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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第七章 戦後は色々と
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35 魔王の姿と次の魔将

「王宮に呼ばれたから行ってくる。」


「じゃあカレンちゃんとリリィちゃんを連れて行きますか?」


「今日は馬車が来るからセラを連れて行く、ミラはどうする?」


現在、カレンとリリィは絶賛お仕置き中である、『私はお肉をつまみ食いしました』と書かれた板を首から提げ、正座させられている。


「私はこの子達に罰を与えなくてはならないので遠慮しておきます、あとお姉ちゃんも料理の邪魔をしたので馬車の中でお仕置きしておいて下さい。」


「わかった、全くしょうがない奴等だな…」


ジェシカが家族に向けた手紙を書いているのを邪魔していたセラを捕まえる。

手紙は余計なことを書かれると困るので後で検閲しておこう。


「セラ、馬車が来ているから早く乗るぞ、中でお仕置きだ!」


「すぐに行くわ、ゆっくり走るように御者さんに伝えてちょうだい。」


お仕置きと聞いて速攻で馬車に乗ったセラ、ドMめ。

叩いたり抓ったり、くすぐったりしながら王宮へ向かう。


「あら、もう着いてしまったようね、残念だわ…」


「帰りもしてやるから我慢しておけ。」


「ありがとう勇者様、くすぐり成分多めでお願いするわ!」


馬車を降り、王の間へと向かう。

王の間には各大臣が勢ぞろいし、いつもとは異なる雰囲気を醸し出していた。


「おぉ、ゆうしゃよ、今日は魔王が姿を現すそうじゃ。」


「どういうことだ?意味がわからない。」


「幻影じゃよ、幻影、今日の昼前には出すと手紙に書いてあった。」


「なにそれ?もうちょっと早く言えや。」


「すまぬな勇者よ、我々も今朝気がついたのじゃよ、いつもの鬱陶しいDMかと思っておったら魔王軍の紋章がある手紙での…」


どこの馬鹿だよ王宮にDM送る業者は…


魔王の幻影は通常城壁の外、テラスからバッチリ見える地点に出現するそうだ。

俺は見たことがなかったが、この現象は時折あるため、王都の人間は慣れているという。

パニックになる心配は無いそうだ。


「王よっ!幻影が出ますぞ!」


他の連中と一緒にテラスに出る、徐々に濃くなってくる巨大な影。

幻影は…黒髪の女子高生の姿を取った、ハイ、日本人ですね。


『我は魔王、オーツ・カミナ、人族を滅ぼし、魔族の世界を実現する者である。』


魔王の幻影は延々とどうでも良い話を続ける、長い、しかも凄く早口だ、頭が良い人にありがちな鬱陶しさである。

しばらくすると、王の間に兵士が飛び込んでくる…


「報告致します!幻影直下に居た者によると魔王のパンツは黒、艶のある黒にございます!」

「なお、布面積もこれまでに比べると格段に少ないとのことで…」


「それは拙いの!魔王軍の本格的な侵攻が近いやも知れぬ!」


Q、なぜ魔王軍の本格的な侵攻が近いのか?

