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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第六章 王都で色々と
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195 ドライブスルー専門店

「おう勇者殿、今日はどうしたんだ?」


「プレハブ城の2階部分を移動して欲しいと思ってな、街道沿いギリギリに」


「ふむ、何かに使うってところか、まぁ任せておくんだな」



 ゴンザレス達王都筋肉団のメンバーを呼び、領地の改修を手伝って貰う。

 もちろん今回は有料、自分達の金でだ、国は一切援助してくれない。


 嘴を鏃にするための鳥の首で少しだけ儲けた俺達の目標は街道沿いにある俺の領地、プレハブ2階建ての城と小さな畑しかないその領地に、ドライブスルー可能な飲食店を設けることである。


 そのためには、もちろん屋敷横の居酒屋のように建屋から新築することも出来た。


 だが今回はそこまで金をかけてはいられない、ゆえにプレハブ城の2階部分を取り外して移動させることとした、運ぶだけなら金貨1枚でやってくれるそうだ。


 そもそも一切使ってないしな……




 いや、どうにも生活感があるのだが。



 街道沿いまで運び出されたプレハブ小屋(上階部分)の中を覗き込むと、一度も入っていないはずなのにゴミ箱は一杯、布団まで持ち込んであるではないか。



「おい、ホームレスか何かが勝手に使っているんじゃないのか?」


「いえ、若い女の子向けの服が落ちているわ」


「む、じゃあその辺のギャルが溜まり場にしているのか、捕まえてこれまでの貸賃を請求しよう」



 ということでプレハブの中を色々と探してみる。

 何か個人を特定出来る情報を得られる可能性があるからだ。



 しばらくそのまま探していると、プレハブ小屋の外側、ちょっとした軒下のようになっている部分に洗濯物が干してあることが判明した。


 で、干してあったのは……



「クマさんパンツだな、見覚えのある」


「クマさんパンツね、コリンちゃんの」



 犯人は縦ロール、ではなくコリンであった。

 早速領地内の畑で作業していたコリンを見つけ出し、プレハブ2階部分の前まで引き摺る。



「ちょっとっ、私が何をしたというの? 真面目に作業をしていたじゃないの」


「何だコリン、ブタの真似はもう良いのか?」


「あっ、ブヒッ、ブヒッ! 今2回言ったからセーフにしなさい、ブヒッ」



「そんなことはどうでも良い、これはお前の仕業か?」


「え? あれ、どうしてマイルームがこんな所に?」


「やはりお前か、こんなに汚しやがって、1階を使えばよかっただろうに」



「あそこはおっさん達が葉巻咥えたまま麻雀しているの、とてもじゃないけど住めないわ」



 この領地以外に帰る所といったら屋敷の地下牢ぐらいしかないコリン。

 出来ることであれば何とかしてそこに帰らなくて済むように努めたいであろう。


 しかしそうなると、元兵士のおっさん達は夜は王都の中にある自宅へ帰ることが出来るものの、コリンだけが領地に取り残されることとなる。


 誰も面倒は見てくれないし住むところも自分で調達する他ない、そこでおっさん達が詰所にしているプレハブの、臭くない方である2階部分を住居に選択したようだ。



「で、この食べ物とか、あと服なんかはどこで手に入れたんだ?」


「食糧はおっさん兵がくれたもの、服はシルビアさんインフリー様の妹君が持って来てくれるのよ」


「以外と充実しているようだな、で、このプレハブ、使うから出て行け」



「それは無理よ、私はどこに住むの? この間行ったら地下牢は物置になっていたはずよ」


「う~む、そう言われるとな……」



「ねぇ勇者様、どうせならコリンちゃんをその店の店長にしてしまえばどうかしら?」


「おいセラ、コイツにそんな複雑な仕事が出来ると思うか?」


「良いのよ居るだけで、ここにコリンちゃんは店長として常駐、あとはバイトでも雇えば解決よ」



 セラの主張する『コリン名ばかり店長案』はかなり有力だ。

 もし問題が起こったときも全ての責任を押し付けることが出来るしな。



 ちなみにコリン本人もそれが良いと言っている。

 当然だが力を使う農作業よりもこちらの方がマシということだ。



「じゃあその方向で話を進めよう、ちなみにコリン、お前もうちょっと清潔にしろ、飲食業になるわけだからな」


「革で水を汲んで浴びるだけではこれが限界よ、私にも温泉に入る権利を寄越しなさい」



