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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十四章 忘れられた村
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432 何処から来て何処へ帰るのか

「……こんなに明るくなったのに反応ナシかよ、肝が据わったゴーレムだな」


「勇者様、ゴーレムに肝とかないと思うわよ、でもどうしてこんな所に居るのかしら? あと何してるの?」


「便所でも探して彷徨ってんじゃないのか?」


「勇者様じゃあるまいし、そもそもゴーレムはトイレなんて行かないわよ」


「なんとっ!?」



 まさか便所にすら行かないとは、ゴーレムはアイドルの類であったということか。

 まぁそんなはずはないのだが、とりあえず想像してみただけだ。


 とにかくそのゴーレムには、こちらをどうこうしてやろうとか、ビビッて逃げだそうとか、そういった行動を取る兆候が一切見受けられない。


 俺達がここに居ようが居まいが、暗かろうが明るかろうが、そんなことは別にどうでも良いといった雰囲気。

 ただ感情を持ち合わせていないだけなのかも知れないが、もしそうでないとすれば俺達には関心がないということだ。



「しかしこのゴーレムは古い型ね、何千年も前のモデルじゃないかしら?」


「どういうことだ精霊様、型が古い? 確かにラフィーが創るようなゴーレムとは少し違うような気もするが……」


「最近のトレンドを押さえていないのよ、今のはもっと関節部分がシュッとして、顎がしゃくれていたりあんな玩具みたいな水晶の瞳を付けたりはしないの」


「う~ん……わからん、わからんが言われてみれば洗練されたフォルムからは程遠いな、バランスも悪そうだ」



 目の前でのそのそと何かの作業をしているゴーレム、上半身部分がやけに大きく、腕や脚は関節の丸い玉を除いてやけに細い、というかもう自重でポッキリいきそうなぐらいだ。


 ついでに顎はしゃくれているし、その下顎から、おそらく歯のつもりなのであろうが、デコボコと突起物が等間隔に生えているのが確認出来る。


 お世辞にも『カッコイイ』とか『強そう』とか、そういった言葉を投げ掛けてはいけないタイプのビジュアル。


 本人、ではなく本ゴーレムもかなり気にしているはずだ、自分があまりにもダサイということを。

 そして、無理矢理にカッコイイなどと評価すれば、相手の内心を察して逆に傷ついてしまうパターンである。


 会話が出来るのかどうかは知らないが、もし話す機会があれば言葉を選んで……いや、この後戦闘にならないとも限らないのだ、今のところは警戒を怠らないようにしておこう……



「いやしかしさ、結局のところアイツは何をしているんだ? たまに地面に向かって何かをしているようだが」


「ちょっと待ってね、私が近付いて確認してみるわ」


「おいセラ、ちょっとは気を付けて……あ~、行っちゃったよ……」



 興味津々のセラが藪から飛び出し、巨大なゴーレムの足元へと向かって行く。

 別に俺達の存在はもう認識されているゆえ、出て行くことは構わないのだが、どうか踏まれて怪我などしない湯注意して欲しい。


 あと、このゴーレムのどこに『怒りのスイッチ』があるのかまだ分からないのだ。

 下手に作業を邪魔して、敵だと認識されたらそれこそ大事。


 その場合、何も情報を得られないままに、貴重なものかも知れないコレを破壊しなくてはならない。

 というかそもそも武器を持参していないうえに、こんな暗い中で戦うのは面倒だ、セラには本当に注意して頂きたいところである。



「おっと、ほいっ……本当に私のことガン無視ね、足元に居る虫けらぐらいにしか思ってないんじゃないかしら?」


「おいおい気を付けろよ、ほら、早く避けないと踏まれるぞ」


「はいはい、よいしょっ、はいやっ」



 わざわざゴーレムに接近し、その足が動く度にヒラリヒラリと回避していくセラ。

 もはや当初の目的は忘れ、その回避ゲームを楽しんでいるようにすら思えなくもない。


 しかしどうしてこんなに暗い、明かりが灯っているとはいえ夜の森の中でそのようなことが出来るのだ? やはり山慣れしていると感覚が違うのか? それともセラだけが特別なのか?


