表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第五章 待ち受ける者
337/1360

336 持って行かれた

「見張りは……居ないみたいだな、このまま進もう」


「変ですね、この時間は誰か立っているはずなんですが」


「どっかでサボってる、或いはウ○コでもしてるんじゃないか?」


「前者はアウトだし後者であって欲しくはないです……」



 ようやく辿り着いたフルートの故郷、スミス系純粋魔族の里、この入口ゲートで相手の出方がわかると思っていたのだが、誰も居ないためそれは先送りとなってしまった。


 ゲートは馬車で潜ることが出来そうだし、とりあえず里の中へ入ってみよう。

 そう考えて先へ進んで行くと、フルートがまたしても不安げな顔で辺りを見渡している……



「今度はどうした?」


「おかしいです、里の入り口付近には出荷前の武器や防具を積んだ荷馬車が居るはずなんですが」


「今日は売れなかったんじゃないのか?」


「そうでしょうか……」



 しかし誰も居ない、ゲートを潜ったその場所は広場のようになっているのだが、隅に露店のような構築物がいくつか並んでいるだけだ。


 フルート曰く、本来は完成した製品をあの小屋の下に積み上げ、それを目的地ごとの馬車に載せて出発しているが普段の光景であり、それがゼロということはあり得ないらしい。


 そしてここは鍛冶関係以外、つまり食糧や日用品の販売も行われるべき場所であり、それらも含めて人が1人も居ないというのは異常な光景だという。



 とりあえず人の住んでいる方へ行ってみようということになり、ゲートから一直線に奥へ向かう通路を進んで行く。


 少し歩くと、石造りの家がいくつも立ち並ぶ区画に出た。

 どの家も屋根から煙突が伸びているが、そこから煙が出ている様子はない。



「……どうして誰も鍛冶をしていないんでしょうか」


「鍛冶どころか家事すらしてないみたいだな、おっと、上手いことを言ってしまったぜ」


「勇者様、今のは限りなくつまらないわよ」



 セラには俺のギャグセンスが伝わらないようだ、いや、ひょっとして才能を妬んでいるのか? まぁそうに違いない。

 悔しいだろう、そんなセラにはざまぁみやがれの言葉を無言で投げ掛けてやろう。


 しかし煙突から煙が出ていないとはいえ、ここに誰も住んでいない、つまり里を棄ててどこかへ移住したといったような雰囲気はない。


 荒れ果ててもいないし、良く見れば地面には真新しい足跡や俺達のものでない車輪の跡も残っている……200人前後の里にしては少しばかり数が多いような気もするが……



「とりあえずわたしの実家に行きませんか? そこでなら安全に話を聞けると思います」


「そうだな、とりあえずフルートの家で何があったか聞くこととしよう」



 馬車を進ませ、通路の突き当りまで行くと、他とは違う少し大きめの屋敷があった。

 門があるものの、そこに鉄製の柵などは設置されていないい、というか『あえて取り外した』といった感じだ。



「すげぇ~っ! ここがフルートの実家か、もしかして金持ち?」


「ま、まぁ一応は、でも門の柵はどこへ行ったんでしょうか? それに庭に置いてあった剣と盾のオブジェもなくなっていますね……」



 門の前に馬車を停め、フルートを先頭にして屋敷の方へ近づく……



「ただいまぁ~っ」


「いや普通に帰って来た感出すのかよっ!? 買い物行ってたんじゃねぇんだぞ!」



 と、奥からパタパタと誰かが駆け寄る音……フルートがもう1人現れた、いや、少し年がいっているような雰囲気だ、あの人はおそらくフルートママ……


 玄関口で何やら話しをする2人、しばらくすると、フルートママ(推定)がドアの所から顔を出し、無言でこちらに手招きをする、入って来いということか。



「いらっしゃい、あなたが魔王軍と戦っているっていう異世界人ね、それとその仲間の人達」


『どうも~』


「とにかく中へ入りなさい、フルートも、何もない所だけど色々話しておきたいことがありますからね」


『は~い』



 このレベルのお屋敷で何もないとは謙遜が過ぎる……いや、ガチで何もない。

 広い廊下に飾られた甲冑、の台座だけ、壁に掛けられた剣、のラックだけ、異様な光景だ。


 通されたリビングにはテーブルとソファがあったものの、それ以外のものは何ひとつ見当たらない。

 というか暖炉の鉄扉まで取り外されているではないか、そういえば鍛冶の里なのに金属製品を一切見ないな……



「ねぇお母さん、何があったの? お父さんは?」


「それはこれから話すよ、まずフルートも、それに異世界勇者さん達もこの里がどこかおかしいことには気付いたわね」


「ええ、まぁ……何と言うか……」


「ここは鍛冶師が集まって創った里なのに、誰も鍛冶をしていない、それどころか活気がなく広場に人通りもない、それはね、全部この先に布陣している東の四天王第二軍のせいなんだよ」


