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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十一章 神界騒動
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255 次はあの女を

「ウテナよ、命令されていたとはいえあなたのしたことは重罪です、神界を追放されることぐらいは覚悟しておきなさい」


「は~い、ごめんなさ~い……」


「今更反省しても無駄です、ですが正式な決定があるまでここで頭を冷やしなさい、勇者よ、いくらなんでも食事はしっかり出すようにお願いします」


「うぅ……」



 頭を冷やしなさいって、ここ俺達の屋敷、爪に火を灯すような俺達の生活をコイツのためにさらに逼迫させろというのか、冗談じゃないぞ。


 そうだ、せっかくだし他の連中も含めて内職をさせてやろう、封筒貼りを1,000枚こなす毎にニンジンのへた、白菜の芯などの(捨てちゃう)高級食材を提供してやるのだ。


 早速業者に連絡し、リヤカーで運ばれて来た全員分の内職セットを地下牢の中に放り込む。

 これでここにいる連中の生活費問題も解決である。


 しかしウテナに続いてサテナも捕らえなくてはならないのか、そしてまたこの地下牢にぶち込まれて来ると……アイツは気が強そうな感じだったし、何かトラブルを起こさなければ良いが……



 黙々と封筒貼りを続けるウテナ、そして改心し、女神を信奉するようになったチビ先生、さらには一応捕らえたままにしてある純粋魔族の5人組を順に眺める。


 今ここに居る連中に関しては大丈夫そうだな、サテナを捕らえたらすぐにウテナと共にどこかへ移送して貰えば良いし、そこまで心配する必要はないか……




「ところで勇者よ、この屋敷にはどうも立派なお風呂があるようですが、今日は私もそこに入ろうと思います、あと王宮へ戻るのが面倒なので泊まっていこうかとも考えています」