 ……と、感心している暇ではない、今はあのゴーレムが、一体ここで何の作業をしているのかについて探る時間だ。



「おいセラ、遊んでないで早くそいつが何をしているか確認するんだ」


「あ、そうだったわね、ちょっと俟って……」



 相変わらずヒラヒラと足を回避しつつ、可能な限り接近してその作業の様子を覗うセラ。


 ゴーレムは時折てで地面の何かをどうこうしている、それ以外の時間は、まるで何かを探すようにして周囲を見渡しているのだが、その行動に何の意味が……



「……うん、勇者様、わかったわよっ!」


「おう早いな、で、どうなんだ?」


「このゴーレム、『食べられる植物』を集めているわ、山菜とか、あとキノコも取って左腕の手首にあるボックスみたいなのに収納してるわ」


「ゴーレムが植物を集めているだと? 何の意味があってそんなことをしているのかさっぱりわからんな」


「ご主人様、きっとあのゴーレムは草食なんですよ」


「いやカレンさん、ゴーレムにも肉食とか草食の別があるんでしょうか……」


「だって、草を集めているなら草食じゃないですか」


「うんわかった、カレンの中では収集と食べることが同一なんだな」


「えへんっ!」


「特に褒めてはいないし、威張らなくても良いぞ」



 しかし植物(食べられる)を収集しているゴーレムか……もしかしたらコイツの主が近くに住んでいて、しかも草食なのかも知れない。


 過度な菜食主義に走ったせいで身動きが取れないレベルにまで痩せ細ったその主が、それでもその主義を貫き通すため、ゴーレムに命じて食べられる植物を集めさせている、そんな想像が出来てしまう。


 だが精霊様が『現代的でない』と評価するフォルムのコイツの主。

 それがもし人族だとしたら生きてはいまい、未だに現役だとするならば、それは魔族かその他の種族であることは疑う余地がない。


 まぁ、かなり可能性は低いものの、先祖代々受け継がれたゴーレムに食糧の収集を丸投げし、それで悠々自適名生活をしている一族、などというものが存在しないとも限らないが。


 しかしこのゴーレムはどう処理するべきか、捕まえて調べるにしてもこんな巨大なモノは持ち帰れないし、そもそも持ち主が善良な人間であるという推定に疑義が生じていない以上、勝手に奪ったり、破壊してしまったりということは避けたい。


 となると追跡して作業終了後にどこへ帰るのかを探る……いや、それは良くないな。

 野営地の仲間を放り出して、趣味で探しに来たこのゴーレムに付いて行ってしまうのはさすがにアレだ。


 山へクワガタ獲りに入った小学生でもしっかり家に戻るのだから、勇者以前に大人である俺達が、ゴーレムを追って迷子では、守るべき異世界の皆様方に申し訳が立たないのである。



「あら? 作業を終えたみたいね、どうする勇者様、このままだとアイツ、どこかに帰っちゃうわよ」


「どうするって言われてもな……カレンはどうしたい? カレンが居ないとここまで辿り着けなかったんだし、一応決める権利があるぞ」


「あんなの要りません、食べるとこなさそうだし」


「いや食べなくて良いから、しばらく後を追うか否かだからな、と、精霊様はどうだ?」


「……欲しいわね」


「は?」


「欲しいからバラして持って帰りましょ、そのためにはまずボッコボコに破壊する必要がありそうね」


「何言ってんだよ、ちゃんと生きている持ち主が居るかも知れないし、居なかったとしても明らかに無害な奴だ、温厚な草食ゴーレムなんだぞっ!」


「そうやって言われると益々欲しくなってくるのよね」


「完全に悪役じゃねぇか……」



 その後も精霊様は欲しい欲しいと駄々を捏ね、立ち去って行くゴーレムを追うべきだとばかり主張し、野営スポットで待つ仲間の下へ帰ろうとしない。


 俺とセラでどうにか説得しようと試みたものの、一度言い出したら聞かない性格ゆえ、口で言ってもわかってくれるはずがないということは察しが付いていた。


 仕方ないので3人で取り押さえて抱え込み、ジタバタと暴れるマグロ状態のまま運搬し、再びカレンの案内で帰還する羽目になってしまったのである。


 ちなみにゴーレムの姿はもう見えない、森の奥深くへと消えて行ったアイツはどこへ行ったのであろうか?


 まぁ、あれだけ目立つ存在がこんな所をウロウロしているのだ、いずれ誰か勇敢でかつ暇な人が発見するであろう。

 そのときには作業終了後、本拠地まで追跡、身元を判明させてくれるに違いない。


 そして、ここが王国領であることから考えて、そのような事実があったことはすぐに王宮へ伝えられ、俺達の耳にも入ってくるはず。

 今は黙って見過ごして、その報告か、或いは噂話の類が俺達の了知する範囲内に到達するのを待つこととしよう……



 ※※※



「わぁぁぁっ! 欲しかったのに欲しかったのに欲しかったのにっ!」


「おいコラうるさいぞ精霊様、この世界に生きる全ての者の頂点に立つ存在の癖に、子どもみたいな我侭を言うんじゃありませんっ!」


「イヤよっ! 欲しいモノは欲しいの、次にここへ来るときには大規模な捕獲部隊を結成して、確実に取り逃さないようにするわよ、レンジャー、マタギ、きこり、考古学者、ゴーレムと話が出来る不思議な人、とにかくあらゆる人材を掻き集めて奴を捕獲するわ!」


