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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十章 一大イベント
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239 死のイベント

「そろそろ着きますけど……凄い数の船ですよ、近付けません……」


「なんじゃこりゃっ!? もしかしてこれ、全部あの桟橋に接岸するために並んでいるっていのか?」


「みたいですね……普通に並んだら3時間コースです」



 目的としていた大魔将の島に到着したは良いが、数百隻は居るであろう大船団、しかもきっちり順番待ちをしているようだ。


 島唯一の入口である桟橋まで延びたその行列は、まるで夢の国でアトラクションの順番待ちをしているかのような状態になっている。


 それが3時間待ち、俺は平気だが、パーティーメンバーの中には耐えられなくなってグズる者も出てくるであろう、そうなるとさすがに待っていられないな……



「よしドレド、蹴散らして前に出るぞ、どうせ雑魚ばかりだろうし、邪魔する奴は撃沈してやれ、ただしトンビーオ村のチャーター漁船に攻撃するなよ」


「わかりました、ではこのまま微速前進で」



 整然と2列に並んだ船の間を突っ切る、ドレドはトンビーオ村の旗が掲げられているチャーター船にぶつけないよう注意しながら、それ以外については押し退けるように退かして自船を前進させた。



『おいお前らっ! 割り込みとはどういう了見だ?』



 ぶつけられた船に乗っていた半魚人みたいな魔族が抗議してくる、だがお前は船に乗るんじゃない、ヒレがあるんだから泳いで行けよな……


 しかしその半魚人、以外としつこい性格のようで、列を離れて俺達の船を追い掛け始めたではないか。

 小型の船でスピードを上げ、ついには真正面に出て進路を塞ぐ半魚人の船、実に邪魔だ。



『お前らどうして列を乱すような真似をするんだっ! ちゃんと後ろに並ぶのが普通だ、おかしいと思わないのか?』


「いやいや、逆に聞きたいんだが、どうして俺達が貴様のような雑魚の後ろに並ぶ必要があるのだ?」


『なっ!? 何が言いたんだっ!』


「良いか? 俺勇者、お前雑魚の魔族、俺の方が何十倍も偉いの、だからこっちが保持船、お前らは全部まとめて回避船だ、海上交通のルールを勉強してから出直せ」



 今この近辺に居る生命体の中で一番偉いのが精霊様、その次はこの俺様だ。

 この魔族のランクはおそらく5,000位ぐらい、船べりでシャカシャカしているフナムシ以下である。


 そのような下賎の輩が道を譲らないどころか前に出て抗議するだと? 本来なら当然死刑であるが、殺すのが面倒ゆえ許してやっているのだ、床に平伏して感謝するべきであろう。



『勇者だと? 何をくだらないことを言っているのだ、イベント参加者は皆平等なんだぞ!』


「うるせぇな、やっぱお前死ね、おいセラ、三枚卸にしてやれ」


「はいはいっ! 生臭い魚は死になさいっ!」


『えぇっ!? あがぁぁぁっ! べぽっ……』



 高速で飛んだ風の刃2枚に体を切り裂かれ、両サイドと背骨の3つに分離して倒れた半魚人。

 その光景を見て、前に並んでいた他の船が横に退き、俺達の通る道を空ける。


 これで目的の桟橋まで一直線だ、俺達のためにその命を散らして道を開いたのである、この半魚人の死は無駄ではなかったということだな。



 と、その半魚人の船に乗り込んで宝探しをしていた精霊様が何かを見つける、どうやら財布にチケットが入っていたようだ、ちなみに金はたいして持っていなかったらしい。



「見てよコレ、イベントの参加チケットみたいよ」


「うむ、確かにそのようだな、もしかするとこれを持っていない奴は島に入れてくれないんじゃないのか?」


「かもね、でも今手に入ったから良いじゃないの、もし1人1枚とか言われたら受付係を殺せば解決よ」


「……それならチケット要らなくね?」



 初めて見るイベント参加チケット、その券面には『アイドル大魔将に会いに行こう!』と書かれている。裏には発行者が魔王軍であることを示す紋章、販売価格は記載されていないようだ。


 というか『アイドル大魔将』とは書かれていても、肝心の名前がどこにも見当たらない、魔族領域の連中は皆知っているような有名人だからその必要はないのか?



「なぁユリナ、この大魔将ってさ、何て名前なんだ?」


「この大魔将様の名前は確か……えっと……そうだ! フルーティー麦茶とか何とか名乗っていたはずですわ」


「何だその名前は、お笑い芸人なのか?」


「いえ、れっきとしたアイドルのはずですの、トイレも行かないそうですわよ」



 本名でないことは間違いないが、もう少し可愛らしい名前を付けることが出来なかったのであろうか?

