとその肌の白い連中の仲間ではなく、特に恐ろしい印象もない俺達2人に対しては、基本的に、というかこのように圧倒的な敗北を喫した状況においても、常に上から目線で見下すことをやめられないのだ。


 そして、間違いなくこの連中はこの地域の、島国の住民に対しても同じ態度を、いや、そちらは戦闘員ではない弱い連中なのだから、今の俺に向けられているのよりもさらに苛烈な態度で臨まれたことであろう。


 当然それに反発して殺害された人も居るだろうし、財産を奪われたり、その他悲惨な目に遭わされた人間が多いことはもう確実。


 このゴミ共に受けさせる報いは中途半端なものでは済まされないな、虐げられ、住処を追われた人々の手によって、地獄の業火で焼かれることさえ生ぬるいと感じるような悲惨な目に遭わせ、早く殺してくれと懇願する姿をしばらく眺めたいほどだ。


 で、その連中に案内させ、俺達はこの半島エリアの敵の本拠地、そして以降は俺達の本拠地となる岬へと駒を進める……



「……なるほど、ここからは下へ続くトンネルになっているのか、これでは海上の船からだと何があるのか容易には把握出来ないな」


「トロッコといいセコい隠し方しやがって、お前等の親玉はよっぽど臆病な野郎なんだろう? おい、聞いてんのかそこのハゲ」


「お、親方様はそのようなお方ではない、少なくとも有色人種の貴様等よりはげろぽっ!」


「あ~あ、せっかく肌が白かったのに、血で真っ赤に染まってしまったな」

「うむ、これで我等のことを馬鹿にすることは出来なくなった、まぁ、もう二度と喋ることも、考えることも出来ないがね」



 再び調子に乗った奴、しかも今度は一切臆せず、紋々太郎にまでヘイトを向けてきた馬鹿が出たため、二度とお天道様を拝むことが出来ぬよう、頭を吹き飛ばして処刑してやる。


 しかし長いトンネルだ、徐々に下がっていくのは感じ取れるのだが、一体どこまで続いて……と、用y区出口のようだ、向かう先が明るい。


 で、もちろんその出口には敵らしき、というか敵でない可能性がまずないチンピラ犯罪者の姿が。

 向こうがこちらに気付いたとほぼ同時に、精霊様が水の弾丸を放って殺害してしまったため、それらと会話することは叶わなかった。


 さらに歩いて進み、トンネルを抜けると、そこは……ビーチが見える丘の上、ちょうど岬のど真ん中、両サイドに海が広がっている実に美しい光景だ。


 そして外海、内海だけではなく、岬のちょうど先端部分にも、ほぼほぼ海岸線に触れているようなポジション取りで建物が設置されているのが確認出来た。


 両サイドの施設は要塞のようであり、その周りには無数のモヒカンだのスキンヘッドだの、とにかく一見して悪い連中だとわかるような雑魚キャラが動き回っているのに対し、その中央の建物は少し雰囲気が違った。


 見張りは居るもののダラダラと歩き回っているわけではなく、周囲をキッチリ固めるような位置取りで直立不動。

 遠目から見てもエリート系の奴なのだということがわかるような、そんな見張り役達である。


 きっとあの建物にこの半島を支配している親玉、もちろん地域全体の犯罪組織の中では、エリアを統括する方面部長的な立場であって、最も上位に位置しているわけではないと思うが、とにかく上位キャラであることだけは間違いないであろう。


 そいつを討伐してしまえばこの半島における作戦はほぼ終了、あとはここの奪還が敵本隊にバレる前に、サッサと『こちらの拠点』として機能するよう改造し、やって来た派遣部隊を迎え撃つのだ。



「……うむ、ではまずあの岬の先端にある建物を目指そう、見張りは……ここからだと攻撃が届かないな」


「あ、それなら私が行って殺してくるわよ、見える範囲の奴だけで良いなら3分も掛からないわ」


「では水の精霊様にお願いしたい、この捕虜共はここへ置いておこう、邪魔だし、足の骨でも折っておけば逃げられないだろう」


「そうですね、じゃあお前等聞いたな? 今から全員足の骨をボキッとやる、治療はしないが、どうせ死刑になるまでそう時間はないんだ、多少の苦しみは我慢してくれ、じゃあ手分けして骨折刑開始で」


