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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第七章 破綻寸前国家
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360 結末を迎えて

「早く、早く行きましょっ!」


「落ち着けリリィ、魚料理は逃げたりしないぞ」


「そうなんですか?」


「ああ、お魚さんはもう捌かれて泳げないんだから、よっぽどのことがない限りはな」



 朝っぱらからリリィがうるさい、招待されているイベントで久しぶりの魚料理を口にすることが出来ると知り、先週からやたらと興奮しているのだ。


 もちろん料理は逃げない……はずだ、ニンジンに足が生えて逃げ出すこの世界においては、その当たり前の事実すらも疑わしくなる、念のため確認を取っておこう。



「なぁセラ、調理された魚は逃げ出したりしないよな?」


「まぁたぶんね、食べようとして反撃されることはあるかも知れないけど、能動的に逃げたりはしないはずよ」


「反撃はされるのかよ……」



 冗談のような話だが、実際姿造りのタイに指を噛まれる、なんて話がないわけでもないからな、きっと残った電気信号がどうこうの難しい話によって引き起こされる何かなのであろう。



「と、魚料理の話はちょっと置いといて、今日のイベントはどうして朝から晩まで掛かるんだ? あのクズ共を裁いて捌くだけの簡単なお仕事だろうに」


「ちゃんとプログラムを見なさいよ、午前中は他の話、公費を使った事業のトップが呼ばれて、そこで継続か打ち切りかを判断するリアルタイム事業仕分けイベントなのよ」


「……事業を打ち切られたうえに晒し者にされる事務局長とかはたまったもんじゃないな」


「ねぇ~っ、そんな話はもう良いでしょ? 早く早くっ!」



 急かすリリィに押し切られ、まだイベント開始まで2時間以上あるタイミングで屋敷を出る。

 もちろん会場はいつもの王宮前広場だ、大量のパラソルが設置され、その下にはそれぞれテーブルが並ぶ。


 だがそれは一般の招待客、つまりは平民である一兵卒養成学校の教師やその家族のためのもの、俺達はもちろん、いつも用意されているホテルの2階の部屋である。


 まだほとんど人が居ない広場に到着すると、係員が馬車を誘導してくれた。

 ホテルの部屋に入り、早速椅子に座ってくつろぐ……おや、もう料理のメニューが置いてあるではないか……



「すみません、これってもう注文出来るんですか?」


「ええ、承っております、本日は食べ放題、そして飲み放題にございます、また代行運転業者も手配済みですので、馬車でお越しであってもご安心頂けるようになっております」


「じゃあ早速13人……いや26人前で、酒はお任せでお願いします、樽で持って来て下さい」


「畏まりました、メインは何に致しましょうか?」


「まずは魚でお願いします、あと1人前だけ野菜オンリーで」



 すぐに魚料理が運ばれて来る、タイのような魚を焼いたものだが、どういうわけか赤身である。

 これは『叫びタイ』という名前らしい、釣られたり網に掛かったりすると悲鳴を上げるとか何とか……



「わーいっ! いっただっきまーっす!」


『ぎぃぇぇぇっ!』


「……生きてる、まぁ良いや」


『ぎょえぇぇぇっ! ぐぉぉぉっ!』


「おいリリィ、お前どうして平気で食べられるんだ、めっちゃ怖くないか?」


「う~ん、美味しければ関係ないです」



 リリィだけでなくカレンも、それにユリナやサリナも平気で叫びタイを貪っている。

 どういうことだ? この連中は何か特別な訓練でも積んでいるというのか?



「ご主人様、早く食べないと鮮度が落ちますわよ」


「お、おうっ」


『おげぇぇぇっ!』


「・・・・・・・・・・」



 これはキツい、次からはマーサが食べているタマネギとニンジンのソテーにでもしようかな……いや、肉は普通なはずだし、魚以外なら何でも良いか……



 しばらく適当に食事をしながら酒を嗜んでいると、広場には徐々に人が集まり出した。


 午前中のプログラムである『リアルタイム事業仕分け』がそろそろ始まるのだ、参加者達が気合の入った表情で、持ち込んだ資料などを再確認している。



『え~、招待を受けてお集まりの皆様、それにやかましい外野である一般市民の方々、まもなく本日のイベントを開始致します、まずは午前の部から、審査員である大臣の入場です!』



 続々とステージに上がる大臣達、もちろん中心に居るのはいつものケチババァだ。

 コイツに掛かれば、無駄な公共事業など紙切れ1枚の通達で即廃止になるであろう。



「ねぇ勇者様、ちょっと賭けをしない? 最初に登場する人の事業が廃止になるかどうかよ」


「良いぞ、完全に運でいくなら今のうちにベットしておこう」


「じゃあコイントスで決めるわよ、表が出たら私が『継続』ね」



 セラが指で弾いた鉄貨は、表を上にして床に落ちる……ほぼ同時にミラが奪い去ってしまったが、これで賭けは成立だ、あとは最初の搭乗者が……しめた、ショボそうなおっさんだ!