「図々しい女神だな、泊まっていくのは良いが、オネショしたら皆の前でお尻ペンペンだからな」


「うっ……それだけは勘弁して頂きたいですね、お仕置きするなら誰も見ていない所でこっそりお願いします……」



 お仕置きされるのは構わないのか? とにかく女神が一晩宿泊することを他のメンバーに伝える。


 マリエルがどこからともなくお坊さん用高級座布団を引っ張り出してきた。

 ジェシカも高級店の出前を頼んだようだ、至れり尽くせりである。



 と、女神が薄汚いと批判したちゃぶ台の上で精霊様が何かを書いているではないか……



「おい精霊様、何だそれは?」


「これ? ゴッド昇格試験の願書よ、今回の件であの神が追い落とされるはずだし、空きポストに私が入ってやろうと思って」


「神に昇格すると強くなるのか?」


「魔力や霊力だけじゃなくて神気も使えるようになるの、私がそうなればもはや最強ね、魔王軍なんか秒で捻り潰せるわ」


「へぇ~、凄いじゃないか」



 精霊様は数千年前にもこの試験にチャレンジしようと試みたが、そのときは何らかの手違いで願書が受理されず、受験することすら出来なかったという。


 ゆえに今回は机に向かい、何度も記入漏れ、添付書類に不足等がないかを確認しているのだ。



 その手元にある願書をチラッと見てみる、受験資格があるのは『強大な力を持つ神の使いまたは精霊で高潔である者』だそうだ……高潔である者……


 前回の願書は手違いで受理されなかったのではない、受験用件を満たしていないから却下されたのだ。

 そしておそらく今回も同じ結果に終わるはず、この事実に精霊様が気付く日は来るのであろうか。


 ここで教えてやっても良いのだが、そんなことを知ってしまえば怒り狂うに決まっている。

 やめておこう、ここに居る強大な力を持つ精霊は高潔な者ではないのだから……



 精霊様が無駄になる予定の願書を書き終えるのを待ち、残った敵であるサテナ、そしてその親分であるぬらりひょん神に対抗するための作戦会議を始めた。


 いつもは俺が議長ポジションなのに、今日は女神がそこを陣取っているのが気に食わない、早く神界に帰ってくれないかなこの馬鹿女神。



「皆さん、ウテナとは違い、サテナは元々野良の犯罪者です、しかもスリや空き巣を得意としていましたから非常にすばしっこいのです」


「あの~女神様、神界で空き巣を働いていたとのことですが、神といえど社を留守にすることがあるのでしょうか?」


「ええ、毎年10月になると全ての神が一堂に会して会議を行いますから、そこを狙って空き巣に入るサテナは通称『神無月の魔術師』と呼ばれていました」



 何かカッコイイあだ名ではあるが、やっていることが異常にケチすぎる。

 大体そんな奴とっとと神界から追放してしまえば良いものを、何の慈悲で未だに活動しているというのだ。



「とにかくです、彼女は触手の種を使って悪さをするために送られて来たとはいえ、犯罪者の習性でどこかに盗みに入る可能性があります、まぁこの家は大丈夫でしょうが……」


「何で大丈夫だと言い切れるんだ?」


「だってサテナはこの世界の価値基準で金貨100枚以上、単体でその価値を有するものしか狙いません、この貧乏臭い家にはそんなもの存在しないでしょう」


「なるほど確かに、じゃあいつも通り鍵は掛けなくても良いか」



「待って勇者様、そういえば前に貰った聖天大金貨があるはずよ、それを狙って侵入して来たりしないかしら?」


「おっ、そうだったそうだった、その可能性が無いとは限らないな、というかそれを囮にして罠を張ったらどうかと思うのだが……」



 聖天大金貨は主に貴族などに褒美として賜る巨大な金貨、というよりも金メダルのような代物である。

 確か現在のレートは金貨119枚程度であったか、とにかく金貨100枚以上は確定だ。


 これを目立つ場所に置き、さらに無防備で無人の屋敷であることをアピールすることが出来れば、そう遠くない未来にサテナが侵入するはず。


 もちろん俺達はどこかに隠れて捕獲のチャンスを狙うのである。



 マリエルがイレーヌを呼び出し、最近王都でスリや空き巣の被害件数が増加していないかを確認させるために憲兵団の詰所へと遣った。


 明らかに件数が増えているようなら既にサテナが動いていると考えれば良いであろう。

 増えていなければその数字が動くのを警戒しながら待つ。


 その際多少王都民に被害は出てしまうことになるが、女神が言うにはサテナは殺してまで奪うようなことはしないらしい、財布や通帳などは受忍して頂くこととしよう。



 それから30分程するとイレーヌが戻った、まずは報告を聞こう……



「王女様、スリも空き巣も前月比で30倍以上に増加しているらしい、スリは全く気付かず、空き巣の方はわずかな不在時間を正確に狙っているそうだ」


「イレーヌちゃん、犯人は捕まったりしていないのかしら?」


「捕まったのは普通の、大したことない犯罪者ばかりらしい、華麗な技を持った奴はまだ見つかっていない」


「じゃあ犯人の目星は付いていないのかしら?」


「その通りだ、そこの豚野郎が犯人だと思ったんだが、こんなノロマにあの犯行が出来るとは思えないからたぶん違う」



 イレーヌの奴、相変わらず俺のことを豚野郎扱いしやがる、これはマリエルの監督不行届きに起因するな、後でマリエルにお仕置きしてやろう。


 と、そんなことよりもスリと空き巣だ、前月比30倍というのは尋常ではない。

 そして正体のわからぬ華麗な技を持った犯人、もう間違いない、サテナが動き出しているのだ。



