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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十七章 大海を越えて
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648 協力者はさらに西へ

「……ということなんだ、すぐにイベントが始まるみたいだからな、商店街の広場の方へ移動しよう」


「やったっ! バーベキューフェスなんてとってもウェスタンですっ! ジューシーお肉沢山ですっ!」


「野菜もあるかしらね? あ、その前に私達、買って来たものを船に積み込まないと、あと残っている子達のご飯も買って来てたんだったわ」


「おう、じゃあ急いで積み込みだけしよう、そしたらすぐに移動すんぞ」


『うぇ~いっ!』



 大慌てで船に荷物を積み込み、中に残っている30人の女性らには荷物を片付けておいて欲しい旨、適当なタイミングで夕食を取って欲しい旨を伝え、ついでにお土産もあるよと告げて再出発する。


 走って到着した商店街の広場では既にフェスが開幕しており、人気店のものらしいブースには人集りが出来ていたり、入場口ではかなりの行列が出来ていたりと大変なことになっているではないか。


 また、単にバーベキューフェスに参加するのではなく、ステージで執り行われる犯罪者の処刑の方を見に来た感じの連中もそこそこ居る感じだ。


 王都でもあの魔族の町でも、そしてこの西方新大陸でも、この世界の人間が『残酷ショー』を求めているのはあまり変わらないようだな……と、俺達も早く入場の列に並ばなくては……



「え~っと、そろそろ順番かな~」


「どうかしら? ここで列が曲がっているからその先がどうなっているのかわかんないわ」


「だな……と、一気に動いたぞ、カレン、ちょっと肩車してやるから前の方を覗き込んでくれ」


「わかりました、よいしょっ……あっ、前の方がごちゃごちゃしている感じですけど、ゲートが一杯あってそこに列を流し込んでいるみたいです、だからもうすぐだと思いますよ」



 カレンの言った通り、列はすぐにぞろぞろと動き、12人と比較的人数の多い俺達は比較的空いていた端のゲートに誘導される。


 大人料金が11人分、そして子ども料金が1人分で合わせて金貨1枚、銀貨1枚、そして銅貨5枚のお支払であった、なかなかの出費であるが、これは食べまくって取り戻そう。


 なお、サリナは悪魔なのでともかく、カレンが一時『子ども』でカウントされており、入場係のお姉さんと話が通じなかったのは本人にはナイショだ。


 そして肝心となる『座る場所』なのだが……うむ、別料金で窓の付いた小屋のようなものを借りることが出来るようだな、『VIPルーム』などと銘打っているがどう見てもプレハブだ、俺の城と大差ないぞ。



「これね、このプレハブが一番良いポジションね、屋台と、それからあの酒樽が並んだ激アツスポットが近くて、なおかつ窓から公開処刑が見られるわ、ここにしましょ」


「おう、じゃあミラ、小屋の使用料を払って……セルフサービスなのかよ、すげぇなマジで」



 どこかの世界ののコインパーキングかの如く、いやもっと言えばそういう感じのホテルの部屋でも借りるが如く、貨幣を入れると自動でロックが開く仕様のハイテク小屋。


 俺のプレハブ城と大差ないなどと考えてしまったことに関して謝罪しておきたい。

 この大陸の科学技術は他の、これまで見てきたこの世界の何よりも上で……いや、やはり『魔導』であったか……


 料金を払って小屋の中に入ると、じゃんけんをして負けた者、そして自分で料理や酒を吟味したい者を中心にメンバーを選び、6人が最初の料理を取りに行くことが決まった。


 残るのは俺とセラ、マリエルにサリナにジェシカである、綺麗好きなルビアは買い出しとは別に手洗い場へ行き、皆の分の水も汲んで来るという。


 うむ、ちょうどどのチームのメンバーも居ることだし、一旦報告会の前座をしておくこととしよう。



「え~っと、まずなんだが……昼の活動で『ダンゴ』またはそれに類するものを発見したチームは……俺達とセラ達買い出し班か、マリエル達のところは?」


「ええ、私達はまず庁舎へ行って、そこで色々とこちらの説明をして来ただけですので、そういう庶民的なお店には寄らず、公的な機関の振舞う高級な食事をしていましたから」


「なるほどな、やべぇクスリに手を染めているのは主に一般大衆だからな、まぁ中にはそういうのと繋がっている、癒着しているような役人も居るとは思うが、やはり『ブツ』があるのは市中がメインってことだな、てか何でお前等だけ良いもん食ってんだ?」


「それは役得というものだぞ主殿、それで、明日は午後からPOLICEのオフィスに呼ばれているのだが……」


「何だジェシカ、遂に逮捕されるのか?」


「そうではなくて、犯罪組織に対応しているのはPOLICEなわけだし、王都の大会で死んでしまった4人に関する報告もしないとならないからだ」


「うん、まぁ1人生きてるんだけどな、もう普通に死体も同然の馬鹿野郎だが……」



 そういえばあの馬鹿野郎は今どこに居るのか? あの感じでまともに海を越えることが出来たのか? というかそもそもどちらが西なのかを知っているのか?


