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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第八章 神殺しの怪人
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370 組織再編

「あっ! 探すまでもなく早速居ましたよっ!」


「そうか……実はこっちにも居るんだが……」


「勇者様、大変言い辛いことだけど、こっちには3体居るのよね」



 全身の色がゴールドで小さい、顔は怪人四百二十面相そのものという特徴の法人28号。

 発見出来るかどうかという不安はあったのだが、ここまで沢山居るなどとは考えもしなかった。


 現状俺の視界に納まっているだけでも3体、1体居たら100体居ると言われても納得がいきそうなビジュアルなのだ、つまり300体は居るんじゃないか?


 その小さい法人28号と思しきおっさん達は、どれも物陰に隠れたり、目立たない場所でコソコソしている。

 ああやって商売のターゲットになりそうな人間を探しているのか、狙いは路地裏のチンピラとかかな?


 というか、俺達は『金で出来ている』とか『四百二十面相が現物にて出資した高価な魔導コア』などという情報から、勝手に敵が1体きりだと予想していたのだ。

 それと奴自身が最後に放った、『自らの分身』だとする発言も参照していたか……



「なぁ精霊様、これって最初から何十体も用意してたのかな? それとも後で誰かが増やしたとか?」


「どっちの可能性もあると思う、でも後者の方がより厄介よね、この先の敵の数がほぼ無限ってことになることも考えられるわ」


「そうだよな、だが増やしている奴が居たとしたらそれが株主なのは間違いない、居場所を突き止めて……と、あっちのが1匹動き出しやがったぞ、良いカモを見つけたみたいだ」



 ちょうどモヒカンのチンピラ風若者を発見し、それの後を付ける1体の法人28号、路地裏に入るのを待っているようだ、今のところは違法ではないとはいえ、やっていることは違法薬物の売人とそう変わらないような気もする。


 やがてチンピラは、法人28号の予想通りに路地裏へ入って行く。

 そもそもあんなモヒカン野朗が大通りに居たことが異常なのだ、日陰者は最初からこういうジメジメした所を歩くべきなのである。



「あっ、見て勇者様、反対側からもゴールデンミニマムが来たわよ、挟み込んで商談するつもりだわ」


「本当だ、でも馬鹿じゃないのか? スキルカードの使用に注意を促すポスターの真横で話し始めやがったぞ」



 路地の反対側からもやって来た金色のおっさんに困惑しながらも、わりと真面目に話を聞こうとするチンピラの若者。


 やがて一方の法人28号が、どこからともなく見覚えのあるカードを取り出す……素早さがアップする効果のスキルカードだ、厳密にはスキルを得るものではないが、ここは広義で捉えておこう……


 で、頭の悪いチンピラは目を輝かせ、既にポケットから財布を取り出し、皮の紐を緩めている。

 これは完全に購入するつもりだ、ここから誰かが止めに入っても、それを聞き入れることはないであろう。


 商談が行われている場所のすぐ横には、『スキルカードにご用心……スキルカードはあなたの寿命を格段に縮めます、具体的には大半の使用者が秒で死にます』と書かれた注意を促すポスター。


 ちゃんと使用後に死亡した人のリアルなスケッチも載せられた、どう考えてもスキルカードに手を出そうなどとは思えない、というか食欲が減退して飲食店から訴えられそうなポスターである。


