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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第六章 決着の時
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342 我慢比べとは

「そろそろ試練専用ゲートが見えるはずだな、てかここあっついな~」


「盆地なのよねここ、風もないし、まるでサウナみたいだわ」



 止まっていても汗が吹き出す程の熱気、だというのに俺はバテバテのカレンを必死で扇いでやっているため、さらに汗だくのテッカテカである。


 体感で40度以上はありそうだな、これは人が生きていけるレベルの気温ではないぞ、まぁ、ここは魔族領域だから何とも言えないところではあるのだが。



「あっ! 誰かが地面に座っていますよ、女の人です!」


「むっ、どれどれ……うむ、なかなかの美人だな、おっぱいもナイスだ……でも何でこのクソ暑い中あんな所に居るんだろうな?」


「もしかして試練の関係者じゃない? ほら、場所的にもそうよ」



 街道のど真ん中に正座している1人の女性、もちろん魔族なのだが、彼女が試練委員なのかどうかはわからない、そもそも第一の試練ではあったゲートが存在しないのだ。


 近付いて行っても微動だにしない女性、長い黒髪に和装のような分厚い衣服、見ているだけで暑くなる。



「もしも~し、こんな所で何をしているんですか~? もしかして試練関係の方ですか~?」


「……ええ、その通りです」


「そうですか、で、ゲートはどこに?」


「暑さで倒壊してしまいました、なのでもうありません」


「どういうことだよっ!?」



 確かに暑い、だがだからと言って人工物が倒壊してしまう程ではない。

 ということはアレか、現状の暑さ以上の、更なるアツい何かが起こるということか……


 とりあえず馬車から降り、女性の下へと向かう……俺達を遥かに超えるレベルの汗だくじゃないか、こんな所、はともかく、こんな格好で何を痩せ我慢しているのだ?



「ようこそ第二の試練会場へ、私は試練委員のメスブタ子です」


「すげぇ名前だな……」


「いえ、単なる通り名ですので、実に気に入っていますが」


「で、ここではどんな試練が待ち受けているんだ? ろくでもないものだったら帰るぞ」


「はぅっ……冷徹なお言葉、どうもありがとうございますっ……失礼、それでですね、ここでは私と『我慢比べ3本勝負』をして頂きます、もちろん皆さんの2点先取でクリアとなります」



 我慢比べか、まぁ、この暑さを利用したものが1つはあると見て間違いないな。

 暑いのは苦手だし、俺はパスさせて頂くことになりそうだが……



「あ、ちなみに第一試合はそちらの男性、異世界勇者の方ですね、これはもう決定事項ですのでよろしくお願いします」


「マジか、で、何対決を……」


「第一試合は『アッツアツ、酷暑のサウナ対決~出来立ておでん付き~』となります」


「ふざけんじゃねぇっ! 馬鹿! ボケッ! このメスブタッ!」


「あうっ! 激しい罵倒、ありがとうございますっ!」



 いきなり危険かつ辛そうな闇のゲームに参加させられることが決まってしまった俺、どうしてここで俺なのだ? 野郎が暑さに身悶える姿は全く絵にならないと思うのだが?



「ちなみに第二試合は『激痛! 連続ケツバット我慢対決』です、チャレンジャーははそちらの人族の女性、回復魔法使いの方ですね」


「やった! 得意分野です!」


「それは私も一番得意ですから、良い勝負が出来そうですね」



 得意分野が『ケツバット我慢対決』なのはいかがなものかと思うが、とにかくルビアなら簡単に勝利出来そうだ、相手がどうかは知らないが、ルビアのドM最強伝説に勝てる者は居ない。



