56 聖国のその後と戻ってきた日常
「勇者様、この格好はさすがに恥ずかしいです……」
「主殿、せめてタオルぐらいは貸して欲しいのだが……」
「よし、では今日の宿に入るとき"だけ"タオルを貸してやろうではないか」
「あの、勇者様……宿のフロントでスカートではなくタオルを巻いていたら、まるで私がおもらししたみたいに見えませんか?」
「事実、していたんだから仕方が無いであろうが」
聖都での戦いが終わり、俺達は馬車に乗って王国へと帰っている。
今回の戦争では皆良く頑張ってくれた。
だが、ろくに戦いもせずお化けに怯え、おもらししたうえに、カレンに引っ掻かれてスカート/ズボンとパンツを駄目にした救い難い雑魚キャラが2人も居るのだ。
その2人にはパンツを換えることは許可した、だがそこまでである、スカートやズボンはダメだ。
明日の朝までは罰としてパンツ丸出して過ごして頂く。
「うぅ……ミラ殿、もう諦めようではないか、ここでみっともなく抵抗すると一層惨めになる」
「……そうしましょう、あと1日だけの辛抱です、お化けはもう居ないんですから」
ちなみにお化けはまだこれからも居るんだぞ、ゆうれい魔将レーコを封印した木札は勇者ハウスで預かることになったからな。
当家では今後、夜な夜な地下から怨嗟の声が聞こえて来ることとなります。
「しかしジェシカはどうして恥ずかしがっているんだ? 以前闘技場でパンツ丸出しになったときは平気だったじゃないか?」
「あのときは見えても可愛いパンツだったであろう、この精霊様が作ったパーティー指定のものは布面積が少なくて敵わん」
「あら、ジェシカちゃんはこの水の大精霊様が決めたことに不満があるようね」
「……滅相もないっ! いやはやこのパンツを履けて幸せだ、尻が涼しくて非常に良い!」
「なら良かったわ、良いパンツを貰ったと思うのなら帰ってから社の掃除をしなさい」
「へへぇ~、畏まりましたぁ~」
そろそろ今日の宿に着くようである、街道沿いにぽつんとあるホテルだそうな、12人全員が入れる大部屋が確保できたとのことなので、夕飯も一緒に取ることができるであろう。
「宿が見えてきたようだ、まずは食事だな、腹が減って仕方がない、その後は風呂、そして今回の戦争に関しての反省会をしよう」
「反省会なんて、そしたら私とジェシカちゃんは吊し上げですね……」
「そうだな、天井から吊し上げ(物理)にしてやるよ」
「ミラ殿、頑張って乗り切ろうではないか」
「ええ、帰ったら仕返しをしましょう」
宿に着いたので部屋に入る、食事はすぐに持って来てくれるそうだ。
サンドウィッチだけは勘弁して頂きたい、できればステーキが良い。
あと酒も欲しいな……
「ミラ、ジェシカちゃん、部屋に入ったんだからもうそのタオルは要らないわね、早くパンツ丸出しに戻りなさい」
「お姉ちゃん、せめてルームサービスの方が食事を持ってくるまで待ってちょうだい」
「勇者様、どうする? 馬鹿妹が何か生意気なことを言っているようだけど」
「そうだな、せめて食後まで待ってやるか、その代わり今からセラをパンツ丸出しにしようではないか」
「ちょっとまっ……イヤァァッ!」
※※※
「では今回の聖国との戦争に関して、何か思ったことのある方は居られますか? 戦闘のこと、戦略のこと、何でもよろしいですよ」
「はい、では私から」
「マリエルさん、どうぞ」
「いちいち私が王宮に馬車を呼びに行ったり、連絡を取ったりするのが面倒でした、ですのでこの馬車は勇者パーティーで貰い受けることとなりました! 連絡も専門の伝令兵が付いてくれるそうです!」
素晴らしい、これでどこへ行くにも馬車を調達する必要が無くなる。
