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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第七章 破綻寸前国家
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356 動かぬ証拠その1

 不正に手を染めていた事務員側の下っ端である女を捕らえた日の夜、俺達は早速情報を吐かせる手段を講じ始めた。


 タイムリミットはこの女が連休を取っている3日間、それを過ぎてしまえば、出勤しないことを不審に思った仲間が捜索を始め、俺達の計画もすぐに露見してしまうはずだ。


 何としても、その前に主犯格の情報、不正の物証、その他諸々を引き出し、いざ裁判などになった場合の攻撃方法を獲得しておかなくてはならない。


 もちろん俺を含めた7人は昼間、引き続き特別講師として一兵卒養成学校に行く必要がある。

 その間の拷問等はセラやマリエルに任せ、俺達は計画がバレないよう、平穏を装って日常を過ごすのだ。



「さてと、今日はかなり暑かったし、コイツも一緒に風呂に入れてやろう、おい喜べ、温泉だぞ」


「はぁ~、喜べるような精神状態ではないんですが、この後拷問されるし、白状したら普通に罪人として処刑されるんですよね……」


「何言ってんだよ? 『この後』拷問するんじゃない、風呂に入りながらお前を水責めにするんだ、どうだ、楽しそうだろう?」


「ひぃぃぃっ!」



 縛られた状態のまま、芋虫の如く這い蹲って逃げようとする巨乳事務員を捕らえ、そのまま引き摺って行って温泉に投げ込んでやる。



「ぷはっ! ひーっ、ブクブクブク……」


「……沈んじゃったわね」


「巨乳は浮くはずなんだが、やっぱ服を着ているとダメなのか?」



 ……この世界では着衣水泳は習わないようだな、このままだと拷問する前に溺れ死んでしまう。

 それでは拙いということで、一旦縄の端を持って湯船から引きずり出しておいた。


 とりあえずコイツは放置して、俺達は普通に風呂に入ろう、横に転がったままの巨乳事務員は時折むせたりしているものの、特に死にそうな気配はない、このままにしても大丈夫そうだな。



「さて、俺はもう上がるから、ミラ、そいつを綺麗に洗っておいてやってくれ、何か砂とか付いてて汚いからな」


「わかりました、タワシで擦り洗いして、それから酸で消毒しておきます」


「おう、死なない程度に頼むぞ」



 しばらく外から悲鳴が聞こえていたが、やがてそれも静かになった……テラスの階段からミラと、ボロボロになった巨乳事務員が引き摺られて上がって来る……



「じゃ、私はお夕飯の準備をしますので、あ、この方はちょっと治療しておいた方が良さそうですね、先程から全く反応がないというか何というか」


「ルビア、どうにかしてやってくれ」



 夕食を待つ間に拷問をしておこうと思ったのだが、この状況はすでに『済』であることを意味する。


 最初に風呂で溺れさせ、地面に転がされ、タワシでボロボロにされた挙句酸で溶かされたのだ。

 意識はないようだが、そこに至るまでの間には犯行を自白するのに十分な程度の苦痛があったに違いない。


 ルビアの治療を受けた後、10分程で目を覚ました巨乳事務員、俺と目が合うと、真っ青になって顔を引き攣らせた……



「あ……の……何でも、聞かれたことには何でも答えますからっ! せめて命だけはっ!」


「だってよマリエル、ここはお前が決めるべきだ、学院の先輩とやらが嵌められているかも知れないんだからな」


「う~ん、そうですね……じゃあこうしましょう、事案の解決のための凄い手掛かりを提供すれば助命、いつものパターンですがこれが一番有効でしょう」


「うむ、どうだ巨乳さん、司法取引に応じるか?」


「もちろんですともっ! 私の命が助かるのでしたらあんなセクハラ貴族共がどうなろうと知ったことではありませんっ!」



 こちらもいつもの通り、『助命』というだけで簡単に取引に応じてしまった。


 まぁ命が助かるというメリットを享受するために、他の全てを引き受けるというのは間違いでもないと思うのだが、あの拉致のされ方を体験してよくそんな簡単に取引に応じるな……


 で、とりあえず巨乳事務員、名前は()()()と言うらしいが、もう完全に牧場の牛だ。


 そのハナコが言うには、やはり昨日の午前中、俺が居たあのヤンキー共の教室から持ち去ったファイル、そこに不正の証拠となる書類が綴じられているらしい。


 だから鍵が掛かっているにも拘らず、あんな不自然な方法で回収しようとしたのか。

 ちなみにそれを命令したのはアイリスに良い寄っている男爵、エロいだけでなく腹も黒いようだ。



「それで、どういう方法で予算をちょろまかしているんだ? ついでに言うと主犯は誰だ?」


「はいっ! 教師陣に承認させる決算と、上に提出する決算を別々に作っています、犯人はハイニンベルク子爵とオー=リョーステン男爵ですっ!」



 主犯に関してはビンゴ、不正の手法も概ね予想通りだ、教師陣が平民ばかりで何も言えないのを良いことに、そちらに承認させるのはとんでもない薄給、そして上に提出する決算は予算と一致、ということだな。


