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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第八章 魔法は少しかじった程度です
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37 闘技場のエース

「そこまでっ!時間一杯です!」


砂時計を持ったマリエルがそう告げる。


「また引き分けかよっ!」

「あんた達いい加減に決着しなさいよ!」

「そうよ、もう6連続で引き分けだわ!」


ゾンビとの戦いを見て以来、ミラとジェシカの実力が拮抗しているということがわかってきた。

ステータスはミラの方が高い、しかしそれに関わらず、技術で上を行く貴族のジェシカがちょうど互角の戦いを見せてくれるのだ。


で、今ので6回連続の引き分けと…

瓶の中に供託となった銅貨が貯まっていく、次に勝った方に賭けていた者がこれを山分けできるわけだが、こうも決着しないと銅貨だけでなく皆のイライラも溜まっていくのである。


「ジェシカちゃん、ダメですよさっきの大振りは回避しないと!」


無茶を言う狼がいる、あなたとは体のサイズが違うのですよ。


「どうしよう、次もジェシカちゃんに賭けようかしら…」


妹が負ける方に賭けている姉が居る、全くのクズだな。


「サリナ、こうなったら魔法で惑わせてどちらかを負かすのよ。」


不正行為を企む悪魔が居る、堂々とイカサマしかねない危険な奴だ。


ちなみにリリィは全く興味が無い、精霊様はギャンブルは好きだがもっとレートが高くないと参加して来ない。

今は2人で温泉に浸かっている。


「あのご主人様、1つ提案があるのですが…」


「ハイ何でしょう、ルビア博徒!」


「皆で闘技場に行って本物の剣闘試合に賭けませんか?」


「お、良いわねルビアちゃん、剣闘試合は人も死ぬから大好きよ!」


突然現れた精霊様が乗ってきた、これで行かないなどと言ったら屋敷を更地にされてしまう。


「わかった、今日はもう終わってるかもだから明日行ってみることにしようか。」


ようやく呼吸が整ってきたミラとジェシカにタオルを渡し、風呂の準備をするように伝える。

夕飯は出来合いの物を買って来よう、ミラも疲れているだろうから料理させるのは悪い。


全員で風呂に入りながら、明日行こうと思っている剣闘試合の話をする。


「今王都で一番人気の剣闘士は、確かケン=ズイシーとか言う名前だったわね。」


剣闘士が遣唐使ではなく遣隋使なのか?早速わからなくなってきた。


「その何とかってのは俺達より強いのか?」


「勇者様、さすがにそれは無いと思いますよ、ただ本気で殺し合うから面白いというだけです。」


マリエルが表情を変えずに恐ろしいことを言う、この子は頭の配線がどこか逆になったりしていないか?


「まぁ、雰囲気的には前に私が参加させられた魔獣の試合とそう変わらないわよ、人間が1対1で戦うってだけ、死んだ方が負けよ。」


「そうなのか、私の国とは少し違うようだな。帝国の闘技場は降参も認められていたぞ。」


「いえジェシカさん、わが国の闘技場にも降参の制度はあります、ほぼ認められないというだけで…」


「そういえばセラはライトドラゴンの族長に負けて、無様な芸をして許してもらったんだよな。」


「嫌な事を思い出させてくれるわね…」


「とにかく明日は闘技場に行って、皆で賭け事をしましょう。王女の名において良い席を用意すると誓いますよ。」


寝る前に、セラにどうしてもとお願いしてもう一度魔獣の真似をして貰った、やっぱ無様だわ。



※※※



「なぁマリエル、ここって貴族専用の部屋じゃないのか?」


以前通されたお金持ち用のVIPルームよりもさらに格調高い部屋である。

カーペットとか敷いてあるんですが…


「大丈夫ですよ勇者パーティーなんですから、王宮じゃないから奴隷の子も入ることが出来ます。」


なら良いか、とりあえず真ん中の大きいソファに陣取り、セラとルビアを両隣にする、カレンは抱っこだ。

リリィは地べたに座り、精霊様は浮かんでいる。

他も各々好きな場所に着席した。


「選手が入場したら賭けを始めます、まだ時間があるのでしばらくお待ちくださいね。」


ちなみにこの世界では、銀貨以上の金額で賭け事をするためには必ず公営の場所でチップを購入して行わなくてはならないとのこと。その辺で勝手に賭博して良いのは銅貨までだ。

