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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十一章 西の城
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397 行ってみよう

「とりあえずさ、その四天王城の近くまで行ける転移装置ってのを確認してみない?」


「そうだな、実際に使ったことはないわけだし、ちょうどそういうのに詳しいエリナも来ていることだしな」



 村の広場近くにある転移装置、もちろん俺達は使ったことがない。

 というか、使えば魔族領域直行の時点で安易に操作して良い代物ではないのだ。


 俺や人族の連中は、元大魔将であるカイヤの作成した、瘴気避けの魔法薬を服用していないと、魔族領域へ入った途端にハゲ散らかしてしまうことになる。


 もちろん、東の四天王を討伐するために一度魔族領域には入っているため、今回が初めてというわけではない、俺達は経験者、いや上級者と言っても良いレベルのはずだ。


 しかしながら、同じ領域とはいえ東と西ではまた色々と違ってくるかも知れないのである。

 実際に転移装置の先へ行く際には、『西』の出身者である丙か丁のどちらかも連れて行くこととしよう。


 案内係にもなるし、四天王討伐に向けた作戦の効率がグッとアップするに違いない……



「とりあえず今日は装置の確認だけだ、丁、ちょっと案内しろ」


「わかった、じゃあ歩いて行くから私に付いて来て」



 先導する、というよりも鎖に繋がれ、犬の散歩のような状態で俺達を案内する丁。

 きっと目的地に着けば、ここ掘れワンワンといった感じで転移装置を指し示すのであろう。


 しかしこれは無様すぎる姿だな、ここの管理者としての威厳的にもアレなので、今後連れ出すときは、もう少しスタイルというのもを考えてやる必要がありそうだ。


 宿泊している建物を出てからおよそ10分程度歩き、例の転移装置が……何やら仰々しい飾り付けが施された社、あたかも神殿のようになっているではないか……



「何これ? めっちゃ気合入った祀り方してんじゃん」


「えっとね、元々は普通に雨風避けだけするつもりだったんだけど、そこの精霊さんがどうしてもこうじゃないとヤダって、それで温泉施設の工事も遅れちゃって……」


「ほう、全ては精霊様のわがままが原因か」


「あら、このぐらいなら5分で終わるはずよ、このせいで他の工事が遅れたなんて、無能の言い訳以外の何ものでもないわ」


「で、精霊様が1人でこれを造り上げたらどのぐらい時間が掛かるんだ?」


「……3ヶ月ぐらいかしらね」


「ダメじゃん」



 精霊様は1週間供物10%減の処分とし、改めてその神殿に向き直る。

 檜で出来た扉をご開帳すると、中には御神体よろしく、転移装置が鎮座していた。


 何だか滅茶苦茶なことになってしまったのだが、『作戦の要である転移装置を丁重に扱う』という観点からはプラスの結果をもたらしたといえよう。


 罰のついでに、精霊様の力を使って良くわからないご都合主義なバリアも張らせておいた。


 これでここの守りは完璧だ、俺達がこれを利用していることを敵が察し、破壊しに来たとしても、神殿の制なる効果と精霊様のバリアの力で、そう簡単にはどうにかならない次元の堅固さを得たのだ。


 と、転移装置の横に、何やら両替機のような箱が用意されている。

 コインを入れる場所も見受けられるし、これは一体どういった目的で設置されているのであろうか?