「様々な職業の方々の仕事を増やすなよな……」



 結局精霊様には、王都へ帰ったらラフィーに1基、専用の超巨大ゴーレムを創らせるということを約束して黙らせることに成功した。


 だがそれはもちろん、今回の旅の最中で奴、或いはそれに類似したゴーレムを手に入れることが出来なかった場合を条件とした約束だ。

 何となくだが、この先いつものゆに巻き込まれるトラブルの中で、奴にも再会しそうな気がしてならないのである……



「ということで今日はサッサと寝るぞ、明日は宿に泊まれるけど、その先は徒歩での行軍だからな、今のうちに外が寒い状態での野宿の感覚を取り戻しておくんだ」


「ご主人様、とても良いことを言っているように見えますが、私とジェシカちゃんのパンツの中に手を突っ込んだ状態で言っても、カッコイイ感じはまるで出ていないですよ」


「うむ、それもそうだ、だが手が非常に温かいからこれで良いのであるっ!」


「いや、手を突っ込まれている側はむしろ尻が冷たいのだが……」


「そんなの知らない、俺が温かければそれで良いんだよ、ほら、早く寝るぞ」


「・・・・・・・・・・」



 セラとミラにカレンを奪われ、もう1人の『あったかキャラ』であるマーサはリリィに付いていてやらねばならない。

 その状況で俺が温まるには、ルビアとジェシカのサンドウィッチ状態で寝るというのが最善の選択肢なのだ。


 2人共非常に柔らかく、しかも何をしても特に抵抗してくることがないという激アツ状態。

 手持ち無沙汰を解消するためにも、2人の尻とおっぱいをひたすらモミモミしておく。


 だが、今夜の件で色々と疲れが溜まっていたのであろう、知らぬ間に意識がなくなり、気が付くと朝になっていた……横に寝ているのはルビアだけになっている……



「んっ、むぁ~っ!」


「あら、勇者様のお目覚めね、朝食はもう出来てるから、アイリスちゃんから受け取って食べて」


「ん? おう、それで出発の準備の方はどうだ? 終わっていなかったら全員お仕置きだぞ」


「のんびり寝坊していた人間が起き抜けに吐く台詞かしら……」



 出発の準備とはいっても、単に昨夜の焚火の消火確認、野営セットを片付けて馬車に積み込む、たったそれだけのことである。


 見渡す限り全て終わっているようだな、あとは俺とルビアが包まっているこの布だけか……と、見渡した先、小川を挟んで反対側に、何やら巨大な窪みが点々と続いているのを認めた……



「おいちょっとアレ見ろよ、昨日のゴーレムの足跡じゃないか?」


「本当ね、あっ! 向こうにも続いているわよ……でも少し形が違うわね……」


「形が違う……足のパーツは気分によって毎日変えているんじゃないのか、靴みたいに」


「あら、お洒落さんなゴーレムね」



 俺が最初に発見した足跡は小判型の平坦なもの、おそらく昨日遭遇したゴーレムもこの足の形をしていたはずだ。


 もう一方、つまりセラが見つけた方は、足跡というよりも柔らかい地面にボールを押し付けたような、深くめり込んだ感じの痕跡である。


 もちろんそれが何者かの足跡などだということは、単発で見てわかるものではない。

 小川沿いを等間隔で、点々と残されていることを根拠として『足跡だ』と判断しているのだ。



「あっ! ちょっとあんたたち、何よそれはっ!?」


「おう精霊様おはよう、これならたぶん昨日のゴーレムの足跡だぞ、ちょっと足型が違うのも混じっているがな」


「ちょっとって……これは間違いなく別のゴーレムのものよ、しかもこの足跡……」


「いや、気分次第で足を換装してんじゃないかと思ってだな、きっと同一人物ならぬ同一ゴーレムだろうよ」


「なわけないでしょっ! てか問題はこの足跡なのよ、こんなのっ、ここ数千年は創られていないタイプのものなのよっ!」


「……!? てことは大変貴重な……いや待て、単なる『クラシックモデル』の可能性もあるからな、安易に価値のあるものだと決め付けない方が良いだろう」


「それもないのっ! だってこれは……」



 唐突に始まる精霊様の解説、本当は屋敷に居る元大魔将のゴーレム使いにして新進気鋭のゴーレムクリエイターであるラフィーの方が詳しいと断りを入れつつ、それでも今ここで俺とセラに解説するだけの知識はあるとのこと。