 まるで投資者向けには黒字、税務署に出すのは大赤字の大企業みたいな感じだが、やっていることは社会通念上許されないどころかクソ以下だ。


 今回の事案を仕掛けるメインの2人は最後の最後で追い詰めるとして、まずは1人、アイリスに詰め寄っている変態男爵から落としていくこととしよう。


 ちなみに、その醜悪な貴族共の子飼いである、今回のハナコのような平民事務員についても、この件に関与しているという疑いは限りなく強い。


 最終的には『事務側の人間全員』を何らかのかたちで処分していくことになりそうだが、例に違わず、『可愛かったら命だけは助けてやる』という仏の心で臨もうと思う……



「それで、この間持ち去ったような証拠資料はどこに保管してあるんだ?」


「ちょっとわかりません……そういったモノは学校内にある30の金庫とあの2人の貴族の自宅、そのうちの10ヶ所に分散して、どれか1つだけでは何もわからないようにして保管してあるという噂です、しかも金庫の方は5分おきに交代する警備員が各2名ずつ、昼夜問わず見張りに付いていて、鍵の番号も30分おきに更新、さらにそれを解読しても鍵を開けるための鍵が鍵の掛かった金庫に保管されていて、その金庫にも2人の警備員が居るんですよ、そのうえ鍵を開けるための鍵を開けるための鍵が……」


「厳重とかそういうレベルの話じゃねぇなっ!?」



 そこまでするとむしろ、不正で得た利益が管理費用で打ち消されて赤字になりそうな勢いなのだが、どうせその警備員とかも平民で、ろくでもない対価で無理矢理に働かせているのであろう。


 とにかく夜間に忍び込んで証拠書類を盗み出すようなことは不可能だということがわかってしまった、となると、まずモノではなく人を押さえていくのが妥当な作戦だな。


 さらにそこで押さえた人間が、業務上で何らかの証拠を手にする瞬間があるかも知れない。


 昨日のハナコのように、ただファイルを持って来るというだけの雑用であっても、それは『手にしている』ことに変わりはないのだ。


 つまり、押さえた人間経由で物証を手に入れる、これが今後取っていくべき作戦である。



「ということでハナコ、お前は明々後日以降も普通に出勤して、何食わぬ顔で仕事を続けるんだ、もちろん何か良いモノを占有することになったときは……わかっているな?」


「もちろんですっ! もうこの世に存在する全ての事項において全面的な協力を致しますからっ! だから処刑しないでっ!」



 コイツはこのままにしておいても言うことを聞きそうだ、次は第二のターゲットである変態男爵に関して、どう操っていくのかを考えよう。


 ハナコのように司法取引をしてしまえば、ムカつく面をしているであろう、しかもアイリスに声を掛けるなどという不逞を働いたクソ男爵の野郎を死刑にすることが出来なくなってしまう。


 もちろん別件で適当に難癖を付けてぶち殺すことは可能だが、やはりここは本来の犯罪行為について裁き、正当に処刑するのが望むべき展開だ。


 となると奴に対しては……アイリスの力を借りるしかなさそうだな……



「え~っと、アイリスはどこへ行ったんだ?」


「逃げちゃったわよ、この女に接近して、実質的に騙すかたちになったのが気まずかったみたい」


「マジか、ハニートラップに使おうと思っているんだが、そういうのに向いている性格じゃないな……」



 とはいえ、クソ男爵を誘惑してどうこうできてしまいそうなのは、現状でアイリスしか居ないのである。

 ここはどうにかして本人をその気にさせないとだな……



 厨房の棚の中で丸くなって隠れていたアイリスは、匂いを頼りにしたカレンの捜索によって簡単に発見され、2階の大部屋に連れ戻される。


 余計なことを喋ったせいで捕まったハナコと、原因となったアイリスの間に微妙な空気が流れる……というかアイリスが一方的に目を逸らし、申し訳なさそうな顔をしている感じだ……



