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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第七章 大小様々
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576 ここでもまた

「マーサちゃん大丈夫? お怪我はしていないかしら?」


「大丈夫、でも何なのよアレはっ、もう普通に負けちゃったじゃないのっ!」


「おう、ちょっと意味がわからんな、と、あのギャルめが戻って来るみたいだから問い詰めようぜ」



 精霊様に守られながら、超強力なモンスターであることが発覚したダイオウシカに見咎められないコースを選び、ゆっくりと地面に降り立つハピエーヌ。


 その表情からは驚きと、それから焦り、またすぐにでも逃げ出したいという気持ちが窺える。

 もちろん『こんなはずではなかった』とか、『そんなに強いはずがない』というのはもう、聞くまでもなくわかってしまうことだ。


 とりあえず降り立った2人も加えて一旦退き、ダイオウシカから距離を取った位置で作戦会議を始める……



「……で、どういうことだ? 何なんだよあのバケモノは、ウチで一番のパワー系であるマーサがあんなに簡単に吹っ飛ばされたんだぞ、魔王軍の四天王より強いんじゃないのかマジで?」


「そんなこと言われても……いつも普通に皆で戦って、アレより全然デカいの狩れてたし……」


「ご主人様、あの個体だけ特別、つまり突然変異で最強化したとは考えられませんですの?」


「ん? あぁそれこそマーサみたいにか、その可能性は十分にあるんだが、それならそれでだ、もっとこう、何というか、あるだろう? 『明らかにコイツは』みたいなオーラとかビジュアルの変化とかさ、敵なんだしさ」


「それはどうかわかりませんの、まぁそうして頂けると非常に都合が良いというだけであって、必ずしも毎回そうとは限りませんわよ」



 ユリナは突然変異説をプッシュしてくる、だが良く考えてみるとそれもおかしいのではないかと思う。

 なぜならば元々のダイオウシカは、寄って集ってであればハーピーでも討伐出来る程度の強さ。


 それがいくら突然変異を起こしたからとはいえ、ウチの強くて可愛いマーサちゃんを一撃で、あり得ないほど遠くまですっ飛ばす力を手にするなど、可能性としてはゼロに等しいのだ。


 よって突然変異説はほぼ棄却される、となると可能性があるのは……この流れ、もしかするとまた……



「おい、こんなことを言うのもフラグめいていて申し訳ないんだがな、これ、もしかしてΩの仕業じゃね?」


「まさかそんなっ!? 勇者様、それは確かなことなの?」


「いやあくまで予想だ、その可能性があるというか何というか……流れ的にそうなんだよ、既にパターン化されているんだこの世界というやつはっ」


「でもさ、さっきちょっとぶつかった感じだとΩっぽくはなかったわよ、普通の、めっちゃ強いシカだったと思う」


「う~む、そこなんだよな、どこからどう見ても奴がΩであるようには見えないんだよ、そこがどうしてもな……」


「っと、そんなこと話してる間に来るわよっ! 全員避けてっ!」



 俺達が作戦会議をしている間にコソッと迫っていたダイオウシカ、その巨大な足で繰り出す踏み付け攻撃は、回避しなければ地中奥深くまでめり込まされていたであろう強力なものであった。


 というか、この巨体でありながら移動する際に全く音を立てないのは完全に異常。

 出現した際も気が付かなかったのだが、それは足音を聞き逃したのではなく、足音がしなかったのである。


 ハピエーヌの奴が言っていた色やサイズはそのまま正解であったが、足音の『ドーンッ』だけは完全にハズレ、というかこの個体が通常のものではないことを現す要素のひとつだ。



「ちょっとアレだ、ここは一旦マジで退くことにしよう、コイツがΩか否かに関わらずだ、もう現時点では勝ち目がないと思った方が良いぞ」


「そうね、餌場を離れれば追っては来ないはずだわ、少なくともこれが普通の、巨大で凶暴なだけのシカならね」


「おうっ、ということで撤収だっ!」


『うぇ~いっ!』



 気合を入れて一目散に逃げ出す、途中で何度か振り返った際には、凄まじいスピードで木を薙ぎ倒し、迫って来るダイオウシカの姿があった。


 だがある一定の位置から先では、もう後方にはオーラも、そして木々がメチャクチャに破壊される音も感じられなくなった、どうやら振り切ったようだな。


 しかしどうして振り切ることが出来たのだ? もしあのダイオウシカがΩ化した生物であったとしたら、宿敵である俺達を見逃すようなことは絶対にしないはずなのに。


 やはり『ダイオウシカΩ説』は勘違いであったのか? いや、そんなこともなかなかないと思うのだが、とにかく今はもう少し逃げて、十分に安全であることを確認した後に仲間の所へ帰還、Ωの知識がある技術者やエリナから話を聞くこととしよう。


