表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第五章 東のさらに東
553/1360

552 今度は東へ

「う~む、何だかスッキリしない終わり方だったが、とにかく俺達は一度王都へ帰ろうか、マリエル、伝書鳩で迎えの船を要請してくれ」


「ちょっと待って勇者様、その前に砦に寄って、色々と用事を済ませておくべきだと思うわよ」


「おう、確かにそうだな、ロリー隊のこともあるし、捕らえてあるロリコン野郎なんかもまだ砦に残したままだ、王都に連れて帰らないと処刑すら出来ない、じゃあ先に砦へ行くとしようか……」



 謎のガリガリΩの一撃によって幕を閉じた殲滅作戦、本来であればこの次は世界の中心? たる王都から見て西、以前大仙人一派から救出し、別次元から取り戻したヨエー村の復興の様子を見に行くことにしていたのである。


 だがそのガリガリのせいで予定が狂った、本来の目的地とは真逆、遥か東の地にあるというブルーとかいう奴の取り仕切るΩ軍団の本社工場を目指さなくてはならない。


 さもなくば強力な力を有する『新型』が次から次へと導入され、知らない間に世界中が海沿いの町、今は更地で再開発待ちとなっている旧共和国領の首都と同じ憂き目に遭ってしまう。


 遥か東の地というのはおそらく魔族領域、最弱の四天王であった東のアイツの城よりもさらに東に位置しているのであろうが、だからといって『遠いからパス』というわけにはいかないのだ。


 ということで東行きは確定事項となったものの、その前にこれまでの、南の大陸における活動の後片付けを済ませておく必要がある。


 俺達はまず、畳み終えたサキュバスの店でその後の段取りを考え、大半のものを元ボッタクリバー従業員達に預け、身軽になってとりでを目指すことに決めた。


 持って行くのは最低限の荷物、連れて行くのは自分達の家に帰るべきロリー隊(予備役)の面々だけ。

 作戦に協力してくれた現地の、元反共和国レジスタンスの皆様方には礼を言い、予め迎えとなるドレドの船を呼び出した状態で砦を目指す……



「さてと、行くのは良いがどこかで休憩しつつ向かわないとだ、もうすぐ夜になるしな」


「まぁ、お風呂に入ってから来たからもういつでも寝られるわよ、そろそろ野宿でも凍えちゃうような季節じゃないし」


「ほう、だがセラよ、スカートの下に身に付けているのがこれじゃあな、さすがに寒いんじゃないか? ん? おらっ!」


「ひぎぃぃぃっ! く、食い込ませるのはやめて……」


「ごめんなさいは?」


「へ……変態ドMでごめんなさい……」


「よろしい、次はマーサとマリエル、ちょっとこっちへ来い、お前等も縄食い込ませの刑だ」


『は~い、おねがいしま~す……ひぃぃぃっ!』



 サキュバスの店にあった縄で自縄自縛して遊んでいたドM達には、風呂上りにもう一度同じ格好をさせてそれをお仕置きとした。


 もちろん御者台のルビアとジェシカも同じだが、運転中に変なことをすると事故を起こしかねないため今は『食い込ませの刑』を保留してある。


 チラチラとこちらを見て、早く刑に処されたいオーラを出している2人だが、休憩、というかスポットに到着するまでオアズケだ。


 今は目の前に3人並んだセラ、マーサ、マリエルの3人を痛め付けること、そして荷台に乗せてあるロリー隊(予備役)の面々に、異世界勇者様のご意向に反する行いをした者がどういう目に遭うのかということを見せ付けておこう。


 それと、この光景を見せ付ける対象は何も『人間』だけではない、これからしばらくの間行動を共にすることになる、同じく荷物として、しかしこちらは完全なモノとして馬車の荷台に積み込まれているコパーとダイヤの2人にも、大丈夫だとは思うが逆らうことなどしないようにとの意味を込めて処刑を見させているのだ。