A、魔王が明らかに勝負パンツだからである。


ここに居る連中が底知れぬ馬鹿であるということは承知だ、だが今回のこの判断には一理あると言えよう。

そう考えていると、魔王のスカートが風で捲れる…黒だ、完全な勝負パンツである。


『きゃっ!誰だ扇風機を首振りにしたのは!見つけ出して処刑せよ!』


良いな魔王軍、扇風機あるんだ…


『とにかく、次の魔将を送るから覚悟しておくが良い、人族よ!』


そう告げて魔王の幻影は消えた、姿は女子高生、可愛かった。

だが俺は見逃していない、スカートのホックが閉まらず、布を当ててて延長していたことを、おそらく太ったのであろう、女子高生の期間はとっくに終わっているはずだ。


「おぉ、ゆうしゃよ、すぐに王宮の方で新たな魔将の調査を始めるぞ。」


「ああ、そっちでも頼む、こっちは元魔将が2人、補佐が1人居るからな、そいつらを締め上げて情報を吐かせることにするよ。」


「勇者様、シールド君に頼んでマトンちゃんにも聞いてもらった方が良いわ、べったりだからすぐ吐くでしょう。」


「そうだな、帰りに寄って行こう、すぐに戻って3人を拷問するぞ!」


ウォール家に寄り、シールドとマトンを同乗させて屋敷に戻る。

屋敷では、既にマーサ、ユリナ、サリナの3人が縛り上げられていた、賢いミラや精霊様が気がついてそうしたらしい。


「私は何もわからないわ、魔王軍を離れて長いもの、でも拷問は受けても良いわよ。」

「少し心当たりがありますわ、でもそれを話すのはちょっと…」

「私も姉さまと同じです。」


マーサは使えない、ユリナとサリナは何となく次の魔将についてわかっているようだ。


「よし、ジェシカを縛れ、人質にしよう。あとマトンはどうなんだ?何かわかるか?」


「私は流れからして予想がついています、でも簡単に話すわけにはいきませんし、もしシールド様以外から何かされたら一生恨みます。」


魔族の一生は人族よりも格段に長い、もしここで何かしたら墓に悪戯されまくるであろう。


「じゃあカレン、まずはジェシカのパンツを没収しろ!」


「わかりました、はいジェシカちゃん、脱ぎ脱ぎしましょうね!」


「やめてくれっ!私は関係ないではないか!?そもそも勇者が拷問したり人質を取ったりするな!」


「黙れ、貴様らは連帯責任だ。ユリナとサリナが有力な情報を吐くまで3人共拷問する。リリィ、2人のパンツも剥げ!」


「ホイ来たっ!」


シールドはマトンに尋問すると言って別室に行った、どうせイチャイチャしているだけであろう。


ミラと精霊様が鞭を持ってきて、ジェシカを含めた4人を拷問する。セラとルビアが拷問して欲しそうな顔でこちらを見ている、今は真面目な時間だぞ。




「なかなか手強いな、マリエル、マトンの方がどうなったか様子を見てきてくれ。」


指示を受けたマリエルが様子を見に行く、だがすぐに顔を赤くして戻ってきた…


「あの…楽しそうに抱き合っていましたが…」


「もう一度行ってちゃんとやれと伝えて来てくれ!」


しかし困ったな、聞けば教えてくれそうなマーサは完全に知らないようだし、ユリナとサリナはなかなか音を上げない、この前すぐに白状したマトンは拷問どころか尋問すらされていない。

ここはやはりマトンを…いや、墓に悪戯されるのは避けたい。


そこへ、シールド達の部屋に行っていたマリエルが戻ってくる。


「勇者様、マトンちゃんが自白するとのことです!」


でかしたシールド!だがこの短時間で何をしたのであろうか?




「マトン…あなたどんな酷いことをされたというのです?私に教えて御覧なさい。」


「ええ、シールド様に抱きしめられて頭を撫でられ、耳元で悪い子はお仕置きだぞと囁かれました…」


「クッ!それはさすがに厳しいわね…その拷問を受けたら私でも黙秘し続ける自信がないですわ!」


そっちの方が効くのなら先に言って欲しかったのだが?


