表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第六章 帝国を操るのは
26/1360

25 犯罪者ギルド殲滅

「ほらリリィ!もっと早く飛びなさい!鞭で打つわよっ!」


精霊様がリリィに発破をかける。

今は王宮に向かっている最中だ。捕らえた犯罪者ギルドの構成員を処刑できることになった精霊様は超スピードで飛んでいる。リリィでも追いつけない。

速い、これ以上は俺が落ちるのだが…


「いいわ、どうせ私は王宮なんか用無いし、先に行っているわ。帰りも勝手に帰るから。じゃあね!」

「ウフフっ!処刑よっ!死刑執行よっ!」


飛んでいってしまった、ヤバい奴と仲間になってしまったな…



王宮に着くとそのままテラスから王の間に入った。

新しくなったテラスには、しっかりリリィ用の発着場が付属している。

発着場はせっかく新品のタイルだったのだが、リリィが汚い字で名前を彫ってしまった。

持ち物には名前を書いておくように言ったのは俺なので叱ることは出来ない。


「おぉ、ゆうしゃよ、マリエルは元気であるか?いじめてないよね?」


「ああ、元気だ。駄王も元気になったようだな!」


マリエルは脅しをかけるたびに失神してしまうが、そのことについては触れない。

いじめているのではなく教育ですから。


「うむ、での、今日は犯罪者ギルドのことなのじゃがな。あ、そなたも面を上げい。」


横にあった謎の物体が動き出す。土下座人間のオブジェかと思ったらシールドだった。

またこんな奴にひれ伏して、悔しくはないのであろうか?


そこへゴンザレスも入ってくる、なぜテラスから来た?Mランク冒険者は飛べるのか?


「そなた達には残り2つの犯罪者ギルドを潰してもらう。報酬はたんまりじゃし、武功も得られるぞ。潰したアジトは国営筋トレの館として王都民に開放するつもりじゃ。」


この王、誰に何を提示すれば絶対に断られないのかということを把握しているようだ。

おそらく後ろでニコニコしている総務大臣の入れ知恵であろう、恐ろしいババァだ。


「俺は金が出るなら良いぞ。その後の帝国討伐まで付き合ってやる。金が出るならな。」

「僕も武功が得られるのであればお断りさせて頂く理由はありません。首化粧のバイトを雇っておかなくては…」

「筋肉は筋トレによって生じる。ゆえに受けようと思います。王都民の筋肉のために。」


一人おっかないことを言っているようだが全員が受けた。このメンバーを中心に犯罪者ギルド討伐が進められることになった。


「勇者殿、今回はマトンを置いていくことにするので貴殿の仲間と一緒に動きたい。マトンに薄汚い犯罪者を見せたくはないからな。」


そのマトンは歴代トップクラスの重犯罪者なのですが?ここにいるゴンザレスの部下殺害しちゃってますが?

まぁいい、今回は小規模な作戦だ。参謀は無しでも大丈夫であろう。


「わかった、出撃前に迎えに行くから家で待っていてくれ。2人共、早速明日いけるか?」


「うむ、良いだろう。」

「おう、今日中に筋肉を伸ばしておこう。」


出撃は明日、王宮から近い方のアジトを襲撃することになった。



※※※



「え~、明日はシールド君と王都筋肉団の皆様と一緒に行動します。恥ずかしい真似は控えるように。」


「恥ずかしい真似には先生にサインをねだるのも含まれるのでしょうか?」


ルビアは最強ドM冒険者のゴンザレスを『先生』と呼ぶことにしたようだ。


「含まれます。あと勝手に服を脱いだり肉や野菜を齧ったり、現在のセラのように話を聞いていない者はお尻ペンペンの刑とします。」


「待ってよ!聞いていたわ!」


「じゃあ、何の話してた?」


「服を脱いで肉や野菜を齧る話ね。」


「ミラは後でお姉ちゃんに刑を執行しておくように!」


「ぃやぁぁぁ~っ!」


「ところで次のターゲットは遠いのよね?どうやって行くわけ?」


「明日は馬車2台に分乗して行く、途中でウォール家によってシールド君と合流する。」

「筋肉達はその後ろを走って行くようだ、本当に気持ち悪い。」


「じゃあそういうことで、解散!」



※※※



6人乗りの馬車があると聞いていたのだが、ちょうど車検らしい。

仕方ないので4人乗りの馬車2台でシールドの席を空け、2人は抱っこ、ということになった。

リリィは仕方ないが精霊様は馬車に乗る必要があるのだろうか?


「はい、私はカレンちゃんを抱っこします。」


マリエルにカレンを取られた!


「私は外の風景が見たいので座席に座りますね。」


リリィが抱っこを拒否した!