「ひぎぃぃぃっ!」

「いやぁぁぁっ!」

「あぅぅぅっ……」


「おいどうした王女殿下? 鳴き声が小さいようだが、もしかして効いてないのか?」


「き……効いてます……でも出来ればお尻をビシバシ叩きながら……」


「このド変態がっ! これでも喰らえっ! オラァァァッ!」


「ひゃぁぁぁっ! 効っくぅぅぅっ!」


「ちょっと主殿、先程からそんなことばかりして、これでは御者に集中出来ないではないかっ!」


「すまんなジェシカ、ルビアも、じゃあ今日はこの辺りまでとしておこう、お前等も同じ目に遭わせてやるから覚悟しろっ!」



 ということでそんなことやこんなこと、あんなことををしながら、途中で野営などもしながら砦へと向かった俺達。

 数日後には未だに新たな部隊が派遣されず、この間救出した女性兵士達が中心となった砦へと到着した……



 ※※※



「いやはやお待ちしておりました、処刑ランド……ではなく我が砦へおかえりなさいませ」


「何だ処刑ランドって、まぁ良いや、とにかくこの子達、ロリー隊の残りを連れて来たぞ、ついでに王都で残虐処刑ショーのネタにするゴミ共を回収しに来たんだ」


「ええ、ではその辺りの手続をさせますが、とりあえずは中へどうぞ、お食事の準備もすぐに始めさせますね」


「うむ、では今日はここへ1泊させて頂くこととしよう」



 無能兵を投棄する目的で使用されていたこの砦、だがその連中はエリナが遊んだせいで壊れ、ゴミとして処分されたため、今は本当に1人たりとも残ってはいない。


 その分作戦で救出した女性だけの部隊が駐留、元々居た女性指揮官と調理班でかつ救出作戦の要となった女性兵士5人、つまりこの砦は本当に女性だけのものとなったのである。


 で、それによる変化は如実、ボロボロであった内部は綺麗に清掃され、落書きをする者も、サボッて立ちションをする者なども当然見受けられない、まともな砦に変貌していた。


 まるで男子便所と女子便所の『美しさ』の違いの如くなのだが、きっと最初からこの砦に居た6人は、もう二度と新しい部隊など来なくて良い、来たら全員直ちに殺そうと考えているのは明らか、広場に設置されたギロチンの刃は砥がれ、鈍い光を放っている。


 その広場の横を通って部屋に通された俺達は、まずこちらからの作戦結果の報告、そして反対に女性指揮官から、俺達が作戦に出ている間に色々と調べたという、Ωに関する話を聞くこととなった……



「それじゃあアレか、Ωシリーズの営業に来た奴が『お客様だけに』とか言って置いて行った極秘資料があるってことか」


「ええ、不埒者であったゴールドを解体したらしばらくして『ブルー商会の営業』とやらがボディーを回収するとかで来たんです、どうやってそれを、ゴールドが解体されたのを知ったのかはわかりませんが……」


「まぁ何か仕掛けがあるんだろうよ、で、その営業とやらは……そのまま帰したりはしていないよな?」


「……それが……その……うっかり処刑してしまいまして、今は腐った首だけしか残っていません」


「とんでもねぇことしてくれたなっ!?」



 敵と見ればすぐに処刑してしまう処刑マニアの性がこんなところでマイナスに振り切ったような影響をもたらしたではないか。


 この女性指揮官には後でキッチリ、ここへ来るまでの間に変態ドM軍団に与えたのと同程度の罰を与えてやらねばあるまい。

 そういえば拷問であればするのもされるのも可、というようなことを言っていた気がするため、お仕置きの効果が得られるかは不明であるが。


 しかし処刑されてしまい、もう話を聞くことが叶わないとはいえ、そいつは単なる下っ端の営業、もちろん魔族ではなく人族の現地雇用の一般職なのであろう、良くて地域総合職の奴だ。


 そしてもちろん『お客様だけに』とか、『これはちょっとナイショなんですが』というような内容の話は、完全な営業トークのひとつであると考えるのが妥当。


 特にクリティカルな秘密を持っていたというようなこともなかったはずだし、生かしてあったとしても拷問するだけ時間の無駄であったのかも知れない。


 とにかく今はその営業野郎が遺した資料に関して、この女性指揮官の話を聞くこととしよう。


 念のためΩそのものであるコパーとダイヤも交え、資料をバサッと広げて説明を受け始める……というか、かなりの数の書類がテーブル一杯に広がったではないか……



「え~っと、まずはどれから見ていきましょうか……この間お送りした資料よりも詳しいものがかなりあると思うんですが……」


「そうだな、おいコパー、ダイヤ、この中で2人共知らないような内容の資料がありそうか? あるならそれを優先したいんだが」


「あ、ちょっと待って下さいね、私が『メイドスキル』の事務処理能力を遺憾なく発揮してスキャンしますので」


「スキルでも何でも良いからサッサとしろ」



 どこがどうメイドスキルなのかは知らないが、とにかくコパーの目が赤く輝き、テーブルの上に広がった全ての資料をスキャンする動きを見せている。


 コパーにしろダイヤにしろ、普段は人間然とした振る舞いをしているのだが、やはりこういうところを見るとこの2人は『魔道兵器』なのだなということを再認識してしまう。


 今後はもう少し人間らしい仕事に従事させ、可能な限り『ロボ感』を排除してやらねばな、などと考えている間にスキャンは終わったようで、コパーがいくつかの資料を手に取ってそれを皆に見せた。