 作戦会議は続き、とりあえず聖天大金貨を餌にしてサテナを釣ろうというところまでは決まった。


 問題はどうのように無防備と無人を装うかだ、仮にも神界の存在だし、こっそりどこかに隠れていても簡単に見破られてしまう可能性が高い。


 そうでなくてはちょっとした外出の隙をピンポイントで狙ったりは出来ないはず、人が居るか居ないか、それを看破する特殊な能力があるのは明らかだ。



「おい女神、お前の力で俺達の存在を隠すことは出来ないか?」


「う~ん、それはちょっと……存在を消し去ることなら出来そうですが……」


「俺達を殺す気かこの馬鹿っ! もっと良い方法がないか考えるんだ、とにかく侵入してきたサテナに見つかりさえしなければ問題ない」


「そう言われましてもね……あっ、そうだ、アレを使えば完璧です!」



 閃いた様子の女神、さぞかし凄い神界特有のアイテムが出てくるのであろう。

 そんな淡い期待を抱いた俺が馬鹿であった、いや、馬鹿なのは女神だ。


 幼稚園の演劇会で使うような木の被り物、顔だけを出して辺りの様子を覗うことが出来、さらに根っこの部分に足が通るため歩くことも可能なスグレモノである。


 マジでぶっ殺してやりたい……



「おい女神、石抱きと三角木馬、どっちが良い?」


「待って下さい! この着ぐるみには認識阻害の特殊効果が付いています、着ていれば神界の者にだって見つかったりはしません!」


「そうか、じゃあ許してやる、全員分用意しろ」



 試しにダッセェ着ぐるみを着込んでみる……まともに顔を出せるのは俺とマーサだけだ。

 特にカレンやサリナは全く身長が足りず、枕の綿が片方に寄ってしまったような状態になっている。


 いかん、これは真剣に使い物にならないぞ……



「まずは石抱き責めからだ、準備するからちょっとそこで座っとけ」


「いやいやいやいや、小さいのもありますから、すぐに取り替えますから拷問だけは止めて下さい!」



 女神は全員のサイズに合った着ぐるみをどこからともなく取り出す、というかどうして全部木なのだ? もっと岩とか何とかあっても良いような気がするぞ。


 まぁ良い、作戦は明日から開始するとして、今日のところはもう風呂に入って夕飯を食べて寝ることとしよう。



「女神、お前着替えとか持っているのか?」


「もちろんです、お風呂セットも準備してありますよ」


「そうか、じゃあミラ、開いている部屋を貸してやるんだ、地下牢でも良いぞ」


「そんな不敬な事は出来ませんよ、女神様、アホの勇者様は放っておいてこちらへどうぞ」



 クソッ、ミラは女神の味方なのか、勝ち誇ったような表情で部屋から出て行った女神は、しばらくするとお風呂セットを抱えて戻って来る。


 アイリスがしていた夕飯の仕込みも終わったようだし、ここで風呂に入っておくべきだな。

 女神のナイスなおっぱいをじっくりと観察してやろう。



「勇者様、お風呂で女神様のおっぱいに目が行っていたら承知しないわよ」


「まさかそんなわけ……あるんだなこれがっ!」


「ダメよ、こっち見てなさいっ」



 服を脱ぎ始めた女神を観察することを妨害すべく立ちはだかるセラ、既に全裸である。

 仕方が無い、今日のところはこの貧しいおっぱいで我慢しておいてやろう。


 というか女神の奴、マリエルとジェシカに体を洗わせていやがるじゃないか。

 俺に見みることが出来るのは背中を流してやっているジェシカの尻だけのようだ……残念……



 ※※※



 翌朝早く、目が覚めた俺は真っ先に女神の宿泊していた部屋へと向かう。

 鍵の掛っていないドアを開けると、女神は既に起床していた。



「おはよう、オネショをしたかどうか確かめに来てやったぞ、どうだ?」


「ご安心を、なんとオムツを穿いて寝ていたのです、お布団を干す必要はありません」


「そうか、じゃあオネショはしたんだな」


「……お尻を叩くのは構わないのでどうかこのことはご内密に」



 そう言いながらペロンと尻を出す女神、白く美しい、肌触りも最高だ。

 ついでにおっぱいも出して貰えると有り難いのだが……



「あの……恥ずかしいので早くお仕置きを済ませて下さい、誰か来てしまったらどうするんですか」


「おっと、すまんすまん、じゃあいくぞ、覚悟しろっ!」


「きゃいぃぃぃんっ! あうっ! きっくぅぅぅっ!」



 ご内密になどと言いながら声がデカい、これは誰かに聞かれるかも知れないな。

 そうなったら今後、コイツはオネショの女神様として祀られることになりそうだ。



「はいお終い、明日から王宮に戻るかもだけどまたオネショしたら正直に言えよ、もう一度お仕置きしてやるからな」


「酷い勇者ですね、でもちょっとクセになりそうで……」


「じゃあもっと引っ叩いてやろうか?」


「いえいえ、それはまた今度にして下さい、ほら、サテナを捕らえるための作戦を始めるんじゃないのですか?」



 おっとそうであった、早起きした理由は女神をいじめるためだけでなく、俺達がこの屋敷を留守にしているかのように見せかける偽装工作をするためでもあったのだ。


 すぐに寝ていた他のメンバーを起こし、ついでにシルビアさんにも今日からは屋敷の方に入らないようにと頼んでおく。


 門の所には『少し出掛けます、探さないで下さい』と書いた張り紙もしたし、玄関のドアは半開きにしておいた。


 これで準備完了だ、あとはお宝の匂いに釣られたサテナが忍び込むのを待つのみである。