結局、馬車①はシールドの席を空け、ミラ、リリィ、マリエル、そしてマリエルがカレンを抱っこということになった。

一方残りのメンバーが乗る馬車②では…


「セラ、皆が居る前で抱っことか恥ずかしいと思わないのか?」


「いいじゃない別に、知らない人が見ているわけではないわ。」


ルビアとマーサと精霊様、それから俺が席に座り、俺がセラを抱っこしている。

理にかなっているのは間違いない、体重が軽いのはカレン<リリィ<セラの順である。

だがな、人としての尊厳というものをだな…


その後2台の馬車はシールドを回収するためウォール家に立ち寄る。

マーサが降りて行って居残りのマトンと何やら話していた、本を交換する、エッチな本と見て間違いない。マーサはマトンに手を振って戻ってきた。


「ねぇ~っ!私も首輪欲しいんだけど、可愛いやつ!」


この間シールドがマトンへのお土産として持って帰った首輪、もちろん高級品である。

マーサはそれが欲しくなってしまったようだ。獣っぽいのでそういったものは好きなのだろう。


「今日の戦利品にもあるだろ、好きに持って帰ると良いさ。」


「そうね、半分はマトンへのお土産にするわ。」


全部持って帰るつもりか…まぁいいか、カレンやリリィも欲しがるかもしれないしな。


そして筋肉達も合流する。馬車の後ろから変な掛け声が聞こえるのだが、気持ち悪いからやめて欲しい。


その後馬車は…なんと、渋滞にはまってしまった!


「一本道で事故なんか起こすなよな…」


俺がかつて居た日本でもポピュラーな渋滞に対する苦情である。


「いたぁぁひぃ!」

「あふぅん!」


精霊様は既に苛立ち、ルビアとマーサを鞭打っている。どこに鞭を持っていたというのだ?

セラが顔を真っ赤にしてそれを見ている。


「セラ、あそこに混ざっても別に良いんだぞ。精霊様にお願いしてみたらどうだ?」


「初心者の私にはさすがにちょっと厳しいわ…」


ドMに初心者とか上級者とかあるのだろうか?後でゴンザレスに聞いてみよう。


1時間後、結局セラも参加した。俺も精霊様に予備の鞭を借りて参加した。

御者のおっちゃんは迷惑そうにしていた…



※※※



「ようやく着いたようですね…何故そっちの馬車に乗っていた3人はそんなにボロボロなんですか?」


通常30分程度のところ、3時間かけてようやく着いた。

既に鞭打ち3人衆は大変なことになっている。マーサの服は肩から腰まで背中がざっくり裂けていた。

体の方はルビアの回復魔法で治してある。


貴重な回復魔法を戦闘前に悪ふざけで使い切ってしまった。

同時にルビアは完全な役立たずとなってしまった、もう帰って良いよ。


「というか筋肉団は渋滞にはまる必要がなかったのでは?」


「いや、俺達の肩幅は車幅制限を越えている、ゆえに馬車と同様の扱いを受けるのだ。追い越しは違法なのだよ。」


やべぇなお前ら…


「とにかく、さっさと片付けよう。」


などと言っていたらゴンザレスがもう入ろうとしている。


「たのもおぉぉぉっ!」


道場破りか何かのつもりらしい。


中に入る、受付嬢かと思いきや受付のおっさんだったのでマリエルが文字通り一番槍を入れる。

おっさんは椅子からそのまま三途の川に落ちたようだ、頑張って泳いで欲しい。


その後もどんどん殺す、主に精霊様が…

そして、今回の支部長もおっさんだった。


「すまない!今回はウチのメンバーに大将首を譲ってくれないか?もちろん次は筋肉団に権利がある!」


「僕は構わんぞ!」

「あの程度の奴は筋肉の成長に貢献しない、構わない。」


「よしカレン、殺って良いぞ!」


「ありがとうございますっ!」


もうね、見えなかった。『ほほうっ、これは凄い!』と感心しているのでゴンザレスには見えていたのであろう。俺はコイツよりも下なのか、チートスキル保有の異世界勇者なのに…


「ご主人様!今回はちゃんと首をもらえました。実家に送っても良いですか?」


「ばっちいから家には持って帰るな、帰りに宅配の事務所に寄るからそこで送ってしまいなさい。」


「よし、ここはもう良さそうだ。生きてる敵に可愛い女の子は…居ないようだ、全部憲兵に渡そう。そしたら帰るぞ!」


犯罪ギルド支部長の首はカレンが王立の宅配事務所に持っていった。

血の滴る首をそのまま受付のカウンターに置くという暴挙に出たカレンは後でお仕置きする。

首にはマリエルが王女直筆の検査済証を添えてくれた。価値が何倍にもなるらしい、血統書付きみたいになるそうだ。


帰りの馬車はウォール家の王都屋敷までだった。先にウォール家の伝令が出ており、勝利した俺達を招待してくれるという。奴隷身分の者も一緒にとのことなので断るわけがない。

