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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第七章 破綻寸前国家
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352 王都では

 魔族領域を脱し、牛乳の集落にも立ち寄って観光を済ませた俺達は、王都に戻るとすぐに王宮へ赴き、初めての四天王戦に関する報告をした……



「だから、超強かったんだってば、もうやべぇよマジで、こうちょっとアレしただけでドカーンッてさ」


「勇者よ、おぬしの説明ではイマイチどころか全くわからぬのじゃ、次からはもっと頭の良い者に代弁させるように、で、四天王と戦った結果を受けて、今後はどうしていくべきだと思う?」


「とりあえず金出せ」


「うむ、金の件なんじゃが、これについて少し国の主要メンバーで会議をしたいと思っておってな」


「会議だと?」


「そうじゃ、これから魔王軍との戦いもクライマックスを迎えるわけじゃし、それにはもちろん金も掛かる、そのための資金の割り振り等を話すための会議じゃよ」



 いつもであれば即答で資金供与を拒否するはずの総務大臣、だが今回は何かが違うようだ、俺の意見を頭ごなしに否定するでもなく、会議、つまり予算会議か、それの開催を提案してきやがった。


 もちろん何か裏があることには警戒しなくてはならないのだが、ババァのこの態度、もしかしたら今回に限っては臨時の予算が下りるかも知れないぞ……



「ちなみにさ、財源そのものはあるのか? 隠し財宝とか、誰かのポケットマネーとか」


「……おぬしには現実を見せてやろう、誰か国庫を持って参れっ!」



 国庫を、持って来る? どういうことなのかまるで理解出来ないのだが、しばらくすると白い布の被った台車が、完全武装した数人の兵士によって運ばれて来る……



「見よ、これが現時点におけるペタン王国の国庫じゃ!」


「手提げ金庫じゃねぇかぁぁぁっ!」



 取り払われた布の下にあったのは小さな手提げ金庫、横判とか、日付印とかを入れるためのアレだ。

 そしてパカッと開いたその中身は金貨が数十枚、国家でも企業でもない、経済主体としては『家計』レベルの資金である……



「どうじゃ、畏れ入ったか?」


「おう、ぐぅの音も出ねぇよ……」


「ということでこの現状を打開し、魔王軍討伐に要する資金を掻き集めるべく会議を行う」


「で、いつやるんだ? 今か?」


「おぬしと違って忙しいものが多いでの、期日は明々後日ぐらいに設定しておこうかの」



 ということで王国財源捻出会議の開催が決定した、ここまで金がないとなると既に手遅れな気がしなくもないが、一応参加する旨、伝えておいた。


 同時にそこで新たに戦わされることとなった四天王の尋常でない強さもアピールし、その討伐には莫大な資金が必要であることを各方面に理解させる必要があるな。


 というか、このままでは四天王どころか明日の生活費もままならないのだ……


 まぁ、屋敷に戻ったら皆と相談し、会議でどのような主張を展開するのかを詰めておくこととしよう。

 今回の遠征に関しての『報酬ボックス』なるものをババァから受け取った俺は、そのまま王宮を後にした。


 ちなみに帰りの馬車でその『報酬ボックス』を開けてみたところ、中身は『シケモクの詰め合わせ』であった、勇者パーティーのメンバーで葉巻を嗜む者は居ない。


 しかし、遂に無価値なものを報酬として寄越すようになってしまったか、これはもう国として末期的だな……



 ※※※



「ただいま~っ」


「あ、おかえりなさい勇者様、報酬はどうでしたか?」


「うん、ゴミだった」


「それは価値が見出せない、または用途がわからないなどの理由によってそう扱われる『広義のゴミ』ですか?」


「いや、ゴミ箱以外の行き先が全くない『狭義のゴミ』だ、見るか?」



 臭っせぇシケモクの山を見たミラは絶望に打ちひしがれ、その場で力を失ってヘロヘロと倒れてしまった。

 しばらくそっとしておこう、現実を受け止めるのにはしばらく時間が掛かりそうだ。


 動けなくなってしまったミラを屋敷の中に運び込む最中、庭の隅で今回の遠征にて捕らえ、この屋敷に送付していた偽首長令嬢や頭巾ちゃんなどといった連中がシルビアさんにお仕置きされているのが目に入った。