「じゃあマトン、次に来る魔将について教えてくれ。」


「はい、次に可能性があるのは御遺体魔将、害虫魔将、不快魔将の3人ですが、おそらく御遺体が来るかと思います。」


「御遺体?ゾンビなのか?」


「ええ、そうです、死なないというか既に死んでいます。あと腐っていてファンキーな臭いがします。」


「噛まれた奴はゾンビになってしまうのか?」


「なぜそれを知っているのですか!?」


「俺の居た世界では常識だった、ところでセラ、この王都にはデカい量販店があるのか?」


「あるわよ、倉庫のようなお店のようなところが、工具などを主に扱っているわね、いつも利用しているところよ。」


「よし、最悪そこに立て篭もって戦うぞ。」


「どうしてなの?」


「俺の居た世界ではゾンビの襲来があったときにはそういうところに篭城して戦いなさい、というガイドラインがあったんだ。」


「凄くゾンビ対策が進んだ世界だったのですね…」


「ああ、ゾンビと戦う人々を描いた演劇が多数作成されていてな、盛んに啓蒙活動が行われていたよ。」


B級ゾンビ映画は大体見た、おそらく俺が異世界から持ち込んだゾンビ対策の知識はチート級であろう。

もはや負ける気がしない、だがうっかり仲間がゾンビになってしまうのは避けたい。


「ルビア、回復魔法でゾンビ化を防ぐことができそうか?」


「可能だと思いますよ、ゾンビになってしまったのを人間に戻すのは難しいですが。」


それなら大丈夫そうだな、回復はルビアに任せて、俺達は正面からゾンビとやりあうこととしよう。

しかし頭を潰すと死んでしまうかも知れない、そうなると新しい魔将が選任されてしまう。

何とかして殺さずに行動不能にしなくてはならない…


「マリエル、国の方に頼んで新しい郊外型で大型のショッピングモールを作ってくれ、城壁の外にな。」

「あとそこに溶鉱炉も設置するんだ、ゾンビに溶けた鉄をかけて、冷やして固めよう。」


「わかりました、さすが勇者様、鉄で固めるなんて大胆な作戦ですね!」


「俺の居た世界では強敵は溶鉱炉に落として倒すという習慣があったんだ、それの応用だよ。」



マリエルは馬車を捕まえて王宮へ向かった。

シールド達も作戦に参加してくれるという、バトラーにも伝えてくれと言っておいた。


「ミラ、マトンの好きそうな高級野菜を詰め合わせにしてシールド君に渡してくれ、お土産だ。」


帰って行くシールド達、今回も自白したのはマトンであったな…

口を割らなかった2人と、無能マーサは既にお尻叩機にセットされ、処刑待ちである。


「勇者さん、これをするのであればせめてパンツを返してからにして下さらない?スカートが捲れてしまうかも知れないですわ…」


リリィに命じて2人にパンツを履かせる、ほっとした様子だがこれから痛い目に遭うのは変わらないのだぞ。


「主殿、謂れなき責めを受けた私には何かないのか?」


「そうだな、カレン、ジェシカの顔を尻尾ではたいてやれ!」


「はい!さあジェシカちゃん、私の尻尾攻撃で地獄に落ちなさい!」


ジェシカの魂は天国に旅立ったようだ…



※※※



筋肉達が忙しなく動いている、郊外型ショッピングモールを作っているのである。

先に設置された溶鉱炉のせいでかなり暑い、ゴンザレスが溶鉱炉を風呂代わりにして休憩しているようだが、見間違いであることを祈る。


「いいか、俺以外はこの抗魔有刺鉄線を巻いた棍棒をメイン武器とする、失ったらサブとして用意した『バールのようなもの』を使うんだ。」


俺達に気が付いたゴンザレスが溶鉱炉から上がり、こちらに近づいてきた。

冷えて固まった鉄がバリバリと音を立てて体から剥がれ落ちる。

コイツが敵でなくて本当に良かった。


「おう勇者殿、我々の筋力を持ってしてもこの建物の建設はかなり骨が折れる、今朝から始めたが徹夜でやって明日には完成というところだ、申し訳ないな。」


早すぎるのだが?


「とにかく頑丈に造ってくれればそれで良い、筋肉団も作戦には参加してくれるよな?」


「もちろんだ!肉弾戦が中心になるようだから俺達の活躍の場は広がるであろう!」


大量の鉄砲玉を確保することに成功した。

筋肉団が前に出て戦い、俺達は後方の守備を固めよう。

俺は作戦司令室だな、コーヒーメーカーを購入しておこう。


「よし、敵はそのうち来るだろう。今日は帰って休むとするか!」


ゴンザレス達にも武器を渡し、屋敷に戻った。



※※※



「主殿、帰ったのだから縄を解いて欲しいのだが…」


「すまんすまん、3人共すぐに自由にしてやるからな。」


次の魔将のことを吐かなかったユリナとサリナ、それからその従者であるジェシカは、屋敷の外に出るときには縛っておくことにした。念のためということと、情報を出さなかった罰の両方を兼ねている。


「勇者さん、どうすれば私達を縛らずに外出させてくれるのです?」


「どうって言われてもなぁ…まだ魔王軍に居た頃の影響が抜けてないだろお前らは。」


「ねぇ、この2人も私やリリィちゃんみたいにペットにしちゃえば良いのよ。」


「出来るのか?マーサは動物感が出てるから何となく大丈夫な気がしたが、この2人は悪魔だぞ?」


そこへ、興味を持ったと思しき精霊様が割り込んできた。


「異世界人なら魔族は例外なくペットに出来るわよ、人族を奴隷にするのと同じね。」


「そうなのか?」


「ええ、この世界の種族は下から順に人族と魔族、ドラゴン、精霊の4種類よ、異世界人はドラゴンと同列だから、精霊以外ならペットか奴隷にしてしまうことが出来るわ。」


「精霊様は俺よりも位階が高いから無理なんだな、で、同列までならペットか奴隷に出来ると、人族と魔族は同列なんだな、魔族の方が遥かに強いのに…」


「まぁ、神々が勝手に決めた序列だから、たいした意味は無いかもしれないわ。」


「そうか、じゃあ2人をペットにしてしまおう、ユリナ、サリナ、構わないか?」


「ええ勇者さん、これからはご主人様とお呼びしますわ。」

「私も構いません、姉さまが良いというのであればそれで良いのです。」


ユリナとサリナの2人をペットに登録した、悪魔をペットにしている勇者とか神々が見たらどう思うであろうか?

