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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十七章 大海を越えて
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649 今回のゲスト現る

「うむ、おかしいのはもう完全におかしいと思う、だがセラよ、もう気にせず普通に買い物でもして帰ろうぜ、皆待っていることだしな」


「そうね、見なかったこと、気付かなかったことにしましょ、私も今見たことは全部記憶の彼方に消え去ったわ」



 強すぎる雑魚モブPOLICEのことはもう見なかったことにした俺達、この後も度々その記憶がフラッシュバックするはずだが、そのときが、謎を解明すべきタイミングが訪れたら考え直せば良いとした。


 とにかく今は次の町を目指すのだ、この西方新大陸の玄関口となる町でのミッションは完遂……したとは考えていないが、次に進んでくれと言われたのだからそうするしかない。


 買い物を済ませて船に戻った俺達は、一応セラの懸念を待っていた他の仲間達に伝えつつ、出発に向けた更なる準備を続けた……



「よしっ、これで準備OKだな、出航の許可も出ているみたいだし」


「案の定ここの停泊料金はこの町が持ってくれたわね、あり難い限りだわ」


「全くだ、この浮いた金で次の町でも豪勢なディナーをだな……」


「勇者様、あまり無駄遣いをしていると王国に帰った際に困りますよ、もし経費で落ちなかったら大変なことになりますから」


「うむ、なるべく、可能な限り気を付けたいと思わないこともないであろうかといったところだ、では出航!」


『うぇ~いっ!』



 空駆ける船は水面を離れ、地上で手を振る係員の姿は徐々に遠ざかっていく。

 町の好意によって、次の町までの航行は『魔導オートナビゲーション』によって自動で到着することになっている。


 まぁ、それでも一応は見張りをして欲しいとのことだし、あの大陸移動前の魔族の町を襲っていたような空飛ぶバケモノの襲撃がないとも限らないそうなので気を付けたい。


 とはいえしばらく暇だな、作戦会議も何もすることがないし、そもそも作戦は次の町のPOLICEと話し合ってから出ないと何も決まらないのである。


 ずっと酒を飲んでグダグダしているというのもアレだし、どこかに手頃な犯罪者が……などと考えていたら窓の外、明らかな『悪い奴感』をムンムンに醸し出した邪悪な飛行物体が横切っていった。


 いや、どうやら俺達の空駆ける船を狙っているようだな、山賊でも海賊でもない、空賊というには少し乗り物が頼りない、単なる虚舟なのだが、とにかく敵意があることには変わりなさそうだ。



「おい皆見ろよ、暇を持て余す俺達に女神からのプレゼントだ、奴等を玩具にしてこの退屈な時間を凌げってことみたいだぞ」


「あら、結構面白そうな玩具じゃないの、時間を掛けてたっぷり痛め付けてあげましょ」



 許可も得ず、勝手に甲板に降りた禍々しい塗装の虚舟、敵性の反応は5つであり、そのどれもが人族の雑魚キャラ、名前など必要ないタイプのゴミである。


 そして虚舟の蓋が開き……というか真ん中でパカッと開くのか、動きから何からダサすぎる、あの果物からキャラクターがパカッと出現し、腰を振って踊る例の国民的アレを想像してしまったではないか。



「ギャハハハッ! 見ろっ、やっぱり女ばっかりだぞっ!」

「ヒャッハー! じゃああの子とあの子は俺のモノだっ!」

「何だってっ⁉ おいっ、あの子は俺が頂くぞっ!」


「はいはい、急にいらっしゃっていきなり仲間割れとか見苦しいぞお前等、とりあえず所属と階級を……そんなもんねぇってか、単なるケチ臭い犯罪者だもんなお前等は」


「所属? 階級? ま……まさか貴様等は……POLICEじゃないのかっ⁉」

「ひぃぃぃっ! 兄者! すぐに逃げねぇとやべぇぜっ!」


「あ、ちょっと待て、まず落ち着け、俺達はPOLICEのことを知っているがPOLICEではない、勘違いするな、で、お前等悪そうな感じ出していながらどうしてそんなにPOLICEに対してビビッてんだ? ここは普通オラオラと粋がるところだろうに」


「き、貴様等はPOLICEのヤバさを知らねぇのか? あいつらマジで狂っていやがんだ、犯罪者を捕まえるためなら何だってしやがる、仲間をどうこうしてでも捕まえに来やがるからな」


「仲間をどうこう? はてさて一体何を……」



 この空駆けるチンピラ共のPOLICEに対するビビりっぷり、まぁショボすぎる犯罪者である以上、大陸の玄関口の町で見かけたあの下っ端POLICEには絶対敵わないし、5人でまとめて飛び掛かっても瞬殺されるのは確実であることから、多少はその存在に恐怖するのも仕方がない。


 だが『マジで狂っていやがる』とは一体どういうことなのであろうか?

