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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十四章 忘れられた村
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438 これならひとっ飛び

「ふぁ~っ、いつの間にか朝になってんだな」


「勇者様はずっと飲んでいたものね、とにかくそのだらしない顔をシャキッとさせて来たら?」


「ん、そうする……てかこりゃ今日中にここを発つのは無理そうだな……」



 こうなると思った、今にもその言葉が口から飛び出しそうなセラの横を通り、洗面台で顔を洗ってサッパリしておく。

 ちなみに眠気は治まらない、全身のあらゆるパーツが、早く寝ないと死んでしまうと主張している。


 そういえば今日は何かあったような、昨夜マリエルから何か聞いていたような気がするのだが……うむ、思い出せない、しかし思い出せないということはどうでも良い、たいした内容ではないということだ。



 と、そこでマリエル、朝風呂に入っていたのが今出て戻ったところのよう、そのままこちらに近付いて来る……



「勇者様、そろそろ現地の兵士による死体検分の報告会が始まる時間ですよ」


「……そうだった、そんな話もあったような気がするぞ、だが残念だったな、雨天中止だ」


「凄く晴れていますよ、あと室内です」


「じゃあちょっと待ってくれ、マジックで瞼に目玉を描いていくから、それなら寝ても平気だろ?」


「わかりました、ではもう出たいので急いで下さい」



 そんな古典的かつ稚拙な作戦が成功するとも思えないのだが、何もせずにただ眠りこけているよりも、少しばかりは起きている、いや起きていると見せかけるよう努力した痕跡があった方が良いのは事実。


 セラに頼んでわりとリアルな目玉を描いて貰い、準備完了ということで、仙人の死体があるという地下の倉庫へと向かう、なぜか興味を持ったエリナも付いて来ている。


 事件のあった厨房とは別の、かなり奥まった場所にあるその倉庫。


 もちろん食材を保管するようなものではないため、温度や湿度はいい加減だ。

 心なしか寒いのにジメジメとしているという、限りなく不快な空間がそこにあった。


 そして、不快なのはその空気のせいだけではなく、地味に腐敗の始まった、腹に大穴を擁する仙人の死体が、部屋の中央にデーンッと転がっているためだ。


 死体とその周りには、下に青いシートが敷かれ、押収された品が大量に並べられている。

 まるで警察署の映像で、下着ドロで逮捕されたおっさんから押収した、凄まじい量の女性用下着が並んでいるものを見ているかのよう。


 そのシートの脇には3人の兵士が待機しており、そのうちの1人、一番高級な鎧を身に纏った男がこちらにやって来る、どうやらここの責任者らしい……



「どうもどうもこの度は、王女殿下に勇者殿と……何か知りませんが悪魔の方、昨日のうちに死体の検分は終わっておりまして、今ここに並んでいるもので奴の所持品は全てです」


「全部って、これ凄い数じゃないか、こんなに色々と持っていたようには見えなかったんだが……」


「それがですね、この小さな玉のようなアイテムの中に想像を絶する量の荷物が入って……おや? これにはまだ何か入っているようですね……あ、女性用下着2万枚が新たに発見されました、全て盗品のようですね」


「……こんな凄いアイテム使ってパンツ盗んでたのかよこの仙人は、しかも2万枚」



 まるでガチャガチャのカプセルのような小さな玉状のアイテム、その中からドドドッと溢れ出す女物のパンツ2万枚。


 この兵士がどうやって一瞬でその2万枚をカウントしたのかは定かでないが、きっと『押収品陳列の匠』なのであろう。

 パッと見れば、盗まれたパンツの枚数ぐらいその場で正確にカウントすることが可能なのだ。


 とにかくそのガチャガチャカプセルが全部で10個、この死体となった仙人は、見かけ上はそれだけを所持していただけにすぎない、ゆえに荷物など何も持っていないように見えた。。


 だがその実、このわりと広い倉庫の大部分を埋め尽くす青いシートに所狭しと並べられる大量のアイテム、そして趣味で盗んだのであろうパンツ2万枚という、1人の人間が運搬出来る限界量を遥かに超えるモノを所持していたのだ。



「え~、ということでここからですね、我々が徹夜で調べ上げた、これらの押収品に関してのわかっている限りの情報をお伝え致します、王女殿下はそちらへ、勇者殿はそちらへお掛け下さい、悪魔の方は……」


