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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第八章 神殺しの怪人
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374 鬱陶しい連中には鬱陶しい連中を

『勇者はやめろ~っ!』

『勇者は美しい王都から退去しろ~っ!』

『勇者は有り金全部置いてこの世界から消えろ~っ!』


「あ~、また鬱陶しい連中が集ってやがんな、ユリナ、適当に2人か3人焼き殺すんだ」


「はいですの、じゃあアイツとアイツと……」



 王宮前広場から西門まで、バンパーだのデコイだの、あと馬糞まぐそとバナナの皮もばら撒いたか。

 とにかくそれに抗議する……というわけではなく単に俺達を糾弾したいだけの連中が屋敷の前に集っている。


 最近やけに多いような気がするな、また魔王軍の入れ知恵か、それともこういうやり方が相手に与えるダメージの大きさに気付いた連中が勝手にやっているのか。


 とにかく近所迷惑なのでさっさと地獄に落ちるなどして消えて欲しいところだ。


 まぁ、この程度のことは頻繁にあり、近所の人も特に気にしてはいないのだが、やはり屋敷の前で罵詈雑言を吐かれる、しかもそれが王都の住民ではなく、外部から勝手に入って来ただけの連中なのだから気分が悪い。


 しかも大半の奴はサクラ、一定の時間になると抗議活動部隊は解散し、リーダー格と思しき数人が、その他大勢に対して茶封筒に入った日当を渡している。


 そんな情景を、俺達はもう何度も目にして……今日もみたいだな……



「ぎぃぇぇぇっ! あつっ、燃えあつっ!」


「いやぁぁぁっ! なんてことをするザマスッ!? 若き同士が真っ黒焦げにっ!」



「金で雇っておいて何が同士だよ……」



 1人の若者が変なババァから金を受け取って帰ろうとしたところに、ユリナの放った火魔法が炸裂する。

 炎上する若者、屋敷とは反対の方向へ逃げて行ったようで、これに関しては大変助かっております。


 ついでに2人、ユリナは狙いを定めて炎上させる、殺すのは『不当なデモ』の主たる構成員ではない。

 サクラとして雇われている馬鹿から適当に選別し、見せしめとして残虐処刑するのだ。


 金が貰えるからとおかしなデモに参加すると、いつかはこのような目に遭い、悶え苦しみながら死ぬ。

 それを知らしめることにより、徐々にこの『勇者辞任要求市民団体(王都民とは言っていない)』が相手にされなくなっていくのだ。


 しかしこいつら、いつまで経っても心も資金も折れないのだな……いや、心が折れないのは勇者パーティーが心底嫌いならわかることだが、資金が折れないのはどうしてだ?


 こいつらの後ろ、どこかに巨大なスポンサーが居る、そう考えるのが妥当ではないか。

 もちろんそれが何者なのかはわからないが、ひとつ言えるのはその資金が無尽蔵であるということ。


 つまりこの鬱陶しい集団は、実質的な永久機関のようなものなのだ。

 そのスポンサーに愛想を尽かれない限りは、何があっても止まるということをしない。


 で、ここで考えてみよう、今俺達が相対しているのはこの連中ではない、『力を与える』という名目ではあるが、その実大変危険でメリットなどない、まるで麻薬のような存在であるスキルカードを販売し、資金を得たい法人28号。


 逆に、力はないものの、俺達に対抗するために徒党を組んで嫌がらせを繰り返す『市民団体』、もちろんここにはサクラを雇うぐらいの金はある。


 ではこの『市民団体』が『力を得る』ことが出来るかも知れないという状況になった場合はどうか?

 間違いなくそこに金を注ぎ込む、そして『力』の販売側も大変にハッスルを発するはずだ。


 これは案外使えるかも知れないぞ、法人28号と、それからこのクズ団体をマッチングして、そのWin-Winの関係のど真ん中に、破壊をもたらす巨大なハンマーを打ち込んでやろう。


 近所の人が呼んでくれたと思しき憲兵が到着すると、卑怯者の集団は蜘蛛の子を散らすように解散した。

 遠くから不当だ何だと捨て台詞を吐いているようだが、その声は徐々に聞こえなくなっていく。



「勇者様、もしかして今、アレが使えそうだな、とか思ってない?」


「思っているぞ、さすがはセラだ、俺の考えを読み取るのが素早い」


「……考えることが単純だし、すぐ顔に出るからよ」



 そんなことは言っても、ここまでズバリ正確に『俺が何を考えているのか』を普段から言い当ててくるのはセラだけである、やはり異世界で最初に出会った1人だけはあるな。



 まぁ、とにかく奴らを利用することを王宮に伝えよう、権力を握っている以上、王宮もああいう連中の被害に遭っているのは間違いないし、向こうは独自調査によってその素性などを把握しているはずだ。


