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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第六章 王都で色々と
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197 悪意の1ページ

「ほう、ここが例のお店ですか、いやはやなかなかですな」


「でしょう、では中の方に案内致しますんで、こちらへどうぞ」



 王都北で開業したドライブスルー専門店の開業2日目、早速週刊大王都とやらの取材を受けた俺達は、昨日よりも明らかに良い服を着て記者のおっさんを案内していた。


 プレハブ小屋の横に設置された炭焼きコンロ、それから商品を組み立てる台をまじまじと見る記者のおっさん。

 そんなに見られると恥ずかしいのだが……



「ふむふむ、ちなみに外で商品を取り扱っていることに関して、衛生面で特に気をつけていることはありますか?」


「そうですね、ただ手を洗うだけでなく、かなり濃い蒸留酒で消毒するようにしています」


「なんと、酒を使うというのですね」



 この世界には消毒用アルコールという概念はない、だがアルコール消毒が有効であることは俺の元居た世界と変わらないであろう。


 よってアルコール分が70%~80%程度もある強い酒をその消毒用に用いているのだ。

 ただ、これはちょっと現地の人間には理解出来ないかも知れない……




「それで、ここで作った商品を街道の反対側にある受け渡し口に持って行くと、馬車はこの脇道に入って来るんですね?」


「そうです、ほら、ちょうどお客さんが来ましたよ」



 馬車に乗った商人……というか昨日の第一号デブ、じゃなかった第一号客じゃないか。

 早速リピートしてくれたようだ、口コミの方もぜひお願いしたいところである。



「あのお客さんは昨日に引き続き2回目のご来店ということですね?」


「ええ、もしかしたら気に入ってくれたのかも知れませんね」


「ほうほう、ちなみにああいう善良な客は良いとして、もし変な客、面倒な客が来店したときにはどう思いますか?」


「う~ん、まぁどうでも良いと思いますよ、そんな連中」



 本当はその場で、いや、店の景観を損なわない所まで引き摺っていってミンチにしてやるわけだが、取材を受けている手前その回答はNGであろう。


 ここはこの『どうでも良い』という当たり障りのない答えがベストな選択であるはずだ。



 その後、雑誌記者のおっさんは様々な質問をし、店の施設を隈なく見てから帰って行った。


 帰り際、次の週刊大王都の発行は3日後であるとして、それと同時に1部屋敷に届けてくれると告げられた。

 3日後か、期待しておこう……



「勇者様、取材の方が終わったなら手伝って下さい、昨日よりも忙しいですよ」


「はいはい、すぐに行くよ~っ」



 手を洗い、きっちりとアルコール消毒をしてから商品の受け渡しを手伝った。


 その日の売上は昨日を上回り、多めに仕入れておいた食材も数枚のパンを残して売切れてしまったようだ。


 ちなみに、モヒカンからの雑収入がない分収益は落ちている、また殺しても良い客が来ないかな……



「さて、今日はこれまでとしよう、片付けて屋敷へ帰るんだ」



 僅かな残りの食材を回収し、綺麗に掃除をして屋敷へと帰る準備を整える。

 1週間程度は俺達だけで営業し、その後でバイトを雇うことを考えよう。


 そもそも大魔将の方も対峙しに行かないとだしな、こっちはあくまで副業だ……



 帰り道、今日もちゃっかり付いて来ているコリンが何やら考え込んでいる。

 後ろに立っても気が付かないため、バッとスカートを捲ってやった。



「ちょっとっ、そういうことはやめなさい! ただでさえ布面積の狭いパンツを履かされているんだから……」


「いや、何か考えているみたいだったからさ、ちなみにどうしたんだ、腹でも減ったのか?」


「う~ん、今日来ていた記者の人、どこかで見たことがあるような気がするのよね」


「まさか、他人のそら似というやつだ」



 コリンがブリブリ共和国艦隊の副官として半島に攻め込み、それを捕らえて王都に連れ帰ってからまだそう時間は経っていない。


 しかも町に出したことなどは一度もないのだ、今日来ていた記者のおっさんとコリンの間に面識があることなど考えられないのである。


 これは気のせいだと考えるのが妥当だな。




 そんな話をしながら屋敷へ戻り、夕食を取って早めに就寝する、明日も朝から忙しいのだ……



 ※※※



 翌日以降、雑誌の発効日をまだかまだかと待ちながら営業を続けた。


 3日目、4日目と客足は伸び、仕入にかかる費用を控除した売上金も徐々に溜まってくる。

 もう少しだ、もう少し内部留保が出来ればバイトを雇っても余裕を持って回せるようになるはずだ。




「勇者様、今日も材料が終わりです、店仕舞して帰りましょう」


「わかった、明日は件の雑誌が発行されるからな、ちょっと多めに仕入れておこう」


「そうですね、朝買って読んだ人が夕方前に来るかも知れません、ちょっと気合を入れて稼ぎましょうか」



 その日の内に肉屋とパン屋へ行き、翌日の納品を1割多くして欲しいと頼んでおいた。

 ちなみに取材のことは言っていない、特にその必要はないと考えたためだ。



 その紐屋敷へ戻るとすぐに食事をし、風呂へ入ってすぐに布団へダイブした。

 さすがにちょっと疲れてきたな、明日も早く起きて……



「おはよう勇者様、さっさと行くわよ」


「おうセラ、何か早くないか? まだ日も出ていないじゃないか」


「ミラと精霊様がやる気出しちゃってやかましいのよ、もう外で待っているわ」


「全くあいつらは、金の匂いがするとすぐこれだから……ところで雑誌の方はいつ来るんだろ?」


「そういえばそうね、誰か残して行けば受け取ることが出来そうだけど……」



 相談の結果、どうせただボーっとしているだけのルビアを屋敷に残すことに決めた。

 今日発行される雑誌が屋敷に届き次第それを持って来させる予定だ。



 屋敷裏にある城壁の扉を潜って領地へと向かい、その日も普通に店の営業を始める……




 それから3時間程が経過した頃、ようやくこちらへ向かうルビアの姿が見えた。

 何だか焦っているようだが、いつものルビアらしくないな……




「大変です! とにかく大変なんですよっ!」


「ルビア、何があったか知らんがまずは落ち着け、大変なのはわかったから」


「ほんっとうに大変なんです! これを見て下さい!」



 珍しく大きな声を出すルビアが差し出してきたのは例の記事が書かれているはずの雑誌。

 それを受け取り、開いて中を見てみる……これはとんでもないことだ!



