表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第九章 怨霊軍団との戦
55/1360

54 変わってしまった聖国

「聖国は古来よりこの世界の人族による女神崇拝の拠点でした」


「で、今は魔将に持って行かれたと」


「そのようです……」



俺達は今、頑丈な装甲馬車の中でマリエルから聖国についての講義を受けている。

王国軍よりもわずかに先行し、現在の聖国の様子を眺めながらついでに露払いも受け持っているのである。


聖国は歴史ある国らしい、だが女神自身がそのトップである聖女様とは話もしたことなど無いと言っていた。

しかも異世界勇者が転移してくるのは決まって王国だそうな。

つまり、この聖国という国家は単に調子に乗っているだけの形ばかりのものであるということだ。


そもそも聖女様が敵のゆうれい魔将レーコそのものであるわけだしな。



「ご主人様、向こうの方に村が見えますよ!」


「よく見つけた、偉いぞリリィ、もう少し近づいたら馬車を隠して、徒歩で入ってみよう」


「王国から来たとバレなければ良いんですが、もし知られてしまったらどうしましょうか?」


「村人のの態度次第だな、友好的では無いにしても攻撃して来ないなら通過、襲ってくるなら皆殺しにしよう」


「ではその作戦でいきましょう!」


村の入り口が見えるか見えないかの所に馬車を隠し、コソコソと近づいてみる、ここにはまだ聖国の軍は来ていないようである、物々しさは感じられない。

次に敵軍とぶつかるのはもう少し進んだ先となるようだ……



「ねぇ勇者様、何かしらアレ、像が転がっているわ」


「そのようだ、そしてあの顔は俺の知り合いだ……」


どこかの指導者の像よろしく、引き倒された女神の像が地面に転がっている。

それが元あったと思われる台座には、新しく別の美しい女性の像が建っている、知らない人だ。


「ご主人様、あそこに立っている新しいピカピカの像、あの子の……ゆうれい魔将レーコの像ですわよ! しかもおっぱいはかなり盛っているようですわ!」


何だ、ゆうれい魔将レーコ、ババァかと思ったらかなりの美人さんではないか、もっとも俺には本来の姿は見えないんだろうがな。

しかし、派手にやっているようだな、元々あった女神に対する信仰を自分にすり替えているようだ。



「とにかく村の中に入ってみようか」



中に進んでいくと、かなり警戒した様子の村人達に取り囲まれた。

皆一様に斧や鍬を持ってこちらを威嚇している。


「何だてめぇらは、もしかして王国の軍人じゃないか?」

「絶対王国人だろ、パスポート見せやがれオラァっ!」

「まさかレーコ様を信じない者では無かろうな?」


「いや、我々は旅の者だ、この村で宿を取ろうと思って立ち寄っただけだ」


「ではそのレーコ様の像に向かって3時間土下座しろ、生きていたら有り金全部貰ってブタ小屋に泊めてやる」


見ると、レーコの像の下にはいくつかの白骨死体が転がっていた、精霊様がそれを興味深げに眺めている。

ついでに言うとユリナとサリナが苦笑いしているのだが、この3人は何かわかっていると見て間違いないであろう。


「精霊様、その像は何か特殊なものなのか?」


「ええ、普通の人間が近づけば生気を吸われてすぐに死ぬわね、で、吸った力で魔族を強化していたはずよ」


「なるほど、ユリナとサリナも何か知っているんだろう、洗濯ばさみの刑にされたくなかったら教えろ」


「ひぃぃっ! こ、この像から得た力で魔族の格を上げていたのかも知れませんわ、王都に現れた炎の魔族が11体全部上級なんておかしいと思ったんですわよ……」

「でもここ1つ程度じゃそんな力は集まりません、他の町や村でも同様の事が行われていると思いますよ」


「とりあえずこの村は全部が敵と考えて良さそうだ、まずはこの連中を殺そう」



集まってきた村人達を全員殺すと、やはりというかなんというか、慌てた様子の魔族が駆けつけた。

俺達は特に問題がないただのカモだと思って、適当にその辺のザコに対応を任せていたのであろう。


で、こいつはこの村のリーダー格のようだ、通ってきた道に居た村人が隅に寄って土下座しているのが見えた。


『貴様等この村に何の用だ? ここは聖国、レーコ様を信奉する国だぞ、余所者は去るか死ぬか、どちらか選べ』


「ではお前が死ね」


聖棒で軽く突いただけで大穴が開いてしまった、凄い弱さだ!