「良い、エリナが座るんだ、俺はちょっと立って見ていたい気分でな」


「あら? 珍しいじゃないですか、勇者さんが人に椅子を譲るなんて、世界滅亡の前触れじゃないかしら?」


「勇者様、何か変なモノを食べて調子が悪いのではないですか? 後で薬を貰って飲むことをお勧めしますよ」


「……いや、別に優しさとかじゃなくてだな、てかその俺への評価何なんだよ一体」



 俺が立っていなくてはならないのには理由がある、そうしないと確実に居眠りをするためだ。


 俺が徹夜で酒を飲んでいた間、この兵士達は徹夜で仕事をしていたのである。

 その状況でさらに、徹夜の仕事で判明したことを伝えてくれようというのに、その間眠気に耐えかねた俺は舟を漕いでいることになるのだ。


 さすがにそれは拙い、そんな姿を晒していたら、この地域では『異世界勇者はクズである』という、既に様々な場所でまことしやかに囁かれている噂が広まってしまうではないか。


 そしてそれは『森の巨人の噂』とは違い、官公庁に通報したとしても呪い殺されることのない、極めて安全な噂話なのである。


 それゆえあっという間に広がり、俺達が何らかの理由でこの地域にて活動する際、当初から存在するそのマイナスイメージが足枷となってしまうのは言うまでもない。


 というような事態に陥らないためにも、ここは慎重に、というか寝ない……寝ない……立ったままでも十分に寝られそうだ……だがしばらく我慢すればこの報告会も終わる、それまでは我慢だ……



「え~、ではまずはこのエメラルドグリーンに輝く小さな石の玉から、このアイテム、というかただの石ですね、被疑者が死亡した際に、あの丸い玉から取り出して握り締めていました、用途は一切不明、何らかの効果があるかどうかすら不明です」


「あ、ひとつよろしいですか?」


「はっ! 王女殿下、いつでも何でもお聞き下さいっ!」


「それは本当にタダの宝石なのでは? この仙人が大切にしていたもので、死を悟って取り出し、握り締めたとか」


「ええ、最初はそれも考えました、ですが押収品の中には犯罪スレスレ、キワモノのエッチな本がいくつもあり、この仙人が綺麗な石を大切にするという崇高な考えの持ち主とは思えず、次いで先程発見された盗品の女性用下着もその考えを補完しています」


「確かに、そんなキモい男が綺麗な石を大切にする心の持ち主とは思えませんし、そういったものを収集するという知的な趣味があったとも思えませんね」



 兵士の考えはおそらく正しい、いくら宝石だとはいえ、超技術の凄いアイテムの中に盗んだ2万枚のパンツを入れるような輩が、死の間際にそれを取り出し、思いを込めて握り締めるなどということはあり得ないし、あったとしても気持ち悪い限りだ。


 こういう輩であれば、正義の鉄槌に敗れて死ぬその瞬間まで、盗んだパンツをクンカクンカして薄汚い笑みを浮かべ、満足したような感じで事切れるというのが相場なのである。


 いや、コイツは最後に『大仙人様』と呼んだか、となるともしやこの石こそが大仙人様そのもの……などということはないか、この世界でも偶像崇拝の慣習は見受けられるが、その対象が石ころなどということは考えにくい。


 では一体何なのだ、大仙人と繋がりのあるアイテム、大仙人と繋がる……



「ちょっと勇者様、何だかフラフラしていますよ、やはり少し休んだ方が良いのでは?」


「大丈夫大丈夫、俺はまだまだ平気で……あれ? おっとっと……」


「勇者殿、あっ!」


『あぁぁぁっ!?』



 あまりの眠気に足元が覚束なくなり、フラッと倒れ掛かってしまった俺。

 とっさに何かを掴もうと差し出したその手が、兵士の持っていたエメラルドグリーンの玉に触れる。


 その瞬間、恋が芽生え……たりは当然しない、相手は普通の汚いおっさんだ。

 だがその代わり、おっさん兵士の持っている不可思議な玉が、強い緑色の光を発する。


 何かの力を感じる、というか光り輝いている以上、何らかのエネルギーを発していることだけは間違いない。

 問題はその力が魔力でも、精霊様の使う霊力だの女神が使う神気だの、そういったものとは違うこれまでに……ということもないか、昨日焼き場の下から出てきたあの赤黒い玉にふれたとき感じたのと同じ力だ……



「こ、これは一体どういうことなのでしょうか? 先程まで我々は何度もこの玉を発動させる実験をしていたのです、魔力にも反応しないし、かといって熱や光で動き出すものでもないし、それが今、勇者殿が少し触れただけでこの輝きとは」


「うむ、昨日見た赤黒い玉も俺が触れたら力を発したんだ、もしかすると異世界人にしかないような力、はたまた現状俺だけに備わっている凄い力かもな」


「となると……下着ドロとかキワモノのエッチな本を集めている人間固有の力、そういうことですかな?」


「いやだから俺に対する評価……」



 しまった、大量のとんでもないモノを押収された仙人が使っていたアイテム、それを唯一発動させることが出来る俺は、その仙人と同様の力を発揮している、即ちとんでもないモノの収集癖がある変質者と同視されているのだ。