 様々な疑問が沸き立つあのPOLICEの1人であるが、その馬鹿野郎を除いた3人の死亡報告、そして殺ったのがあのウェスタン連中であることぐらいは、確かにこの町のPOLICEオフィスに報告しておいた方が良さそうだ。


 で、買い出しに行った6人とルビアが戻って来たところで食事を始める、どういうわけかルビアは水を汲んで来なかったようだ、しかも何かトラブルがあったような素振りを見せているが……



「どうしたルビア? 何か言いたいことがあるなら言っておいた方が良いぞ」


「えっと、その……手洗い場に行ったら水が何だかおかしくて……アレを飲んだら結構な事態になるんじゃないかと……」


「水が変だと? 精霊様、ちょっと来てくれっ!」


 ここは西方新大陸、人族の領域ではあるが、この大陸に属する人族以外がここに居ることはなく、旅行者として来るのもおそらく魔族ばかり。


 もしかすると人族、王都を始めとした東の大陸の人族にとっては危険な物質が、地下水などの中に入っているかも知れない。


 もう昼食でガッツリここの水を摂取してしまったのだが、念のため精霊様による確認をしてから、今後それを摂取し続けるか否かを考えるべきだ。


 ルビアの言っていた手洗い場は会場内、そのうちのひとつに辿り着く、一番近いのでここがそのおかしな水を湛える場所なのだと思うが、とにかく調べて貰おう……



「どうだ精霊様、何かおかしいとか、有毒だとか、飲むと破裂して死ぬみたいなことがあるか?」


「う~ん、水自体に最初から混入されているものは特に有毒じゃないわね」


「そうか、じゃあルビアの思い違いだな」


「でもね、どう考えても後付けで『やべぇクスリ』が混入されているのよね、この水場にある水全体に……」


「な~んだ、その程度の緊急事態だったか、普通に超やべぇな、ちょっとPOLICEに通報しようぜ」


「そうね、でももう手遅れだと思うの……」



 呆れたような表情で後ろを見る精霊様、俺も釣られて振り返ると、そこには水を飲んだフェス参加者が悶絶し始めている光景が……どうやら『やべぇクスリ』が混入されたのはつい先程のようだ、ルビアが行った直前、そしてその後にここの水を飲んだ者は……


 と、そこで騒ぎに気付いたPOLICEらしき連中が到着した、呼ぶまでもなかったが、かなり慣れた様子で手洗い場を封鎖、誰もそこの水を口に出来ないようにし、他の手洗い場も次々に封鎖、水質検査らしきことを始めた。



「……何だか俺達の出る幕じゃなかったみたいだな」


「そうね、もしかしたら、いえ、確実にこういう事件が多いんだわ、あとやべぇクスリを口にしてしまった人間は箱に閉じ込めているわね、もしかしたら身体強化みたいな『やべぇ効果』のクスリだったのかもね」



 パッと見た感じではあるが、手洗い場の水を飲んでしまった人間のおよそ3割程度は助かりそうもない感じだ。

 きっと酒が飲めないか何か、またはケチッて無料の水をガブガブと飲んでいた連中なのであろう。


 ミラのバッグの中に入っている毒消しの魔法薬が効きそうな感じの症状でもないし、かわいそうだがここでの被害者はもう放っておくしかない。


 嫌なモノを見てしまったが、フェスはその混乱などまるでなかったかのように盛り上がっている。

 POLICEの動きもそうだが、この町ではこういう類の事案が多いという精霊様の予想は当たりのようだ。


 大陸の玄関口として一見華やかに見えるこの町も、裏では犯罪組織が暗躍していたり、こういう事件を起こす馬鹿も多い、雰囲気に惑わされず、何事も安全確認をしていかなければならないということを再認識させる事件であった……



 ※※※



「それで、結構な人が被害に遭ったわけね、ルビアちゃんももし飲んでいたらお腹が痛くなったりしたかもよ」


「どうかな、さすがにルビアぐらいのレベルになれば違和感ぐらいで済みそうだが、何にせよ気を付けることだ、今回は馬鹿の無差別テロだろうが、この先は俺達がピンポイントで狙われるようなこともあるはずだからな」


