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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第六章 帝国を操るのは
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30 帝都と皇帝の真実

ペタン王国王宮


王の間に兵士が飛び込んでくる…


「はぁっ、はぁっ…」

「来た、見た、勝った!」


「そんなの当たり前じゃわい、もう少し細かく伝えんか。」


ババァ総務大臣は無慈悲である、マリエルから早馬さん係りを拝命したこの兵士が必死になって考えた渾身の『格好良い報告』をいとも簡単にスルーしたのだ。

おそらくこのババァが天国に迎え入れられることは無いであろう。


「え…えぇ、わが軍は帝国軍を殲滅、敵35万のうち捕虜としたのは100程になります。此方の損害は負傷者多数なれど死者は無し、既にマリエル王女殿下が凱旋のため出立なされたはずです。ご帰還は明日を予定しております、以上。」


「では勇者パーティーや筋肉団、それから貴族2家の者も帰還するのじゃな?」


「いえ、勇者様一行のうち5名、それからハッタモット家バトラー様、ウォール家シールド様はそのまま帝都を攻めるとかなんとかで…」


「何!たった7人で行ってしまったと申すか!?」


「ハッ、ノリノリにございました。」


「馬鹿ばっかりじゃのう…王よ、如何なされようぞ?」


「すまん聞いておらんかったわ、まぁえぇんじゃないの?何でも。」


ババァ総務大臣は小じわが増えた。



※※※



「よし、城門を突破するぞ!マーサ、魔物を呼べ!ここから一気に皇帝の居る城までヒャッハーするぞ!」


「わかったわ!」


汚い魔獣に跨ったマーサがこれまた汚らしい魔物を呼ぶ。

俺達は昨日風呂にも入っていない、不潔軍団のお通りである。ちなみに城門の扉はリリィのブレスで門兵ごと吹っ飛ばした。


俺達もえらく不潔であったが、帝都の中はもっと酷いことになっていた。

中世的な異世界だからこういうこともあるであろうと思ってはいたが、これまで無かった現象。

そう、道端にウ○チが大量に落ちているのである。セラとミラの村にあった牛のもの、というわけではない、人間のそれそのものである。


また、帝国人の汚さも異常だ。さすが主要産業が詐欺と誘拐なだけはある。

風呂に入るとか着替えるとか、そういった文化を知らないのではないだろうか?


「よし、このまま突破したい、民間人とかどうせ帝国人だからな、殺しても構わないだろう。マーサ、前に出ろ!邪魔する奴はその汚ったねぇので轢き殺せ!」


「わかったわ!あと、汚くはないわ!」


そのまま道なりに城へと進んでいく、途中、やはり民間人の飛び出しがかなりあった。だが、悉くこっちが急ブレーキで止まるであろうと踏んだ当たり屋である。

そのまま轢いて進んだ。


「見えたぞ勇者殿、あれが皇帝の住んでいる城だ!クソめ、わが国の王宮より立派ではないか!」


皇帝の城はウソみたいに巨大であった。ペタン王国の王宮に対してその3倍から5倍はあろうかといったところである。


王都に犯罪者を送り、その犯罪収益の一部を徴収してこんなものを維持しているのかと思うと腹が立つ。俺は別に王国の貴族ではないが、それでも腹が立つ。俺は王国に税金を納めたことは一度も無いが、それでも腹が立つ。


「精霊様、城は石造りのようだから炎では何ともならない、水をぶつけてどこか破壊してくれ!」


「いいわよ、正面の壁をいくわ、そこから入りましょう!」


ちなみに精霊様はここまで適当に民間人を殺害しながら来ている。俺達は一応非戦闘員を殺すのはなるべく、可能な限り控えたが、この精霊には関係ない。目に入った者は皆殺しである。


巨大な水の塊、水大砲とでも呼んでやりたい何かが城にぶつかり、大穴を空ける。

もちろん付近に居た兵士もしっかり巻き添えにした。


「皆はそのまま場内に突入してくれ、俺達は空から一気にあの真ん中のテラスを目指す。」


テラスに降り立つ、先程穴を開けた壁や、帝都内への侵入者があるということで、門やその穴の空いた壁のところに兵士が集り、ここは逆に手薄になっているようだ。


リリィから降りて中に入る、なんだ?あの玉座に座って震えているのが皇帝か?