 デコボコの河原に並んで正座させられた俺とセラは、アツく語る精霊様の話が早く終わらないものかとそれぞれに思いながら、後で知らなくて怒られることのないよう、必至でその話を聞いた。


 で、精霊様曰く、この丸い足跡は確かにゴーレムのものであるのだという。


 だが、今現在においても、それからまともな街道が作り出され始めた数千年前以降は、このタイプのゴーレムの製造はされていない、もちろん人族も、魔族領域においてもそれは同じだそうな。



「はい先生! その『丸型の足パーツ』が使用されなくなった理由としては何が挙げられるのですか?」


「そのぐらい察しなさいよ、本当に頭の悪い異世界人ね」


「す、すみません……それで理由は?」


「良い? この形状の足型が使われていた頃には、今見たいな石畳とか、そうじゃないにしてもちゃんと均された道とかあまりなかったわけ、特に無能で短命で向上心がなくて発展の遅かった人族の領域だと、ほとんどが柔らかい土で出来た、道だか畑だかわからないようなものだったわ」


「ほうほう、それで?」


「この丸い足型は、その柔らかい土に深くめり込ませてバランスを取るものだったの、でもそれから魔族領域のほぼ全てで、人族の地でも半分以上に街道が敷設されたわ、そうすると、戦争のときの軍の行動はどうなる?」


「間違いなく移動の早い、荷物も沢山持って行ける街道を通るよな」


「そう、でもこのタイプの足だと、めり込まない、つまり柔らかくない地面では使い物にならないのよ、刺さりが甘くて転倒して、下敷きになった術師は敵と戦う前から戦死、そういうケースが結構あって、丸型の足は徐々に使われなくなったってわけ」


「へぇ~、凄くどうでも良い講義をありがとう」


「どういたしまして」



 精霊様の話は良くわかった、そういう理由から使われなくなったタイプであるのなら、相当な物好きでもない限りわざわざ復刻させようなどとは思わないはずだ。


 というかきっと今を生きる人族のほとんどが知らない、忘れ去られたタイプであったとしてもおかしくはない。

 もちろんゴーレム使いであったとしても、そんなものがあったことすら知らないというのが大半ではないかと思う。


 これを例えるのなら、俺が転移する前に住んでいた世界、そこではかつて『3輪の車』なるものが走り回っていたのだという。

 一方、俺の認識では車というのは4輪で走るものだ、オートなんちゃらとかいうのは見たことすらない。


 その3輪の車が走っていたのはおよそ50年から60年前のことなのであろうが、その程度の時間差ですらも、忘れ去られ、新しい時代を生きる者には知られないというのが常なのだ。


 それが数千年、忘れ去るどころか資料すら跡形もなくなっていたとしても、それはそれでまぁ仕方ないと思える程のときの流れを経たのである。


 だが今現在それが、その忘れ去られたはずの形状をしたゴーレムが、足跡だけとはいえすぐそこに存在しているのだ。


 間違いなく数千年前に創られ、今に至ってもなお動き続けるそのゴーレム。

 もしかすると昨日の夜見た例のゴーレムも、形こそ違えどそのうちのひとつなのかも知れない。



「なぁ、精霊様、もしゴーレムが欲しいんだったら帰りもここに寄らないか? きっと夜まで待てば昨日の奴も、それからこの足跡の主も現れると思うんだよ」


「確かにそうね、じゃあさっさとヨエー村に行って、ちゃちゃっと賢者の石をゲットしてきちゃいましょ、それが終わったらすぐに戻ってゴーレム捜し、いやゴーレムのアジト捜し」



 ゴーレムだけでなく、その本拠地となっている場所まで捜し当てるつもりの精霊様。

 というかその後ろからひょっこり顔を覗かせているエリナも興味津々だ、そういえばコイツも発明の類が大好物であったな。


 まぁ、なにがどうであったとしても、先に今回の旅の目的である、ヨエー村と賢者の石に関する事案を解決してから、新しくゴーレムに関する事案に手をつけることになるはず。


 ……なるはずである、もしこの2つの事案が、どこかで繋がることがなければそうなるはずなのだ。


 数千年前のゴーレムに、数千年前に封印された賢者、そしてその頃忘れ去られたヨエー村。

 この辺りの話はどうも、これからなんやかんやとあって交錯してきそうな感じがするのだ。


 などと考えていても仕方ない、それは先へ進んで行けばいずれわかることなのだから。

 今はこの野営スポットを出て、本日宿泊予定の宿を目指すこととしよう……

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