 まぁそんなことはどうでも良い、別にどうでも良くはないが今気にすることではないのも事実。

 問題はたった今俺が発動させたこのアイテム、これにどんな用途があるのかということを調べなくてはならない。


 もちろん単に光って明るくなる、綺麗だ、何か凄い、などといった地味な用途である可能性は極端に低いということは、もはや言うまでもなく確定しているのだ。


 そんな程度のモノを、槍で腹に大穴を空けられた瀕死の重傷を負いながら発動させる馬鹿は、おそらく世界中どこを探しても居ないはず。


 だとするともっと何か凄い用途が……考えられるのはそう、追い詰められ、最早死を免れることが出来ない状況で、敵味方問わずやってのける最後の大技、自爆攻撃である。


 しばらくするとこの石が大爆発、俺達は大ダメージ、もちろん常人である兵士は即死。

 その危険性が非常に高まっていることはこの場の誰もが分かっていることだ、もちろんそれへの対処が既に不可能であることも。



「……なぁエリナ」


「何でしょう? 私、そろそろお部屋に戻ろうかと……」


「そうか、じゃあこの綺麗な石をお前にやろう、大事にすると良い、爆発するまでの短い間だがな、それっ!」


「わぁぁぁっ!? そんなモノ投げないで下さいっ! えっ?」


「うわっ!? おいエリナ……消えちゃったぞ、とんでもない兵器だったんだな……」


「まさか対象を消滅させてしまうなんて、勇者様、こんな兵器を持った敵と戦うのはちょっとどうかと思いますよ」


「だな、あとエリナはどうなったんだ?」



 俺が兵士の手から取り、エリナに投げて渡したエメラルドグリーンに光る玉。

 それをポンッと受け取った瞬間、エリナが消滅した、サーッとその場から消え去ってしまったのである。



「……とりあえずさ、ユリナに頼んでエリナを復活させて貰おうぜ、ということで兵士の皆さん、報告の方はまた後程」


「はっ! 勇者殿はこれから、ホテルの一室で『悪魔復活の儀式』を執り行うというのですね?」


「いやそんな邪悪なアレじゃねぇから……」



 ということで地下の倉庫を出て、皆の待っている部屋を目指す。


 いくらエリナが死なないとはいえ、肉体が消滅したままではかわいそうだ。

 もしかしたら今現在も、魂だけの姿で俺に文句を言っているのかも知れない……



 ※※※



「お~い、ユリナ、サリナ、ちょっと良いか?」


「ん? 姉さまならお風呂ですけど、どうしたんですか?」


「うん、すまないがエリナが消滅してしまったんだ、元に戻してやってくれ」


「消滅って、何ですか藪から棒に、というかエリナなら粉々に砕け散ってもそのうち元に戻りますよ、私や姉さまよりも遥かに再生スピードが速いんです、あとその状態でも喋ったりしてうるさいんで、消えてしまうなんてことは……いえ、ちょっとホントに気配がないんですけど……」



 寝転がって雑誌を読んでいたところから一転、飛び起きて驚きの表情を見せるサリナ。

 肉体が消滅しても平気なはずのエリナが、その気配すら失ってしまっているというのだ。


 とはいえエリナが本当に居なくなってしまうなどということはない。

 ではどこへ行ってしまったのか? もしかして違う次元に飛ばされ、戻ることが出来なくなったとか?


