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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第四章 殲滅作戦
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549 整いました

「じゃあ今日以降は毎日朝から晩まで、1秒たりとも休憩ナシで勧誘作業をして頂く、文句はないな?」


「へへーっ! ではΩ軍団を海沿いの町へ移動させますっ!」


「おうっ、『新しい金持ち信者5万人』を達成するまで戻って来なくて良いからな~っ、ちなみに勧誘に必要な消耗品なんかは自己の計算でどうにかしろ~っ」


「畏まりました~っ、では行って参りま~っす」



 戦闘で鹵獲した大量のΩを、指揮官としての権限を付与したコパーと元々はその権限を有していた赤ダイヤに任せ、海沿いの町で俺達のニセモノ組織へ新規加入、そして全財産をそれに捧げるカモ野郎共の勧誘をさせる。


 その間俺達はもちろん、新規入会者を集めるための客寄せパンダ的存在であるロリー隊(予備役)の面々も、さらにニセモノ組織の幹部役をしてくれている元反共和国レジスタンスの皆さんも休息を取ることとした。


 だがサキュバスボッタクリバーの店舗部分はそうそう長く使えない、それも重要な『敵の資金圧迫作戦』の一部なのだ、つまり客というか被害者というか、それが続々と来店する夕方以降は俺達の居て良い場所ではなくなってしまう。


 ということで店の地下、かつて人攫いの馬鹿魔族連中がアジトとして使用していた場所を改装した宿泊施設にて、適当に無料の酒や料理を喰らいながら時間を潰していく。


 目の前にある料理や乾きモノの数々が、ちょうど営業が始まったところの店舗に入っている客には1皿金貨10枚とか100枚とか、途轍もない金額で提供されているという事実は非常に滑稽、それだけで、その被害者の不幸だけで飯が茶碗3杯はいけそうである。



「さてと、そろそろコパーか赤ダイヤの奴が『本日の売上』を報告しに来るはずだ、どれだけ儲かったのか楽しみだな」


「しかし主殿、その売上はまだ予約の段階であって売上とは言えない状況ではないか? 少なくともここから気が変わるような者も居るだろうし、こちらで逃がさないための対策を取る必要があるぞ」


「む、それもそうだな、だが今更俺達が動くのも面倒だし、それもコパー達に一任してしまおう、その方がもし失敗したとしても責任を擦り付けられるからな、カモが10匹減るごとにシルバーを1匹公開処刑するとかそういう罰則を設けても良さそうだ」


「……うむ、卑劣すぎて返す言葉もないが……と、誰か来たようだな、ということはコパーΩか?」


『失礼致します、本日の報告に上がりました』


「入ってよろしい」



 扉が開いて入室したのはまずコパー、その後ろから赤ダイヤも付いて来ている。

 そして2人共素っ裸だ、赤ダイヤは罰として全裸の刑に処している最中なのだが、コパーはメイド服を着ていても良いと思うのだが……



「えっと、本日の活動結果についてですが、大変残念なことにこの海沿いの町では『生息している未だ入会していないおっさんの68%』程度の新規入会しか得られず……」


「しかし全員分キッチリ現金で、しかも全財産を納付させております、あとその他付近の町や村に分散して3万人程度の新規入会者を得ていますので、どうか結果が芳しくないことに関してはお許しをっ!」


「いやいやいやいや、おっさんの68%だと? おいコパー、それって全部でどのぐらいなんだ、具体的な数を言えよ」


「え~っと、おそらく8万程度かと、収入の方は金貨……すみません、私共の演算能力があまりにも低いゆえ数えることが叶わず……とりあえず外にある馬車やリヤカーに山積みにしてありますので、後程ご覧頂ければ……」


「わかった、おいっ、すぐに見に行くぞっ!」



 想像を絶する、そう表現する以外には思い付かない、これが圧倒的な結果であることは誰にでも、チンパンジーであってもその堆く積み上げられた金貨の山を見ればわかることだ。


 どうやらコパーと赤ダイヤ、一見して『普通の人間』にしか見えない彼女らが海沿いの町だけでなく各町村を回って全裸でアピールしたことが功を奏した模様。


 その作り物のような、いや実際には作り物である美しいボディーに魅入られたおっさん共は大半が俺達のニセモノ組織への入会を希望、全財産を注ぎ込んだのである。


 もちろん偶然に気付かなかったおっさんも居るのだとは思うが、近くを通った、または噂を聞いて駆け付けたおっさんは全てが虜になったはず。


 おそらく今日が終わった段階で、海沿いの町にて入会していない32%のうち大半は金のないゴミニートだ。

 そんな奴相手にする必要もないし、僅かの利益のために入会させる必要も特にない、最後の最後で町と一緒に焼き払ってしまえば良い、ヒトよりはモノに近い存在なのである。



「勇者様、何度数えようとしても金貨の数が把握出来ませんっ!」


「俺もだぞミラ、貧乏人である俺達の脳にはこんな大金を勘定する能力が備わっていないんだ」


「そうでしたか、ですがこれで大金持ちになったのも事実です、魔王軍とかもう放っておいて悠々自適に暮らしていきましょう」


「うむ、もちろん俺もそう思う、だが勇者パーティーであることをやめるということはだな、自分勝手や好き勝手が出来る権利すらも放棄するということだ、それは非常に拙いと思うぞ」


