表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第三章 東へ
328/1360

327 完全解決

 俺達が宿泊所に戻ってしばらく、入口のドアがノックされた……



「すみませ~ん、中に居られますか~っ?」


「は~い、どうぞお入り下さい」



 開けてみると、昨日集落の状況を説明してくれたおばさんと、旧総代のじいさんであった。

 今日は篭一杯に牛乳の瓶を積んで来てくれたようだ、お礼の品とのことである。



「すみません、お気遣い頂いちゃって」


「いえいえ、まさかあのような身分の方々とは、あの一族も捕らえることが出来ましたし」

「じゃがわしらには報酬として支払うべきものなどなくての……」



 金銭価値のある報酬にはあまり期待していなかったのだが、まさかこんなに速攻でそのことを言いに来るとは思わなかった、相当に困窮した状況なのであろう。


 とりあえず精霊様の狙い通り、首長一族の中に居た娘を処刑せずこちらに引き渡すということで話は付いた。

 何に使うつもりかわからないが、その辺りは精霊様に任せてしまおう。



「残りの2人、それから捕らえた一族の家臣達に関してですが、帝国や王国の官吏が到着するのを待って裁こうと思うのです、それまでこの集落にご滞在頂けますか?」


「ええ、そうしましょう、元々は観光目的だったんです、ここの2人が以前立ち寄ったことがあったようで、それで牛乳とそれを使ったカクテルなんかを……」


「まぁ、そういうことでしたらお任せ下さい、集落の年寄衆が厳選した最高品質のものを毎日用意しますから」



 さりげなく出した牛乳と牛乳カクテルの話に喰い付くおばさん、そう、俺達の本来の目的はこちらなのだ。

 それを目指した道中で事件に行き当たり、キャシーを拾ったのが今回の件の発端なのである。


 ちなみのそのキャシーは今、ようやく意識を取り戻して自宅で休んでいるとのこと。

 あまりに色々ありすぎて疲れていることであろう、話をしに行くのは明日以降だ。


 もちろん首長一族によって不当に拘束されていた残りの2人も救出され、あの牢屋には今、一族の3人と生き残りの傭兵、というかチンピラ共が収監されている。


 裁きを下すまで生かしておく必要があるのだが、奴等にここの特産品である牛乳を使った食事を与えるのは実にもったいないことだ。


 ゆえに米ぬか、干草、三角コーナーの絞り汁という一汁一菜のみを毎日2食与え、ギリギリの状態で生き長らえさせることに決めたという。


 これまで集落から牛乳の如く搾り取った富で贅沢をしていたのだ、その分待遇のグレードが下がったからと言って奴等に文句を言う権利などない。



「わしらはまだ片付けなんかがあるでの、夕食の時間になったら何か持って来よう、それまではゆっくりしなされ」


「あ、ありがとうございます、ではお言葉に甘えて」



 おばさんとじいさんはそう言って去って行った、食事もタダで提供されるのであれば万々歳だ。

 こちらは今回の戦いの総括でもして待つこととしよう……



 ※※※



「結局裁判なんてのは不当な茶番だったな」


「ええ、でもそれをやろうとしたあの連中も同じ目に遭わせれば良いのよ、とにかくキャシーさんが助かったんだから大成功だわ」


「予定外の不規則行動をしようとしたり、実際にした奴が何人か居たがな……」


「すまない主殿、つい興奮してしまって、尻を叩いてくれ」



 ペロンと尻を出してこちらに向けるジェシカ、セラとマリエルもそれに続いた。

 まずはセラからだ、危うく準備不足のまま行動を起こし、集落の人間に害を及ぼすところであったのだ。



「……ひゃんっ! 痛いっ! ごめんなさいっ!」


「どうだっ、反省したかっ?」


「う~ん、もっと強く叩いてちょうだい」


「このドMめっ!」


「きゃいんっ!」



 続くマリエルも、そして最も罪の重いジェシカも同じような反応しか得られなかった。

 3人には部屋の隅で正座しておくように告げ、元々そうしていたメリーさんの横に並ばせておく。



「しかしあのデブ、ジェシカの家の家紋をどこで知ったんだろうな? 王国の書状も上手く偽造していたみたいだし……」


「あのときパッと見たんですが、王家の紋章は細部までしっかり再現されていましたよ、旗とかに入れる簡易なものじゃありませんから、相当に上級な貴族以外は目にしたことがないはずです」


