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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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664 精霊を騙る

「こんばんは、食事会にお呼び頂いたようでありがとうございます、それで、重要な話があると伺っているのですが……」


「はい、いえ、ちょっと入って下さい、込み入った話になりますので普通に食事をしながら、ゆっくりお話しさせて頂きたいと思いますので」


「わかりました、では失礼致します……」



 使者に話を通して貰い、わざわざお越し頂いたこの島の首長にして巨乳メガネお姉さん。

 とりあえずこの人が来れば夕食のグレードがさらに上がるのではないかと考えたのだが、果たしてどうなるのか。


 それで、遅れて入って来たシェフ、高級料理系とワイルド&ウェスタン料理系がそれぞれ1名ずつ、それがありがちな調理セットの向こう側に行くと、俺達はその反対側、高級な椅子が並ぶカウンター様の席に着いた。


 カウンターの向こうをチラッと確認、用意されている食材は肉と夏野菜が中心のようだが、それ以外にも巨大なカニや美味そうなエビ、そしてその他魚介類が氷漬けにしてある。


 さすがは小さな島だ、確かに『ウェスタンといえば肉』なのだが、それとは別に島料理も用意してくれるということか。


 まぁ、転移前の世界で『島の魚介』といえばもっとこう、カラフルな魚を調理して、という感じであったが、ここではそうでもないらしい、ちなみにそれがウェスタンだからなのかそうでないのかはわからない……



「なかなか美味しそうな食材達ばかりですね……それで勇者様、そろそろ先程の話を首長様にして差し上げたらどうでしょうか?」


「そうだな、食べ始めてからだとむせる可能性があるし、今話しておくこととしよう」


「……それほど重要な話、もしや先程依頼させて頂いた件に関してでしょうか? いえ、それ以外にありませんね」


「まさにその通りです、えっとですね、結論から言いますと、その火山の火口に住み着いたという『火の精霊様だと主張するお方』ですかね、それ、ニセモノです、火山の火口だけに真っ赤なニセモノなんです」


「勇者様、今のギャグは100点満点中マイナス5点よ……」



 セラにマイナス査定を付けられてしまった異世界勇者様たるこの俺様渾身のギャグであったのだが、そんなことはどうでも良い、今気になるのは巨乳お姉さんの反応……少し驚いた様子だが、ブッ飛んで椅子から転がり落ちるようなことはないようだ、思っていたよりも冷静である。


 というか、これはその火口の何かがニセモノである可能性も多少は考慮していた感じだな。

 そいつのことを『火の精霊様』ではなく、『そう主張する』と評価していたのもそのためであろう。


 しかしそうなると、もしその存在がニセモノであった場合、当然その先にくるのは『討伐』ということになり、それさえも俺達に依頼するというのはもう既定路線であったのかも知れない。


 まぁ、とりあえずそういうことだとして話を進めていこう、今はこちらがこれだけの人数で、交渉の出来ない俺とセラだけという状態ではないのだ。


 そのためにわざわざ巨乳お姉さんを引っ張り出したという面もあるが、果たしてこの先の交渉によってもう少し良い報酬を引き出すことが出来るのか否か……



「それでどうしましょう? その火口に住み着いた『精霊様モドキ』なんですが、こちらでやっつけてしまう……ということも不可能ではないと考えています、もちろん大変に危険なミッションですし、下手をすればこの町へも被害が及ぶ可能性があります」


「やはりそうですか、いえ、もしそれがニセモノであったとして、倒そうと、また追い払おうとして暴れられた場合の被害について考えていたのですが、やはり火山の火口に平気で住み着くような者ですし、それなりの力があって危険であると考えた方が良いのですね」


「ええ、そういうことになります、それで、今回こちらがその極めて危険性の高いミッションを引き受けるとしたらですね……」


「こちらが提供を約束している島国の情報だけでは不足……ということでしょうか?」


「話が早くて何よりです、単なる交渉から討伐に変わったのですからそれなりに、ちなみに請負契約としましょう、つまり失敗した場合は成果ナシということで報酬は請求しません」


「あの、その『失敗』というのはどのような?」


「いえ、別に敗北して大惨事になるという意味ではありません、もしかしたら倒し切れず、逃走を許してしまうかも知れないということです、もっともその際に敵が再びここの火山へ、つまり一度敵わない相手が現れたような場所へ舞い戻る可能性は低いかと存じますが」


「そういうことでしたか、それでしたら危険はなさそうですね、わかりました、では討伐が完了したことをもって追加の報酬を、もちろん私も同行し、皆様方の戦いぶりに応じて、そのミッションの危険度の評価に値する財貨またはサービスをお支払い致します」


