51 王都へ帰ろう
「で、お前らはどこまで、何を知っていたのだ? 正直に吐け!」
偽勇者一行を倒した俺達は、捕らえた貧乳と巨乳を連れ、馬車でセラとミラの故郷の村へと向かう。
その道中、2人には今回の偽勇者パーティーのこと、聖女や聖国のことを聞いておくこととした。
「私は聖国の一般人です、聖女様から勇者パーティーに入り、魔王を討伐するようにと命じられました」
「私も同じです、勇者が偽者だったこと、聖女様が魔族の化けた姿かも知れないことなど、一切知りませんでした」
どうなんだろう? この2人は騙されただけなのか、それとも更なる悪巧みをしているのか、ちょっと判別が付かない。
「で、聖国に居る聖女とやらはどんな奴だ? 名前は? 住所は? 連絡先は?」
「聖女様は女神様と交信できる唯一の人間で、お名前はレーコ様です」
「大変素晴らしいお方ですよ、なんでも新しい教義にも目覚めたとか」
何がレーコ様だ、モロじゃねえか!
もう少し隠す努力とかあっても良いだろ、魔将の奴!
「まぁ良いか、セラ、そろそろ村に着くだろ、この2人の見張りはどうするんだ?」
「任せてちょうだい、村一番のエッチな奴を一晩中付かせるわ!」
「ひぃぃっ! それだけはおやめくださいっ!」
「女神の慈悲を……」
とりあえずは一晩ゆっくりして、明日の帰りに今後の対策を立てよう。
村が見えてきたしな、泊まるところはあるのか? あいつらの実家はもうこりごりだぞ……
村に着くと、住民が馬車の姿を見て慌てて走っていった、明らかに王宮の馬車だからな、外見からも大口の買いが入りそうな匂いがプンプンしてやがる、慌てるのも無理はないであろう。
おっと、現れたのは村長のようだ、相変わらず眉毛が主張している、そして何を言っているのかわからない。
通訳の女性によると……
・久しぶりだな勇者よ、セラとミラは元気か?
・今日は好きなだけおっぱいを揉んで行くと良い。
・わしのおっぱいも揉んで行くか? わしは男だが。
一つ目は肯定、二つ目は了解、三つ目には拒絶の意思表示をしておいた。
気持ち悪いジジィだな……
「まずは牢屋がある集会所に行ってこの2人を預けましょう、そのあと私達の実家に寄ってちょうだい」
「わかった、この村には宿とかあるのか?」
「一応あるけど、去年までは高床式倉庫として使われていたものよ、ねずみ返しが付いているわ!」
もうこの村には何も期待しないでおこう、高床式倉庫でも壁に穴がないだけでかなり高ランクの建物と言えるであろう、少なくともセラの実家よりはマシだ。
捕らえた偽勇者パーティーの2人は集会所の牢屋に入れておく。
大人しくしていれば死刑にはしないと告げたところ、全力で首を盾に振り、牢の中央に正座した。
この程度でこの反応、やはり偽勇者や聖女の秘密は知らなかったのであろうか? 王都に帰ってからも拷問する意味は無さそうだ。
「さて、次はセラとミラの実家だな」
「勇者様、さっきウチの方で花火の音が聞こえました、近所の方も集まって何かしでかすつもりかも知れません……」
「え、さっきのってそうなの? おっさん達が盛り上がっている声も聞こえたような気がするんだが、俺達関係か……」
安定の歓待であった、国から金が入りそうな勇者パーティーを連れて来たセラとミラは胴上げされている。
ミラを胴上げするとき、尻の部分を上げるポストは地味な奪い合いになっていた。
女子を胴上げするとき、そのポストが静かな争いになることは俺が元居た世界でも度々あった、異世界でもこの常識は変わらないようである。
すぐ近くに見える、教科書に載っていそうな高床式倉庫には『歓迎 勇者パーティー様』との横断幕が掲げられている。
別に勇者パーティーである俺達を尊敬しているわけでは無い、中央から来た金巡りの良さそうな集団に、貧乏な寒村の人間が興奮しているというだけである、王女も居るしな。
セラ・ミラの親父が現れ、肩を組んでくる、酒クサッ! 相当に酔っ払っているようだ。
出してきた酒も正規品には見えない、村ぐるみで密造しているのであろう。
本物だとしても激安の逸品だ。
振舞われた安い酒を存分に飲み、今日泊まるべき倉庫へと向かった。
※※※
「しかし凄い元気だな、セラ達の親父は酔い潰れてひっくり返っていたようだが、大丈夫なのか?」
「さっきお母さんが引き摺って行ったから大丈夫よ、いつものことよあのぐらいは……」
「本当にしょうがないな、セラはああいう風になるなよ、お前は父親似な気がするからな」
「それはもうイヤという程十分に理解しているわ」
本当かよ、ミラに常時監視していて貰ってこれだからな、目を離した瞬間がに股でスカートパタパタやりながらビールとか飲んでいそうな気がするんだが?
