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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第二章 資金源
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525 ロリコンなのは知ってた

「おいっ! 待つんだコラッ、自分で呼んでおいて逃げるんじゃないよっ!」


「逃げるんじゃないわよ、こんな所で戦ったらお洋服が汚れちゃうし、そもそも私の仕事はあんた達をバトルフィールドに誘導することなの、ボッコボコにするのはその後よっ!」


「クソッ! ガキが調子に乗りやがって、しかし一体どうしてあんなのがこの船に乗り込んでんだよ……」



 軽快に梯子を登ってどこかへ行ってしまう謎の美少女、年齢はミラより下、おそらくは13歳から15歳ぐらい。

 剣を持っているし、着ているのもお洋服というよりは戦闘服だ、俺達と戦うことを前提として行動しているのは明らか。


 そして今まで真っ暗であった通路の向こうにも明かりが灯されていることなどから、それはこの美少女が点けた、つまりこの子は敵で、この船に所属する兵士や将校の類であるということがわかる。


 二度目にあのウ○コのおっさんと戦った場所、これはスルー、そこから登った先の甲板、これもスルー。

 艦橋を上がるための隠し階段を開放し、少女はどんどん上へ進んで行く、どこへ行くつもりだ?



「おいっ、そろそろ良いだろ? 別に戦うだけならどこでも出来るんだ、ボッコボコにしてお灸を据えてやるからそこに正座しろっ!」


「もうちょっとだから待ってよねっ! ほら、ここに入ればバトルフィールドがあるから」


「バトルフィールド? あ……何だよここ、広いじゃねぇか……」


「そうよ、本当はここで魔物とか死んでも良いゴミおじさんとかを戦わせて遊ぶんだけど、今回はあんた達の討伐に使うの、じゃあ私は仲間と一緒に再登場するから、あんた達はそこで待っててね」


「お、おう……よくわからんが早くしろよ」



 連れて来られたのはこれまた広い、バスケットボールコートぐらいの闘技場のような場所。

 上に観覧席がある辺り、先程まで虐殺をしていた船漕ぎ場を、何分の1かに縮小した雰囲気に思える。


 だが、ここでこれから始まるのは知らないおっさんを次々に殺していくだけの、バイトでも勤まる簡単なお仕事ではない。


 少なくとも再登場するはずのあの少女に深い傷を付けないよう、細心の注意を払って戦闘をしなくてはならない状況になる、高度にプロフェッショナルな職場なのだ。


 ということで美少女による美しい奇襲を警戒し、全員武器を抜いた状態で待機する。

 そのまましばらく待つと、闘技場の奥からなにやら煙が……毒ガスではなく主役登場用のものか……



『ロリー隊、出動よっ!』


「ロリ?」


『ロリじゃなくてロリー! 勘違いしないでっ!』


『ついでにロリー隊(予備役)出動!』


「予備役とは?」


『卒業生よっ!』


「うん、まぁわかったからその煙もうやめない?」


『止まんなくなっちゃったのよ、全部使い切るまでちょっと待って……』


「……何だか待たされてばっかだな」



 煙の向こうから聞こえたのは明らかにお子様の声、そして予備役とやらの方も若い女性の声であった。

 ガスがなくなったのか、徐々に薄くなっていく煙の向こう、前に並んだ13歳から15歳程度の美少女が20、その後ろには15歳から20歳程度の美少女及び美女が16、合わせて36人の大所帯だ。


 そういえば海に沈めたあのおっさん、自分は『№37』だとか言っていたが、あのおっさんを上回る身分なのがここに居る36人、そういうことであるに違いない。


 装備は剣と杖でおよそ半々、前衛タイプも居れば後衛タイプも居るということか、弓を持っている子が居ないのは幸いだが、どちらにしろ危険なので早く取り上げてしまいたいところだ。



「それで、お前達は何なんだ? ロリ隊? 予備役? もうわけがわからんぞ……」


『フォッフォッフォッ! それはわしの口から直接説明してやろうっ!』


「今度は誰だ……って、出たなロリコン野朗! そんなとこに居ないでサッサと降りて来て死ね……じゃなかった人質になりやがれこのゴミ! 犯罪者!」


『わしはロリコンではないっ! で、そのロリー隊はわしの私兵での、世界中から集めた14歳までの美少女で構成しておるのじゃ』


「……予備役ってのは?」


『うむ、わしはロリコンではないのじゃが、やはり卒業する年齢を定めることも必要での、15歳になったら必ず卒業、その後は予備役として活躍させることになったのじゃよ』


「何でそんなに低年齢なんだよ……」



 観覧席に現れたのは、手配書にあったのと同じ顔、そして最初以外は特に言及しなかったものの、この船の中の至る所にある胸像と同じ顔、つまりロリ・コーン師本人であった。


 しかし遠いとはいえナマで見るロリ・コーン師は圧巻のキモさだ、いやキモいというよりもむしろグロい、どうしてそんな顔に生まれてしまったのか、どうしてそんな顔で生きていこうと思ったのか、不思議に思う次元のグロさだ。