問題は御者と馬の世話である、適任者は……
「そういうことなら私が御者をやろうではないか、貴族だから馬の扱いにも慣れているしな」
「ではおぱんつジェシカさんに御者をやって頂こう、馬の世話は誰が出来る? 言っておくが俺は蹴られたくないからイヤだぞ」
「それなら私が、ニンジン好き同士分かり合えると思うわ、畑の横に厩舎を作れば両立できるし」
「ではマーサが馬の世話ということで、馬車関係は決まりだな、他に何かある者は?」
「ハイ精霊様、どうぞ」
「幽霊に怯えていた情けないメンバーが居たようだけれども、これは由々しきことだわ」
お化けが怖いメンバー、即ちミラ、カレン、ルビア、ジェシカが起立する。
ミラとジェシカは未だパンツ丸出しである。
カレンは最後にはしっかり戦った事実があるため、頬っぺたを抓るだけにして座らせた。
ルビアも救護所に居たとはいえ国境の戦い以降は問題を起こしていない、重罪人はパンツ丸出しコンビだけだ。
「じゃあルビアは帰ってから1週間、食器の片付け担当な」
「はい、お皿を割らないように気を付けます」
「さて、残りの2人はどうする? 2人で便所掃除させてもな……」
「昼間に素っ裸でお風呂掃除させるのが良いと思うわ!」
「う~ん、じゃあそれはセラがやるとして、他には?」
「え? ちょっと待ってよ、何それ?」
他には意見が出なかった、これほどの重罪人ともなると裁くだけでも一苦労である。
結局、帰ってから酒飲んでるときにフィーリングで、ということに決まった。
おそらく本人達にとって最悪の事態になる可能性が高い一手であろう。
「しかしこれから聖国はどうするんだろうな?」
「もはや町も村も、ほとんどの住人が洗脳されています、邪教の国と成り果てていますから、滅ぼす他ないでしょう」
「だが例えば憑依されてた連中とかこの宿の人間みたいに、全く関係のない奴らも結構居るんだろ? そいつらはどうするんだ?」
「そういった人達がどのぐらい居るのかはわかりませんが、この聖国の領土ごと王国に組み込まれるはずです、新たに王国籍を渡すことになるはずです」
「なるほどね、で、それ以外の洗脳されていた馬鹿は死刑にするということか」
結局、憑依されていたとかそもそも関係なかったとか、普通に女神を信じていたとかいった人々は2万人程度であった。
全ての町と村、それから主要都市の大半は魔将レーコ配下の魔族の洗脳により、完全な邪教徒と化していたそうな。
もちろん、奴隷として価値のありそうな者は残すが、それ以外のおよそ300万人、つまり聖国民の7割以上が処刑されることとなったのである。
聖国領土の後片付けは王国軍の方で全て引き受けてくれるらしい。
俺達は宿に泊まりながら、1週間以上もかけて屋敷へと戻った。
※※※
「ただいま、誰も居ない勇者ハウスよ!」
勇者ハウスは答えない、当たり前だ、2週間以上も放置されたのである。
部屋には埃が積もり放題、温泉は落ち葉によって完全に蓋をされていた。
もはや、屋敷の主が二度と帰ってくるとは思わなかったはずだ、すまんな我が屋敷よ。
「さっさと片付けましょう、私は姉さまと違って魔王軍に居たころからハウスダストアレルギーなんです……」
こんなファンタジー風の異世界で『ハウスダスト×アレルギー』みたいな究極の現代的ワードを口にしている悪魔が居る。
きっと魔王の奴が余計なことばかり教えていたのであろう。
手分けして片付けを開始する、途中から邪魔者のセラと大無能師ルビア様を地下牢に収監し、作業を続けた。
ルビアめ、どうして消臭の魔法薬を200本も締め切った部屋で噴射したのだ?