「なぁ、これも精霊様の指示で設置したのか?」


「そ……そうよ、使用料を1回鉄貨幣3枚にしようと思って……」



 またわけのわからないところで金儲けを企んでいたようだ、しかしいつの間にそんな指令を出し、実行に移させていたというのだ、本当に油断も隙もない。


 しかし転移装置を使う度に、つまり西の四天王城近くの魔族領域へ行く度に、鉄貨を3枚も支払わなければならないというのは厄介だ。


 まぁ、その辺りは精霊様も上手く設定して俺達だけは……いや、微妙に怪しいな……



「おい精霊様、もちろん俺達はタダで使えるんだよな?」


「あ……そ、それはそうよっ、でもね、ちょっと違うというか……」


「結局どっちなんだ?」


「まぁタダといえばタダよ、有料だけど実質タダみたいなもの、タダとは言わないけどタダ同然の良心的な価格設定で、タダかタダじゃないかと言われると……」



 言を左右にするどころか、前後にも上下にも、VRさながら自在に動き回らせる精霊様。

 これは本人に聞いても無駄であろう、こういう装置に大変詳しいエリナ先生の鑑定に期待だ。



「おいエリナ、ちょっと見てやってくれ」


「う~ん、何人もちゃんとお金を入れないと動かないようになっていますね、あ、でも『勇者割』の機能が付いていますよ」


「ほう、勇者たる俺様は割引なのか」


「いえ、鉄貨5枚だから割増ですね、あと深夜も割増料金になるよう自動設定されていますよ、あと馬車での乗車賃は一律銅貨5枚です」


「……なぁ精霊様、なかなか強気の値段設定じゃねぇか、ちょっと向こうの、皆から絶対に見えないところで価格交渉でもしようや」


「うぅっ……この機能は取り外すわ……だから許して……」


「ダメ、今日から1ヶ月間、酒を含む供物は8割引だ、最初の1週間は9割引になるからな」


「いやぁぁぁっ! この世の終わりよっ!」



 大騒ぎする精霊様はガン無視して、作業員達に装置を撤去させる。

 この集金装置は他で使うから取っておくこととしよう。


 しかし何に使うか、うむ、ドライブスルー専門店を食券方式にするのも良いかも知れないな。

 コインパーキングの料金箱みたいなのを作って先にオーダーを……ダメだ、その技術はこの世界に存在しない……



「さてと、ちょうどカイヤが作った瘴気避けの薬も持って来ているし、転移装置の先へ行ってみないか?」


「ちょっと待ってよ勇者様、何のため食糧とか、予備の魔法薬とかを持って行った方が良いわ、向こうで何があるかわからないわよ」



 相談の結果、ある程度の装備を整え、食事を取ってから出発することとした。

 今回は馬車は持って行かない、転位先の安全を確保してから、改めて本格的な侵攻を開始するのだ。


 一旦宿泊している勇者ハウスウエストに戻り、提供された食事を頂く。

 次の案内係は丙にしよう、暇そうだし、丁よりも幾分か頭が良さそうだ。


 ちょうどエリナも居るのだし、アイリスの護衛は任せて、戦えるメンバーだけで転移装置の先へ行くこととしよう。


 食後、小休止を取ってから再び転移装置へと向かう、装備も整え、食糧や魔法薬も十分。

 何かあったとしても3日以上は平気な状態である、さて、いよいよ西の魔族領域へ突入だ……



 ※※※



 村の転移装置を、もちろん無償で利用し、光に包まれた先で目を開ける。

 特に変わった様子はないが、少なくとも先程まで居た村ではない。


 周囲には奇妙な植物を育てている畑のようなもの、案山子もしっかり……アレは生きているのか……

 とにかく俺の知っている『人族』の住環境とはまるで違う、魔族領域に入っているのは確かだ。


 しかし田舎である、畑だらけで人影はなく、周囲は全て山、道も農道ばかりである。

 もちろん人影はなく、あるのは魔物の気配のみ、こちらは凄まじい数だな。


 と、ルビアが何かを発見したようだ、必死に手を伸ばし、遠くに見える山の切れ目を指差している……



「見て下さいご主人様、向こうに大きな建物がありますよ」


「本当だ、田舎だし、やべぇ宗教団体の施設とかじゃないのか? 近付くと末代まで勧誘されるぞ」


「いえ、アレがあの拠点を作る作業員を派遣している会社です」


「何だよ、普通に敵の施設じゃねぇか、だが今のところは潰さない方が良いな、工事が終わり次第作業員は虐殺、転移して来てあの会社本体も殲滅だ」


「なんと恐ろしいことを……」



 あれだけの低賃金で魔族を使っているのだ、きっとあの会社の内部留保は凄まじいことになっているに違いない。

 もし経営者に金が流れていたとしても、そいつを殺せば全て俺達のものだ、期待に胸が膨らむぜ。


 と、そこで道沿いにあった畑の土が一斉に盛り上がる、魔物の群れが出現したようだ。

 総勢50体といったところか、強くはないが気持ち悪い容姿の魔物である。


 頭はモグラで体はミミズ、全長5m前後のバケモノ、確実にヌメヌメしているゆえ、触りたいとは思わない。

 ここは魔法で……と思いきや、既にユリナが全てを焼き払っていた、こういうのはキモいから嫌いだそうな。



「何なのですの今のキモいのは? あのビジュアルで、しかも群れで登場するなんて反則ですわ」


「そう言われましても、ここは西の魔族領域でも中心に近いんです、強い瘴気で強化された魔物が、群れを成して襲い掛かることから、通称『群魔圏ぐんまけん』と呼ばれているんです」


