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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十三章 賢者の……
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424 古の木っ端役人は

「よいしょっと、紙の束でもここまで分厚くなると結構重たいんだな……」


「ええ、賢者の石に関連しそうな本を見つけても、かなり厳選しないと持ち帰ることが出来ないかもです、この人数だとせいぜい30冊といったところですね」


「まぁ今回の目的は賢者の石だけなんだ、それに関しての記述がある本なんて限られているだろうからな、もしかしたら1冊とか2冊しか見つからないかもだぞ」


「それをこの中から探し出すのは大変に難儀なことですね……」



 インテリノと2人、広大な書庫のホールを見渡す。

 反対側の壁は遥か遠く、そしてそこまでずっと、高さ5mはあろうかという本棚が整然と並んでいる。


 もちろん、書庫自体に掛かった魔法の効果で『18禁本』が見えていないインテリノの目から見ても気が遠くなるのだ。


 ここにある全ての本が見えている、即ち大量にある本棚のどれもに、ギッシリと本が詰まった状態を目の当たりにしている俺にとっては、これは永久に終わらない作業に手を付けてしまったのではないかと錯覚させる、無限の回廊にでも迷い込んだかのような感覚なのである。


 とりあえず俺は本棚の上の方から、タイトルを見て全年齢対象、そして歴史に関する書物と思しきものだけを取り出し、床へ下していく。

 まずは手の届かない、ハシゴが必要な場所からだ、下の方は後程、インテリノと2人で作業していけば良い。


 俺の降ろした本をインテリノが手に取り、適当にテーブルの上へ載せるが、気付かずにスルーする本が多いな、つまりインテリノには見えていないということだ。


 タイトルはまともだが中身はとんでもない感じの本もあるということだな……と、この本はカバーだけが真面目な歴史書、中身はタダのエッチな本ではないか……



「あ、勇者殿、その横にある本が気になるのですが、歴史書ではないものの、古の公務員が自らの業務に関してまとめた本のようです」


「えっと、これか?」


「……その本は私には見えません」


「そうか、さすがに『女湯監視処業務記録全集』ではなかったか、こっちだな」


「当たり前ですっ!」



 確実にエッチな本であるものの横にあった、『へっぽこ役人奮闘記』を手に取り、下に降ろしてやる。

 というか『女湯監視処』という役所が気になって仕方ないのだが、今は存在しない行政機関なのか? もしあるのなら採用試験を受けたいところだ。


 しかし今降ろした『へっぽこ役人奮闘記』の方もなかなかのタイトルだな、何だよへっぽこって、本まで出版するレベルの知能があるのに、自己評価が低すぎやしないか? 本当にまともな書物なのか?


 ……まぁ、まだ9歳、いやいつの間にか10歳になったのか、その年齢のインテリノからしたら違和感がないのであろうが、俺クラス、つまりおっさんに片足突っ込んだ若者である俺にとっては異常でしかない。


 これを俺が異世界に転移する前の状況に当て嵌めて考えてみよう、そろそろ考えなくてはならない大学の卒論、その参考文献に『へっぽこ役人奮闘記』があったらどう思われるか。


 口頭試問? そこまで辿り着く前にブチ怒られるし、下手すれば退学、いや除籍の可能性さえある。

 だがインテリノの年齢であれば、読書感想文の題材としてアレを選択しても違和感はない、先生も普通に『よくできました』のスタンプを押してくれるはずだ。


 そのような違いを感じつつ、地道に本を選別する作業を続けていく。


 しばらくして、一旦休憩しつつ集まった本を精査することにしようという話になったため、一度ハシゴから降り、ホール中央付近の大きなテーブルへと、収穫した品を運んだ……



 ※※※



「それでセラ、マリエル、お前等は今まで何をしていたんだ? 収穫はゼロ……ではないようだな、エッチな本ばっかり100冊以上持って来やがって」


「こ……これは何かの参考になるかと思って……」

「というか、私達はどのような本を探せば良いのかわかりませんし……」


「問答無用だっ! 2人共尻を出して机の上で四つん這いになれ」


『はいぃぃぃっ!』



 俺とインテリノが必死に作業している間中、ずっとここでサボっていた、どころかふざけて集めたエッチな本を読んで遊んでいたセラとマリエル。


 四つん這いで並ばせたうえで、ハードカバーの分厚い本を使ってお尻ペンペンの刑に処す……



「いったぁぁぁぃ! もっとお願いしますっ!」

「あうっ! ごめんなさいっ!」


「どうだ参ったかっ! これからはちゃんと作業するように、それからマリエル、お前は次にサボったら王子にお仕置きして貰うからな、小さい弟に叱られる屈辱を味わうが良いっ!」


