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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十一章 備えあれば
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619 一枚上手

「うむ、今回は俺達がオフェンスだからな、俺とミラは右、カレンは左からターゲットを目指す、カレン、どっちが左かわかるか?」


「えっと、ビーフが右でチキンが左だから……こっちですっ!」


「よし、覚え方がちょっとアレだがわかればよろしい、とにかく全員リリィの攻撃には注意だぞ、まぁ、幸いにもドラゴンの姿になるのは禁則事項だからな、気を付けて戦えば勝てるはず」



 大会3日目、今は俺達にとっての大一番を待つ控室にて、試合前の最後の摺り合わせをしている最中だ。

 落ち着いて、キッチリと動けば勝てるはず、予想外の展開があるかもだが、可能であれば真っ向勝負、実力差で勝利を飾りたいところ。


 もしその真っ向勝負ででダメであれば、必然的に隠密行動の俺がヒールになって大人の賢さ、異世界勇者様の知能の高さをガキ共に見せ付けることになってしまう、おそらく会場どころか王都中からブーイングの嵐だな……



「すみませ~ん、大勇者様チームの方はそろそろ入場の時間で~す、準備をして下さ~い」


「よっしゃっ、気合入れていくぞっ!」


『うぇ~いっ!』


「うぇ~いとかどうでも良いんで早くして下さ~い」



 相変わらず態度の悪い係員のお姉さん、確か2戦連続で勝利すればそれなりの待遇になるとのことであったな、つまりこの戦いの帰り、退場時の案内においては、このツンツンお姉さんがデレッデレの媚売りマシーンに変化しているということだ。


 仄暗い、ジメジメが止まらない地下の道を通って入場口へ、見慣れた王都、見慣れた王宮前広場のレプリカに降り立った俺達は整列させられ、大歓声で迎え入れられるインテリノのチームの入場を待たされた。


 クソめが、どういう扱いの差なのだこれは? 確かに相手は王子と聖女、そして勇者パーティーの中でも人気のあるリリィの3人チームではある。


 だがこちらには人気№1のカレン選手が居るのだぞ、そして変態ロリコン連中からの人気はサリナと二分しているミラ、さらに『スレンダー』好きの変質者からは大変に好まれているセラが……


 と、いつもの如く思考を読まれて殴られそうだな、そろそろこのことを考えるのをよしておこう。


 そこでちょうどインテリノ率いる聖竜皇チームの入場が終わる、観客席に手を振る3人、時折混じる俺への罵声、誰だ死ねとか言っているのは、お前が死ねば良いだろうに。



『さてっ、これで両チームの入場が完了致しましたっ! 大会3日目にして初めてのっ! 決勝進出がほぼ確定と言われる有力チーム同士の対戦ですっ! なお、今回は無制限王族擁護派のキングスキー先生にお越し頂きました、先生、この試合はどう見ますか?』


『そうですね、まず第一王子殿下のチームですが、ドラゴンという種族の加入で人数が3人。もちろんこれは数的不利になるのですが、それを補ってなお余りある王子殿下の知性ですね。これはおそらく勇者率いるチームのブレインであるミラ選手を凌駕するものです。一方の勇者チームはミラ選手以外知能が低く、最近では勇者本人の賢さのステータスなのですが、なんとゼロを割り込んでマイナスを記録するに至ったとか。ということでこの勝負、王子殿下側に利があるものと思われます』


『なるほど、大会3日目にして初めてのまともな解説員だということが良くわかりました、では先生、逆に大勇者様チームがこの試合に勝利するために、リーダーである勇者さんがどのような動きをすれば良いのだと思われますか?』


『今この場で死ぬことですね、奴のような低能馬鹿が存在していること自体チームにとっての損失です。おそらくは開始と同時に勇者が切腹、或いは残りの3人であの馬鹿を殺害してしまうのが最も有効な戦略だと思われます』


『はい、どうやらキングスキー先生は王室擁護派にして勇者嫌悪派であったようです……っと、そろそろオフェンスの大勇者様チームがスタート位置に……はいっ! 歴史的戦いの開幕ですっ!』