 思わずそれを地面に叩き付ける、一体どういうことだ? 俺がインタビューに答えた内容が改変され、クソみたいな記事が出来上がっているではないか。


 記事タイトルも『勇者パーティーの新たな出店、金儲け主義の極致』である。


 内容も酷い有様だ……



『来店する客についてどう思うかという記者の質問に対し、そんなものはどうでも良いと答えた異世界勇者』


『衛生面についての不安を問いかけたところ、酒で誤魔化すから大丈夫などと答える』


『異世界勇者パーティーという立場を悪用した卑劣な商売、そもそも商品自体がありきたりなもの、業態で注目を集めようと画策か?』



 などなど、明らかに向こうで歪曲した文面が並んでいた。



「おいっ! 何だこの雑誌は? 編集部はどこにあるんだよ?」


「裏に書いてあるんじゃないかしら、もうタダじゃおかないわよ!」



 俺も怒り心頭であるが、精霊様はさらにである。

 ついでに言うとミラは既に剣を構えているようだ、殺気がヤバい。




 と、そこへ馬に乗ってやってくる1人の女性、シルビアさんだ。

 この雑誌の件を知り、心配になって様子を見に来たのであろう。



「皆大丈夫? やっぱりやられたみたいね……」


「どういうことですか? あの雑誌はこういう系ってことだったんですかね?」


「ええ、確証がなかったから言わなかったんだけど、週刊大王都は捏造雑誌だという話を聞いたことがあったの」



 シルビアさん曰く、この雑誌は飲食店やその他の小規模商店にインタビューをし、その店を扱き下ろす記事を書くと言われているという。


 商店街にも実際に被害に遭った人間が居る、というか居たそうだ。

 その人物は記事に対して公に反論したところ、翌日には変死体で発見されたらしい。



「でね、印象の悪い記事を書いた後はその店と同じような業態で新たな店を始めるそうなのよ」


「つまり潰してパクる、ということですか……」


「ええ、実際に亡くなった方のお店と似たようなのがすぐ近くに、全然関係ない人をオーナーにして開店したわ」



 ちなみにその新しい店、商店街の寄り合いにも参加せず、全く近所付き合いもしていないという。

 さらには例の週刊大王都が毎週店に届けられ、店主が嬉しそうに読んでいるのも目撃されているらしい。


 そいつは間違いなくあの雑誌社の人間であろう、王都の小さな店を潰して業態を真似た店を出し、自分達が利益を独占しようという考えに違いない。



「なるほど良くわかりました、じゃあ今から連中の編集部を襲撃して来ますね、カレン、マーサ、行くぞ!」


「おぉ~っ!」

「ウサちゃんに任せなさい!」



 ミラと精霊様は何も言わずとも付いて来る、2人共目に怒りの炎が灯っているからな。

 他のメンバーは営業を続けることで一致し、俺達5人は来た門を潜って王都の中に入った。




「えぇ~っと、奴等のアジトは……」


「見せて下さい勇者様、う~ん、この住所ならこっちの道を行けば近道ですね、王宮前広場のすぐ近くです」


「クソッ! 超一等地じゃないか、ギッタンギッタンにしてやろうぜ」



 道中、俺達の店に肉を卸してくれている店の横を通った。

 店主が窓から顔を出し、俺達の方へ手を振っている……



「やぁ皆さん、聞きましたよ、どうやらあの雑誌にやられたみたいですね」


「そうなんですよ、まさかインタビューの内容を切り抜かれて良いように使われるなんて」


「はっはっは、まぁあまり気になさらないことです、もう奴等の記事を信じるような人間はこの王都には居ませんからね」



 そういえば以前、王都が魔将補佐のおばさんに制圧され、俺達の旧屋敷にも放火された際、くだらないデマに流されるような馬鹿は一掃されているのだ。


 つまりこの王都では、『ま~たあの雑誌が変なこと書いてるよ』ぐらいにしか思われていないのが現状なのである。

 その点は非常に助かった。



