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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十一章 西の城
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400 疑ってみよう

「バケモノだってよ、きっと相当やべぇモンスターが潜んでるんだな、こりゃマジでやべぇよ」


「勇者様、そんなのいつものことじゃないの、行く先々であり得ない敵に遭遇するんだし、今回もどうせ似たような感じのアレよ」


「だと良いんだがな……」



 毎度毎度おなじみの、予想外の敵による何とやらの時間である。

 この場合、たいがいはキモ顔のおっさん魔族が敵なのだが、今回は違うらしい。


 道路沿いに串刺しにして飾りつけておいたクソ魔族共の約半数がそのバケモノに喰われ、ようやく話を聞くことが出来た1匹も、たいした情報を出さずに気を失ってしまった。


 無傷の状態、というか串には刺さっているのだが、そういう『飾り』連中も皆一様に発狂しており、話を聞くことが出来るような感じではない。


 ゆえにその『バケモノ』とやらがどのような見た目で、どのようなサイズと強さを誇っているのかについて確認することは不可能である。


 どうせ見た目は気持ち悪い、サイズは超巨大なのであろうが、強さに関しては場所が場所だけに何とも言えないのだ。

 四天王城の近く、つまりこの地域では『ボスに近い』地域であるため、当然魔物も強いことが予想されるのだが……



「てかさ、ふと疑問に思ったんだが、どうして敵の本拠地とかが近かったり、最初の町から遠かったりする程に敵が強くなるんだ?」



 素朴な疑問ではあるが重要な話だ、この世界においても、やはり『王都の近く』などでは、よほどヤバいとされる場所へ行かない限り、魔物も野獣も雑魚ばかり。


 一方この地域である、パッと見は単なるド田舎なのであるが、ここが四天王城の近くであることを理由として、出現する敵がかなり強力で、しかも誰一人としてそれを疑問には思っていない。


 それ自体がどうかしているのだ、ラスボスに近付くに従って敵が強化されていくことが……と、俺の質問に対してはユリナ先生が答えてくれるようだ……



「それはわかりきったことですの、弱い人族なんかの町の近くでは、古くから魔物がそこに住む人々に被害を与えている、それはわかりますわね?」


「おう、その程度のことは何となくわかる」


「で、そうなるとそこの人々は、強者を雇うなどして魔物の討伐に乗り出すんですの、それはもう完膚なきまでに、それで活躍すると、英雄とか呼ばれて伝説になるわけですわね」


「ほうほう、で?」


「英雄みたいなのが全ての魔物を滅ぼして、新たに発生しないレベルにまで追い込んだ場所、その付近の町なんかは生き残りますわ、だって強い魔物はもう発生すらしないんですもの」


「うむ、討伐に失敗した町村は滅びて、成功した場所だけが発展して今に至るんだな?」


「そうですの、で、こういう地域、つまりどれだけ強い魔物が出ても特に害はないような場所ですわねそれはそのまま、誰も討伐しないし滅びもしないんですの、意味がわかりますわね?」


「う~ん、何となくわかるようなわからないような……」



 つまり、俺達が当たり前だと感じている、『最初の町付近の敵は弱い』というのは、先人の努力と犠牲の賜物であり、世界創造の時から当然にそうなっていたわけではないというのだ。


 むしろ、自然な状態であるのは今俺達が居るこの地域、即ち強大な力を持つボスキャラの所在地に近い、強力な魔物や野獣が出現する地域なのである。


 どれだけ魔物が強くとも、その付近一帯を支配している者、またそれに従う者にとってまるで影響がない以上、手付かずで放置されているということだ。


 これが、最初は弱い敵の魔物が、ラスボスの城へ近付くに従って強くなっていくことのカラクリなのである。


 どうでも良い情報だが、これにてかねてよりのモヤモヤが解消した、こんな世界に来てしまった以上、誰にも自慢出来ることではないが、自己満足用の薀蓄として心に留めておこう……



「でだ、そういう感じで強い敵が出てくるのが当たり前の地域ってことはさ、その中でもさらに『バケモノ』と称されるような奴の強さは尋常じゃない、そう考えられそうなんだが……」


「それは考えすぎですわね、だっていくら魔物が強いといっても、この地域に住む人々、つまりメインとなるのが四天王城で働く魔王軍の上位者ですわね、それより強いなんてことはありませんわ」


「確かに、まぁ良く考えたら犠牲になっているのはあの会社から『道沿いの飾り』とか『松明』用に持って来た雑魚ばかりなんだよな、となるとそのバケモノとやらも、普通に強い奴からしたらたいしたことないのかもな」