 木に変装した俺達は庭に出て監視を続け、そのときを待って奴を捕らえるのだ……



「おいルビア、寝転がるんじゃない、そんな生え方をしている木がどこにあるというのだ?」


「ご主人様、これは既に伐採された木材のフリです」


「くだらないこと言ってないで起きろっ! あと精霊様も着地しろ、木は空中に生えたりしないぞ」


「面倒ねぇ、こんなので神界の者を騙せるとは思えないわ」


「ダメだったら女神をシバいとけば良いじゃないか、とりあえず何でもやってみるのが大切なんだ」



 木に扮したのは完全に失敗だ、飛び跳ねるカレン、走り回るリリィ、そしてセラに至っては高さ感がどうこう言って俺に肩車させている。


 もう奇妙な植物の展覧会ではないか、普通の泥棒なら警戒して近寄ったりはしないはず……



 だが、女神の言っていた認識阻害の特殊効果は本物のようだ、たまたま現れた配達のおっさんは俺達に気付くことなく、不在票を置いて立ち去ろうとしている。



「アイリス、ちょっと脱いで荷物を受け取ってくれないか」


「ほえ? 出て行っても良いんですか?」


「在宅なのに配達の人を無視するのは社会的に終わっている迷惑行為だからな、俺の元居た世界ではそれに対する法定刑が死刑のみだったんだ」


「はぁ、わかりました、では……」


「全裸にならなくて良い、木だけ脱ぐんだよ木だけっ!」


「ありゃ、そうでしたか、うっかりさんでした」



 誰も居なかったはずの庭から突然現れたアイリスに驚いた様子の配達員であったが、すぐにここが勇者ハウスであることを思い出したようだ。


 この程度の不思議現象、俺達の屋敷では日常茶飯事なのである。



 荷物を受け取ったアイリスが再び着ぐるみを装備すると、配達員にはその姿が認識出来なくなったようだ。

 もう特に驚く様子がない配達員は普通に帰って行った……



 そのまましばらく待つ、遊び飽きたやかましい木も大人しくなり、何だか眠くなってきた頃、次の来客である。


 ドロボウ髭を生やし、ドロボウ柄の頭巾と背負った風呂敷、間違えようがない、紛うことなきドロボウさんだ。



 辺りをキョロキョロと見渡しながら玄関に近付くドロボウ、このままだとターゲットではない外道に盗みに入られてしまう。


 かといってこの着ぐるみを脱ぐのは面倒だ、このままぶっ殺してしまおうか。



 木の姿のままドロボウに接近し、駆け寄ってドロップキックをお見舞いする。

 何が何だかわからないうちに吹っ飛ばされ、気を失ってしまったようだ。



「とりあえずコイツは屋敷の外に転がしておこう、後で憲兵に突き出すんだ」


「全くしょうがない奴ですわね、この忙しいときに、しかも結構重いですのっ!」



 文句を垂れながらドロボウを運ぶユリナとサリナ、今回は屋敷での戦いになるからユリナの火魔法は使えないし、サリナの幻術が神界の存在に通用するとは思えない。


 ゆえにこの2人には基本的に雑用をこなして貰うことにしたのだ。



「しかし肝心のサテナが来ないな、ここまでやったんだからそろそろ来いよ……」


「ねぇ勇者様、もしかすると完全に無人じゃないからダメなんじゃないかしら?」


「というと?」


「地下牢に人が居るからよ、あの子達も全員連れ出さないと敵が来ないかも知れないわよ」



 確かにそうだ、地下牢にはチビ先生と純粋魔族の5人、それからウテナが収監してある。


 ラフィーとパトラは2人で住むためのアパートを探しに行ったので大丈夫だが、地下牢の連中をどうにかしないことにはこの屋敷が無人であるように見せかけることは出来ない。


 そういえば女神の奴、サイズが合わなくて使わなかった着ぐるみを大量に置いて行ったな、それを使ってしまおう。



 一旦木を脱ぎ捨て、大部屋に乱雑に置いてあった余りの木を回収して地下牢へと向かった……



「全員これを着るんだ、それと念のため外に出すからな、チビ先生とウテナは両手を前に出せ」


「あ~、もしかしてサテナをここにおびき寄せるつもりでしょうか? あの子強暴だから気を付けた方が良いですよ」


「お前に心配される筋合いはないのだがな、とにかくさっさとそれを着て出ろ」



 チビ先生とウテナは縛り上げたうえで着ぐるみに包み、純粋魔族の5人はそのまま着ぐるみ状態で外に出す。


 念のためウテナだけは猿轡を噛ませ、本物の木に縛り付けておこう。

 いざサテナが現れたときに余計な動きをしてこちらの作戦を妨害されないように。



 再びセラを肩車し、木に変装してしばらく待つ。

 というかもう昼時だ腹も減ったし、一旦休憩にしようかな……



「あっ、ご主人様、屋根の上に誰か居ますよっ!」


「屋根の上? あ、本当だ、いつの間に来ていたんだ? それと何でこっち見てるんだよ?」



 カレンが屋根の上に現れたサテナを発見した、そして、あの感じはどう見ても俺達の方はとっくに発見されているようだ。



「あなた方、本当にそんなので私の目を誤魔化せると思ったのですか?」


「だって女神が大丈夫だって言ったから……」


「ハァッ~、私の犯罪センスを舐めないで頂けると有り難いのですが」



 溜め息をつかれてしまったではないか、しかも何だ犯罪センスって、それっぽい名前を付けたようだがただ悪事慣れしているだけじゃないのか?



 屋根の上から降り立つサテナ、俺達の方へ歩いて向かって来る……どうやら今回の目的はドロボウではなく、俺達と戦うことのようだ……

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