「勇者様、それよりも捕まえたあの子達、どうしますか? 国の牢屋なんかに入れると聖国との国際問題になりかねません」
「そうだな、それは拙そうだ、帰ったら一旦は勇者ハウスの地下牢に入れておこう、聖国が片付いた後に逃がしてやれば良いだろう」
「なによぉ! 処刑しないの? あいつら処刑したいわよ精霊の名においてっ!」
「精霊様は物騒なことを言わないでくれ、その聖女とかその取り巻きとかを処刑できるかも知れんぞ、それまで待つんだ」
「それも良いわね、身分が高くて偉そうにしている人族を絶望に追い込んでゆっくり……」
とんでもない奴だ、この精霊はいつか警察に突き出そう。
「とにかく今日は寝るぞ、こんな倉庫じゃ楽しめないしな、明日はセラとミラの両親に挨拶してすぐに帰ろう」
「ご主人様、昨日魔王軍の認識票を発見したことのご褒美がまだですが?」
「明日宿でしてやる、今日はどこから覗かれているかわからんからな、マーサとサリナも同様だ」
「あと、今日敵を発見したユリナにも何かやろう、期待しておけ!」
その日は、宴を開催している村人達を無視して寝た、いくら何だってあそこまでやったら赤字ではないのか?
※※※
「さて、では宿に着くまでの間、この2人に尋問することとしよう」
「いえ、昨日は話した事しか知りませんが」
「偽勇者と会ったのも最近ですし、聖女様とは一度しか会っていません」
「ではその聖女様が悪巧みをしているという噂とかは?」
「特に聞いてはいません」
「そもそも聖女様は女神様の代弁者です、女神様の加護にある人間が悪事などしないと思っていました」
「あぁ、それについてだが、女神はその聖女とやらと話したことは無いそうだ、異世界勇者の俺が言うんだから間違いない、女神とはいつでも話せるからな」
「そのような戯言は信じられませんが、とにかく聖女様のお言葉がすこし信憑性に欠けるということは昨日の件でよくわかりました、私達は事態を注視させていただきます」
貧乳の方がそう言う、この2人は聖女とやらがちょっと怪しい存在であることは認識したものの、まだ俺達が絶対正義の勇者パーティー様であることは信じてくれないらしい。
俺、異世界勇者なんだよ、チート能力持ちの、パーティーメンバーより弱いけど……
馬車の窓がノックされる、昨日と同じようにマリエルが対応し、同じように尻が抓り上げられた。
犯人はもちろんマーサとマリエル、またしても大騒ぎになってしまった、捕虜の目の前ですることではないぞ!
「で、マリエル、今日の宿はどうだ?」
「はい勇者様、今日は全員では入れる大きな部屋だそうです、ベッドは4つだそうですよ」
「この2人は?」
「兵士の方が見張ってくれるそうです、大変にエッチな方だそうで」
「ひぃぃっ! それだけはおやめくださいっ!」
「女神の慈悲を……」
2人共昨日と全く同じ反応なのだが?