 だが今はそんなものに構っている暇ではない、こちらもそっとしておこう……



「アイリス、ちょっとミラを介抱してやってくれ、それからルビアはメンバー全員を集めるんだ、ちょっと作戦会議をしないとだからな」


「作戦会議ですか? もしかしてまたすぐ戦いの旅に出るんじゃ……」


「そうじゃない、しばらくは王都に居ることになりそうだぞ、なんてったって俺達にも、そして俺達をバックアップするはずの国にも金が残っていないんだからな」



 安心したような表情のルビア、さすがに今日の明日で再出発など、もし金があったとしてもしようとは思わないことだ、そして金がないのだから尚更である。


 集まったメンバー全員に事情を話し、軽く食事など取りながら意見を出し合う。

 といっても、国家レベルでの衝撃的な資金の枯渇ぶりに対する対応策など、簡単に意見として出るものではない。


 例えば役に立たないクソ貴族を適当に難癖付けて改易し、全財産を没収するという精霊様の猟奇的な案。

 間違いなく殺られるのはウチだ、ほぼ経済活動が行われていない広大な領地を持っている時点でクソだからな。


 さらにはマリエルが出した、全ての大臣を一旦総辞職させ、薄給にて再募集するという案。

 有能な聖人君子が集まればどうにかなるであろうが、おそらくとんでもない輩ばかりが応募するはずだ。


 それ以外にも庶民の反発を招きかねない増税案、最悪の結果を招きかねない貨幣の大量発行案などが出たが、やはりというか何というか、これといった妙案は捻り出されることがなかった。


 と、こういう頭を使った話し合いでは率先的に発現するはずのジェシカが、今日はまるで意見を出さないままだ、しかも何かの資料に目を通しているではないか……



「ジェシカ、何か意見がないのか? てかその資料は何だ、エッチな本の抜粋か何かか?」


「そうではない、ちょっとこの国で予算に関して公表されている資料を読んでいたんだ」


「ほう、で、何かわかったのか?」


「無駄な出費が多い……まぁ細かいところまでは記載がないので確実とは言えないが、その可能性が非常に高い、例えばだな……」



 ジェシカが見せてきた資料には、所々赤で○が打ってあった。

 几帳面に下線を引き、そこにメモ書きをしている箇所も見受けられる、真面目だ。


 ちなみにこれが何で、どこから持って来たのかはわからないが、おそらく王国や関連諸国の貴族が請求すれば、比較的誰でも閲覧出来る公的資料の類なのであろう。


 で、その『無駄な出費が多い』とされた根拠についてなのだが……俺にはまるでわからなかった。

 というか一般人にはわからない、貴族としてまともな公共工事等に関与したことがある者にしか理解出来ない違和感だ。



「ほら、ここにこんなに金が掛かっているのはおかしい、どこかで中抜きされているぞ、それにこっちもだ、指名手配の似顔絵を描くのに金貨300枚も必要だと思うか?」


「つまり、政府や地方自治体から委託された貴族や業者なんかがアレしていると……」


「うむ、そう考えるのが妥当だ、特に随意契約で何かをしている連中が見積りの段階でアレしている可能性が高いな」



 ジェシカにはこの件に関してのレポートをまとめるよう言っておき、パーティー会議はそれで散会とした。


 王宮での本会議に出席するのはいつもの3人、即ち俺とセラとマリエルだ。

 俺も含めてたいした意見を出すことが出来ないメンバーである、ここはジェシカのレポートに期待しよう。



「さてと、ここからはどうやって私達自身が強くなっていくかを考えましょ、今のままじゃ四天王に挑み続けるのは危険だわ」


「とは言ってもな、この付近に居る雑魚の魔物なんか、今更どれだけ倒したところでレベルアップに寄与するとは思えないし、やっぱ遠征しながら鍛えていくしかないんじゃないか?」



 通常の勇者パーティーであれば、強敵の待ち構える城やダンジョンに何度も挑戦し、トライアンドエラーを繰り返した後に、知らぬ間に強くなった力でその敵を討伐することに成功するのだ。


 ゆえに、俺達が今以上に実力を身に着け、四天王を上回るレベルに達するには、挑戦して無理だと判断して帰る、ということを繰り返す必要がある。


 そして、それを実現するには『旅費交通費』や『滞在費』、それに『武器などの維持費』が必要だ。

 もちろん体が資本であるため、どのような状況下でも栄養価の高いものを摂取するための『食費』も要する。


 つまり、結局のところは『マネー』、これに尽きるのだと言って差し支えないであろう……



「まぁそういうことだ、今のうちは金が掛からない模擬戦でもしてお茶を濁そう、ただしカレン、室内ではやるなよ、外でやれ外でっ!」


「は~い」



 模擬戦と聞き、早速武器を出して暴れようとしたカレン、冒険を始めたばかりの頃ならいざ知らず、今ここでそんなことをされたら屋敷が廃材の山になってしまう。


 そういった意味不明かつ通常では到底考えられないリスクから解放されるためにも、早く予算をゲットして遠征に出たいものだ……



 ※※※



 その翌々日、俺とセラ、マリエルの3人は、朝から迎えの馬車に乗り込んで王宮を目指す。


 俺の手にはジェシカのレポートがしっかりと握り締められているのだが、正直なところ難解な表現や常用でない文字がふんだんに使われ、ちょっと何言ってるのかわかりません状態である。


