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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十三章 賢者の……
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425 村の行方

「ちょっとあんたたちっ、遅かったじゃないのっ! どうして本を持って来るだけでそんなに時間が掛かるのよこの無能最底辺スカポンタン異世界人はっ!」


「おやおや、精霊様はご機嫌が斜めのようだが、王宮の方で何かやらかしたか? それともいつもの如くどうでも良いことにキレているだけか?」


「それがのう、地下書庫から何者かの悪意を感じると仰っての、そんなことはないはずだとお伝えしたんじゃが、聞き入れて貰えず……」


「あ、それなら普通に事実だぞ、2つ目の部屋に設置されていた本のバケモノがどうかなっていたんだ、これが経年劣化とかじゃなくて誰かの仕業らしい」


「なんとっ!? 地下書庫に誰かが侵入した形跡などなかったというのに、一体どこから入ったというのじゃ……」



 精霊様の不機嫌の理由はわかった、そして自分の主張していたことが真実であると証明されたことにより、一転して上機嫌となる、お土産の酒も貰ってニッコニコだ。


 しかし俺達はそのすぐ近くまで行ってようやくおかしいと気付いたというのに、王の間で飲んで食ってをしていた精霊様はそこから居異変を察知したというのか。


 まぁ精霊様は精霊様なのだから、そんなことが出来たとしても不思議ではない。

 ただ、他の者が気付くことは不可能である、何か高位の術が施されていた可能性も考慮に入れておく必要がありそうだ。



「ところで資料は見つかったのかしら? どれが一番有力なの?」


「古の王国辺境統括官が書いた、この『へっぽこ役人奮闘記』だ、中身はまだ読んでいないんだがな、編纂された地方財政史の中で、例の村らしき場所についての記述をした者の著書なんだ」


「あら、それなら期待出来るわね、どこの誰だか、名前すらも知らない人族だけど、この私がほんの少しだけ感謝しておいてあげるわ」


「ちなみに名前はポコティヌスだそうだ」


「……変な名前ね」



 ちなみにこの『ポコティヌス』という古の役人について、物知り総務大臣のババァ、それに廊下をフラフラしていた現在の辺境担当大臣に聞いてみるが、いずれも知らない名前だとのこと。