いや違う、ステータスは帝国の平民のものだ。というか確実に偽者である。

一応見た目としてはこの帝国の貴族や俺達の住んでいる王国の人間と同じだ。帝国の平民は実に醜い顔をしているから見れば一発でわかる。


続々とその部屋に入ってくる兵士を、カレンが一人で片付ける。

皆貴族のようだがそこまで強いわけではない、カレンと比べれば、であるが。


敵兵の流入が途絶えた…その次に入ってきたのは精霊様を先頭にした他のメンバー達であった。

マーサがはっとする、何かに気がついたようである。


「ねぇ、あのおじいさんが皇帝なわけ?」


「ポジション的にそうなんだがな…どうもちょっとアレなんだよな。」


「アレどころか完全な偽者じゃないの…」


マーサは見抜いたようだ。この皇帝は偽者、本物は別に居るということを。


「マーサ、影武者とかそういうのかも知れない、気がつかないフリをしておくんだぞ。」


「わかったわ、上手く誤魔化せたらご褒美をちょうだい!」


「ああ、好きな物をやろう、アツアツのニンジンソテーを口に突っ込む刑にもしてやるぞ。」


「頑張るわ!」


とりあえず皇帝に話しかけてみよう…


「おい、貴様がこの国の皇帝か?」


「朕は皇帝なるぞ、貴様この無礼者、どっから入ってきやがった!?朕の必殺朕珍剣でぶっ殺してやろうか?」


喋り方が皇帝ではない、確実にこの国の平民のものである。朕とか言ってんじゃないよ!

しかも『状態異常:おもらし(大)』が点灯している。相当ビビッているのであろう。そしてそれゆえに立ち上がったりしないのである。


「おい、シールド君、バトラー君、コイツを殺すなよ!後で王都に帰って処刑するのがベストだ。周りの大臣みたいな奴等もな。」


「承った、僕はバトラーよりも強い奴の首にしか興味は無いあの連中は弱いだろう。」

「勇者殿がそう言うのであれば俺はその通りにしよう。あと、俺はシールドよりも強いのとやりたい。」


友達同士で張り合うのはやめて欲しい。

とにかく残りの兵士を片付けて、この皇帝もどきと大臣共を王都まで連行したいところだ。


その後もちょくちょく敵が入ってくる。ただここは入り口が狭いので、カレン、シールド、バトラーの3人がじゃんけんして勝った者が敵を殲滅できる、という謎ルールを持ってしても余裕で対応できる人数しか入って来れない。


「おい、もう良い、こんなところで入ってくる敵をちまちま潰していても埒が明かないだろう。一気にカタをつけよう。」

「俺がこの皇帝とやらを連れて出る、その後皆は普通に徒歩で脱出してくれ、最悪皇帝だけ持って帰れば良いだろう。」


カマをかけてみる、しかし大臣達はこのニセ皇帝を守ろうと必死だ、退路をカレンが塞ぐ。

どうやら大臣達はこの変なのが皇帝だと信じているらしい、マーサと顔を見合わせるが…

マーサは目を逸らす。


「おい、お前、何か知っているだろう?」


「し…知らないわっ!」


「研究所に100gあたり鉄貨2枚で売るぞ!」


「白状しますからそれだけは、それだけはお許しください、ご主人様!」


初めてマーサが俺のことをご主人様と呼んだ。相当追い詰められたのであろう…


「マーサ、早く言え…」


「あの…この件にはどうも…やっぱり言えないわ!」


マーサはどうしても言いたくないようだ、俺が研究所に売るといったら本当に売られるであろうということは感じ取っているはず。それでも言えない何かがあるのだ。


「わかった…マーサ、今回は良いにしてやるからこっちに来い。」


不安になり、ガタガタと震えるマーサを抱き寄せる、臭っさ!あの魔獣、やっぱ便所から召喚しただろう!


「ごめん…これだけはどうしても言えないの、友達を裏切りたくないわ…」


マーサはそんなつもりはなかったはず、でも今のでわかってしまった、この帝国には魔将が関わっている。おそらくあくま将という奴だ。


「おいっ!悪魔共っ!どこに隠れてやがるんだ?出て来い!」


一瞬、静まり返る帝都の、おそらくここは謁見の間、少しして女性騎士2人と、それからドレスを着た少女2人が入ってくる…悪魔だ!角もあるぞ!