「第三試合なんですが……考えていないのでそちらに決定権をお譲りします」


「そのぐらい考えとけよな……」


「申し訳ありません、これまで私は全ての3本勝負を第二試合までで決めてきたものですから、まぁ、今回もそうなると思いますが」



 かなり自信があるようだが、第二試合はルビアが出るのだからまず勝てる。

 となると第一試合で俺が負ければ、こちらがやりたい放題出来る第三試合が開催されるということだな……


 これはつまり、俺は負けても良い、というよりも負けることが望ましいのだ。

 暑いのは嫌だし、適当にギブアップして後続に譲ることとしよう。


 で、その後に待っている第三試合なのだが……



「第三試合の種目は私に任せなさい、凄まじく盛り上がらせてあげるわ」


「悪い顔してんな精霊様……まぁ良いか、そういう顔のときは面白いことを考えていることが多いからな、ここは精霊様に任せるよ」


「ふふんっ、ちなみに内容はシークレットよ、開始直前までお楽しみに」



 何を考えているのか知らないが、ろくでもない、そして相手にとっては非常に辛い内容のゲームに違いない。

 いや、ゲームというよりも一方的な蹂躙になる可能性の方が高そうだ、これも圧勝であろうな。



「さて、話し合いは終わったようですし、そろそろ第一試合を始めましょうか」


「良いぜ、さっさと済ませて涼みたいんだ」


「では……サウナ形成! アッツアツおでん、召喚!」



 メスブタの周囲に四角い光の壁のようなものが現れ、その中央に熱そうなおでんの入った鍋が登場した。

 湯気が立っているし、相当に温度が高いと見える、どこでそんなものを煮込んでいたというのだ。


 その光の壁に囲まれた中に足を踏み入れる……サウナ、いやこれは真夏のビニールハウスじゃないか。

 風は通らず、それでも日差しだけは燦々と降り注ぐ、冬は天国夏は地獄のビニールハウスそのものである。



「とにかく座って下さい、ここから長丁場になりますから、ちなみにギブアップの場合は普通に退室して構いません」


「あっそ、じゃあもうギブアップということで退室させて……」


「ちょっ、最低でも1時間は退室不可ですから、ね、もうちょっとだけ頑張りましょ」


「ふざけんな、1時間とか絶対ヤバいからね、『※絶対に真似しないで下さい』とかテロップが出る次元だからねっ!」


「まぁまぁそう言わずに、はい、おでんどれが良いですか?」


「……クソめが、じゃあ大根で」



 アッツアツの大根に汗腺が反応し、さらに汗が吹き出す。

 なかなか出汁が効いているな、だがこの状況でからしを付けるのは愚策だな、そのままいこう。


 大根の次は玉子、さらに竹輪と、どんどんタネを消費していく。

 どうやらこの世界にはコンニャク系統が無いようだ、しらたきが好きなんだがな……


 おでんを食べながらふとメスブタ子の方を見る、火照った顔が地味にエロい。

 ついでに言うと、暑さに耐えかねて開いた胸元が……



『ちょっと勇者様、どこ見てるのっ?』


「違うってば! これはただ前を見ていただけで……」


『言い訳無用! 試合に集中しなさいっ!』



 メスブタ子の胸元を見ているのがセラにバレてしまったようだ、だが他に目のやり場など存在しない、暑さで朦朧としているフリでもしてガン見しておこう。


 10分、20分と時間が経過する、違う、まだ20分しか経っていないのだ。

 無限とも思えるこの地獄の時間、そしてやはりおでんは大根ですね。


 とうとう頭がおかしくなってきたとき、目の前に衝撃的な光景が……メスブタ子が服を脱ぎだしたのであった……



「も、もしもし? どうしたのかな~?」


「はい、ちょっと暑くて、そろそろ胸元をはだけて涼しくなろうかと思いましてね」


「いやしかしだな、その感じだとおっぱいが……」


「おっぱいがどうしましたか? おっと、そんな話をしていたポロリしてしまいましたね」


「だっはぁぁぁっ!」



 目の前でおっぱいがポロン、というよりもボロンと零れる。

 衝撃的なサイズ、最高の形、それが目の前1m未満の所に存在しているのだ。


 元々暑かったのが今度はアツくなり、遂に俺の頭はオーバーヒートを起こし、煙の代わりに鼻血を吹いて全ての機能を停止したのであった……



 ※※※



 ……冷たい、誰かが俺に水をぶっ掛けているようだ。



「あら、目を覚ましたようね、おはよう無様な敗北者さん」


「何だ精霊様、寝起き早々失礼な物言いだな」


「だってあんたは『アッツアツ、酷暑のサウナ対決~出来立ておでん付き~』に敗北したのよ、全くあの程度で鼻血を出して倒れるなんて、異世界人もたいしたことないわね」


「しょうがないだろ! アレは不可抗力だ、てかメスブタ子め、それを狙って俺を指名したんだな……」



 卑怯千万、これに尽きる、まぁおでんは十分にご馳走になったことだし、これで良いとしよう。

 ん? 何だこの紙切れは、俺の腹の上にこんなものを……『請求書:おでん代として銅貨1枚』であった……


 メスブタ子、何と恐ろしい奴だ、てっきりおでんはサービスだと思っていたのに、存分に食べさせた後で代金を請求するとは、こちとら銅貨1枚などという大金は持ち合わせていないというのに。