「まぁ、水と、それから水分を含んだ食べ物の鑑定は私に任せなさい、さすがにパッサパサの干し肉なんかじゃわかんないかも知れないけど」


「その点精霊様は頼りになりますね、同じように尊大な態度を取り続けるどこかの勇者様とは大違いで……ぎゃいんっ!」



 調子に乗ったミラに拳骨を加えていると、会場のステージが盛り上がりを見せる、窓から覗くとそこにあったのは……ハゲでデブのおっさんが1人、どうやらPOLICEのヘッドのようだ、署長とも言うのか。


 その署長の演説が始まり、フェス会場で演奏され続けていたウェスタンな感じの音楽はピタッと止まる。

 ステージの下には死刑囚らしき連中が並んでいることから、これから署長が喋るのは犯罪組織に対する脅し、それから市民に対してPOLICEへの支持を要請する内容だ。



『え~っ、市民、そして観光客の皆様、私が署長です! この町のPOLICEを束ねる長ですっ!』


『ウォォォッ!』


『本日はこのフェスの場をお借りしてですね、いつも皆様に迷惑ばかり掛け、危険なシャブを世に撒き散らす犯罪組織の構成員、30匹に対し、真綿などを使った縛り首を執行しますっ!』


『ウォォォッ!』



 どうやらこの町のPOLICEはそこそこ民衆からの支持を得ているようだ、俺が転移前に居た世界とは大違いである。


 まぁ、あからさまな感じで犯罪組織が何かをやらかし、フェス会場でも当たり前のようにテロが発生しているのだ、そんな感じであったとしても別におかしくはないか。


 そして、あの署長には明日俺達が挨拶に伺うことになっているのだ、前日のうちに顔を覚えておくことが出来て良かった、奴とはぜひ有効な関係を築いていきたいものである。


 その後、本格的に各班が見聞きしたことを報告し合いつつ、バーベキューフェスで提供される料理と酒を堪能し、お土産もキッチリ持って船へと戻った……



 ※※※



 翌日、バッチリ正装といってもマリエルやジェシカを除けば冒険者風の恰好に着替えた俺達は、昨日公開処刑の指揮を執っていたPOLICEの署長に会うべく船を出た。


 場所は確認済みであったPOLICEのオフィスに到着すると、玄関口で待っていた巡査らしき若者が俺達を案内してくれ、挨拶もほどほどにそのまま署長室へと直行する。



「失礼しまっす、お客様をお連れしやした……」


『うむ、入ってよろしい』



 扉が開いた先の部屋には昨日のハゲデブ署長、というか、この世界のこういう系の奴はハゲデブがデフォルトなのか?

 それとも最初は普通だが、日頃の凄まじいストレスによってこういう感じになってしまうのかな?


 と、それはともかくだ、3人掛けのソファに座るよう言われたため、念のため序列を意識して俺とマリエル、精霊様がそこに座る……この世界には珍しく名刺が出てきたではないか。


 これは危ない、うっかりカレンなど座らせていたら『食べられないから要らない』などと言って突き返していたことであろう。



「ようこそおいで下さいました、東の方々……とお呼びして差し支えないでしょうか?」


「ええ、俺達は別に何でも、それと、その東の方々が住む地へ犯罪者を捕えるために行っていた4人が居るはずですが……」


「あぁ、髭上司のチームですか、ここのところ連絡がないゆえ、もしやと思っているところなのですが、やはり敗北して殉職致しましたか」


「正直に言うとそうです、あの一番下っ端らしい馬鹿野郎は生きていますが、もうどう考えても話が通じる状態ではなかったため置いてけぼりにしました」


「そうでしたか、いや、髭上司を失ったのは我等POLICEにとって損失です、ハゲも、あとハンバーガー喰ってそうなデブも有能でした……ちなみに全員本名です」


「まさかっ⁉ いやそれは別に良いですが、とにかくですね、仲間殺られたPOLICEに同じ組織を敵とみなしている俺達、ここから先は協力していくべきだと思っているのですが、如何でしょうか?」