 食物を販売する商店街でこのようなポスターを掲載するのは、言うなればカレー屋の看板の上に、堂々とした便秘薬の広告(写真付き)を掲げているようなものだ。


 にもかかわらずこのチンピラは、そのようなポスターの真横という場所において、金に輝く法人28号の話術に騙されてしまったのである。


 チンピラは財布から銀貨らしきものを2枚取り出し、それを一方の金ピカに手渡す。

 あんな髪型の癖に俺より金を持っているじゃないか、まぁ、どこかで盗んだか恐喝したものであろうが……



『ヒャッハーッ! これで俺様の逃げ足もブリブリだぜっ! 食べれば良いんだよな? おっ、イチゴ味じゃねぇか……へ? あが……ほんげぱっ!』


『お買い上げありがとうございました、またのご利用……は不可能なようですね、それではご冥福を』



 スキルカードを口にした瞬間、まるで風船のように膨張し、そのまま破裂してしまったチンピラ。

 法人28号は受け取った銀貨を……食べやがった、口から入れて、普通に咀嚼して飲み込んだのである……



「おい見たか今の、奴は貨幣を体に取り込んで成長するんだ、今は小さいが、きっとそのうちデカい奴ばっかりになるぞ」


「そうみたいね、でもスキルカードをどこから取り出したかは見えなかったわ、急に手に持っていたもの」


「イリュージョンじゃないんですか? それか幻術とか?」


「それはないです、あのスキルカードは幻術で出したものでもなかったし、そもそもあの金ピカは術の類を使ってなかったですよ」



 スキルカード自体が幻術で創り上げた虚構のもの、という可能性はサリナによって否定された。

 ということは今しがた出現し、チンピラ野朗が口にしたのはホンモノ、それをどこから取り寄せたのかが鍵だ。


 それについては誰にも見えていなかったのだが、術を使った形跡がないということは最初から所持していた、もしくは先方の力を用いて転送を受けたのであろう。


 で、スキルカードの仕入先についてはわからなかったものの、奴が貨幣を『食べる』ということだけは確認出来たのである。


 どういう過程で消化吸収していくのかはわからないが、儲かれば儲かるほど、奴の体は巨大化していくに違いない。


 もちろん何十体何百体と居るはずの法人28号である、中には要領が悪く、上手く貨幣を獲得出来ない、つまりいつまで経っても小さいままの奴が出てくるのは明らか。


 おそらくそういった個体は淘汰されていくのであろう、自由競争社会における会社の淘汰とさほど変わりはない、唯一違うのは、そこに国家や自治体によるセーフティーネットが存在しないということだけだ。



「勇者様、さっきお金を手に入れた奴が移動するわよ、ちょっと後を付けてみましょ」


「おう、奴は法人28号の個体の中でもなかなか優秀なのかも知れないからな、このまま1日追跡して、業務終了後はどこへ行くのかなんかも突き止めようぜ」



 もちろんであるが、ちょっとお馬鹿な悪人でない一般市民が、先程のチンピラのような犠牲者になりそうであった場合には救助する。


 それ以外の状況は『見』だ、相当にヤバい事態にならない限りは手を出さず、敵の動向を探ることに注力しよう……



 ※※※



「あ、またアホそうな人が引っ掛かりました」


「今日はこれで3人目だな、マリエル、スキルカードの副作用で死亡している被害者の数は1日当たりでどのぐらいか知っているか?」


「昨日聞いたところだと、死者重傷者、それから行方不明者あわせて毎日10人から15人ぐらいだそうです、トータルだとそろそろ100人を超えるらしいです」


「おい何だ行方不明って!? 消えてなくなるってことか?」


「ええ、衣服とモヒカンだけ残して消滅する事例があるそうです」


「モヒカンは残るんだな……」



 今目の前で騙され、スキルカードを購入しているのは、残念なことにチンピラではあるがモヒカンではない。

 ゆえに消えるとしても衣服だけ遺す形になると思うのだが、そこまで派手に副作用が出るのも稀であろう。


 というか、もしかすると強力なスキルやステータスアップのカードでそういったことが起こるのかも知れないな、で、弱いものだと命が助かるケースもあると。


 そのような推測をしながらターゲットに選定した法人28号の1体を追う、判別し易いようにコイツを『28-1』と名付けよう、と、完全に人気のない場所でその28-1が動きを止めた……とりあえず近くに隠れて様子を見よう……



「何をするつもりなんだろうな?」


「わからないわ……あっ、向こうからも来たわよ、28-1と同じぐらいのサイズの奴だわ」


「本当だ、向こうの奴の方が少しだけ小さいな、その分儲かってないんだろうが」



 邂逅する2体の法人28号、俺達の追って来た奴の方がひと回り大きいのは、隣同士に並んだことではっきりとわかった。

 もう1体の方(28-2)も小さいわけではない、今日ここまでで見てきた個体の中には、それこそ身長20cm程度の超小型な奴も居たのだ。


 しかし奴ら、あんな所で何をしているというのか? 先程から並び、背を比べているようにしか見えないのだが、成果の確認でもしているのか?