 そうなってしまったら俺達だけでの解決は困難である、もはや女神を呼び出し、女神を……そうだ、同じデバイスを使えばエリナも呼び出せるのであった。



「なぁサリナ、アイリスはどこへ行ったんだ、一緒に風呂か?」


「ええそうですが、アイリスちゃんが何か? あ、でもちょうど良いので姉さまにすぐにお風呂から出るように言いに行きましょう、急がないとエリナが……」


「うん、何か焦る必要はないような気がしてきたんだ、とにかく行こうか」



 部屋に併設されている風呂の扉を開けると、中からはマーサの楽しげな声が響いていた。

 着替えが置いてあるのを見るに、アイリスはまだ浴室の中だ、ちょっと声を掛けて荷物を漁らせて貰おう。



「お~い、アイリスは入っているか~っ?」


『は~い、何でしょうか~』


「ちょっと服の中からアイテムを取り出すからな~っ!」


『わかりました~、え? あ、はぁ……もうっ、エッチねっ……』


「おいこらマーサ、アイリスに変なこと言わせるんじゃねぇっ!」



 浴槽から響いてくる爆笑はガン無視、アイリスの着替えの中から、白と黒のボタンが付いたデバイスを発掘する。


 これはエリナが作成した護身用アイテム、白を押せば女神が、黒を押せばエリナが直ちに召喚され、戦闘能力を有しないアイリスのピンチを救うというものだ。


 ちなみに、今までで本来の目的に沿った使い方をしたことなどただの一度もない。

 基本的に『用事がある』際にポチッとやり、何度か便利な神と悪魔をお取り寄せしただけである。


 そして、召喚されるときにはどちらも、必ず風呂に入っているなどして全裸であった。

 さて今回はどういう格好で出現するか、期待に胸躍らせながら黒いボタンをポチッと押す……



「……お、出てきたぞ、やっぱエリナは消滅したわけじゃなくて、どこか違う所に飛ばされていたんだな」


「エリナが居なくなったわけじゃなくて安心しました、でも何で素っ裸……」



 現れたのは完全な形をした光るエリナのシルエット、もちろん全裸だ。

 どういうわけか今回も、何らかの理由で衣服を脱ぎ捨てた際に呼び出しが掛かったらしい。


 光が収まった後に残ったのは、シルエットから本体に変わった全裸のエリナ、もうデバイスで呼び出されたことは察しているし、それで戻されることを予想していたといった雰囲気である……



「ちょっと勇者さんっ! どうして服を脱いだタイミングでそのボタンを押すんですかっ!?」


「いやすまんすまん、ガチでわざとじゃないんだが……てか消滅した先で何があったんだよ? 服を脱ぐような状況にあったのか?」


「だって急にどこかへ飛ばされて、そしたら目の前に綺麗な水場があったんですよ、だからちょっと水浴びでもしておこうかと思って」


「順応力ヤバいなお前……」


「でも困ったことにですね、水に入ろうとした途端に、周りに人族が沢山居ることがわかっちゃったんです、結構山の中だったのに、それで慌てて服を着ようとしたら戻されちゃって、だから責任取って下さい、また服を回収しに行かないと」


「いや、最初から脱がなきゃ良いだけだろ……」



 今回に関しては俺のせいではない、あのエメラルドグリーンの石を渡したのが俺であったとしても、エリナが勝手に全裸になったところまではカバーの対象外なのである。


 ちなみにエリナ、着ていたものは全て失ったのだが、俺が渡した石だけは未だにしっかりと握り締めていた。

 既に光を放つことなく、完全に力を失った状態のその石、きっとあの輝いた状態でないと転移は出来ないのであろう。


 しかしエリナは一体どこへ転移していたのか? あの仙人が持っていたアイテム、大仙人がヨエー村の裏山で、エリナの飛んだ先は山奥なのに人族が沢山……



「なぁエリナ、そのお前が転移した先でさ、そんな場所に沢山居た人族は何をしていたんだ?」


「全員何かを探していたようでしたが、でもほとんどの人族が必死でという感じではなくて、どちらかというと宝探しゲームでも……あっ! きっとオーパーツを探していたんですよっ! そういえばダウジングみたいなことやってる馬鹿が大勢居ましたっ!」


「やはりか、となるとエリナが飛んだ先は……」


『ヨエー村近郊、間違いないっ!』



 その場に居た何人かのメンバーが一斉にハモる、もう疑う余地はないのだ、エリナが地下の倉庫から消え、向かった先はヨエー村のすぐ近く、人々がオーパーツを探しているエリアなのだ。


 きっと見習い①を殺害した仙人は、そこからやって来て、目的を遂げた後は再びそこへ戻る予定であったはず。

 殺害の実行犯は2人、その片割れがマリエルによって討たれ、転移に用いていたアイテムが俺達のところへやって来た。


 そして、奴等はそのアイテムが仙人以外に使えない、探偵マーブルが神通力と呼んだ不思議な力で動いているがゆえ、俺達にはその発動はおろか、用途すら看破出来ないと高を括っているのであろう。


 それゆえ昨夜のうちにこのホテルへ攻め込むか忍び込むか、どちらかを決行して死んだ方の仙人が奪われたアイテムを回収しに来たりなどしなかったのだ。


 だが残念なことに、またこちらにとっては非常にラッキーなことなのだが、どういうわけか俺もそのアイテムを発動させることが可能なのである。


 つまり、このエメラルドグリーンの綺麗な石さえ使えば、何の苦労もすることなく、このホテルからヨエー村のすぐ傍までひとっ飛び。


 そこに巣食い、何かを企んでいる大仙人、そして子分の仙人共も、俺達にそれを出来るとは到底思うまい、即ち攻撃の選択肢として奇襲も考え得るということだ。


 とにかく、この石を上手く使って、パーティーメンバー全員をその転移先へ送る術を考えることとしよう……

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