 そこからしばらくは明後日の方角へ向かって進み、ある程度まで行った所でもう一度安全を確認、方向転換して野営スポットを目指した……



 ※※※



「……で、ほうほうの体で逃げて来たってわけですね、プププッ、超ウルトラミラクル雑魚じゃないですか勇者さんったら」


「何だとゴラァァァッ!」

「ご主人様、明日はエリナを木から吊るして餌にしますの、きっと凶暴なダイオウシカが喰い付きますわよっ!」

「とりあえず縛っておきましょう、さぁエリナ、覚悟なさいっ!」


「ひぇぇぇっ! 冗談よ、冗談だからっ! え、ちょっと、ギブギブッ!」



 どうにかこうにか逃げ帰った俺達を馬鹿にしてきたエリナはもう当分許してやらない。

 縛り上げるだけでなく、尻尾の先端にお仕置き用のクリップを挟んでおこう、しかもダブルでだ。


 と、それでも猿轡を噛ませようとしているユリナは止めた、エリナにはここから、あのダイオウシカがΩなのか否かに関して意見を聞いておきたいためである。



「でだ、あ、その前に夕食の時間だな、ちょっと準備をして、食べながら話をしよう」


「あら、何かトラブルでもあったんですか? もちろん敗北して無様に逃げ帰ったのはもう話して頂く必要もなく……あ、えっと、もうしませんっ!」


「縛られてなお調子に乗るとは良い度胸だな、だがちょうど良い、本日『減点5』を記録したそっちのギャルと一緒にお仕置きしてやろう、食事前の軽い運動だ」


「えぇぇぇっ!? 今日はまだ『減点2』だったはずっしょ……」


「あのポコ○ンキノコが暴走したときに逃げやがったからな、あ、精霊様もそうだったな、ちょっとこっち来い」


「ギクッ!」



 キモい敵が暴走すると見るや否や逃げ出した卑怯者の2人と、俺達が苦労したのを嘲笑う性格の悪い悪魔が1人。

 合計3人のしょうもない連中を地面に押さえ付け、その辺で拾ったしなやかな木の枝を鞭代わりにビシバシと叩いていく。



「オラッ! キッチリ反省しやがれっ! このっ、このっ!」


「ひゃぁっ! どうして水の大精霊たるこの私までっ! きゃいんっ!」

「イヤァァァッ! いでっ、いでっ、すみませんでした……」

「いったぁぁぁっ! ごめんなさいっす、もう逃げないっすっ!」


「で、3人共何か言っておくべきことはないのかな?」


『……誠に申し訳ございませんでした、二度としませんのでどうかお許しを』


「うむ、ではそろそろ夕食としようか」


『へへーっ!』



 そのまま食事の準備されたテーブルへ移動、旅の同行者全員に今日あったこと、そして巨大な生物が何らかの理由で強大な力を得たことに関する懸念を伝える。


 敵はマーサを一撃で、しかもまるで本気を出している様子もなく倒してしまうバケモノ。

 もしこれがこの森を出て、近くにあるハーピーや、その他点在しているであろう魔族の集落を襲ったとしたら。


 その現実を考えるだけで相当にヤバい事態であることがわかるというのに、もしかすると原因がΩなのかも知れないということまで考慮した場合、ヤバいとか超やべぇとか、既にその程度の表現で足りる事案ではないことが想定される。


 とりあえず意見を聞くべきは技術者と、それから多少はそちら方面の知識があるエリナ。

 残念ながら現物を、しかも安全な場所からゆっくりと眺めていた精霊様には何もわからなかったようだし、今回役立ちそうなのはこの2人だけだ。


 あとはΩそのものであるコパー、ダイヤ、レッドの3人にも……と、こいつらは特に何かを知っているわけではないのか、Ωに関する知識があるのではなく、自分が製造された時点で既にあった製品のデータを持っているだけに過ぎないらしい。


 つまりは、とにかく『詳しそうな、真っ当な意見が出そうな2人』から話を聞いて見る以外にはないということなのであろう……



「……ふ~む、その巨大生物がΩなのかも知れないと……しかしそうであれば何らかの特徴があるはずです。もちろんあのΩ化した王国兵達のように、外見には何も現れてこないタイプのものが寄生している可能性はありますが、それにしても通常のその生物とは違う、例えば動きなどがおかしいとか、そういった『その生物と様子を異にする点』が見受けられるはずです」