「で、卑劣なメスブタはどこへ行ったんだ? まさか伝説の勇者たるこの俺様に恐れをなして逃げ出したのか?」


「いえ、さっきまでその馬鹿面を見て笑っていたわよ、今は第二試合の前にクールダウンするとかで近くの泉に行っているわ」


「そうか、戻ったら、というか俺達がゲームに勝利した暁にはたっぷりお仕置きしてやろう」



 そもそも第二試合はルビアとの『ケツバット我慢対決』であったな、そこで痛め付けられ、敗北する様を見ながら笑い転げてやろう、ビールでも飲みながらな。


 馬車からぬるま湯のようになったビール様の酒を取り出し、それを飲みながらメスブタ子の帰りを待つ。

 10分程度で戻って来たメスブタ子、先程とは異なり、普通に薄着をしている、エロい。



「あらあら、もうお目覚めですか、私の必殺チラリ攻撃はいかがでしたか?」


「チラリってかもうポロリだったろうが、ごちそうさまでした、あとおでん代は踏み倒しますのであしからず」


「まぁ、でも良いでしょう、とにかく第二試合を始めましょうか、魔導ケツバット機、召喚!」



 先程のおでんと同じ感じで、今度は2台のケツバットマシンが召喚された。

 どこがどう『魔導』なのかは気になるところだが、体を固定してケツバットをするものだということは形からわかる。


 今回のチャレンジャーであるルビアが前に進み出て、ルールの説明を受ける。

 とはいえただケツバットされるだけだ、マシンに不正がないことを確認すれば、あとはゲームを始めるだけ。


 ちなみにどちらのマシンを選択するかはルビアに権利があるようだ……



「う~ん、ではこちらのマシンを選択します、良いですか?」


「わかりました、ではセットして下さい」



 ケツバットマシンに並んだ2人、メスブタ子の奴、ルビアに負けず劣らずの良い尻をしているではないか、あとでめっちゃ触ってやろう。



「それではスタートッ! あいっ……きゃっ……うっ……」


「・・・・・・・・・・」



 第二試合が始まった、と同時に小さな悲鳴を上げ始めるメスブタ子、痛いのを必死で堪えているようだ。

 一方のルビアは……全くの無反応、起きているのか寝ているのかすらわからない反応のなさである。


 とりあえず身悶えるメスブタ子をオカズにもう1本ビールらしきものを飲もう。

 先程俺との戦いで卑劣な真似をした奴が苦しんでいるのは、見ていて実に面白いものだ。



「……いてっ……どうですか? ちなみに私はこの痛みに対して10分程度持ち堪えることが出来ます」


「……そうですか、私は10年ぐらい続けられても平気ですね」


「なっ!? そんなまさか……あへっ……舌を噛みました……」



 5分経過時点、どうやらルビアの圧勝ENDが見えてきたようだ。

 悶絶し、徐々に動きを激しくしていくメスブタ子に対し、ルビアは全く無反応のまま。


 さらに今の会話で精神的ダメージを与えたうえ、舌まで噛ませるという強力な追加攻撃を加えたのである。


 そこからおよそ5分後、遂にメスブタ子の我慢が限界に達した……



「痛いぃぃぃっ! もうダメです、我慢の限界ですっ! 私の負けで良いですから終わりにしましょう!」


「う~ん、じゃあ延長で」


「はぁぁぁっ!? あぐぅっ……あでっ……」



 別に同時に終了しなくてはならないということはないと思うのだが……とにかくこの瞬間にルビアの勝利が確定したのである。


 これでスコアはドロー、最終試合の精霊様が活躍するか否かによって勝負が決まることとなった。

 もちろん精霊様は自信満々、一体何を考えているのやら。



「おいそこのメスブタ、自分だけでも降りて来れば良いんじゃないか?」


「あいてっ、はっ!? そう言えばそうですね、じゃあリタイアします、参りましたっ!」



 ケツバットを喰らい続けるルビアをよそに、メスブタ子は尻を押さえながらフラフラとマシンを後にした。

 少しからかってやろう、先程の恨みを晴らすときがきたのだ。



「メスブタ、ちょっとこっちへ来い」


「は、はい、何でしょうか?」


「尻に怪我をしていないか確認してやる、そのショーパンみたいなのとパンツを脱ぐんだ」


「あ……え?」


「早くしやがれこのメスブタッ!」


「はぃぃぃっ! どうか舐めるような視線でご覧になって下さいましっ!」



 命令通り、無様に尻をさらけ出したメスブタ、うむ、怪我などはないようだ、だが俺が隠し持っている鞭で思い切り引っ叩いたらどうか……



「喰らえっ!」


「きゃぃぃぃんっ! うぅ……どうかお許し下さい……」


「何だ? 俺との戦いで不正を働いたと認めるのか?」


「へへぇ~っ! 大変申し訳ございませんでした」


「では俺の勝ち……だとつまらないから引き分けということにしておこう、わかったかこのボケッ! カスッ! メスブタッ!」


「承りましてございます、もっと罵倒して下さい」


「よろしい、じゃあ精霊様、すぐに第三試合を始めてやってくれ」



 そう頼んだものの、少し準備が必要だと言って馬車に戻って行く精霊様。

 何やら荷物を漁っているようだが、精霊様プレゼンツの第三試合の内容はいかがなものであるのか……



 ※※※



「お~い、精霊様、まだか~っ?」


「待って……うん、これで良いわね、準備完了よ」


「何それ? 拷問セットか……」


「その通り、メスブタちゃんも良く聞きなさい、第三試合は私とあなたの『調教対決』よ、もちろん調教『する側』は一方的に私、あなたは喰らっているだけで良いわ。で、見事調教が完了したら私の勝ち、それで良いわね」