「そう考えるのが妥当ですわね」



 最初のセラに続き、賢いユリナも楽観論を述べた。

 他のメンバーも、もうたいして気にしていない様子で、興味は周囲に転がる魔物のコアに移っている。


 だが、俺には何か嫌な予感がする、そしてそれは俺固有の考えによるものではなく、精霊様が何やら難しい顔をしていることによるものなのだ。


 精霊様のこういう反応は、確実に何かが起こるときのものである。

 事件の前触れ、虫の報せならぬ精霊の報せ、勇者パーティーにおける蓋然性の高いフラグ、そういったものだ。



「精霊様、何か気になっているなら遠慮なく言ってくれ、いや、遠慮してるわけじゃないのか……」


「ええ、別に遠慮しているわけじゃないわ、ちょっと考えがまとまらなくてね」


「というと?」


「う~ん、昨夜のうちに何か強力な力を持つバケモノが出たのは確かなんでしょうけど、そんなのが頻繁に出るならこんな所にあのショボいデブが会社を建てるかしら?」


「確かにな、串刺しの連中にしたって凄い食い荒らされっぷりだし、そんなのが出たら日常の安全が脅かされそうだ、それはおかしい」


「何にせよちょっと確認する必要がありそうね、でも今はとにかく、この先に居る普通の魔物を倒していくことを考えましょ」


「わかった、とりあえずこの件は保留だな、さらに手掛かりを探していくこととしようか」



 念のため昨日連れ帰った元秘書達にも、『この地域で人を喰らうバケモノが出る』という話を聞いたことがないか確認することとした。


 その日も道を行った先の魔物を討伐し、役立たずの俺やルビアなどは魔物のコアを集めたり、突発的に沸いた魔物をスポット退治したりして、作業員共が作業を進めるための地盤作りをする。


 1日を終え、集まった魔物のコアを抱えて前衛で戦っていた仲間達と合流した。

 そろそろ夕方だ、腹も減ったし、暗くなる前には拠点村へ戻ることとしよう。


 と、戻った先、転移装置からすぐ近くに設置された串刺しのオブジェ。

 完全におかしくなってしまったと思っていたそれらが、夕暮れと共に覚醒し、騒ぎ出しているではないか……



『た、たすけてぇぇぇっ!』

『夜だ、夜が来る……またあのバケモノが……』


「おいお前らっ! バケモノって何だ? どんな奴なんだ? ちゃんと答えやがれ、さもないと殺すぞっ!」


「無駄よ、こいつらはもうまともに受け答え出来ないわ、体に染み付いた恐怖だけで夜を恐れているの、つまり頭は働いていないってこと」


「なるほどな、となるともう手掛かりを得るには自分達で見張るしかないってことだな」


「そうなるわ、でも相手の正体がわからないんだし、今日は止めておくべきよ、どんなのが出てきても対処可能な状態にして、改めて監視するのがベストね」



 まぁ、精霊様の言う通りにするのが無難な選択肢であろう、もしかしたら今夜、このすぐ近くの会社で働かされていた20人の魔族達から、何か良い情報が出るかも知れないからな。


 しかし、完全な状態を保ったまま串刺しになっている奴だけでなく、半分以上を『バケモノ』に食われたような奴、さらにはほぼほぼ単なる肉片と化しているような奴すらも、声は出なくともビクビクと、明らかに夜の到来に恐怖しているのがわかる。


 そもそもその状態で生きているという時点でさすがは魔族なのだが、逆に考えると、『バケモノ』に喰われても喰われても死ぬことが出来ない分、軟弱な人族よりもそれによって与えられる恐怖というのは大きいのであろう。


 これは気が狂ってしまうのも頷ける、とはいえ今更助けてやるのも馬鹿馬鹿しいうえに面倒だ。

 せめて今夜のうちに、完全に喰われて死ぬことが出来るよう、馬鹿女神に祈りを捧げておいてやろう。


 そう思いながら転移装置を作動させ、暖かい食事と風呂、そしてふかふかの布団が待つ拠点村へと戻った……



 ※※※



「は~い、お夕飯の準備が出来ましたよ~」


「うむ、じゃあ食べようか、選別が終わったコアは……そうだな、後で換金しに行く部隊に預けよう」


「ええ、結構な金額になりそうです、これなら拠点村の発足費用を十分賄えるはずです、もちろん明日以降もしっかりコア集めをしていけばの話ですけど」


「その辺りはなんとかなるだろ、バケモノとやらを退治すればの話だがな」


「バケモノのコアも高く売れそうですね、コアが入っていればの話ですけど」


「だな、そんなものを買い取ってくれる所が見つかればの話だが」



 やたらと条件付になってしまうのだが、取らぬ狸の何とやらでガバガバの計画を立て、盛大に失敗するよりは遥かにマシだ。


 とにかく手に入った魔物のコアを換金して、それを拠点村の立ち上げ費用に充てるということだけは確定。


 この後俺達のハウスに来る予定の連中には、コアを持って他の町へ行くことを依頼し、さらにはバケモノの正体について何か知っていることはないか、知っている者は居ないかなどを尋ねるつもりでいる。