「ですが皆さん、週刊大王都は実力行使に出ることがあるという噂も流れていますからね、その辺りは気を付けて下さい」



 その後は先程シルビアさんに言われたのと似たような内容の話をされた。

 同じ商店街の人間同士ゆえ、共有している情報も同じようなものなのであろう。



 肉屋の店主にはこれから週刊大王都の編集部に襲撃をかけると伝え、その応援を受けて再び歩を進めた……



 ※※※



「ここか、何て立派な建物なんだ」


「情報によるとここの3階ですね」


「だってよ精霊様、建物ごと破壊するんじゃないぞ」



 既に建物を消滅させる準備に入っていた精霊様、残念そうな顔で攻撃の水塊をどこかへやる。


 さて出撃だ、扉を開けて建物の中に入り、階段を上がって3階を目指した。

 ドアには『週刊大王都編集部』の張り紙、中からは人の気配がする……カレンがドアを蹴破り、突入する。



「おらぁぁぁっ! 討ち入りじゃぁぁぁっ! ってあれ、どういうことだ?」


「何じゃおめぇら、もしかして異世界勇者パーティーの連中じゃないのか?」


「そうだが……え? ん?」



 部屋の中に居たのは数名、全員が見覚えのある人物だ。


 俺達があのドライブスルー専門店を開業して2件目の客であるマフィアのじいさん。

 そしてその周りには日本刀のような武器を抜いた若い衆と冒険者風のおっさん達。



「おめぇらもこの雑誌にあることないこと書かれたようじゃな、だが残念じゃ、ここもハズレじゃよ」


「ここもってことは他にも編集部があるのか?」


「そうじゃ、ほれ、先におめぇらの新しい店に立ち寄ったじゃろ? そのときは王都の外にある事務所を狙っておったんじゃ、そこももぬけの殻じゃったがな」



 どうやらこのマフィア達、先々週の雑誌でこのじいさんではないもう1人のオジキの悪口を書かれ、それから血眼になって関係者を探しているという。


 だが可能性のあるところをどれだけ回っても誰も居ない、というかそもそもそんな建物が存在しないような所もあったそうだ。


 おそらく恨まれて襲撃されることを前提として行動しているのであろう。

 ちなみに雑誌の裏に書いてある編集部の住所もコロコロ変わるとのことであった。



「おうおめぇら、異世界勇者ってぐれぇだから相当に強いんじゃろう、ここはひとつ俺らと協力しねぇか?」


「ああ、こちらこそお願いしたいぐらいだ、一緒にこの悪辣雑誌の編集長を血祭りに上げようぜ」



 勇者なのにマフィアと協力関係になってしまった……

 まぁ良いか、マリエルもこの連中はセーフだと言っていたからな。



「で、そっちの情報はどうなんでぇ? 何か掴めていることはあるか?」


「う~ん、あ、そういえば商店街に関係していると思しき店があるみたいだ」


「うむ、ではそこの店主をぶっさらって情報を吐かせねぇとだな、当然今から行くんじゃろう?」


「もちろんだ、ただし場所がわからんからな、確認したいこともあるし、一旦俺達の店に来てくれないか」


「おうよ、うちの若いのも腹が減っているだろうからちょうど良いな」



 マフィアのじいさんと連れ立ち、馬車に乗って再び王都から出た。


 店の前では……何やら知らないおっさんが暴れているようだ……




「とにかくお前達の店の商品を食べたら腹を壊したんだ、賠償しろ!」



 馬車でも馬でもなく、徒歩でここまでやって来たと見えるそのおっさん、これはあの雑誌側の仕込みに違いない。



「何じゃアイツは、ここはわしらに任せて……」


「いやいや、もしかしたら堅気のクレーム客かも知れない、あんたらが手を出すよりも俺達が始末した方が良さそうだ」


「ちげぇねぇ、それじゃここは任せておこうぞ」



 マフィアのじいさんを制止し、俺達だけでその男の方へ近付いて行く……



「ちょっとお客さん、死にてぇのか貴様は?」


「何だ? お前がオーナーのようだな、どこの馬の骨とも知れんこの若造が、早く賠償金を払え!」


「うるせぇっ! 良いからちょっとこっち来いや!」