『え~、それでは最初の挑戦者です、団体名と事業内容をどうぞ』


「はいっ! 我々は『王都タワシ研究会』でございますっ! 事業内容はですね、え~っと、主にタワシの歴史、その効率的な使用方法などを研究し、時折商店街のイベントで、ダーツを投げてタワシが当たるゲームをですね……」



 おいおい、ダーツでタワシは万国共通のハズレじゃなかったのか? それを当たりと認識していることもさることながら、タワシの効率的な使い方など、それこそその辺のジジババに聞いた方がより深い理解を得られるはずだ。


 コイツの事業は完全に廃止だな、資金が必要ならタワシ製造の同業者組合辺りから寄付を募るが良い、それか愛好家を集めて権利能力なき社団でも組んで……


 と、ここで大臣からの質問が始まるようだ。



『うむ、確かにタワシは日常生活上かなり重要とされるアイテムじゃ、で、そなたらの事業はどういった層に向けたものと言えるのか、その認識を聞きたい』


「はいっ! 我々はごく普通の平民層を対象とした活動をしておりますっ! なぜならばタワシを使って掃除をするのは主に平民、もちろん貴族の館でも同じものが使われますが、ここでも実際にタワシを握るのは使用人として働く平民でして……」


『ほう、ではこれより審議に入る』



 いやいやいやいや、何を話し合う必要があるというのだ? タワシだぞタワシ! 生活必需品であるのは間違いないが、それに関する団体を、公費でサポートするのはどうかしているだろうがっ!



「あら勇者様、これはかなり私の勝ちが近付いたんじゃないかしら? 何を奢るか、今のうちに考えといた方が良いわよ」


「クソッ、一体誰があんな団体の継続を希望するってんだ」


「勇者様、ウチで使っているタワシは全て商店街のダーツでゲットしたものですよ、これまでも、そしてこれからも」


「・・・・・・・・・・」



 ミラはあの怪しげな団体のサポーターであったようだ、となるとこれは……どうやら結論が出たらしい。


 15人の大臣が、それぞれ継続か廃止の札を上げる仕組みのジャッジ、『継続』と書かれた青い札は、見事に過半数、いや12枚も上がっているではないか……マジで何考えてんだこの国は……



「はい勇者様、私の完全勝利よ」


「クッ、殺せっ!」



 別料金でスウィーツを注文させられた、意味もなく金粉が振り掛けてある得体の知れない菓子である。

 一口サイズで鉄貨5枚、クソが、どれだけボッタくれば気が済むというのだ。


 その後も午前のリアルタイム事業仕分けイベントは進行していく。


 続々と現れる変な事業団体、『王国雑巾掛け研究会』や『タイルの白い所踏むと死ぬ教団』などは存続が確定したのに対し、『民事判例蓄積会』などの重要そうな事業が廃止されたのは疑問である。



『え~、ここで一旦昼休憩とします、午後は先日王都で巻き起こった巨額の資金横領疑惑、遂にその全貌が明らかになります、乞うご期待!』



 これまでのリアルタイム事業仕分けセットは片付けられ、見慣れた公開拷問処刑セットが登場する。

 王族であるマリエルは迎えが来て、セット脇の貴賓席に移動した、その横には例の侯爵令嬢が座るらしい。


 まぁ準備を眺めていても仕方が無いし、昼休憩と言われても既に腹が一杯だ、適当に酒でも飲んで時間を潰すとしよう……



 ※※※



『イッキ! イッキ! イッキ! イッキ!』


「……ぷへぇ~っ、っしゃボケェェェッ!」


『もう一杯! もう一杯!』



「こら主殿、そういう危険な遊びはやめないかっ! 誰かが見ていて真似したらどうするつもりだ? 皆も煽るんじゃないっ!」


『すみませんでした……』



 完全にただの飲み会と化し、一気飲み対決を始めたところでジェシカに怒られた。


 こういうときは『絶対に真似しないで下さい』とか『多量の飲酒を推奨するものではありません』とかのテロップを出しておけば問題ないと思ったのだが、社会通念上それは許されないらしい。


 ところで広場の方だが、セットの準備も終わり、午後の部の参加者達も鎖で繋がれたまま続々と到着している。


 そしてマリエルの横には美しい侯爵令嬢、セラと同じような体型だが、向こうは上品な面持ちで澄ましている、一方こちらの痩せっぽちは……ビール片手に乾きものを抓んでいるではないか、貧乏臭い……