お前もあの像からパワーを貰っておけばもう少し長生き出来たかも知れんのにな。


騒ぎを聞き付けて徐々に集まって来ていた村人達は、突然魔族が殺されたのを見て恐慌状態となった。


「貴様等、レーコ様の御使い様に何たることを!」

「殺せ、こいつらは王国人だ、王国人を殺せ!」

「レーコ様の意思に背く者を始末しろ!」



「なぁユリナ、コイツラって憑依されていたりする?」


「いいえ、何ともありませんわ、単に洗脳されてあの子を絶対的に信じているというだけですわね」


「じゃあ全員始末して良いな、サリナ、全部ここに集めてくれると助かる」



サリナに頼んで村人達を幻術に掛け、広場に集合させる。

レーコ様のお言葉を賜るという嘘に引っかかり、全ての村人が集まったようだ、その数300人程、少ない。


「子どもが一人も居ないじゃないか? サリナ、どういうことか聞いてくれ」




村に子どもが居ないのは、12歳以下の全ての子どもは一旦中央に集められ、そこでレーコの信徒になるよう洗脳教育を施されているためだそうだ。


ちなみにレーコが聖女を名乗り出したのはおよそ半年前のことであるという、その前の聖女は原因不明の病気で死んだとか。

半年でここまでやるとは、かなり優秀な奴のようだ、悪い奴とも言えるが……



「じゃあ皆で手分けしてこの連中を……待て、この子は助命だ、おいルビア、縛り上げろ! あとその子も、あっちの子も……」


「あの、ご主人様、さっきから女の子ばかり助命しているような気がしますが、何か基準があるんですか?」


「可愛いからに決まっているだろう、他に理由などあろうはずがない」


「なら勇者様、あっちの奥に居る子もなかなかのものよ」


「おっと、良く気がついたセラ、危うく人類の宝を失うところであった」


まだ可愛い子が紛れ込んでいないか、パーティー全員で入念に確認した後、村人達を処刑する。

ミラとジェシカが前後から順番に剣を振る、幻術に惑わされ、並んで座った連中の首を刎ねていく。


魔将レーコの像にはロープを引っ掛け、ドラゴン形態に変身したリリィが引っ張って倒した。



「ご主人様、この助命した子達はどうするつもりですか?」


「どこかに牢屋とか無いか? そこに入れてから幻術を解こう、現実を見せてやるんだ」


捕らえてあるのは16人、これぐらいであれば軍の本隊が来たら連れて行ってくれるだろう。

ひとまず村で一番大きいと思しき建物にあった牢屋に詰め込んでおく。

幻術を解くとやいのやいのと騒いでいたが、魔族と村人の首をいくつか近くに放ってやるとすぐに大人しくなった。



「宿屋みたいなのがあるぞ、今日はここに泊まろうか、そのうち軍の連中もこの村を通るだろうし、馬車を呼んでここで待機だ」


「そうですね、インテリノ達にもこの状況を説明しなくてはなりません」


「この先にある町や村も、おそらく王都を襲撃した魔族に加担していたんでしょうね、この大魔導師セラ様が悉く成敗してくれるわ!」


「セラ、その素晴らしい大魔導師様による偉業の第一歩として、村の外で待っている馬車を呼んできてくれないか?」


「わかったわ、すぐに行ってくる!」


コイツは煽てておけばどんな面倒事も引き受けてくれそうだな。




「お~い、向こうから軍の人たちが来ているわよ~っ!」


セラが遅れてきた王国軍の先頭集団を発見したようだ、こちらに向かってくるのであろう。

念のため俺達が乗ってきた馬車を村の入り口に、目立つように置いて貰った。

御者、というか担当の軍人はそこで待っていてくれるそうだ、俺達は見つけた宿で休息を取ろう。




「ここにも魔将レーコの肖像画が掲げてあるわ! このっこのっ!」


「お姉ちゃん、どうも全部の建物にこういうのがあるみたいよ、まるで独裁政権だわ……」


宿屋には巨大な魔将レーコの肖像画、もちろん目立つところに掲げてある。

ムカつくので目のところに穴を空け、フロントにあったペンで髭を描いておいた。

全ての建物にこれがあるようだが、ミラの言うとおり独裁者に他ならない。



「適当に部屋を取って荷物を置こう、全員は入れそうな部屋は無いから4人一組だな」


「では後程勇者様達の部屋に集合しましょう、食糧は村にある店とかから持って来て、軍の人にもわけてあげましょうか」