そしてもちろん、購入した銀貨1枚分のチップを換金して還ってくるのは銅貨9枚と、等価交換ではない。

そう簡単にギャンブルで儲けられないようにしているのだ。




「ちょっと寒いですね、石造りは冷たいです。」


試合開始を待っている間にそう言ったミラが歩み寄ってきて、カレンをひょいと掴んで連れて行ってしまった。

仕方が無いのでセラを抱っこに切り替え、マーサを隣に呼んだ、ついでにジェシカに肩を揉ませる。

ようやく試合が始まるようだ…


選手入場と同時に、係員がどちらにベットするのかを聞きにやって来た。

選手の一方は暗殺者風、もう一方はゴリゴリのおっさんだ。

ステータスを見るまでもない、俺は暗殺者風に賭ける。


そんな俺を見て、後ろでジェシカが失笑した。


「主殿はあんなナヨナヨに賭けるのか?」


「そうだぞ、ジェシカはゴリゴリのおっさんに賭けるのか?ああいうのがタイプなのか?」


「違うわっ!でもあっちの方が強いのは確かだろう、ここはカレン殿を一晩独占できる権利を賭けて勝負しようではないか。」


「わかった、なら俺が賭けた方が勝ったらお前が今履いているズボンを没収する。」


「グッ!卑劣な…まぁ良いだろう、それでいこう。」


暗殺者風に賭けたのは俺とミラ、そしてカレンの3人、他はどう見ても強そうなゴリゴリに賭けていた。

ゴリゴリは余裕の表情をしているのに対し、暗殺者風は冷静に相手を観察している。

この時点でどちらが勝つかわかりそうなものなのだが…


試合が始まる、もう明らかに動きが違う、ゴリゴリの攻撃が当たるとは思えないのである。

既にジェシカは諦めたようだ、ズボンを脱いで渡してきた。


「参りました、お納めください。」


「うむ、これは帰りまで預かっておこう。」


試合はすぐに決着した、暗殺者風の両手に握られた短剣がゴリゴリの首を捉えたことが決まり手となった。

カレンがラストアタックとして好んで使うのと同じ手法である。


「あんなのが勝つとは思わなかったわ、私もスカートを没収して良いわよ。」


セラ、ルビア、マーサの3人も自主的にスカートを渡してきた。

マリエルも渡そうとしていたが、次に係員が入ってきたときに王女がパンツ丸出しだと事件になりかねない、止めておいた。


第2試合は剣士風とアマゾネス、華麗な技で勝利を収めたアマゾネスが大喜びしている。


「マリエル、あの女は何であんなに喜んでいるんだ?」


「あの個室を見てください、貴族家が『買い』の札を上げています。あの選手が欲しいということですね。」


剣闘士奴隷から貴族の護衛に転職が決まったということか、それは嬉しいであろう。


そして今回は負けてしまった、勝ったルビアとジェシカにスカートとズボンをそれぞれ返却する。

俺が賭けるのを見てそれに合わせたセラとマーサは2連敗である、連勝中のミラとカレンに上着を奪われ、完全に肌着だけの状態になってしまった。

この2人はもう賭ける物が無い…


ユリナとサリナはどちらも一勝一敗、ただお互いのスカートを交換しただけである。

そして、連敗の精霊様の機嫌が悪くなってきた、怒らせると王都が無くなってしまう、さすがに次は勝って欲しい。


第3試合、第4試合と続いた。

全敗のセラはお尻丸出しでミラにマッサージしている、ちなみにパンツは俺が取り上げた、今は頭に被っている。

精霊様はここで連勝してくれたので機嫌が戻った、王都の消滅は回避されたのである。


『続いて本日の最終試合、第5試合に移らせていただきます!』


観客席からひときわ大きな歓声が上がる、王都闘技場のエース剣闘士、ケン=ズイシーの登場である。

ステータスも申し分ない、この勇者パーティーに入ってもしばらく鍛えれば使えるかも知れない程だ。

だが何か汚らしいから要らない、野郎だしな。


もう一人の選手は…子どもである、10歳ぐらいの男子だ、良いのかそんなの出して?

なぜかマリエルが呆れている。


「インテリノじゃない、何をやっているのかしらあの子は…」


「マリエル、もしかして知り合いなのか?剣闘士奴隷と?」


「ええ、あの子は弟です、9歳の第一王子なのですがすぐにこういう事をするんです。」


本当だ、名前に国名が入っている、何を考えているんだこの国の王族は…

ここまで俺が見た王族はあの子も含めて3人、大馬鹿者の国王と犯罪者のマリエル、そして剣闘士ごっこをしているあの第一王子である、名前はインテリノか。


「ご主人様っ!あの子、相当できますよ!」


カレンが興奮している、確かにステータスも9歳とは思えない高さである、駄王やマリエルの血族とは思えない程の知能も持っている。

そしてカレンが見て強いと思うということは、相当な戦闘技術も持っているのであろう。


「姉さま見て、あの子スキルが2つあるわ、人族なのに珍しいわね。」


サリナもひとつ気が付いたようだ、そう、インテリの第一王子はスキル2つ持ちである。

しかも剣技と火の魔法だ、ルビアみたいに片方が変態スキルという訳ではない。


コイツは女神が駄王やマリエルに行くはずだった良い部分を凝縮させて作ったサイボーグではなかろうか?


