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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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669 遂に到着

「お~いっ! 島国が見えてきたぞ~っ!」


「凄いわねあの火山、爆発したら辺り一帯が吹っ飛んで、きっと物凄い数の死者が出るわよ」


「おい精霊様、こんなときに縁起でもないことを言うな、フラグになったら目も当てられないぞ、というか、せっかく呼んでやったのに、堕落した連中はまだ部屋に引き籠っているってのか?」


「当たり前じゃないの、中は涼しくて甲板は灼熱、ちょっとやそっとのことじゃ出て来ないんじゃないかしら」


「こりゃやっぱり火山でも爆発してくれないとダメだな、目的地への到着ぐらいじゃインパクトが足りなさすぎるぞ」



 ようやく見えてきた今回の遠征の最終目的地にしてその始まり、島国の南方に位置するという活火山と火山灰の大地。

 ついこの間立寄った島もそうであったが、やはりこういう場所には火山があり、そのお陰で陸地となっている所が多いようだ。


 もちろん爆発する、いや大爆発を起こす必要など一切ないのだが、少なくともあの立ち上る煙と、それに混ざった火山灰によってこの付近では作物が育っている。


 火山は破壊と滅亡の原因にもなり得るが、大人しくしていてさえ下されば、人の発展に貢献するものになるのだなと、改めて思った俺は少しだけ博識になった気分だ。


 まぁ、あまりにも多くの火山灰が降り注ぐのは逆にマイナスになるのが確実だし、これからこの場所に空駆ける船を停泊させたい俺達にとってもあまり良くない影響しか与えないのだが……甲板の掃除は実に大変そうである……



「よし、じゃあ俺は中のグータラ連中を引っ張り出して来るから……と、それよりもまずこっちだな、おっさん連中の海賊リンチ大会をどうにかしないとだ」


「そうね、そろそろ終わりにして始末しないとだわ、あら? でも1匹減っているような気が……お頭だか何だかってのはどうしたわけ?」


「あぁ、アレはフォン警部補が首だけ欲しがっていてな、どうやら指名手配だったらしくて、ということで奴だけ首チョンパして上は塩漬けに、下はウッドチョッパーで粉々にして魚の餌になったんだ」


「なるほどね、じゃあ残ったこいつらはくびも必要ないし、生きたままグチャグチャにして構わないってわけね、お~いっ、おじさん達ちょっと良いかしら~っ!」



 甲板でダンゴ精製技術者である自分達を攫った海賊的な連中のうち、指名手配となっていない雑魚キャラの5匹にたいして殴る蹴るの暴行を加えているおっさん達。


 そちらの対応と最終的なゴミ共の始末は精霊様がキッチリ受け持ってくれる様子なので、俺は船室に戻り、『神様』のお膝元でその息吹を直に浴びている堕落した仲間達を、その禍々しい堕落の神を崇める邪教団から連れ戻す作戦に移る。


 島国に近付いてからより一層蒸し暑くなった灼熱の廊下ダンジョンをクリアし、船室のドアを開けると……涼しい、いや寒いぐらいだ。


 転移前の世界における冷房装置、即ちエアーコンディショナーなる夏と冬の邪神に換算すると、おそらくは18℃から20℃ぐらいの設定、つまり最強クラスに調整してあるということである。


 もちろんこのままではいけない、しかも全員緩み切った感じでベッドにゴロゴロしているではないか……とりあえずうつ伏せに寝ているマリエルの尻を鷲掴みにし、そのまま大声を張り上げて全員を起こそうと試みるが……ダメだ、周りの皆が起きるどころか、マリエルが小さく悲鳴を上げたのみであった。



「おいコラ! お前等こんな所でグダグダしてるんじゃねぇっ! もう島国が見えているんだっ! サッサと降りる準備をして甲板に集合しろっ!」


『む~り~で~す~』


「……そうか、では本日より全員夕食抜きとする、ただし10秒以内に投降するのであれば別の罰に変更してやることを考えないでもない、ほら10……9……」


『こっ、降参しますっ!』



 あっという間の制圧劇であった、やはりどれだけ涼しい部屋に居ようとも腹は減るし、究極的には食欲の方が勝るらしい。


 まぁ、これまでグダグダとこんな部屋に引き篭もっていた9人だ、後で、というか本日の夕食を与える際には、全員壁に向かって並ばせ、そこそこ痛い鞭で引っ叩いてやることとしよう。


 と、そういえば俺とリリィと精霊様は除いて、こいつらは甲板で生活しているあの救助したおっさん達と顔を合わせたことすらなく、その旨を俺から報告した際にもイマイチな反応であった。