 俺達にわかっているのは、奴等が王都民ではないということと、本当に組織的なものに所属して、自分の考えで俺達を排除するための活動をしているのはごく一握りということだけ。


 奴等が王都民でないのは、以前王都が魔将補佐の変な奴に制圧された際に、内部の『周りに流され易い馬鹿』は一掃されたことから判断出来る。


 そして大半の奴がバイトで動員されているだけだということは、先にも述べた『日当』の件も判断材料だ。


 だがここのところ求人広告に『一緒に勇者を滅ぼしましょう!』とか『勇者ハウスの前で奇声を発するだけの簡単なお仕事です』、などといったクソみたいな募集が目立っていることからも判断可能なのである。


 と、そこまではまともな調査をしていない俺達でも容易に把握することが出来ているのだが、やはりそれ以上のこと、特に『何者がバックでスポンサー紛いのことをしているのか』などといったことはわからない。


 しかし今はそれを知ることよりも、奴等を上手く騙し、危険極まりないスキルカードに手を付けるよう誘導するということが急務なのだ。


 王宮ではその話をしなくてはならない、まぁ、総務大臣のことだし、俺の意図はきっちりと汲んでくれるはずである……



 ※※※



「……というわけなんだ、どうにかしてくれ」


「うむ、つまりはあの連中と、おぬしらが仕組んだとバレぬようコンタクトを取り、法人28号の取り扱うスキルカードを大量に発注させたいのじゃな?」


「そうだ、ついでに言うとその取引の現場も押さえたい、金銭の授受が行われる前にスキルカードの引渡しが不能になるように、その場でブツを滅失させるんだ」



 そうなればクソ法人とクソ市民団体の交渉は決裂、クソ法人側が履行不能に陥ったことによって、クソ団体側は契約を解除することとなる。


 で、クソ法人側はどうなるか? スキルカードは失い、その対価も得ていないのだ。

 当然事業の大失敗が確定、とんでもない金額が魔界から請求されるに違いない。


 そのたった一撃の高額請求により、連中がこれまでコツコツと育ててきた資産、つまり法人28号のオリジナルや分体を構成する貨幣であるが、それへの強制執行が一気に行われる。


 これによる衝撃は、ここまで俺達がやってきたようなチマチマしたものとは違う、多くの分体が貨幣となって空に消え、上手くいけばオリジナルが担保にしている『例の玉』に累が及ぶほどのものになるかも知れない。


 もしそこまでとはならなかったとしても、引き続きの妨害を長期間に渡って耐えるだけの資力は残されないはずだ、つまり奴の破滅は時間の問題ということになる。


 俺達の作戦を大幅に進行させるためにも、今回の一発は確実に成功させておきたいところだ……



「う~む、わしら王宮の人間も、ああいうデモ隊紛いの輩には悩まされておっての、ついでにそれが一部でも潰せるというのであれば良い作戦じゃ、じゃがコンタクトを取るとなるとのう……」


「確かにな、まともな奴の中に『知り合いの知り合いがクソ市民団体の構成員』みたいなのが居るとは思えないし、そこへのアクセスが一番の問題かもな」


「そうなのじゃ、奴等のスポンサーは国外の犯罪組織や自由報道教団の残党のようじゃし、下手にこちらから近付くと今度はそれをネタにして騒ぎかねぬ」



 しばらく考えるものの、ああいう連中に顔の聞く知り合いがゼロである以上、俺達に答えは提示されない。

 つまり、誰かを通じて普通にコンタクトを取っていく以外の方法を取らねばならないのだ。



「……勇者よ、ここはやはり『スパイを潜り込ませる作戦』でいくしかないと思うのじゃが、どう思う?」


「スパイって言ってもな、奴等、もし自分達の意見に少しでも同意しない者が、特にスパイなんかが紛れ込んでいると知ったらどうすると思う?」


「それはリンチして殺害するじゃろうな、僅かでも仲間との食い違いがあれば、意見も反論も何も聞かずに集団で襲って殺してしまうような連中じゃしの」


「そう、つまりスパイなんぞ俺の仲間や屋敷その他で使っている人間からは出せない、不死の魔族も含めてだぞ、正体がバレてあんな馬鹿共にいじめられるのはかわいそうだからな」



 収容所に入れてある魔族や犯罪者のデフラ達、それにドライブスルー専門店で働かせているコリンとその他の従業員、さらには最近捕まえて地下牢に放り込んである奴も同様だ。


 いくら敵だの犯罪者だのとはいえ、俺の意思で助命してやった以上はその責任を負っている。

 よって無理矢理に死地へ追いやることは出来ないし、死なないとしてもそれに類する仕打ちを受けかねない場所へは遣れない。


 いつもは鞭で打ち据え、殺すだの何だのと脅してはいるが、俺は正義の勇者様ゆえ、そのあたりの線引きは非常にしっかりしているのだ、つまり心優しい完全無欠の正義ヒーローなのである。