それまでの間、馬車②ではまた鞭打ち大会が開催された…



※※※



「いやぁ~、シールドが王都でここまで活躍するとは、私も壁が固いのう!」


シールドのお父さん、ウォール伯爵である。鼻が高いと言いたいのであろう。

適当に王都屋敷に放り込んでおいた3男が突然勇者パーティーと行動を共にし、大活躍である。

当然父としては壁が固く…じゃなく鼻が高くなる。


今回は自分の領地を放っておいて様子を見に来たというわけだ。


「当家はガチガチの固い立ち回りを是としておってな、それゆえかあまり尖った活躍をする者は現れんのだよ。」


「いえいえ、シールド殿はガチガチの壁で魔将討伐に多大なる貢献を…」


俺はウォール家も、シールドも落とさない言葉を慎重に選んで会話する、凄く疲れるのだが…

他のメンバーはそんなこと出来ないので適当に相槌を打っておいた。

だが、今はそれどころではない、高級な料理が目の前に並んでいるのだ。なんとお魚もある。

シールドのお父さんは招いたメンバーの中に王女や最強のMランク冒険者が居ることで大変機嫌が良かった、当たり前ですな。

俺達はかなり有名だ。誰もが『あの○○』と呼ばれるほどになっている。

シールドの父親がわざわざ会いに来ても不思議ではないのだ。


そして、一方のシールドはもう興味がない、マトンをいじくり回している。


「勇者殿、この手枷とこの手枷、どちらがマトンに合う色だろうか?あと形もだな、あまりごつい物は避けたい。」


今日戦利品として持ってきたのはマトンのお散歩用に使う魔力を封じる手枷だそうだ。


「いや、その子強くないし手枷なんかしなくても良いぞ…」


「そうなのか?いや、ギルドで調べてもらったらステータスが1,900もあるのだが?」


「俺は詳細を見ることが出来る、その1,900のうちおよそ1,850が知能だ、ちなみに攻撃力はたったの5、マトンの戦闘力は皆無と言って良いだろう。」


「そうだったのか…ごめんなマトン、今までこんな物を…」


「いえ、シールド様の好きにして良いんですよ、本当に大好きなんですから!」


イチャイチャするのはやめて欲しい。


さて、美味いもんも食ったし、そろそろお暇しよう。


「連日ですまないが速攻で片付けたい。明日も同様の感じで次のアジトを襲撃しよう!シールド君、ゴンザレス、良いな?」


了解を得て時間を決め、帰る。



※※※



「疲れたわ、さっさとお風呂に入って寝ましょう。ミラ、行くわよ!」


「待ってお姉ちゃん、ちゃんと片付けてからにしよう、後からは絶対にやらないから。」


「そうしようか…まず荷物を置いて皆で風呂に入ろう。」


全員で風呂に入る、カレンがいつも通り抱っこのポジションにやってくるが、それを止める。


「カレンはさっき宅配のカウンターに生首を置いたからな、お仕置きなのはわかっているな?」


耳をしゅんとさせ、お風呂サイドに正座するカレン、本当に叱られているときの耳が可愛い。


今日は代わりにルビアを抱っこすることにした。水中ならそこまで重くないからな。

セラと違って凄く柔らかい!


「ルビア、どの辺りに手を置いたら良い?」


「お尻かおっぱいに置くとちょうど良いかと思います。抓っていただけると幸いです。」


ルビアの尻をきつく抓りながら話す。カレンが外で湯船の正座しながら、仲間にして欲しそうににこちらを見ている。


「明日は筋肉達に大将を譲るつもりだが、あまり興味が無いようだ。もしかしたらだが誰か殺りたいか?もちろん済みのカレン以外で。」


誰からも手は挙がらない、遠慮とかではなく興味がないのであろう。明日はゴンザレス、奴が面倒だと言ったらシールドだな…


風呂上り、戦利品の首輪から好みの物を選んでいるのはマーサと、それからルビアである。


「カレン、首輪は要らないのか?」


「ええ、ちょっと気になったんですが、防御力が低そうなので要りません。」


「リリィは?」


「ドラゴン形態で使うと荷物が多くなるので要りません。」


そうか、カレンは戦闘のことしか考えていないし、リリィはまだ、ドラゴン形態から人間形態になるときの装備品はその辺にバラバラ落ちてしまう。

というか人間形態からドラゴンになったときの服はどこに行くんだろうかという疑問はあるが、そこは剣と魔法の世界、何でもアリだ。


「お~い、そろそろ寝るぞ!」


首輪を選んでいた2人に声をかける、マーサは良いがルビアはどういう了見なんだ?