 まずは俺達の仲間であるという紹介を添えて、顔見せだけしておくこととしよう。

 何かあったときに戦うのは俺達なわけだし、これからあのおっさん達をしかるべき場所まで届けるまでの間、緊急時には誰の後ろに入ったら良いのかを覚えておいて貰わなくてはなならい。



「よし、じゃあサッサと着替えて甲板に来い、5分以内に来なかった者は昼食すら抜きの刑に処すからな」


『へへーっ! 畏まりましたっ!』


「土下座してないで動けってんだよ全くっ!」


『あ~い……』



 とりあえずこの9人を『グータラナインズ』と呼称することとしよう、まぁ、呼び名はどうでも良いのだが動きが遅くて非常にアレだ、ムカつく。


 その中で最も素早さが高いはずなのに最も動きが遅いマーサの馬鹿にカンチョーを喰らわせておいたが、喜ぶばかりで全く急かす効果が得られなかった。


 もうこの部屋の神様は廃してしまおうか? 正直言って5柱の神様を設置したそれぞれの部屋で、ワンパン入れて全てを破壊してしまうのが、この邪教団を解散させるためのベストな選択肢だ。


 まぁ、5柱とは言わず4柱破壊してやった方が良いかな、最後の1柱は開かずの間に厳重に封印して、異世界勇者様たるこの俺様だけが使用出来る秘伝のアイテムとして……と、そんな妄想をしている間に全員の着替えが終わったようだな。


 そのまま放っておくと逃走を図ったりしそうだし、ここは全員が甲板に出るまで後ろから追い立てることとしよう……



「よしお前等! これから灼熱の廊下ダンジョンにチャレンジするっ! 久々の暑い場所だから気を抜かず、というかこれまで堕落していた分の罰が下ったと思ってその感覚を噛み締めるようにっ! では出発だっ!」


『うへぇ~っ……』



 渋々、といった感じで涼しい部屋を出た9人であったが、隙を突いたカレンがサッと戻ろうとしたため、とっ捕まえて担ぎ上げてやった。


 また、元々やる気のないルビアがさらにやる気をなくし、廊下にへたり込んでしまったためこれも引き摺る。


 甲板に出た際には、フォン警部補のみならず救助したおっさん達からも、まさか侵入者を退治して捕らえて来たのか? というような顔をされるほどに、俺と無理矢理連れ出されている9人の表情には差があったようだ。



「ほら、甲板に出れば廊下よりは幾分かマシだろう? だからカレンもルビアもシャキッとしろシャキッと……うん、寝るなルビア……」


「ところで勇者様、どういうわけか甲板に見えちゃいけない何かが見えるんだけど、小汚いおっさんの精に乗り込まれているようないないような気がするわよ」


「本当ですわ、ご主人様、あの手の妖怪は手強いですわよ、このまま放置すると増殖して最終的には船がおっさんの精だらけになってしまいますの」


「おいセラ、ユリナ、一昨日だかその前の日だかにキッチリ説明しただろう? 変な海賊船みたいなのに横付けされて、それを討伐したらこのおっさん達が手に入ったって」


「おっさんを手に入れた……おっさん……うん、聞いてないしおっさんなんか要らないから捨てましょ、勇者様、きっとこのおっさんの精に何かされて騙されているのよ、おっさんなんか最初から居なかった、そう自己暗示してマインドコントロールを解くのよ、ほら早くやってちょうだい」


「・・・・・・・・・・」



 デタラメを言い始めたセラ、とりあえず後でキッチリお仕置きしておかなくてはならない。

 というかこいつら、あれだけしっかり説明してやったというのに聞き流していたのか、これは本格的な再調教が必要だな。


 と、そんなことよりも今は島国への到着の方を意識しておきたいところだ。

 徐々に迫る火山とそのふもとの集落……と、もうひとつ何か人工的な何かが見えるが、とにかく目指すは集落の方である。


 そこの出身であるアスタを押し込めてあった監視小屋から引っ張り出し、その集落が間違いなく火の魔族のものであることを確認させておき、着陸場所の選定に入った。


 とはいえ周囲は広大な畑ばかり、そのどこに着陸したとしても作物に対して何らかの被害を与えてしまいそうだし、安全などこかを指定されたとしても底へうまく誘導させるような技術はない。