 好き放題を言ってくれた解説員は後で確実に殺す、それとゴミ解説員の言葉を信じ、俺が切腹するのを黙って待っているカレンにも後で再教育を施す必要がありそうだ。


 だがその解説員への怒りを別の力へ、この戦いに勝利する力へと変換しなくてはならない。

 ということで作戦開始、真ん中を進むセラ、左のカレン、そして俺はミラと頷き合い、サッと右の街並みへ突入して行く。



「じゃあミラ、俺はここからもっと奥深くへ入って行くから、目立つのはそっちに任せたぞ、可能な限り敵の目も、それから中継も惹き付けるんだ」


「わかりました、ですが私もなるべく見つからないように、少なくとも広場前まではこのまま影を走ります」


「うむ、その辺の判断は任せる、ではまた後で……」



 ミラと別れ、細部まで造り込まれている建物の中へと入る、ここから俺単独での隠密行動だ、敵はおろか、中継をしているエリナにさえ見つかってはならない……



 ※※※



『さぁ動き出したゲーム、中央と左右に散ったオフェンスの大勇者様チームに対し、聖竜皇チームはリリィ選手がオフェンス側から向かって左にある最も高い建物の屋上へ、そこからはフィールド内のかなりの範囲が見渡せますっ! そして広場を挟んで反対側、比較的高さのある建物にはメルシー選手がゆっくりと……今屋上へ到達しましたっ! 中央を守るのはもちろんリーダーのインテリノ第一王子殿下ですっ!』


『ふ~む、前回のモブチームとの戦いでは最年少のメルシー選手が苦戦してしまいましたからね、魔法が使えないとはいえ地上に配置することはしないでしょうね、馬鹿勇者と違って賢い選択です』


『そうですか、後が恐いのであまりこの手の話には乗らないでおきますが、上に登ったリリィ選手、それから実質逃がされたかたちのメルシー選手はそこからどうやって攻撃を仕掛けるつもりでしょうか?』


『それは……あ、2人共建物の一部を破壊していますね、瓦礫です、瓦礫を投げ付けて攻撃するのでしょう、まぁ子どもですからね……』



 メルシーはともかくリリィまで瓦礫を準備しているという実況は全員の耳に届いたであろう、これはかなり厄介だ。


 今までも散々見てきたのだが、リリィはドラゴン形態になどならずとも、いつもポケットに詰め込んでいる石ころを投擲することによって、そこそこ倒し辛かった敵を何体も葬り去っているのだから。


 形の悪い瓦礫とはいえ脅威だ、そして真っ先に狙われるのは動きの遅いセラ、となると射程圏内まで近付くわけにもいかなくなるし、かといって大魔法で会場ごとブッ放すわけにもいかない。


 これは最初からよろしくない展開になってきたな、とにかく接近が困難になったセラの機転と、それからミラとカレンがどうにかしてリリィに不意打ちを仕掛けることを期待しておこう。


 物陰、建物内を縫うようにして移動しつつ進む、実況は中央で目立っているセラと、それから比較的見易い左側を進むカレンに目が行っているようだが、ここで思わぬことが起こった……



『っと、ここでリリィ選手、中央の大通りにチラリと見えたセラ選手に瓦礫を投げ付けたっ! 遠いっ! まだ500m以上はあるというのにっ! セラ選手がとっさに避けなければ直撃し得る一撃でしたっ!』


『素晴らしい視力ですね、目が悪いという異世界勇者とは大違いです』


『セラ選手も魔法で応戦すべく、まずは建物の上のリリィ選手を……発見したようですっ! ここから遮蔽物のない、かつ自分には攻撃が届かないコースを探していくようですっ!』



 遥か彼方の空に浮かぶ、米粒のような対象が何なのかをズバリと言い当てるレベルの視力。

 それを活かしたリリィはセラを牽制し、その侵攻ペースを緩やかなものにするつもりなのか。


 まぁ、そこでセラの相手をしているうちにカレンが足元へ到達、そしてミラが反対側から抜け、それで対応不能になるはず。


 リリィは強いが賢くはない、1人2人ならともかく、3ヶ所からバラバラに出て来る敵を自分の判断で全て迎え撃つことなど出来ないのだ、インテリノによる的確な指示がなければの話だが。



『おっと、ここでセラ選手、良い感じの射線を発見したようですっ! ターゲットはもちろんリリィ選手……しかも左側からカレン選手が猛スピードでリリィ選手の下へと向かっているっ! 現在位置からしかカレン選手を狙うことが出来ないリリィ選手、だがそこはセラ選手にロックオンされた場所! そしてここでセラ選手の風魔法が炸裂……しませんっ! どういうことでしょうかぁぁぁっ! なんとセラ選手、魔法を放つことが出来ませんっ! プスプスッと、まるでガス欠のようだぁぁぁっ!』



 獲った、中継だけ聞いてそう思った俺であったが、その後のエリナの言葉に耳を疑う。

 外すならともかく、セラが魔法の発動に失敗することなど、ここまで一緒に旅をしてきて一度も……泥酔したとき以外は一度もなかったはず。


 それに『ガス欠のようだ』というあたり、機械文明でないこの世界においてガス欠がどのような状況で生じるのかはわからないが、少なくとも実況のエリナが言いたいのは『エンプティー』であるということだ。


