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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十章 終局的解決
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601 地中で蠢く

「早く助けてくれぇぇぇっ!」


「勇者様、ジェシカちゃんがちょっとかわいそうです、私が代わるので助けてあげて下さい」


「おいマリエル、そおんな嬉しそうな顔をして脱いでるんじゃない、お前は『餌三号機』なんだ、その前にルビアが予約済みだからな」


「あら、ちょっと出遅れてしまったみたいですね、でもジェシカちゃんはそろそろ……」


「助けてっ! お願いだから、本当に助けてくれぇぇぇっ!」



 触手に凌辱されつつ、既に限界まで体内の魔力を吸われ尽くしたジェシカ。

 抵抗する気力もなく、最後の力を振り絞って助けを求めている。


 ちなみに喜んでいたのは最初だけであった、魔力を吸収された量が一定に達したところで恐怖を覚えたのであろう、そこからは必死になって助けを求めていた。


 だがもちろんこれといった危険はない、ゆえに助けてやらない、いつも俺がひどい目に遭っているときに一番嬉しそうに見ている、そして小馬鹿にしてくるジェシカだ、、逆に俺がそれをしても問題はないはず。


 というか、度々触手に捕われるジェシカを助けずに放置するのはいつものことか……



「あ、やっと精霊様が帰って来ますわよ、向こうのチームではなくこっちに手を振っているといますわね」


「おう、てことは触手関連で何か発見したってことだな、きっとコアに繋がる手がかりだ」


「だと良いんですが、とりあえず向こうのチームとも合流しましょう」



 サリナの提案を受け、『餌』としてのスタンバイを強制解除されたマリエルがセラ達を呼びに行く。

 一旦集合し、そこで舞い戻る精霊様、そして偵察お供ハーピーのハピエーヌを出迎えた。



「おかえり2人共、それで、空から見た感じはどうだった?」


「ただいま、あら、全員集合しているみたいだからここで大枠から話すわ、まずね、この道になっているところだけじゃなくて、ここから先10㎞以内は全面罠だらけよ、森も草原も、畑になっている所にまで設置されていたわ」


「おうおうすげぇなそりゃ、で、空中の罠に引っ掛かったりはしなかったのか?」


「ええ、一番高い所でも5mぐらいまでしか設置されていなかったわ、とにかくこっちが地上を進むってのをそうていしているみたい」



 どこもかしこも罠だらけ、それが精霊様とハピエーヌの偵察結果である、罠のあるスポットやエリアを書き込もうと、周辺全域のマップを用意して待機していたセラとミラは肩透かしを食らった感じだ。


 ちなみに、ニセモノというかハリボテというか、罠のように見えて罠ではないもの、これが実は魔法で創られた監視装置のようなものであることがわかったのだという。


 つまり、サリナが触手トラップを発動させるさせないに拘らず、調査のためにそのエリアに足を踏み入れてしまった時点で、もうこちらの存在は敵の本拠地にバレているということである。


 で、そうであるのなら普通は強行突破、何も考えずにそのまま突っ切ってしまうところなのだが、やはり今回はこのエッチな触手、無限に再生して地面から生えてくるその触手をどうにかしない限り、前に進むことは一切できない。


 敵もそれを考慮してこのトラップエリアを作成したのであろう、やはり抜け道を探すか、それとも触手のコアをどうにかしてしまうしか方法はないようだ……



「あ、ちなみに抜け道の類は発見出来なかったわ、というか一切ないみたい」


「どういうことだよ精霊様、それだと敵は完全に籠城作戦を取るってことなのか? そうするにはまだ早すぎやしないか?」


「そこなのよね……まぁちょっと実験してみたんだけど、あのエッチな触手トラップは無生物には反応しないみたいなの、それらしきところに石ころを落としてみたけど、魔法陣は出ても触手はちょっと顔を出しただけ、『チッ、ゴミかよこの野郎、期待させやがって』みたいな感じで帰って行ったわ」


「やけに表現豊かな触手だったんだな……」



 とにかく触手が人間だけに反応すること、そして誤って絡み付きそうにはなったのだが、俺のような薄汚い野郎はターゲットにしていないことが確かとなった。


 それならΩ軍団は特に問題なくここを通過出来るということになる、また、空にも罠や仕掛けがない以上、飛行タイプのΩを用いれば魔族の敵幹部も、もし女性であったとしても脱出可能ではある。


