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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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695 上陸作戦は

「良いかセラ、慎重に狙って、必ずど真ん中でズバッといくんだぞ、ズバッとだ、それ以外は一切認めないからな」


「ちょっと静かにしてよね……あ、次の攻撃がくるわよ、そのためにちょっと開いた瞬間を狙うわ」


「そうだっ! そこだっ! その瞬間を狙うんだっ! セラ、お前なら出来る、培ってきたこれまでの経験、才能、危険な瞬間を潜り抜けたことによる……」


「ちょっと、誰か勇者様がいやを黙らせてくれると助かるわ」


「ご主人様、シーッです、シーッ!」


「す……すみませんでした……」



 なんとリリィ如きに注意されてしまったではないか、だがセラへのエールは既に十分送ることが出来た、つまりこの作戦が成功した場合には、その大半の功績が俺のところへ転がり込んでくるという事実を作出することに成功した。


 眼前の、いや距離的にはかなり離れているのだが、それでもこちらをターゲットとして定め、二枚貝の分際でビームを放って攻撃してくるトンデモな敵を見据える。


 勇者パーティーの興廃はこの一撃に懸かっていると言っても過言ではない、その証拠に、始祖勇者と英雄の導きによって勝手に動く俺達の勇者船も、セラが攻撃を放ち易いよう、向きを変えて敵の正面を捉えた。


 後の世ではこれを『大勇者様ターン』と呼ぶことにしよう、世界最強と謳われた巨大二枚貝を、その奇抜な戦略によって打ち破った小さな、ほんの十数人のパーティー。


 それこそが伝説となり、数万年先の世でも語り継がれる最強の異世界勇者、その実力は山を穿ち海を割る、まさに神の如き……


 と、セラの攻撃が飛んで行った、特に技名を叫ぶとか、そういったモーションもなく、巨大な風邪の刃は地味に敵のど真ん中、パカッと開いた貝のセンターラインを捉える。


 バシュッと、通常の大きさであればきっとそういう音がしたに違いないのだが、実際には凄まじい空気を切る音と、それから直撃の際の轟音、それが視界に映る光景よりもワンテンポ遅れて届く。



「……殺ったかっ?」


「いえダメよっ! 蝶番の所が斬れなかったわっ!」


「いやそのぐらいアレだ、手で捻ってグリグリすれば取れるんじゃね?」


「勇者様、通常サイズの二枚貝じゃないのよ……と、でも再生はしないみたいね、そのまま沈んでいったわ」


「てことは倒したってことだな、巨大だし攻撃力は凄まじいみたいな感じだったが、所詮は食用の二枚貝だ、おつかれさん、で、その二枚貝を応援していた大馬鹿野郎どももおつかれさん」


「クソォォォッ! 大海神様がっ! 大海神様がぁぁぁっ!」

「だが大海神様は『大神四天王』の中でも最弱! まぁ所詮は二枚貝だしなっ!」

「そうだっ! 貴様等など大陸神様、大空神様、そして全属性大権現禍津神様によって殺されるが良いっ!」


「……おい、陸海空はわかるけどな、最後の奴だけ明らかにおかしいだろ、超強そうじゃねぇか」


「強そうではないっ! 現に強いのだから間違えるなっ! フハハハッ! ざまぁ見やがれこのクソ野朗共めがっ! 全ての大神様は西方新大陸の技術によって創造された、いわば『人工の大神』なのだっ! ハーッハッハッハッ!」


「いや何喜んでんだお前は……」



 わけがわからないのはいつものことだが、今回は特にそれが際立っている……というか毎度毎度わけのわからなさを更新するこの世界はもうそろそろ自重して欲しい。


 しかし敵連中はとんでもないモノを創りあげてしまっているようだな、今回は二枚貝のバケモノであったが、もっと能動的に動く生物の超進化版が登場したらひとたまりもないではないか。


 以前の遠征で『ダイオウシカ(Ω化バージョン)』に対して苦戦したように、今回も超巨大、超強力生物によって苦しめられる予感。


 しかも残りの3体は陸だけでなく空も、そして最後の一番強そうなのはどういう存在なのかさえも全くわからない始末。


 雰囲気的には神獣の類をどうこうして、自分達に都合の良いように作り変えてしまったようなものであるという感じなのだが、果たして実際にはどうなのか、それはそいつとの戦闘に突入する直前までわからない気がする……



