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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十五章 村へ
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440 森の中に眠る

長くなりそうなので一旦切って新たな章に移行します。

ストーリーはそのまま続きます。

「……おはよう、そろそろここがどこなのかわかった頃か?」


「ある程度はね、でも目立つと困ると思って、その辺で出くわした人には話を聞いたりしていないわ」


「まぁ、普通に来ておいてここがどこだかわからないってのも奇妙だからな」



 木々の隙間から覗く太陽の位置からして、俺はおよそ2時間程度で目を覚ましたようだ。


 その間ここが地図上のどこに位置するのかについて調べていた仲間達、ある程度まではそれがわかったというセラの言葉とは逆に、その場に居たメンバーの表情はあまり芳しいものとはいえない。


 と、そこで精霊様が上空を舞っているのが目に入った、この付近一帯を俯瞰し、何かを必死で探しているようだ。

 だが見つからず、大きな溜め息をひとつ付いた後に、俺達の居る場所へ向かって降下して来る……



「ダメね、どこにも見当たらないわ」


「おう精霊様、何が見当たらないんだ? 今どういう状況なのかキッチリ説明してくれないか」


「ああ、あんた起きたのね、実は……」



 俺が力を使い果たし、パッタリと倒れたところからの話をしてくれる精霊様。

 全員で手分けして、周囲にある水場や遠くの山、それらの位置から現在地を推測していたのだという。


 そして、その調査の結果判明したこの場所は……



「地図でマークされたヨエー村の所在そのものなのよ、数千年前には間違いなくここに村があって、賢者や仙人はあの山に……よく考えたらちょっと見覚えがあるわね、あの山のどこかに賢者の石があったはずよ」


「ということはアレか、村がなくなっている、そう言いたいんだな?」


「そうなの、でもあの勇者風ハゲはここの出身だと言っていたし、文献に残っていたのもわずか200年前、あのハゲが巧妙な嘘を付いていたとも思えないし、そんな短期間でここまで痕跡が消滅するとも思えないのよね……」



 頭を抱える精霊様、俺にも状況が良く飲み込めない、起き抜けで色々と情報を得すぎたせいもあるが、そもそも確実視されていた村の存在が否定されかけていることに、全くもって脳が付いていけないのだ。


 しかし間違いなく言えることは、ヨエー村があるはずのこの場所には、人々がオーパーツを探して楽しむ、平和な森が広がっているということ。


 こんな人気の多い森に村などあれば、すぐに誰かが発見し、あまりにも脆弱なそこの人々の噂はすぐに広まる。

 そして、その噂を嗅ぎ付けた悪い連中の手によって、村は略奪され尽くすはずだ。


 だがそういった事件の起こった形跡など微塵も感じられない、そしてかつてはそこに村があったという雰囲気さえもである。


 とはいえ、もし今発見されているオーパーツが、忽然と消滅したヨエー村由来のものであったのだとしても、精霊様の言う通り200年でここまで痕跡を消すとは本気で思えない。


 それでは、俺達の目指すヨエー村はどこへ行ってしまったというのか? ここにあるはずなのにここにない、存在していたのは事実なのにその痕跡がない……となるとアレか、何者かの手によって隠蔽されている、そう考えるのが妥当といえよう。


 ヨエー村の存在を隠蔽する理由はわからない、人々があまりにも弱いため、その存在を他者に、特に悪い連中に知られないようにするためか、それとも逆に、村の人々が外の世界を知ることのないようにするためか。


 しかしながら、その隠蔽工作をしている者には心当たりがある、犯人は当然、今回の敵としてその名前が挙がっている大仙人、およびその子分の仙人共だ……



「精霊様、この近辺で何か不思議な力とか感じなかったか? 俺が転移に使ったのと同じ力だとなお良いんだが」


「残念ながらそれも調査済みよ、この辺りをグルグル回って、仙人の力で隠された秘密の入口がないか確かめたの、でも何の力も感じなかったわ」


「そうか……いや、内側から力を使って閉じているというのならわからんぞ、隙間からその力が漏れているとかじゃなければ、精霊様にだって感じ取ることは難しいはずだ」


「まぁ、その可能性はあるわね、でもそういう感じならどうやってその入口を見つけるの、軍を派遣させて地味に山狩りでもする?」


「いや、奴等が自分でその秘密の入口を開くまで待とう、村人ではないにしても、その隠蔽をしている仙人側では少なからず出入りがあるはずだからな」


「うん、それなら開く瞬間も見られそうだし、私が欲しかったモノも手に入りそうだわ、一石二鳥ってやつよね……」



 精霊様は俺の意図に気付いたようだ、もしヨエー村に繋がる入り口がこの森のどこかに隠してあったとして、そこを使って出入りしているのは仙人の仲間、そしてその連中が操っているモノ。