 おっさんの襟を掴んで引っ張り、街道の反対側にある領地へと引き込む……



「おいお前、今暴力を振るったな? その分もまとめて賠償してもらばべっ!」


「ちなみに貴様は誰の差し金だ? あの雑誌社か? そうだよな、そうだと言えコラッ!」



 おっさんの顔面に死なない程度のパンチを入れてやる。

 鼻血が出て来た、万が一服に付いたらコイツの遺族に損害を賠償して貰おう。



「げへぇぇぇっ! すみません、すみません! 俺はただ頼まれただけで……」


「だから誰に頼まれたかと聞いているんだ、雑誌記者だろう?」


「知りません、知らないやつに頼まれてここへ来たんです、後で金を受け取る約束を」


「そうか、じゃあ金の受け取り場所まで案内しろ」



 ウンウンと頷くおっさん、シルビアさんの言っていた店に行く前に寄る所が出来たな。

 しかしこうもあっさり手掛かりをゲットできるとは、それも見越した仕込なんじゃないかと疑いたくなる……



「勇者様、そのマフィアの人達は?」


「おうマリエル、この連中も雑誌社を襲撃しようと目論んでいたんだ、だから協力することにしたよ」


「そうでしたか、では今回に関しては私はあまり表に出ない方向でいきますね」


「うん、さすがに王女とマフィアは拙そうだからな、そうするべきだ」



 マリエルは、今回の事件に関してのみは連絡班として行動し、表立って武器を振り回したりしないことに決めた。


 リリィがそのことを不思議がっていたが、それは大人の事情であるとしか説明が出来い、そのうちに理解するであろう。



「おうよ、じゃあまずはコイツが金を受け取るはずだった場所に行こうってんだな?」


「ああ、もし本当に金を持ってくる奴が居たら奪って山分けしよう、先付けの賠償金だ」


「わかった、じゃあおめぇ、さっさと案内しやがれ」


「ひぃぃぃっ! どうしてこんな所にマフィアが……」



 マフィアの面々を見たことでようやく事の重大さに気付いたと思しき仕込みのおっさん、だがもう遅い、コイツの命は今日限りだ。


 そのおっさんに案内され、王都から少し離れた所にあるちょっとした公園のようなところへ向かう。

 馬車用の駐車場があり、公園というよりは商人様のキャンプ場といったところだ。


 ちなみにメンバーは先程の5人のまま、雑誌の件があったとはいえ店の営業を放り出すわけにはいかないのである。

 客足も昨日と変化がないようだしな。




「ここです、ここに金を持った人が来るって言ってました」


「じゃあそいつが来るまで1人で待機しろ、逃げたら殺すからな、あと逃げなくても後々殺す」


「ひぃぃぃっ!」



 おっさん1人をその場に残し、俺達は全員木立の陰に隠れてその様子を見る。

 30分以上待ったところで、ようやくそれらしき人物がやって来た……



「おつかれさまです、あの店への苦情はちゃんと言った通りにやりましたか?」


「あ……あい、その、え~っと……」


「やったのかやってないのかはっきりして下さい」


「やりました、店の前で大声を出して、腹を壊したと喚き散らして……」


「そうですか、それは良かった、では死んで下さいっ!」


「へぇっ? あぎゃぁぁぁっ!」



 現れたのは弱そうな若い男であったが、その武器の使いこなしから見て一般人とは思えなかった。

 あっという間に仕込みクレーマーの体が両断され、血飛沫とともに地面に崩れ落ちる。


 一仕事終えて帰ろうとするその男、ここで襲撃するか、それとも尾行して連中のアジトを安全に突き止めるか……マフィア達は後者を選ぶつもりのようだ、慎重にその男の後を付け出す。


 ここは俺達もそれに従おう、アレはちょっと殴ったぐらいで口を割るようなタイプじゃなさそうだしな。



 俺達も木立の影を出る、ここからは本当に気を付けないとだ、気付かれて逃げられるわけにはいかない……

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