「というとつまり、略奪されたと?」


「まぁ、言いようによってはそうなるかも知れないわね、『徴発』されたのよ、金属製品は全部、鍛冶師の使うハンマーや金床まで、これはこの地を守るために必要なものだってね」


「・・・・・・・・・・」



 意味がわからない、戦争のために出来上がった武器や防具を徴発するというのであればまだわかる。

 だが鍛冶師の里で、その装備を造るための道具を奪ってしまってどうするというのだ?


 四天王第二軍の司令官、確か瘴気に包まれた女の子だったか? とにかくよほどの馬鹿か、先々のことを考えるつもりがない、つまりこの戦いだけどうにかなれば、あとは野となれ山となれといった考えの持ち主なのであろう。



「ちなみに道具を持って行かれる際に抵抗などは試みなかったんですか?」


「一応男共がそれだけはやめてくれって言ったみたいだけどね、でもこの里の売上は8割以上が魔王軍に依存しているわけ、だからそれと本格的に争うようなことは出来やしないのさ」


「そういうことでしたか……」


「ちなみにその男共はね、里に残った僅かばかりの換金可能アイテムを掻き集めて出て行ったよ、それを売って新しい道具を1セットでも買おうってつもりらしいけど、出来れば食べ物の方を先に買って来て欲しいわね」



 どうやら金属製品だけでなく、食糧、そして金銭まで持って行かれたらしい。

 四天王第二軍はこの里を存続させるつもりがない、そういうことなのであろう。


 男達が里を出ている現状では、ここに残っているのは女子ども老人で合計80人程度だそうな。

 子どもも老人も一部は男達と一緒に派遣されており、その人数になったそうだ。


 そしてその人数で、どうにか新たな食糧を得るための農作業をしなくてはならない。

 ゆえに家の中に居る者はほぼゼロ、それでここに来るまで誰とも会わなかったのだ。


 現状里の居住区に残っているのはフルートママも含めた連絡員の数人、他は皆、先程の広場を右に行った所にある共同の畑で作業をしているという。


 農作業をするといっても作物が出来上がるのはかなり先、このままでは里の純粋魔族達は全員飢えてガリガリになってしまうであろう、そう簡単には死なないと思うが、憂慮すべき事態であるのに変わりはない。



「そうだ、私の魔法ならニンジンだけでもすぐに生長させられるわよ」


「おいマーサ、どうせ大失敗するだろうに、足ニンジンを大量発生させてどうするつもりだ」


「うっ……まぁそこはどうにか戦って……」


「余計なこと禁止!」


「は~い」



 マーサが余計なオイタをしないように監視しておくべきだな、もし何かやらかしたら檻に入れて天日干しにしてやろう。


 とにかく作業に出ている純粋魔族達が戻るのを待ち、夕方から色々と話し合いをする約束を取り付けた……



 ※※※



 夕方、フルートの実家に大勢の住民が集まった、とはいえ里の上層部連中ばかり、つまりジジィとババァだ、5,000歳ぐらいの奴も居るらしい。



「う~む、ではその勇者パーティーとかいう者共が四天王の軍を倒せば、我らの道具や何やらを取り戻すことが出来ると……金に換えられていなければ良いがの……」


「では里は何もせずに事態を見守り、こやつらが勝利することに期待しておくと」


「わしはそれに反対じゃの、いくらなんだと言ってもそれでは魔王軍と敵対する者を後援しているように見えるではないか、奴等との関係が悪化すればこの里はお終いじゃぞ」


「確かにのぅ……ではこやつらは事故に見せかけて殺害……」


「おいこらそこのジジィ、本人の前で物騒なこと言ってんじゃねぇぞ!」



 俺が発言した途端、ジジィは聞こえないとばかりにその長い耳に手を当てる。

 都合が悪くなると耳が遠いフリをして逃げるのはどの種族でも共通のようだ。


 その後も会議は続いたが、俺達は完全に蚊帳の外に置かれたままであった。

 結論としては、里では俺達のことを応援も、そして排除もしないということになったようだ。


 もちろん俺達が勝利し、この里で使われていた重要な道具類を取り戻すことが出来ればラッキーだと思ってはいるはず、だが魔王軍との関係上、そういったことは口に出すべきではないのも事実。