「うむ、そういうことであれば仕方が無いの、では王宮の方で『どうなっても良いマン』を複数用意し、それをスパイとして潜り込ませることとしよう」


「何だ『どうなっても良いマン』ってのは?」


「最近設定した身分での、果物一個程度の万引きなどといった軽犯罪で死刑に処される予定の者から、希望者を募って無報酬で危険な任務に就かせるのじゃよ」


「へぇ~、なかなか良いやり方だな、貴重な人命を大切にしようという気持ちが伝わってくるぞ、もちろん使用後はぶっ殺すんだよな?」


「当たり前じゃ、本人達は死刑免除のつもりにさせておいて、怪我などで使い物にならなくなったら適当に処分してしまう予定でおる」


「なるほどな、じゃあ今回はアレだ、不穏な団体に関与した罪でもう1回死刑宣告してやれば良いんだな」


「その通り、ということで30人から50人程度、おぬしらの屋敷や王宮の前で頻繁に騒いでおる連中に潜り込ませよう」



 早速作戦部隊が組まれる、集められた『どうなっても良いマン』達、というかもう少しセンスのある名称にして欲しいのだが、どうせ今回限りの関わりだ、それに関してはもう指摘しないこととした。


 で、顔も性根も手癖も腐り切ったこの連中にやらせるのは、まずやかましい偽王都民の市民団体に紛れ込むこと。

 奴等もクズなわけだし、こちらの派遣するこのクズ共とはすぐに打ち解けてくれるはずだ。


 紛れ込んだ後、ある程度認められたタイミングで次の行動に出る、といってもそこまでに費やせる時間は2日か3日程度といったごく短期間ではあるが、どうせ馬鹿なので怪しまれたりはしまい。


 そしてその『次の行動』とは、現在法人28号が販売しているスキルカード、勇者を倒す、はたまた革命を起こすためという理由で、それを団体幹部に強くオススメしてやることである。


 もちろん奴等のような馬鹿であっても、路地裏のチンピラよりは賢いはず、危険なアイテムの導入に際し、そう簡単に首を縦には振らないであろう。


 だが、そこでこちらが用意する『偽情報』の登場である、『スキルカードの適合者は100人に1人』などと幹部連中に吹聴し、それを信じ込ませるのだ。


 当然そんな事実は欠片もありはしないのだが、さも王立研究所が用意したかのような資料を偽造し、それをもって上手く騙していくという作戦。


 スキルカードを使う対象は団体が勝手に募集するはずだ、実際に使われるとなるとハンパない数の犠牲者が出てしまうだが、その前に食い止める予定なので問題はない。


 まぁ、上手くいくかは五分五分な気もするが、犯罪者である『どうなっても良いマン』共はそういうのが得意なはずだからな、『more likely than not』といったところか、かなりの大勝負なので表が出て欲しいところだが。



 で、あとはそれを信じ込んだ団体の幹部連中が、法人28号に自ら接近して巨額の取引を持ち掛ける。

 そうなればこちらが疑われることもないし、団体の中身的にもそういうものを購入するのはごく自然なことだ。


 あのクーデタージジィ単発ですら、大量のスキルカードを当たり前のように仕入れていたのだし、今度はさらにとんでもない分量の掛仕入をするはずである……



「それじゃ、すぐに作戦を始めて、クズ同士の取引が行われる兆候があったら連絡してくれ」


「うむ、それまでおぬしはどうするのじゃ?」


「俺は引き続き町で敵の業務を妨害しておくよ、今現在も仲間が行動しているから……やべ、早く戻らないと怒られそうだ。あとは女神に頼んで、神界から魔界へ失敗作のスキルカードが流れるのを完全に黙認させておく、商品の量は多ければ多いほど良いからな」


「わかった、では連絡を待つのじゃ」



 王宮への依頼を済ませた俺は、広場の付近で業務活動、というか敵の活動を妨害する活動をしていた仲間と合流し、夕方までそれに従事する。


 途中から参加した分、危うく俺だけ残業させられるところであったが、セラと精霊様に対する超高速往復土下座お百度参りの末、どうにか皆と一緒に帰宅することが出来たのであった……