「わかった、じゃあ屋敷の方の温泉には入って良いぞ、その代わり俺がまじまじと見つめているけどな」


「最低な異世界人ね、いつか女神の罰が下るはずよ」


「そんなもん返り討ちにしてやるよ、あの馬鹿よりは俺の方が賢いはずだからな」



 女神ごとき今の俺の力を持ってすれば一撃、いやアイツは既に服従済みだったな。

 というかそもそもアイツの助けを借りたのは最初だけだ、この聖棒を貰ったぐらいである。




「さて、店長は決まったとして、あとは店で何を売るかだな」


「ちょっと待ちなさい、あなた達、売るものも決めずに私のルームをこんな所へ持って来たというの?」


「そうだ、ちなみにお前の家じゃないけどな」



 とはいえドライブスルー方式で買い物が出来る店ということだけは決まっているのだ。


 あとは御者をやりながら片手で食べられるような商品、それから客車側で食べるようなちょっと豪華なメニューなんかも用意したいところである。



「セラ、お前なんか良いメニュー思いつかないか?」


「無理よ、こういうことはミラに聞いてみないとだわ、ちょっと呼んで来るわね」


「あ、待って、コリンも風呂に入れておきたいし、俺も一緒に行くよ」



 ということでコリンも連れて屋敷へと戻る。


 ゴンザレス達は既に帰ったし、農作業、いや酒盛りをしているおっさん達にも事情は説明してある、このままにしておいても特に問題が生じることはないであろう……



 ※※※



「良いこと、絶対に覗いたりしないでよね、出来ればどこかへ行っていなさい」


「態度がデカいな、原泉の湯をぶっ掛けられたいのか? 激アツだぞ」


「ひぃぃぃっ! ごめんなさい、ごめんなさいっ!」



 調子に乗ったコリンを黙らせ、風呂に入らせる。

 着替えのカゴに入っているのはクマさんパンツのようだ、Tバックに交換しておこう。



 さて、こちらは街道沿いのドライブスルーショップにおけるメニューの相談だ。

 料理知識のあるミラとアイリスが中心となって話を進めていこう。




「あの~、やっぱり基本のサンドウィッチはオールシーズン固定で、看板メニューにした方が良いかと」


「看板メニューか、確かにこの店と言ったらコレ、みたいなのがあると良いかもだな」



 アイリスの言うサンドウィッチとは、本当にパンとパンの間にレタスとハムを挟みこんだだけのもの。

 いつも俺が中身の肉を抜き取られた抜け殻だけ食わされているやつだ。


 コレなら作るのも比較的簡単だし、コストも安い、しかも片手で食べられるから御者のおっさん達には持って来いのメニューである。


 よし、このメニューは決まり、他にもバリエーション豊かなサンドウィッチを販売することとしよう。

 ハンバーガーなんかもありかも知れないな……



「ところで勇者様、飲み物についてはどうするつもりですか?」


「う~ん、飲み物だと容器ごと手渡さなくちゃだからな、ちょっとコストが……」


「それなら安心ですよ、専用容器を売ってしまえばいいんです、次からはその容器に飲み物だけを入れる感じで」



 なるほど名案だ、最初は容器付きでちょっと高め、2回目以降は液体だけの詰め替え販売でかなりお求め安い値段にすれば良い。



「あとはちょっとインパクトがあるメニューが必要だな、何か意見は?」


「は~い、お肉だけの肉サンドウィッチが良いと思いま~す」

「あ、私もそれが食べたいです」


「カレンとリリィがいつも食べているやつか、じゃあそれを出そう、御者をやるのは体力のある連中が大半だろうし、そういうガッツリ系も需要がありそうだからな」



 この商品は最初に案を出したリリィをリスペクトし、『ドラゴニックサンド』という名称にした。


 食べるとき手がベタベタになりそうだという不安もあったが、これを購入する人間は別に野菜が食べられないということではない。


 レタスの葉1枚に包んで渡し、レタスが要らないというのであれば馬にでも食わせれば良い、馬車なんだからな。



「ねぇ、お酒は提供しないのかしら?」


「ダメに決まっているだろうそんなもの、飲酒運転だろうが」


「クッ、じゃあ飲みたい人は私の酒場に来るようにとの看板でも出せない?」


「それも反対だ、無用な混雑を招いて固定客を失いかねないぞ」



 がめつい精霊様は何とかして自分も儲けようと画策してくるが、そうは問屋が卸さないということだ。

 この後も余計なことをしないか常時見張っておく必要がありそうだな……



 その後、マーサお勧めの肉抜きサンドウィッチもメニューに加えておくこで決定した。


 これはどうせ売れないであろう、だが普通のメニューから肉を抜くだけだし、特に材料を無駄にしてしまうこともなさそうだ、マーサの顔を立てておくのが正解であろう。