 王国の重要な史料に寄稿していたり、自分の著書があるレベルの者ではあるが、所詮は木っ端役人。

 数千年経過した今となっては、誰もその名前を知らない、いや、現時点で王女と王子が知っているのだから御の字か。


 とにかく地下書庫から持ち帰った書物類を振り分けする、メインの『奮闘記』は俺達が持ち帰ってじっくり査読。

 そしてその他のもののうち、簡単に読めそうなものは俺達が、学術書系の難しそうなものは王宮で、それぞれ情報を引き出していくことが決まった。



「勇者殿、今回は私もそちらに参加してよろしいでしょうか?」


「ああ、構わんぞ、だが今日は遅くなるからウチに泊まっていけ、明日の朝から本格的に始動だ、食事は1人分多く作るよう頼んでおこう」


「ええ、ではご相伴に預かります」



 インテリノが来る、そして精霊様が貰った酒樽がある、ということで帰りの馬車が少し広いものに変わった。

 6人掛けのゆったりした客車であるが、精霊様の樽が邪魔で足を伸ばせない……



「それじゃ、そっちはそっちで頼むぞ、何か凄い情報が出たら伝令でも送ってくれ」


「うむ、ではそちらも、王子殿下は早めに寝させるように、朝も早く起きさせるように」


「お、おう、わかったぜ……」


「あとはえ~っと……おぉっ、そうだそうだ、勇者よ、わしの領地で献上された秋野菜を持って行くと良い」


「近所のババァかよ……」



 袋一杯に詰まったニンジンやカボチャなど、マーサが喜びそうなものばかりの詰め合わせである。

 焼くか蒸すか、それともスープの具になるか、それはミラとアイリスに決めて貰おう。


 馬車の客車にてこちらが担当した書物類を抱えた俺は、少し疲れたということで居眠りしながら、仲間の待つ屋敷へと戻った……



 ※※※



「ただいまーっ! おいミラ、野菜を貰って来たぞ」


「……もしかしてこの時間まで掛けて、まさかの収穫はそれだけですか?」


「そんなことはない、じゃじゃんっ、『へっぽこ役人奮闘記』、これが現時点で最も重要とされる資料だっ!」


「賢者の石は諦めて、王子の読書感想文を手伝うことにしたんですか? まだ時期ではないと思うんですが」


「いやそうじゃなくてだな……」



 さすがにこのタイトルではミラの信頼を得られない。

 とはいえこれが重要なヒントであることも事実、説得し、さらにはインテリノにも理由を告げさせることでようやく理解を得た。


 ミラに渡した秋野菜は、準備が始まっていた夕飯の一部として提供されるようだ。

 本日はせっかく王都に戻ったということで、テラスを使ったバーベキューの予定。


 なお、カボチャは素揚げにして塩を振って食べるのが良い、ホクホクで塩味と甘味のバランスが絶妙なのである。

 それだけは別口で調理するようミラに頼んでおいた、きっと皆気に入ってくれるはずだ。



「さてと、私達は夕飯までゆっくりしていましょ」

「そうですね、色々と頭を使わされることが多くで疲れてしまいました」


「おいちょっと待てセラ、マリエル、お前等はお仕置きだと言っただろうが」


『ひぃぃぃっ! ご飯抜きだけは勘弁して下さいっ!』


「良いからちょっと来いっ! まぁ夕飯抜きは勘弁してやるが、その準備が整うまでは晒し刑だっ!」


『何だ、それならどうぞどうぞ』



 お馬鹿なうえに作業をサボる、そしてかなり時間があったにも拘らず、本1冊の中から情報を探すというタスクにおいて、『タイトルと著者名』を判明させたのみに終わった無能者2人。


 縛り上げて屋根から吊るし、てるてる坊主状態にしてやった。

 してやったのだが……どうにも効果がないようだ。


 もちろん第一の試練でドリルの簡単な問題を解けず、ドリルカンチョーされた2人のパンツには、これはもう無様な穴が空いている。


 だが2人共それを曝け出してなお余裕の表情、というかむしろ見られて喜んでいる変態なのだ。


 マリエルに至っては歳の離れた弟が来ているというのに、これだけの無様を晒しているのだが。

 本来であれば二度と立ち直れないレベルの恥辱に、喜びさえ感じているタダの変態であった……


 その変態共はさておき、バーベキューの準備が整うまでの間、俺とユリナ、サリナ、ジェシカ、それから精霊様とゲストのインテリノ、今部屋に居る中で考える力を持つ6人が集合し、持ち帰った資料を確認する。


 それぞれが手近な書物や資料の束を手に取り、パラパラと捲ってザックリとした情報を得ていく。

 10分以上それを続けるが、俺のところにはこれといった情報がない。


 他の皆も同様だ、2冊、3冊と確認していくも、ポコティヌスという著者名や、賢者の石を封印してある村についての記述は見当たらなかったようだ。


 ……と、サリナが1冊だけ、かなり薄い資料の束を別に除けている、何か手掛かり、欲している情報の手掛かりそのものでなくとも、手掛かりに繋がりそうな手掛かりとなるもの……それをやっていくと無限ループしそうだが、とにかく何でも良い、手掛かりが見つかったのかも知れない。



「サリナ、その資料は何かおかしなところでもあったのか?」


「いえ、そこまで重要じゃないかもなんですが、王都の西の方に忘れ去られた小さな村があるとの記述が……ちなみにかなり新しい資料ですね、なんとたったの200年前」


「200年前のものを新しいというのかどうかは微妙なんだが……忘れ去られた村か、何となく引っ掛かるし、それは後で見直してみよう、この『重要資料ボックス』に入れておいてくれ」


「いつそんなもの作ったんですか、ダンボールだし、とても重要なものが入っているようには見えませんね……」


「文句を言うな、カレン、リリィ、マーサの共同制作だぞ、このクオリティでもまぁまぁよく出来た方だ」



 暇そうにしていた3人には、この『重要資料ボックス』のみならず、まるで関係のなかった、明日には王宮に返したいものを入れておく『要返却ボックス』など、資料査読会で使用するためのアイテムを作らせている。