「え~っと、何か我慢比べとしてはイレギュラーですが、それで良いでしょう、ちなみに制限時間は?」


「ナシよ、というか『私が勝利するまで無限に』が制限時間ね」


『・・・・・・・・・・』



 デタラメである、これはもはや勝負とは言わない、なぜならばルール上精霊様の勝利が完全に確定しているのだから。


 だがその申し出を普通に受けてしまうメスブタ子、馬鹿なのかドMなのか、それともその両方なのか。

 とにかく交渉成立ということで、すぐに第三試合がスタートする……



「いくわよっ! 石抱き責めっ!」


「あぁぁぁっ! ひぃぃぃっ!」


「次は鞭打ちよっ!」


「きっくぅぅぅっ! もっとお願いしますっ!」


「まだまだっ! 三角木馬責めっ!」


「ぎぃぇぇぇっ!」



 次々と披露されていく精霊様の調教……というかこれはもうただの拷問だ、しかもメスブタ子はボロボロにされながら喜んでいる。


 しばらくその光景を眺めていたが、飽きてきたため夕飯の支度を始めた。

 第一試合で使ったおでんがまだかなり残っている、今日のメインにしよう。



「ほら皆、何にする? カレンは……バテバテで食べれなさそうだな……」


「うぅ……ち……ちく……わ……」



 暑さにやられたカレンは竹輪を5本食べるので精一杯であった、普段であれば30本はいけるのに、これはなるべく早くこの盆地を脱出する必要がありそうだな。


 しかしそのためには精霊様がメスブタ子を調教し終えて……あれ、2人でどこかへ行ってしまったようだ。



「精霊様の奴どこ行っちゃったんだよ?」


「確か『首輪を付けてお散歩』とか言っていたわよ、あ、空にいるわ、ほらあそこ」


「本当だ、あれは絞まってますね……」



 首輪を付けられたメスブタ子は、精霊様によってそのリードを掴まれ、空中にぶら下げられていた。

 通常であればすぐに絶命するやつだ、絶対に真似してはいけません。


 その精霊様が戻ってきたところで、地面に降ろされたメスブタ子が降参の意思表示をする…/・・・



「へへぇ~っ! 一生付いて参ります、ペットにして頂いて構いませんっ!」


「はぁ? あんたのような雑魚がペットなんておこがましい、でもまぁ召喚獣ぐらいにはしてあげるわ、戦闘中に召喚してあげるから肉の壁になりなさい」


「はぁーっ! 有り難き幸せ!」



 何がどうなってそうなったのか、全く理解が及ばないのだが、とにかく精霊様によるメスブタ子の調教は完了したらしい。


 これで俺達の2勝1引き分け、つまり試練クリアである、本当にこんなんで良いのかは疑問であるが……


 ちなみにメスブタ子は精霊様がどこかに封印し、好きなときに呼び出せるようにするらしい。


 まぁ、こんな所で次の試練挑戦者を待っていても、それがいつになるかわからないのだ。

 精霊様が良いように使ってやった方が、本人としても満足のいく生活になるはずである、凄まじいドMだしな。



「さて精霊様、満足したならそろそろ行くぞ、ここは暑くて敵わんからな」


「良いわよ、絶対に死なない肉の壁も手に入ったし、ここでやっておくことはもうないわ」



 ということで馬車に乗り込み、さらに東を目指して出発する。

 次は『第三の試練』か、これだけ苦労してまだ2つ、そして四天王の城への道程はまだ3分の1も進んでいない。



「あ~あ、どこかで転移とか出来ないものかな、これじゃあ四天王を倒す前に年が明けてしまうぞ、なぁ頭巾ちゃん」


「それでしたら1つだけありますよ、第三の試練と第四の試練の間に限りますが」


「どういうことだ?」


「その2つはかつて難易度調整のために場所を入れ替えたらしいんです、そのとき転移に使ったアイテムがそのまま設置されていて、城から出て西へ向かう者は皆便利に利用させて貰っています」



 となると、第三の試練と第四の試練は同日に連続で受けることが出来そうだな。

 どちらもまともなものとは思えないのだが、まとめてパパッと済ませられるのであれば好都合だ。


 とにかく、まずは第三の試練が待ち受けるゲートまで向かうこととしよう……

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