 先に食事を取り、外に設置された風呂に入っているところに、丙と丁に連れられた魔族が数人、ハウスの玄関前にやって来た。



「お~い、早くお風呂から出てよ~っ、せっかく来たんだし、中に入れてよ~っ」


「わかった~っ、ちょっと待っていてくれ」



 丁に急かされ、風呂から上がって訪問した連中と対座し、集めて来たコアの伝達式を行う。


 今回は初めてなので丙を同行させる予定だが、いずれは他の連中だけで外部との交易を行い、拠点村を発展させていって頂きたいところだ。


 ちなみに脱走、またはコアやその換金した貨幣の持ち逃げなどという可能性は微塵もない。

 そもそもそういう発想が存在しないのだ、あんな場所で、低賃金の秘書として働いていただけのことはある。



「ではコレが魔物のコアだ、かなり貴重なものゆえ慎重に運ぶように あと出来るだけ大きい町、というかメインの温泉郷へ行って換金するんだ、ついでに継続取引も匂わせて、少し高くても初回のご祝儀価格で買い取ろうと思わせるのを忘れずに」


『は~い!』


「重ねて言うがこのコアは貴重で希少だ、魔族のお前等がどう思うかはわからないがな、少なくとも人族の地で簡単に手に入るシロモノじゃない、特に丙はわかったな?」


「わかりましたけど、パンツ一丁でそんなこと言われても頭に入ってきませんよ、湯冷めする前に服を着たらいかがですか?」


「うむ、そうしよう、それでだ……」



 ここでいよいよ本題に入る、丙や丁も含めて、あの地域に土地勘のある魔族達は何かを知っている可能性があるのだ。


 そう考え、例の『バケモノ』についてサラッと聞いてみたのだが、皆一様に顔を見合わせるのみで、特にこれといった返答は得られない。



「本当に何も知らないのか? くだらない噂話でも怪談でも、子どもの頃に聞いた御伽噺でも構わないんだぞ」


「あ、怪談というか、都市伝説なら聞いたことあるけど、どうかな?」


「おいそこの丁、あそこのどこが『都市』なんだよ? どう考えても『田舎』、百歩譲って『郊外』だ、都市伝説って言葉はしっくりこないぞ」



 アーバンとルーラルの違いをイマイチ認識出来ていない様子の丁、昔から西の四天王に仕えているがゆえ、おそらくあの地域から出たことがない、つまり『都会』というのもを見たことがないのであろう。


 なんとかわいそうな奴なのだ、丙にしても同じであろうし、この2人に『ホンモノの大都会』というものを見せてやるためにも、この『拠点村』を『拠点メトロポリス』にするよう邁進しなくてはならない。


 とにかく、丁が聞いたことがあるという都市伝説、もとい田舎伝説を聞いてみよう……



「えっとね、確か夜に1人で歩いていた使いッパシりの下級魔族が消える事件が何度も何度も、で、それの死体が土の中に埋まったような状態で、全部まとまって見つかっったて。それでね、なるべき長生きさせるように徐々に食べたあとがあって、犯人? は土を掘って逃げたみたいな未解決事件が大昔にあったとかなかったとか。だからまだ弱い子どものうちは夜であるいちゃいけませんって、土の中の巣に捕まって、死ぬまでゆっくり食べられるからって脅かされて……」


「……良くわからん話だが、とにかく何者かによって魔族が攫われて、それが喰い殺されていたってことだな?」


「だと思うけど、私もよくわかんない、実際に見たわけじゃないし、どう考えても子どもを脅かすための作り話だとしか思えないし」



 確かに、早く家に帰らないと、早く寝ないと寝ないとオバケだのムクリコクリだの、その類の連中が出現するといって子どもを騙す手法は、ここや俺が居た世界も含めた、全ての異世界で共通なのであろう。


 しかし今の丁の話、さすがに具体的すぎるうえに、俺達の遭遇している状況とマッチする。


 もちろんここに居る、呼び出したばかりの者には詳しいことは何も話していない。

 ゆえに丁の話に、俺達のせいで何らかのバイアスが掛かっているとは考えにくいのだ。


 つまり、ここで丁が話してくれた過去の事件、その犯人、というか犯バケモノに該当する何者かが、あの地域のどこかに潜んでいる可能性は非常に高い。


 そして、これまでは姿を現さず、そこのほとんどの住人は知らない、または丁のように知っていたとしても、それがくだらない、信憑性の低い都市伝説の類だと思っている者が大半。