 いや、まだ日の高い、つまり営業時間中にそんな無駄なことをするのは合理的でない。

 きっと何か目的があってそうしているのだ……喧嘩が始まったようにも見えるが……



「全く何をして……ん? 良くわからんが合意したみたいだぞ、さてここからどうするのか……」


『……!? 腕を千切ったっ!?』



 なんと、今まで揉めに揉めて、ようやく合意したはずの2体が、突然向かい合ってお互いの腕を引き千切ったのである、しかもそれをポイッと地面に投げ捨てたではないか。


 同じ位置に落ちたお互いの腕、それが溶け出し、混ざり合い、ゴールドのドロドロが完成する。

 次の行動も衝撃的であった、腕を失った2体が、仲良くそのドロドロに飛び込み、溶け出したのだ。


 しばらくすると完全に混和したドロドロが、徐々に元の、つまり法人28号の形を形成し出した。

 もちろんそのサイズは、俺達の追っていた28-1と、後から現れたもう1体を足したものとなっている、つまりそこそこデカい。



「何よ、ただ単に合体しただけじゃないの、勇者様、こんなの見てても無駄だし、お昼でも食べに行きましょ」


「……いや待て、今のは合体じゃない、合併、それも新設合併と言った方が良さそうだ」


「新設合併?」


「ああ、さっきまでの2体は消滅して、新設した法人28号、つまりそこに居るデカい奴だな、そこに承継されたんだ」


「何の意味があるの?」


「お互いに吸収されたくない業界2位と3位とかが、業界1位に対抗するためにやることが多いとか聞くな、新しく創った会社にお互いが吸収されれば、それでどちらもプライドが保てるだろ?」



 2体が揉めていたのは、どちらにもプライドがあり、相手方に吸収される形での合併を嫌ったためなのであろう。

 そこで新たに『28-3』を創設し、そこに全てを承継させた、そういうことに違いない。



「となると主殿、奴ら合併だけでなく……」


「そう、会社分割だってしているはずだ、それこそさっきみたいに引き千切った腕が形を成して動き出す、なんてこともあるはずだぞ」



 最初に質問してきたセラは、既に脳がオーバーヒートして頭からどす黒い煙を吹いているが、ジェシカや精霊様は、法人28号に何が起こっているのかを、そして奴等がどのようにして増殖したのかということも察したようだ。


 まさか普通の会社のように組織再編を、しかも自分達で勝手にやっていたとは思いもしなかった。

 これは放っておくとヤバい、世界中の貨幣が集められ、全て法人28号の構成素材になってしまう……



「で、あいつらは合併してどうするつもりなんだろうな?」


「わからないけど、能力があるもの同士、そのノウハウとかを持ち寄って、更なる高みを目指すんじゃないかしら?」


「さらに大きくなったら、今度は千切った腕から新たな個体を発生させるつもりだぞ、主殿、奴だけでもこの場で叩いておくべきでは?」


「いや待て、あのデカいのだって大元から分離した雑魚なんだ、本当に倒すとしたら一番最初の1体を潰すべきだぞ、そこが倒れれば他も全部ダメになると思うしな」



 ということで、その日は合併により巨大化した法人28号、通称『28-3』の追跡を夕方まで続けることに決まった。


 28-3を始末しておくかどうかについては、今日あと半日様子を見てから判断しよう。

 ミラとカレンに全員分の軽食を買いに行かせ、残りのメンバーで尾行を続けた……



 ※※※



「はいどうぞ、ご主人様の分のサンドウィッチです」


「ありがとうカレン、うん、今日もパンだけだな、中にサンドされていたお肉はどうしたんだい?」


「惜しくも取り逃しました、次からは気を付けます」


「そうかそうか、あまり無理はしなくて良いからな」



 口の周りに食べカスを付けたカレンから、俺の主食であるパンだけになったサンドウィッチの抜け殻を受け取る。

 最近は抜き去りが上手になってきたようだ、この状態のままサンドウィッチ用のバンズとして売られていても不思議ではない。


 そのパンを頬張りながらも28-3を監視し続ける、先程まで、つまり28-1であった頃と比べ、そこらじゅうを動き回ってターゲットを探したりはせず、ずっと路地裏で待機したままだ。


 まぁ、こんなモノに騙される奴がどういう場所に多く居るのかを考えた場合、その方が効率が良いのは非を見るよりも明らかである。


 奴もまた、これまでの経験から商売の技が上達してきたということだ……



「……ちょっと隠れて、結構大人数の人族が来るわよ、足の運び方が完全に犯罪者のそれね」


「となると法人28号に接触しそうだな、犯罪者ならスキルカードの効果に引かれるかも知れないし、奴がどういうセールストークを使うか見ておこう」



 少しして姿を見せたのは、明らかに犯罪者風の5人の男、先頭の奴は最低でも1人殺っているな。

 もちろんその連中をターゲットに選定した28-3、歩いているところにツツッと近付く……



『ちょっとお兄さんたちぃ~っ、何っ!? もしかして犯罪者? 良い感じよねぇ~っ!』



 話しぶりがおネェになった、凄く気持ち悪い。

 だが5人の野郎共、そんな気持ち悪いおネェ、しかもゴールドのヤバそうな奴に話しかけられたとはいえ、自分達が犯罪者であることを褒め称えんとする存在の出現に、まんざらでもないといったご様子。