 お仕置き中のセラとマリエル以外には、それぞれ仕事が割り振られているのだ。

 ちなみに名前の挙がらなかったルビアは、四つん這いで俺のためのテーブルとして働いている。


 そして唯一、最近は俺達と行動を共にしているにも拘らず、何もしていない悪魔が1匹。

 部屋の隅で雑誌を読みながら転がっているエリナには、後でお灸を据えてやろう。



「よし、これで最後だな、結局のところ追加的な発見はサリナのそれだけか、あれだけ本があったのに、全くショボい地下書庫だな……」


「主殿、ペタン王国は太古の昔より広大であったと聞く、そのような小さな村に関する記載など、この1日だけでいくつか見つかっただけラッキーだったと思った方が良い」


「そんなものなのか、賢者だの仙人だのが居る村なんて、ちょっとした話題になっても……まぁ、地域のニュースぐらいで終わりか……」



 夕方の地域限定情報番組で、『本日は賢者・仙人の里から中継です』みたいな感じの放送をしているのを想像してしまった。


 魔法だのドラゴンだの、精霊だの女神だの何だの、不思議な力に溢れているこの世界においては、賢者など所詮は人族の中だけでの傑出した能力者なのである。


 しかも知能が高いというだけで、凄まじい戦闘力持っているとか、その気になれば単騎で国を滅ぼすことが可能とか、そういった次元のものではない。


 おそらく他種族も、それから王国内部の人間も、そこまでその村を意識したりはしなかったはずだ。


 とはいえインテリノや、それからライトドラゴンの族長が、『賢者の石』に関しては少しだけ知っていたのである。

 きっと賢者が石になった後は、それなりに全国区の話題として持ち上がったのであろう。


 ただ、それが忘れ去られるには十分な時間が経過した。


 インテリノが持っていた賢者の石に関する記載のある本も、文字が擦れてその所在がわからなくなったにも拘らず、だれも修正を掛けることなくそのまま放置し、結果として誰もそこに何が書いてあったのかを知る者が居なくなってしまったのだから……



「は~い、みなさ~ん、ご飯の準備ができましたよ~っ、テラスに集まって下さ~い」


「おっ、とりあえずここで腹ごしらえをしようぜ、腹が減っていたら必要な情報を見落とすかもだからな」


『さんせ~い!』



 軒先に吊るしてあったセラとマリエルも降ろしてやり、正座させたうえでバーベキューを始める。


 やはりカボチャの素揚げは美味い、ビールがあるとなお美味い、だが今日はそんなに飲んではいけないのだ、この後も賢者の石、そしてそれを封印した村に関して、調べものをしなくてはならないのだから……



 ※※※



「よし、じゃあサリナの見つけた資料は後にして、まずは本命のコイツを見ていくこととしよう」


「え~っと、ご主人様、これを全員で眺めるんですの?」


「おう、そのつもりだが、何か他に方法があるか?」


「効率が悪いですわ、この本のチームと、さっきサリナが発見したもう1つの資料チームに分けますの」


「おぉっ、まさかそんな作戦を思いつくとは、まさかユリナ、お前天才だなっ!?」


「……これで天才ならご主人様以外の生命体は全て天才ですの」



 食後、ユリナの提案もあってチームを2つに分け、俺と精霊様、インテリノの3人は、『へっぽこ役人奮闘記』の読解中心メンバーとして活動を始める。


 ちなみにこちらの補佐はアイリス、そしてもう1つの資料はユリナ、サリナ、ジェシカが中心でミラがサポート、エリナは先程サボっていた罰としてお茶汲み係、あとの役立たず共は知らない。


 早速本のページを捲っていく、精霊様がその役回りをすると早すぎるため、最も読むのが遅い俺がページ送り担当をすべきだ、10歳のインテリノより遅いなどとは口が裂けても言えないが、遅いものは仕方ない、適当に理由を付けて俺がやろう。



「え~っと……あ、目次に色々書いてあるぞ、本の内容は章ごとに色々で、一貫したことに関して書いてあるわけじゃないんだな」


「そうなると怪しいのはコレよね、第5章、『納税出来ない非国民村? 軟弱者ばかりの堕落した小さな村を賢者と共に更生する』だって」


「怪しいというかそれしかないじゃないか、セラとマリエルはガチで目次すら読んでなかったんだな……」


「もしこの本を私と勇者殿が試し読みしていたら……うん、今頃は既に作業が完了していたかも知れませんね」


「おう、俺もそう思う、あの2人はお仕置き追加だな、布団叩きで尻を叩いてやろう」



 それはともかく、すぐに第5章の最初として指定されているページに飛ぶ。

 タイトルが表示され、そこからポコティヌスによる記述が始まる……



『やぁみんなっ、元気してるかいっ? 今日は賢者や仙人の庇護を受け、いや受けすぎたせいでダメになってしまった村の人々を、この王国辺境統括官であるポコティヌスさんが更生していく、いやしようとした物語だよっ!』



 語り口が実にウザい、そして最初のたったこれだけの文章で、もはやその村の更生が失敗したということを察してしまう、即ちネタバレの極み。


 今目の前に著者であるポコティヌスが居たら、全力で殴って殺害していたはずだ。

 もちろんそれは俺だけでなく精霊様も、そしてインテリノも……アイリスはやらないかな……


 と、ここでムカついていても仕方ない、続きを読んでいこう。



『……その村の名前は()()()()王都の西方、森の中に位置する小さな村だっ、人口は……なんと村長ですら数えることが出来ない無能らしい、これは僕が実際に行って確認するしかなさそうだな。もちろんそこでは徴税のことに関しても話をさせて貰おう、わざわざ徴税職員が出向いて、歳出超過になっているということ、つまりこの村がまるで国の役に立っていない、むしろマイナスであるということをビシッと教えてやらねば。そしてそれだけではない、僕はその村に身を寄せている1人の賢者から手紙を貰ったのだ、その内容は、このままだと人々が堕落し続け、近いうちに村は滅びてしまうというもの。そしてその手紙には、近頃蚊に刺されて死ぬ者も増えてきたと書かれている、賢者よ、それはヤバい伝染病が流行っているのではないか? 人々の堕落とは関係なしに、放っておいたらそれこそ廃村になってしまうのではないか? まぁ良い、全ては現地に赴いて確認することとしよう、僕は栄えある王国の、辺境統括官なのだから……』