 自分で付けたのかマネージャーが勝手に付けたのかは知らないが、とにかく酷い芸名である。


 これに関しては本人にあったとき直接伝えておくべきだな、まぁ俺達に討伐されてしまえばもう魔族領域でのアイドル活動など出来なくはなるのだが。


 とにかく島へ行ってみよう、まずは洞窟ダンジョンに突入してみないと何もわからないし始まらない。



 ドレドの船はそのまま行列をスルーし、島の桟橋へと向かう。

 はっきりと見えてきたその桟橋で受付めいたことをしているのは……エリナか……



 ※※※



「は~い、大魔将様に会いに行こうイベントに参加する方、受付はこちらで~す!」


「おいエリナ、お前何やってんだ?」


「あっ! 勇者さん、もしかしてイベントに参加されるんですか?」



 普通に考えたら俺達がそれを目的としてここに着たのではないということはわかるはずなのだが、どうやら今のエリナはイベントのことしか頭にないらしい。


 ここは話を合わせ、チケットを提示して正式に洞窟ダンジョンへの侵入許可を貰っておくべきであろう。



「はい、これ参加チケットな」


「……いや、それだけ人数が居て1枚だけですか?」


「これしかないんだ、1匹しか殺していないからな、ダメなら沖に戻って人数分のチケットが手に入るまで客を殺すだけだぞ、どうする?」


「わかりました、ではルールを説明しておきますね……」



 当然のことではあるが、このイベントはただ来さえすればそのアイドル大魔将に会えるというものではない。


 俺達がいつもしているように洞窟ダンジョンを踏破するのが条件だ、もちろん中に居る中ボスやダンジョンボスも討伐して先へ進まなくてはならない。


 さらにそこから先も、城にある仕掛けを生きて突破し、最終的に大魔将の部屋に到着することでイベントの目的を達することが出来るというのである。



 つまり、俺達がやることは普段と変わらない、問題となるのは受付で忙しいエリナの案内を受けられないということだけだ。



「これがイベントマップです、ここに記された通りの道で進まないと不正行為とみなされてダンジョンから強制排除されるので気を付けて下さい」


「何だこれ? スタンプラリーみたいになっているのか……」


「そうです、いつものセーブポイントをスタンプポイントに改造しておきました、スタンプを打っておけば一度帰ってもそこからリスターと出来ますんで」



 そういうことか、洞窟ダンジョンは広く、普通に何事もなく歩いて進んだとしても1日で出口まで辿り着くのは難しい、それに加えて様々な妨害が待ち受けているのだ。


 途中でセーブポイントがあり、次回以降にそこから再出発することでどうにかクリア可能な規模なのである。


 それをこのイベントではよりイベントらしいスタンプラリーに改造し、参加者に楽しみながら進んで貰おうという配慮がなされているらしい。


 もっとも、これまでトンビーオ村から出て戻ってきた者が居ないということは、その最初のスタンプポイントまで辿り着くことなく皆死に果てているのであろうが……



「イベント期間はあと1ヶ月はありますから、無理せずゆっくり楽しんでいって下さい」


「楽しまねぇよ、速攻でクリアして帰るぞ、大魔将は可愛いらしいが他は全殺しだ」


「あ、ちょっと待って下さい、今回はダンジョンボスも中ボスも特別派遣の女の子なんです、出来れば殺さないで頂けると……」


「うむ、可愛かったらな」



 ということで、エリナから受け取った地図を元にしたダンジョン攻略の始まりである……



 ※※※



「ご主人様、凄く臭いです……」


「これは死体の臭いだな、何があるんだ? しかも暗くて前が見えないぞ」


「こうなったら光の剣を使うしかないです、はぁっ!」



 魔導サイリウムを手に持ち、魔力を込めて光らせるカレン。


 これまでの洞窟ダンジョンは比較的明るく、特に問題なく進んでいくことが出来たのであるが、今回に関してはこれがないと真っ暗である。


 そういえばエリナが受付をしていた横に同じサイリウムがいくつも並べられていたような気がする、つまりこれはイベント必携アイテムということだ。



 サイリウムの明かりに照らされて先が見えるようになったダンジョン内部、肉の腐ったような臭いは今居る地点よりも少し奥、まっすぐ続いた通路の先から漂ってきている。


 慎重に先へ進む……しばらくして見えてきたのは赤黒い血塗れの死体、しかも夥しい数ではないか……



 死んでから時間が経ったもの、まだ新鮮なものなど様々ではあるが、どの死体も一様に体を何箇所も貫かれ、その傷が原因で死亡したものと推測出来る状況。


 そして死体の山がある付近の壁や天井には穴が無数に空いており、そこから槍だの矢だのが飛び出してこの連中を串刺しにしたということは容易に想像することが可能だ。



 で、少し気持ち悪いが、一応状況の確認は必要である、俺とセラで前に出て死体の山に近付き、セラが手に持ったサイリウムで照らして詳細を調べた。


 腐った死体の上に少し腐った死体、そしてその上にまだ死にたてほやほやの新鮮な死体が乗っているという状況だ、死体の山を越えようとして自分も死体になった、そんな感じである。