「確かに、では今後は申し訳程度に魔王軍と戦いつつ、贅沢な暮らしをしていきましょう」


「おう、そうしようそうしよう……ってふげろばっ!」


「ぎゃんっ!」



 大金の前で調子に乗り、そろそろ喜びの舞を始めようかと思っていた俺とミラの2人は、天空からの落雷に撃たれて大ダメージを負ってしまう。


 間違いなく女神の仕業、これは神罰の類だ、奴め、俺達が金持ちになったからと言って僻んでいやがるな。

 早速呼び出して説教でも喰らわせてやろう、ついでに『どうしたら金持ちになることが出来るのか』についてのご高説を垂れ流してやろう。


 ……と、そんなことをしたら不思議な力でこの金貨の山を消されかねないな。

 ようやく立ち上がったミラにコソコソと耳打ちし、とりあえずこれまで通りの振る舞いをしようと持ち掛ける。



「……そうですね、確かに富くじなどで高額当選をかまして、それを他人に言いふらしたり、自慢げに奢りまくったりということをすると、最終的には必ず破滅するという話を聞きます」


「そういうことだ、だからこれまで通り魔王軍とかその他諸々の敵と戦いつつ、見えない部分で全身全霊の贅沢をしていこう……」


「あのね2人共、盛り上がっているところ悪いんだけど、そのお金はパーティー共有の活動資金にするから、全員で等分なんてことにはならないわよ、ねぇセラちゃん」


「そうね、放っておくと勇者様もミラも限界まで堕落しそうだし、金貨の1枚たりとも渡すべきじゃないわね」


『そっ、そんなぁぁぁっ!』



 鬼畜精霊様、巨悪セラの二大統治者によって、俺とミラがキープしたはずの金貨の山は全て没収されてしまった。

 残ったのは金の凄まじい重量によって砂浜に刻み込まれた、その運搬を担った馬車やリヤカーが作り出した轍のみ。


 全てを奪い去られた俺はその場に崩れ落ち、ミラは倒れ、そのまま少し大き目の波に攫われてどこかへ流されて行った……



 ※※※



『ただいま~っ』


「お、ミラが帰って来たみたいだぞ、一体どこまで流されていたんだろうな?」



 そのまま夜を明かし、元気を取り戻した俺が普通に朝食を取っていると、海に流されて消えたミラがようやく帰還した。

 どうやら、かなり沖合いまで流されていたらしい、300kg程度の黒マグロを1本、お土産として抱えているではないか、昼食は刺身だな。


 厨房にマグロを置いたミラは一度風呂へ行き、潮と汚れを落として暖まったようだ。

 そのまま昼食の準備に移るのかと思っていたが、どうやらそうではないらしく、俺達が休憩中しているボッタクリバー店内の方へと歩いて来た……



「あ、勇者様、ちょっと報告がありますが、今大丈夫ですか?」


「おう、俺は常に余裕ブリブリだが、何か重要な発見でもあったのか? 海で希少な巨大生物に遭遇したとか、古の宝船を発見したとか」


「いえ、それが個々まで流れに乗って帰る途中、何度かΩらしき魔導兵器が頭上を通過していったんですよ、おそらくは偵察の類かと思います」


「……そうか、敵のΩ軍団を全部こちらのモノにしてしまったからな、1体も帰還しないのを不審に思って反勇者系組織、或いは製造元の……何だっけ? ブルーだかってのが偵察を送ったのかもな」


「ええ、ですので敵が仕返ししたり、あと既存のモノを取り戻したりするために前回にも増して大量のΩを派遣するよりも先に……」


「作戦を終えてシルバー共を処分しなくちゃならないな、コパーと赤ダイヤはもう俺達のモノだから断固として守り抜くが、モブΩに関してはそんな価値もない、サッサと使用を終えてスクラップにした方が無難だろうよ」