「いいわ、もうちょっと吟味するから、先に行っててちょうだい。」

「ご主人様、私ももうちょっとだけ…」


「じゃあ布団持って来てやるからそこで寝ろ。俺は部屋に戻るぞ~。」


「あの、ご主人様、私もやっぱり普段着用にひとつ欲しいです、一緒に選んでも良いですか?」

「あ、それなら私も欲しい!」


カレンとリリィも布団を持て行ってしまった。

今夜は独りになってしまうのか…


セラの袖を引っ張ってみる、ミラも後ろから同意している…


「勇者様、疲れたからほどほどにしてちょうだいね!」


「わかった、努力するよ…」


その日はセラと2人で寝た。



※※※



「ちょっと眠いな…さっさと片付けよう。」


「誰のせいだと思っているの?」


「抱っこされている分際で偉そうに!こいつを喰らえ!」


セラの尻を思いっきり抓ってやる。飛び上がった、ペットボトルロケットの世界新記録だ。

セラは馬車の天井に頭をぶつけたようだ、御者のおっちゃんは迷惑そうだ。


「あんたたち、イチャイチャしてるけどそろそろ着くわよ。」


着いた、全力で殺してさっさと帰ろう。


「たのもおぉぉぉっ!」


ちなみに、今度は俺の台詞である。


受付は女の子、親指を上げて腕を突き出す。『生かせ』のサインだ。

受付の女の子は何が起こったかわからなかったであろう。

一瞬、風が通り過ぎた、気がついたらエッチな縛り方をされていたのである。


支部長はまたしてもおっさん、しかも汚い、シールドも手を出したくなさそうだ。

ゴンザレスに親指を下にしたサインを送る。


一呼吸置いて、支部長はもう首を失っていた。

今度はカレンが感心している…


「あの捻り方…ああも簡単に首が千切れるんですね、ご主人様、参考になりますね!」


俺には一切見えなかったのだが?


「おう勇者殿、コイツは筋肉量がかなり少ないようだ。自分では戦わずに指示ばかりしていたのだろう。そういう奴はすぐに死ぬべきなんだ。」


大変申し訳ございませんでした。以後気をつけさせて頂きます。


反省した俺は皆が戦利品の回収をする中、走って憲兵を呼びに行った。辛い…


やはりここにも王都の外に通じる穴があった。帝国人侵入用である。

しかもかなりの数の人間が通った痕跡があるらしい、ここがメインと見て間違いないであろう。


しかしこのメンバーでの戦いは凄く楽だ。あっという間に犯罪者ギルドの王都3大拠点が片付いてしまったのである。後で全員にご褒美をやろう。


「よし、これで犯罪者ギルドの殲滅作戦は終わりだ。今日は戦利品をあさって各自解散としよう。」


皆で家捜しをする、先程の受付嬢も含め、捕虜は憲兵が連行して行った。一応、可愛い、または美しい女性だけは処刑しないという確約は貰ってある、安心だ。



※※※



「明日王宮に行って報酬を貰ってくる、今回は奴隷とかペットの子にもあるらしいぞ!何か希望はあるか?」


マーサが手を挙げる…


「私はニンジンが欲しいわ!」


「それは今からやる。他には?」


ルビアが手を挙げる…


「私は鞭が欲しいです!」


「鞭なら一杯持ってるだろ?」


「いえ、そうではなくて鞭で打って欲しいです!」


「精霊様ぁ~!ルビアがぁ~!」


すぐに連れて行かれた。外からピシピシ聞こえるが気にしない。


残りの2人はお肉を所望、ミラは最新の包丁が欲しいそうだ、魔力を込めると光るやつ。それからマリエルは父である駄王に一度正式に謝罪したいとのこと。


「わかった、全部伝えるが希望通りになるとは限らないからな、まぁ、お肉は大丈夫だろうが。」


自身に回復魔法を使い、復活したルビアが戻ってくる。


「気持ちよかったです、満足しました。」


「じゃあ今日はこのまま寝るか・」


「いえ、ご主人様から甚振って頂く分は別腹ですから…」


カレンが『ちっ…』みたいな顔をしている、既にリリィが寝ているため、独占できると思ったのであろう。


「だが今日は早めに寝るからな、明日は一応休みだがさすがに疲れた。」


そんな決意をしていたが、その後怪しい感じで覗き込んでいた変態覗き魔セラを迎え、カンチョーして欲しくなって目が覚めたという意味不明なマーサを迎え…と続き、結局全員俺の部屋に集合して朝まで遊んでいた。


仕舞いに精霊様が酒を持って現れる、そのまま朝まで皆で遊び倒したのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 血統書付きの生首とかいう狂気を感じるパワーワード 蛮族の国ヤベェな
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