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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第四章 東の火山
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329 封印の鍵

「何だよ、便所じゃねぇかっ!」


「もう、期待して損したわ、左へ行きましょ」



 洞窟の最深部、かつては火山の牢獄として使われていたのであろう場所。

 そこへ突入してすぐ右にあったのは便所、肩透かしもいいとこだ。


 ここの設計者はよほどウ○コがしたかったのであろう、そう考えながらその場を去ろうとすると……何やら声のようなものが聞こえてきた……



『……つのじゃ……つ……じゃ』


「おいセラ、何か言ったか?」


「言わないわよ、風かなんかの音じゃない?」


「だな、放っておこうぜ」



『いやだから待つのじゃと言っておるに!』


「何だようっせーな、そもそも誰だよお前?」



 便所の中から変なジジィが姿を現した、しかも女子トイレの方からだ。

 ハゲ散らかした頭に残った部分は白髪、腰が曲がり切っているが、そもそも慎重が130cm程度しかない。



『わしはかつてこの牢獄で、神界側の管理者の1人として働いていた便所神べんじょがみという者じゃ』


「はいはい、便所紙べんじょがみね」


『便所紙ではない、便所神じゃっ!』


「だから便所紙だろ?」



「ちょっとあんた達、同音異義語で押し問答するのはやめなさい!」


『すみませんでした……』



 精霊様の怒りを買ってしまったためとりあえずふざけるのはやめた。


 話を聞くとこの便所紙、牢獄に繋がれた神が、出口近くであるこの便所の窓から脱走しないように見張っていたのだという。



『まぁ男便の方なんか見ていてもつまらんからの、主に女子の方を監視していたというわけじゃ』


「ただの変質者じゃないか、じゃあ俺達は別の道に行くから、お前はさっさと死んどけよ」


『待て待て、久しぶりに人族……いや色々と居るようじゃが、とにかくそっちの娘さんは外側の管理人じゃろ? 少し座って話をせぬか』


「それは構わんが……便所の床に座るのかよ……」



 ということで移動し、先程通って来た門の前で丸くなって座り、便所紙の話を聞くこととする。

 ここが破られて以来、数百年ぶりに誰かと会話することが出来て嬉しいのであろう、便所紙はペラペラと喋り始めた。



『……脱走があった日のことは覚えておる、あれはちょうど事務員の女天使が便所に入り、それをこっそり尾行していたときのことじゃ』


「いきなり犯罪の自白かよ、お前こそ牢獄に捕らわれるべきだったな」


『まぁそう言うでない、もう時効じゃ、とにかくこの奥にある監房から真っ黒な瘴気があふれ出しての、その一部はこの世界に、そして天へと登っていった瘴気は新たな世界を形作ったようじゃの』


「新たな世界だと? 何だそれは……」


『まぁ、神界に居た禍々しい連中専用の世界じゃの、悪そうな奴は大半がそっちに移動したようじゃ』



 それは間違いなく『魔界』のことであった、これまで人族が瘴気を浴びて様々な姿に変異したことはわかっていたのだが、魔界そのものの成り立ちは知らなかった。


 まさかその溢れた瘴気自体が世界を形作っていたとはな、そして前に会ったことがある死神や貧乏神もおそらく、そこで魔界へ移動したか、そこでその後に誕生した神なのであろう。



「で、この牢獄はその一件でダメになったわけだろ、それなのにどうしてお前はこんな所に留まっているんだ、もしかして帰れなくなったのか?」


『いいや、帰ろうと思えば帰れる、じゃがわしにはここを守る使命があるのじゃ、一度は誰も居なくなったが、今は新たな収監者が1人だけ居るからの』


「えっ!? この状況で囚人が送られて来たのかよ……」


『収監者とはいっても元々ここの職員なんじゃがな、ほれ、さっき言った事務員の女の子じゃよ、瘴気が噴出した原因を作ってしまったようでの、それでここに閉じ込められる運びとなったのじゃ、とはいえこれじゃ出入り自由に等しいがの』