試合が始まる…


先に掛かって行ったのはズイシーである、かなりのスピードで剣を振るう。

しかしそれが奴の最後の行動となった、闘技場のエース剣闘士は一瞬にしてサイコロステーキ状に切り刻まれ、その肉片は全て燃え尽きて灰となり、どこかへ舞っていった。

よく見るとインテリノ第一王子の剣は炎を纏っている、剣と魔法を組み合わせて戦ったようだ。


「おいマリエル、あいつ超強くないか?」


「ええ、何かおかしいんですよあの子は、本当に私やお父様と血が繋がっているのでしょうか?顔が似ているだけかも知れません…」


恐ろしい奴を知ってしまった、まだ戦争に出たりする年齢ではないのだろうが、それゆえこんな所で馬鹿な遊びをしているのであろう。


それと配当金がすんごい!第一王子に賭けたのは俺達を除いてほとんど居なかったようである、当たり前か…

マリエルによる王子だとの情報提供があったため、若干不正気味な感じだが、それを規制する法律は無いはずだ、有難く大金を頂いておこう。賭け事に興味が無かったリリィもここで初めて賭けたのが大きい。


皆で凄かったな、などと言いながら帰り支度をする、おっと、セラのパンツを被ったままであった。

ポケットにしまっておこう、4敗もしたお馬鹿はノーパンで帰るべきなのだ。


とにかく儲かった、屋敷に帰ろう…



※※※



「勇者様、そろそろパンツを返して欲しいわ…」


「ダメだな、4敗したのはお前だけだ、罰としてパンツは風呂上りまで禁止だ。どうしても寒いというのなら俺のを代わりに貸し出そう。」


「わかったわ、じゃあ今日は早くお風呂に入りましょう。」


風呂は食後だ馬鹿め、それまでノーパンライフを満喫するが良い。


「ご主人様、後輩のジェシカちゃんが負け越しています、情けない限りです!」


「ハハハッ!済まないなカレン殿、ダメな後輩で。ほら、ズボンを没収してくれ。」


「ジェシカちゃん、この程度で済むと思ったら大間違いですよ!」


「そうか、怖い先輩だなカレン殿は、ならば後で尻を叩いて貰おうかな?」


負け越したのはこの2人以外にルビア、マーサ、サリナの3人が居る、全員罰としてスカート没収の刑となった。

ただ、スカートまたはズボンを取り上げられた4人は見えても大丈夫なパンツであったため、効果は限定的である。

恥ずかしいのはパンツを没収されたセラのみ、皆にスカートを捲られまくっている。



ようやく風呂の時間、やはり寒かったのであろう、5人は足早に湯船へと向かった。


「ああぁ~、温かい、全く足が凍ってしまうかと思いましたよ、スカートを取り上げるなんてやはり悪魔の所業です。」


リアル悪魔が何やら言っている。


「サリナ、そんな格好はしてはいけないわ、しっかり足を揃えて座りなさい、ただでさえ裸なんですから。」


「ごめんなさい姉さま、そんなことよりも今日のあの子、凄かったですわね、マリエルちゃんの弟というのも驚きでした。」


「全くあの子は、あんなことをして恥ずかしいと思わないのかしら…」


お前が言うな、どうしても言うなら鏡の前で言え。


「マリエルちゃん、あの子は王宮に居るんですよね?王宮に突っ込めば戦えるんですよね?」


コイツ、王宮を襲撃するつもりだ、明日からはカレン容疑者と呼ぶこととしよう。


しかしあれほどの才能を放っておくのはもったいない。

軍隊とかは年齢制限があるかも知れないが、勇者の仲間であれば特に問題は無い、もちろん子どもでも野郎である限りパーティーには入れないが。

ゴンザレスや貴族家の2人みたいなポジションなら大歓迎である。


「なぁマリエル、今度あのインテリノ第一王子をここに招待できないか?」


「そうですね、今日もそうだと思いますが、同じようにお休みの日があれば来てくれるとは思います、あの子は毎日8時間勉強で4時間戦闘訓練ですから。」


「9歳だろ?虐待だろそれ…」


「ええ、私もこんな感じで、妹の第二王女も酷いので、結果的にあの子に期待が集中してしまっているようで…」


「まて、第二王女も居るのか?やっぱり馬鹿なのか?」


「第二王女は私よりも酷いです、この間も夜中に学院の窓ガラスを全部割ったとか、駆け付けた憲兵に根性焼きを入れたとか、あとスカートが長くて奇妙な髪型でいつもふらふらと歩いています。」


