表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十八章 拠点制圧
663/1360

662 盛大な見送り

「よし、これで砂漠、草原、どちらも町と集積所を制圧したってことだな、何だか自分達でやった気がしないけど……」


「集積所の方はどっちも別の人達の手柄だものね、バケモノとキジマ―、なかなかの実力だったわ」


「おう、片方は人じゃないしもう片方も微妙な存在だがな、すげぇ羽生えてたし……で、そのキジマ―はもうそろそろ海を越えた先の島に着いている頃だろうよ、めっちゃ速かったし」


「そうね、行くって言っちゃったからには早めに追わないと……でもちょっとぐらいゆっくりしていても良いわよね……」



 行ったときにはもう既に片付いていた感じであった大草原の集積所、お片づけを完了させた張本人であるキジマ―を見送った後、俺達も彼が開けた穴から地上へ出た。


 ちょうどこれから向かう先、この大陸での犯罪組織の勢いを潰した隙に移動し、犯罪組織が支配しているのであろうダンゴの生産拠点を破壊するつもりであった島国。


 その出身であり、そこの戦士であるというキジマ―の紹介によって、上陸後はそれなりの協力を得られそうなのは良いことである。


 だがそのキジマ―も自らを『ダンゴ強化戦士』と自称していたのだ、もしかするとダンゴの生産拠点自体がその島国の宝であり、西方新大陸の犯罪組織に利用されているからといってやたらに破壊するのはNG、そういう可能性がないとは言えない。


 まぁ、俺達がダンゴの生産拠点をどうこうしてしまうようなことを示唆していた際、キジマ―の反応は至って普通であったことから、今のところは特に問題なく作戦通りに進めることが可能だと思っておくべきか……


 とりあえず草原の町を制圧しているPOLICE連中と合流すべく、そのまま船に乗り込んで出航する。

 すぐに到着した町は今まさに、最大限の燃え盛を見せている最中、高度が高いので聞こえはしないが、きっと地上では悲鳴と断末魔が響き渡っているはずだ。


 だがもちろんそれは邪教徒共の自業自得、こんな町に集結して、わけのわからない思想信条で勝った気になっていた報いを受けているだけなのである。


 いや、むしろ処分して貰えたことに感謝して頂きたい、どうせこの町の連中、特に犯罪組織に加入していたり、その中でも特に『K&KK(カニ&クリームコロッケ)』に所属していたカス共は、もう生きていて何の付加価値も生み出さない、いわゆるウ〇コ製造機であったのだから……


 連中にとっての惨劇と、同時に俺達にとって勝利の叫びがこだまする町中心部の上空は凄まじい熱を持っているため避けて通り、先程まで居た町の北にて着陸、そこを管理していたPOLICE達と合流する。


 大量に並んだ椅子は全て雷撃椅子らしく、そこにはでっぷりと、丸々と太った町の中枢を担う、いやつい先程まで担っていた邪教徒の聖職者らしき連中がセットされていた。


 その数およそ50、これでもかなり選別した方らしい、ちなみに『どうでも良い雑魚キャラ』と判断された他の町幹部、役人共については、横に設置された『一挙大量縛り首セット』にて、レバーひとつで死刑が執行が可能な状態にして待機させてあるようだ。



「おつかれさまですフォン警部補! 処刑の準備、その他諸々は完了しておりますっ! 雷撃椅子の方はカートリッジを弱めのものにして死ぬまで時間が掛かるよう、またスポンジも濡らしていないため凄惨な光景が広がるはずですっ! 以上、報告終わりっ!」


「ハッハッハ、おぬしもなかなか正義よのう……と、勇者殿、これは先程のキジマー、奴の言っていた、そしてこれから俺達が向かう島国での『正義代官』が使う言い回しだ、覚えておくと良い」


「何か違うような気もするが……まぁ良いや、とにかく処刑と、それから食事会でも始めようぜ、もちろん酒が出るタイプのな」


「ちなみに処刑は水の第精霊様たるこの私にやらせて欲しいわ、どこに雷撃がいくか、ランダムに決めて邪教徒共を追い込みましょ」


「POLICEの方が差し支えないというなら俺は別に構わないぞ、もっとも処刑前にもう追い詰められている奴が大半だがな、見ろ、あいつなんか確実に『おもらし(大)』の状態以上に陥っているぞ」


「情けない連中ね、死んだら邪悪な神の下へ馳せ参じてどうのこうのみたいな教義はないのかしら?」


「教義としてはあるかもだが、こういう連中は結局富と権力だ、現世において金を集めて、あと他の連中に自分達が上だと思わせることが最大の喜びにして教義の中心、死んだあとどうこうなんて単に信者を騙すためのウソであって自分でそれを信じているわけじゃないだろうよ」