宿に着いたので全員で荷物を置く。
「はぁ~疲れました、ご主人様、肩を揉んでください」
「おいルビア、どうも生意気だな?」
「へへぇーっ! 申し訳ございませんでしたぁ!」
「うむ、では風呂上りに俺の腰を揉むと良い」
「承知致しました! ご主人様!」
金で他人を支配するというのは凄く良いことである、異世界勇者は金持ちになって全ての愚民をこのように跪かせることを最終目標とすべきであろう。
「マリエル、夕食は?」
「ここもルームサービスのようです、2時間後に持って来て頂けるようにお願いしておきました」
「わかった、では風呂に入ろう」
風呂は全員で入るのに十分な大きさだ、今日はカレンをジェシカに取られ、リリィもミラに取られてしまった。
「セラ、抱っこする?」
「あら、気が利くじゃない? 素っ裸で抱っこしたいなんて、今から殺してあげるわ」
危うく次の異世界に飛ばされるところであった、転移は出来そうだが人としての転生は出来ない。
もし魔王を倒さずに死んだのなら、女神によってゾウリムシに転生させられてしまうかも知れないのだよ。
ちなみに、結局セラは抱っこさせてくれた、やはり硬い。
「ご主人様、そろそろご飯が来る時間です、早く上がりましょう!」
「急かすなリリィ、俺はもうちょっとジェシカのおっぱいを観察しなくてはならんのだよ」
「主殿っ、見ていたのか!? さっき胸から手を外したときも見ていたのかっ!」
「ごちそうさまでした」
「許さぬぞ、夕飯のおかずを一品頂くからな!」
風呂から上がると夕飯が運ばれてくる、かなり高級な飯だ、ステーキとか凄く柔らかそう……
「ご主人様、一昨日のご褒美なのですが、そのお肉を半分頂けませんこと?」
「ああ、良いぞ、持って行け」
「では私が残り半分を、ご褒美として」
「いや、ちょっと待とうかユリナ、サリナ、全部は酷だぞ!」
「主殿、風呂で私のおっぱいを見たであろう、肉の上に載っていた肝を貰い受けよう」
「おいジェシカ、お前は俺からフォアグラまで奪っていくというのか! というかリリィ、なぜ俺のワインまで飲んでいるんだ!」
「ご主人様、デザートを要求します、私もご褒美でしたよね」
「じゃあ私はサラダね、ありがたく頂いておくわ」
結局俺は、俺だけはパンとスープだけの質素な夕飯となってしまった。
肉から出汁をとったスープだったので、半分カレンに奪われた、ひもじい……
「もう勇者様っ! 元気出してよ、そろそろベッドに入る時間よ!」
「元気とかではなく栄養が足りないんだ、誰かさんたちのせいで」
「ご主人様、誰がいけない子なのかしら? お仕置きしなくてはですよ」
「お前だぁぁっ! あとカレンとリリィとマーサとユリナとサリナとジェシカと……そんなところか」
「ご主人様、私は悪い子ではありません、ジェシカちゃんがスープを奪ってやれと言ったんですよ!」
「私もセラさんとミラちゃんに言われてワインを奪いました、罪はありません」
「私も姉さまもお肉を全部報酬として受け取れとマリエルちゃんから……」
「私だってルビアちゃんと精霊様にサラダを食べてやれば良いって言われてやっただけよ」
「貴様等は悪人の集合体だな、言うなればヴィランズイレブンか? 俺が元気を取り戻したら覚悟しておけ!」
「あら、どうしようっての?」
「全員、逆さ吊りで原泉しゃぶしゃぶの刑とします」
皆焦って首を横に振った、顔が青くなっているところを見ると脅しは十分に効果を発揮したようである。
これでしばらく静かになって頂けると有難いものだ。
「じゃあそのうち気が向いたら処刑します、もう無理、お休み……」
疲労と空腹で意識を失った、この状況で落書きする奴が居たらマジでお仕置きである。
※※※
どうして朝食を持って来てくれた宿屋の女性はあんなに俺を睨んでいるのであろうか?