 ※※※



 屋敷に帰った後、すぐに女神を呼び出して、先程王宮でした話を伝える……



「えぇ~っ!? 出来かねますよそのようなことは、いくら止められないとはいえ悪事は悪事なのです、それを全く黙って見過ごすなど神界の存在として……」


「貴様! 女神の分際で勇者様に逆らうというのかっ! そういう奴には尻叩きの刑だっ!」


「ひぃぃぃっ! いったぁぁぁぃっ! 私の方が偉いのに……いでっ、あうっ……」


「どうだっ、言うことを聞く気になったか?」


「はぃぃぃっ! 仰せのままにっ!」


「じゃあ仕上げのカンチョーを喰らえっ!」


「はうぁっ! きゅぅ~っ……」



 カンチョーの刑により気絶した女神はその辺に投げ捨て、パーティーメンバーにも作戦を伝える。

 作戦といっても、クソ法人とクソ団体の取引現場を聞き、時間通りにそこを強襲するだけの任務だが……



「ご主人様、大量のスキルカードを滅失させるなら、私の火魔法を使うと良いですわ、というか私にやらせて欲しいですの」


「う~ん、まぁそういうアブない取引は他人の居る公共の場でするとも思えないし、ユリナにやらせても良いか……もちろん場合によってはダメだがな、ホテルの一室とか、燃やしたらヤバい場所を選ぶかもだし」


「じゃあ奴等が自己所有の建物で取引しだしたら私の出番で決定ですわね」



 活躍したい、というよりも久しぶりに町中で火魔法をぶっ放したいだけのユリナに作戦の要を任せることとし、それ以外のメンバーは出入口の封鎖やバックアップなど、それぞれ担当を決める。


 だいたいの役回りが決まったところで夕食、次いで風呂に入って寝る準備をしていると、外の方からゾロゾロと、多くの人間が歩いて来る足音が……



『ギャッハッハッハ! 聞けっ、悪辣最低変態不良品勇者よっ! 非常に迷惑な貴様に大切なお知らせだっ!』


「うるせぇな、今何時だと思ってんだ? 近所迷惑なのは貴様等だろう、とっとと解散しやがれこの違法集会野郎共がっ」


『フンッ! 我らの理想の前には住民の平穏などゴミも同然、なぜならば我らが全ての民の代弁者、我らのすることは、この王都に住む全ての者の総意によって成されているからだぁぁぁっ! ギャーハッハッハッ!』


「うわっ!? 余裕で100デジベルぐらい出てんだろ貴様、わかったから早く用件を言って帰ってくれよ」


『では教えてやろうっ! 我ら「異世界勇者を滅する市民の会」は本日、新規メンバーの加入、そしてその者達の持つ知識により、新たな可能性を得たっ! 頭の悪い勇者パーティーの連中にはわからないことだと思うがっ! とあるカードを使うことによりっ! 戦闘員が凄まじい力を得る結果となるのだっ! 数日後、そのカードが我らの元に50万枚届くっ! 適合者は100人に1人だそうだが、それでも5,000人の究極戦闘員の完成だっ! それをもってこの薄汚い勇者ハウスを蹂躙しっ! 征服者様の下で我らの王都民に対する優越……じゃなかった、我らの理想を達成するのだっ! 今週中に訪れるであろうその日を楽しみにしておくのだなっ! ギャーッハッハッハッハッ!』



 あまりにも話が長く、さらに途中で無視して顔を引っ込めようかとも思うレベルの中身の無さであった。


 しかし判明したことがいくつかある、まず奴等、今日の今日でもう作戦に引っ掛かりやがったようだ。

 送り込んだ『どうなっても良いマン』の中に特殊詐欺グループの構成員でも居たのか? にしても出来すぎ、都合が良すぎである。


 そしてスキルカードの購入予定枚数だ、何だ50万枚って? どこからそんなに購入する金が沸いてくるというのだ? こちらも想定を遥かに超えるトンデモ行動に出やがったな……



「あ~、うるさかったわね、カレンちゃん、マーサちゃん、もうお耳を塞がなくても大丈夫よ」


「うぅ~っ、頭ガンガンします……」

「途中で殺しに行こうか迷ったわ、でも我慢したの、偉いでしょ?」



 塞いでいた耳から手を離す2人、カレンの耳はすぐにピンと戻ったが、マーサのは片耳だけがペタンと折れたままだ、それを後ろから引き起こしてやる。


 叫んでいたおっさんを含むおよそ30人の集団は、満足して帰って行ったようだ。

 少し遅れて憲兵が到着したが、念のため放火や毒物の散布がないかだけを確認しただけであった。


 本当に迷惑な連中である、しかし奴等の命ももうあと数日だ。

 ゴミクズ殲滅トラップに掛かった以上、法人28号諸共真っ赤に染まる運命なのである……

次回、ちょっと長めだった第八章を完結させます、明後日からは引き続き第九章に移りますので、引き続きお楽しみ下さい。

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