この世界は全体的に中世っぽい感じである、しかしヤンキーだけは昭和後期から平成初期ぐらいの水準まで来ているらしい…


「王家も大変なんだな、じゃあ今度時間があるときに来てくれるよう打診しておいてくれ。」


「わかりました、何とか時間を空けさせましょう。」


協力してくれると良いな…



※※※



「さて、今日の稼ぎを分配しようではないか!トータルのプラスは金貨7枚と銀貨9枚であるぞ!銅貨もあったが今日の夕飯で使った。」


今日の賭けはすべてパーティー資金で行っていた、これからその儲け分のみを個人の資金として分配しようというのである。


「ハイッ!私は全勝です!」


「うむ、カレンは素晴らしい、金貨2枚ということで皆良いかな?」


もちろん異議は出ない、確実に選手の実力を見切り、迷うことなく賭けていたのである。

この観察眼は戦闘でも役に立つであろう。


「次に4勝のミラには金貨1枚と銀貨5枚だ、3勝の俺と精霊様、マリエル、ユリナには金貨1枚としよう。」

「残りの銀貨4枚は1回だけ賭けたリリィの参加賞だ。」


これで全部の儲けが分配された、後は負け越し組の処分である。


「え~、誠に残念なことに、この中に何と負け越してしまった人が5人も居ます!まず3敗の方はお立ち下さい。」


ルビア、マーサ、サリナ、ジェシカが立ち上がる。

4人共ニヤニヤしている、しょうもないイベントだと思っているのであろう。

その通りです。


「では4人には明日、この屋敷の全ての部屋を掃除していただきます、隠されたエッチな本を見つけた場合には報告するように。」

「次、4敗の大馬鹿者、立ちませい!」


セラが自信満々で立ち上がる、一切誇れることは無いのだが?


「この者には1週間の便所掃除当番を申し付ける、何か反論は?」


「ありません、むしろ光栄です!便所掃除をするために生まれてきました!」


「それではこれにて分配金の授与と敗者の処分を終わります、敗者に個別に何かしたい場合は今のうちにしておいてください。」


精霊様が速攻でマーサを揉み始めた、速い!

ミラがセラを引き摺って出て行く、全体の儲けを減らしたことにご立腹のようである。

ユリナがサリナの尻尾を自分の尻尾で押さえつけている、マウントポジションらしい…


「ご主人様、今日は向こうの部屋でジェシカちゃんと寝ても良いですか?一晩賭けて指導してやります!」


「ああ構わんぞ、最初に調子のよいことを言っておきながら結局3敗もしたんだ、叩きのめしてやれ!」


カレンと、メロメロになったジェシカが出て行く、ジェシカの念願は思わぬ形で成就したようだ。

精霊様に揉まれるマーサがやかましいので、俺とルビアも別の部屋で寝ることとした。


罰としてパンツを没収してやろうかと思ったが、よく考えたらルビアは元々寝るときは全裸である。

あと没収出来そうなのはあなたの心ぐらいであるが、そんなとんでもないものはとっくに盗んで行きました。


「ご主人様、今日は私から言い出したのに負けてしまって、大変申し訳御座いませんでした。」


「うむ、一番痛い鞭で処刑してやろうぞ。」


「ではこれをどうぞ、最高品質の逸品です。」


正直いつもその辺に転がっているのとの違いがわからない。

きっと中身は一緒で値段だけが違うタイプの高級品なのであろう。


「ところでルビア、闘技場にはこれまで行ったことがあったのか?」


「ええ、昔からお母さんに連れて行かれていましたから。」


「シルビアさんもなかなかしょうがないことをするな…」


「そうでもありませんよ、悪い事をしたりするとああやって戦わされる、というのを子どもに見せるために連れて行く親は結構多いんです。」


「そうなのか、俺の居た世界とはやはりどこか違うな。」


ルビアを打ちのめしながら話をする、良くこの状態で普通に会話出来るものだ…


今日は1日中闘技場に居たわけだが、面白い発見をしてしまった。

あのインテリノ第一王子である。

上手く行けばあの王子はこれから先の冒険で大きな戦力となってくれるであろう。

少なくとも、敵対することだけは無いように心がけたい…

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