 最悪このレポートは『提出する』というかたちで済ませてしまおう。

 自分で理解していないものを会議の場で発表するのは、間違いなく大恥をかく最大の原因だからな。


 しばらくして馬車は王宮に到着し、俺達は係員に従って王の間に入り、指定の席に着いた。

 かなりの人数だ、俺とセラは隣同士だがマリエルはもちろん貴賓席に通される。


 ……俺の右隣の席にセラが居るのはわかる、だが左隣の奴は何だ……明らかに人ではない、というか生物ですらないようなのだが?



『おいセラ、俺の隣、普通にロボなんだけど』


『しっ、聞こえるわよ、もしかしたらそういう種族の人なのかも知れないし、あまり滅多なことを言うもんじゃないわ』


『だってよ、もうほら、動く度にガシャガシャいってんぞ……』



 セラはあまり気にしていないようだが俺は気になる、というか皆どういう神経をしているのだ? こんな変な奴を国家の中枢である王の間に入れてしまって良いものなのか?


 まぁ良い、特に害はないようだし俺も無視しておこう、どうせこの会議が終わればこのロボと顔を合わせることなど二度とない、一期一会の関係なのだ。



「え~、それでは会議を始める、ここに集まった者は既に存じておると思うのじゃが、現在、王国の財政は度重なる戦乱によって未曾有のピンチを迎えておる、それを打開するためにじゃな、本日は緊急の財政危機対策会議を……」



 ババァの長い話が始まった、参加者の全員が既に知っている、または薄々察している事柄を延々と説明し、無駄な時間を浪費している。


 こちらは当たり前のように日当が出ない会議に参加するために、わざわざ自分の時間を削って来てやっているというのに、こういうところは巻きでやっていこうという気概はないのであろうか?



「……それではじゃな、ある程度まとまった案を出して貰うために、全体会議を始める前に隣の人と10分間話し合って意見交換をするのじゃ、はい開始」


「おいこらっ! 重要な会議でその手法はないだろっ!? 学級会じゃねぇんだよっ!」


「うるさい異世界人じゃの、ぼっちキャラじゃあるまいし、そのぐらいのことは普通にやって欲しいものじゃ」


「・・・・・・・・・・」



 仕方が無いので右を向く……しまった、セラは既にその隣に居るマダムと話し合いを始めているではないか。

 ということは俺の相手は左隣、つまりロボと意見交換をしなくてはならないのだ。


 大丈夫なのか? そもそもコイツには言語機能が付いているのか?

 やべっ、目が合ってしまった、とりあえず、とりあえず何か話すきっかけを、いや話しかけてみるべきだ……



「……す、すみ……す……水餃子食べる?」


『いえ、自分はサイボーグですので、残念ですがそういったモノは遠慮させて頂きます』



 ロボではなくてサイボーグであったか てか何だよサイボーグって? ロボとサイボーグの違いを誰か教えてくれ。


 とりあえず水餃子を食べて落ち着こう、せっかく用意したのにもったいないからな、うむ、皮がモチモチで実に美味だ。



「これ勇者よ、会議中に水餃子を食べるでない、他の参加者の迷惑になるじゃろうが」


「ふ、ふみまへんっ!」



 ババァに怒られてしまった、とりあえず隣のサイボーグと……額のランプらしきものがが点滅しているのだが?



「あの、大丈夫ですか? 何かパカパカしてますよ……」


『すみません、蚊が止まったため叩いたところ、うっかり自爆スイッチを押してしまいました、30秒後に爆発します』


「あぁぁぁっ!? ちょっと待てこらぁぁぁっ!」



 サイボーグの腕を掴み、そのまま引き摺って行く、ダッシュで窓へ向かい、テラスから放り投げたところで、空中にて大爆発を起こした。



「ふぅっ、ギリギリで間に合ったぜ……」


「勇者よ、おぬしはまた騒ぎおって、少しは落ち着くことも覚えぬか」


「いやどう考えてもあのサイボーグ野朗が悪いだろっ!」



 その後、自爆したサイボーグの破片から魔導コアが回収され、ウサギのぬいぐるみに詰め込まれて俺の横に据え付けられた。



『すみません、ご迷惑をお掛けしてしまったようですね』


「ご迷惑どころじゃないんだが……てか随分と話し描け易い姿になったな……」



 結局何も意見交換をしないまま10分が経過してしまった、周りではそれなりの妙案が出ているらしく、セラも隣のマダムと楽しげに会話している。


 どうやら悲惨な目に遭っているのは俺だけのようだ……



「え~、それでは今話し合った内容を順番に発表して貰う、ただしアホの異世界人は黙って聞いておくように」



 端から順に、次々と意見が出される、余裕のある貴族に何らかのインセンティブを提示し、資金供与を願ってはどうか、無駄な公共事業を削減してはどうかなど、ありきたりなものばかりではあるが……