『え~、それでは午後の部を始めさせて頂きます、まずは王国特別法廷裁判長のご登場です、暖かい拍手でお迎え下さい』



 裁判長が登場する、今回は知らないじいさんが選任されたようだ。

 次に上がって来たのは平民の不正関与者達、総勢30名程度である。



「はい、それでは審理を始めるのじゃ、まずは雑魚キャラ共かの? 時間がもったいないのでここは巻きでいくのじゃ、そっからそこまでは火炙りの刑、残りは八つ裂きといったところかの」


『えぇぇぇっ!』

『そんなっ! 俺達はただ命令されただけでっ!』

『死にたくないっ!』


「やかましいのぅ、ほれ、直ちに処刑せぬか、あ、邪魔になるゆえ隅っこで適当に殺っておくように、以上、はい次」



 哀れ雑魚キャラ平民事務員共、全く弁論の機会を与えられることもなく、『ここからここまで』といった雑な指定方法で処刑の内容すらも決まってしまったのである。


 だがこれは前座、どころかただの余興に過ぎない、本番はここからなのだ。

 次に壇上に現れたのは、ハイニンベルクとオー=リョーステンをはじめとした貴族連中。


 裁判長もここはしっかりと審理をするつもりのようだ、机の上に資料を用意し、被告人の顔と名前をそれぞれ一致させている。



『ではまず被告人軍団から聞くのじゃ、今回の事案公費として降りてきた金の一部を着服し、しかもそれがバレぬように書類を改竄、どころか何通りもの書類を作成するなど用意周到で……』


「お言葉ですが、そのようなことがあったのは事実、しかしですね、すべてはそこで偉そうに座っている女が企んだこと」


「そうですとも、我らはあの女の命を受け、致し方なくこのような行為をしていたのです、逆らったら殺すと脅されておりましてね、強い脅迫状態の下にありました」


「そういうことなのです、いえね、我らもそこに座っている女が上役と認めたうえで、かなり、それも何度もお諌めしたのですが、『信義より金じゃ!』などと言って聞かず……」



 裁判長の話が途中であったのに、それを遮って自らの主張をするハイニンベルク、オー=リョーステン、そしてエロ男爵、ちなみにコイツの名前は知らないし知りたいとも思わない。


 で、その3人が口々に槍玉に上げたのは、マリエルの横に座る侯爵令嬢、ジャスティーである。


 さすがに怒った令嬢様、顔を真っ赤にしているが、ここでは発言出来ないということを認識しているのであろう、グッと堪えながら手元の紙束を握り潰し、席を立つことすらしない。



『はいはい、全く勝手に喋るとは良い度胸じゃの、で、改めて今の3人に問おう、公金を横領したのは命令を受けたからであって、私服を肥やすためではないと、そういうことじゃな?』


『はい! もちろんですっ!』



 満面の笑みを浮かべながら、抜け抜けと嘘を言う馬鹿貴族3匹、捕らわれて以降顔を合わせるのは初めてのはずだ、つまり事前の打ち合わせなしで、ここまで息がピッタリということなのだ。


 犯罪などやめて劇団員として食っていった方が良かったかも知れないな、いや、学ランを着込んでヤンキーに紛れるぐらいだ、お笑いの方が向いているかも知れないぞ。



『はい、では被告人側の主張も出たところで、証拠書類や証人なんかのアレに移るのじゃ、まずは証人①、問題となっている王国一兵卒養成学校の校長、ショボイダス男爵、どうぞ』


「へ、へぇ、畏まりました……」



 この間はマスクにサングラス、そして七三分けのズラを被っていたが、こういう場でそういったものの着用は認められない。


 すっかり普通のおっさんに戻った校長は、背を丸くして申し訳なさそうに証言台に向かう。


 この証人はとんでもなく弱そうだ、反論を受けたらショックで倒れるかも知れないが、ここで何かを喋ることが出来る身分の学校関係者はコイツしか居ない。



『え~、ではショボイダス男爵よ、そなたが受けていた月の俸給、これは金貨3枚で間違いないのだな?』


「ええ、間違いありません、手取りはその半分以下でしたが……」


『うむ、実際にはその10倍近く受け取っているものとして様々な控除がなされておった。でじゃ、この高い方、つまり実際には受け取っていなかった架空の金額になるわけじゃが、どういうわけか事務側が作成し、上層部に提出した際にはそちらが採用されておる。この点に関して、何が起こっていると考える?』


「え~っと、それはここに引き立てられている者共が不正を働いたためです。常日頃からあり得ない贅沢三昧、おかしいと思っていたのですよ、まさかこんなことをしているとはっ!」