「しかしまた厄介そうな敵の影が見え隠れ、いえガン見えしていますわね、残り3体、全部倒してようやくこの地域のミッションがクリア出来る感じですの」


「いやユリナ、もしかするとそうではなくてだな、『3体倒したところでスタートライン』とかそういう恐ろしい現実を突き付けられる可能性まである、油断はしないことだ」


「そうなったらもう帰りますの、一旦帰って少し休憩して、それから……」


「ギャーハッハッハッ! どうだっ! 思い知ったかぁぁぁっ!」


「うるさいですわね、悪魔が話している間は口を噤みなさいですの、サリナ、この方の口と鼻を塞いでおやりなさい」


「はい姉様、ちょいちょいっと……」


「はひーっ! むぐぅっ……むむむむっ……うむーっ!」


「無様に死ぬと良いですわ、どうせ生きている価値もないんですものね」


「あ、そうだそうだ、残りの馬鹿共、お前等ももう死んで良いよ、自分でスマートに死ねないならそこの精霊様が手伝ってくれるからな、方法はスマートとは程遠いが、お前等のようなゴミにはお似合いの処刑だ、喜びに胸を打ち震わせながら地獄へ行くと良い」


「せっかくだからこのまま吊るし切りにするわね、大丈夫、ちゃんと甲板を汚さないようにするから、さぁ、処刑を始めましょう」


『ぎぃぇぇぇっ! 助けてくれぇぇぇっ!』



 先程まで大海神様とやらの威を借り、調子に乗りまくっていた雑魚キャラ共、しかしあの水管から出るビーム攻撃で死ぬのは本望という感じであったのに、精霊様によって処刑されるのは嫌なのか?


 どう考えてもあの二枚貝よりは精霊様の方が徳が高く、崇高な存在であると思うのだが……まぁ、この連中は本来ここに住んでいる人々から奪ったあの二枚貝の元々の姿における美味さを知り、本当に神として崇めて……いや、そういう感じの奴等ではないな。


 とにかく、この連中はもう全て用済みであるため、船内の清潔を保つためにもサッサと処分する必要がある。

 そしてその処分の方法は精霊様に全てお任せし、ここで今現在、甲板に誰が居て誰が居ないのか、即ち誰がサボっているのかを確認することに……



「じゃあここは精霊様に任せた、あとは……これだけの大騒ぎにして出て来ていないのが5人か、まぁカレンとマーサ、アイリスとエリナは仕方ないとして、ジェシカはどうしたんだ? さっきまで居たよな?」


「窓際で潮風を浴びながら黄昏れる時間だそうですわよ、声を掛けるのも申し訳なかったんでそのまま放置しておきました」


「しょうがないなもう、ちょっと引っ張り出して来る、英雄船の応急処置はまだ終わりそうにないし、ジェシカには罰として1人で見張りをさせよう」


「それはさすがに可愛そうですの、ここはご主人様も一緒に、何もしていないのにやたらとイキッていた罰として見張りをするべきですわ」


「・・・・・・・・・・」



 ということで以降の見張り番は俺とジェシカ、それに加えて心優しい、のではなく何か大事件が起こった際には真っ先に目撃したいだけのリリィが当たることとなった。


 とはいえまずはジェシカだ、船室に戻り、引っ叩いたうえで引き摺り出してやらねばなるまい……



 ※※※



「たのもぉ~っ! ジェシカは居るか~っ!」


「ん? どうした主殿、戦闘はもう良いのか?」


「もう良いのか? じゃねぇよ、何そんな所でサボってんだっ!」


「人聞きの悪いことを言うな、私は暑さでダメージを受けているカレン殿やマーサ殿のためにここに残って、ついでに人類の平和について深い考えを……」


「本当の理由を述べよ」


「……胸や尻に結構脂肪が付いているのでな、暑いんだ普通に、だから許して欲しいっ!」


「許すかぁぁぁっ! その脂肪の付いた胸と尻を引き千切ってっ、このっ」


「ひぎぃぃぃっ! き……きっくぅぅぅっ!」



 ひとまずジェシカの成敗は完了したのだが、どうも本当に暑いようで肌が火照っている。

 というか、どちらかというと2人で寝転がって雑誌を読んでいるカレンとマーサの方が余裕がありそうな感じだ。


 ちなみに、アイリスとエリナは部屋の隅のテーブルの方で冷たい茶を飲んでまったりしている。

 以上、戦闘に参加しなかった4人といつの間にか逃げ出していた1人であるが、まるで何事もなかったかのような平静さだ。



「じゃあジェシカ、日陰を提供してやるからちゃんと甲板に出て来るんだぞ、良いな?」


「うむ、明日か明後日には行こうと思う、今は少し休憩させてくれ、あと出来ればブルーハワイかクリームメロンソーダが欲しい」


「……やっぱ無理やり連れて行くから、ちょっ、抵抗するんじゃないっ!」


「ひぃぃぃっ、主殿はどこまで鬼畜なんだっ! しかも襟を掴むんじゃない、引っ張られておっぱいがポロリ……してしまったではないかっ!」



 大騒ぎするジェシカを無視して引き摺り、再び甲板へと出る……しかし今思えば凄い暑さだな、昨年経験した暑さは大魔将による『事案』であったのだが、この島国は毎年、ナチュラルにこの暑さだというのか?