「……マジで付いて来るんですか?」



 途中までは良かった、もしかしたら逃げられるかも知れない、町には危険が及ばぬよう頑張るが、ミッションを完遂することが出来るかどうかは極めて微妙であり、それだけ高難易度なものである。


 そう印象付けておき、その火口の何者かをどうにかして生け捕りにする、つまり最大の成果を叩き出して俺達のすごさをアピールする、そういうつもりであった。


 だがこの巨乳お姉さんが同伴するとなると話は変わる、もしターゲットが調子に乗っている、または悪戯しているだけの単なる雑魚であったらどうか?


 あっという間に討伐、もちろんこちらの実力を察した相手があっさりと降伏する可能性もある、その場合には『楽勝であった』とみなされ、まともな追加報酬を得るどころか、『この程度であったのなら元の報酬も減額』などとして、例えばここの食事代の一部を支払わせられるとか……考えたくもない結果だな。


 しかし、だからといって付いて来るなとは言えない、見たところによるとこのお姉さん、高級令嬢で子どもの頃から武術を学んでいたのであろう、王都で酒ばかり飲んでいるモブ冒険者、それから暇そうにしている一兵卒などよりは圧倒的に強い。


 ゆえに火口のターゲットがどれだけの強敵であったとしても、最悪自己判断でその場を離れ、安全な場所に身を隠すぐらいのことは出来てしまう。


 そのような人物に対し、『危険だから』というのは筋が通らないし……これはなかなか手強いではないか。


 いや、わざと実力を隠して未知の敵と戦うようなこともしたくはないし、それだとリアルに危険が生じる可能性があるからな……


 うむ、仕方ない、明日はこの巨乳お姉さん同伴で火山に向かい、どうにかして『それなりの戦い』を演じた後にターゲットを撃破、見た目通りの女の子であれば捕まえ、野郎が擬態したような何かであれば滅ぼすこととしよう。



「じゃあ火口に住み着いた何者かの討伐作戦は明日、昼から町を出て向かうことにしましょう、今夜はその決起集会ということで、しっかり食べて力を付けておいて下さい」


「ええ、では肉類と、それからそっちの高級そうなカニも焼いて頂けるとあり難い」


「ご主人様、あっちの塊肉、たぶんスライスにするやつだけどそのまま欲しいですっ!」


「うむ、ローストビーフか何かだな、そっちのをこのリリィに頼む、あとこっちのカレンにはあの生ハムの原木を丸ごとだ」


「……あの、食べすぎには十分に注意願います、明日動けないと非常に困ることになりますので」



 勇者パーティーの一部のメンバーがこのぐらい喰らうのはいつものことなのだが、その辺りに説明は推薦状になかったようだ。


 とにかくその場で切って、焼いて、蒸して提供される高級な食材を堪能し、ついでにそこそこの酒も口にして夜を過ごす。


 しばらくしてその日の決起集会はお開きとなったが、作戦に成功した場合には改めて祝勝会をしてくれるとのこと。

 明日は確実に、取り逃すことのないようその火口の何者かを制圧しなくてはならないな……



 ※※※



「おはようございます、ではこれより火山の中腹までは馬車で、そこから先は申し訳ありませんが徒歩で火口付近を目指します、準備はよろしいでしょうか?」


『よろしいで~っす!』


「はい、では出発とします、特に決まりはありませんので、お好きな馬車に乗り込んで下さい」



 翌朝、朝食を取り、暑さ対策などの準備をキッチリ全員分終えたところで、昼というには少し早いが公共の馬車が迎えに来た。


 どうやら昼食は『高級サンドウィッチ』を用意してあるらしく、火山の中腹にて馬車を降りたところで小休止とし、昼食にしようとのことらしい。


 そこから先はターゲットに悟られぬよう隠密行動、ゆっくりと火口へ近づき、まずはその姿を拝見させて頂くという作戦だ。


 敵がホンモノの『火の精霊様』でないことはもう確認済みだが、だからといって正体が判明したわけではないし、魔族あのではあろうがどういう属性の奴なのかも現時点では全くもって不明なのである。


 明らかなのは火口に住んでも、むしろ溶岩に浸かっても平気な程度には炎や熱に耐性があるということぐらいか。

 魔法を使うとしたら火魔法であろうが、だからといって水が弱点であるという保証もないよな。


 まぁ、とにかくその場に行って、姿を確認してみないとわからないことだ、少し大変だが絶対に見つからないよう、時間を掛けて登っていくこととしよう。


 馬車はそのまま火山の中腹に到着、、そこで予定通り昼食を取り、そこから先は這うようにして夏の山肌を登った……木が生えていないから非常に暑いな、活火山ということもあるが、これはかなり体力を持って行かれそうだ……