 つまり、俺達がこの間野宿をしたあの小川の畔、そこで遭遇したゴーレムが、その出入り口を使ってヨエー村、およびその裏山にある大仙人の本拠地を行き来している可能性が高いのだ。


 ゴーレムに関しては、『森の巨人の噂』から見習い①殺害事件、そして事件の犯人であった仙人から、間違いなく奴等の支配下にあるものだということがわかっている。


 何の用途に供するために、あんな山奥で食べられる植物を集めていたのかは知らないが、それも大仙人の指示でやっていたことに違いない、案外仙人の奴等は草食なのかも知れないな、イメージ的にもそんな感じだし。



「じゃあこのまま夜中まで待機ね、きっとこの間と同じように、ゴーレムは真夜中にしか活動していないでしょうから」


「うむ、この近辺には一般人も多いし、それに発見されていないというのであればそういうことなんだろう、だが毎日ゴーレムが出入りしているとは限らないからな、長丁場になる可能性は十分にあるぞ」


「そしたら昼間はあんたの力でホテルに戻りましょ、お風呂付きの暖かい部屋で寝たいものね」


「勘弁しろよ、そんなに毎日毎日あの力を使い果たしてみろ、起きている時間よりも寝ている時間の方が長くなるぞ俺は」


「まぁ、それは最悪の事態に陥った場合よ、2日や3日なら食糧も大丈夫だし、それを過ぎてもゴーレムを見つけられなかったら戻ることも考えましょ」


「うむ、それなら構わないが、出来ることなら今夜すぐに見つかって欲しいところだな……」



 この間遭遇した際もそうであったのだが、食べられる植物を採取していたゴーレムの歩は非常に遅い。

 カメ、いやデンデン虫の方が遥かに素早いはずだ、もちろん同じ大きさであればの話だが。


 そんなゴーレムが、ここから俺達の泊まっているホテルよりも遥かに遠い位置に居たのである。

 このこと意味するところは、ゴーレムは夜のうちに村を出て朝帰りなどという、そんな短いスパンで動いているわけではないということ。


 おそらくは数週間、または数ヶ月の単位で旅をし、方々から食べられる植物を集めているに違いない。

 しかも一般人に発見されないよう、夜中のうちにしか動かないのだとしたら、それこそもっと長い期間を採集に費やしている可能性すらある。


 仙人の操るゴーレムの数がどの程度なのか判断する方法はないのだが、毎日のようにどれかが村を出て、別の個体が帰って来るような、凄まじい数でのローテーションはしていないと考えるのが妥当。


 となると、やはり2日や3日では足りず、長いことここで張り込みをすることになるのであろう。

 だがそれは良い、時間ぐらいはどうにかなるのだ、問題なのはそのゴーレムの出入りする、貴重な瞬間を見逃しやしないかということ。


 1週間以上待ってようやく訪れたチャンスをみすみす逃してしまったなどということになれば、もう無理そうだし諦めて帰ろうぜ、となりかねないのだ。


 そんな不安を抱えつつも、今出来ることはその瞬間を待つこと以外に何もない。

 とりあえず最初の夜を待とう、どうなるかはわからないものの、とりあえずやってみないことには結果が出ないのだ……



「じゃあそういうことで、とりえず夕食の準備まで暇だけど、これから何をするかだな、意見のある者は挙手……はい、ミラさん発言をどうぞ」


「私達も金目の……オーパーツとかいうのを探してみませんか? もしかすると良い稼ぎに……見聞を広めることが出来るかもですから」


「うむ、ちょいちょい本音が出ていて非常にグッドだ、ミラのこの意見に反対の者……は、さすがに居ないか、超絶暇だもんな……」



 ということでミラの案は全会一致の採用、夕方まで皆でオーパーツ探しをすることに決まった。


 ミラが期待しているような、換金価値のあるものが見つけられるかどうかはさておき、俺もこの世界におけるオーパーツがどのようなものなのか、非常に気になるところなのだ。


 失われた古の魔法で動かすような道具なのか、それとも魔法がそんなに発達していない頃に、もっと物理学や化学の要素を取り込んで作られたものなのか、そういった点が知りたいのである。