 湿度は高いし、気温も普通に40℃を越えているに違いない、このままだと本当に拙いな、転移前の世界でそこそこやられていた俺や、元々この島国に住んでいる連中はともかく、俺の仲間達には耐えられないかも知れない。


 そしてその耐えられなさは、急ごしらえのタープの下でグッタリしているジェシカが物語っている。

 暑くてやる気が出ない、どころか動くことさえままならない状況のようだな。


 もう長湯したようなぐでんぐでんの状態でボーッとしているわけだが、やはりこのままだと熱中症が心配だ。


 仕方ないのでお好みのドリンクと、それからムシロに包んで持ち込んでいた貴重な氷を与え、とにかく体を冷やすようにと告げる……全裸になって、とは言っていないのだが、まぁそれは別に良いか……



「ふぃ~っ、主殿、カレン殿やマーサ殿ではないが、やはりあの空駆ける船に設置した『神様』と同じ魔導装置を導入すべきだ、そこかしこに、可能な限りな」


「う~む、かなり大変だと思うが、これから先も長らくこの島国に滞在するんだもんな、よし、この地域を取り戻したら、権益を取り戻した本来的な支配者層と交渉してみよう」


「そうか、俄然やる気が出てきたぞ、もっともそれまではまだ暑いままだがな……」


「おう、それもどうにかしないとだな、この蒸し暑さのせいでカレンとマーサが使い物にならなくなる可能性がある、夜も熱帯夜だし、体が休まる暇がないんだよな、ちょっと対策をしなくては」


「対策か……主殿、あちら側の岬、その辺りは海が綺麗そうだ、まずはそこを制圧して、涼を取るための拠点兼この地域を攻略するための足掛かりとする、というのはどうだ?」



 ジェシカが指示した岬は湾の入り口で、あの巨大二枚貝が元々の姿で多く食べられていた半島の先端のこと。


 かなり出っ張っているが、外海に面して拠点を築き、攻略の際にはその反対側、つまり敵地に向けて進むことになりそうだ。


 岬の外側と内側は比較的高い山で隔たれていることから、その山を背にしてしまえば、敵がそれを乗り越えて攻撃して来るという可能性はかなり低くなる。


 まぁ、もちろん俺達からも敵側、つまり湾奥の様子は確認出来なくなるのだが、そこはせっかくスタッフを連れて来ているのだ、交代で見張りを立てるなどして常に敵の動きを監視しよう。


 ということでジェシカの意見を前向きに検討することに、ただ今回は仲間内のみで決めることは出来ず、一旦英雄パーティーに具申して、その同意を得なくてはならない。


 ひとまず英雄船の応急処置が終わり、航行が可能になるまで待とう、その後はこちらが守るようなかたちで並走し、そこで俺が向こうに乗り込んで、紋々太郎と色々な話をするのだ……



「よし、じゃあジェシカはそこから動かなくて良いから、何となく周囲を見渡して監視などしていてくれ、俺もここに居てやるから」


「良いのか? ここからだと一部死角になってしまう方角があるぞ」


「リリィが走り回っているから大丈夫だ、何かあったら大喜びで報告しに来るだろうからな」


「なるほど……もう夏場は全部リリィ殿に任せても良いような気がしなくもないな……」


「それは言わないルールだ、とにかく見える範囲で見張りをするぞ」



 ドラゴンで、気温が高まれば高まるほどに活性が上がるリリィ、今も甲板の上を走り、引き揚げた犯罪者共を嬉々として処刑している精霊様にちょっかいを出している。


 本当にジェシカの言う通り、リリィに全てを任せてしまえばこの夏の暑さ問題は解決なのだが、さすがにダントツ最年少の者に対して、良い大人が任務を押し付けるというのはどうかと思う。


 ゆえにそういう話はなかったことし、とりあえずは涼しさを感じることが可能な、もちろん感覚的にではなく実際に涼しい思いが出来る状況を得るべく、ジェシカの提案に賭ける所存である。