「ええ、昨日皆様のことは役所から報告を受けておりまして、当方もそれは考えているのですが……我等にはこの海沿いの町を守り抜くという使命がありまして……」



 署長曰く、この町の警備はもう今居るPOLICE達だけでも一杯一杯とのこと。

 というか昨日フェス会場で起こっていた事件を見るに、どう考えても人員が不足していると推測出来る。


 この状況で俺達に協力すべく、新たに人員を割いて活動させるということは到底不可能。

 そんなことをしてしまえばこの町は荒れ放題、最悪治安が崩壊して町自体滅びてしまうのだという。


 よってここでは『協力者』をゲットすることが出来ない、POLICE以外であれば手の空いている者も居るようだが、それらは全て役所で何もせず鼻クソなど食っている馬鹿のようだ。


 俺達が欲しいのは優秀なPOLICEの協力者、無理でも消防官やその他屈強な現業公務員、または兵士である。

 そんな引き籠りのモヤシだか何だかわからない植物系公務員など居ても居なくても同じ、というか足手纏いにしかならない。


 しかしこのままでは……と、署長から何か提案があるようだ……



「実はですね、ここからさらに西、内陸の方なのですが、巨大犯罪組織との戦闘を主体に結成されたPOLICEの部署を持っている町があります、そこへ行けばどうにかなるかも知れませぬぞ」


「ほう、専門部署がある署も存在しているんですね、セラ、やっぱりそっちへ移動した方が良いかな?」


「そうね、ここの町のPOLICEに限界突破させるわけにはいかないし、ここは私達が動くべきだわ」


「よし、じゃあ決まりってことで、署長、出来れば紹介状の方をお願いします」


「ええ、全面的な協力が得られるよう取り計らっておきます、あの犯罪組織にはこの町もほとほと困り果てておりまして、どうにかして壊滅、いえ数を減らすだけでも……」



 ということで署長から紹介状というか推薦状というか、その類のものを受け取った俺達。

 ついでに昨日確認した『ダンゴを出している飲食店』に関しての通報を済ませ、署を後にした。


 紹介された専門部署のある町へは、空駆ける船でおよそ3日の旅だという、隣町なのにだ。

 そのことからもこの西方新大陸がかなり広いということがわかるのだが、その中で暴れ回る犯罪組織がどれほどの規模を有しているのか、そこまで推し量ることは出来ない。


 出発の準備をしつつ、想定を上回る量の食糧を確保するため、セラを筆頭に何人かで買い物のし直しをする。

 俺も同行して商店街を歩いていると、白昼堂々、露店に強盗を仕掛けているクズ野郎の姿を目撃した。


 おそらく例の犯罪組織の末端構成員だ、先程の署長の話の中にあったのはこの町のことだけではなく、犯罪組織の構成員がシャブの密売をし、そのうちの何割かを上納金として組織へ収めていること、そしてまだシャブ売りが認められない雑魚キャラは、基本的に強盗や窃盗をやらかして金を稼ぎ、その犯罪収益から上納金を出しているということも伝えられたのだ。


 早速討伐を……と思ったのも束の間、あっという間にやって来て犯人のチンピラを制圧したのはPOLICE、信じられないぐらい素早く、手際の良い連中である。


 しかし隣のセラは怪訝な表情、一体どうしたというのだ? まさかPOLICE如きが俺達を差し置いて活躍しているのが疎ましいのか?



「ねぇ勇者様、ちょっと思うんだけどさ、この辺の犯罪者って皆あの『ダンゴ』を使って自分を強化しているのよね?」


「まぁ、そうだろうな、犯罪者には捕まったり反撃されたりってリスクがあるからな、可能な限り『ご禁制の品』で武装していくのが妥当だろうよ、それがどうしたんだ?」


「いえね、それなのに、そのはずなのに、どうしてそんなものを使っていない感じのPOLICE達が犯罪者をパッと捕まえられるわけ? 普通負けるわよね……」


「む、確かにそれは一理あるな、何か秘密があるのか? めっちゃ鍛えているとかか?」



 想像しても全くわからないため、ちょうど良い場所に居る犯人と、それを取り押さえている1人のPOLICEの強さを覗いてみた……なんと、POLICEの方が圧倒的に強いではないか。


 というか強いどころの騒ぎではない、王都軍で考えれば上級の兵士、あの死んでしまった髭上司達ほどではないが、その辺の巡査と思しきこのPOLICEが持っているような力ではない。


 何かが色々とおかしい、もしかしたらPOLICEと犯罪組織が……いや、あの署長に敵対心は感じられなかった、それはないと断言しても良いであろう。


 だがこの状況が異常であるのは事実、ガチの違法薬物である『ダンゴ』で強化された犯罪者、そしてそれを遥かに上回る力を持つ雑魚モブPOLICE。


 一体この大陸では何が行われているのか、それはこの先、徐々に明らかになっていくことであろう……

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