「……となると奴にそれを与えた黒幕も……いや、考えたくはないな」



 部屋の隅でジェシカが、自分の胸元から取り出した紋章を先程取り返したものと重ね合わせている。

 ピッタリと一致する2つの紋章、これはもはや、模倣したとかそういう次元のものとは思えない出来だ。


 2つの国の官吏が到着してから、この件に関して詳しく調べる必要がありそうだな、もしかしたら国家レベルのとんでもない陰謀が渦巻いていないとも限らない。


 というか、また魔王軍の関与によるものでないことを祈りたいところだ……



「そういえばご主人様、ここで牛乳を飲むってのはわかったんですけど、次はどこで何を食べるんですか?」


「カレン、今回は食い倒れの旅じゃないんだぞ、あくまでも目的は四天王の討伐と、それから諸々の調査だ、次に行くのはえ~っと、そうだ、山の麓にある洞窟だったな」


「あまり美味しくなさそうですね……」



 洞窟で何を食おうというのだこの狼は? その辺のコウモリとかを捕まえて口に入れようとしたらタダじゃおかないぞ。


 まぁとにかくはその洞窟で、人族が魔族化した件に関する調査をするべきだ。

 ここでキャシーがそれと類似する症状を発現しているのを見てしまった以上、この付近には何かがあると思わずに居られない。


 ついでに湖に放置して来た、あの自称神の棺桶をご開帳するためのアイテムも探しておこう。

 火山の牢獄に収監されていたというのだ、その近くにヒントがあってもおかしくはない。


 もしダメなら軍の派遣を要請して、棺桶のまま王都に運べば良い、研究所なんかで開け方を調査させるか、それもダメなら女神に頼んでどうにかさせよう。



 それから数時間して運ばれて来た夕食には、デカンタのようなものに入れられた牛乳カクテルもしっかり付いていた。


 ここでの目的の1つは達成することが出来たな、あとは首長一族の処刑だけだ……



 ※※※



 翌日には帝国から派遣された3人が、そしてその翌日には、王都から来たという5人の官吏が集落に到着した。


 先に帝国の人間が首長一族を取り調べ、連中が帝都周辺で活動していたの盗賊団に、一部傭兵を加えたものであるということがわかった、あのデブは盗賊の長であったということだ。