「カレン、お前大丈夫か? ちょっともう顔が赤いぞ」


「わぅ~、ダメかも知れないです、ご主人様……だと暑いので精霊様、おんぶして下さい」


「はいはい、じゃあおいでカレンちゃん、マーサちゃんは平気かしら?」


「私はまだ大丈夫だけど……どんどん暑くなってきているわね」


「全くだ、やっぱり氷魔法使いでも雇用しないとこれからの時代はやっていけないかもな」



 この世界も温暖化が進んでいるのかどうかはわからないが、とにかく燦々と照り付ける太陽に起因する遮蔽物のないこの火山における夏の暑さと、それから熱を持った地面からやって来る熱、そのダブルパンチを受けている今の状態ではそう長く活動することが出来ない。


 どういうわけか首長の巨乳お姉さんは平気そうな感じなのだが、慣れている人間にとってはたいしたことがないのか? それともやせ我慢しているだけなのか?


 と、まぁどちらにせよ早くミッションを終えて帰還する必要があるな、苦戦した感を出すのはそこそこにして、もう早くあの涼しいホテルの部屋に戻ってしまいたい。


 報酬が貰えなくなるかも知れない? そんなものはもうどうでも良くなってきた、むしろ討伐を終えれば直ちに下山して、涼しい場所へ移動することが出来るという事実そのものが最もあり難い報酬だ。



「……そろそろ山頂が見えてきます、火口はちょうど一番上になっていますから、ここからは少し姿勢を低くして下さい、匍匐前進でも構わないぐらいです」


「そんなことしたら激アツの地面と汗で大変なことになるぞ、熱中症になる可能性だってある、姿勢を低くするのには賛成だが、匍匐前進はさすがによそう、人間の尊厳を保った状態で敵に近付くんだ」



 ということであまりにもヤバい行動だけは回避することに成功した、見えてきた山頂からは煙が立ち上り、パッと見ただけでもそれが活火山の火口であるとわかるような状態。


 そしてその火口の淵、地面が盛り上がった場所に座っているのは……精霊様と全く同じ服装をした女、可愛らしい見た目だが髪は燃えるように赤く、これぞまさに火の化身、精霊といった感じの見てくれである。



「……やっぱりニセモノじゃないの、火の精霊はもっとこう、おっぱいが噴火寸前なのよ、ボイーンッて」


「ほう、それは一度で良いからお会いしたいものだな、で、あのニセモノは……魔族か、悪魔じゃないみたいだがそういう系の上級魔族ってとこかな?」


「火魔法を使ってきそうですわ、というかこちらが火魔法を使っても無効になりますの、ブレスも同様ですわよ」


「そうか、だが別に最強ってわけじゃなさそうだな、魔王軍で言ったら魔将、いや魔将補佐ぐらいの強さか……何か炎を纏っているっぽいのは生まれつきなのかな?」


「違うと思います、おそらくは熱に対する耐性を極端に上げるためのスキルか何かだと思います、ほら、何となく涼しい顔をしているように見えませんか?」


「確かにな、よし、張り倒して服従させて、それから俺達にもあのスキルを使わせよう、そしたら帰りは快適だ」



 ということで作戦会議、まずは当人、つまりニセモノ精霊様と面識のある巨乳お姉さんが先頭、俺達はその部下でかつここまでの護衛という感じで後ろに控えることとした。


 もちろん武器を構えたりはしない、ここまでの道程で魔物に襲われるようなことはなかったが、過去にはサラマンダーなど、火山にありがちな魔物の襲撃を受けたこともあったそうなので、武装した冒険者風の俺達が後ろに居ることは特に不自然なことではないのだ。


 あとは『敵対の意志がなさそうな感じ』を保ったまま射程圏内まで接近し、どうにか、もちろん大怪我をさせないように取り押さえる必要がある。


 極限までオーラを消し、こちらがかなりの強さを誇っていること、最強にして伝説にして超天才の異世界勇者様が率いている無敵パーティーであるということを気取られないようにするのだ。


 と、そんな感じで接近して行くと、向こうもこちらの存在に気付いたようだ、一瞬警戒するような素振りを見せたが、巨乳お姉さんが先頭に居ることで『交渉』だと思い込んだのであろう、その警戒はすぐに解かれた。