「何だか単純なトラップだな、というかこいつら、来たときに死体があったのにそのまま進んだのか?」


「それ以外考えられないわね、きっと凄く頭が悪いのよ」


「かもな、じゃあ知能の高い俺達はトラップを解除して……何だ?」



「ご主人様、後ろから誰か来るみたいですよ……5人組ですね、魔族でしょうか……」



 ルビアが言ったように、徐々に複数の足音が近付いて来る、何やら楽しそうに雑談をしながら現れた5体の魔族、『フルーティー麦茶様LOVE』と書かれた法被を羽織り、手にはサイリウムを持っているようだ。



『いやぁ~、小生があのアイドル大魔将様と出会ってしまうときが来るとは、これは何事もなく終わることは出来そうもありませんね、デュフフッ』


『いやいや、きっとフルーティー麦茶様は某のことが1,000年の昔から密かに大好きで……』



 気持ち悪い見た目の連中が気持ち悪い話をしながら登場したではないか。


 トラップの前に溜まっている俺達には目もくれず、一直線に死体の山に向かっていく魔族達、その状況をおかしいと思わないのか、当たり前のように死体の山に足を掛ける……



『デュフゥゥゥッ!? ごえばっ!』


『ほげろばっ!』


『でびゅあっ!』



 壁と、それから天井の穴から槍が飛び出す、串刺しにされた5体の魔族はその場で息絶え、死体の山が少しだけ高さを増した。



「もしかしてこのイベントに参加しているのはあのレベルの奴ばかりなのか?」


「ちょっと行き過ぎた頭の悪さね、これじゃ洞窟ダンジョンどころか普通に生活していても毎日死ぬわよ」


「確かに、これはさすがにおかしいぞ、何か参加者を盲目にさせる仕掛けがあるのかも知れないな、サリナ、幻術の類を使っている奴は居ないか?」


「う~ん、今のところそういう感じはありませんね、ただ誰かが術を使っているのではなくて、そういう装置とかから発生させたようなものだとわかりませんが……」



 この洞窟ダンジョン全体から、または中に置かれた何らかの装置から、先程の魔族やそれ以前にこのトラップに掛かって死んでいった者を狂わせた何かが出ているかも知れないということか。


 だとすると俺達もそれにやられ、意味不明な行動を取るようになってしまうかもだ、いや、自分達で気付くことは困難だな、知らず知らずのうちに自殺行為に走る結末になりかねない。