 近年帝国内で犯罪者、つまり元は移民であった帝国平民による犯罪が活発化し、悪い輩同士の競争率が高まったことでその地を離れたのだという。


 だがジェシカの家の紋章や王国の偽造文書に関しては、『知らない男から受け取った』として詳細を話しはしなかったそうだ。


 最初に現れたときには紋章を受け取り、次は王国の偽造文書を、それぞれ完成品を貰ってそのまま使っていたということだが、それでもその男とやらの身分は知らないとのこと。


 なんとも歯切れの悪い結末なのだが、もしかしたら今後、その男が俺達の前に敵として現れるやも知れない、頭の片隅にこのことを留めておこう……



「それで勇者様、今日の午後にはあの一族の裁判、というか裁判ごっこをして、そのまま夕方に処刑するそうです、見に行きますよね?」


「ああ、無様な様子を見てやろうぜ、あ、そういえばキャシーさんは? あの後どうしたんだろう……」


「そうでした、今朝から帝国の人達と一緒に湖の現場検証に行っているらしいです、明日には戻るんじゃないですかね」


「うむ、そちらも最後に挨拶しておきたいし、ここを発つのは明日以降だな、とにかく今日は色々と楽しんでおこうか」



 裁判ごっこに処刑、それに付随するものは集落を挙げての祭だ。

 なんと言ってもおよそ1年ぶりに悪人共の圧政から解放されたのだ、盛大にやるのは間違いない。


 その裁判ごっこの準備を見に行くため、俺達は早めに宿泊所を出て、つい先日キャシーを裁くための茶番が行われた広場へと向かった……



 ※※※



「へぇ~、裁判セットはそのままなのか」


「豪華な椅子だけ撤去されているわよ、あとはムシロが変わっているぐらいかしらね」



 被告人席ではキャシーが座らされていた普通のムシロが取り払われ、その代わりにトゲトゲがびっしり生えた『針のムシロ』が敷かれている。


 おそらくアレに座るのはメインの3人、デブとデブ②、そして俺達に譲渡される予定の激カワ娘だ。

 他の雑魚共は地べたに正座させておけば十分であろう、どうせ脇役なのだしな。


 ちなみに俺達の席はちゃんと用意されていた、今度は椅子に座って、特にやることもなく裁判ごっこを眺めることが出来そうだ。


 その席に着いてしばらくすると、徐々に集落の人間が集まりだした。

 ついこの間は怒りと不安に満ちた表情であったが、今日は皆晴れやかな笑顔で同じ場所に立っている。



 と、そこであの豪華な椅子が再登場する、なぜか2つだけだが。

 同時に俺達の所へ王国の官吏がやって来て告げる……



「失礼致します、王女殿下と帝国貴族であるジェシカ殿、前の貴賓席へお移り願います」


「ちょっと待ってくれよ、俺は? 俺だってアレだぞ、ファック爵様だぞ」


「はっはっは、噂通りご冗談がお好きなようですね、勇者殿はそちらの汚ったねぇ椅子が大変お似合いですぞ、では失礼致します」


「・・・・・・・・・・」



 舐めやがってチクショウめが、しかも全然悪気がない様子で、素でそう思っているのが明らかな口ぶりなのがなおムカつく、王都に戻ったら探し出してとっちめてやろう。


 その官吏が今回の首席裁判官を勤めるようだ、それに加えて帝国の官吏、さらには復帰した集落の総代であるじいさんも裁判官の席に着く。


 この間のチンピラ共はキャシーのことを火炙りと八つ裂きのダブル死刑にしようとしていたからな。

 今度はこちらの裁判官3人による、トリプル死刑判決フルバーストで対抗だ。


 焼かれ、刻まれ、あと何かされながら地獄に落ちるが良い……



『え~、それでは裁判のほうを始めさせて頂きます、まずは被告人団の入場です、冷たい罵声でお出迎え下さい』



 会場の後ろから鎖を引っ張る音が鳴り響き、それと同時に群集による罵声、だけでなく投石や棒で突く攻撃などが頻発する。


 入ってきたのはデブを先頭に、全裸に剥かれた首長一族とその子飼いのチンピラ共。

 最初の3人は針のムシロに座らされ、出血しながら絶叫している、実に良い気味だ。



『はい、では被告人代表、あなたは罪を認めますか? 認めますね、そうですよねきっと』


「そ……そんなっ」


『はい認めました、では検察側……も弁護側も居ませんね、そしたら集落の皆さん、大きな声で死刑を求刑して下さい、せ~のぉっ!』


『死刑だーっ!』


『はいありがとうございます、では続いて帝国裁判官、および集落代表裁判官からも判決を』


『死刑で』

『死刑ですな』



 裁判開始のおよそ15秒後、偽首長のデブに対して死刑判決が下った、他に例を見ないレベルのスピード判決である。



『あ、ちなみにそこの女、お前は鞭打ちのうえ奴隷堕ちな』


『た……助かった……へへぇ~っ!』


『はいこれにて閉廷、処刑は夕方ぐらいから執り行いますのでそんな感じで、以上』



 すぐに集落の人間達が処刑と、それから今晩の宴の準備を始めた。

 今日も牛乳カクテルが、しかも飲み放題らしい、大変に有り難いことだ。


 準備が終わる頃には既に日も暮れかけ、偽首長のデブ、そして長男のデブ②は人々に吐き掛けられた唾や痰、そして腐った卵だらけでドロドロになっていた。


 俺達、というか精霊様が貰う予定の激カワ娘も棒で叩かれ、全身が傷だらけに、このままでは使えそうもないということでルビアに治療させ、もとの綺麗な肌に戻してやる。



「ありがとうございます、ありがとうございますっ! 助けて頂いたご恩は一生忘れません、どうか今後とも可愛がって下さいまし」


「お前、その前に鞭打ちの刑だからな、覚悟しておけよ」


「へへぇ~っ! 甘んじて受け入れさせて頂きますでございますです、はい」


「ちなみにお前、名前は?」


「ははっ、()()()と申します、以後お見知りおきをっ!」



 既に全てを受け入れている様子の激カワ娘、だがとんでもない罪人であることに変わりはない。

 本来は処刑すべきところ、命を助けてやったのに感謝するのは当然のことだ。