 仕方ない、ここは着陸を諦め、最も上陸に適した地形をしている湾状になった水面へ……良く見たら小さな港のような場所があるな、よし、その近くに着水しよう……



「セラ、精霊様、すまないが船をあっちへ誘導するよう言ってくれ、他は引き続きここで監視だ、もしかしたらお出迎えの類があるかもだからな」


「迎撃とかじゃないと良いですね、こんな暑い中で戦いたくはありませんから」


「だな、だが大丈夫だ、農業と漁業ぐらいしかやっていなさそうな感じだし、あの集落も塀なんかなくて武装している感がないからな、問題はあっちの何かなんだが……おいアスタ、あっちの集落じゃないのは何だ? 場所的に砦のような気がしなくもないんだが……」


「あれは……すみません、全然わからない施設です、少なくとも私がここを飛び出した頃にはなかったはずです、5年ぐらい前かな?」


「てことは最近出来たもので、しかも良く見ると鉄板とかで補強してあるな、害獣や魔物なんかと戦うためにこの近くの連中が造ったりしたのかな? まぁ今はどうであっても構わんか、とにかく行ってみれば色々と判明するはずだからな」



 アスタの故郷とそれに程近い謎施設、さらにはこれから上陸を狙っている漁港らしき場所の周辺にも、数件ではあるが人族か魔族のものに違いない家と小屋がある。


 空駆ける船が徐々に高度を落とすと、その立ち並んだ海沿いの家の1軒から人……こっちは魔族ではなく人族なのか、とにかくおっさんが慌てた様子で飛び出して来たが、こちらに攻撃の意思がないことを察して一旦落ち着いていた。


 おっさんはそのまま他の家々を回って何人かのジジババを呼び出し、その中で最も高齢とみられるばあさんを先頭に、港から突き出した突堤の先端を目指す。


 どうやら俺達が旅行者か何かであると判断して迎え入れるつもりのようだな、予約をしてあるわけではないし、乗り合いの船ではないため、良く離島で見かける旅館の旗を持った従業員の集団によるお出迎えではない。


 だがこの寂れた、本当に俺達が拠点として使っている漁村であるトンビーオ村よりもかなりスケールの小さい漁村、というか小さな集落にしては、出迎えとしてかなり頑張っている方であると断言出来る。


 しばらく高度を落としつつ岸に近付き、ある程度のところで停止、そのまま降下して着水した後に、座礁してしまわぬよう細心の注意を払いつつ人々の待つその突堤を目指した……



「お~いっ! そこへ接岸しても構わないですか~っ? ちなみに西方新大陸のPOLICEを含む『怪しくない集団』で~っす!」


『構いませんよ~っ! そのまで、ままっすぐです、そう、良い感じ……はいそこで軽く逆噴射! と待って下さ~いっ!』



 最初に出て来たおっさんの誘導によって、どうにか規定の位置に船を停泊させることが出来た俺達。

 今度からは常に船旅になることを想定して、いつでもドレドの奴を呼び出すことが可能なようにしておこう。


 ちょうどセラの杖に吸収されたままのハンナが居ることだし、その2人の関係を用いてどうにかこうにかして……うむ、難しいことは後でエリナに任せることとしよう、俺ではどうにも出来ない……


 で、接岸に成功した俺達はまず船を降りることに決め、俺とフォン警部補が前に立って梯子を伝い、突堤へと降り立つ……記念すべき島国への第一歩だ。


 で、迎えてくれた人族の集団であるが、どうも俺やフォン警部補と同じ黒髪の連中である。

 もちろん年寄りが多いため白髪の方が目立つのだが、それでもおっさん達は比較的黒い部分が残っている、まぁ髪が残っている者に限定しての話だが。



「ようこそこの地へおいで下さいましたのじゃ、え~っと、POLICEの方はそちらですかの? 今回はどういったご用件で……」


「ええ、こちらの異世界勇者殿、およびその仲間と共に『犯罪組織のダンゴ生産拠点壊滅作戦』のためにやって参りました、それと、道中この島国の1級ダンゴ精製技術者なる方々をですね、人身売買に加担している悪党から救助致しまして、急遽その方々の護送にも従事しております」


「はぁ、それはご苦労なことでございますじゃ、それで本日のお宿はお決まりでしょうか? まだでしたらこの先にある火の魔族の集落、わしらはそこへ魚を卸しておりますゆえ、ぜひ立ち寄って新鮮な海の幸をご堪能下さいまし」


「ありがとうございます、ちょうどその集落にも用があったものですから、これから向かわせて頂きますが……この船、どこへ停泊させたらよろしいので?」


「船ですか、それでしたらそのまま置いておいて下さいまし、この突堤は波除け以外に使っておりませんゆえ、集落の者が船を付けるのはほれ、あっちの方ですじゃ、なので全く困りませぬし、POLICE関連の船が停泊しておればあのおかしな連中も……と、これは失礼しました、ささ、こんなところでは暑いので集落の中へどうぞ」