 そこでページが変わる、蚊に刺されて死ぬ者が多いか、もしかしたらそれが原因で後々村が滅び、その間に封印された賢者の成れ果てである石も忘れ去られてしまったのか。


 というか今までの文章で登場した賢者、石になった賢者そのものの可能性が非常に高いな。

 だとすれば次のページ以降、その後村が、そして賢者がどうなっていったのか、記載があるはずだ……



『……2日間馬を走らせ、ようやくヨエー村に辿り着いた王国辺境統括官の僕、早速見てしまった、蚊に刺されて死ぬ人間を……いやおかしいだろっ! 蚊が病気を媒介しているとかではなく、大の大人が、小さな藪蚊に「刺殺」されているではないかっ!? そしてその死んだ者に駆け寄り、途中でクモの巣に顔を引っ掛けたことを原因として死ぬ者、さらにその死んだ者に駆け寄って……今度は走ったせいで息が切れ、そのまま事切れた。村の中では豆腐の角に頭ではなく足の小指をぶつけて死んだ者の葬儀をしていたし、これはどういうことなのだ? ここの村人は弱すぎるっ!』



「ふ~ん、何だか帝国人みたいな連中だな、てかそれ以下なんじゃないのか?」


「ええ、さすがにあの連中でも蚊に刺殺されたりはしないでしょう、重傷は負うかもですが」


「ほらほら、とにかく続きよ、次のページでは手紙を出した賢者に会うんだわ」



 精霊様に急かされ、あまりにも弱すぎるヨエー村の人に関する話題は後回し、ページを捲って次へ進む……



『……僕は王国辺境統括官として、手紙をくれた賢者に会い、この村の状況について詳しく質問した。ちなみに彼は世界最高(当時)と目される知識と魔力の持ち主だそうな。で、彼曰く、村の裏山で大量に修行している賢者や仙人、それらの研究開発によって完成した凄いアイテムや魔法薬が、当然のように村にも流れているのだという。それは性格の質を向上させるもの、何もしなくても食事が運ばれてくる装置、布団に入ったまま方々を移動出来るマシン、そしてウ○コしなくても生きていける魔法薬など、とんでもなく依存性の高そうなものばかり。それに頼った、いや頼り切った村人達は、歳を重ねるごとにどんどん弱くなっていき、今ではご覧の有様なのだという。なるほど、この次元では村の代表を出し、王都まで納税に来させることなど不可能だ、村から一歩でも出れば、ほぼ確実に野生動物の餌食となってしまう。しかし現状をこのまま放置して良いものでもない。賢者との相談の結果王国辺境統括官である僕は決めた。この村の人々を更生して、まともに所得を得、納税が出来るようにするのだ、それが辺境統括官としての責務だからなっ! 賢者もそれに協力し、人々の堕落した心を吸い上げる術式を展開してくれるのだという、さぁっ、今日からこのヨエー村の、いちからの建て直しの始まりだっ!』



 威勢良く締めくくられたそのページ、だが次でこの章は終わりのようだ。

 ここからどう失敗に転んでいくのかと気になってしまったのだが……



『……もう無理です、勘弁して下さい、やべぇよあいつら、どんだけ馬鹿なんだよ? 協力してくれた賢者? そんなもんとっくに病んでどうかなっちまったよ、それで封印されたんだよ。なお僕もそろそろ諦めるんで、統括官としての責務? いやいや、僕なんてもうアレですよ、へっぽこ役人、ゴミみたいなもんだと思って頂いて結構です。ちなみに後世の方、もし興味があったらヨエー村の更生にチャレンジしてみて下さい、巻末資料として、村の所在地、それから協力してくれた賢者の変わり果てた姿である何かが封印されている場所も明記しておきます』



 慌てて本の一番最後のページへと飛ぶ、そこにあったのはかなり古い地図……そこでちょうどサリナが発見した資料でも、小さな地図が描かれていることが発覚した。


 2つの地図はピッタリ一致、このヨエー村、少なくとも200年前までは、ひっそりと存在していたようだ……

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