ミラが湯を沸かそうとして火をつけた瞬間に爆発した。
「マーサ、マリエル、お前ら部屋は片付いたのか? 片付いたと言うなら確認してやる」
「バッチリよ、ピカピカだわ!」
「王女たる私が住むのにふさわしい部屋が完成しました!」
どれどれ、うわっ! ゴミ処理場よりもゴミが多い、ゴミ箱をそのまま巨大化したような暗黒の空間だ。
俺の足元に落ちているバナナの皮はトラップなのか? それとも単なるゴミなのか?
「普通にやり直しな、掃除が完了するまで出てこなくて良い」
「あら、叱らないの? お仕置きは?」
「そうですよ、こういうときは叱った方が良いのでは?」
「黙れ、次ちゃんとやらなかったら庭に竪穴式住居を作ってそこに住ませるぞ!」
竪穴式だけはイヤなようだ、2人は慌てて片付けを始めた。
マリエルのそれは片付けなのか? 何をしているのだ、バナナの皮が影分身みたいに増えているのだが?
不思議な現象である。
「ただいまぁ~、ご主人様、そこで筋肉の人達に会いました、ウチに来るつもりらしいです、襲撃でしょうか?」
「お帰りカレン、武器の修理は大丈夫そうか? 筋肉達は屋敷の地下牢を改装するために来るんだ、攻撃しちゃダメだぞ」
「わかりました、あと、私の爪はそろそろガタが来ているそうです、買い換えた方が良いと言われました」
「そうか、カレンは良く戦っているからな、早めにもっと強力なものに買い換えよう」
カレンは勇者パーティーの冒険装備庁長官である、以前やる気を出させるために適当に就けた役職だが、気に入ってしまったようだ。
今は誇りを持って仕事をしている、もっとまともな名前のポストにしてやるべきであった。
そろそろ筋肉団がやってくる時間だ、勇者ハウスの地下牢に魔将レーコの入った木札を保管するため、王宮でギロティーヌを入れてあるのと同じ、魔力を奪う仕様に改装するのだとか。
せっかくなのでこれからのことも考え、地下牢全体をそのようにしてもらうこととした。
収監してある恥さらし共を見せるわけにはいかない、俺の部屋に移送しておこう。
「おいセラ、ルビア、出るんだ」
「あら、もうお仕置きの時間かしら?」
「それもあるが今からここを改装するんだ、お化けを保管できるようにな!」
ルビアが青くなっていたが気にしない、そうだ、レーコの世話はお化けが苦手な連中にやらせよう。
それで少しは耐性が付くかも知れないからな。
「お、筋肉達が来たようだ、お前ら2人はここで正座していろ、ちょっと応対してくる」
「おう勇者殿、改装工事に来たぜ、地下牢にはここから入るんだよな」
「ああ、それは良いが結構な工事だぞ、お前ら4人で何するつもりだ、しかも1列に並んで……」
「何を言っているんだ? 4人で1列に並ぶパーティー行動は伝統芸能だぞ、まぁ俺達に任せておけ」
確かに言いたいことはわかる、だがな、お前らは全部筋肉ではないか、もっとバランス良く僧侶とか戦士とか、あとどこかの町に置き去りにする商人LV1とかをだな……
工事をゴンザレス率いる筋肉団に任せ、2階へと戻る。
何やらマーサとマリエルの部屋から悲鳴が聞こえる、また何かやらかしたのか?
「ちょっとっ、大変なことになったわ!」
「王家秘伝の『物体が倍になる魔法薬』をバナナの皮に大量にこぼしました、残り18回分、全部……」
なるほど、それで1つだったバナナの皮が影分身していたのか。
2人に命じ、65,536個のバナナの皮を畑に運ばせた。
おや? 1回分足りないような気がするが?