「ユリナ…」


やはりマーサの友達であり、あくま将である。先程から索敵に反応していたものの、全く動かなかった一団のご登場である。


少女のうち、大きい方が喋る…


「ご機嫌麗しゅう異世界勇者さん、此度は我が帝都に何の用でしょうか?」


「黙れ魔族、ちょっと尻尾を出してみろ!」


「あら、ばれていましたのね…いいわ、尻尾を出しましょうか、サリナ、あなたも。」

「あ、申し遅れました、私はユリナと申します。」


2人は悪魔の尻尾を出す、ちょっとだけ触らせて頂きたいのだが…


「尻尾を出したり消したり出来るとは驚きだな!」


「ええ、普通にパンツの中に入れたり出したり…って何でそんなこと答えなくてはならないのっ!」


自分で白状しておいて何を言うか。

後ろに控えている女性騎士2人は、なんてことを…という顔である。この2人が魔族であることを知っていながら遣えていたのであろう。


「で、お前らマーサの友達の魔将だよね…どうする?降伏すればマーサと同じ扱いにしてやらんこともないぞ?」


「イヤよ、絶対にぶたれたりするじゃない!ねぇサリナっ!」

「私もマーサさんと同じはちょっと…この方が満足しているということは相当酷い目に遭っているということです。」


「マーサ、お前いつも酷い事されてる?」


「一昨日精霊様に全ての間接を逆方向に曲げられたわ、最大でその程度よ!」


「マーサさん、それは『その程度』とは言いませんよ、それなら私達は降伏しません。」


「仕方が無い、それじゃ戦うか、そのほかの兵士もちょいちょい集まってきたみたいだし…」


乱戦が始まる、誰が誰を相手にするのか、どこを攻撃してどこから攻撃されるのかもわからない戦いである。

とにかく戦う、俺も人を殺してしまったようだが、そんなことは今関係がない。

そうしなければこっちが殺られるのである。


我慢できなくなったリリィがドラゴン形態になったところで、一瞬空気が固まる…飛んできたときは確かにそうだったものの、後から来た兵士としては、コイツがドラゴンだったのか、というような感じである。


バトラーが俺の袖を引っ張る、男にそんなことをされる趣味は無い…


「勇者殿、俺はあの者と一騎打ちがしたい!」


サリナという悪魔少女、妹で魔将補佐の子の護衛騎士を剣で指して宣言する。

貴様は戦国武将か何かか?

一方の相手側もこの一騎打ちを受けるようだ、合意の上での決闘となった。


「シールド君、2人に防御魔法を掛けてくれ!」


「わかった!」


バトラーが名乗り始める…


「やあやあ我こそは!ペタン王国ハッタモット伯爵家、バトラー!」


「私は帝国軍姫様護衛隊、キャリル!よき相手とお見受けしました!」



「じゃあ負けた方は降伏して以後戦闘に参加しないこと、いいな?それじゃ、はじめっ!」


剣戟が始まる、武将キャラは好きにやっていて欲しい。キャリルという女性騎士は姫様護衛隊らしいが、その姫様は皇帝と同じく偽者で、悪魔で魔王軍の幹部である。

もう一人の護衛、つまりユリナという悪魔少女の護衛はジェシカ、という名前のようだ。

この2人は身の回りの世話をしていた以上、姉妹が悪魔だということに気がついていたのは明らかである。


「よし、こっちは再開しよう、カレンはもう一人の護衛騎士を片付けてくれ、殺すなよ!あと今日はルビアが居ないから大怪我もさせるなよ!」


「わかりました、頑張ります!」



「私のお相手はその可愛らしい狼さんのようですね、ですが手加減はしませんよ!」


戦闘は再び始まった、ジェシカという騎士はなかなかやりおるようだ。カレンに圧倒的に押されてはいるものの、致命的な一撃を貰わないように懸命に防御している。

バトラーとカミラは一進一退の攻防、誠によき相手である。


しかしこの女性騎士達、2人共光る物を持っている、何がって?おっぱいですよ。

セラが1πとするとジェシカは15π、キャリルも10πぐらいはある。


その2人の戦いを見物している悪魔少女達、姉であるユリナの方の尻尾の動きが可愛らしかったので、その先端部分、つまり悪魔尻尾のスペード状になった部分にそっと聖棒で触れる…


バチィッッ


「痛ぁぁいぃぃぃっ!痛い痛い痛いっ!」


床に転がってしまった、マーサのときと似たような反応である。強いな聖棒…


「何よそれっ!何でそんなもの持っているんですか?女神の仕業ですか?チートですか?不正行為ですか?」


妹のサリナの方が捲し立てる。


「ああ、女神に貰った。お前もバチッといってみる?腰痛とか治るかもよ?」


「け…結構です!まさか私達を捕まえてそれでいじめようというわけではないでしょうね…」


「いや、これは使わないよ、言うことを聞くならな。なぁマーサ!」


「確かにその変な棒でお仕置きされたことはないわね、サリナ、安心して投降すると良いわ。」


「いえ、他が辛そうなので遠慮しておきます…私達、不死のスキルがあるからやられたい放題になりそうですし。」


「死なないのか?」


「ええ、でもその棒で攻撃されたらわかりません…本当に禍々しい武器です。」


悪魔が勇者の武器捕まえて禍々しいとか言ってんじゃないよ!