「あの……もう良いですよ、悪いのはこちらなんですし……」


「えっと……う~んと……何かごめんなさい……」



 しばらくその空気が続いたが、明日も朝から特別講師の仕事があるのだ。

 つまり忙しい、そして時間は有限である、2人が打ち解けるまで待ってなどいられない。


 ということで強制的に『悪事に加担していたハナコが悪い』という結論に持っていき、ひとまずアイリスを納得させた。



「でだアイリス、お前ちょっと例の男爵を『誘惑』出来るか?」


「はぁ、誘惑ですか……」


「ちょっと試しにやってみてくれ」


「え~っとぉ……こんな感じっ……」


「・・・・・・・・・・」



 クネクネと蠢くアイリス、まるで怪しい宗教の邪悪な儀式だ、その動きに一斉誘惑の効果はない。

 正直に言おう、限りなくハニートラップのセンスがない、下手であると……


 もしこのまま作戦を決行したとして、敵である男爵が抱くのは疑念のみである。

 計画は失敗の方向に進むであろう、というか簡単に破綻してしまいそうだ。



「おいこらアイリス、ダメダメの極みだぞ」


「ありゃりゃ、やっぱりですか」


「で、どうやったら上手くいくか、何か自分で思い付く方法はないか?」


「う~ん……う~ん……あ、そうだ、誰かが横で指示してくれれば上手くいくかもです」



 誰かが横で指示する、普段であれば容易なことだ、物陰に隠れ、アイリスだけにサイン等が伝達するようにしてやれば良いのだから。


 しかし今回は少しばかり事情が異なる、俺達も特別講師として他の教室や実習場に行かなくてはならないし、講師として選別していない、無関係の仲間が学校内に入ることは出来ない。


 となるとここで選択すべきは何か? アイリスに指示を出すことが可能で、かつ自分の担当するヤンキー共の面倒も見てやれる手法……



「む、そうだな、明日の午後は、いや午前中からぶっ通しで合同講義を開催しようか、俺とアイリス、それからマーサの担当の3つで」


「あ、それなら私も参加出来るわよ、以外とフリーだし、基本的に外で何かをするクラスの監視に回っているから」


「わかった、じゃあ精霊様もこっちで、あとの3人は怪しまれることがないよう、引き続き普通にしていてくれ、で、何をやるかだが……」



 その先は『合同講義』の中身を話し合うことに時間を費やした、あまりそれぞれのクラスの学習内容とかけ離れたことをやるのは不自然だし、かつ全体でまとまって動かせる方法はないものか?


 と、突然アイリスが手を挙げる、珍しく何か意見があるというのか、それとも眠いだけ……



「あの~、食材の模擬購入から始める調理実習なんてのはどうでしょうか?」


「ふむ……食べる係はマーサの担当クラスで、分量と実際の調理はアイリスの所、金銭による調達は俺の所が取引を擬制してやれば上手く回りそうだな」


「良いわね、それでいきましょ、マーサちゃんは……寝てるのね……」



 なかなかの妙案である、これなら怪しまれることなく合同で、しかももし敵が何かに気付いて逃げた際に素早く追い掛けることが出来る、マーサと精霊様を含めた行動が可能になった。


 明日は早速この作戦を開始しよう、ついでに食材は向こうの食糧庫から出して、俺達の食費も浮かせてしまおう……



 ※※※



 翌日、校長のおっさん貴族に頼み込み、どうにか貯蔵庫の食材を使わせて貰えることになった俺達。

 早速アイリスの糧食科、マーサの騎兵科、そして主計科のヤンキー共を連れてグラウンドらしき所に出る。



「え~っと、みなさ~ん、今日はですね、ニンジンさんもタマネギさんも、ぜぇ~んぶ1個が100個だと思って計算をして下さ~い」



 そんなに沢山食糧を使うわけにもいかないため、本日は実際の100倍の分量を作るものと仮定して、まずは糧食科の連中がどのぐらいの食材が必要なのかという点を計算し始めた。


 ちなみに軍隊ゆえに作るのはカレーだ、どうして異世界にカレーがあるのかはさておき、計算された分量の食材を、今度はヤンキー共が擬似仕入れというかたちで調達する。


 ちなみに王国各地の野菜、肉の価格表は、巨大な地図に精霊様が数字を書き込んだものを使う。

 王都までの輸送費も計算に含めないと、食材の単価がとんでもないことになってしまう仕組みだ。


 そして、それを考えられない馬鹿なアフロヤンキーが精霊様の目に留まる……



「ちょっとあなた、それだとニンジンが『@鉄貨7枚』になるわよ、何を考えたらそんな調達方法を取るの? 頭のでっかいもじゃもじゃは何? 中身空っぽなのかしら?」


「す……すみませんっしたーっ! すぐにやり直しますっ!」


「無能な兵士は要らないわ、転生して類人猿からやり直しなさいっ!」


「はぐほっ!」



 早速鉄拳制裁をかましている精霊様であるが、俺達の目的はそこにはないことを認識して頂きたい……ほら、椅子に座って食材調達を見守るアイリスのところへ、例の男爵らしき男が近付いてきたではないか……


