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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第八章 最強なのは
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585 迎撃準備

「じゃあアレか、その、何というか、剛毛野郎がここより西にある人族の地を目指して親征するってことなんだな?」


「ええ、それが先週本部から届いた通知で判明しまして、最短ルートで行きたいのでここへ立ち寄ることに決めていると、もちろんどういう理由で人族の地を目指すのかは知りませんし、当日にも教えて貰えないとは思いますが」


「いや、理由なんぞどうせろくでもないものだ、きっと新たなΩ拠点でも開設しようってんだろ」


「しかし主殿、これは本当にラッキーだったな、もしここへ立ち寄らなかったら、おそらくは敵の剛毛魔族と入れ違いになっていたぞ」


「そうだな、それも弟者の首が届いたばかりのキレッキレ状態で、顔を真っ赤にして人族の地へ向かう剛毛野郎を見逃していたことになるな、そうなっていたら相当にヤバかったぜ」



 林道沿いのコンビニ、Ωマート改め勇者マート、その地下の控室的な部屋では、次のターゲットに選定されていた剛毛野郎が5日後にここへやって来ることに関しての作戦会議を始めていた。


 その会議の席で、元々ここのオーナーである純粋魔族のホルンから話を聞き、ここに至るまで俺達が討伐してきたΩが、つい最近、2日ほど前にやって来たものであるということを知る。


 ということはあのΩ軍団は剛毛野郎の護衛のために予め配置されていたもの、そうであろうということを推測し、なるほどそれであんなにも大量に居たのかと納得もする。


 しかしそれだとすると少し拙い、護衛が壊滅させられているということは何者か、それこそ俺達がここへ来たということを敵に伝えることに他ならない。


 となるとそれがターゲットにも伝わり、警戒してこのコンビニへ寄るのを中止、むしろこの地域を回避するように、かなり離れたルートで人族の地を目指すということも考えられる。


 それだと本末転倒、せっかくラッキーでここに立ち寄ったというのに、結局は敵にスルーされ、待ちぼうけを喰らい、その間に王都や、その他町や村がΩに蹂躙されてしまうかも知れないのだ。


 まぁ、飛び立とうとしていた偵察と報告用のゴールドΩ、それを1体も打ち漏らしていなければ現時点では大丈夫なのだが、問題はターゲットが実際にここへ来た際である。


 剛毛野郎はΩを擁するブルー商会の中心人物であり、弟者の感じからすれば頭脳タイプで戦闘はからっきし、つまり移動には大量の護衛が付き従い、それが先行して前方の安全を確認しながら進む。


 そしてその先行する偵察が、このルートに配置してあったはずのΩ軍団の消滅、いや残骸だらけになってしまっていることを見ればどうなるか。


 間違いなくルートを変更するであろう、この林道を通らないように、そしてサッサと俺達から離れるように……きっとその偵察部隊を皆殺しにしても無駄であろう、確実に怪しまれるからな……



「……というわけなんだ、ターゲットが安心してここに来られるよう、そして不意打ちでどうこうしてしまうことが出来るよう、何か策を練らねばならない、妙案がある方は挙手……はいマーサ策士、発言をどうぞ」


「そんなの簡単よっ、バラバラに壊れたあのΩ全部を地道に組み直して、木の上とかにいかにも護衛してますって感じで飾ったりして、ね、それでどうにかなると思わない?」


「思わないしマーサの知能水準が非常に心配だ、頬っぺたを抓ってやるから少し反省しろ」


「いへへへっ! 左ばっかり痛いじゃないのっ、反対側もしてよね……」


「黙れこのドMウサギがっ!」


「いへへへっ! は、はりがほうごじゃいまふっ!」



 天才マーサちゃんによる異次元の作戦は全員でスルーし、もっとまともな意見がないのかと尋ねる。

 もちろん出てきたのは『今から代用のΩを注文する』とか『全員老人コスでジジィ感を出してシルバーΩの振りをする』など、もはやどうしようもないとしか言えないゴミ作戦ばかり。


 ということでまともな知能を有していない連中による発言を禁止することに決め……どういうことか俺の口にはガムテープが貼られてしまった、本当にコンビニは何でも揃うな……



「それじゃあ、会議を再開しましょ、とりあえず方針としては『ハリボテーΩ』を大量生産して、それでどうにかやり過ごすって感じね」


「うむ、少し心許ないがそれ以外の方法は見当たらない、幸いにもここはコンビニなのだ、木の板以外の材料はほぼ揃うと思うしな」


「ええ、それなら木材の調達はデュラハン連中に任せて、ジェシカちゃんは店内から使えそうなものを、ユリナちゃんとサリナちゃんでそれを仕分けね、あとはもう夕飯の時間だし、そろそろ準備に取り掛かって」