『しかしじゃな、この者共は命令を受けただけ、私腹は肥やしていないと申しておるが』


「それは嘘です、実際に受け取った給与明細等、それと屋敷にある資産の量や普段の消費量から見れば、すぐにその実態が浮き彫りになってくるはず、この者共は間違いなく、自己のために公金を横領しておりましたぞっ!」



 最後にビシッと決めた校長であったが、その後は貧血気味の様子でフラフラしている。

 だがこの指摘だけすればもう問題ない、あとは証拠を突き付け、馬鹿を始末するだけだ。


 校長の一言により、あらかじめ準備されていた証拠書類等が運ばれて来る。

 この辺りはもう打ち合わせ済みのようだ、最初の不規則発言以外は全て予定通りに違いない。



『はい、じゃあまずコレね、主犯と推定される2人の押印がバッチリ入った証拠書類』


「そ……それはその……」

「もしかして寝惚けて判を押したのかも……」


『じゃあここで裁かれるべき全員の家屋敷から押収された大量の金銭、汚ねぇ面の胸像、というかオーり=リョーステン男爵よ、そなたハゲなのに胸像も自画像もフッサフサじゃの』


「も……もしかしてわしのニセモノが現れて……」



 次々に証拠を突き付けられ、余裕綽々の笑顔が崩れていく犯罪者共、反対に、先程まで赤い顔をしていた侯爵令嬢が澄まし顔に戻っている。


 さすがは本物の、正真正銘生まれながらの貴族だな、普通ならとっくに飛び出して、奴等を顔の形が変わるまでボコボコにしているはずだ。



「あの~、実はわし、この後予定があって帰らなくては……」

「あっ、わしもちょっと最高級レストランの予約が……」



『まぁ待つのじゃ、帰るなら最後の証拠を見てからにせい、もっとも貴様等が帰るのは地獄じゃがの、ほれ、あの学校に居た用務員さんの正体じゃ、凶悪で狡猾なバケモノ、ということを知っておったはずじゃの?』



『ひぃぃぃっ! ダメだ、もう逃げるしかないっ!』



 この期に及んで息ピッタリで逃げ出そうと試みる主犯2人、ちなみに他の貴族共も一斉にその場から立ち去ろうとする。


 もちろん周囲を守る一般の兵士はそれを止めようとするが、『自分達は貴族だ』の一点張りで、なかなか触らせようとしない……本当に鬱陶しい連中だな……



『はいはい静粛に、静粛に……大騒ぎになってしまったの、はい、じゃあここで王に登場して頂きま~す、あ、暖かい拍手とか別に不要じゃぞ』



 王なのに拍手もなく、王なのに誰からも注目されることなく、ひっそりと壇上に現れた駄王。

 少しかわいそうだとも思ったが、二日酔いでそれどころではないようだ、フラフラしている。



『では王よ、この国を統べる者として、この腐った連中に対して行政処分をっ!』


「おぇぇぇっ、ん? あぁこいつらか、そうじゃの、爵位は全て剥奪じゃっ! それから平民でも奴隷とかそんなや生易しいものではなく、『ゲロウ○コ』という新たな身分を創設し、それとするっ! おっぷ、おえぇぇぇっ……」


『はいありがとうございます、もう何かビジュアル的にアレなんで帰って欲しいところですじゃ……ということでそやつらはもう貴族などではない、ゲロウ○コじゃっ! 直ちにひっ捕らえいっ!』


「ぎえぇぇぇっ!」

「そんなっ、ゲロウ○コなんてっ!」

「汚物ENDなんてヤダヤダッ!」



『当法廷はゲロウ○コとされた凶悪犯罪者共を死刑に処す、なお監督者の責任を負い、処刑はインベスト侯爵家長女、ジャスティーが直々に執り行うこと、以上、解散!』



 すぐに処刑の準備が成され、全ての汚物がよくわからんポールのようなものにセットされた。

 侯爵令嬢は日傘から火種に持ち替え、ゲロウ○コ共の所へ近付いて行く。


 なるほど、今日わざわざ本人が来たのはこのためであったか、任命責任を取って汚物から命を剥奪するのだ、最初から最後まで、全てこの侯爵家の中でカタが付いている。



「ひぃぃぃっ! 謝るから、謝るからやめてくれぇぇぇっ!」

「あつっ! ひょんげぇぇぇっ!」



 無様に燃えていく汚物共、顔も名前も、そして身分までも汚物なのだ、『オブツオブオブツ』として君臨し、きっちり消毒されるところまでが規定路線である。


 広場に立ち上る煙と共に、今回の事案は全てが終了した、さて、報酬は受け取ることが出来るのか?

 そもそも調査だけでなく学校の特別講師もしたのだからな、今回はマジできっちり請求していこう……

次回、新章突入です。

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