「あら、来たのね巨乳のお姉さん、今日は生贄でも持って来たのかしら? あ、言っておくけど満足いかない内容だったらこの火山を噴火させて町を滅ぼすわよ」


「へへーっ、そ、それが……」


「それがどうかしたの? ん?」



 偉そうに立ち上がった火の精霊モドキ、もちろん火山を噴火させる、天変地異を起こすような力は持ち合わせていないのが確実、これは単なる脅しだ。


 で、その脅しを仕掛けている火の精霊モドキであるが、なんとウロウロと歩き回り、当初の位置、即ちお姉さんの後ろに控える俺達の誰もが攻撃を仕掛けられる位置からズレてしまったではないか。


 こういう奴は当然のように座ったまま対応し、何をするにも相手にやらせる、自分は絶対にその場から動かないものだと思っていただけに、この予想外の動きは痛い。


 現状、攻撃を仕掛けられるのは俺と、それから暑さでバテ気味のマーサ、カレンを背負った精霊様も比較的良い位置に居るが、あの状態では力の加減が出来ず、やりすぎてしまう可能性がある。


 また、それはフラフラ状態のマーサにも当て嵌まることだ、他のメンバーが動くと巨乳お姉さんを巻き込んでしまう可能性があるし、これはもう、間違いなく俺が単独で動くしかないパターンだ……



「マーサ、精霊様、最初は俺がやるから、最後にもし逃げられそうだったら取り押さえてやってくれ、精霊としてはニセモノだが女の子としてはホンモノみたいだからな、極めて軽くだぞ」


『了解』



 腕を組んで巨乳お姉さんの前を行ったり来たりしながら、何やら説教めいたことをしている様子の火の精霊様モドキ。

 その内容なくだらないもので、適当に文句を言ってマウントを取りたいだけにしか思えない。


 おそらくはふざけた悪戯ではなく、本気でここの島の住民をビビらせ、それによって利益を得たいと考えているタイプだ、俺達が来なければ増長し、取り返しのつかないことをしでかしていたかも知れないな。


 そんな火の精霊様モドキがちょうどいい位置にきたところで、可能な限り予備動作を消す感じで前に出る。

 進む方向を変えるために反転したときがチャンス、そして今がまさにその瞬間だ。


 全く音を立てず、そして素早く接近した俺の手は、パッと放した聖棒が倒れ、地面にぶつかって音を立てるよりも早くモドキの背中に届く……



「喰らえっ究極大勇者強制脱衣(アルティメットグレートゆうしゃフォースドテイクオフ)だっ!」


「なっ? キャァァァッ! 何よこの変態はっ⁉」


「今だっ! マーサ!」


「やってやるわっ! こっちも究極のウサ、おっと……あっ!」


「ひっ、ひゃぁぁぁっ!」



 俺は上手くいった、俺だけは、ターゲットのギリシャ神話風衣装を完全に、一撃で剥ぎ取って全裸にすることに成功したのである。


 そしてその攻撃を受け、怯んだ隙にマーサが、という作戦であったのだが、暑さでやられていたマーサはうっかり躓き、その勢いでターゲットを突き飛ばしてしまった。


 凄まじい勢いで吹っ飛び、そのまま火山の火口に消えて行った火の精霊様モドキ、どうなってしまったか、恐る恐るそのマグマの溜まる灼熱の火口を覗き込む……



「……あ、浮いて来た……めっちゃこっち見てるぞ」


「怒ってない? 私、誤った方が良いかしら?」


「どうだろう、いや、怖くて上がって来られないんじゃないか? 怒り、というよりも様子を覗っている感じだ、精霊様、ちょっとお願いがあるんだが……」



 最初は突き落とされてのことだが、今はもう溶岩の中から出てくる様子がないターゲット。

 そこに居れば間違いなく安全、俺達が突入してきて捕まる可能性はまずないと判断したのであろう。


 だが突入しなければ良いのだ、そしてそのための方法は、今回仲間を騙られるという被害に遭った精霊様が持っている。



「じゃあ、あの子の周りだけ良い感じに冷やして、ガッチガチに固めちゃえば良いってことね」


「そうだ、そうすればもう身動きが取れない、岩の中から頭だけ出したターゲットを引っ張り上げるだけだからな」


「わかったわ、じゃあほいっと!」



 その場で大量の水を出す精霊様、あっという間に冷え固まるターゲットの周りの溶岩。

 驚きの表情を見せ、次いで気を失ったターゲットが入ったままの岩の塊は、その後同じく精霊様によって回収された……

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