 それからおよそ3時間、敵の再襲来もなく、そして日も陰ってきた頃に、ようやく英雄船の応急処置が終わり、右舷と左舷が同じ高さに戻った状態でこちらへやって来た。


 さて、ここからは作戦の提案と会議だ、こちらの船のことはセラに任せ、ひとまず俺と、作戦の立案者であるジェシカの2人で英雄船へ渡ろう……



 ※※※



「……と、いうことなんですが如何でしょうか?」


「ふむ、なるほどあの岬の先端に陣を張るのかね、しかしお嬢さんは勇者君と違って説明がわかり易いね、いや、勇者君が酷いだけなのかな?」


「ええ、主殿は非常に頭が悪く、自己中心的で大馬鹿者然とした行動を取ることが多いので困っております、まるで脳みその入っていないモヒカンの雑魚に勇者の力を誤って与えてしまったかのような……」


「おいジェシカ、辛辣さに磨きが掛かっているぞ、俺が泣いてしまうからもうやめてくれ」



 惨いことを言い出すジェシカの肩に手を置き、そういう話ではなく作戦の話をするように促す。

 紋々太郎も岬の先端を確保し、そこを地域攻略の足掛かりとする作戦にはおおむね肯定的なようだ。


 で、問題はどうやってその場所を確保するかだ、パッと見た感じでも重要そうな地形であるため、敵がクソ馬鹿野郎でない限りは、それなりの兵力を割いて守備しているはず。


 しかも外海から攻めていく以上、全く遮蔽物のない、丸見えの状態で接近しなくてはならないのだ。


 まぁ、問答無用の攻撃で一気に敵拠点を破壊してしまうという手もあるのだが、その岬も、そしてそこにある建物やその他資源も、元々は犯罪組織ではなくそこの住民のもの。


 となれば可能な限り無傷で取り戻し、避難しているはずの本来的な住民らが戻った際に、直ちに経済活動を再開することができるようにしておくべきところなのである。



「ふむふむ……いや、さすがに直接接近するのは拙い、船もかなりダメージを負っている状態だし、この辺りに上陸して陸路で岬を目指すのがベストであろう、どう思うかねお嬢さん?」


「……そうですね、おそらくはとんでもなく蒸し暑い山道を……失礼、想像しただけで汗が吹き出してきてしまったようで、だがそれ以外にルートがありませんな、その方法でいく他手段はないものかと思われます」


「であろうな、うむ、ではスタッフは船に残し、我等英雄パーティーと勇者パーティー、それからあのPOLICEの男だけがこの『地点A』から上陸、半島の中央にある山を通過して岬へ到達、比較的高い場所を陣取って敵を殲滅する、この流れで構わないね?」


「ええ、それが最も妥当性の高い作戦であると存じます、それでいきましょう」



 こうしてこの場で決定権を持つ紋々太郎と俺、ではなく紋々太郎とジェシカの協定によって作戦が決まった。

 一度船に戻り、その決定を報告すると共に、作戦の開始が明朝早くであることも伝える。


 海上に霧が出たりしてくれれば助かるのだが、気温も下がりそうにないしそもそも比較的風がある地域ゆえ、それにはあまり期待しない方が良いであろう。


 今居る場所、即ち湾の入口付近からゆっくり、『船がもうダメだから一度退く』感を醸し出しつつ後退し、しばらくして岸から見えなくなった辺りから上陸予定ポイントへ接近。


 そこで俺達が船を降り、残るスタッフ達には2隻の船自体が見えないような、上手く敵の目を誤魔化すことが出来るようなカムフラージュをして貰うのだ。


 作戦が上手くいき、岬の先端に張っている敵を殲滅することが出来た際には、狼煙などを上げず一部の仲間が徒歩で船へ帰還、移動すべき旨を伝え、そのまま半島沿いに2隻を移動させる。


 こうすればしばらくの間は、少なくともこちらが半島の先端部分を仮の拠点として固めるまでの間は敵本体に陥落の情報が漏れず、取り戻しに来た際にはもう準備バッチリの状態で迎え撃つことが出来るはず。


 まぁ、全てが滞りなく、上手くいけばの話であって、おそらくは途中で小さな躓きや、予定外の事象が起こったりはするのであろうが……



「よっしゃ、明日は朝早くから移動が開始されるからな、まぁ船が勝手にやってくれるんだが、そrでも上陸作戦までそんなに時間はない、今日は早く寝るぞっ!」


「勇者様、皆もう普通に寝ているので静かにして下さい」


「……大変に申し訳ございませんでした、はい」



 ということで準備も万端、昼間の暑さで体力を奪われた仲間達は早々に就寝、俺もそろそろ布団、いや全員分キッチリ準備したタオルケットに入って寝ることとしよう。


 明日は朝早くから指定のポイントに、コッソリと接岸し、上陸を果たす、もし見つかった場合の抵抗なども考慮して、万全の態勢で臨みたいところだ。


 そして半島の先端、美しい海に面した岬を制圧、避暑地兼この地域攻略のための足掛かりとして、完璧で安全な拠点を築くというのが当面のミッションである、では頑張りましょう……

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