「本当に考えれば考えるほどにゴミな連中ね、色々と片付いた後には根元から『除草』すべきだわ……」



 ということで西方新大陸POLICE協賛の食事会、およびカス共の死刑執行を始める。

 まずは雑魚キャラの縛り首を一気に終え、次いで雷撃椅子に掛けられる連中にニヤニヤ顔の精霊様が1人ずつインタビューしていく。


 泣き叫んだり命乞いをしたり、『金ならいくらでも』だの、『他はどうなっても良いからせめて自分だけは』、というようなデフォルトの主張をする邪教徒の受け答えを、みなで指差して笑いながら食事を進める。


 ちなみにこの処刑は現場判断として認められるらしいが、虐殺してしまった町の人間は全て自殺として処理するらしい。

 さすがはPOLICEだ、相変わらずこういう処理が凄まじい感じになっているな。



「それで勇者殿、これからの予定としてはどうなんだ? すぐに島国へ渡るつもりなのか?」


「ん? そう考えていたんだが、何かこの大陸でやり残したことでもあるのか?」


「うむ、実は出発前にな、この大陸国家の首長にあって欲しいと思ってな、長年国を苦しめてきた犯罪組織の弱体化に貢献しているんだ、何かこう、褒美のようなものが期待出来ると考えたんだが……どうだ?」


「ふむ、褒美のようなものか……と、それなら考えるまでもないな、ほら、もうミラとか顔がやべぇ感じになっているからな、受け取りに行かないという選択肢はなさそうだ」


「じゃあこれで決まりだな、この国の首都は海とは逆の方にあるんだが、寄り道するにしても伸びるのは2日、1日滞在したとしても3日だからな、長旅においてそのぐらいは誤差だろう」


「あぁ、タダ働きでその日数のロスなら大惨事だが、何かメリットがある以上は誤差だ、ということでこの食事会が終わり次第出発しようっ!」


『うぇ~いっ!』



 国の幹部に会って褒美や何やらを受け取る、王国ではあのケチ臭いババァによって散々コケにされてきた俺達勇者パーティー、強敵討伐の報酬が粗品のタオルだのボックスティッシュだの、終いにはシケモク詰め合わせだの。


 そんな感じで『とても報酬の品とは思えないモノ』を掴まされてきた俺達が、この比較的豊かそうな大陸の首長から受け取る今回の報酬、それについて期待をしないはずがない。


 いや、むしろ過去最大級の期待感だ、金貨の山で重くなり、空駆ける船が浮上出来なくなった、などということを心配してしまうほどにだ。


 食事会を続け、同時に赤々と燃える町の最後を、そしてその中枢を担っていた馬鹿共の最後を見守る。

 それが終わると同時に、片付けをPOLICE派遣部隊の連中に任せた俺達は、船に乗り込んでこの大陸を支配する政府の中枢、首都を目指した……



 ※※※



「見えてきたぞ、アレがこの大陸、勇者殿達が西方新大陸と呼んでいるこの大陸の全てを支配する国の首都だ」


「ほう、案外小さいが発展はしているようだな、美味い料理に期待しておこう」


「美味い、といっても他と同じ、ウェスタンでワイルドなものばかりだがな……」



 料理におけるその辺りの事情はまぁ仕方ないと思うが、とにかく食べられて、そしてお土産もあるとなお良いところだ。


 期待の持てそうな首都に近付くと、既に話は通っていたらしく公的な船が迎えに来る。

 地上では馬車が用意され、さらに『騎馬POLICE』が目的地まで誘導してくれた。


 至れり尽くせりの感じで綺麗に均された道路を進んで行くと、正面に見えてきたのは左右対称な漆黒の建造物、なかなかの威厳である……



「勇者殿、手前に見えるのがこの国の象徴、『漆黒ハウス』だ、あの中にこの国の首長である『ベルトルーズ閣下』が居られる」


「ふ~ん、それはどんな奴なんだ?」


「常に棍棒を持っていて、馬ではなくクマに跨っている、ベルトを締めすぎるとワイルドな食事が入らなくなるということでいつもガバガバなんだ」


「わかった、わけがわからないということだけはわかった、とにかく今からそのベルトルーズ閣下とやらに会って、報酬を受け取る感じになるんだな」


「そういうことだ、棍棒で殴られないよう注意すると良い、外交交渉の際はそれで相手の首長をKOして利益を勝ち取っているらしいから、攻撃力も高いしそれなりに注意が必要だ」