「グンマケン……」


「ちなみに四天王城の近くはこういった魔物の侵入を防ぐため、イバラを巻き付けた木を乱立させています、ですので容易に前進出来ませんよ」


「ちなみにそのエリアは何て呼ばれているんだ?」


茨木圏いばらきけんです」


「ですよねーっ、なんか違和感あるけどですよねーっ」



 意味不明なエリア分けはさておき、四天王城の近くがイバラを巻き付けた木々に覆われているというのは厄介だ。

 その手前には魔物も多いわけだし、これは本当に『徹底した安全確保』が先になりそうである。


 まずはこの付近に居る魔物の群れを掃討、さらに四天王城の周りに設置されたイバラの木を焼き払うか伐採するか、その辺りが俺達に出来る『安全確保』の手法だ。


 しかしこの人数でそれをやっていくとなると、恐ろしいまでの時間と労力を費やすことになる。

 それこそ四天王を討伐する前に疲れ切ってしまう、或いは肉体労働の積み重ねで全員ムッキムキになってしまう。


 それでは拙い、俺は別に構わないのだが、さすがに女子ばかりである他のメンバーにとって、ムッキムキのゴリマッチョ化は許容範囲外であろう。


 となると他から作業員を雇って……何だ、簡単な話ではないか、村の建設をしている連中を、そのまま配置換えしてそちらに充てれば良いのだ。


 まずは拠点村、特に温泉施設を完成させるのが先決だが、本来であればそれが終わった段階で処刑するはずの作業員を、脅迫するなどしてこちらの作業に従事させる。


 もちろんこちらも完了した暁には、改めて全員を残虐な方法で始末するのは確定事項。


 いくら派遣やバイトとはいえ、魔王軍に与した、そして可愛い女の子ではないという2つの条件合致する者は、ほぼ例外なく討伐の対象となるためだ。

 これは無益な殺人ではなく、正義の執行なのである。



「とりあえずさ、拠点村の工事が終わり次第、あそこに見えている建物を急襲して、中身を全部磨り潰すだろ、そしたら次は作業員を脅す」


「あんた達の雇い主は全員無様に泣き叫び、命乞いをしながら死んだ、同じようになりたくなかったら言うことを聞けって感じ?」


「そうだ、可能であれば死体をいくつか持って来て、目の前で晒し者にしてやるんだ、いや、生け捕りにしてその場で惨殺するのもアリかもだな、その方が『映える』わけだし……」



 ということで作戦は決した、一旦転移装置で村へ戻り、温泉施設の工事に発破を掛けるなどしておこう……



 ※※※



「ほら精霊様、今日の『餌』だぞ、有り難く食べるんだ」


「あ、ありがとう、神棚に供えるみたいな器で大変嬉しいわ、出来ればお神酒も……」


「おっとすまん、この『消毒用アルコール』を飲むと良い」


「……謝るからそろそろ許してよっ!」



 転移装置で村へ帰ると既に夕方、温泉施設の建設現場を見に行くのは翌日ということにして、ハウスにて夕食とする。


 調子に乗って転移装置に悪戯をした精霊様を罰し、反省させることに成功した。

 よって供物の支給減は取りやめ、正座3時間と掃除1週間の刑で手を打つことに決める。


 早速正座した精霊様にまともな食事と酒を提供し、転移装置の先での安全確保に関して、具体的にどのような感じでやっていくべきなのかについての作戦会議を始めた……



「作業のさせ方とか、その他の事項について具体的な案がある者は……じゃあジェシカ監督官、発言をどうぞ」


「う~む、やる気を持続させるための措置を講じておくべきだと思うぞ、例えば報酬を提示するとか」


「ジェシカ、あの連中に報酬なんか提示しても無駄ですわ、だって今から一度裏切るんですもの、ここの工事を終えた報酬を渡さずに、その次の作業では報酬を渡すと言っても、信じる馬鹿は居ませんわよ」