どうして俺の周りは皆ニヤニヤしているのであろうか?
そしてどうして俺は精霊様指定の女性用パンツを履いているのであろうか?
「お前らやりやがったな、だがとりあえず朝食にしよう、話はその後だ」
朝食はまたしてもサンドウィッチである、この世界の朝食はサンドウィッチしかないのか?
それともこの世界を形作っている女神が朝食を考えることを放棄したのか?
脳に栄養が行き渡ると、怒りがこみ上げてきた……
「主犯は誰ですか? 計画は? 実行は?」
犯人はこの間と同じ、計画したのがマリエル、実行犯はセラとジェシカである、ルビアとマーサ、それから精霊様までもサポートしたとか。
「貴様等後で覚えておけよ」
チェックアウト後、再び馬車に乗って王都へ向かっていく。
捕虜2人は昨日と同じように馬車の真ん中に座らせてあるが、顔が青い、見張りの兵士にセクハラされたのであろう、訴えられても俺は知らない。
何時間走ったであろうか、ようやく王都が近づいてきたかというところで、またしても馬に乗った兵士が馬車に近づく。
マリエルが身を乗り出して話すが、ちょっと真面目な話をしているとしか思えないため、誰も悪戯しない。
「勇者様、早くも聖国側が偽勇者の件で抗議して来ているそうです」
いくらなんでも早すぎだろ、移動距離を考えれば少なくとも俺達が偽勇者を倒した直後には使者を送ったんじゃないか?
魔将レーコ、何と詰めの甘い奴だ、バレバレだぞ!
「その辺りの交渉は国の方に任せる、全員、戦争になるつもりで居てくれ」
「私は帰ったらすぐ王宮へ行ってきます、現時点である情報を貰ったら帰ってきますね」
「わかった、俺達はマリエルが帰ってくるまで待機だ、ついでにこの2人に聖国の軍についても聞いておこう」
屋敷に帰り着いたらまずはポストを確認、やはり請求書が届いている。
捕虜の2人に確認したところ、確かにそのような名前の店で食事をしたし、宿も泊まったという。
貴様等が請求書を送っていた住所はここだ、聖国ではないのになぜ何もおかしいと思わなかったのか?
「さてさて、ではこの水の大精霊様が捕虜の尋問に当たりましょう」
「まて、そっちはセラとミラに任せる、マーサと精霊様はちょっと来てくれ」
「まず精霊様、幽霊を吸い込むことが出来るといっていたが、それは相手が魔族でも大丈夫なんだよな?」
「ええ、魔族は不味いから食べたりはしないけれど、引き寄せるぐらいなら可能よ、この屋敷の敷地範囲内ぐらいならいけるはずよ!」
「よし、次にマーサ、精霊様の旧ハウスを背負うことが出来るか?」
「アレはちょっと重たいわね、もう少し小さいのなら大丈夫よ」
「わかった、国の方で作らせよう」
「何をすると言うのかしら?」
俺の作戦を伝える、精霊様の入ったミニ社をマーサが背負って走り回る。
中の精霊様は幽霊を吸い込む掃除機の役目だ。
吸い込んだ敵が悪意を持った人間の怨霊なら精霊様が食べてしまい、魔族なら御札かなんかに封印してしまえば良いであろう。
何とかバスターズ的な作戦である。
「そんな簡単に封印するって言っても、どうやるのよ?」
「知らん、精霊様が何とかしてくれると期待している」
「……木札ならそれなりにいけると思うわよ、ただ容量にも限界があるわ、雑魚魔族なら相当入るでしょうけど、上級魔族ともなると1体につき1枚は消費しそうね」
「じゃあ木札カートリッジを大量生産だ、ミニ社にセットするところを設けて貰おう」