 リアル棍棒外交(物理)の使い手であるようだが、棍棒で攻撃してきたのを回避することは外交的な欠礼に値しないのかどうかが心配だ。


 とりあえず攻撃されたら笑顔で受け止めて、代わりに圧の掛かった微笑を返してやることとしよう。

 巨大な力をチラつかせつつ温厚な感じで対応する、それが本来やるべき交渉だし外交なのだ。


 異世界勇者様たるこの俺様は今後、そい言う面での活躍もしていかなくてはならない。

 魔王軍をどうこうした後にはどうせ人族同士の駆け引き、そして神界や魔界とのゴタゴタが待っているのだから……



「よし着いたぞ、全員フォーマルな感じで馬車から降りるんだ」


「え? 服装はこのままで良いのか? 完全にその辺の冒険者だぞ」


「大丈夫だ、そういう感じの方が逆にウケる、現場で泥臭く頑張って来た感があってな」


「まぁ、それもそうだとは思うが……とりあえず気にせず行こうか……」



 冒険者のような服装でネクタイも締めていない、どころか当たり前のように武装した俺達を国家の中枢に招き入れるというのだ、非常にワイルドな国である。


 ぜひともそのワイルドさを報酬の方に割り振って……と、漆黒の扉が開いてすぐ、ホールのような場所にソイツは居た、これは明らかにベルトルーズだ、ズボンが下がってきてそれを必死に上げている感、そしてもう片方の腕では巨大な棍棒を支えているし、横に凶暴そうなクマが控えているではないか。



「ようこそ、話は聞いているよ、早速だが我が国の力に平伏してみないかね?」


「おい、このおっさんいきなりド直球で何かとんでもない要求をしてきたぞ、大丈夫なのかホントに?」


「わ、わからないが……」


「それで、立ち話もアレだし、ぜひ我が執務室へ来てくれ、そこで色々と話し合いをしようか」


「・・・・・・・・・・」



 これは『何か買うまで帰れません』パターンではないのか? とてつもなく高級(値段だけ)な壷や絵画を勧められ、断ろうものならあの棍棒で殺害……と、まぁその場合はカウンターでブチ殺してしまえば良いか。


 いくら友好的な関係を築きたい国の首長とはいえ、こちらが不利な立場になるのであればそれは不要。

 むしろここで消してしまって、こちらにとって都合の良いキャラに代わることを期待しておこう。


 で、その棍棒首長の執務室に入ると、漆黒のソファに座らされ、漆黒のコーヒーと漆黒のイカ墨パスタを出される……そこまで漆黒に拘る理由は何なのであろうか……



「いやどうですかそのパスタは? それは先日私が1人で、素手で討伐した全長500mは超えるクラーケンの墨を全部濃縮した逸品でしてな、お口に合うようでしたらまた討伐してきて差し上げますぞ、今日中に、しかも素手で」


「……いえ、もうそういうのアレなんで本題に入りましょう、今回の犯罪組織弱体化の功績に対する報酬、それからこの先のダンゴ供給源壊滅作戦に向けた費用の補助として、こちらに何がもたらされるのかを聞きたい」


「報酬ですか……金一封的な何かでは……何の足しにもならないというような顔をしておられますな、特に後ろのお嬢さん」


「そんなことはありませんよ、その金一封の中身が国家予算規模のものであればほぼ満足です。ですがそれ以外は絶対に、何があっても認めません。国家予算規模の金一封か、それと同等の報酬を受け取るまで私はここを動きませんし、10分以内に意思表示をしないのであればあなたを半殺しにします。それから20分で虫の息、30分経過した場合には本当に殺害します」


「……う、うむ、でででっ、ではどんなものが望みなのか……あの、出来ればそちらの剣を携えたお嬢さん以外の方からお願いしたいのですが」



 力を誇示してきた交渉相手に対し、さらに圧倒的な力の行使を暗に、いやモロに通告したミラの大勝利である。


 部屋の中には護衛の兵士もかなりの数居るが、剣を構える様子すらない、普通に立ったままのミラに対して動くことさえ出来ず、ただただ立ち尽くしていた。


 しかしこの世界での『強い』は本当に強いのだな、どのような状況においても交渉を打ち切り、武力行使を仄めかすという手段が有効……いや、変なババァのしわくちゃ顔を思い出してしまった、狡猾な相手には通用しないな……



「え~、それでだ、俺達はなにもこの国の次年度予算を丸ごと持って行こうって腹じゃない、ちょっと俺達が勇者パーティーとして行っている『世界を救う活動』の寄付というか出捐というか、まぁその程度のことを期待しているんだ」