「それに一体どれだけの寄生型Ωがあればその巨大なシカ? を支配出来るんでしょうかね、少なくともあのクモΩ1体分の極小Ωじゃ無理な気がしますが」


「ふ~む、じゃあ次はハピエーヌ、あのダイオウシカが普段と違った点、何か指摘出来たりしないか?」


「そうっすね……あ、やっぱ足音! いつもはあんなサイレントじゃねぇっす」


「……と、やっぱりそこか、さすがにあれは生物として同化と思う静音性だしな」


「そうです、私やマーサちゃんでも全然わかんなかったんですから、もう歩いていないのと一緒ぐらい静かでした」


「確かに私も全然……てか足音がなくても木とかに体が擦れたり、そういう系の音はするはずなんだけど……してなかったわよね……」



 マーサの指摘はもっともである、通常の生物であれば、少なくとも獲物にロックオンした肉食動物でもない限り、移動の際に多少の音を立て、それがカレンやマーサの耳に届くはずなのだ。


 ましてや角までの高さで30m程度もあるような巨大さで、枝の1本、それは木から生えているものを体で押し退けるのか、落ちているものを足で踏み折るのかに関わらず、破壊する音がしないのはとんでもなく異常なことなのである。


 つまり、これこそが技術者の言う『本来のその生物と様子を異にする』点であり、あのダイオウシカがΩ化したものだという可能性を示唆するポイントでもあるのだ。


 となると問題はエリナの指摘だ、あの巨体を支配するために、もし見かけ上その影響下にあることを認識出来ない、つまり極小の寄生タイプΩにやられていたのだとしたら、それにはどれほどの数が必要であったのかということ。


 おそらくあのクモΩで言えば300体から500体程度は必要なのではないかというのが、その後に技術者が試算した結果である。


 だが、ハーピー集落の近くの施設で、あの迷惑馬鹿野郎がコントロールしていたΩの中にそこまでの数のクモΩがあったのか?


 ……いや、それは考えにくいな、もしそうであるとすれば、あんなに大事そうに、箱に入れてまで1体のクモΩを持って来るという行動には出ないはず、奴の性格からして大群を引き連れ、自らの権力を誇示するようにして集落へやって来たに違いない。


 それに事前に上空から撒き散らしたという極小Ωにしても、ハーピーや、それから駆け付けたデュラハンに寄生するような数は余っておらず、王国兵をΩ化するだけで精一杯の数であったのだ。


 となるとやはり、あの施設にはそんなに大量の、溢れんばかりの極小Ωは存在しなかったということ。

 ではもしあのダイオウシカがΩ化していたのであれば、少なくともそれ以外の方法、というか、俺達がまだ見ていない、未知の方法によってコントロールしていたに違いない、結論はそれだな……



「う~む、じゃあまずはその良くわからん、謎のΩ化方法を突き止めないとだな」


「ええ、間違いなくそれを知らずに対抗しようとしても無駄だと思いますね、先へ進めば進むほどにΩは強く、厄介になっていますし、そろそろパワーゴリ押しではどうにもならなくなる頃合でしょう」


「まぁな、ちょっと頭を使ってΩをどうにかすることを考えないと、あんな感じじゃどれだけ修行しても勝てっこない、で、具体的にどうするべきなのかを考えようぜ」


『・・・・・・・・・・』



 そこからはまともな、有効と思えるような意見は一切出てこなかった。

 当たり前だ、敵がどういうΩなのか、それ以前にΩかどうかさえまともに判明していないのだから。


 となると、少々危険ではあるが先へ進むための作戦として、Ωに関して最も良くわかっている技術者を、直接あのダイオウシカに引き合わせる、それが唯一この状況を打開することに繋がると考えられる方法だ。