ともあれ、これで2人は俺に従ってくれそうだ、問題は…


「主殿、私はどうなるのだ?そもそもペットの従者とか完全に序列最下位固定ではないか。」


ジェシカは他国とはいえ貴族の娘である、これを奴隷にしてしまうと様々な問題が生じかねない。

しかもこの女、25歳である、つまり俺よりも年長者だ。本人は気付いていないかも知れないが、俺はステータスを見ることができるのでわかってしまう。

年上の奴隷とか勘弁していただきたい…


「ジェシカはしばらく保留だ、奴隷にするにしても帝国の復興を待って、それと協議してからだな。」


「そんな…私は毎回外出の度に縛られてしまうのか?」


「それは良いにしてやる、ユリナとサリナはもう俺の下に居るんだ、それを裏切るようなことは無いだろう?」


「感謝する、今後は私も奴隷と同様に扱って構わない。」


「それならそうしよう。言うことを聞かなかったらわかっているな?」


「散々見せられたのだ、恐ろしくて反抗など出来ない…」


こうしてジェシカはみなし奴隷となった。

もちろんパーティーに馴染んできたらマリエルと同じぐらいの扱いにしてやる予定だ。

だが今のところそれは伝えないでおこう。


皆にもユリナとサリナがペットに、ジェシカが奴隷と同等の身分になったことを紹介しておく。

これで悪魔2人の尻尾を弄り回したり、ジェシカのおっぱいをガン見したりすることも合法になったといえよう。


次の御遺体魔将、それからこの先現れるであろう魔将達との戦いにおいて、この3人はかなりの戦力となってくれるはずだ。

大いに期待しておこう、もしダメなら尻尾とおっぱいの専用機になって貰おう。


「ジェシカちゃん、今日からはこの私が指導してあげます!まずは尻尾をブラッシングしなさい!」


早速カレンが先輩風を吹かせている、必死で背伸びして、少しでも自分を大きく見せようとする仕草が可愛い。

ジェシカは大人なのでカレンに合わせてあげている、というか単純に尻尾を触ることが出来て嬉しいようだ。


「カレン殿、これから私を厳しく躾けて頂いて構わないぞ。」


「良いでしょう、もしダメダメだったらお仕置きしてあげます!」


「フフフッ、そうならないように努力しようではないか。」


もはやどちらが面倒を見る立場なのかわからない2人であるが、仲が良さそうなので良しとしよう。



※※※



翌朝、ショッピングモールは完成していた。

ゾンビに噛まれるといけないと伝えると、筋肉達は溶鉱炉の鉄を使ってプレートアーマーを作っていた。

なぜ素手で溶けた鉄を掬っているのだ?


「おう勇者殿、ゾンビは大体どのぐらいの集団で攻めてきそうなんだ?」


「ユリナ、どうなんだ?答えろ。」


「ええ、おそらく万単位で押し寄せてくると思いますわ。恐ろしく臭いので注意する必要があります。」


「魔将本体以外は焼いてしまっても構わないんだな?」


「それは大丈夫です、普通のゾンビは御遺体魔将が呼び出した魔物に過ぎませんから。」


御遺体魔将の他に、補佐となる2体の上級魔族も居るが、どちらも潰してしまって良いようである。

魔将補佐は基本的に男女ペアだが、ここのはどちらも腐っており、判別が難しい状態とのことだ。

それは放っておけばそのうち土に還るんじゃないのか?



その後、皆でショッピングモールの中を確認する。

広い!カレンやリリィは既に走り回っている。こら、棚を倒すな!


擬似商品は武器になりそうな工具をメインとした、まさかのときの脱出に使えそうなロープも用意してある。

ロープの先にはルビアが縛り付けられているように見えるが、おそらく元からそこに居た縄の妖精か何かであろう。


マーサの趣味で設置した園芸コーナーも希望通りになったようだ、周囲は溶鉱炉のせいでかなり暑いので、熱帯の植物を中心に置いてある。もちろん人や魔物を喰う食人植物ばかりだ、ゾンビを喰って貰おう。


奥の管理室みたいな部屋を作戦司令室にしよう、ここは涼しい、コーヒーメーカーを置いておく。

ついでに売り場にあったベッドを持って来て設置した、これで長期戦になっても大丈夫だ。


「じゃあ一旦帰って風呂に入ろう、それから荷物をまとめて戻ってくるぞ!戦いは明日か明後日になるだろうからな、泊り込みだ。」


食事を取って風呂に入った後、保存食や着替えなどをまとめて再びモールに入る。

ベッドは4つあるので屋敷での部屋割りと同じ配置にした。

ちなみに夜間の見張りは筋肉団に丸投げした、2徹、ご苦労様です。

俺達は今日もしっかり寝よう。




「ご主人様、私は今回は後方で良いです…」


「ああ、ゾンビはばっちいからな、遠距離攻撃の手段が無いメンバーは下がらせようと思っていたところだ。」


汚いゾンビの襲来に不安を覚えるカレンをフォローしておいた。

基本的に戦うのは筋肉団と、魔法が撃てるセラとユリナ、それからリリィと精霊様だ。

他は可能な限りゾンビに触れなくて良い位置まで下がらせる。


そのうちゾンビ軍団がやって来るはずだ、それが明日でも構わないよう、ゆっくり寝ておこう…

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