『うぇ~いっ!』


「それと、口がガムテで塞がったままのお馬鹿さん達には『ハリボテーΩ』の制作という仕事を与えるわ、もしヘタクソだったらその口のやつ、一気にベリッといくから覚悟しておきなさい」


『ムゥッー! ムーッ!』



 勝手に仕切る精霊様に抗議をしようとも、口が塞がれていては何も伝えることが出来ない。

 ちなみにガムテープの方は不思議な力で封印が施され、自分で剥がすことは不可能な仕様だ。


 というかセラもルビアも、それにカレンもマーサもマリエルも、どうしてこの状態をすんなり受け入れているというのだ? 自分が『お馬鹿さん』だという自覚が相当にあるようだな。


 だが納得いかないのは俺が、天才最強伝説無敵の超賢い異世界勇者様たるこの俺様が、こんな無様な連中の中に含まれてしまっているということ。


 いや、もしかするとこれをやった精霊様程度の知能では俺の天才さが理解出来ないということか? いや、完全にそうだ、そうに違いない、俺は本当は天才なのだーっ!


 ……と、良くわからないことを考えている間に封印の効果が制限時間一杯で消滅し、ガムテープは普通に剥がすことが出来るように……布ガムテープだから地味に痛い。


 同時に作戦会議は終了し、デュラハン軍団はハピエーヌと、それから鹵獲Ωのうちまともに戦うことが可能なダイヤとレッドを連れて、『ハリボテーΩ』だか何だかというローセンスな名称の、単なるショボい子供騙し看板の材料を探しに行った。


 精霊様も、そしてその意見を支持するジェシカも自信満々なのだが、正直言ってその程度、簡単に見破られて大敗を喫するのは明白。


 この世界のハリボテ看板など所詮は雑魚、転移前の世界でよく見た『飛び出し注意』だとか『警察官立寄所』、そしてなんと自動タイプの『工事中の誘導人形』の方が遥かにクオリティが高いはずだ。


 そんなものを造ろうとしている精霊様など……と、何だか立体的なモノとしか思えない設計図を描いているのだが、ついでに俺が天才と認める技術者も、これは凄いと唸っているのだが……



「おい精霊様、ハリボテーなんちゃらってのはどんな感じに仕上げるんだ?」


「ハリボテーΩね、どんな感じって言われてもね、まぁ自律式で、ちゃんと喋って、あ、もちろん話し掛けられたら簡単な受け答えはするわよ。それとちょっとだけ戦うことが出来るようにして、万が一待機中にその辺の魔物とかに襲われた場合でも簡単に勝利することが可能で、ビジュアル面も全ての角度から見てシルバーΩと遜色ないように仕上げるわ。それからえっと……」


「おいっ! それのどこがハリボテなんだよっ⁉ てかそれもう普通にちょっと弱いだけのΩじゃん、『レプリカーΩ』じゃねぇかっ!」


「まぁそんな感じよ、とにかく私はこだわり抜いた、厳選されたハリボテが欲しいの、あと5日、間に合うかどうかわかんないから全員全力で作業を進めなさいっ!」


「とても間に合うように思えないんだが? てか国家規模のプロジェクトでも10年掛けて成功するかどうかぐらいだろそんなもん」


「全くわかっていないわね、その発想は低能の極みよ、国家規模のプロジェクトでは不可能でも、私達だけならどうにかなるわ、たったの5日、いえテストする時間も考えたら3日で、それも超絶完璧で文句の付け所がみあたらないぐらいにはね。あと、これは決定事項だからもう誰が何と言おうと揺るがないわよ、とにかく私達は成功するの、このビッグプロジェクトに」


「もう意味が分からんぞ……」



 単にハリボテのΩを用いて敵を騙そうという激ショボの残念プロジェクトから、どういうわけか大規模な、しかも実現可能性が極端に低いと思われる何かを用いたとんでもないものになってしまったではないか。


 もうどうなっても知らないし、知る由もない、とにかくやる気満々の精霊様を失望させることのないよう、必死で『やっている感』を出しつつ内心では呆れ果てることとしよう。


 と、1時間程度で材料調達に行っていたデュラハン軍団他の連中が戻って来た、木材問屋でも開こうというのかというレベルで、凄まじい数の大木をほんの僅かな時間で持って来たようだ。