早速3人で掃除機型社を設計した、マーサが背負って走ることが出来、かつ中の精霊様が不快にならないギリギリのラインを攻めたものを採用する。
後はこれを王宮に持って行き、職人に作成して貰うだけだ、どうせ筋肉団に話が行くだろうがな。
「よし、これで作戦は決まりだな、モノが出来てきたらこの間の心霊スポットで実験してみよう」
「そのときはユリナとサリナも頼むぞ!」
ユリナとサリナが体全体でOKを表現している。
寒いのだろうか、2人共尻尾の先だけ温泉に浸しているようだ、足湯的な何かであろう。
「じゃあ、私は捕虜の尋問が終わるかマリエルちゃんが帰って来るまでダラダラしているわ」
「私も社に居るから、何かあったら呼んでちょうだい、くだらない事で呼んだら殺すわよ」
「待て、お前らは昨日の悪戯に参加していただろう、従犯だけど」
「ギクッ!」
「バレたか!」
「庭の草むしりでもしているんだな、そしたら原泉しゃぶしゃぶは勘弁してやる」
「待ちなさいよ、どうして私達だけなのよ?」
「ルビアに草むしりなんてさせたらまた庭がジャングルになってしまうからな、別で何かしてもらう、あと主犯の3人はもっと酷い目に遭わせる」
部屋に戻り、ルビアを椅子にして草むしりの2人を眺めていると、馬車がやってくる。
マリエルが帰って来たようだ、なぜか慌てて屋敷に入ってくる。
「勇者様、大変です! 聖国が新たに100人の異世界勇者を認定したそうです!」
「意味わかんねぇよ! どんな嫌がらせだ?」
魔将レーコはどうも、その100人の偽勇者に王国内で悪事を働かせ、異世界勇者の名誉を失墜させるつもりであろう。
全く今回の敵は油断ならない、次から次へと姑息な手段で攻撃を仕掛けてくる。
心霊スポットに居たギロティーヌも本来は外から王都を襲撃する役目だったのであろう、恐ろしい連中だ。
「とにかくすぐに総務大臣辺りに頼んで、国内の町や村では偽勇者に関わらないように指示して貰おう」
「ええ、国の方でもそうすると言っていましたが、問題はその連中が暴れたときです」
「確かに、最初の偽勇者も上級魔族だったわけだし、その辺に居る普通の人間じゃ勝ち目は無いな、そういえば上級魔族ってそんなに居るのか?」
庭で草むしりをしていたマーサを呼びつけ、ついでにユリナとサリナも部屋に来させる。
魔将レーコの配下に上級魔族があとどのぐらい居そうなのかを聞くためだ。
「私なんか上級魔族はマトンと種牛野朗だけだったわよ」
「ウチもサリナと、あともう1人居たきりですわ、臭かったので殺しちゃいましたけど」
「じゃあレーコがあんなに上級魔族をポンポン出してるのがおかしいのか……」
「そうね、そろそろネタ切れになるんじゃないかしら? 偽勇者100人ってのも雑魚ばっかりだから数を揃えたのかも知れないわよ」
「その可能性が高いな、よしマリエル、軍を出して国境を全部封鎖させるんだ、そこで足止めしてしまおう」
「わかりました、もう一度王宮へ行ってこちらの意見として伝えておきます」
「ついでにこのデバイスの設計図も渡してくれ、幽霊討伐の秘密兵器だ」
再び王宮へ行くマリエルを見送り、考える。
見方によってはこれは敵が焦っているとも取れるな。
いきなり偽勇者100人なんて大々的なことをやってきているんだ、これまでのコソコソ系とはちょっと違う。
いずれにせよ、聖国とガチで戦争になる日は近いな、準備をしておかなくては……