 しかも良く見れば美少女……ではなく等身大ロリ美少女フィギアを大事そうに抱えているではないか。

 やはりロリコン野朗はロリコンであったか、名前からしてわかっていたことだが、ここまで露骨だと逆に何も言えない。



「主殿、この美少女達はきっと奴に操られているんだ、すぐに救助してやらねば」


「ああ、しかしどうしてこの子達はあんなキモ顔の奴の言うことを聞いているんだ? 普通にキモすぎだろ、従うどころか近付くことすら出来ないぞ」


『その疑問にはまたわしが答えてやろうっ!』


「うわっ、また喋りやがったぞ、口の臭いがここまで届きそうだぜ」


『ふんっ! 貴様如き単なる侵入者、その雑魚の貧乏人が何を言っても痛くはないわいっ、でじゃ、わしは断じてロリコンではないのじゃが、その美少女達には正規メンバーで月に金貨30枚、予備役でも金貨10枚を与えておる、ちなみにボーナスは4.6ヶ月分を年3回支給しておるのじゃっ!』


「すげぇ金額じゃねぇかっ!?」



 超高額報酬、もちろん14歳までの美少女達にそれがどれぐらいあり難いものなのかはわかっていないであろう。


 だがそれで欲しいモノは何でも買える、そして他にも福利厚生などが充実しているはずなのだから、おそらくは自分達が『特別扱い』されていることぐらいは認識している。


 つまり、この美少女達は何かの被害者ではなく、自ら進んでこの犯罪ロリコン野朗に協力、その組織に参加しているのだ、当然まともな判断能力を持っている年齢となった予備役の子達も、これはお仕置きが必要だな。


 と、ここでミラがなぜか挙手、ロリコン野朗に対して発言を求めている、何か強烈な批判をするのであろう……



「すみません、私は今16歳になったところなんですが、予備役なら今からでも入れますか?」


『うむ、お前はなかなか幼い見た目をしておるし、それでおっぱいもアレじゃからな、わしは断じてロリコンなどではないが、ここは特例として予備役への中途採用を認めよう』


「ありがとうございますロリコン様、さぁ来い勇者パーティー!」


「裏切ってんじゃねぇぇぇっ!」



 金に釣られて馬鹿なことをし始めたのがここにも1人、予備役でも毎月金貨10枚の魅力はなかなかだが、こんなことをして後でどうなるのかということを考えれば余裕でマイナスのはず。


 だが目先の金銭に目が眩んだミラは……ここで冷静になって再考し、やはり後悔しているようだ……



「……や、やっぱり辞退します、勇者様、どうかこのことはお姉ちゃんにナイショで」


「ダメだな、キッチリ報告したうえで再教育の時間を設けよう、目先の利益に惑わされ易いのは直さないとだからな、ということでまずは耳引っ張りの刑だっ!」


「あででっ、痛いっ、でもこの屈辱もなかなか……」


「帰ったら鞭打ちの刑だからな、そっちの美少女軍団と並べて打ち据えてやるっ!」


「へへーっ! 承りましてございますっ! でもそろそろ敵が動きますよ」


「おっと、遊んでいる暇ではないようだな……」



 ミラと2人で茶番を繰り広げている暇ではない、敵の数は36、しかも全員美少女であるゆえ、最低限のダメージのみを与えることしか許されない。


 少しでも傷を負わせれば訴訟モノだし、そもそもあまりに痛い思いをさせるのはかわいそうだ。

 もちろん悪者の一味であるので痛いお仕置きは加える予定だが、それでも美少女に対して蹴ったり殴ったりということが肯定されることはないのである。


 まずは説得からいくべきだな、もしかするとそれであっさり降参してくれるかも知れない……



「おいお前等、今ならまだ間に合うんだぞ、金貨何枚だか知らないが、一時の金だけでその後の人生を全て犯罪者として過ごすのは嫌だろう? な、だから武器を置いて地面に膝を突くんだ」