「はぃぃぃっ! 承知致しましたっ!」



 とはいえこれから始める本の精読には2人はどうせ役に立たない、ゆえにそのまま四つん這いで反省させても良かったのだが……かなり邪魔だ、仕方ない、床に正座させ、積み上げた本の受け渡しでもさせることとしよう。


 尻が真っ赤になった状態のセラとマリエルにはパンツを穿くことすら許可せず、そのまま作業に移行する。


 ものによっては所々、特に資料として挿入された箇所で俺には読めない字のものもあるが、大半のは本文のみならず、参考や図表、その他資料に関しても理解が可能だ。


 むしろ、そういった読解出来ない記述が含まれる本に関しては、持ち帰って精霊様に見て貰うべきであろう。

 ここでわかることは調べ上げ、要約を書き写してコンパクトな状態で持ち帰るべき。


 こういう作業はこれまで、資料だけ渡して王宮、それから王立研究所に丸投げしていたのであるが、いざ自分達でやろうと思うとかなり骨が折れる作業だ、今度研究所へ行くときには菓子折りでも持って行かねばならないな。


 ……と、この本は王国の領土内で算出する鉱石と、その採掘の歴史について書かれたものか。

 賢者の石は天然鉱石ではなく人工のものだ、というわけでこれはハズレ。



「おいセラ、この本は目的のものとは違うようだ、向こうに片付けておけ」


「へへーっ、承りましてございます……って、面倒臭いわねぇ……」


「口答えするならここに置いて帰るぞ、300年後に誰かが迎えに行くよう伝説を残しておくから、それまでせいぜい乾燥して、上質なミイラになっておくんだな」


「ひぃぃぃっ、ミイラはイヤよっ、ちゃんと働くから置いて行かないでっ!」



 役立たず2人組を上手く使い、大量にある書物を効率良く捌いていく。

 だが減ったような気はしない、そしてこの山を片付けても、まだこのホール全体の10分の1にも到達していないのだ。


 インテリノの感覚ではここにある本、つまり18禁ではなく、全年齢で見ることが出来る本の数は『少ない』とのことだが、これは並みの市町村立図書館を超えているぞ。


 そしてあと2つ、試練のようなものがある部屋を抜けた先には、これよりも遥かに多い書物の群れが存在しているというのだ。

 王宮地下書庫、凄まじい知の結晶である、それでどうして王が馬鹿なのであろうか……


 ……しかし、未処理の山の下の方にある、先程の『へっぽこ役人』が気になって仕方ないのだが。

 そう思ってもそこに手が伸びるのはまだまだ先だ、とはいえ気になる。


 いや、あのタイトルならセラやマリエルでもどうにか読解することが可能なのかも知れない、ここはひとつ、2人にも正規の仕事を分け与えてやるとしよう。



「セラ、マリエル、ここに集合しろっ!」


『はいぃぃぃっ! 仰せのままにっ!』


「よろしい、今からお前等2人にはこの『へっぽこ役人奮闘記』を読んで、その中に賢者の石に関しての記述がないかどうかを確かめて貰う、それぐらいなら出来るよな?」


「……微妙ね、知らない文字が多そうだわ」

「ちゃんと意味を理解して読めるかしら」


「いやどんだけ自信ないんだよお前等、このタイトルだぞ……」



 明らかな小学生向け、それも低学年でもある程度は詠むことが出来そうなタイトルにも拘らず、セラもマリエルも全く自信があるようには見えない、というか確実に自信がない。


 おそらく勉強そのものに対する苦手意識が、2人を自信喪失に至らせているのだ。

 これはちょうど良い機会である、この本を読ませ、そして理解可能であるということをわからせ、『やれば出来る(たぶん)』という考えにシフトさせてやろう。


 本を無理矢理2人に押し付け、別のテーブルで読ませておく。

 俺は再び作業に戻ろう、次はこの『王国地方財政史(上)』だ、カバーの雰囲気からして難しそうな本である、そしてそう感じさせる本は例外なくリアルに難しい。


 周りの声が聞こえなくなる程度には集中し、真剣に目的の情報を探していく……20分、いや30分は経過したであろうか、1つだけ気になる記述を発見した。



「王子、ちょっとこれを見てくれ、相当に昔の話なんだが……」


「む、これはかなり古い……王国の西方にある辺境の村ですか……いずれの住民も納税力を有しておらず、長らく全世帯が非課税となっていた、そんな所もあるんですね、しかしそれが何か?」