「よし、俺はセラ、カレン、ルビアと4人部屋だ、マリエル、そろそろ軍が着く頃だろう、迎えに行ってやれ」




しばらくすると、マリエルがインテリノを連れて戻ってきた。

ここであったことを聞きたいそうだ、ついでに今後についても話し合いたいとのこと。

こんな汚い宿じゃ会議なんて出来ない、先程助命した村人を閉じ込めた大きな建物へ向かおう。




「では、この村はもはや女神様ではなく、魔将レーコを崇拝する邪教の村に変わってしまっていたと……」


「そうだ、広場に像が倒れていただろう、女神じゃない方だ、それがあるところは大体こんな感じであろう」


「なるほど、それで判別が出来るわけですか、その像がある町や村の住人は全て処刑して構わないでしょうな」


「ああ、でも可愛い女の子は助命してやってくれよな! 既に16人捕らえてここの地下牢に入れてあるがな」


「ええ、他にも奴隷として価値のありそうな者は戦利品代わりに連れ帰ろうと思います、他は邪教徒として処刑、富は全て略奪してしまいましょう、あとは建物や畑に全部火をかけて、必ず再起不能にしてから移動することとしましょう」



インテリノはとても9歳とは思えない、恐ろしい考えの持ち主のようだ。

全部焼き払ってから移動なんて、この聖国を維持させるつもりはもはや無いようである。



※※※



その日、俺達と一部の貴族は宿に泊まり、その他の軍勢はインテリノの泊まる村一番の建物を囲むように野営、という感じで一泊した。

汚いとはいえしっかりした布団で寝ることが出来た、体力は全回復である。



「じゃあ俺達はまた先に行っている、街道沿いに進んでどこかで止まるつもりだから、夕方にでも追いついてくれ!」


「わかりました勇者殿、我々はこの村の食糧と財貨を奪い尽くし、完全に滅ぼした後に出発します、では後程!」



インテリノ率いる王国群を残し、俺達は再び馬車で出発する。

そろそろ敵も第二陣を差し向けてくる頃だろうか? 見つけたらその手前で待機することとしよう。

奴等の手柄を奪ってしまうわけにもいかないからな。


「精霊様、気分転換に飛んでくるのなら、ついでにこの近くの様子を見てきてくれないか? 町や村があったり、敵が行軍しているかも知れん」


「良いわよ、この水の大精霊様に任せておきなさい、その代わり帰ったら高級な酒をお供えすることね!」


「はいはい、出来るだけ透き通った良い酒を探しておきますよ」



精霊様を都合の良い斥候として扱う、コイツも見返りがあれば何でもしてくれるタイプだ、非常に便利である。

その代わり自主的には何もしないことが多いうえに無償では働かないダメ精霊だが……



しばらくして戻ってきた水のダメ精霊様は、ここから馬車で2時間程かかるところに昨日よりも少し大きめの村を見つけたという。

かなり先まで行っても敵軍は見つからなかったとのことであるが、まだ国境での敗北が聖都に伝わっていないのであろうか? それとも中央に立て篭もるつもりか?



「この先の村にも魔将の像が建っていたわよ、粉砕しておいたわ! ついでに横に転がっていた女神像も砕けたけど、構わないわよね?」


「まぁ精霊様、何て罰当たりなことをするんですか、神罰が下っても知りませんよ」


「そう? じゃあマリエルには大精霊様の罰を下すわ!」


馬車の中で滝業をさせるのはやめて欲しい、水浸しになってしまった……




「え~、マリエルと精霊様には後で異世界勇者様からの罰が下ります、で、そろそろその村に着くようだ、今日は最初からオラオラ系でいこう!」


突如として魔将レーコの像が粉々にされたその村では、驚いた付近の住民が集まり、その無残な姿に涙していた。

当然村のリーダーと思しき魔族も来ている、今回は中級の奴が2体のようだ。

とりあえず声を掛けてみよう。



「おいそこの愚民共っ! これからこの異世界勇者様の有難いお話と処刑がある、薄汚い村人全員をここへ集めろ!」


『何だテメェは!? テメェがこれをやったのか? だとしたらすぐに殺してやる!』

『魔将レーコ様の像をこのような目に遭わせるとは、この不届者め!』


もう魔将って言っちゃてるよ……それでも信仰しているのかここの住民は?