『へっ、わかる奴にはわかっちまうもんだな、そうさ、俺達は先週ぐらいからこの町に流れて来た空き巣プロ集団さ』


『あらぁ~っ、それじゃあ結構お金持ってたりするのねぇ~っ?』


『おうよ、今日はもう5件も盗みに入ってやったからな、全くこの町は防犯意識が低くて敵わんぜ、ガハハハッ!』



 調子に乗り出す空き巣プロ集団の頭、褒めて貰えるのであれば、その相手が今目の前に居るようなゴールドのバケモノでも構わないというのか。


 というか、空き巣を生業とし、しかも『プロ』とか名乗っている時点で人として終わっているな。

 と、ここで28-3がスキルカードを取り出した、さて、どうやって売り付けていくのやら……



『そうなのねぇ~、じゃあさ、ちょっとこれ買っていかない? ほら、逃げ足がグーンと早くなるスキルカードとか、それからちょっと値は張るけど存在隠匿のスキルとか、どうかしらぁ~っ?』


『おいおい、それは官憲共がヤバいって振れまわってるアイテムじゃねぇのか? というかそんなもん俺達には要らねぇよ、プロは実力で勝負すんだ、てことであばよっ、このバケモノがっ、ヒャハハハッ』


『やだもぉ~っ、そんなこと言わないでっ、ほら美味しいから食べて食べてっ、お代なんか後で良いからさっ』


『何だコラッ! おいっ! 待て、やめろ……やめてくれぇぇぇっ! ほんげはっ!』

『べぶぽっ!』

『くちゃぽっ!』

『ぶべっと!』

『げべぱっ!』



 ……恐ろしく強引な商売をするようになってしまったではないか、デカくなった分そういうことが出来るようになったのだから当然なのかも知れないが。


 特に今のような『断ろうとする連中』に対しては、無理矢理捕まえてでも口の中にスキルカードを突っ込む作戦が有効だ、食べてしまえば最後、そいつはほぼ確実に死ぬか行動不能になるのだから。


 そして残された血溜まりの中から、今現在28-3がやっているようにして財布や貴金属を取り出し、それを『後払いのお代』として回収してしまえば良いのだ。



「またお金を食べていますね、金貨とか銀貨とか、そのまま混ぜちゃって大丈夫なんでしょうか?」


「胃が沢山あるんじゃないのか? 金貨用とか銀貨用とか、まぁその後どういう仕組みで吸収されるのかまではわからんがな」



 大口を開け、空き巣プロ集団の遺した財布の中身を飲み込んでいく28-3……盗人の分際でかなり持っていたようだ、金貨だけでも10枚以上は入っていたではないか、一生遊んで暮らせるかもだぞ、今の俺達の生活レベルであればの話だが。


 と、これをもって28-3は本日の業務を終了する予定らしい、さて、このままどこへ行くのか、最後まで追跡していくこととしよう……



「ねぇ、奴はどこに帰るつもりなのかしら? 全然動こうとしないじゃないの」


「もしかしてあそこから動かずにひと晩固まったままになるのか? ゴールドなのに、それこそ防犯意識低すぎだろ……いや待て、また接触者だ、アレを待っていたんだろう……」



 近づいて来たのはもちろん法人28号のうちの1体、だが小さい、本当に小さい。

 身長は推定で10cm程度、ちょこちょこと歩き、28-3の足元まで到達する。



『はぁっ、はぁっ、どうにか間に合った、おいお前、儲かっているんだったら融資してくれ、でないと俺は、俺は……』


『あらぁ~っ? 何を言っているのかしらこの無能雑魚チビカスゴミ虫は、あんたもしかしてここまでの売上ゼロ? そういう商才のない個体は不要なのよぉ~、黙って淘汰されてねっ!』


『そ、そんなっ、頼む、助けてくれっ、じゃないともう買掛金の支払期限が……あ、あ……あぁぁぁっ!』


『無様ね、それじゃあバイバ~イ』



 なんと、小さい方の法人28号が瓦解してしまったではないか、買掛金の支払がどうこう言っていたからな、おそらく仕入れたスキルカードの代金が払えなかったということなのであろう。



「見て下さい勇者様、お金が、お金が空に……」


「あぁ~本当だ、どこへ行くんだろうな?」



 ミニ法人28号を構成していた金貨や銀貨、それに銅貨などが、再び貨幣の形を取り戻し、そのまま空に消えていく。


 つまりそちらに債権者が居るということだ、売上の少ない、または全くないような雑魚はああなるということだな。

 徐々に奴等の生態が明らかになってきたぞ、これは意外と対応し易いかも知れない……

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