 長老らしきばあさんが言った『あのおかしな連中』というのが何者なのかはわからないが、ここと火の魔族の集落の関係は良好なようなので、おそらくはもうひとつ、アスタも知らない謎の秘密基地的な場所を支配している連中のことなのであろう。


 と、ちょうど昼食の時間だし、ここで何かを買って食べつつ、この近辺の状況について聞いておくのも悪くはないな。

 奥の方の砂浜には浜焼きセットのようなものも見えているし、海鮮バーベキューと洒落込むことも出来そうだ。


 島国における食物の価格水準について知る良い機会にもなるし、早速あのばあさんにそういうサービスがないか聞いてみることとしよう……



「あのすみません、ちょっとこの付近で昼食を取りたいのですが、どこか良い場所はありませんか?」


「それでしたらバーベキューが食べ放題で1人銅貨3枚ですじゃ、あと、お子様も居られるようなのでそちらの方々は半額と致しましょうぞ」


「いえ、ウチのお子様はドラゴンでめっちゃ食うんで、半額どころかむしろ3倍程度お支払したいところでして……」


「なんと、おぉっ! 確かにドラゴンですな、そしてそちらは精霊様……伝説の始祖勇者様が再来したかのようですな、いえ、そういえば異世界勇者の方でしたか……」



 早速出たのは始祖勇者の話、そしてリリィを見てドラゴン、精霊様を見てそれがホンモノの精霊様であることを瞬時に判断していることから、そういった特殊な種族もこの島国では珍しくないのかも知れない。


 で、そのまま砂浜に案内され、特別サービスということで銀貨を3枚、それで全員分の支払とし、海鮮と火の魔族が畑で作ったという野菜のバーベキューを堪能することが出来た。


 その間に聞いておいたのは主に『おかしな連中』のこと、どうやら大陸、といっても西方新大陸ではなく俺達の住んでいる側の大陸なのだが、その東端から海を渡ってやって来た変な人族の連中が勝手に住み着き、しかも武装して火の魔族の畑の作物を盗み、戦闘力の低い人族のものであるこの集落からは脅すような感じで漁獲された貝や魚を奪っていくのだという。



「奴等はここ数年でどんどん渡って来ていて、困ったことにそれがまた次の仲間を呼んで、という感じでして、このままだとここや火の魔族の集落はどうなってしまうのやら」


「なるほど、いえ、今夜火の魔族の集落で宿を取った際にも聞いてみますが、それは勇者パーティーにとっての討伐対象である可能性が高いですな、魔王軍とは関係がないですが、少なくとも善良な一般人を苦しめるヤバめな連中には変わりありませんから」


「そうして頂けると非常に助かります、火の魔族の方も人数が少ないですからね、現行犯以外では手が出せなくて、かといってずっと見張りをしているわけにもいかないと嘆いておりました、国の英雄殿も忙しくて、あんな小悪党の集団には手が回らないでしょうから」


「でしょうな、じゃあ俺達の島国における最初の活動、それを『おかしな連中討伐』としようか、皆殺しにして地域の平和を取り戻すんだ」


『うぇ~いっ!』



 まずやるべきことは決まった、船の甲板に住んでいるおっさん達には申し訳ないが、しばらく、といっても2日か3日程度であろうが、この近辺に滞在して世直しをすることになる。


 それと、ここで出たのは『英雄』、つまり島国の現地勇者的な存在であり、俺たちに来いと言い残して立ち去ったキジマーの奴の主、そして『太郎』的な存在の何者かだ。


 ここでその英雄について色々と聞いてみようとも思ったのだが、とにかく忙しいそのパーティーの姿を見た者はこんな田舎には居らず、どんなパーティーで、何人の構成なのかも知らないようである。


 むしろキジマー本人に出会ったことがある俺達の方がその存在について知っているぐらいか。

 この寂れた漁港の人々は、島国の英雄については単に、『そういう存在がある』ということだけしか聞いていない模様。


 それについてはこれから、俺達が足出稼ぎ、目で見て実感しつつ情報を得ていくことになりそうだ。

 まぁ、最終的には英雄本人とも会談し、始祖勇者などの話を聞くことに変わりはないのだから、何もしなくとも情報は入ってくるのであろう。


 しかし本当にやるべきことが多い島国だな、まずはおかしな連中の討伐、ダンゴ精製のおっさん達の護送、そして犯罪組織の生産拠点壊滅に英雄と始祖勇者とそれから……とにかく様々なタスク、ミッションが目白押しだ……

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