 或いは俺達の襲来から逃れるのはさらに東、その先には確か小さな島国しかないとのことなのだが、そちらへ向かって逃亡するつもりなのかも知れない。


 もちろんどこまで逃げても、どこへ隠れたとしても、俺達は敵の親玉の息の根を止めるまで諦めないつもりだ。

 たとえ便所に隠れていても捜し出すし、便器に飛び込んで逃げようとしても……それはさすがに汚いので諦めよう。


 とにかくブルーの奴に逃げ場はない、たとえこちら側、つまり敷地の西側を完全に封鎖したのだとしても、必ず突破して本拠地にお邪魔してやる。



「それでご主人様、そうなるとあの触手のコアをどうにかする他ありませんわよ」


「おう、これはそういうことになってくるな、で、精霊様、あのジェシカを襲っている触手のコアらしきものが見えたとか、コアがある場所へ接近するための入り口があったとか、そういうのはないか?」


「あ、そうそうそれね、かなり向こうの方なんだけどね、地面に大穴が空いていて、それも明らかに最近、人工的に掘られたものだったの、その先の地下にあのジェシカちゃんを襲っている触手のコアがあるに違いないわ」


「なるほど、それはジェシカを襲っている触手の関連である可能性が非常に高いと言えるな、じゃあ第一目標はそれだ、何とかしてあのジェシカを襲っている触手のコアを叩き潰すぞっ!」


『うぇ~いっ!』


「た……助けて、そろそろホントに助けてくれ……」



 ということでかわいそうなジェシカを救出してやり、次いで俺とセラがリリィの背中に乗って空へ、精霊様の案内でその地面の大穴とやらを観察しに行った……



 ※※※



「見えてきたわよっ! あっち、ほらあそこっ!」


「おぉっ、ホントに大穴じゃないか、深く斜めに入っているってことは隕石の跡とかでもなさそうだし、良く見ると周りに崩落防止の枠みたいなのが設置されているみたいだな」


「でしょ、完全に人工物だし、それに掘られた土の感じからしてもかなり新しいわ」


「で、ここが敵の領地ってことは、間違いなく敵側で何かやったってことね」


『どこまで続いてるのかな? ちょっと入ってみたいですっ!』



 わくわくしている様子のリリィ、だが入るのは『ちょっと』などではなく、これからガッツリと最深部まで、おそらくそこにあるはずの触手コアを破壊するまでずっとだ。


 もちろん案外すぐ近くにコアがある可能性もないとは言えないが、可能性が高いのは本当に奥深く、むしろこの敵地入口付近よりも本拠地近く、或いはその真下などということも考えられる。



「よっしゃ、一旦俺とセラだけ降りよう、リリィ、精霊様の誘導に従って罠のない場所へ着陸してくれ」


『降りてどうするんですか? 突入するんですか? 私も早く突入したいです』


「ああ、それは全員揃ってからだ、リリィと精霊様、2人で仲間をここへピストン輸送してくれ」


『あ、はーいっ……いえ……』


「どうしたリリィ、具合でも悪いのか?」


『先にお昼ご飯にしませんか?』


「……まぁ、その方が無難だな」



 一度突入したらいつ脱出することが出来るのかもわからない地面に空いた謎の穴、中にはきっと触手が蠢き、あのヌラヌラした表面を眺めながら、ひょっとしたらそれと戦いながら食事を済ませなくてはならないかも知れない。


 さすがにそれは俺も願い下げだ、あんなモノを見ながらの食事、きっと生涯に渡って『めかぶ』とか『なめこ』とか、凄くおいしいのにヌラヌラした食材が食べられなくなってしまう。


 よってこの場は一時退却とし、もうすぐ食事が取れるということでテンションが上がったリリィに振り落とされそうになりつつ皆の待つ場所へと戻った。


 帰着寸前、ちょうど馬車の横で料理をしていたと思しきミラとアイリス、そして技術者のおっさんが、真ん中に居るコパーを囲んで大騒ぎをしているのを確認。


 何か問題でも起こったのか? いや、あれはトラブルというよりも褒め称えている雰囲気だ。

 もしかするとコパーの奴、『クリムゾンΩ』へ進化したことによって戦闘能力だけでなく調理スキルも上昇したとか?