 狂っているのは通常やべぇダンゴに手を染めてまで犯罪行為に勤しむ馬鹿共のことだと思うのだが?


 まぁ良い、せっかく5匹も『情報源』が居るのだし、この連中を拷問してPOLICEのどこが狂っていやがるのかをゆっくり聞き出すこととしよう。


 俺達がPOLICEではないと聞いて安心した様子の5匹だが、そんなものよりももっと恐ろしい存在であることをまず知らしめてやるべきだな。


 隊列を組んだ一番後ろ、最も下っ端らしきチンピラに照準を合わせ、そのことを仲間に、というか真横のマリエルに伝える。


 特殊効果によって突かれた人体が破裂し、無残に飛び散るマリエルの槍、これで攻撃してやるのが最も精神的にアレな結果を招くのは確実、殺すのは1匹だけだし、ここはマリエルに任せよう。


 アイコンタクトで『良い感じに殺れるか?』と聞いたところ、『なるべく派手に殺ります』との答えが返ってきたため、攻撃のタイミングも完全に丸投げする。


 次の瞬間にはパッとステップを踏んだマリエル、5匹の視線がそちらに向かったところで、その雑魚共の動体視力でも十分に視認可能な速度で移動を始めた……



「へっ? ひぎっ……ひょんげぇぇぇっ!」


「な……何な……何なん……ひぃぃぃっ!」

「大丈夫かぁぁぁっ⁉」



 ザクッという音がしたかしないかは定かでないが、とにかくマリエルが握った槍の穂先はターゲットの方を軽く突いたのであった。


 直後にはもう腕ごと弾け飛んだ雑魚キャラのなかの最弱雑魚キャラ、自分の身に何が起こったのかを理解するまでにはかなり時間を要したようだが、時間差で悲鳴を上げ、ブチュブチュに潰れて地面に転がった『自分の腕であったモノの残骸』を、残った片方の腕で搔き集めようとしている。



「おいそこのお前、床を汚しやがって、ちゃんと自分で掃除しろよな、血の一滴も残さず、丁寧に拭き取って地獄へ持って行け、わかったかこのゴミクズ犯罪野郎がっ!」


「ひぎぃぃぃ……オラの、オラの腕がぁぁぁ……」


「何だコイツは? 俺様の話をまるで聞いていないとは許し難い、マリエル、次は右の足のつま先をパンッとやってやれ、あとユリナ、ちょっと顔の表面だけ上手く焦がしてみてくれ、死なない程度にな」


「わかりました」

「はいですのっ!」


「ぎゃっ……ひょぎゃぁぁぁっ! あがっ……コロシテ……モウコロシテ……ハヤク……」


「ギャハハハッ! なかなかハンサムになったじゃねぇかっ、大変にお似合いだと思うからもうちょっと生きとけ、俺が許可してやる」


「そ……そんな……コロシテ……」



 もはや動く元気すらなくなってしまった下っ端と、足が竦んで何もすることが出来ず、ただ冷や汗を流しながら立ち尽くしている他の4匹。


 そこで責め係を精霊様に交代し、下っ端の爪を剥がし、指を捩じ切り、終いに皮を剥いでいくと、やはり人族だけあって弱い下っ端はしばらく後に息を引き取った。



「さてと、このゴミはもう捨てちゃっていいわね、よいしょっ……」


「ちょっと待て精霊様、ここは海の上じゃないんだ、そんなモノを落としてたまたま地上の人間に当たったりしたら賠償ものだぞ」


「しょうがないわね、あ、でも船倉に『ウッドチョッパー』があったからそれを持って来て粉々にするわ、あと、こっちの『まだ生きているゴミ』も捨てる前に砕かないとだし」


『ひっ、ひぃぃぃっ! お助けをぉぉぉっ!』



 完全に戦意を喪失した様子の4匹、もう逃げる気力もないということで、特に拘束することもなくそのまま取り囲む。

 まずはPOLICEがどのように『狂っている』のかを聞き出そう、それと、狂っているのはどの町のPOLICEも同様なのかということも……



「それで、今から質問することに全て正確に、簡潔にわかり易く答えることが出来たらウッドチョッパーではなくもっと楽な方法で殺してやる、わかったな?」


『し、死にたくねぇぇぇっ!』


「黙れこの犯罪者共がっ! それで、まずPOLICEについてなんだが……」



 犯罪者共の主張はこうだ、確かに『組織』に属しているウェスタンな感じのチンピラ共は、それぞれが『ダンゴ』で自らを強化して戦っている。


 その分『ダンゴ』を常に摂取し続けないとあの宣教師風のようにグズグズになって死んでしまうのだが、そのデメリットを考慮してもなお、それの身体強化率の高さには一定の価値が残るのだという。