 と、公共事業に関してはジェシカの言っていた『不当な中抜き』がある可能性が高いのか。

 もし削減に反対するような勢力があれば、そこが何らかの関与をしている疑いが強まる。


 後でレポートを提出して、公共事業の削減案に同意の意思を示しつつ、少しばかり内偵調査をするように進言してみよう。


 全体が意見を出し終わり、そこからは具体的にどれを優先的に進めていくべきかという話し合いになる。


 だがここですぐに結論を出すことは出来ない、それぞれが今挙がっている案を持ち帰って検討を重ね、後日再び会議を開催し、そこで決を採ることとなった。



「それでは本日の会議を終了する、続きは3日後とするゆえ、各自検討をしておくように、なお、意見書等の提出はこのあと受け付けるゆえ、帰る前にわしの所へ来るように、以上!」


『おつかれっしたーっ!』



 すぐにジェシカのレポートを持ってババァの所へ行く、他にはこういったものを提出する者が居ないようで、そのまま手渡すことが出来た。


 しわくちゃの顔に更にしわを寄せ、ババァはレポートを熟読する……



「うむ……これは少し詳しく調べてみる余地がありそうじゃの、パッと見でもかなりおかしいことがわかる内容じゃ」


「そうか、具体的にどの事業のどの辺りが変なんだ? 素人の俺にはさっぱりなんだが」


「色々と問題がありそうじゃがの、一番大きいのはここじゃ、『王都一兵卒養成学校』の人件費じゃな」


「そうかそうか、てか微妙な名前の学校だな、それそのものが財政を圧迫している要因なんじゃないのか……」


「何を言うか、この学校の運営はわが国の政策の中でもかなり成功しているケースなのじゃぞ」



 王都一兵卒養成学校とは、近年不足しがちな王国軍の正規兵を育てるため、平民子弟層をターゲットとして設置された学校らしい。


 士官学校は貴族用の学院がこの王宮のすぐ傍にあり、それはそれで機能しているのだが、一般の兵士に関しても事前に教育を施し、強兵として戦場に送り出すことをその基本理念としている学校だ。


 養成学校に入るメリットとしては、2年間の受講期間における食費や寮費は全て国の負担、しかも卒業と同時に無試験で正規兵への登用を約束していることが挙げられる。


 つまり、貧乏な平民家庭の二男、三男などがそこへ通うことにより、体の良い口減らしと、その後の真っ当な俸給が家に転がり込むことを期待出来るという仕組みだ。


 それゆえ受験倍率も高く、さらに孤児院などではここに合格するための授業を、元下士官などを講師として招聘し、実施している場合もあるとのこと。



「で、年度初めに要求された予算を、特に考えることもなくジャブジャブ注ぎ込んでたってわけだな?」


「まぁそうなるの、だが今見てみるとこれはおかしいのじゃ、ここの講師は校長以外平民出身の者ばかりでの、全員合わせてもこんな金額を人件費として計上していることはあり得ぬわい」


「その程度のことはちゃんと確認しておけよな……」



 そういえば、この世界でまともに外部監査役を置いているのは、俺と同じ世界から来た魔王が運営している魔王軍ぐらいのものであったな。


 転移前の常識が通用しないのは異世界なので仕方が無いことだ、だがこれはあまりにもアレだ、完全に腐り切っていやがる……



「とにかくだ、国が予算を計上して、そこから実際にそこの講師が俸給を受け取るまでの間に何かが起こっている、というか中抜きしまくっている馬鹿が居るのは間違いない」


「そうじゃの、資金の流れをきっちり洗わねばなるまい、よし、次の会議日にはこれを中心の議題としようぞ」



 このレポートは『ジェシカノート』と名付けられ、原本は王国一級秘密文書として保管されることとなった、ちなみに『国庫』である手提げ金庫に収納される。


 もしかしたら次の会議日、この学校の運営にメスが入るのを嫌う輩が出てくるかも知れないな……

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