 そういうことか、そしてコイツが未だに女子トイレで張り込みをしているのもそれが理由か。

 とことん変質者だな、その事務員を救出して、代わりにコイツを牢屋にぶち込もう。



「じゃあ俺達は中に居る女のこの所へ向かうから、お前とはもうこれっぽっちも話したくないしな」


『待て待て待て、そちらの娘、再びここを封印する任務を帯びているのではないじゃろうか?』


「あ、私ですか、確かにそうなんですが、その、方法を知りませんので……」



 何か含みのある言い方でキャシーを、そしてそれと一緒に居る俺達全員までもを巻き込んでその場に留まらせる便所紙、正直鬱陶しくなってきたぞ。



『ふぉっふぉっふぉ、そうじゃろうそうじゃろう、で、その方法と言うのが……アレじゃ……えっと、中に居る事務の女の子が知っておるはずじゃ……』


「結局お前何も知らねぇんじゃんかっ! じゃあな、変質者に構っている暇はないんだ」


『待て待て待て待てっ! これより先は道が複雑での、お前さん達だけでは迷ってしまうぞ』


「ほう、案内してくれるというなら黙って先頭を歩け」


『いやわしもイマイチわかっておらんでの……』


「ぶっ殺すぞてめぇっ!」



 結局便所紙は俺達に付いて来た、一番後ろを、しかも申し訳なさそうに様子を伺いながら。


 だが振り払ったりはしない、いざというとき生贄にして先へ進むことが出来そうだ。

 もし最後まで付いて来るようなら適当に騙してその辺の奈落にでも落としてしまおう。



 最初の入口から左へ行くと、突き当たりに看板が設置されている。

 右矢印と共に『監房はこちら』とわざわざ書かれているのだが、残念ながら右以外に道がない。


 次は分岐であったがここにも看板、右へ進めとのことだ、それ以降も要所要所に案内があり、特に迷いそうな感じではなかった……



『ほう、お前さん達はここを迷わずに進めるのじゃな、何か自分でも気付かぬような特殊能力を秘めているに違いない』


「てめぇが無能なだけだろっ! こんなんでどうやって道に迷うんだよ?」


『いや、ボーっとしてたりするとじゃな……』


「もう良いから喋るな、何か言葉を発するたびに評価が下がっていくばかりだぞ……」



 無能便所紙はやはり置いて来るべきであったな、ケツを拭く紙にもなりゃあしない。

 呆れながらも先へ進んで行くと、遂に『監房入口』と書かれた扉の前に辿り着いた……



「ここも鍵、じゃなくて封印が解除されてんのか、てか扉うすっ! 警備とかもうザルじゃねぇか」


『うむ、牢獄自体の扉を造る際に気合を入れすぎたようでの、予算が足りずにそうなったとのことじゃ』


「だからって牢屋の扉にベニヤ板はやめろよな……」



 ベニヤで出来た極薄の扉、とても牢獄で使われているものとは思えない。


 だが良く考えてみよう、ここが崩壊したのは数百万年前、即ち今俺の目の前にあるベニヤ板はただのベニヤ板ではない、超古代から残る歴史的ベニヤ板なのだ。


 もし余裕があったら外して持って帰ろう、聖遺物として金持ちに高く売り付けてやろうか。

 と、今はそんなことを考えている暇ではない、寒いし、さっさと用事を済ませよう。


 ベニヤ板の扉を開け、監房の中へと足を踏み入れた……



 ※※※



「おい疫病神、じゃなかった便所紙」


『便所神じゃっ! それでわしに何か用か? 遂にわしの助けを借りるときが来たというのか? ん?』


「うるせぇな、殺されたくなかったらその事務の女の子とやらの居場所を教えろ」



 監房は凄まじく広かった、中央が吹き抜けになり、その周りを囲うようにして並ぶ独房。

 それが見える範囲だけで10層以上にもなっているのだ、普通に探していたら日が暮れるどころか年が明けてしまう。



『うむ、確かあの子は天使の中でも見習いクラスじゃったからの、おそらく最下層じゃ』


「おそらくって何だよ? 違ったら殺すからな」


『おいおい、一度違ったぐらいでわしを殺したらその後はどうするのじゃ? 自力で探し出すというのか?』


「殺した後に聞きだす、で、また違ったら殺す、何度でも殺してやるから覚悟しておけ」


『ひぃぃぃっ! 悪魔じゃっ!』


「俺は勇者だこのすっとこどっこい! 悪魔はこういうのなんだ、覚えておけ」



 変なポーズを決めるユリナとサリナを眺める便所紙、元々神界の存在とはいえ、人族と魔族が分岐する前からここに引き篭もっていたのだ。


 コイツが『魔族』というものを見るのは初めてか、見たことがあったとしてもフルートのような純粋魔族で、悪魔のような進化したタイプの魔族は知りもしないはず……



『か……かわえぇ、良く見たら凄く可愛いではないか、どっちかわしにくれぬか?』