「それじゃあシルビアさんに頼んで肉屋とパン屋の協力を取り付けよう、野菜はこっちで準備する、それで良いな?」



 全員行程の意思表示をしたため、会議はこれで終わり、ちょうどコリンも風呂から上がって来たことだし、もう一度領地の方へ行こう。



「ちょっと待って、私のパンツが凄くエッチなのに替えられているんだけど、誰の悪戯かしら?」


「それはここの指定パンツだ、イヤならノーパンで過ごすんだな」


「むぅぅ、せめてどこかにクマさんのプリントを……」



 要求するところはそこなのか? まぁ良い、今度ミラに頼んでクマさんのプリント入りTバックを作ってやろう。


 しかしどこにプリントするというのだ、明らかに面積が足りないぞ……



「さて、領地へ戻るからコリンも来るんだ、ちょっと工事をするぞ」


「工事? 今度は何をさせようというの?」


「ドライブスルーレーンを作るんだよ」



 街道といっても森に繋がる道、そこまで広くはない。

 そこに馬車を停めて商品の受け渡しをしていたら往来の邪魔になる可能性がある。


 そんなことで苦情が来て営業停止の行政処分など受けていたらひとたまりもない、街道から逸れることが出来るように1本脇道を作るのだ。



 食事の準備をするミラを除いたパーティーメンバーと、それからシルビアさんに協力要請に行くルビアを除き、コリンを加えたメンバーで再び領地へと向かった……



 ※※※



『僕はお話魔導人形、簡単な受け答えしか出来ないんだよ』


「うるせぇハゲ、さっきまでやたらと動いていただろうに、手伝わないなら生贄として道祖神に捧げるぞ」


『ぐぬぬ……』



「良いか、他もサボっているのを見つけたら人柱にするからな」


「そんな大掛かりな工事でもないでしょうに」


「おいコリン、口ではなく手を動かせ」


「はいはい、わかりましたよ、でも狙いの客は王都から出る馬車なんでしょ? こっちは右側、馬車は左側通行よ」



「……確かに、じゃあ商品のドライブスルーレーンは反対側にしようぜ」



「ちょっと勇者様、そこは勇者様の領地ではありません、公領です」


「版図拡大だよ、このぐらいは構わないだろう」


「怒られても私は知りませんからね」



 責任逃れをしようとするマリエルだがそうはいかない。

 ここで工事を手伝っている時点で不法占拠の片棒を担いでいるのだからな、王女殿下のお墨付きということだ。



 スコップで地面の草を除け、その上に石を敷いて平らにしていく。

 筋肉団なら3分で終わりそうな作業だが、素人の俺達では到底今日中に終わりそうにない。


 この後は商品受け渡し用の屋台、それからプレハブ小屋の横に商品製造のためのキッチンを用意しなくてはならない、色々と大変だ。



「さて、今日はこのぐらいにしておこう、そろそろ夕飯の時間だろうしな」


「今日は私も屋敷の方で食事をして良いかしら? その権利はあるはずよね?」


「まぁ別に構わんが、寝るときはどうするんだ? こっちへ帰って来るのも大変だろうに」


「お構いなく、お酒を飲んで、それから布団さえ敷いて頂ければどこでも寝られる性質なの」



 どうやら屋敷に泊まっていくつもりらしい。

 しかも酒まで飲んでいくようだ、自由すぎる囚人である。



『僕はお話魔導人形、魔族毒物学会で1番の酒豪と言われた我が力、見せて進ぜよう』


「てめぇは酒締めにしてやるから覚悟しておけ」


『……僕はお話魔導人形、程々にしないと本当に壊れてしまうんだよ』



 今更逃げようと思っているようだがもう遅い、ビジュアルだけでなく衛生面でも汚そうだからな、酒でアルコール消毒してやろう。



 そのまま全員で屋敷へ帰る、近付くと漂ってくる良い匂い。

 どうやらテラスのバーベキュー台で調理をしているようだ、シルビアさんも来ている。



「あらおかえりなさい、お店のほうは出来たのかしら?」


「まだまだなんですよ、で、肉屋とパン屋の反応は如何でしたか?」


「今日の寄り合いでちょっと話しておいたわ、明日様子を見に来るそうよ」



 肉屋とパン屋の協力が得られなければ何も始まらない、自力で獲得出来る野菜だけならドライブスルーよりも無人販売にした方がマシだ。


 明日はその2人の店主を徹底的に接待し、何としてでも俺達の店に商品を卸して貰えるようにしなくてはならない。


 果たしてこの異世界でドライブスルーという仕組みが理解されるのか不安ではあるが、これがブルーオーシャンであることをぜひわからせてやりたいところだ。



「それでミラ、アイリス、今日は何をしているんだ? バーベキュー……ではなさそうだな」


「似たようなものです、炭火焼ステーキバイキングですよ、お酒も泡の出る苦いのを用意しました」