 ここであらかじめ決めておいたハンドサインを出し、アイリスにこちらの指示を伝える。



『……足を組め……パンツが見えそうな感じで……』


『……穿いていません……』


『……馬鹿かお前は……じゃあ胸元のボタンを1つ開けろ……』



 指示した通りにボタンを開けるアイリス、すぐに鼻息を荒くしながら接近して来る男爵。

 簡単に釣れてしまったな、だがその女は餌ではない、疑似餌だ。



「ムフォフォッ、アイリスちゃん、一昨日の話、ちゃんと考えてくれたかな? ウチの子になれば今よりも10倍は良い暮らしをさせてあげられるんだけど……」


「えっと……その、あの……」



『……買いたいのはわかったが金があるのかというニュアンスで聞け……出来れば金のある証拠も提示させるんだ……』


『……は~い、わかりました~……やってみま~す……』



 グイグイとアイリスに体を寄せるエロ男爵、よく見たら手で触れているではないか、今着させている服は帰ったら処分しよう、変な雑菌が付いているに違いない。



「う~んと、え~っと、お金、本当にあるんですか? もし証拠があれば貸して下さい、帰ってしかるべき人に見せますから……」


「ブフォッ、本当かね、では昨年分の源泉徴収票を渡しておこう、ほら、ここに書いてある金額がわしの手取りだよ」


「まぁ凄い、お金持ちなんですね~」



 ありえないぐらい上手くいってしまったではないか、というか常識では考えられない行動を取りやがったな。

 まぁ、他の誰かが同じ仕掛けをしてもこうはならなかったはず、やはりアイリスを使ったのは正解であった。


 受け取った源泉徴収票を胸元に、しかもエロい感じでしまうアイリス、もうサービスはしなくて良いんだぞ、ここから先は冷徹になれ……



「上手く証拠書類を手に入れたみたいね」


「ああ、だがアレだけではちょっと弱いな、明後日以降にハナコが『教師陣に見せるための書類』を掻っ攫ってくれることに期待だ」



 とりあえず『事務側の給与が不当に高い』ということを示す証拠書類は手に入れたのだ。

 だが教師側に公表されているもの、そして上層部、つまり侯爵令嬢に提出されているものの2点が手に入らなくては意味がない。


 その3種類の書類を付き合わせ、明らかに矛盾しているということを証明して初めて、連中の不当な中抜きとその誤魔化しをリスクなくして主張することが出来るのだ。



「チーッス! 食材の仮想購入処理、全て完了致しやしたっ!」


「そうか、じゃあ後のことは糧食科の連中に任せて、お前らは無限に腕立て伏せでもしておけ、目障りだから俺の視界の外でやれよ」


『イエスッ、サーッ!』



 こちらの調理実習風合同講義は主目的ではないのだ、あとは適当にやらせ、ここで食べておく俺達の食事と、ついでに余った分を全て持ち帰らせて貰うこととしよう。


 調理は進み、出来上がった料理は別で訓練をしていた騎兵科の連中に配られる。


 ここで効率良く配膳出来るかも、実際の戦場においては重要になってくるはずだ。

 モタモタしていると時間ばかり経ってしまい、食事が終わる前に敵が、何てことになりかねないからな。



 その後は俺達の分のカレーもきっちり用意させ、余分に作らせた分も容器に入れて受け取った。

 途中で様子を見に来た校長も、実戦形式の合同講義にはかなり満足していたようだ。


 食べ終わった食器の片付けも生徒達にやらせ、俺達は帰りの時間までダラダラと暇を持て余す。

 特別講師というものも案外良いものだな、魔王軍を討伐したら、冒険者なんぞよりもこういう所で雇われたい。


 もちろん魔王軍の先に待ち受ける強大な敵との戦いもこなす必要がありそうなのだが……そういえば女神の奴、俺達が王都に帰っているのは知っているはずなのに、やけに連絡が遅いな……まぁ良いか。


 夕方、学校を出て馬車に乗った俺達は、早速アイリスがゲットした男爵の源泉徴収票を確認する。



「おいおい、この給与額に対してこの天引きの額だ、おかしいだろ完全に……」


「本来はこれの3分の1ぐらいの給与額ってとこかしらね、もちろん上に提出している書類上の話だと思うけど」



 とりあえず、あの男爵が悪事に加担しているということだけはこれで証明出来そうだ、だが今の時点で潰せるのは奴のみ、引き続きの証拠集め、これ必要なことは言うまでもない……

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