「やらねぇよ気持ち悪い、さっさと死ね、そして最下層とやらに案内しろや」


『何じゃつまらんのう、とりあえず付いて来るのじゃ』



 キモいジジィに目を付けられてしまったユリナとサリナはすっかり怯え、精霊様に抱き付くようにして身を隠している、紹介するんじゃなかったぜ。


 便所紙は2人を諦めた様子ではあるが、こういう奴は油断ならないな……



『ほれ、ここの階段から下へ降りることが出来るようになっておるのじゃ』


「わかったからさっさとしろ、最下層のどこに居るのかもちゃんと教えるんだぞ」



 今度は先頭に立った便所紙に付いて石造りの階段を降りる、最下層とやらは暗くて見えないのだが、反響する足音が徐々にそこへ近付いていることを指し示す。


 20層以上降りてようやく辿り着いた最下層、ここだけでなく他もそうであったのだが、全ての独房の扉は開放され、再び封印しない限りは誰かを閉じ込めることが出来ない。



『お~いっ! お前さんに客じゃぞ~っ!』


「おいクソジジィ、結局呼ばないと場所がわからんのか?」


『そんなこと言ってもの、広いからどこに居るのかまでは……む、静かにせい』



『は~い! ここに居ま~すっ!』


『響いてしまってわからんぞ~っ! 出て来るのじゃ~っ!』


『それはなりませ~んっ! 072番の房に来て下さ~いっ!』



 72番か、今俺の横にある独房が……852番、どれだけあるというのだ……

 とりあえず番号が若くなる方向に歩き出す、独房は狭いが、それでも072番まではかなり距離がありそうだな。


 ひたすらに歩き、目的の072番が見えたところで、その房内から白い手が出てこちらに合図しているのがわかった、状況からするとパッと見心霊現象でしかない、実におぞましい光景だ。



「あら? 神界の方々かと思ったら違うんですね、何かご用ですか?」


「あんたは……天使だな、うん、間違いなく天使だ、そして俺は勇者、異世界勇者とその仲間達だ、あんたを救出しに来た、もちろん聞きたいことがあるからだがな」


「は、はぁ……」



 鉄格子の開いた独房の中に居たのは完全なる天使、白い羽にそれっぽい服、ただし頭には輪が乗っている様子はない。


 と、そこで精霊様がその天使に対して質問を投げ掛ける、この子の存在を知って以来、皆がずっと思っていたことをだ……



「ちなみにさ、どうしてあなたはずっとこんな所に居るわけ? 封印も解かれているんだし、外に出たら良いじゃないの」


「そういうわけには参りません、ここが崩壊した責任の一端は私にありまして、かくかくしかじかでこうでこうでこういうことで……」



 天使の話によると、ここに収監されていた神々から漆黒の瘴気が発せられることは日常茶飯事であったのだという。


 それを中和し、この牢獄に溜まってしまわないようにするのも事務員であったこの子の仕事であり、事件当日はたまたまトイレのために離席していた隙に事が起こったとのこと。


 もちろん持ち場を離れていなかったところでどうこう出来るような規模の暴発ではなかったはずだが、それでもこの子は責任を取ろうと思い、神界の上層部にありのままの事実を伝えたのであった。



「それで、『追って沙汰を致すゆえ牢に入って待て』と言われまして、ですが当時の神界はかなり混乱が激しくてそのまま……」


「うん、絶対に忘れられているわよね……」


「そんな理由で数百万年間ここに居たのか、よく気が狂ったりしなかったな?」


「それは大丈夫です、私のここでの任務が解かれたわけではありませんから、それに看守の神々も居なくなってしまったので、その代役も務めておりました」


「つまり、自分で自分を監視していたと?」


「ええ、そういうことになります、さすがにそろそろ飽きてきましたがね」



 そちらの方がよほどヤバいような気がしなくもないが……つまりこの子はここの事務員としての仕事、そこに看守と囚人としての役割を加え、1人3役で牢獄ごっこをしていたのだ。


 これでおかしくなってしまわない辺り、やはり人間のような低俗な存在とは違うのであろう……



「で、私に聞きたいこととは何でしょうか? それと救出して下さるとのことですが、どのような権限でそれを?」


「え? あ、えっとだな……」



 ヤバい、コイツは俺の苦手なカタブツだ、というかそうでなければこんな所に数百万年も留まっていたりはしない、確実に存在を忘れ去られているというのにだ。


 と、そこでキャシーが後ろから俺の背中をちょんちょんしてきたため、バトンタッチして後ろに下がる……



「私はこの牢獄の監視をして委託されていた人族の末裔だそうです、最近知ったんですがね、聞きたいことというのは私の一族に課された使命、ここの再封印に関してです、教えて頂けますか?」