「ひぎぃぃぃっ!」

「ぎょぇぇぇっ!」

「以下略」



 案内係としてここまで引っ張って来た、とはいえほとんどまっすぐなトンネルを同行させるだけであった犯罪者共の足の骨をカチ折り、二度と自分の足で立つことが出来ないようにしてやる。


 まぁ、本当に今週中ぐらいの命なのだ、そこまでの間、多少の激痛は我慢しなくてはならない、その程度の受忍義務がこいつらにはあるのだ。


 で、その骨折の居て見に悶え苦しむ馬鹿共は適当に拘束したうえで放置して、精霊様は飛び立って見張り番を狙撃に、残った俺達は徒歩で斜面を下って敵の親玉が居るのであろう建物へと接近する……



 ※※※



「お、精霊様が戻って来たぞ、お~い、ここに居るぞ~っ……気付いたみたいだな……おう、おかえり精霊様、見張り番の方はどうだった?」


「空をグルッと回って見たんだけど、全部で10匹も居たわ、それぞれにバレないように始末していくのが大変だったんだから」


「ご苦労さん、そしたらもうこのまままっすぐ行って、敵の親玉と、それから一緒に居るであろう親玉を捕縛、或いは殺害するだけだな」



 既に作戦はほぼ成功、周りを見張っている連中に感付かれ、騒ぎを起こされて人員が集まってくるのだけが厄介であったのだが、精霊様が全滅させてくれた以上、もうそういう事態に陥る可能性はない。


 しばらく歩くと木々の生い茂った林道を抜け、白い砂の柔らかい地面が顔を見せる。

 靴が埋まり、少し歩き辛いのは海岸ならではだが、敵の親玉を目前にした今はそう気にならない。


 建物に近付くと、周囲には何体かの血塗れ死体が転がっている、先程丘の上から見えていた、そして今しがた精霊様が殺害した見張りの犯罪組織構成員だ。


 傷口から薄汚い汁を撒き散らして、美しい砂浜を汚しやがって、死んでもなお迷惑な野郎共だな。

 まぁ、自然のプランクトンにでも分解され、そっくりそのままこの世から消え去ると良い、存在していた形跡すら残さずに……



「……この建物はそこそこ立派だな、中には……人の気配があるようだ」


「ええ、反応しているのは3人、いや3匹……かな、カレン、マーサ、どうだ?」


「え~っと、ホントは6人居ると思うんです」

「そうよね、動いていて、警戒しているっぽいのは3人だけど、奥の方に座っているだけのが3人居る感じね、臭いはわからないけど」


「なるほどな、となると幹部クラスが3匹と、その護衛の奴が3匹ってことだな」


「……護衛の奴等は直ちに殺して良さそうだな、イヌマー、キジマー、カチコミの際には先頭に立て、最初に出て来るであろう護衛の3匹を屠るのだ」


「げぇ~っへっへぇっ、ダンナ、そしたら新しい、もっと強力な『クスリ』をくだせぇよ」

「……本当にこの男は英雄パーティーのメンバーなのでしょうか?」



 犬畜生に対しての不信感を募らせる新キジマー、そのうちに爆発して、事故を装うなどして後ろからザックリやってくれないものであろうか。


 そのキジマーが先頭に立ち、何もするつもりのなさそうな犬畜生に代わって建物のドアへと近付く。

 最初は紳士的にノックするようだ、当然出て来るであろう敵を迎え撃つべく、既に『ポン刀』は抜かれているのだが……



「……すみませ~ん、どなたかいらっしゃいますか~っ?」


『あ~んっ? 誰だよ一体? 見張りなら即合言葉を言え、そうじゃないなら殺す』


「残念ながら見張りの方は全員死亡しておりまして、我々はカチコミに参りました、英雄、勇者、POLICE連合パーティーです」


「何じゃとゴラァァァッ! おいテメェ、ちょっと面……かはっ……」


「はい、ご愁傷様です、来世は頑張って下さいね」

「ウッヒョォォォッ! お前も死ねやぁぁぁっ! ヒャッハーッ!」



 ドアの前に立ったキジマーに対応したのはスキンヘッドの雑魚キャラ然としたおっさんであった。

 当然会話の内容にブチギレし、そのドアをバンッと空けたのだが、次の瞬間にはポン刀が首に突き刺さる。


 同時にキジマーの脇の下を潜った犬畜生が、同じくその後ろに居たもう1匹の雑魚キャラを、そして奥の方にチラッと見えた最後の護衛雑魚を、紋々太郎が後ろからハジキで射殺する。