 だが俺達には幻術使いであるこのサリナ、そして精霊様が居る。

 もし万が一の時にはどちらかが異変に気付くであろう。



「サリナ、精霊様、もし誰かがおかしな行動を取るようになったら全力で制止してくれ」


「そうなるとご主人様が取る全てのアクションを制止しなくてはならないんですけど……」


「ん? 何か言ったか?」


「何でもございません」



 さて、何かがありそうだとわかったところで、この槍のトラップをどうにかしないと前に進むことが出来ない。


 現状で槍は壁の中、装置ごと破壊したらまたエリナに怒られそうだな……



「ご主人様、また後ろから誰か来ますよ」


「お、次のグループだろ、ちょうど良い、奴等が串刺しになった瞬間にトラップの槍を根こそぎ破壊しようか」



 俺達の次、は先程死んだが、その次のグループが追いついて来たようだ、今度は中級魔族3体、こちらも楽しげに話をしながら歩き、俺達のところまで到達する……



『おやおや、こんな所で立ち往生とは情けない方々だ、拙者らが先に行くでござるよ、一番乗りでござげばっ!』


『ひょんげっぱっ!』


『ごべろばっ!』



「今だっ! 精霊様、やってしまえ!」


「任せなさいっ!」



 精霊様が放った通路とほぼ同じ大きさを下の巨大な水の固まり、それが今死んだ3体の魔族のみならず、それを貫いた槍、そして死体の山を一気に押し流す。


 壁や天井から生えた槍はその水圧によって根元から折れ、わずかに残った柄の部分だけとなって元の位置へと引っ込んで行った。



 念のため安全を確認しておこう、トラップの効果範囲内にそっと手を出す……壁と天井から非常に残念な感じの短い柄の部分がピョコッと生え、しばらくすると引っ込む。


 大丈夫そうだ、一度折れてもすぐに槍が復活するということはないようである。



 しかし油断は禁物だ、すぐにではないにしてもいつかトラップが再生してしまう可能性は残されている。

 それを考慮して足早にトラップエリアを抜け、先を急いだ……



 ※※※



「ここから先は何もないみたいだな、誰も死んでいないぞ」


「当たり前じゃないの、ここに入って来た参加者は全部最初の罠で死に絶えたのよ」


「そうか、となるとこの先には未使用のトラップがいくつもあるってことだよな……ちょっとここで待とうか、次のグループに先行させるんだ」



 自分達でトラップを発見し、それを解除しながら進むというのは骨の折れる行為だ。


 であれば後ろに居る連中に追い越させ、それが死んでいる所をトラップ有りとみなして警戒すれば良いだけである。


 幸いにも参加者はかなりの数だ、それが順番にこの洞窟ダンジョンに突入してくるのだから、俺達の未知を切り開くための生贄には事欠かない。



 その場で軽食を取りながら少し待っていると、次のグループがやって来たような音がする。

 足音ではなくズルズルと引き摺るような……俺達の気付かなかった何らかのトラップにやられたのか?


 と思ったら違った、ナメクジ下級魔族とカタツムリ下級魔族のコンビであった。



『俺、フルーティー麦茶様に合ったら握手して貰うんだ』


『はっはっは、お前手なんかないだろうが』


『あっ、そうだった、じゃあ目玉をニギニギして貰おうかな』


『俺はハグして貰うぞ、ついでに甲羅にもサインして欲しいなぁ~』


『良いなぁお前は甲羅があって、俺なんかどこもかしこもヌルヌルベトベトで……』



 極限まで気持ちの悪い連中であった、ビジュアルも、そして会話の内容も酷いものだ。

 というかそのヌルヌルボディーでアイドルと握手とか、実に迷惑極まりないぞ。


 そういえばアイドル大魔将は人と手を触れ合うのが苦手だとラフィーが言っていたな、もし握手会を開催してあのレベルの輩が来たとしたらトラウマになるのも無理はないか……



 ズルズルと音を立てながら俺達の横を通過するナメクジとカタツムリ、塩をぶっ掛けたい衝動を抑え、それを見送る。


 進むのがかなり遅いため、少し待ってから追跡すれば良いであろう。

 このまま10分程度の休憩としても大丈夫そうだ。



 サンドウィッチと缶詰を食べ終え、そろそろ立ち上がろうかと思ったところで、先程通過して行ったコンビの断末魔が響き渡る。


 直前に『何だお前は』的なワードが聞こえてきたような気もする、となるとトラップではなく魔物の類か? 行って確認してみよう。



 再び歩き出し、洞窟の奥へと進んで行く、しばらく歩いた所にナメクジとカタツムリの死体、どちらもぺちゃんこ、カタツムリの甲羅は粉々である。



「巨大なハンマーで押し潰された感じですね」


「この近くに敵が居るってことだな……というかこっちに来ているぞ」



 索敵に反応が出た、たいして強くはないが、徐々に大きくなる地面の揺れはその敵がかなり巨大であることを物語っている。



 見えてきた……3mを超える巨人だ、スーツを着込み、ネクタイまでしているではないか。

 そして手に持ったのはハンマーではなく看板、しかもナメクジ達の汁でベちゃベちゃである。


 看板には『ハンターに、出会ったあなたは、ジ・エンド』などと書かれている。

 まぁ、おそらく他の参加者ではエンド確定であろうが、俺達はそうもいかない。


 セラが後ろから放った風の刃により、巨人の首、それからついでにその薄汚れた看板も斬り飛ばされ、地面に落下した。



「ご主人様、この敵、看板だけじゃなくて変な紙も持っていますよ」


「そうか、ちょっと持って来てくれ」



 カレンが発見したその紙、看板を持っていたのとは逆の手に握り締められていたらしい。

 開いて中を見る……宝の地図? いや、これは銀の鍵の在り処を示すものか……


 早速それを受付でエリナから貰った地図と突き合せてみる、どうやら一番近いセーブポイント、いやスタンプポイントから目と鼻の先に銀の鍵があるようだ。


 今日はそこまで行って鍵を入手し、明日は初っ端から中ボスにチャレンジすることとしよう。

 まずはそこまで、後続に追い越させながら進まなくてはならないが……

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