「うるさいっ! キモや……ロリ・コーン様は偉大だっ、お前のようなお金もくれない貧乏人の言うことなんか聞くもんかっ!」


「……これはちょっと厳しいな、次はマリエル、金持ちの視点から説得してくれないか?」


「いえ、もう面倒なのでやっつけてしまいましょう、というか、こういう子達は実際にお金をくれた本人以外から何を言われても無駄だと思いますよ、単純なんです」


「そうか、じゃあしょうがないな、とりあえず武器の使用は禁止だ、使って良いのは縄だけ、あとミラは戦いが終わるまで正座な」


「はいぃぃぃっ! 申し訳ございませんでしたでございますですっ!」



 反省が必要なミラ以外の全員で動くと、敵もそれに応じて構えを取る……だがまるで強くはない、というか剣にしても魔法にしても、修練を積んだ様子は一切ない。


 おそらくは筋肉が付いてしまうことを恐れて修行などしなかったのであろう、剣を持っているのは魔法が使えない子、杖を持っているのは魔法の才能が少しでもあった子、そういうことなのであろう。


 ということで戦闘が始まったものの、こちらのやるべきことはごく僅か。

 美少女達を取り押さえ、その上着の袖をビリッと破ってそれで縛り上げるだけだ。


 これなら縄がなくても拘束することが可能だし、手首に縄の痕が付いてどうのこうので両親などから訴えられる心配もない。

 素早く行動し、6人で敵の美少女を6人ずつ、チャチャッと縛り上げて戦いは決着した。



「いやぁぁぁっ! もっと稼ぎたかったのにぃぃぃっ!」

「そうよっ、もう少し待ってくれれば決算ボーナスが出るの、だから今は見逃してっ!」

「贅沢出来るからあんなキモいのの所で働いてたのに、どうしてこんな目に……」



 縛り上げた美少女達は口々に文句を言う、だがこれからは縛られるどころではない、本当の地獄の日々が待っているのだ、そのことをまだこの子達は知らない。


 で、この子達はこれで良いとして、肝心なのは観覧席に居た……慌てて逃げ出そうとしていやがる、まさか『ロリー隊』と『ロリー隊(予備役)』が、本当に俺達に勝つとでも思っていたのか?



「勇者様、ロリコン野朗が逃げますよっ! こんな広い船の中で隠れられたら捜し出すのは困難ですっ!」


「ああ、じゃあ精霊様、ちょっと行って捕まえて来てくれ」


「あまり触りたくないわねぇ……でもまぁしょうがないわ……」



 渋々、といった感じで飛んで行き、上階の観覧席から出て行く直前のロリコン野朗を捕獲した精霊様。

 鼻を抓みながらその臭いに耐え、どうにかこうにかこちらへ運んで来た……



「ぬぉぉぉっ! わしはロリコンではないっ、ロリコンではないのじゃぁぁぁっ!」


「何言ってんだ、そんなドールなんか抱えて、正真正銘、立派なロリコン野朗だろうに」


「しかも懐から児童ポ○ノがはみ出していますよ、もう言い逃れは出来ません、あとこの36人の美少女達がこれから証言すること、それによってもあなたは追い詰められます、さぁっ、この場でロリコンであることを認めて楽になりなさいっ!」


「そうだぞこのロリコン野朗めがっ!」


『ロリコン! ロリコン! ロリコンッ!』


「ぎぃぇぇぇっ! わしはロリコンじゃ、ロリコンじゃな……もう一度だけ児童ポ○ノを見せてくれぇぇぇっ……」



 そう言ったところでロリコン野朗は気絶した、ここで捕まればこの先一切ロリコン行為を堪能出来ないと悟ったのであろう。


 ちなみにこの世界ではロリコンなど当然死刑、口に出したらとか行動に現れたらとかではなく、思っただけで磔、実際にロリコン行為をした場合には火炙りと定められている地域もあるそうだ。


 当然このロリコン野朗もそういう末路を辿ることになるのだが、その前にひとつ活躍して貰わねばならない。

 南の大陸、旧共和国領で人質にされている王国軍の女性兵士達との交換である。


 敵の資金源になっていることが発覚しているこの金持ち犯罪ロリコン野朗、コイツ1匹で、本来は味方であったはずの雑魚兵士に裏切られて敵に捕らわれたかわいそうな兵士達全員を解放させるのには十分なはずだ。



「さて、ここはもう終わりだ、村へ帰って後始末について考えよう」


「そうですね、さすがにこの数の船を、しかも変な物質を積み込んだ状態で沈めるのはとんでもないことですから」


「うむ、曳航していって解体するぐらいのことはした方が良さそうだ、で、とりあえず俺達はどうやって帰ろうか……」



 良く考えたら帰る方法を作っていなかった、とりあえず乗って来たボートには……ロリコン野朗はともかく、捕らえた36人の美少女達を乗せることが出来ない。


 協議の結果、やはり機動力抜群で天才で最強で世界一偉い水の大精霊様が避難しているドレドの船を呼びに行ってくれることに決まった。


 俺達はそのまま美少女軍団を見張りながら待機、ずっと甲板を眺めていたマーサの耳がピンッと立ったことで、どうやら迎えが来たらしいということを察する。



「よし、じゃあお前等は連行だ、キツめにお仕置きするから覚悟しておけよ」


『いやぁぁぁっ!』


「それと、こっちの臭そうなのは、てか臭いくて汚いのは紐で括って引き摺って行こう、触ると変な菌が移るかもだからな」



 外に現れた船に、甲板で焼け残っていた縄梯子を垂らして美少女達を搬出、ロリコン野朗は死なない程度の高さまで吊るして降ろした後、下に用意した檻の中へ投げ込んで蓋を閉じる。