 セラの魔法力が枯渇するなどということは考えられない、普通にやっていけば単騎で王都を焼け野原に出来るぐらいの魔力量があるセラに限って、そのようなことは断じて起こりえないのだ……



『え~っと、キングスキー先生、この謎めいた状況、どう思われますか?』


『これは……ええ、間違いなく何者かによって魔法が阻害されていますね、セラ選手だけではありません、会場全体で魔法が使えない状態になっています。ですがどこかにその術式を発動している者が居るはずですね。観客席ではありません、セラ選手ほどの力で魔法がほとんど出ないのですから、おそらく術者はすぐ近くに……』


『なるほど、ですがここは厳重に警備された会場です、そう易々と侵入者が……おっと? 謎の魔法の術者を探していた魔導生中継端末、そのうちひとつがどうも不調で……会場の……オフェンス側から向かって右側、ミラ選手を追っていた端末ですっ!』


『間違いありません、そのすぐ近くに術者が居ますよ、きっと不甲斐ない異世界勇者を始末しに来た神の遣いか何かでしょう』



『どうでしょうか、とりあえず魔導生中継端末を引き気味にして術者を捜索していきますっ!』



 またしても解説員が勝手なことを言っているようだが、もし奴の予想が当たりだとしたら非常にムカつく。

 返り討ちにして、八つ裂きにした死体を宅配で女神の下へ送り付けてやろう、『次はお前だ』と書いたお洒落なカードも添えてだ。


 しかしその術者というのが発見された場合にはどうなるのか? 少なくとも会場内に何者かが紛れ込んでいたことになる。


 そしてこの状況で侵入するような使い手だ、そう易々と討伐することは……と、ここでエリナが小さな声を漏らした、何か見つけたようだな……



『……えっと……え~、術者の姿なのですが……え~、色々とやって魔導生中継端末への影響が濃い位置を割り出したのですが……その中心は向かって右の建物の上! どう考えてもメルシー選手が立って、そして子ども用の杖を天に向かって掲げ、何か呪文のようなものを呟いているポイントですっ! これは一体どういうことなのだぁぁぁっ!』


『感じます、離れた場所から姿を見ているだけでも感じます、聖なる力をビンビンと感じていますっ!』


『へ? あっ、ひぎぃぃぃっ! ま、魔力が……モニター越しにメルシー選手を直視すると……悪魔であるこの私、エリナの邪悪な魔力が抑え込まれて……力が……先生、これは……』


『間違いありませんメルシー選手が展開しているのは聖魔法、光り魔法などと呼ばれているものです。私も現物を、いや魔導モニター越しですが目にするのは初めてですが、おそらくこの効果範囲内では聖なる加護によって魔法、つまり悪意を持って相手を傷付ける術式が使えません。もちろん、回復魔法のような優しい術式、または聖魔法と対になると言われている闇魔法であればこのフィールドを打ち消すことも可能だとされていますが』


『な、なるほど、しかしメルシー選手、前回、つまり自身の初戦のときにはこのような力を発揮していなかったはずですが?』


『そこなんですがね、都合良く昨日今日で覚醒したか、或いは……』



 やりやがった、メルシーの奴、いやそうではない、きっとインテリノの作戦だ。

 間違いなく俺達が見ている初戦では、あえてメルシーに力を使わせなかったのである。


 さらには意図的に苦戦を強いられている状況を演出し、こちらに『メルシーはまだ魔法も使えず、弱く、戦力にはなっていない』と思い込ませる作戦であったに違いない。


 それか、前回の戦いでインテリノが剣に魔法を付与していなかったのは決して舐めプしていたわけではなく、実はメルシーの聖魔法? だか何だかが発動していた、それを実験していたため魔法が使えなかったという可能性もある。


 どちらにせよこれはピンチだ、お子様だと舐めてかかっていたわけではないのだが、残念ながら向こうのやり口の方がずっと狡猾であったということ。


 だがこれでセラとメルシーが1対1で足止めとなったわけだ、こちらは俺も入れて残り3人、だが向こうはメルシーの固定によって残り2人……そう考えるとまだ俺達が不利に回ったようには見えないな。


 幸いにもこちらの『魔法キャラ』はセラのみ、ミラとカレンは魔力ぐらい封じられたところでどうにかなる程度の身体能力、そして魔法が使えないのは最後の守りをしているインテリノも同じである。