 プロジェクトリーダーを務める精霊様もその材料にはご満悦の様子、どこから持って来たのかは知らないが、『安全第一』のヘルメットを被ってそれを眺めている。



「これ、このままじゃ店内に運び込めないわよね、精霊様、もうちょっと小さく切った方が良くないかしら?」


「そうね、大木のままじゃ作業が遅くなるわ、一旦キッチリと等分に切って、中へ運び込んでそこから形を造りましょ、はい、作業開始!」


『うぇ~いっ!』


「……どうして皆これに順応することが出来るんだよ」



 気が付いたら精霊様だけでなく、この場に居る俺以外の全員がノリノリ、または必死であった。

 呆然と立ち尽くす俺と、何をすべきかわからずにオロオロしているルビア以外、全てのメンバーがテキパキと作業している。


 工作が楽しくて仕方ない者、仲間のデュラハンを取り戻すためにこの作戦だけは失敗出来ない者、そして裏切り行為をしてしまった以上、敗北して捕まるわけには行かない者。


 本当にコレで、普通に木工で敵に違和感を感じさせない、『ほぼΩ』のモノが出来上がるとは思っていない俺を除いた他の連中は、結局夕飯の準備が整うまで、楽しそうに各自の作業を続けていた……



 ※※※



「はいっ、今日もダイオウシカのフルコース、お待ちですっ!」

「お待ちです~」


『いただっきま~っす!』


「うむ飽きのこないこの味、酒飲みにもちょうど良い濃い味付けと相俟って最高のステーキだ」


「こっちのスパイスの配合はアイリスちゃんのこだわり、こっちは私が厳選した激安素材で配合したソースです共に完璧と言っても過言ではないと思うので、とりあえず私にチップとして金貨3枚を……」


「ミラには後で飴玉を3つくれてやろう、で、精霊様、ハリボテーΩの方はどうなんだ? 俺は正直言ってあまり興味がないんだが、制作は進捗しているのか?」


「当たり前よっ! 見なさい、これが今日半日を賭して造り上げた、私のスペシャルハリボテーΩ第一号機なのよっ!」


「早すぎんだろぉぉぉっ! 何もう完成しました感出してんだっ、あとは量産するだけだってか?」


「そうよ、だから国家プロジェクトでは不可能でも、私達なら確実に成功出来るって言ったじゃないの、で、明日は午前中にコレの量産体制を整えて、毎時間2,000体制作することが可能なシステムを構築するわ」


「どんな大規模工場なんだよそれは……」



 デタラメなスピードで『ハリボテーΩ』の試作品を完成させた精霊様、良く見ると普通に動いているし、もうこの場にシルバーΩが単体で進入して来たと言われても疑わないレベルの出来だ。


 というか、夜中にこんなモノに遭遇したら間違いなく討伐してしまう、いや、夜中でなくとも少し暗かったりすれば、そして事前にこういうのが存在しているという情報がなければ、もうこの目の前の何かは紛うことなきシルバーΩなのである。



「しかし思いの外スムーズにいきましたわね、もっとどこかで引っ掛かったり、足踏みして前に進まなかったりするものだと思いましたわよ」


「姉さま、それはどこかのご主人様が一切興味を示さなかったのが非常に大きいはず、もしご主人様が興味津々で余計な口出しをしていたら……いえ、何でもありませんからその尻尾に挟む万力のようなものはしまって下さい……ぎぃぇぇぇっ!」



 珍しく調子に乗ったサリナには『尻尾万力の刑』を執行する、通常は強力クリップ程度で良いにしてやるところだが、たまにはこうやって酷い目にも遭わせておかないとより一層『悪魔的』な悪魔になってしまいかねないからな。


 で、食後はその完成したハリボテΩ野郎を突っついたり話し掛けてみたり、テストと称して地味に虐待しながら過ごした。


 その間にも量産体制は着々と整っており、どこからともなく現われたその辺に住んでいる魔族達が、作業着姿でいつの間にか設置されていたベルトコンベアの前に並んでいる。


 というか、コンビニの駐車場に巨大なライン工場、作業員達からすれば帰りにすぐコンビニがあって、寄って酒だけ買って帰るのにはちょうど良いと思うのだが、元居た世界の感覚に慣れている俺にとっては違和感の塊でしかないのであった……



「はい、それではこれより『精霊様第一工場』を稼動させ、ハリボテーΩの生産を開始します、作業員の皆さんは1秒でもサボった場合殺しますので、そのつもりでキッチリ作業して下さい、ぶっちゃけあなたの代わりはいくらでも居ますから」