 おそらくこれから先、各方面の魔族領域に突入していくにあたり、現地の住民によるこのような扱いは多くなってくるであろう。


 だからと言ってこちらも全てスルーしてしまうのではなく、状況に合わせて必要な手立てをし、情報を得たり滞在先として利用させて貰ったりということが叶うように行動していくべきだ。



「では話は付いたの、ここに滞在することは構わぬが、いざ四天王軍と戦いになった際、こことの関係を話したり、悟られたりしてはならぬぞ」


「わかった、ちなみに俺達が勝利して、道具を取り返すことが出来たら1つだけ頼みがある、そのときは聞いてくれるよな」


「無論じゃ、むしろその頼みとやらとわしらの鍛冶道具の引き渡し、それを交換というかたちにすればただの対等な取引じゃからの」



 これでマーサの籠手を造って貰う話はどうにかなりそうだ、あとは四天王第二軍、それに本体の居る第一軍をぶっ飛ばしてしまうだけだ。



「あっ、そうだ勇者様、敵の情報を聞いておいた方が良くないかしら? この人達ならある程度は知っていそうよ」


「それはダメだ、俺達が情報を持っていたら敵はどう思う? 少なくともこの周辺にある魔族の里のどこかでそれを聞きだしたと疑うはずだ、こことは限らないがどこかの魔族が犠牲になりかねない」


「あら、それもそうね、取引をしたと言ってもさすがにそれは通用しないでしょうし、まぁ諦めましょうか」



 とにかく情報と武器の類の補給だけは避けておくべきだ、敵が怒るとしたらおそらく、その2つを得て俺達が有利な立場に立ったときであろう。


 今日のところはフルートの実家に泊めて貰うこととなり、礼として缶詰をあげられるだけあげておいた。

 これは宿泊の対価として里に支払ったものだから問題ない。


 缶詰だけでは心許ないと思うが、これで何とか食い繋いでいる間に俺達が全てを取り戻せば良いのだ。

 ついでに俺達の分の食糧もそこで補給してしまおう。



 その後、フルートママが共同の備蓄庫に缶詰を持って行くと言ったため、俺達も里の様子を見るべく外に出る。


 金属で出来ていたのであろう滑車だけが取り除かれた井戸、柄だけになった農作業具、車軸がなくなってバラバラになったリヤカー。


 これでは到底普通の生活など送れそうにないな、きっと農作業も木の道具や素手を用い、地道にやっているのであろう。


 鍛冶師が中心のこの里では、他の地域と比べて金属製品の質が非常に高かったはずだ。

 今はそれを全て奪われ、同じ状況に立たされた一般的な者と比較しても遥かに苦労しているに違いない。


 と、ここへ来る際に俺達が入って来たゲートの方が騒がしくなった……



『ちょっとっ! またですかっ!? これは里の皆が生きていくための……』



「おい、今のフルートママの声じゃないか?」


「間違いありません、お母さんが向かった共同備蓄庫はあっちですから」


「急いで行ってみよう、もしかしたら四天王の軍の奴等が現れたのかも知れない」



 すぐに声のした方に向かって走り出す、広場に着くと、50人以上の兵士、もちろん魔族だが、それがゲートの前を塞ぎ、ついでに先程フルートママが持って行った缶詰を袋にしまっている最中であった。


 しかも別働隊が向かって左に進もうとしている。

 確かそちらには共同の畑があると言っていたな、今回は食糧狙いといったところか。



 とりあえず近付いて様子を覗うこととしよう……



 ※※※



『ヒャッハーッ! お前達、まだどこかに食料を隠しているだろう? この東の四天王軍憲兵隊の目を誤魔化せると思うなよっ!』

『そうだそうだっ! 魔王軍勝利のため、すべての魔族には財産を供出する義務がある!』



 何だこいつらは? 極限まで増長した憲兵のようだが、上級魔族ではなく中級、下級魔族の混成部隊だ。


 いくら戦えないものばかりとはいえ、ここの上級魔族であれば息を吹き掛けるだけで遥か彼方に吹き飛ばすことが出来るはず、そのぐらいの雑魚なのである。


 そう考えている間にも、急降下してきた巨大ハエに下級魔族が2体連れ去られた。

 しかもその程度の犠牲は日常茶飯事のようで、その周りに居た者以外は完全にスルーしている。



「おいメリーさん、ああいうのはお前の軍にも居たのか?」


「いいえ、憲兵隊を設置するかどうかはその軍ごと自由ですから、私も犯罪マンさんも使っていませんでしたね、遠征軍には必要ありませんし」


「ふ~ん、まぁ本拠地を守備する軍になるとまた事情が変わるってことか」



 ここで手を出すわけにもいかないため、その場に突っ立ったまま事の成行を見守る。


 ちなみにこの里の出身であり、年寄り共の危惧していることにまで頭が回りそうがないフルートが飛び出して行かないか心配であったが、ユリナの後ろで頭を抱えて震えているようだ。