 いや、さすがにそれはないと思うのだが……とにかく気になってしまったため、セラに指示を出して貰ってリリィをそのすぐ横に着地させた……



「うぃ~っ、さっきから何だかワイワイやっていたみたいだが、コパーがどうかしたのか?」


「あ、おかえりなさ~い」

「っと、おかえりなさい勇者様達、で、ちょっと見て下さいよコパーちゃん、凄いんですよっ!」


「いやパッと見だと何もわからんのだが、どこが凄いか具体的に教えてくれ」


「それがですねっ、進化したからなのかどうかはわかりませんが、まずこれっ! 指の形が変形して『大さじ』とか『小さじ』とか、あと重さを計ったり温度計になったり、ついでに目が光って料理のレシピが空間に表示されるようになったんですっ! 凄くないですかっ? あと低温調理も可能みたいです」


「そ……そんなに褒められると恥ずかしいです……」


「……おいおい、まさか超強化ってそっちの方に向けて強化したんじゃないよな? ちゃんと戦闘能力の方も強化されているんだよな?」



 全身が調理器具に変化し、これまでも見事なものであったメイドスキルにより一層の磨きが掛かったコパー。

 だが苦労して手に入れた最強のΩというのはこうではないはず、強く美しい、戦闘とその指揮が出来るΩあったはず。


 もちろんコパーからは膨大な力を感じるのだが、その力が全てこのメイドスキルに割り振られてしまっているとしたら大事。

 これは少し実験してみる必要がありそうだな、技術者のする机上の計算だけでなく、実際に目で見て強いことを確かめたい。



「……よし、おいコパー、今回の『穴探検』にはお前も連れて行くぞ、ここで戦ってその真価を発揮するんだ」


「わ、わかりました、とにかく頑張ってみます、私自身本当に強くなったのか、今時分の力がどの程度なのか知りたかったですし」


「うむ、じゃあ決まりだな、だが先に昼食にするということも決まっている、早めに腹拵えを済ませるぞっ!」


『うぇ~いっ!』



 その後、大急ぎで作られた料理に手を付けつつ、コパーをパーティー編成のどこへ組み込むのかについて話していく。


 もちろんコパーのパーティー参加は臨時的なものであり、勇者パーティーだけで行く今回の穴探検が済めば、これまで通りデュラハンやハピエーヌも加わり、またエリナも、そして残りの鹵獲Ω2人も居るため、コパーの立ち位置もそれを考慮して変えなくてはならない。


 ただ、今回に関しては念のため前衛ではなく、そして魔法攻撃タイプではないので後衛ではなく、俺とマリエルが張っている中衛に組み込むことが妥当だと結論付けられた。


 それともう1人、いつもは一番前に居るのだが今回に限って少しだけ配置を変更すべき者が……



「ちなみにジェシカ、そろそろ大丈夫そうか? いや大丈夫そうじゃないな……」


「はじゃヘロヘロなんにゃが、いちほうたへふ……むり……」


「うむ、とにかく栄養を補給して回復しろ、せめてまともに言葉を発することが出来るぐらいにはな」


「しょうひした~(承知した、と言いたいらしい)」



 エッチな、しかも魔力を吸収する触手から救出するのが随分と遅くなってしまったジェシカである。

 救出当初は半ば気を失い、時折ビクンビクンッと痙攣している程度にはヤバい状態であったが、それがまだ完全復活には至っていないらしい。


 まぁ、体内の魔力を限界まで吸い取られたうえ、完膚なきまでに陵辱されたのだから仕方ないな。

 これに懲りて触手に捕らわれるのは……と、今回は俺が強制したのであった……


 で、とにかくジェシカは少し下がり気味に、場合によっては俺かマリエルと場所を代わるぐらいのノリで動いて貰うこととしよう。

 完全に復活したらまた前に出させれば良い、それまでは戦力外として扱っておくべきだ。


 これで『穴探検』における突入部隊13人の編成も決定し、そのまま一気に食事を済ませた。

 プルプルしながらゆっくりと食べていたジェシカを待ってやり、その後はリリィと精霊様によるピストン輸送にて穴の前まで移動する……



 ※※※



「おう、入口の前に立つと改めてデカい穴だな、まるで炭鉱みたいな感じだぞ」


「スンスン……中から変な臭いがするわね、超臭いわよ、あと変な音も……」


「本当か、まぁきっとあのムカつく触手野郎共だろうな、皆捕まらないよう頑張れよ」


「勇者様は完全に他人事ですね、暗がりで間違って陵辱されれば良いのに」



 そう、今回の敵はおそらくエッチな触手であり、ターゲットは完全に女の子なのだ。

 よって俺はセーフ、これが他人事でなくて何だと言うのであろうかこのミラは。


 そして俺ともう1人、コパーに関してもまたこの件は他人事である。

 こんな人間らしい感じであっても一応は無生物の魔導兵器、あの賢くてエッチな触手のストライクゾーンからは外れているため、襲われる心配はない。


 では逆に襲われ易いのはどんな属性のキャラなのか、それは今、精霊様がふと思いついたかのように話し出した……



「あ、ちなみに触手に襲われ易いのは私とセラちゃん、あとユリナちゃんね、サリナちゃんはさっきほとんどの魔力を吸われて全快じゃないからリスクは低いはずよ」


「ほう、おっぱいとかじゃなくて魔力量の方で判断するってことだな、でもおっぱいも考慮に入っているだろう? ジェシカだって散々陵辱されていたんだし」


「まぁ、魔力に反応して捕らえた後にはそのおっぱいがどうのこうのにも反応するでしょうね、しかしあくまでもあの触手の狙いは、というか獲物として認識するのは溢れ出す魔力よ、そこのところを注意して進むこと、良いわね」