 まずは『Ωシリーズの歴史』、そして『最新のカスタム情報』、あとは『新商品のご紹介』、コパーが選んだ中で特に気になるのはその3つか、ということで順番通り見ていくこととしよう……



「よし、まずはその『Ωシリーズの歴史』って資料を貸してくれ、こういうのは実際の戦闘ではあまり役に立たないかもだが、前提知識として知っておくべきことも盛り込まれているはずだからな、絶対に確認しておくべきだ」


「そうだな、ここは珍しく主殿の言う通りだ、有名な老舗会社などでも『当社の成り立ち』が、他には誰でも目にしたことがあるポピュラーな商品でもそういう歴史的なことは紹介しがちだからな、それを知って貰うこと、逆にこちらが知ることは非常に重要なのであろう」


「おいジェシカ、珍しくってのは余計だぞ、俺様の判断はいつも、どんな状況においても大正解なんだ」


「そうか、だがそれならもう少し早く金持ちになっていたと思うのだが?」


「返す言葉が見当たらねぇ……」



 俺の日頃の判断が正解なのか否か、もし正解であったとして金持ちになれていたかどうか、気になるところだが今それは関係ない、とりあえず資料を開き、最初から順に見ていく、まずはΩシリーズの開発者からだ。


 シリーズを売っているのはブルー商会、そして製造しているのはその関連会社とのことだが、実際の開発者はその子飼いの魔族、これから俺達が向かうべき遥か東の地に住む2人の兄弟らしい……



「へぇ~、Ωシリーズの開発者は『猛兄弟もうきょうだい』っていうのね、ここに肖像画が載っているわ」


「うん、どっちがどっちかに関しては言及されていないが、おそらくモジャモジャな方が兄の『豪猛ごうもう』、ツルッツルな方が弟の『帝猛ていもう』なんだろうな」



 剛毛と剃毛、非常にわかり易くてGOODである、東の地ではまず、この2人兄弟を捜し出してブチ殺す必要があるということだ、もちろん商会長のブルーとかいう、人ではない何かも同様だが。


 その後、その資料ではプロトタイプのΩなど、試作段階から実用に耐える状態までの変遷、そこから大量生産に漕ぎ着けるための試行錯誤など、さすがにこれはどうでも良いのではないかと思われる情報が得られた。


 次に見た『最新のカスタム情報』という資料では、主に戦闘タイプであるシルバーの改造パーツに関しての記述がなされていたのだが、最後の方に少しだけ、コパーをどうこうする感じの資料が掲載されているのを発見、すぐに皆が注目し、それに目を通す……



「ふむふむ、シリーズの中でコパーだけが1体しか売れていないってことだったからな、これを機に導入させるために色々と用意したんだろうよ」


「この専用指揮官プラグインってのが気になるわね、任意の1体を『メイド長』として扱って……って、何体導入させるつもりなのかしら……」


「こういうのはとりあえず買わせたら勝ちだからな、おいコパー、ちなみにお前、この中で欲しいものがあったりするか?」


「う~ん、そうですね……この『最強化シークレットプラグイン』というのが気になります、金貨800枚もするみたいですが、もしかしたらこれを使えば私も戦えるようになるのかと」


「かもな、じゃあもし現地に行ってこれが発見出来たら壊さずに確保な、欲しいってんなら捨てずにくれてやるのが道理だ」


「ありがとうございます、他にもかなり種類があるみたいなんで、私やダイヤに搭載可能なものがあったら回収して頂けるとあり難いです」


「しかしホントに種類が多いわね、全部載せしたら……割引が効いて金貨30万枚ね、国家予算規模だわ、てか、メイドタイプのコパーに『魔導キャノン』なんて要るのかしらね……」



 とにかく金を使わせようという感が満載のカタログであった、まぁ営業の相手となるのは軍の指揮官やその他巨大組織の長であるゆえ、多少は高額でも、いやむしろ高額な方が信頼されるのであろう。


 本当のところコパーにもダイヤにも、カタログにある『全部載せ』をした状態、完全に武装変形合体ロボのような状態にはなって欲しくないのだが、実際には本人達がどう思うかによって結果が変わってきそうだ。


 コパーとダイヤのカスタムに関しては、それ以上話を進めるとかなりヤバい方向へ進みそうであったため、適当に切り上げて次の資料を確認する。


 最後は『新商品のご紹介』だ、やはりというか何というか、あのガリガリ自爆Ωの野郎もカタログに載っているようだ、ちなみに自爆専門、兵器の中ではミサイルに近い存在といえよう。