そこへ、転がっていたユリナも起き上がってくる。


「サリナ、聞いて!川の向こうで死んだおばあちゃんが手を振っていたわ!」


「落ち着いてください姉さま、おばあちゃんは生きています。それよりも…」


「ええ、異世界勇者さん、タイムよタイム、テクニカルタイムアウトを要求しますわ!」


勝手にしてくれ、隅っこの方でごにょごにょ話し出す悪魔娘達、リリィは偽皇帝を脅して食糧庫の位置を聞き出そうとしているが、既に答えられる状況ではない。



シールドがどこからともなく金属の缶に詰まった飲み物を出してきたので、それを頂く。

完全に缶コーヒーである、俺達は2組の一騎打ちを眺めながらちょっと一服することにした。

少しだけしょんぼりしていたマーサにもそれを渡す。


武器同士がぶつかり、火花を散らしている。念のためカレンとジェシカにも防御魔法を掛けてもらってある、良い戦いだ、見応えがある。


「勇者殿、あの皇帝は結局何なんだろうな?」


シールドも気がついていたようだ。明らかにおかしいからな…


「ああ、おそらくあの悪魔の妹の方、サリナちゃんかな?のスキルだ。幻惑や詐称といったものがある。それで見た目を変えているんだろう。本来の皇帝は殺したんだろうな、きっと…」


「そうか、この国がおかしくなったのはそういうわけか…」


そのとき、一騎打ちは同時に決着する。

カレンの裏拳がジェシカの鳩尾に入り、バトラーがキャリルの剣を弾き飛ばす。

ほぼ同時に2人の両手が上がった。


「さて、魔族さんたちはどうするんだ?」


「そうですね…私の攻撃魔法で戦っても良いんですが、条件付なら降伏しますわ。」


「して、その条件とは?」


「まず一つ目はジェシカとキャリルを処刑しないこと、この2人には私達が悪魔で魔王軍の魔将だとわかったあとも優しくしてもらった恩がありますから。」


「うん、それは呑もう。他は?」


「もう一つ、私達が大人しくしている限りはその変な棒で突いたり叩いたりしないこと、それだけです。」


「言うことを聞くならしないと約束しよう。」


「じゃあ参りましたということで、これからどうすれば良いですか?」


「魔力を封じたうえで俺達の国まで連行する、そこの女性騎士2人も当然連れて行くぞ。」

「あとそっちの皇帝とか何とかは全部処刑するが、それは構わないよな?」


「ええ、あんな連中は要りませんから。サリナもそれで良いわね?」


「はい姉さま、特に反対するようなことはありません、この方達に付いて行きましょう。」


その後、2人の悪魔、いや上級魔族から色々と話を聞いた。


まず、この国の本物の皇帝は数年前に死亡したとのこと、就寝中に死んだため、チャンスと見た2人は、その辺に居た帝国人をスキルで皇帝に化けさせ、贅沢な暮らしを約束したうえで玉座に座らせたそうだ。


その後、皇帝に子どもが居なかったことを利用して、2人も養子としてこの城に潜り込んだ。

2人はしかるべきときが来たらこの偽皇帝を廃し、この帝国を魔王軍による侵略の拠点にしようと考えていた。

それまでは偽皇帝の好きにさせていたため、帝国は犯罪者を他国に送ったり、35万の大軍で王国を襲ったりと暴挙を繰り返していたのだった。

つまり悪事を働いていたのはこの偽皇帝とその仲間の大臣達である。

大臣達は皇帝が偽者にすり替わったのを知らなかったようだが、おかしいと感じながらも自分達に都合が良いため黙っていたのだ。

これなら惨たらしく処刑して構わないだろう。


「あ、そうだ!この馬鹿が殺そうとしていた真っ当な貴族の方が何人か居まして、その方たちは殺したフリをして地下牢に閉じ込めてあります。救出しないと死んでしまいますわよ。」


「わかった、案内してくれ。」


地下牢で7人の貴族を救出し、皇帝とその取り巻きは処刑すること、後日王国から使者が行くと思うから国を立て直す準備をしておいて欲しいことを伝えた。

ユリナとサリナは貴族達に謝罪し、逆にマーサが結果的に敵対してしまった2人に謝罪していた。

どちらも相手から許して貰えたようだ。


ついでに、地下牢の横に牢付きの馬車が2台あったため、一方にユリナとサリナを、もう一方に皇帝や大臣をぎゅうぎゅうに詰めておいた。

ジェシカとキャリルは縛って歩かせる。馬車は重くて遅そうだし、付いて来られるであろう。


「よし、帰ろう!一旦砦によるぞ、食糧も心もとないし、どうせ通り道だしな!」


事実上帝都を落とした俺達は、のんびり旅で元来た道を戻った…

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