『うぇ~いっ!』


「それと、今の話はその辺に触手がフラフラしていた場合ね、もしこの中にも触手トラップがあって、それを踏んだら問答無用でヤられるから注意して」


『う、うぇ~い……』



 精霊様の説明は以上、ちなみに『襲われ易い者』という括りの中にかなりの魔力量を有するルビアが含まれていないのは、大切な回復役を守るため、未だに女神から借りパクした箱舟を用いているためである。


 もしセラやユリナが襲われ、魔力を吸い尽くされるという最悪の事態に陥った場合には、絶対安全な場所に居るルビアから魔力を供給することとしよう、それならばそこからしばらくは戦えるはずだ。


 まぁ、とにかく触手を回避する、或いは誰かが捕らわれる前に討伐しつつ前へ進むべきだな。

 そのためには細心の注意を払って一歩一歩……などと考えている間にカレンがとっとと突入しているではないか、しかも1人で……



「おいコラッ! カレン! ちょっと待つんだっ!」


「私も行くーっ!」


「リリィも待てぇぇぇっ! 触手トラップがあったらどうすんだよっ!」


「それならそこにありますよ、でもこうですっ!」

「私は見えませんが……おっとっ、ひょいっと!」



 入口付近に密集して設置されていたらしいエッチな触手のトラップ、どうやらリリィにはそれが見えているらしく、パッと踏んでシュッとその場から足を離す。


 ついでにトラップの場所がわかっていない様子のカレンが、地面に足を付いた途端に生じる魔法陣に反応し、リリィと同様、サッとその場から退避してトラップそのものをやり過ごしていく。


 もちろん魔法陣からは触手がウネウネと顔を出すのだが、どういうわけか発見することが出来ない獲物を探して右往左往している。



「ねっ、これなら絶対に捕まらないし、あと罠がある場所もわかっちゃうんです、凄いでしょっ!」


「うむ、確かに凄いな、マーサにも、あと速度的にミラにも出来そうだし、本当に凄い、凄いんだが……」


「触手が全然引っ込まないわね、ホント、諦めが悪いみたいだわ」


「これじゃあ素早く触手を回避出来る奴しか先へ進めないぞ、というかもう進むスペースすらない」



 どうやらこの触手トラップ、一度発動した後は獲物を屠るか討伐されるか、いずれかしないと引っ込まない仕様となっているようだ。


 しかも厄介なことに穴の中は半分地下、つまり地中の触手が壁から、はたまた天井から生えてくるようなことも考えられるのである。


 こうなるともう、触手に道を封鎖されて行くことも帰ることも出来ない状態に追い込まれる可能性がないとは言えない。


 もちろん討伐しつつ進んだり戻ったりすれば良いのだが、おそらくコアをどうにかしない限りこの触手は無限に発生する、そして狭いトンネル状の穴の中ゆえ火魔法やリリィのブレスで焼き払ってしまうようなことも出来ないのだ。


 となるとこの中で、穴の奥深くで魔力が尽きたり体力が尽きたり、場合によっては誰かが触手の餌食になって行動不能になったり、それで完全に詰んで孤立してしまうおそれがある。


 ここは何か保険を掛けておきたいところだ、どうにかして穴の奥深くから簡単に脱出する術を……



「あの、え~っと、臨時メンバーの分際でちょっと良いですか?」


「どうしたコパー、別に今はメンバーなんだから発言権はあるぞ、言ってみろ」


「あの~、その、出発前に技術者さんに言われて、私達が乗っている馬車の辺りを『セーブポイント』にしてきました」


「セーブポイント? それはどんな効果があるんだ?」


「もしピンチに陥った場合、最大30名までをそのセーブポイントまで転移させることが可能です、もちろん私も含めて、1日1回しか使えませんが、どうでしょうか?」


『天才かよっ!?』



 なんとも都合の良い進化したコパー、いやクリムゾンΩの能力、試しに戦闘をさせようということであったが、その前にもう、ハイパー便利調理技術以外の超パワーを持っていることが発覚してしまった。


 これは便利で、しかも激アツだ、今のコパーが居さえすれば、ブルー何とかだのいう敵など一撃で葬り去ることが出来そうだ、もちろんこのエリアを無事通過することが出来ればだが……

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