「ふむ、この匂いはなかなかだな、そうだ、店の方もすぐ横で炭火焼をしようか」



 焼肉や焼き鳥の如く匂いで客を釣る作戦である。

 別に街中ではないのだから外で焼くことが出来る分効果も大きいであろう。




「はい、じゃあそろそろ準備が出来ますから、食卓に着いて待っていて下さいね」


『うぃ~』



「おいちょっと待て、てめぇはどこに座ってんだ?」


『僕はお話魔導人形、今あなたの隣に居るの』


「ご主人様の隣は私の席ですよ、よいしょっと」



 生意気にも暗黒博士人形が俺の横に座る、その上にルビアがドカッと座り、人形はぺちゃんこになってしまった。

 庭にでも埋めておこう。



 ステーキをたらふく食べ、ビール様の酒も飲み、その日は疲れもあって早めに寝た、翌日は朝から工事である……



 ※※※



 朝、目を覚ますと同時に風呂へ向かう、風呂にはルビアと精霊様、それからコリンが先に浸かっていた。



「あら起きたのね、申し訳ないけど先にお風呂を頂いておいたわ」


「構わんけどさ、パンツの替えはあるのか?」


「さっきミラさんから受け取っておいたの、またエッチな下着だったけど」



 後で見せて貰おう、出来れば穿いているところを……



「あ、ご主人様、お母さんからの伝言で、お肉屋さんとパン屋さんはお昼過ぎに来るそうです」


「わかった、それまでに体裁を整えておかないとだな、とはいってもまだ営業出来る状態には持っていけそうもないが」


「まぁ、何とかなりますよ、きっと」



 風呂から上がって朝食を取り、今日は全員揃って領地へ出発である。


 実験のため一度馬車を通してみようということになったため、王都北門から出て街道を進む。

 うむ、何もない草原にポツンとあるプレハブ小屋が目立っていて非常にグッドだ。



「ジェシカ、ちょっとドライブスルーレーンに入ってみてくれないか」


「わかった、だが見た感じちょっと揺れそうだぞ、舌を噛まないように気を付けてくれ」



 ちょっとどころではない、馬車はガタガタと振動し今にも車輪が脱落しそうである。

 これでは使い物にならない、石を敷き直さないとだ……



 ちょうどそこへランニングをしていた筋肉団の面々が登場する。

 都合が良いとはこのことだ。



「おう勇者殿、ん? 何だその道は、ガタガタじゃないか」


「うむ、自分達で作ってみたんだが上手くいかなくてな」


「はっはっは、そのやり方じゃまるでダメだ、そんなんじゃこの先土木建築業界では生き残っていけないぞ」



 別にそういう業界に入ろうとしているわけではない。

 だがゴンザレスの言う通り、俺達のセンスが壊滅的であることも確かだ。


 ここは筋肉団に報酬を支払って依頼するのがベストであろうな。



「なぁゴンザレス、ちょっと頼みが……」


「もう終わったぞ、ついでに商品受け渡し用の屋台も設置しておいた、料金は銀貨5枚だ」


「早い、しかも安い!」


「今回はたまたま全ての材料を持ち合わせていたからな」



 上半身裸でランニングしていた連中がどこに敷石やその他の建材を隠し持っていたというのだ?

 とにかく銀貨を5枚手渡し、ついでにお土産の野菜も持たせておいた。



「昨日の苦労は何だったの……」


「コリン、奴等は特別なんだ、ショックを受けることはないぞ」



 あっという間に設置され、あとは食材があれば営業を開始出来る状態となった俺達の店。

 既にカレンとリリィがお店屋さんごっこを始めている、ちなみにカレンはもう17歳だ。



 その後、シルビアさんと一緒にやって来た肉屋とパン屋に業態の説明をし、それぞれの商品を仕入れるための段取りをする。


 結局その2人には、その店の商品を使っているということを客から見える位置で告知する、ということで協力して頂けることに決まった。


 その告知のための看板は、明日初回仕入の商品と一緒に持って来てくれるとのことだ。



「さて、これで我が領地初の産業が誕生するわけだ、赤字にならないよう頑張らないとな」


「余ったお肉は私とリリィちゃんで食べるから大丈夫です」


「こらカレン、早速自家消費することを考えるんじゃない」



 店の宣伝はシルビアさんが商人ギルドでやってくれるそうだ。


 町と町の間を移動することが多い商人にとって、時間を無駄にせず、手軽に栄養補給が出来るドライブスルー方式の飲食店がウケてくれることを祈ろう。



 さて、明日からはしばらく俺達だけで店を回そう、その後はバイトを雇ってオートで収益を確保するんだ……

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