 ということでこちらはこのままいくべき、カレンがリリィを惹き付け、その間にミラが右サイドを突破、インテリノを一撃で沈めてその先のターゲットを破壊するのだ……



『さぁ~っ、まさかの展開ですっ! まだ子どもであり、戦力にはなっていないと思われていたメルシー選手、これがまさかの隠し玉! あまり研究が進んでいない謎の魔法、聖魔法でセラ選手を釘付けにしているっ!』


『ここは膠着状態になるでしょうね、セラ選手はメルシー選手に接近して物理攻撃を仕掛けるという手もありますが、今の場所を少しでも動けばリリィ選手の攻撃に捕まります』


『なるほど、では両者……いえっ、メルシー選手動きますっ! 天高く掲げていた杖の先を、建物の陰から僅かに見えているのであろうセラ選手に向けたっ! ここからどうするつもりなのでしょうかぁぁぁっ!』


『何でしょうか? 範囲内では自分も魔法を使えないのだと思われますが』


『ええ、それはセラ選手もわかっているのではないかと思いますっ! ですので一切脅しにはなら……撃ったぁぁぁっ! なんということでしょう、全ての魔法が無効化されているはずのフィールドにおいて、術者であるメルシー選手だけが魔法を、同じ聖魔法と思しき光の玉を放っていますっ! セラ選手、それを必死に避けるしかないっ!』


『聖魔法の加護の中では聖魔法も使えるのでしょうかね? あ、いえ違います、これは違いますね、メルシー選手は魔法の効果範囲に居ません、良く見るとドーナツ状に、いや台風の目のような感じで自分の周りの非常に狭い空間だけ影響を受けないようにしているようです』


『なんとっ! メルシー選手はとんでもない高等技術を用いていたぁぁぁっ! これは昨日今日覚醒したわけではなさそうですっ! おそらくめっちゃ練習して仕上げてきたかとっ! そしてここで追い詰められ、移動してしまったセラ選手、そこへリリィ選手の投げ付けた瓦礫が飛来……喰らったぁぁぁっ! セラ選手、数の多い瓦礫に気を取られ、メルシー選手の放った光の弾丸をまともに受けてしまいましたぁぁぁっ!』


『ほう……おっと2発目です、これはもう完全に決まりましたね』


『いえっ、既に3発目、4発目……そして5発目で遂にセラ選手アーマーブレイクッ! 聖竜皇チーム、どころか今大会最年少の聖女メルシー選手の攻撃でっ、なんと勇者パーティーの副代表を務める大勇者様チームセラ選手が素っ裸にされましたぁぁぁっ!』


『ふむ、非常に良い眺めですね、あ、もっと下の方から映して……』


『いや調子乗ってると殺しますよ普通に』


『・・・・・・・・・・』



 なんと、なんとなんとセラがやられてしまったではないか、どよめく会場、これは本当にまさかの事態である。


 いくらメルシーが実力を隠していたからとはいえ、いくらリリィのサポートがあったからとはいえ、こんな所でセラが脱落してしまって良い理由にはならないのだ。


 とんでもなく予想外の展開、それは俺達のチームにとっても、そして観客やその他この試合を賭けの対象にしているような連中、実況のエリナにとっても……笑っているのはきっとインテリノとその仲間2人だけであろうな……



『え~っ、脱落したセラ選手は罰としてこのまま素っ裸で会場に放置され、時折エッチなアングルで映し出されるとのことですっ! しかし先生、これで両チーム3人の同数対決となりましたが、今後の展開について一言お願いします』


『そうですね、3人同士とは言いますがね、正直言って異世界勇者ってのは居ても居なくても同じ何ですよあの馬鹿野郎は、いや、むしろとんでもないマイナスですね。今はミラ選手と一緒に右側に行っているようですが、正直邪魔だし、ミラ選手の力が相殺されて誰も居ないのと同じになってしまいます。ということで実質は聖竜皇チームが3人、馬鹿勇者チームはカレン選手1人、3対1の戦いなわけです』


『となると、先生はこのまま聖竜皇チームが勝利すると?』


『当たり前ですっ! この状況からもし馬鹿勇者チームが勝利したら、そのときはもう普通に殺していいですよっ!』



 自信満々の解説者、だが『殺して良い』の言葉は完全に頂いた、言質取ったというやつだな。


 セラが脱落してしまったのは痛いが、こういう状況から巻き返すために俺は隠密行動を取っているのだ。

 ここから、今この瞬間から俺達の、いや俺の勝利へ向けた快進撃が始まる、乞うご期待とでも言っておこう……

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