気が付いたときには手遅れであった、マリエルが捨てようとした魔法薬の瓶、その中から1滴の雫が零れ落ちる。
工事を終えて階段を上がっていたゴンザレスが2つに増えてしまった……
「マリエル、あれはどのぐらいの時間で効果が切れるんだ?」
「効果は無限です、あのまま戦って勝った方がもう一方を吸収すれば元に戻ります」
庭で激戦を繰り広げる2人のゴンザレス、筋肉と筋肉が激しくぶつかり合い、飛び散った汗がエアロゾル化して霧散していく。
気持ち悪すぎて見ていられない、マリエルを連れて部屋に戻る。
真剣に戦いを眺めていた他の3人の筋肉とカレン、決着したら教えて欲しいと伝えておいた。
「マリエル、それからマーサもセラ達の横に正座しておけ、貴様等は後でお仕置きだ」
「あら、マーサちゃん達は何をやらかしたの?」
「バナナの皮と筋肉を少々増やしてしまったわ」
65,536個を少々とは言わない、あと筋肉は1から2になるだけでも数十倍気持ち悪い。
「ご主人様、筋肉達の勝負が決したようです!」
カレンにそう言われ、庭に出る。
2人の筋肉が握手を交わし、一方が光の粒となってもう一方に吸収された。
ゴンザレスのステータスが数倍に跳ね上がったのだが?
「おう勇者殿、面倒をかけたな、地下の工事は終わっているぞ、明日王宮の人が木札を持って来るそうだ」
「わかった、というか早かったな、また何か頼むことがあるかも知れない、それとお土産のニンジンを持っていってくれ」
「うむ、これはなかなか筋肉に良いんだ、有難く貰っておこう、それでは、俺達はこれで!」
筋肉達は変な掛け声とともに走って帰っていった。
さて、他の連中はどうかな? 片付けはそろそろ済んでいるだろうか?
「リリィ、精霊様、何ティータイムしてんだ、掃除は終わったのか?」
「ご主人様、私はちゃんとやりましたよ、屋根に溜まった落ち葉を全部片付けました」
雨樋が全損しているように見えるのだが?
「社の掃除はジェシカちゃんにやらせているわ、というか掃除なんて下劣な人族や魔族がやることよ、私達のような高位種族には関係のないことなの」
2人を引き摺って行き、他の連中の横に正座させた。
残るはユリナとサリナだが、2人は元々綺麗好きだ、掃除などとっくに終わってミラの料理を手伝っているようだ。
「みなさ~ん、ご飯ができましたよ~っ!」
「カレン、ジェシカ、ミラ達と一緒に食事を俺の部屋に運ぶんだ」
「わかりました!」
食堂はルビアが爆破してしまったため、夕食は俺の部屋で取る。
爆心地であった厨房はそれほど被害が無かったが、食堂の方はしばらく使えないであろう。
低いテーブルを人数分用意し、和スタイルでの食事だ、正座していた連中はそのままの姿勢で食べさせる。
「結局マーサとマリエルの部屋は片付かなかったな、ここで寝ているから良いが、絶対に何かを腐らせるなよ!」
「大丈夫よ、所々カビは生えていたけど、腐っているモノは無かったわ」
「カビもダメだ! とりあえず後で窓を開けて換気しておけ」
食後、風呂に入るために全員で移動を始めるものの、精霊様が動かない。
長らく正座させられたことによって足が痺れてしまったのであろうか?