 まぁ、あまり期待はしないでおこう、この森をウロついている一般人のように、余裕のある者のレクリエーション的なものとして、オーパーツ探しを進めていくこととしよう……



 ※※※



「おっ、何だこれ……うん、単なるネジか、ポイッと」


「え? 主殿、今投げ捨てたのは何だ? 明らかに凄いものだったと思うのだが……」

「ジェシカ、私がキャッチしておきましたのよ、ご主人様、これを捨てるなんてとんでもない」


「いや、そんなの単なるネジだろうに、ホムセンに行けばいくらでも売っているぞ、それともアレか、駄王辺りがどこかで失った頭のネジのひとつなのか?」


「そうじゃないぞ、良く見るんだこの精巧さをっ! 明らかにおかしいだろう、こんなに綺麗な螺旋、どうやったら描けるのか……」


「ん、あ……そういうことか……」



 転移前の世界であれば、それこそホムセンで数十円、どころか家の道具箱の中に転がっていたであろうショボく小さなネジ。

 だがそれはこの世界においてとっても貴重なものなのだ。


 もう少し深く考えればすぐに気付いたはずだ、あんなに精巧なネジなど、おそらくそれなりの工作機械を用いることによってしか作り出すことは出来ないはず。


 もちろん便利な魔法に頼りっぱなし、科学技術など発展させたことも、発展させる予定すらないこの世界においては、今俺が投げ捨て、慌てたユリナがキャッチしたようなネジは、存在してはならないシロモノなのである。


 何だか不思議な感覚だ、超強力な武器を鍛造したり、俺の見てきた常識が通用しない人工物、それは現時点でターゲットに選定されているゴーレムというやつが代表的なのだが、そういったものが当たり前のように存在しているこの世界。


 だが一方で、俺がこれまで当たり前だと思っていたもの、特に何かを感じることなく利用していたものが、この世界には存在していないということもあり得るのだ。


 科学技術の進歩していた元の世界と、魔法の発達したこちらの世界。

 どちらの方が良いとか優れているとか、そういったことはない、一長一短なのである。


 俺が見つけたということでユリナから手渡されたそのネジを、再び捨ててしまうのも忍びないし、そもそも森が汚れてしまうということでバッグにしまう。


 これは記念として取っておこう、いや、もしかすると本当に駄王が失った頭のネジなのかも知れない。

 王都に帰ったらとっ捕まえて頭にめり込ませてみよう、服ぐらい着るようになる可能性がないとは……まぁ、それはないか……



「あっ、私も何か見つけましたよ~っ、でもちょっと土に……掘り出して……」


「お、ルビアが良いものを見つけたってよ、埋まっているみたいだがな」


「……っと、何でしょう? お酒の瓶の中に船が……どうやって入れたんですかこれっ!?」



 ルビアが発見し、地面から掘り出したのはボトルシップ……いや、それは別にオーパーツではなくないか?



「見て下さい勇者様、私も凄いモノを見つけましたよっ!」


「おうマリエル、それは……」


「金の延べ棒(金貨50枚相当)です」


「だからオーパーツを探せやっ!」



 その後もオーパーツなのかそうでないのか、何となく微妙なものを次々に見つけてくる仲間達。

 思いの外値打ちモノが集まったようだが、それをどこで買い取って貰うべきなのかは判断が付かないところ。


 仕方ない、適当に王都の冒険者ギルドへでも持って行こう、あそこはもう何でも屋みたいなものだからな、きっとゴミのようなゴミクズでも買い取ってくれるに違いない。


 と、オーパーツ探しをしている間に、カレン、リリィ、マーサの3人が、何やら必死で穴を掘っているではないか……いや、普通に人の多いこの森で落とし穴は危険だろうに……



「おいコラお前等、そんなところに深い穴を掘るんじゃないよっ!」


「だってご主人様、この下から何か動いている音がするんですよ、ねぇマーサちゃん」


「そうなのよ、てかこの音、この間のアイツに違いないわ、私は見ていないけど音は一緒なのよね」


「しかも最初から掘った跡があったんですよ、絶対に誰かが何かを隠したんですっ!」



 穴を掘っているのには何やら理由があるようだ、しかしこの間のアイツとは? とにかく後でしっかり埋めておくようにと告げようとしたところ、遂に目的物に到達したのか、穴を掘っていたマーサごとその底が抜ける……マーサはもちろんその空いた穴へと落下した……



「マーサ、大丈夫か? 上がって来られるか?」


「平気よ、あ、でもやっぱりコレ、ほら見てよ、この間のゴーレムがここで寝ているのよっ!」


「ゴーレムが? ん、ちょっと狭くて……むっ……マジか……おーい精霊様! ちょっと来てくれーっ!」



 地下の空間に落下し、その下の地面にペタンと座っていたかのように見えたマーサ、いやマーサは普通だ、普通に座っているのだ、だがその下の地面、明らかに普通のものではなかった。