前衛組が飛び出して行って中級魔族2体を切り刻む、こんな奴等首を取るまでも無い、細切れにしてやれ。


魔族が惨殺されたのを見た住民は、皆一目散に逃げ出す、セラとユリナの魔法がそれらの首を後ろから弾き飛ばしていく。


「サリナ、残った村人をまた幻術で集められるか?」


「う~ん、ちょっと数が多いですね、少し取りこぼしがあるかも知れませんよ……」


「そうか、それを探すのは面倒だな、よし、ここの連中は外に出ているのだけ始末しよう、隠れている奴は軍が来てから掃討して貰う!」


そこまで広い村ではないとはいえ、人口は1,000人ぐらい居るであろう。

それを虱潰しに、というのは少し大変だ、軍にやって貰うこととした。

俺達は食事と寝るところと、それから風呂があれば十分だからな。


宿屋のロビーで魔将の肖像画に願掛けめいたことををしていたそこの主人を引きずり出し、切り捨てる。

まず泊まる所は確保できた。


「ミラ、カレン、食料品店に行って何か奪って来てくれ、マーサのための野菜もちゃんと持って来るんだぞ」


「わかりました、あ、ここには立派な厨房がありますね、今日は食材にして私が料理をします」


「頼むよ、まともな食事は明日の糧だ、戦争だからって干し肉ばっかり食ってるわけにもいかんからな」


2人を待っている間、適当に部屋を物色していると、10人程の村人集団が入ってきた。

恐怖で洗脳が解けたようだ、もう魔将は信仰しない、投降するから助けて欲しいなどとほざく。

面倒なのでそういう奴は村で一番大きい建物に集まっておくように指示した、処分は軍に決めて貰おう。



「リリィ、あそこに掲げてある魔将の肖像画に悪戯しようぜ!」


「私、落書きがしたいです!」


肖像画を外し、下に置いて色々と書き込む、ついでに顔面に靴の跡を付けてやった。

額には当然『肉』である、頬っぺたにはウ○チを描いておいた。


「精霊様、今から聖都まで飛んで来れるか?」


「ええ、そんなに遠くは無いはずだから、1時間もあれば行って来れるわね」


「じゃあさっき馬車を水浸しにしたのを不問にしてやるから、この汚い肖像画を宮殿に投下してきてくれ」


「わかったわ、それでさっきのはチャラね!」


「よし、交渉成立だ、マリエルはお尻ペンペンな!」


「私は被害者なんですが……」


マリエルを処分し、ついでに横に居たルビアも引っ叩いていると、ミラとカレンが帰って来た。

肉や野菜を持てるだけ持っている、ちなみにカレンが持っているのは肉だけである。


「勇者様、帰りに見たらちょうど軍の方々が到着していました、すぐここに来るそうですよ」


「わかった、ミラは調理を始めていてくれ、あと誰か風呂を沸かしてくれ、俺とマリエルはインテリノと話をするからな」




「勇者殿、やはりこの村も魔将を……」


「そのようだ、村人達がまだ沢山残っている、軍の方で始末してくれ」


「わかりました、投降した者も居るようですが、それも助けてやる必要は無いでしょう、王都では1,700人も亡くなったのです、それに加担していた連中は皆殺しにしなくては」


「その意気だ、あと、今精霊様が聖都とやらの様子を見に行っている、ついでに挑発もしてくる手はずだ、帰って来たらその件について報告するよ」


「助かります、こちらも聖都にはスパイを送っていたのですが、まだ合流出来ていないのですよ」



スパイってあれか、ダーマン、スパイ=ダーマンのことか、きっと赤と青の全身タイツの奴なのであろう。


インテリノ達は昨日と同じく村で一番大きい建物を陣取るらしい。

その前に住民の皆殺しと略奪を始めていた、この間被害を受けた王都出身または在住の兵士達が、捕まえた村人を鋸挽きにしている。


略奪の方も順調なようだ、馬鹿っぽい兵士が全身に奪った貴金属を付けて踊っているが、ああいうのは次の戦いで死ぬに違いない……




「あっ! ご主人様、精霊様が戻って来ました!」


リリィが指差した方を見ると、遠くの空に米粒みたいなのが浮かんでいるのが見える、普通にUFOだ。

というかよくあれが精霊様だとわかるもんだ、大した視力だな。

米粒はどんどん大きくなり、やがて俺の目でも精霊様だとわかる程となった、あ、何か持って来やがったな……



「ただいま、肖像画はちゃんと投下してきたわよ、あとハイこれ、純金の魔将像、宮殿の屋根にあったのをこっそり貰ってきたわ」


俺とミラは喜びの舞を踊った、金貨何枚分の価値があるのだろうか?

もう今回はこれで帰っても良いような気がしてきた。


「それと、聖都には敵軍が大集結していたわよ、篭城するつもりね」


「そうか、ではここから先も敵に遭遇することなく快適な旅が出来そうだ」



「とは言っても勇者様、明日には聖都に着いてしまうと思いますよ」


「そうか、なら明日は聖都の前で野営、明後日から合戦という感じになりそうだな……」


「私は今の件をインテリノに伝えてきます、その後食事にしましょう」


「ああ、頼むよマリエル、ジェシカ、風呂は沸いたか?」


「沸騰した」


「ジェシカには明日単騎で聖都に夜襲を仕掛けて貰う、幽霊だらけだぞ」


「許してくれ……」


食後、ようやく良い湯加減になった風呂に入り、就寝した。

本戦は間近である、明日は宿では寝られない、ここでしっかり体力を回復しておこう……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