 そのバケモノが、今になって何らかの理由で姿を現し、せっかく俺達が設置した『飾り』や『松明』を貪り食っているというのだ、これは許されることではない。



「しかし、どうして急にそんなのが出現したんだろうな、急すぎるし、もしかして俺達、やべぇ奴に呪われてんじゃね?」


「そんなことないと思うわ、今の田舎伝説のなかで、食べられた魔族は土の中の巣で見つかったって言っていたわよね?」


「お、そういえばそうだな、つまりは……」


「私達が、というかあのクズ作業員共が道を均す工事をしたせいよ、その振動でとんでもない何かが目覚めたんだわ」



 なるほどそういうことか、つまり、危険なバケモノが出現したかも知れないのは、全てあの作業員共の責任であり、俺達には特に帰責事由がないということだ。


 野郎共が静かに工事しないからこうなったのだ、最後に処刑する際には、とびきり残虐な方法でぶち殺してやることとしよう。


 しかし本当にそのバケモノが居るとしたら、まずそいつを討伐してやらないと話が進まないな。

 それが出現するのは夜であることは間違いない、現在の状況も、丁の話もそれを物語っている。


 となると俺達がわざわざ深夜に出張って……超面倒臭いではないか、しかも敵は確実に強い、これは本当に厄介なことになってしまったようだ……



「まぁ良いや、とりあえず丙は他のメンバーを引き連れて、あしたからコアの換金に向かってくれ、もし目標金額に届かなかったらお尻ペンペンだからな」


「わかりました……ってこの目標、絶対に無理じゃないですか……」


「そこが腕の見せ所だ、頑張ってくれたまえ」


「そんなぁ~っ」



 とりあえず派遣部隊は丙も含めて6人、継続取引をチラつかせる作戦もだが、全員見た目は良いのだし、そっち方面の技を使ってでも、可能な限り高い金額でコアを換金して来て欲しいところだ。


 コア換金部隊は翌朝出発するということで、その日は帰らせて出発の準備をさせることとした。

 さて、俺達はもう一方の問題を片付けるための会議だ、まずは作業員の失態を咎めることからだな……



「精霊様、これから広場に作業員を全員集めよう」


「私もそう思っていたところだわ、見せしめに何人か殺して、ついでに全員の全財産を罰金として没収するのよ」


「いや、全財産って、金なんか持ってんのかよあいつら……」


「1人1人はごく僅かだと思うけど、全員分集めれば銀貨1枚ぐらいにはなるはずだわ、危険なバケモノが呼び起こされたとしたらあの連中のせいなんだし、罰として奪えるモノは何もかも奪っておくべきよ」



 やる気、および殺る気満々の精霊様に先導され、作業員を全員集めたうえで広場の壇上に立つ……



「え~、お前らがクズでアホで無能なせいで、工事対象地域にて変なバケモノが復活した可能性が高いです。道を均す工事がその原因のようでして、それをやったお前らには罰金として全財産の没収と、毎日5秒間だけ与えていた給水タイムの剥奪を宣告します、以上、金を置いてさっさと帰れ」


『何言ってんだっ! お前達がやれって言ったからやったんだろっ!』


「む、反抗的な態度の奴が居るな、お前は命も置いて行け、そもそも何だその口の聞き方は? お前等の雇い主はこの俺様、それに口答えすることは、即ち万死に値するのだ」


『・・・・・・・・・・』



 反抗的な態度を取った馬鹿な作業員をとろ火によるじっくり火炙りで処刑し、その日の反省集会は幕を閉じた。


 明日以降も、当然同じように道を均す工事を続けさせるのだが、利益は全て俺達に、バケモノを起こした、またはこれ以上刺激する責任は、全てこの作業員のクズ共に帰属する。


 それは当たり前のことなのだ、何と言っても俺様は雇い主、このクズ共は無償で労働が出来る喜びを噛み締めなくてはならない、本来なら俺達が『仕事させてやる料』を受け取るべきなのだから……



「よっしゃ、今日はこのぐらいにして、明日も頑張って先へ進もうぜ、ついでにバケモノの正体も突き止めるんだ、地面の下に注意しつつな」



 気合を入れ直しつつもそのまま布団に直行し、翌朝を迎える。


 早朝から転移装置で魔族領域へ向かった俺達が見たのは、あまりにも凄惨な光景であった……せっかく工事した道がガッツリ耕され、無残な姿となっていたのである……

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