「見て下さいご主人様、私にそっくりなのもありますよっ!」


「リリィにそっくり? あぁ、この『アイアンドラゴンΩ』ってのか、人型ばっかりじゃないんだな」


「人型以外っていうかもっと凄いのもあるじゃない、例えばほら、この口に出しては言えないようなモノとか……」


「どれどれ、なるほど『犬のウ〇コΩ』か……って、単なる地雷じゃねぇかこれっ!」


「でもちゃんと魔導人格が搭載されているみたいよ、喋るし考えるし、あとこんな見た目なのに自走可能なのね、きっと自分で判断してうっかり踏んでしまい易い道端とかに移動するんだわ」


「そんなもん絶対に踏みたくねぇよ、犬のウ〇コって時点でアレなのに、それがΩで地雷とか最悪だろ、めっちゃ臭そうだ」



 おかしなΩは犬のウ〇コだけではない、何だか新製品カタログの後半へいくにつれてどうしようもない、かなり迷走気味なΩが増えているような気がする。


 例えば『マイナスドライバーΩ』、これは兵器ではなく工具だ、それに『ペンシルΩ』や『消しゴムΩ』など、筆記用具としか思えない名称とビジュアルのものも掲載されており、ふざけているのかと疑いたくなる有様だ。


 しかしそんなわけのわからない商品の中で、ひときわ大きく取り上げられ、なんと見開き1ページを丸々使用して紹介されているΩがひとつ、他の意味不明商品はそれを引き立たせるためだけの演出に過ぎない、そう考えても差し支えないレベルの取り扱い。


 商品名は『プラチナジェネラルΩ』、シルバーに近い見た目であるが、銀ではなく白金、つまり金よりも上であるということが言いたいのであろう。


 商品画像もどことなく威厳がりそうな、白髭を蓄えたジジィの姿をしている。

 シルバーがその辺のジジィだとすれば、コイツは高級住宅街のジジィ、いや、現役の会社顧問であってもおかしくない容姿だな……



「……ジェネラルね、おそらくコレが現時点で最強のΩといったところかしら? プラチナだし、それ以上だとブラックぐらいしかないものね」


「だろうな、だが放っておくとすぐにブラック、つまりコレを上回るΩが開発されてしまいそうだ、だからサッサと敵の本拠地へ乗り込んで、開発者のモジャモジャ野郎とツルツル野郎を始末しようぜ」


「まぁそれが一番無難よね、じゃあ勇者様、ここを出たらまずは王都へ戻って、準備を済ませてから出発する感じにしましょ」


「おう、明日の朝ここを発って海沿いに戻れば迎えも来ている頃だろうし、そこから王都まで1週間、目的地までは……一切の邪魔が入らなかったとしてもかなり時間が掛かりそうだな……」



 この場合、敵の本拠地までストレートに到着することが出来るという可能性は考えない方が良い、そんなことは絶対にあり得ないためだ。


 おそらく、いや確実にどこかで敵さんの『お出迎え』があり、しかもそれが一度や二度で済むなどということは考えにくい。


 今回も敵を倒しつつ、その他余計なトラブルに巻き込まれつつ敵の本拠地を目指すのは確実。

 果たしていつ帰って来られるのか、その次に予定していたヨエー村に関してはいつ対応することが出来るのか、全くもって予測が付かない状況である。


 その後、既に全員迎えの連絡が来ているというロリー隊の残りのメンバー達と別れのあいさつを交わしつつ、囚人等を馬車に積み込み、翌朝すぐに出発することが可能な準備を整えた。


 その日の夜は砦で用意された食事、酒を堪能し、迎えた次の日の朝、砦を出た俺達は馬車に揺られて再び海岸を目指す。


 さらに2日後、海と同時に見えたドレドの船に乗り込み、今度は海路で北の、本来の活動拠点である王都がある大陸を目指した……



「やれやれ、ようやくこっちに帰って来られたな、本来であれば王都の屋敷でまったりしたいところだが……」


「まぁそれはちょっと無理ね、『お土産』の公開処刑イベントもちょっとだけ待って貰って、なるべく早くΩ製造工場を片付けましょ」


「だな、ブルーとかいう奴もかなりヤバそうだし、とっとと息の根を止めてやらないとだ」



 数日後に見えてきたトンビーオ村の港、一度コテージに立ち寄り、軽い食事を済ませてまた馬車に。

 大移動によって目まぐるしく変わる俺達の現在位置は、一時王都の屋敷で停止することになる。


 たった1日だが『家』に滞在するのだ、出発の準備は忙しいであろうが、少しばかり帰って来た感を堪能したいものだな……と、そういうわけにもいかないようだ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