 どれだけ気が弱いというのだ、監禁されて良いように使われても抵抗しないだけはあるな……



 しばらくすると畑の方から雑魚魔族達も戻り、自称憲兵団は缶詰と、それに野菜の芽や種なんかを持って帰って行った。


 最も重要な財産であるはずの種籾にすがるジジィが居たが、それは最悪の結果を招く行動なのでやめて頂きたい。



「ご主人様、あいつら変だったと思いますわ」


「顔が変なのは生まれつきだろうよ」


「そうではなくて、持っている装備がおかしかったんですの」


「装備が? どこも変じゃなかったぞ、短剣を背中に担いで手が届きそうもない馬鹿は居たがな」


「違うんですの、装備の質がちょっと異常というか……」



 ユリナ曰く、あの自称憲兵隊の連中が持っていた武器や防具は、どう足掻いても下級、中級魔族に支給されるようなものではなかったという。


 しかも1つの部隊としてまとまっているにも拘らず、その装備が色も形もバラバラ。

 とても正規の支給品を使っているとは思えないらしい。


 確かに規律を守る憲兵がそんな好き勝手をやっているというのは違和感がある、これには何か裏がありそうだな……



 そのままフルートの実家へ戻り、フルートママが帰って来るのを待つ。

 奴等の持っていた装備について話を聞いておこう。


 立場上話せることは限られると思うが、そこから違和感の正体を探る手掛かりが得られるかも知れない。



 ※※※



「申し訳なかったね、せっかくご好意で渡してくれた食料を……」


「いえいえ、怪我がなくて何よりでした、それよりも奴等の装備、もしかしてここの里から奪われたものですか?」


「ええ、間違いないわね、特に親玉、というか憲兵隊長が使っていた剣は旦那が打ったものだし、副隊長の短剣はフルートが子どもの頃初めて造り出したものだよ」



 やはりそうか、ユリナが気付いた分不相応な武器と防具、そんなものを雑魚魔族の一兵卒が手に入れるとしたら、この里で徴発されたものを横流ししたと考えるのが妥当だ。


 だが少し考えてみよう、もし四天王第二軍の司令官がこの里からの徴発を命じているとして、それを簡単に横流し、しかも装備してその辺をうろつくなどということが可能なのか?


 答えは否である、奴等、本当は命令など受けずに徴発をやっている可能性が高いな……



「あの、この里の誰かが道具や食糧を持って行かれることに関して魔王軍、というか四天王の第二軍に問い合わせたりしていませんか?」


「さぁ、でもさすがにお得意様に対してそんな失礼なこと出来ないだろうね、疑っているとか文句があるとか、そう思われたら困るもの、それが何か?」


「いえ、さっきの連中、もしかしたら命令を受けずに勝手にこの里から色々と持ち去っているんじゃないかと思いましてね」


「まさか、そんなのバレたら処刑ぐらいじゃ済まないってのに、わざわざやるような奴は居ないと思うけどね」



 どうだろうか、確かに発覚するリスクを考えればそのようなことは通常しない、しないのだが……あの馬鹿そうな連中であればそれはどうかわからないのだ……


 おそらくこの里の純粋魔族達は十分に賢い、自分達で金属を装備等に換えて付加価値を乗せ、それを魔王軍という安定した需要を持つ組織に販売している。


 何よりもそれとの関係が里にとって重要なものであると理解し、心証を悪くして販路を失うことを恐れているのだ。


 その辺のヒャッハーな魔族連中とは一線を画す、『まともな思考』を持った連中であることは間違いない、荒くれ者の鍛冶師も多いであろうが……



「とにかくこの件は俺達が内々に、勝手に調査してみます、もちろんこの里が魔王軍の信頼を損なわないように配慮しますが」


「そうしてくれると助かるわ、こっちじゃ何も出来ないし、あ、ウチの娘も使って良いわよ、あまり役に立つとは思えないけどね」


「わかりました、では少しお時間を頂くと思いますが、あの連中が正式な命令を得てこんなことをしているのか、確認次第こっそりお伝えします」



 この里には既に一宿一飯の恩義がある、一飯はなかったが似たようなものだ。

 で、調査をするために必要なのは……そうだ、エリナを呼び出して使うこととしよう……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