「いや、いくら何でも優遇しすぎじゃないかってな、金がないなら物納で、物もないなら労働で、労働も出来ないなら臓器でも売って納税資金に充てるべきだ、それすら出来ない奴は焼き殺すべし、そうだろ?」


「確かにそうですね、納税力がないなどという甘えた理由で非課税など、まともな人間のする決定ではありません、何か特別な事情があるはずですよ」



 かつてセラとミラの実家では、その納税資金が確保出来ず、仕方なくミラを奴隷として売却、その金でどうにか家そのものは持ち堪えたのだ。


 2人の実家は、信頼に値する知り合いの商人に色々と頼むことが出来たから良いが、もしそれがなければ、現在の勇者パーティーにはミラという存在はなかったはず。


 セラも魔王軍討伐ではなく、妹探しの旅をして、俺と知り合うようなことも、勇者パーティーに入ることもなく、未だに1人で過ごしていた、或いはその辺で野垂れ死んでいたのは確実。


 まぁそれはともかく、家族を売らなくてはならないまでに税の取立てというのは厳しく、それが村単位で一律免除などということは考えにくいのだ。


 しかしその理由はどこに書いてあるのやら、それが見当たらない……



「あっ、この記述、次のページに続いていますよ、読んでみましょう」


「おぉっ、本当だな、わかりにくい引っ張り方しやがって、なになに……」



『……当該村落に関しては、特段の事情により住民が村の外に出ることが叶わず、旧来徴税職員が直接取り立てに向かい、わずかばかりの富を搾り取るという方法を取っていた。だがそこで得られる税の総額から徴税コストを控除した場合、歳出の超過に陥っていることが発覚したのである。当該村の住民はかねてより、当該村に属する山が高位の仙人や賢者の修行場として用いられていることに起因して、それらの仙人や賢者から授かる知識および知識を具体化した発明品をもって堕落した生活を続けていたため、そもそもの生活能力、労働能力等を喪失し……』




「おいおい、こりゃビンゴじゃねぇかっ!」


「間違いなくこれですね、しかしここにも具体的な村の場所等は記載がないようです」


「大丈夫だ、この記述をした役人の名前がほら、『王国辺境統括官 ポコティヌス』というらしい、こいつに関してもっと深く調べるんだ」



 その年度の年報や白書を充実させるために、どうでも良い話を長々と記述しているようにしか思えない王国辺境統括官のその文章。


 だが、今の、今だけの俺やインテリノにとってはそれが重要なのだ、ついでに言うとポコティヌス、その名前はインパクトがありすぎて、メモなど取らずとも忘れることはないはずだ、とんでもない名前である。



「ちなみに王子、その王国辺境統括官というのは偉いのか?」


「う~ん、中の下といったところでしょうか、特に偉くはありませんし、ジャンル的には木っ端役人の部類ですね、しかし平民から役人になるとしたらそこそこのレベルの役職です、辺境の村や集落を相手にする分、自由裁量権もモリモリですから」


「そうか、となるとその賢者とか仙人とかが居た村も、このポコティヌスが1人で管理していた可能性があるってことだな」


「ええ、もしも当地システムが今と同じならそういうことになるでしょう、しかもこの文章の下の余白を見て下さい、参考文献の中に『拙著』というものがいくつか見受けられます」


「お、てことはコイツの本自体がどこかにあるってことだな……」



 今現在俺達が見ているのは、王国の辺境担当大臣が編纂した、地方の財政に関する役人の報告を取りまとめたもの。

 その中で辺境統括官であるポコティヌスの報告を読んでいるのだ。


 そして良く見ると、『当該村』とか『全世帯が非課税』の辺りに米印が打たれ、それに対応する参考文献の記載が『拙著』となっているのであった。


 つまり、この賢者の修行場であった村やに関しての詳しい部分は、ポコティヌス自身の本に記載されているということ、それを探す必要性が益々高まったといえよう。


 とにかくこのポコティヌス著の本を探すため、少し離れた場所のテーブルで作業をしているセラとマリエルも……どういうわけか2人で笑っていやがる、何が面白いというのだ……