「確かにユリナの言う通りだ、まぁ、あの馬鹿そうな奴等ならどうかとは思うが……とはいえ恐怖で支配する方が効率的だろうな……」



 その後、作業員共にいかなる方法で恐怖を与えていくのかについて考えていく。


 結論としては、転移装置の先の街道沿いに、今日見た建物、つまり奴等を派遣している会社の従業員を、等間隔で串刺しにして飾っておくという方法を取ることに決定した。


 真面目に作業を続けないと、もし万が一1秒でもサボると、というかまともにやっていても目を付けられると、自分も同じ目に遭うということを知らしめるのだ。



「ねぇ、ちょっと良い?」


「どうしたマーサ、ニンジンが足りないなら食糧庫から取って来るんだ」


「あ、わーい……じゃなくてさ、その脅しって、別に明日からでも使えそうじゃない? 全然仕事してない奴も居るみたいだし、そいつをザクッとさ……」


「なるほど、現場で何人かそうしてしまえば、それを見た奴は恐怖に駆られて必死で働くだろうな、よし、ちょっと明日やってみよう」



 働きアリの中に紛れ込んだ働かないアリ、それを現場で見つけ出し、そういう奴がどういう目に遭うのかの見本を作ることで、温泉施設の建設もスピードアップするに違いない。


 マーサの案を採用することに決めた俺達は、その後もしばらく食事をしながら酒を飲み、ハウスに設置された温泉に浸かったうえで就寝した……



 ※※※



 翌朝、作戦を決行するために温泉施設へ向かった俺達が見たのは、ほぼほぼ完成した状態の建物と、緑豊かなその施設の庭であった。



「おぉっ、良く見ればもう8割方完成してるじゃないか、あとは内装だけって感じか?」


「ええ、温泉自体はもう十分ですので、施設各所の仕上げをして、湯船にお湯を引き込むだけです、溜まるまでは時間が掛かると思いますが、それはただ待つだけですからね」



 スパリゾート、そう呼称するのが最もしっくりくるその施設では、未だに数百人の下級、中級魔族作業員共がせっせと働いていた、もちろんありえない低賃金で。


 そして、中にはサボっている奴も居る、連日の作業に疲れ果てて居眠りをする者、『食べられる草』を他者のそれとトレードしている者、空腹に耐えかねて発狂し、土を貪り食う者などだ。


 つまりこの場で生贄となる者は選び放題より取り見取り、このまま適当に選別して串刺しにしても良いのだが、念のため『まだ働く気がある奴』を選別するため、忠告だけはすることとしよう……



「おいそこのお前らぁぁぁっ! 誰の許可を得て休憩してやがんだっ! さっさと作業に戻りやがれっ!」


『ぐぇぇぇっ……そんなこと言ったって腹が……』

『パ○ラッシュ、僕もう疲れたよ、働いたら負けだよ……』


「馬鹿野朗共がっ! 空腹はまやかしだっ! 労働は喜びだっ! 働いたら勝ちなんだよっ!」


『おぉっ! そうなのかっ! 俺は休まず働くぞっ!』

『俺もだ、倒れて死んで、土に還るまで働いてやるっ!』



 コロッと騙されやがった、次々に立ち上がり、作業に戻って行く……本当に馬鹿な連中だな……


 ちなみにここでは、人をして過労で死ぬまで働かせ、そこから生じる利潤のみを搾取した者が真の勝利者であることは黙っておく、それが正義ではないためだ。


 で、これでも働かずに残っているのは……既に過労と空腹で人の心を失った連中か……


 本来であればここまで行く前に保護されるべき者共、この世界と、それから俺の居た世界の、さらに俺の居た国ではそうもいかない。


 この状態になるまで扱き使われ、最後はゴミのように捨てられる、その間に得られるのは健康被害と、『やりがい』という名の目に見えない、価値の見出せない何かだけなのである。


 と、思わずこの連中に同情してしまいそうになったが、目の前に居るのは全て敵、魔王軍に与した経歴を持つクズ共だ。


 何の慈悲も与える必要はない、しかも俺の支配下に入ってなお、働きもせずにこんな所でグダグダしているのである。


 これは万死に値するどころの騒ぎではない、早速見せしめを始めていくこととしよう。



「よっしゃ、じゃあこの働く気力のないクズ共を串刺しにしていこうぜ、『1秒でも手を止めるとこうなります』という看板も設置しておくんだ」


「あ、あのっ、その……」


「何だ丙、文句があるのか?」


「さすがにこれはやりすぎでは……」


「黙れようっせぇな、もう俺様がここの経営者なんだよ、下っ端共をどのように扱おうが、それは俺様の自由裁量だ、誰にも文句は言わせねぇ」


「うぅっ、どうかこの者にとびっきりの神罰を……」



 魔族の癖に神に祈りを捧げる輩が多すぎるとは思うのだが、それは無視し、気を取り直して見せしめを開始しよう。

 杭を持った精霊様をけしかけ、その辺に転がったり、無表情で項垂れている連中を次々に串刺しにしていく。



『がぁぁぁっ!』

『ほげぇぇぇっ!』


「ぎゃははっ、ざまぁみやがれ! 来世は魔王軍と関係ない、善良な虫けらに生まれ変わるんだなっ!」



 この作戦は功を奏し、3日後には立派な温泉施設が完成した。

 テープカットなどの儀式は省略し、すぐに観光客を迎え入れる準備を始めよう。


 もちろんこの地域、つまりモフモフ自治州だか何だかと新たに名付けられた州の中心にある巨大な温泉郷、それとの差別化は図らねばならない。


 まぁ、それは後で考えるとして、今はここの作業員を、更なる恐怖で縛り付け、転移装置の先の安全を確保する作業に従事させることを考える必要がある。


 まずは俺達が行って、山間に見えた建物の中に巣食う、この馬鹿共から搾取している連中をどうにかして、新たな見せしめとしてやることとしよう……

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