 これで動いていた3匹のお片付けは完全に終了した、あとは部屋の奥でふんぞり返っているのであろう敵の親玉とその取り巻きを……と、それらしき奴が見当たらないではないか。


 そしてその代わりに、といってはアレなのだが、広い一室だけで構成された建物の奥には、まるで巫女さんのような格好をした3人の美少女が。


 ……どう考えてもこの島国の人間だ、3人共黒髪で、1人は巨乳系、もう1人はショートヘアのスポーティー系、最後の1人、おそらく3人のうちで最も身分が高いと思しき、少し高い位置に座っているのはロリ系である。


 しかしどうしてこんな所に島国の人間が? ここは西方新大陸から渡って来た犯罪組織の連中、特に『白い肌の人間』以外を人とみなさないような、腐り切った思想の連中がその上層部を占めるゴミのような集団が制圧しているはずの場所。


 そこで、こんな親分的なポジションに、何となく『神聖っぽい出で立ち』をしているとはいえ、現地人の、しかも少女としか思えない見た目の人間を3人も残しておくとは思えない。


 だがこちらの仕掛けたカチコミに対してビビッている、もう終わりだというような、青ざめた顔をしている辺り、この3人は攫われて来たとか、また脅迫されてここに居るとかそういった類の身分ではないことがわかる。


 つまり、明らかに率先してこの犯罪組織の連中に加担したのだ、だとしたらとんでもない連中、裏切り者として処断すべきだ。


 とはいえそこに何か事情があるということに関しては、こちらも一応は察してやる必要がある。

 それは紋々太郎も、それに犯罪者を捕らえるPOLICEであるフォン警部補も同じ考えのよう。


 よって無闇に仲間をけしかけることをせず、まずは会話から入ってみようという心構え、それが今現在、3人の美少女らと対峙したこちら側のメンバーの共通認識となっている……



「……え~っと、お前等は何だ? 見たところこの地域の人間? だとは思うんだが、どうしてそれが犯罪組織の連中とつるんでいるんだ? 事と次第によってはなかなか痛い目に遭うぞ、えっと、じゃあその奥のリーダーっぽいロリ子、お前が答えろ」


「ひぃっ、わ、私……その……これには理由がありまして……」


「だからその理由を言えってんだ、サッサとしないと取り押さえて縛り上げて、痛い目に遭わせながらゆっくりと情報を引き出すことになるからな」


「イヤァァァッ! だって、私達は元からこの地域でご神託を得る係をしていて、それで、その、もし今みたいに地域の支配者が別の集団に変わったとしても、その職務は続けなくちゃならなくて、だから仕方なくここで『預言者』として活動をっ」


「いやちょっと待て、預言者だか何だか知らないがな、あの連中が地元の、島国の人間をこんな感じで優遇して残しておくのはおかしいだろう? そこにどんな理由があるのかまでキッチリ話せや」


「それは……えっと……」


「私達にはちょっとだけ、本当にちょっとだけだけど、ダンゴを精製する能力があるんですっ!」


「言っちゃった、でももう仕方ないわよね、じゃないと殺されちゃいそうだったし、それにこっちの人って……英雄? じゃないかしら……」



 答えに詰まったリーダー風ロリ子を助けるためか、横から残りの2人が口を出した。

 そしてどうやら嘘は言っていない様子、なるほどこの3人はあの『ダンゴ精製技術者』らと似たような能力を持っているのか。



「まぁ、どういう理由であれ犯罪組織とつるんでいたんだ、3人共逮捕だな」


「それしかあるまい、で、お前等、もしかしてここから呼び掛けをすれば、この岬に居る犯罪者全部を降伏させることとか出来るのか? やってくれるなら『反省はしている』とみなしてやれるが」


「だ……大丈夫だと思います……」


「よろしい、ではすぐにでもお願いしよう」



 こうして半島制圧、さらに岬の拠点化のための準備は整った、この3人の力がどの程度のもので、犯罪組織はそれをどう利用していたのか、その点に関しては今から少しづつ話を聞くなどして解明していく必要がある。


 だがその前にだ、可及的速やかにこの地域を『こちらの拠点』として完成させなくてはならない。

 敵の本隊が異変に気付く前に、先手先手で行動して有利な状況を作り上げるのだ……

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