 で、どうして犯罪組織が使う『ダンゴ』がPOLICEの強さに関係しているのかと、実はPOLICEの下っ端もそのアイテムを使用し、屈強な戦士として活躍しているという疑いがあるのだ。


 このチンピラ共の言っていることがどこまで真実なのかはわからないものの、確かに雑魚モブPOLICEであの強さだ、この仮説が完全に間違っていると言い切ることは俺にも出来ない。


 そして何よりもあのPOLICE達の『正義』を志す感じだ、署長を筆頭に、あの玄関口の町で見たPOLICE連中には邪悪さ、何かしでかしてやろう、悪事に手を染めてしまおうという意思がまるで見受けられなかったのである。


 つまり、もしこの大陸においてPOLICE連中も『ダンゴ』、またはそれに類するものを使っていたとしても、それは禍々しい目的を持ってではなく、正義と平和のために致し方なくそうしている、そう考えて良さそうだ。


 まぁ、ひとつ気になるのはそのクスリによって強化されていたのが下っ端ばかりであったことだ。


 もしかしたら、本当に可能性の範囲からは抜け出さない予想だが、POLICEの上層部、もちろんあの署長よりもさらに上の存在は、『正義のため』として下々に負担を強い、危険を押し付けているのかも知れない……その可能性が絶対にないとは言えないのである……



「それで、この西方新大陸のPOLICEはどこもそんな感じなのか? 町によってオマワリ連中が強化されていたりいなかったりということは?」


「わからねぇ、わからねぇが俺達が今まで襲撃を受けたりしたPOLICEは全部とんでもねぇ強さだった、お陰で30人も居た俺達盗賊団はこれだけ、組織からも除籍されて『ダンゴ』の供給をストップされちまったんだ……」


「そうか、そりゃ災難だったな、まぁうっかり俺達の大切な空駆ける船を襲ってしまったのはさらなる悲劇だったと思うが、とりあえずもう聞くことはなさそうだし、処刑しようぜ」


『ひぃぃぃっ!』


「ちなみに説明がわかりにくいし簡潔ではなく長かったからな、ご褒美の『DEATH BY HANGING』はお預けだ、ウッドチョッパーで死ね、というかお前等、ウッドチョッパーこそウェスタンなチンピラの最後に相応しい、非常に名誉ある死に方なんじゃないのか?」


『そんなことねぇぇぇっ!』



 おかしいな、この世界に転移して来る前に見ていた映画などではなかなかの活躍を見せていた、マフィアとかそういう連中の御用達アイテムであったはずなのに。


 でもそんなこと気にすることでもないか、とにかくこの4匹が『地上に迷惑を掛けない』ように、『可能な限り細かく裁断されて』降り注ぐようにすれば良いのだから……


 ということで処刑は精霊様に任せ、その後は目的地までのんびりと、暇な時間を潰しつつ船内で待機していた、実に暇であったゆえ次以降は何か対策を考えなくてはならない。


 なお、犯罪者共が遺した血溜まりや肉片などは、この地域独特だという、雨音がドラミングレベルにうるさくなる大粒の雨、ゴリラ豪雨によって綺麗に洗い流されたのであった……



 ※※※



「とうちゃ~っく! わーいっ! 一番乗りですっ!」


「おいカレン、はしゃいでいると恥ずかしいからやめるんだ」


「だって船の中やることなくて……で、今から早速お昼ご飯なんですよね?」


「いや、先にPOLICEのオフィスに挨拶に行くぞ、それが今回の目的なんだからな」


「うへぇ~」



 露骨に残念そうな顔をするカレン、別に食事は逃げて行くわけではないし、あの玄関口の町と同様に、この町の飲食店も怪しい、どころか普通の料理にとんでもないモノを混入してくる可能性さえないとは言えない。


 ここはPOLICEのオフィスで安全な優良店を紹介して頂くか、或いはオフィスの食堂で昼食を取らせて貰うのが無難であろう、特に後者は安くてボリュームがありそうだ。


 それで、船の停泊所で予め前の町にて渡されていた旗を掲げると、すぐにそれに気付いたらしき普通のおっさん、いや市民や旅行者に紛れていた私服のPOLICEが近付いて来た。