「再封印、今更無駄でしょうが、それが使命だというのであれば私は妨げません、そしてここを封印し直すには、鍵となるアイテムが2つ必要です」


「鍵となるアイテムとは……あ、これのことですか? 子どもの頃母に貰ったお守りなんですが」


「ええ、ですがそれと対になるものがもう1つあるはずです、昔はここの購買でも買えたんですが、今は……」



 おいおい、とんでもないモノを購買で売ってんじゃねぇよ! しかしキャシーの取り出したペンダントのようなもの、どこかで見覚えが……



「ちょっとキャシーさん……これ……」


「あれっ!? どうしてセラさんがこれと同じ、いえ、左右対称ですね……」


「ついこの間知らないおじさんに貰ったのよ、気持ち悪かったけど捨てなくて正解だったようね」


「マジかよ、やっぱ超絶重要アイテムだったんだな」



 目の前に居る天使に確認を取るまでもない、セラがバッグから取り出したペンダントは、間違いなくキャシーのものと対になる、というか割符のように合体することが可能だ。



「見つかって良かったですね、それを入口の扉に嵌め込めば封印が復活しますよ、それで、私を助けてくれるというのは……」


「それは俺から説明しよう、そもそもあんたは神界から忘れられている、それはもう察しているな?」


「ええ、さすがにここまで沙汰がないともう」


「そして俺は今この世界を管理している女神と話が出来る、だから交渉して、あんたはもうここから出て神界に帰っても良いことにして貰うんだ」


「それはあまりにも勝手では? 何の命令も受けていないのにここから出て、しかも神格を有する方のお手を煩わせるなど……」


「大丈夫だ、代わりにこっちの汚ねぇジジィを置いて行くから、それで良いだろ?」


「……あの、全然解決になっていないと思うのですが」



 ダメだ、このままでは埒が明かない、かといってこのままの状態で再度ここを封印してしまえば、この子は永遠に牢獄の中、何か解決策は……うむ、この場に女神を顕現させよう。


 ということで女神を呼び出すべく、念話を開始する……



『……こちらは神界コールセンター、勇者専用ダイヤルです、大変申し訳ありませんが、現在居られます位置からはお繋ぎ出来ません、お手数ですが……』



 圏外でした、そうか、この牢獄は神界への脱走を防止するため、この世界に繋がる出入り口とは別に、厳重な封印がなされているはず。


 だから女神にも繋がらないし、もちろん奴をここへ引っ張って来ることなど叶わないのだ。

 となるとやはりこの子を連れて外へ出る他ないか……



「おいあんた、これから牢獄の外に連行する、女神に事情を伝えるためにな」


「う~ん、そういうことでしたらまぁ、行っても良いかなと……」



 この様子、本当はここから出たくて仕方ないはずだ、だが本人の真面目さが邪魔をしてそれをさせないでいるに違いない。


 となればこちらが正当な理由に基づいてここから連れ出すことで、本人も納得して牢獄を出ることが出来るというわけだ。


 連行する係は監視者の末裔であるキャシーにお願いするべきだな、そうすれば尚一層のこと出て行くことへの罪悪感が薄れるはず。



「ということでキャシーさん、この天使を縛り上げて外へ連れ出して下さい」


「私がですかっ!? この方は私のような人族からしたらかなり高位の存在なのに……」


「まぁ、これもお役目ですから」


「はぁ……」



 確かにこの天使、良く考えたら精霊様と同列、最底辺の人族からしたら雲の上の存在である。

 ここでキャシーがビビッてしまうのも無理はない、だが目的のため、ここは少し気張って頂きたいところだ。



 キャシーも、それからカタブツ天使も納得させたところで、元来た道を戻って牢獄の外に出る。

 もう一度扉を確認すると、完全に閉めた状態にしてしまえば先程合わせたペンダントを嵌め込む場所があることに気付く。



「よし、ここにピッタリ嵌まりそうだな、キャシーさん、どうぞ」


「で……ではやってみます……」



 緊張の面持ちでペンダントを手に取り、扉の穴にカチャッと嵌めるキャシー……一瞬だけ扉の枠が、そして中心の隙間部分が白く光り、押しても引いても全く動かなくなった。


 これで再封印は完了したようだ、ちなみに便所紙は便所に行きたいとか言って向かいの通路を右に行ったままだ、体よく置いて来ることが出来たのである。



 さて、次は女神を呼び出してこの天使の子をどうにかしてやらないとだ、それから話を聞いて、ここであった事件の詳細を聞き出そう。


 いよいよ事件の核心に迫ってきたような気がするな、もしかするとここで敵の首魁、魔界を創り出した神の詳細が明らかになるかもだ。


 そう期待しながら、扉手前の空間で女神にコンタクトを取った……

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