「と、それは具体的にどのような?」


「まず拠点が欲しい、だから村か町を創るのに最適な土地を……そうだな、この首都の近くに用意して頂きたい。そしてそこのスタートアップ資金、もちろん余裕を持ってな。それからついでにこの先海を渡ってダンゴの生産拠点を壊滅させるから、それまでに要する金銭や食料、その他様々な場所で休息をとるのに必要な許可証、いや推薦状の方が良いな、とにかくそんな感じのもの。あとは本来的な報酬として俺達が『得した』と感じるような金額を包んでくれれば構わない、それで良いですかな?」


「わ、わかりました……え? 結局最後金銭って……あ、いや何でもありません、とにかく拠点を作るための土地を用意……いや、それは我が国にとっても経済的なメリットが……誰かっ! 今のを聞いていたな? すぐに取り掛かるんだっ、大規模な公共工事で雇用創出、ついでに巨大ダムでも造っておけ!」



 どうやら棍棒についてだけではなく、そちらのアレもアレな感じのルーズ首長らしい、まぁ、傲慢なのとベルトがやたらにルーズな点を除けば比較的真っ当な指導者なのであろう。


 とにかくこれで西方新大陸における拠点作成の目途が立ったということになる、あとはここと王都、それからそちらの大陸では比較的西方にある拠点村を転移装置で接続すれば万事OKだ。


 この感じであれば準備も早そうだし、船で捕らえてある犯罪組織の構成員であった女の子10人はこのまま貰い、滅ぼした2つの町から選抜した見目麗しい邪教徒も、一旦は奴隷商人的な人々に預かって貰い、頃合を見計らって移動、再教育を施してその拠点の運営に当たらせよう。


 俺達はこのまま移動だ、転移装置の設置はこちらに任せ、接続はどうせ自分では出来ないのだからエリナを派遣する。


 この後島国で何やかんやとやっている間に全てが滞りなく終了し、王都から次は転移でこの大陸の拠点へと戻ることが可能になっているはずだ。


 そして次に戻った際には犯罪組織の方を完全に壊滅させ、雑魚1匹すら残さず皆殺し、または捕まえて処刑、はたまた可愛い女の子であれば同じく捕まえて拠点の運営スタッフとして雇用してやる。


 まぁ、ダンゴの供給を完全に断った場合、こちらが手を出すまでもなく、大陸のPOLICE連中だけでどうにかなってしまうという可能性は十分にあるのだが、拠点の様子を見る、そして俺達と連絡を取る代表者を決定するうえでも一度ここに戻らなくてはならないのは確実であろう。



「さて首長さん、報酬や諸々のことが決まったところでだ、ここから先は食事を共にして親睦を深めようと思いませんか? 俺達はこの後この大陸を去りますから、出来ればもうそれなりの……」


「ええ、そちらはご用意しましょう、また皆様方がこの大陸を出るまで、我等の艦隊が横で支えるなどして皆様方の船の浪費を抑えましょう、なぜそこまでって? これから始まる巨額の公共投資、そこから生じる経済の浮揚、これに比べたらその程度のコスト、もう道端に落ちているウ〇コも同然だからですよっ!」



 ということで巨大なステーキ、ハンバーガー、七面鳥を丸焼きにしたものなど、ワイルドでウェスタンな食事を振舞われた俺達。


 出発の際も空飛ぶ大艦隊の中心に据えられ、そのサポートを受けながら先日戦っていた草原を越え、海へと至る。

 ここからはまた長旅だ、食料も十分、そして体力も、燃料や動力を担う30人のモチベーションも十分だ。



「さて、結構色々あったがこの大陸もあっという間だったな、次の島国、それを片付ければとりあえずは東西に世界を1周するぞ」


「あの、本当にグルっと回って王都に帰ることが出来るのでしょうか? 少し不安なのですが」


「大丈夫よマリエルちゃん、あの変なキモブタ、じゃなくてわたしのお兄ちゃんでも帰って来ているのよ、あんなのに出来て私達に出来ないことなんてひとつも……あのアイドルの前で踊り狂う変な芸は出来ないけど……」


「その通り、マーサが大丈夫だと言っているなら大丈夫だ、ちなみに精霊様も大丈夫だと思うよな? てかそれぐらいやったことあるだろう?」


「私は元来引き籠り体質だからあまり移動しないの、でも回って戻れないことは絶対にないわよ、じゃなきゃあんな新大陸発見されないもの」



 その後も引き続き大丈夫だ感を出してマリエルを納得させ、この航路について疑いを持たない他のメンバーは普通に食べたり寝たり、自由気ままに時を過ごす。


 何日か後、見えてきたのは島国……ではなく海にポツンと浮かぶ小さな島、大陸と島国の中間地点にある単なる島だ。

 人も住んでいるようだしちょうど良い、少し立寄って補給でもしていくこととしよう……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