 最後に俺達も降り、ようやくこの超巨大船ともオサラバだ、夜は終わり、朝日が昇ろうとしているような時間帯であった……



 ※※※



「ミラ! ちょっと来なさいっ!」


「クッ、勇者様、例の件をお姉ちゃんにチクるとは、何たる卑劣!」


「ついでに船幽霊の話でおもらししていた分も報告しておいた、反省するが良い」


「ひえぇぇぇっ!」



 一時トンビーオ村のコテージに戻った俺達、セラによって呼び出されたミラは渋々それに応じ、しばらくすると強烈なお尻ペンペンの音が響いた。


 ロリー隊、ロリー隊(予備役)、さらにはロリコン野朗本人と巨悪ミラ、今回の事件で悪さをした者は全て摘発、或いはウ○コのおっさんのように海へ、さらには大半が死亡している。


 これであとは南の大陸へ渡り、まずロリコン野朗と人質になった女性兵士達の交換、もちろん可能な限りその場で敵を騙し、人質救出と同時に殲滅することを目指す。


 しかし問題はそれを行うきっかけ、そもそもどうやって敵を交渉のテーブルに着かせるかが問題だ。

 ロリコン野朗を捕らえたとアピールしても、しばらくの間は嘘だと思われ、真実であることの確認にはかなり時間が掛かってしまう。



「さてどうしようか、ロリー隊とかは良いとしてもあのロリコン野朗をずっとキープしていたくないからな、サッサと交換して、ついでにこの世から消し去らないとだぞ」


「う~ん、まぁ、でもそれは南の大陸に移動してから考えれば良いんじゃないかしら? どうせ砦に行けばアレの身柄も預かってくれるはずだし」


「大丈夫かな? 臭すぎて牢屋の鉄格子が腐ったりして、それで逃げ出したとかそういうことにならないと良いんだが」


「臭いで鉄格子が腐るとかどのレベルよ……」



 とりえず精霊様や他の賢いメンバーとも相談してみるが、それでも作戦は決まらない、ちなみにミラはまだお仕置きされている最中なので話が出来ない。


 まぁ良い、今回も得意の行き当たりばったりでどうにかしてしまうこととしよう。

 それに今考えてもどうせこの後トラブルが生じ、色々と変更せざるを得ない点が出てくるのだ。


 今はただ、再び南の大陸を目指すことのみを考えよう……いや、それだけではない、外の檻へサキュバスに代わって詰め込まれている美少女軍団をちょっとイジッて遊ばなくてはならない……



「は~い、皆さんお元気して……マリエルとジェシカは何をしているんだ?」


「私はこの子達の住所をチェックしています、あまりに幼い子は早く家に帰した方が良いかと思いまして」

「私は主殿のようなロリコン変態ゴミ異世界人がこの子達に悪戯をしに来ないか見張っていたのだ」


「誰がロリコン変態ゴミ異世界人だっ! てかもう異世界人とか特定している時点で俺しか居ないじゃないかっ!」


「ププッ、冗談だ冗談、あまり必死になると面白すぎて腹が捩れてしまうから勘弁して……って、いったぁぁぁっ!」



 調子に乗ったジェシカに対しては脇腹を抓り上げる刑を執行した、これで腹の捩れも元に戻るであろう。

 しかし美少女のうち14歳以下の『本隊』を家に帰すべきなのは事実、15歳以上の『予備役』は……しばらく収監して強制労働に従事させた方が良いかもな……


 ちなみにジェシカの見張りは成敗した後も鉄壁、ついでに言うとミラを成敗し終えたセラもそこに加わり、俺は全く美少女達に手出し出来なくなってしまった。


 クソがっ、せっかく目星を付けていた20歳ぐらいの子に悪戯しようと思ったのに。

 などと考えている間に食事、つまり朝食の準備が終わったため、とりあえずそれを食べて寝る態勢に入った。


 今日は1日ゆっくりして、夕飯もバーベキューをして出発に備えよう。

 明日は朝までガッツリ寝た後に、準備と荷物の積み込みをして再出発だ。


 ゴミクズ共との戦いはまだ始まったばかり、資金源となっているロリコン野朗をどうにかしたものの、これから先はどのような感じになっていくのか見当も付かない。


 とにかく、戦って戦って、最終的な勝利を掴むまで戦い続けるだけだ……

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