「どうも皆さん、私はこの町のPOLICEに所属するポリコーネンスと申します、ポリ公とお呼び下さい」


「え? あ、いやその名前はPOLICE全体を示すもので……まぁ良いや、ポリ公さん、早速この町のオフィスへ案内して頂けますか?」


「ええ、せっかくなので昼食も用意しておきましょう、先程までそういった話をされていたご様子ですので」


「だってよ、良かったなカレン」


「わうっ! ちなみにお肉定食でお願いしますっ!」



 どうやら旗など掲げずとも、このポリ公は最初から俺達のことを見ていたようだ。

 さすがに自分からこちらを迎えるということまではしなかったが、やはり動きなどで誰がどういう人間なのかをある程度把握する力があるということか。


 で、そのポリ公に案内されてまっすぐPOLICEのオフィスへ、3階建てのなかなか堅牢そうな建物に入ると、その中の2階へ通され、奥に設置された簡易的な個室に入るよう促される……



「失礼しま~っす」


『入りたまえ』



 カチャッと開いた扉、というよりもこれはドアと表現しておこう、本当に簡易な造りで隔離された壁の向こうに居たのは、コーヒーカップを片手に窓のブラインドを指で下げ、外を眺めるグラサンを掛けたおっさんの姿。


 かなり厳つい体型、そうとしか思えないデスク、この男は間違いなくここのボスだ、そして挨拶も礼をするのではなく握手を求めるのが基本、そんな感じの雰囲気である……こちらから切り出そう……



「やぁボス、初めましてだ」


「ん? もう俺の名前を知っていたのか、だが改めて、俺はボストナール、この町のPOLICEで階級は『巡査』だ」


「巡査なのかよっ⁉ そのビジュアルで下っ端なのかよっ! アレか? 警部とかじゃなくて巡査なのかっ?」


「うむ、残念ながら俺はキャリア組に嫌われているようでな、歴戦の果てにこんな見てくれになってしまったのだが、何と階級は巡査のままだ、だが仲間からの信頼はそれなりにあるつもりでな、今日からお前達と同行してくれる刑事にはミッションを依頼することが出来たよ」


「そうなのか、思ったより苦労してんだな……で、その『同行してくれる刑事』ってのは……」


「あぁ、すまないが誰か彼を呼んでくれ」



 はてさてどんなタイプの刑事が出て来るのやら、不安と少しばかりの期待を胸にしばらく待機した後、ドアが開いて入って来たのは……東洋系だ、きっと格闘技を駆使してスタントまでやるデキる男だ。



「紹介しよう、彼はここからさらに西へ、海を越えて島国もスルーしてさらにさらに西へ行った所にある海沿いの町出身、()()()()()()()警部補だ」


「よろしく知らない地域の人、『コング』だとゴリラみたいだから『フォン』と呼んでくれ、君達は……」


「おう、ペタン王国その他から来た異世界勇者パーティーだ、俺のことは気軽に『敬愛すべき大勇者様』とでも呼んでくれ」


「わかった、勇者殿だな、これからよろしく」


「いやだから敬愛すべき……まぁ良いや、とにかく俺達の力で犯罪組織をボッコボコにしてやろうぜ」



 こうして俺達はフォン警部補を家来……ではないようだがとにかく仲間に加えることに成功した。

 その後は食事会として、建物1階の署員専用食堂にてなかなかウェスタンでハイカロリーな食事の提供を受け、とりあえず腹を満たす。


 そこで聞いた話によると、ここのPOLICEオフィスにはいくつかの部署があるが、犯罪組織に対処するのはほとんどが先程のボスとその仲間達がまとめる『断罪4課』の役割なのだという。


 4課には専用の武器、そして何よりも『犯罪者に対抗するためのドーピング薬』が優先的に配分されているという話もあったが、やはりこの大陸ではPOLICE側も『ダンゴ』のようなものをキメているのだな。


 いや、しかしこの先は俺達と、今目の前に居る明らかに何もキメていない、純粋に格闘技の力でそこそこの戦いが可能なフォン警部補がメインで敵と戦うことになるのだ。


 おそらくこれ以上、POLICEの下っ端にやべぇクスリをキメさせる必要はないものと考えて良いはず。


 もし、もし万が一それでもそういうクスリの供給が止まらない、そして下っ端が使用を強制されるとあれば、そこには間違いなく上層部の、犯罪組織討伐とはまた違った意図が働いていると考えて差し支えないであろう。


 それがどちらの転ぶのか、最悪この大陸のPOLICE全体、いや上層部のみになるかも知れないが、それを敵に回すことになってしまうのか、それは今のところわからない。


 だが今からやるべきことはもう決定しているのだ、このフォン警部補と協力し、必ずやこの地に蔓延る犯罪組織の弱体化、およびその先、POLICEの主力部隊も巻き込んだ殲滅である。


 そのためにはまず、実働部隊である俺達とフォン警部補だけで情報の交換をしておこう……

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