「ほら精霊様、風呂だぞ、早く立たんか」
「ご主人様、それは水で作った偽者ですよ、精霊様ならとっくに逃げました」
横で正座していたリリィが指で突くと、偽精霊様は崩れ去り、床が水浸しになってしまった。
許さん、絶対に許さんぞ……
とりあえず平静を装って風呂へと向かう。
湯船に使っていると、どこへ行っていたのだろうか? わざわざ足が痺れた演技をしながら精霊様が窓から出てくる。
すまし顔で湯船に浸かって来やがった。
「いやぁ~、ちょっと足が痺れちゃって、立ち上がることも喋ることも出来なかったのよ」
「そうかそうか、で、本体はどこへ行っていたんだ?」
「うっ……ちょっと世界の平和を守る活動をね、逃げた訳じゃないわよ、緊急連絡デバイスに通知が来て正義の魔法少女に変身して戦っていたのよ!」
「じゃあ今ここで変身してみろ、恥ずかしい台詞とポーズで魔法少女になるんだろ? 大きいお友達に人気が出そうだな、賽銭も爆増だ!」
「参りました……」
「ミラ、後で精霊様の魔法少女セットを作ってくれ、次からはその格好で冒険して頂くこととする」
「そんなぁ~」
風呂上り、精霊様も含めたやらかし6人組をお尻ペンペンの刑に処す。
「どうして大精霊の私が異世界人なんぞにこんなことをされるのよ!」
「黙れ、魔法少女セットも楽しみにしておけよ!」
「そっちは何だか純粋に嬉しくなってきたわ……」
「ご主人様、私とサリナにも魔法少女セットを下さいですの」
「良いだろう、正義の魔法少女は精霊様だからな、お前らは悪役の魔法少女セットをやろう」
「う~ん、まぁそれで妥協しますわ!」
「やったっ! 悪魔法少女サリナちゃんになれるんですねっ!」
どうせそろそろ皆の装備も更新しないとだし、ここでそれっぽい服装に変えさせて民衆の人気を集めよう。
これは儲かりそうだな、ミラと目が合ったが、同じようなことを考えているようだ。
ぼろ儲けを想像した2人でニヤニヤしておく、取らぬ狸のなんとやらである。
「それと、皆聞いていると思うが明日の朝魔将レーコを封印した木札が送られてくる、地下牢に設置した棚に飾るからな、掃除なんかはお化け怖い組に任せる」
「イヤですよ!」
「ご主人様、ちょっと怖いです」
「私もさすがに……またおもらししてしまいます」
「主殿、それは残酷ではないか?」
「はい、口答えした人はお仕置き待ちの列に並びなさい、ルビアは叩く強さ2倍な!」
その夜、ミラ、カレン、ルビア、ジェシカの4人は、明日からの恐怖を想像するあまり1人でトイレに行くことが出来なかったようだ。
きっちり1人1回、叩き起こされて付き合わされたのであった。
翌朝、やけに仰々しい護衛とともに木札が送られてきた。
昨日改装した地下牢の一番奥の部屋に設営された祭壇のようなセットに飾られるその木札。
『ちょっと、いつになったらこの狭いところから出して頂けるというのですか? もう肩とか腰とかバッキバキなんですが? どうかなってしまいそうなんですが~っ!』
「やかましい、静かにしておけ! 黙らないと永久にそこだぞ!」
『・・・・・・・・・・』
「よし、今後そのまま静かにしておけよ、後で尋問するから、じゃあな」
『……ちょっ! 待って下さい、寂しいから1人にしないでぇ!』
「仕方ない、落ち着くまでマーサが付いていてやれ、あと借りた金は返してやれよ、二度と使えないけどな」
今日の昼ぐらいからレーコの知っている情報を吐かせよう。
まだまだ魔将は沢山居るからな、せめて次に出て来る奴の話だけでも聞いておきたい。
「ご主人様、レーコは魔力を奪ってしまえば姿を消すことができませんわ、そろそろ木札から出してあげても良いのでは?」
「ダメだな、あいつは王都にかなりの被害を出したんだ、それなりに反省するまであそこに入れておく」
「私達は本格的に侵攻する前に捕まって良かったですわ……」
「そうだな、でもこれからも気をつけろよ、何かしでかしたら洗濯ばさみに尻尾だけ封印するからな!」
「……恐ろしいことを言う異世界人ですわね」
さて、昼までにレーコに何を聞きたいのか、皆で話し合ってまとめておくこととしよう……