「おいセラ、マリエル、お前等は何を笑っているんだ? またしょうもない本を読んでサボっていたなら承知しないぞ」


「キャハハッ、違うわよ、ちゃんとさっき受け取った本を見ていたの、ほら、『へっぽこ役人奮闘記』でしょ?」


「うむ、確かにそうだな、しかしそれ、そんなに面白い内容だったのか?」


「いえ、著者の名前が面白かったんです、『ポコティヌス』ですって、本当に変な名前……」


『それだっ!』


「へ? 何がそれなんでしょうか?」



 きょとんとするマリエル、うわっとビックリしたような表情のセラ、俺とインテリノが突然、同時に叫んだのだから無理はない。


 だがまさか王国辺境統括官のポコティヌスが、セラ達に渡した『へっぽこ役人奮闘記』の著者でもあったなど、誰が想像することであろうか。


 その2人に事情を説明し、現時点ではポコティヌスが、賢者の石ゲットに繋がる最重要人物であることを伝える。

 なぜか偉そうなのであるが、2人共その本はただ単に受け取って読んだだけで、自分が発見したわけではないことを理解していないようだ……



「それで、その本にはどんなことが書いてあったんだ? 賢者の石とかその元になった大賢者とか、詳しい村の所在とか、あとかつての徴税職員がそこへ至るための道程とか、何かわかったことがあるだろう?」


「……いえ、まだタイトルと著者の名前しか読んでいません」


「今まで何をしていたんだお前等はっ!?」



 2人の共同作業にて、余裕で1時間近くを浪費して、未だにわかったことが『著者の名前』およびそれが実に面白い、珍しい名前であることだけなのである。


 これはもう作業していたとは言い難い、むしろ完全に何もしていなかったとしても、暇潰しに1ページぐらいは読むのが普通だ。


 2人にはお仕置き追加のうえ夕飯抜きの刑を宣告しておく。

 屋敷に帰ったら2人共軒先から吊るし、テラスでやるバーベキューの煙を浴びせてやろう。



「さてと、今回のクリティカルな逸品はこの『へっぽこ役人奮闘記』だったな、これと、それからさっきの地方財政の本と、あとは気になったのを何冊か持って帰ろう」


「ええ、では全部このガラガラに乗せて下さい、3時間経つまで待って書庫を脱出しましょう」


「あ……そういえば3時間ルールがあるんだったな、夕飯が遅くなりそうだ……」



 目的物はわりと早く見つかったものの、最後の部屋、つまりここに入ってから3時間は書庫を出ることが出来ない。


 今のところでおよそ1時間半が経過しているようなのだが、それでも残り半分、特にやることがないまま時間を潰さねばならないのだ。


 とりあえずインテリノがどこからともなく持ち出した、大学で事務の人が色々と乗せていたような形状のガラガラを手に取り、キックボードの代わりにして……



「あいてっ!」


「ちょっと勇者様、何をしているのよ……」


「すまんすまん、これのバランスの悪さを失念していた」



 あっさり転倒してしまったではないか、そういえばこのガラガラ、なぜかキックボードとして利用すると、持ち手が付いた方のタイヤがグリンッとなってバランスを崩すのだ、それは異世界でも同じことらしい。


 さて、次は何をして暇潰しを……クソッ、勇者たる俺様は暇ではないというのに、どうしてこの国の連中はこのようなつまらない仕掛けを施したのだ。


 ……と、インテリノは部屋の隅で何をしているのであろうか?



「えっと……あ、ありました、勇者殿、こちらにそのガラガラを運んで来て下さい」


「何だ王子、そこに何か面白いものがあるのか?」


「いえ、書庫の各部屋には、万が一体調不良を起こした際の出入り口が設置されているんです、本に埋もれて見えなくなっていましたが、見つけたのでそこから脱出しましょう」


「……え~、えっとさ、出入り口? ならそこから入ってくれば良かったんじゃ……違う?」


「勇者殿、それは誤りです、いくらこの世界を救うためとはいえ、そのような横着をしていては女神様もお見捨てになられるでしょう」


「お、おう……そうだ、そうだよな、はははっ……はぁ~っ……」



 こんなところで9歳だか10歳だかのインテリノが言うことを否定するわけにはいかない。


 というか、俺のような元底辺の言に王子が惑わされたとなれば、教育に良くないとして関係各所からの抗議、そしてインテリノとの接見禁止が裁判所等から言い渡される可能性すらある。


 ということで、インテリノに対して適当に相槌を打った俺は本を満載したガラガラを押し、王宮地下書庫を後にした。


 あとはこれらを精霊様やその辺の学者等に見せ、賢者の石を擁する村というのがどこにあったのか、そしてどうなってしまったのかを探っていくこととしよう。


 賢者の石さえ手に入れば、勇者パーティーにおける対サキュバス戦唯一の弱点であった俺が、何も気にせずまともに戦えることになるのだ。


 獲得の可能性は未だ高いとは言えないが、どうにか手に入れたい代物であることには変わりない。

 まずは全力で調べ、その村の所在を知ることで、次いで石を手にするためのリーチを掛けるのだ……

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