「そうですね、ということで報告は以上です、お昼前にはマグロの解体ショーをしますからお楽しみにっ!」


「おう、期待しておくぞっ!」



 その後は昼食、ここでは新鮮なマグロに舌鼓を打ち、ある程度食したところでお開きとした。

 夕方、昼に食べ切らず少し残しておいたマグロをつまみに、本日の勧誘を終えて戻ったコパーと赤ダイヤの2人を交えた夕食会、もちろん酒も出る宴を行う。


 ちなみにコパーは酒乱であることが発覚しているため、身動きが取れないよう椅子に縛り付けた状態での参加だが、赤ダイヤの方はその辺りの機能が改善されているらしく、普通に『ほぼアルコール』の酒をグイグイと消費している。


 2体共今回の活躍に免じてランクアップ、しっかりとした服を身に着けることを許された奴隷と同等の待遇に昇格させ、今はとりあえず寝間着を着させておいた。


 さらに、酒だけでなく普通に食事も取っている2体なのだが、一応確認したところによると、食べたものは全て内部で魔力に変換され、人間のように排出したりはしないとのこと。


 つまり、2体に設けられている『プラグ挿入口』には、プラグインを捻じ込んで作動させる以外の用途はないということだ。

 良く考えればそれが『魔道兵器における普通』なのだが、そうであることがわかってここまで安心するものだとは思わなかった。



「……さてと、飲むのも食うのも構わないが、そろそろ本日の活動結果を報告してくれよな」


「はぁれ~っ? ほんひつははひをひはらひろほへ~っ?」


「おい、もうコパーはお終いみたいだ、今日は代わりに赤ダイヤが答えろ」


「ははーっ! 本日の活動におきまして、海沿いの街に巣食うおっさんのうち我らが組織に所属していない馬鹿、残り32%のうち19%程度を引き込み、全財産を巻き上げることに成功致しました。また既に会員となり、『実態部分』を絞り終えた者に関しましても、本日のうちに大半がその『信用部分』の限度一杯まで金銭を捻出、我らが組織に納入致しました、報告は以上にございますっ!」


「そうかそうか、じゃあそろそろ、というかかなり早かったがここでの勧誘も終わりだな、で、明日からはどうしようか……」


「あら勇者様、残りの連中は無価値な奴と、それから別組織の親玉連中でしょ、だったら話は早いんじゃないかしら?」


「だな、Ω軍団と味方に付けた馬鹿共を使って町を蹂躙してやろうじゃないか、もちろん敵組織の親玉は捕縛、そして不要な連中は皆殺しだ」



 ここで得られる収益はもうバッチリ、あとは本来の目的である『敵対組織の弱体化』を進めていくのみである。


 いや、弱体化とはいっても今回やるのは『間引き』だ、小規模組織が乱立する反勇者、反王国連中を潰すには、まず第一に資金源の断絶、そしてその大半を奪い去った今、次にやるべきは煽りを受けて弱った組織を崩壊させていく作業。


 幸いなことにこの地域、つまり俺達がヒトもカネも持ち去った海沿いの街を中心とした旧共和国領内は敵組織群のメッカ。

 とりわけメインターゲットであるその海沿いの町においては、敵の親玉連中の生息数が非常に多いのである。


 ここを壊滅させればもう敵はバラバラ、まとまりのない、本当に小さな抵抗をしてくるぐらいの力しか残されることはないはず、明日以降、気合を入れてそうなる未来を目指していこう……



「では勇者様、私が『王国の命令』として無関係な人々を避難させますから」


「そうだな、じゃあ避難作業はマリエルに任せた、元レジスタンスの方々にも協力して頂いて、なるべくスムーズに終わるようにな」


「はい、まぁここで避難指示に抵抗するような連中はほとんどがアレな連中なのだとは思いますが」


「確かにな、そう考えると『避難すべき人々』はすぐに居なくなると考えてよさそうだ、で、他に問題はな……ありそうな連中がこちらを見ているじゃないか……」



 このままいけば全て滞りなく、スムーズに事が運ぶであろうと考えた矢先、俺達の作戦に賛同することが出来ない、もちろんやろうとしていることが引き起こす結果を受け入れることも出来ないという顔をした集団。


 それはこの地で特別許可を与えて営業を続けさせているサキュバスボッタクリバーの面々である。

 良く考えたらこの連中、ここでの作戦が終わり、反勇者、反王国組織が壊滅した際にはまるでやることがなくなってしまう。


 もちろん特別許可による営業も直ちに期間満了、全員王都に連行され、他のサキュバスと同様金持ちの変態オヤジに売り払われることになるのだ、もちろん俺達が身柄を預かる予定の主要メンバーは除いての話だが……