「おいマリエル、その台詞は王女が言ったらいかんぞ、イヤにリアルに聞こえるからな」


「あら勇者様、勇者様の代わりは今のところ居ないので心配しなくても大丈夫ですよ」


「ひぃぃぃっ、何かこぇぇぇっ!」



 恐ろしいマリエルはさておき、計画が立案されたのが昼だというのに、その日の夜にはもう量産が開始されてしまうという恐ろしい工業力、さすがは精霊様だ、もしかすると天才なのかも知れない……と、天才は俺というのが現状の設定であったな、そこのところしっかり意識して話を進めていこう。


 で、ハリボテーΩは夜通し生産され、ガチャンガチャンとやかましくて眠れないなどと文句を言うカレンとマーサの頭を撫でながら、そして余裕で眠りこけているルビアのおっぱいを揉みながら朝を迎えた……



 ※※※



「1,998……1,999……2,000! 出来たわっ、苦節1時間、ようやく2,000体のハリボテーΩが完成したわよっ!」


「だから早すぎんだってばっ! まだ2日目じゃねぇかっ! ターゲットが来るまでの残り3日間、どうやってダレずに過ごせってんだよ全く……」


「まぁ、このハリボテーΩを配備したり何だりして過ごすしかないわね」


「ちなみにこれから配備完了までどのぐらいの時間が掛かるんだ?」


「30分ぐらいかしらね? いえ頑張れば15分でいけるわよ」


「だから早すぎんだってばっ! それじゃ暇潰しにも何にもならないだろぉがっ!」



 尺というものを無視してどんどん話を進めてしまう精霊様、既にホンモノそっくりのニセモノΩは出発を開始し、俺達がここへ来るために通ったルートに散乱しているホンモノの残骸を片付け、その元居たΩの代わりに自分が待機する方針で活動している。


 何から何まで自分でやる、それがどうして木材と、それからコンビニに置いてあるような商品だけで実現出来たというのだ、謎は深まるばかりだが、とりあえず迎撃の準備はこれでお終い……


 と、1ヶ所だけ配備が完了しない、というかハリボテΩ野郎が何らかの理由で忌避し、そこへ近付かないスポットがあるではないか、一体どうしたというのか。



「ちょっとあんた達! しっかり配備されるべき場所へ行きなさいっ! さもないと未使用品のままスクラップにするわよっ!」


『ソンナコトヲイワレマシテモ……』

『ダイセイレイヘイカ、アノバショニハ、テキノ、マドウゲイゲキソウチヲ、サドウサセル、シカケガ』


「あら、そういうことなのね、今まで居たホンモノΩは何らかの仕組みで反応しないようにしていたんだと思うけど、あんた達みたいな急拵えのポンコツにはその機能がなかったわね、どうしようかしら」


「どうしようもこうしようも、大精霊陛下って何者だよ? いつからそんなに偉くなったんだ?」


「生まれつきよ、それで、トラップっていうかあのミサイルみたいなのを回避するための手立てが……」


「あの、それならこちらの『魔道証明書発行機』を使って『オールトラップフリーパス券』を購入してはいかがでしょうか?」


「……さすがはコンビニ、何であるわね」



 俺が転移前に居た世界においても、コンビニの壁沿いには様々な何かが並んでいた、コピー機、証明書発行機、エッチな本、ATM、エッチな本、雑誌、エッチな本……と、まぁほぼエッチな本にしか興味がなかったのだが、この世界においてもそういう類のものがあるらしい……もちろん魔導だ。


 で、その魔道証明書発行機に蹴りを入れ、除却するぞと脅して吐き出させた全員、どころかハリボテーΩ2,000体分のものも含めた『オールトラップフリーパス券(1週間有効)』。


 これさえあればどこを、どのように通ったとしても敵の迎撃システムに引っ掛かることがないというスグレモノである、きっとこれからやって来る剛毛野郎も同じものを持っているのであろう。


 早速『フリーパス』を持ったハリボテΩ野郎達が、それによって発動しなくなった敵迎撃システムのトリガーポイントにも配備される。


 しばらくしてそれも終わり、慌ただしかった周辺も、まるで何ら生物が存在していないかのような錯覚を覚えるほどに静まり返った。



「え~っと、じゃあこれで配置も終わり、残骸の片付けも完全に済んだみたいだし、もうあの道は元通り、私達が来る前の姿に戻ったわね」


「ああ、道沿いで張り込んでいるΩがホンモノからニセモノに変わってはいるがな」



 迎撃の準備はこれで終わり、あとは剛毛野郎がノコノコとやって来るのを待ち、ブチ殺してかわいそうな3人のデュラハン戦士を救出するのみである……

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