 ついこの間森に居たのと同じ、いや同じではないが同型と思われるゴーレム。

 マーサが座り込んでいたのは、そのゴーレムの巨大な背中であったのだ。


 俺が呼ぶまでもなく、ただならぬ気配を感じ取ってすっ飛んで来た精霊様も、その穴の中を覗き込み、状況を把握した。



「でかしたわよ3人共、このゴーレム、やっぱり昼はこうやって隠れているように設定、いや操作されているんだわ」


「てことは何だ、コイツは夜中になるとこの穴から出て来て、その辺で食べられる植物を集めるってことか?」


「そう、ちょっと季節はずれだけど、セミの幼虫みたいにモゾモゾ出て来ると思うわ」


「よしっ、じゃあ今夜はコイツを見張ることとしよう、村のあるべき場所から考えてこんなに近くに居るんだ、今日中に戻るってことも考えられるぞ」



 とりあえず穴の中のマーサを救出し、そこで夕食の準備を始めた俺達。

 野営スポットはもちろん、ゴーレムが発見された穴のすぐ脇だ。


 このゴーレムがこの間の奴と同じだというのであれば、間違いなく俺達のことをスルーし、自分に与えられたタスクだけを誠実にこなしていくはずである。


 もちろんそれが、使用者である仙人共の隠した、秘密の通路を通ってヨエー村のある場所へと戻ることであったとしても、コイツは何の疑いも抱かずに、さも当たり前のように俺達の目の前でやってのけるはずだ。


 それに期待しつつ、夕食の準備をしながら日暮れを迎えた……



 ※※※



「はいマーサちゃん、今日は特別なお食事ですよ、『超染みてるふろふき大根』、それからカレンちゃんとリリィちゃんには『肉の一夜干し』、昨日暇だったのでホテルの厨房を借りて作ったんです」


『わぁ~っ! いっただっきまーっす!』



 ゴーレムを発見することに尽力した3人にはご褒美食である。

 俺はきんぴらに転生した大根の皮を齧りつつ、穴の中に鎮座するゴーレムを眺めておく。


 念のため常に明かりで照らすようにはしているのだが、日も沈み、さすがにその姿がしっかりとは見えなくなって……ん? いま少しだけ動いたような気がしなくもないぞ……



「おい、今ゴーレムが動いたと思うんだが……ダメだな、カレンもマーサも食事に夢中で音を聞いてないのか……」


「勇者様、動いたのが見えたわけ? 目が悪いし鳥目なのに、これはなかなかの奇跡ね」


「何だか褒められていないような気がする……と、今のは見ただろう? 少し土が崩れたしな」


「うん、ちょっと動いたわね、でも出て来ようとしないわ、明るいから夜になってないと思ってるんじゃないかしら?」



 セラの意見は一理ある、ずっと明かりで照らしていれば、いくらゴーレムであったとしても今が昼間だと勘違いしてしまいそうだ。


 ということで明かりを少し避け、そのまま暗さで中が見えなくなってしまった穴の方を見つめておく。

 ズズッ、ズズッと地面が揺れる、中のゴーレムは完全に目を覚まし、いや起動したようだ。


 薄暗い穴の中から、土なのか石なのか、とにかく無機物で形作られた巨大な腕が伸び、次いで頭が、そして狭い穴をこじ開けるようにしてその図太いボディーが地上に現れる。


 このまま帰るのか、それとも今から採集に行くのか、出来れば帰る方であって欲しいのだが、そればかりはこのゴーレム次第、俺達の望むような行動を取ってくれるとは限らない。


 まぁ、ひとつわかっていることがある、それは今回もこのゴーレムが、俺達など居ても居なくても同じ課のように振舞う……振舞うはずなのだが……



「ねぇ勇者様、ちょっと様子がヘンじゃないかしら?」


「おう、俺もそう思う、明らかにこの間と違う態度だよな、俺達がここに居るのを認識して……」


「しかも敵意剥き出し、というか餌か何かだと思っている感じよ」


「ということはこのゴーレム、この遭いだのと違って肉食なのか? と、良くわからんがとにかく来るぞっ!」



 見た目はこの間と同じ、特に変わったところはない、何の変哲もないという言葉がしっくりくる形状のゴーレムだ、もちろんどことなく雑な造りも同様。


 だが行動が違いすぎる、この間の奴はこちらを見ても特に敵意を表明することはなかったのだが、コイツに関しては完全に敵、どころか狩りでもするかのような動きで俺達を狙う。


 一体どういうことなのか、やはりゴーレムにも肉食、草食の別が……そんなはずはない、何かこう、仙人のした設定が違うのだ、そうに違いない。


 しかしこれからどうしようか、このゴーレムを破壊するわけにも、そして逃げてしまうわけにもいかないのだ。

 どうにかして攻撃をやめさせ、俺達の見える位置でヨエー村へと繋がる秘密の扉を開いて欲しいのだが……

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