「ねぇっ、せっかくここで一緒に働いて、皆で仲良く大儲けしていたのに、突然終わりにされて離れ離れなんてすっごく嫌だわ、何とかしてちょうだいっ!」


「おいアンジュ、お前は大人なんだからわがまま言うんじゃない、それにここまで話が進めばそろそろ終焉を迎えるタイミングだってことが想像出来たはずだぞ」


「そんなこと言われたって……」


「あぁぁぁっ! 泣くなっ、頼むから泣かないでくれっ! なっ、ちょっと、マジでちょっと考えるからっ!」


「……ホント?」


「本当だ、超リアル本当だから心配するな、そして泣くんじゃないっ!」


「やったっ、じゃあそういうことで、超リアル期待してるからそのつもりで~っ」


「あっ、クソッ! 完全にウソ泣きだったじゃねぇかっ!」



 完全に騙された、とはいえ約束をしてしまった以上保護にするわけにもいかず、そこからはサキュバスの店、そしてサキュバス達をどう処遇するかについて話し合っていく。


 10分程度の協議の結果、まともに話はまとまらず、とりあえず『チームは解体しない』こと、そして『暇潰しも兼ねて何か働かせる(無償)』という2つのみ約束し、とりあえずこの南の大陸からは連れ出すことが決まった。


 ということで酒が入っているにも拘らず、実に面倒な店の片づけを手伝わされる。

 店は臨時休業として客を追い出し……というか資金に行き詰まった敵組織の親玉共が遊ぶのを控えており、金銭感覚がどうかしてしまった真のゴミ人間が数匹来ている程度であったが、とにかくそれを退店させた。


 店舗部分には様々なモノ、お飾りの高そうな酒、これは本当に飾りで、客に出すのは詰め替えた安酒。

 そして世界初、『座るだけで高額請求』に裏付けを持たせることに成功した金メッキの椅子と銀メッキの椅子、暗がりだとその高級感がよくわからない、実に良く出来たトラップだ。



「え~っと、それはそっちで、あ、これはまだ置いといて、明日の朝使うと思うから」


「おいお前等、俺達はそろそろ寝るぞ、続きは明日の昼間、俺達が作戦に出ている間にやってくれ」


「わかったわ、じゃあ夕方には完全に荷物をまとめて、店の前に整列しておくから」


「いや、迎えの船まで時間があると思うから地下でひとつの部屋にまとまって待機していてくれ、食事も好きに取って構わないからな」


「ええ、それで良いならそうするわ、ついでに打ち上げでもしましょっ!」


『うぇ~いっ!』



 ある程度荷物をまとまるだけで1時間以上、気が付くと既に良い時間になっており、そこで俺達は翌日に備えて離脱した。

 そのまま朝まで眠り、起き抜けで元レジスタンスの方々と合流、彼らにロリー隊を任せ、次いで正常に戻っていたコパーがΩ軍団を集結させる。


 良い時間になったところでこちらの手駒、即ち『信者』にした馬鹿連中が集合し始めるようだ。

 姿を見られるわけにはいかない俺達は再び地下に隠れ、その時を待つ。


 建物内に設置された覗き窓から様子を覗っていると、続々と集まり出した頭の悪そうなおっさん共。

 やがてそれは砂糖に集るアリの如く、ニセモノの代表者を中心に集結し、遂には砂浜を埋め尽くす。



『皆さんっ! 本日はお忙しい中お集まり頂き誠にありがとうございますっ! まぁ本当はろくな仕事もなくて暇なのでしょうが、とにかくありがとうございますっ!』


『ウォォォッ! 反勇者万歳! 代表閣下万歳! 暴力なき世界を目指すための暴力革命万歳!』



 大盛り上がりを見せる砂浜の馬鹿共、総じて意味不明な理念に賛同し、やる気満々、いや勇者たる俺達をターゲットに殺る気満々の様相を呈している。


 だが、実際のところ奴等は味方、まさか敵の掌の上で踊らされ、これから本当の仲間共の拠点である海沿いの町を、本来は自分達を取りまとめるはずであったリーダー格の連中を、圧倒的数をもって蹂躙していく狂気の徒となるのだ。


 その後もチラホラと遅刻者が集まり、砂浜の馬鹿軍団はさらに勢力を増強していく。

 流入がおおよそ止まったところで、ニセモノの代表者があらかじめ用意していた壇上へ。


 長い期間を掛けて、散々なトラブルに見舞われながら準備してきた今回の殲滅作戦。

 そのメインの行動が、今日まさに幕を開けようとしている、彼のスピーチはその始まりの合図、引き金となるのだ。


 注目の中、ニセモノ反勇者組織のニセモノ代表による、ニセモノの忠誠心を抱かされた連中を鼓舞する演説が始まった……

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