 まぁ、精霊様は調教する手間が省けて凄く嬉しそうだから良しとしよう。

 その激カワ娘も壇上に引き立てられ、前座としての鞭打ち刑が始まった。



「きゃんっ! いやぁぁぁっ! きゅ~っ!」


『はい気を失いましたね、水をぶっ掛けましょう』


「……はっ! いでっ! あぁぁあぁぁぁっ! きゅ~っ!」


『まだまだぁぁぁっ!』



 なかなかハードな感じで何よりだ、集落の人々もかなり盛り上がっている。

 この女はかなりアブない奴だったというし、まるでナチス収容所の女性看守みたいな結末で良い感じだ。


 しばらくするとプリーツに対する処刑も終わり、今度は死刑に処される連中が、雑魚から順に壇上に引き立てられる。


 こちらは見ていて気分の良いものではない、そう思ったところで横からセラに突かれ、2人で連れ立ってどこか別の場所で時間を潰す。


 この世界に来てまだ1年未満、悪い奴を痛め付けて殺すことにはかなり慣れたのだが、無駄にグロいのを間近で見ると、未だに少しだけ食欲が失せてしまう。


 それを理解してくれているのはセラだけだ、きっと俺のように平和で人権意識が発達した社会で育ってきた人間は、この世界においてはかなり珍しい存在なのであろう。


 他の仲間は、誰もが俺の感覚に気付かず、単純に残酷な処刑をショートして楽しんでいる。


 戦闘中に敵を惨殺するのには慣れたのだが、やはり処刑となると話は別だな……



 で、広場に戻って来たときには既に、あのデブやデブ②、その他大勢の連中が原形を留めない惨殺死体へと変異していたのであった、見たくはないがざまぁみやがれ。



「勇者殿、あの娘はどうされますかね?」


「う~ん、精霊様、どうしようか?」


「そうね、今は連れて歩けないわけだし、どうにか王都の屋敷まで送って貰えないかしら?」


「ええ、では本人にそのことをお伝え下さい、何かと不安なようでして、既に気が狂いそうな様相を呈していますから」



 王国の官吏に言われるがまま、引き取った激カワ娘、プリーツの所へ行く、鞭の跡が凄いことになっている、このままではそのうち死んでしまうに違いない。



「あ……う……、すみません……もう一度……助けて下さい……」


「だってよ精霊様、自分で引き取ったんだから何とかしてやれよ」


「しょうがないわね……ちょっとルビアちゃん」



 結局ルビア、俺のルビアを使い、怪我の治療をさせる精霊様、このプリーツは今後、俺が経営するドライブスルー専門店で下っ端バイトとして使う予定らしい。


 もちろん食費やその他生活費を除いたバイト代は、全て精霊様の懐に入る仕組み。

 なんともがめつい上位種族である、これだから神になるための試験では受験資格すら得られないのだ。



「じゃあこの箱に入って、着いた先でこの子にそっくりの45歳ぐらいのお姉さんが居るから、その人に調教して貰いなさい」


「はい、その通りにさせて頂きます、命を助けて頂いてありがとうございました」



 プリーツを木箱に詰め、住所、氏名、電話番号……はこの世界にはないのか、とにかく送り状を認める精霊様、これでプリーツはシルビアさんが受け取ってくれるはずだ。


 今後、コリン達に任せているドライブスルー専門店にも1人仲間が増えることになる。


 これまでの4人はタダ働きであったが、精霊様に支払う分、新たに『給与・賃金』の勘定科目を魔導会計ソフトに登録してやらないとだな。


 どこからともなく現れた宅配の兄ちゃんによって木箱が運ばれて行く……あいつはいつも王都に居る奴じゃないか、どうしてこんな所に……



「あの宅配の人、見たことあるわよね……」


「きっと凄く兄弟が多いんだろ、家族経営の会社なんだよ、きっと、きっとな……」



 とにかく今回の件はこれで終了だ、次はこの先にある洞窟を目指そう。



 ……と思ったところで、集落に入って来t馬車の一団、キャシーもそれに乗っていたようだ、慌てて降りてこちらに駆け寄って来る。



「すみませ~んっ! はぁっはぁっ、間に合った……」


「おかえりなさいキャシーさん、一体どうしたというんですかそんなに慌てて?」


「皆さんがこれからこの集落の先にある洞窟へ向かうと伺いまして、ぜひ同行させて頂ければと」


「え? 一緒に来たいんですか? でもどうして……」


「それは……それはこれからお話します、もしよろしかったら私の家に来て下さい、両親から詳しい話が聞けると思いますから、もちろん、私の変化に関してのことです、これは私自身も知らなかったことでして、もしかしたら皆さんのお役に立つものかも知れませんよ」


「……うむ、間違いなく役に立つ話でしょうね、すぐに……いや明日の朝には伺います、今日は飲みましょう」



 キャシーとそう約束をし、適当に酒を飲んだところで宿泊所に戻る、もちろんパーティーだけでの二次会用に酒をたんまり貰ってのことだ。


 しかし明日はどんな話をされるのであろうか? 少なくともキャシーが一時的に魔族に変わってしまったことに関連する話なのであろうが。



「勇者様、さっきキャシーさんが言っていたことを考えてるの?」


「ああ、気になって仕方が無い、俺達の調べていることにも関係がありそうだしな」


「もうっ、同じ『関係がありそう』でもあの自称神は放っておいたくせに、勇者様は相手が女の子だとそうなんだからっ!」


「すまんすまん、そういう性なんだから勘弁してくれ」


「ダメッ!」


「あげっ!」



 セラに殴られて意識を失ったことでその日は終わった、次はキャシーと、その両親から話を聞いてみることが俺達の任務になったのである……

次の話で章を変え、次は別の場所に移動して物語を進めます(ストーリー的には続き)。

ここまで読んで下さった方、ありがとうございました。引き続きお楽しみ頂けると幸いです。


なお、評価・感想等お寄せ頂けると励みになります。お気軽にお寄せ下さい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