 もちろんそれによって危険が生じ、最悪この技術者のおっさんを失ってしまうということもあり得る。

 非常にリスクの高い方法だ、『おっさんが死ぬ』のは別に悲しくはないのだが、『必要とされる頭脳が消える』のは最悪。


 だがそれをせずに勝利することがほぼあり得ない以上、どうにかしてやってのけるしかない。

 ごく僅か、本当に短い時間だけ、あのダイオウシカを観察させる時間を与えれば良いのだ。


 ちょうど夕食の時間も終わりだし、ここからはそのための作戦会議、『おっさん保護プログラム』について、俺達だけで話し合いを進めることとしよう。


 精霊様が水を入れ、魔石の類で沸かした仮設の風呂、その20人以上で入ることが可能な湯船を囲うテントに向かいつつ、皆にその話をしておいた……



 ※※※



「ふぅ~っ、で、どうするよ明日は? 技術者のおっさんがなるべく死なないように、ついでに観察する余裕も与えるようにしなきゃならない」


「そうですわね、やっぱりエリナを木から吊るして餌に……」


「ちょっとユリナ、さすがにそろそろ許して欲しいところよっ」



 風呂に浸かりながらの作戦会議、ちなみに風呂のテントはいくつか張られているため、俺達がここで何やらしつつ、とんでもない長風呂をしても特に問題となることはない。


 議題の中心は『どうやってダイオウシカの注意を惹き付けるのか』ということ。

 地上の技術者がそれをガン見するだけの時間を取ることが出来ればそれで良く、その場で勝利したり、食い止めたりということは求められない。



「……あ、そうです、ハーピーの方々はあのシカ、というか同じ種類のシカを良く狩られるのですよね? その際にはどうやって……と、おそらく攻撃係だけでなく、その役回りの方から目を逸らさせるメンバーが居られると思うのですが、その方々の行動は?」


「あ、え~っと、出来るだけ上の方を飛んで、攻撃するのは下ばっかみたいな、だいたい尾羽とかヒラヒラさせてやるとキレて追って来るんで、その隙に足をボキッみたいな」


「なるほど、つまりは今回もその流れでいけませんか? あのシカを挑発しつつ飛んで、注意をそちらに向けている間に観察するのですよ」


「いや無理っしょあんなんっ! 余裕で追い付かれてペッて叩き落とされますって」


「確かにそうですね、そうなると……」


「ちょっと、こっち見ないでくれる、私はもうハーピーのマネはこりごりよ、剥がすとき痛いし、それと、たぶんあの個体にはハーピー程度のサイズは見えていない、てか注意がそっちにいかないと思うのよね……」



 マリエルの提案した作戦、それに修正を加えるべきだと主張する精霊様、確かに今日の戦いにおいても、h始めから上空へ逃げていた精霊様とハピエーヌが追われるようなことはなかった。


 もちろん敵の目には2人が映っていたはずである、なぜならば奴の狙いはロケットのように発射されたポコ○ンキノコ、その高さからして、そしてキノコロケットが向かった先からして、少なくともハピエーヌの姿が見えていなかった可能性はゼロ。


 つまり、視界に入っていながらそれをフル無視したのである、チビになど用はないということか、そもそもハーピーの挑発に乗るような感情を失ってしまっているのか。



「ねぇねぇ、もしかしたら私が飛べば、あのシカさんも気付いたりしませんかね?」


「リリィがか? だが攻撃された際には大変危険だぞ、サイズがデカい分ヒットされ易いからな」


「そこは私が何とかコントロールするわ、ということでリリィちゃん、明日は一緒に挑発係をしましょ」


「はーいっ! 早く倒して、早く焼いて食べたいでーっす!」


「こらこらリリィ、もしΩ化してたら食べちゃダメなんだぞ」



 その後も協議を重ねた結果、セラがリリィに乗って飛ぶだけでなく、ハピエーヌがその後ろに乗り、普段一般的なダイオウシカを挑発する際に飛ぶコースを教えるということに決まった。


 さらに、もしかするとセラの乗ったリリィでも敵の攻撃を回避し切れないという可能性がないとも言えないということになり、念のため精霊様もサポートに、万が一の際には後ろから攻撃を仕掛けてそちらに振り向かせ、その間にリリィが逃げる作戦だ。


 そしてさらにさらに万が一の際には、地上のユリナがダイオウシカの頭を攻撃、当然その際には地上部隊全員が、特に戦うことも逃げることも出来ないあの男が危険に晒されるのだが……背に腹は変えられない、貴重な人材ではあるが、技術者が殺されている間に俺達はサッサと逃げることとしよう。



「よっしゃ、そういうことで作戦は決まりだ、明日は作戦の時間を多く取るためになるべく早めに出たいからな、もう風呂から上がって寝ることとしよう」


『うぇ~いっ!』



 当たり前のように一緒に入浴していたハピエーヌを、当たり前のように俺達が宿泊するテントへと連れ帰る。

 そのまま毛布に包まって就寝し、気が付いたときにはもう空が白み始めていた。


 続々と起きてくる仲間達、本日限り同行する技術者とも合流し、残留組に見送られて再び森へと突入、今日はとにかく生きて、というかこの天才のおっさんを生かしたまま帰還することを目標としよう。


 そうすれば敵の、おそらくΩにどうこうされているのであろうダイオウシカの秘密を暴くことが出来るはずなのだ……

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