表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
1352/1360

1251 救出して

『うぅっ、痛いよぉ、痛いよぉぉぉっ、ママァァァッ、痛いよぉぉぉっ! 助けてぇぇぇっ!』


『えっ? ちょっ、何か知らないけど天使様の声が聞こえて……あそこっ、ゴミに埋まっているじゃないのっ!』

『どこどこ? あっ、ホントだわ……でも気持ち悪い顔、コレってマジの天使様なのかしら? ハゲのおっさんクリーチャーよりも悲惨な顔面をして入るじゃない?』

『もしかするとさ、コレってほら、天使タイプのクリーチャーを創ろうとしたときの失敗作とか?』

『なるほど、じゃあここに捨てられていても問題ないわね、隣に落ちているハゲも気持ち悪いし、とっとと言われた作業を終わっちゃいましょ』

『じゃないとご飯抜きとかにされかねないし、またこういうハゲにお仕置きされて……ちょっと鳥肌が立ってきたわ……』


『痛いよぉぉぉっ! 痛いよぉぉぉっ! 誰か助けてくれよぉぉぉっ! 俺は天使なんだよぉぉぉっ! 誰かぁぁぁっ!』


「・・・・・・・・・・」



 あまり良く見えなかったのであるが、少なくとも今来ていた神界人間の収容者連中が、この気持ち悪いクリーチャーの失敗作のようなものをあのイケメンの天使だと認識していなかったことだけは確かだ。


 そしてその神界人間が立ち去った後も、次々にやって来る他の者に対して助けを求め、その度に無様で気持ちの悪い顔を晒してキモがられている表見イケメン天使。


 もはや威厳もクソもない、全くのゴミであるとしか思われていないにも拘らず、普段はその取り繕ったビジュアルのお陰でやたらとチヤホヤされていることからも、きっと誰かが気付いて助けてくれると思っているに違いない。


 だがその誰かが、このキモ顔天使が表見イケメン天使であるということに気付いてしまったときには、もう完全にコイツのこの施設での立場はお終いなのである。


 無能の底辺馬鹿としてマゾ狩り団体の他の構成員から疎まれ、雑用を押し付けられたうえで逆らえばボコボコにされてしまうような現状。


 それが現時点で心の拠り所となっている収容者の神界人間、それらからの支持も失ってしまうとなると……なんと無様なことになるであろうか。


 これはぜひともそうなって欲しい、全てを失って以降は何も得られず、失意の中でこのマゾ狩り団体という組織も崩壊して、さらには犯罪者として残虐な方法で公開処刑されるという末路、このクズ野郎にはうってつけのものなのではないかと思うのだ……



『うぅっ、どうして誰も助けてくれないんだ、俺だぞ、この俺だぞ、その辺に落ちていて、まだ動いている薄汚いハゲのクリーチャーでも良いから助けて、この俺をここから引き出してくれ、頼む……』


「・・・・・・・・・・」


『……そこのハゲ、ちょっと動いてない? てか笑いそうな顔しているみたいだけど……冷笑とかそんな機能あったのかお前等?』


「……黙れこの豚野郎! 黙れこの豚野郎! 黙れこの豚野郎!」


『ひぃぃぃっ! 何か知らんけど壊れかけのハゲが勝手にキレて……あれ? そんな、豚野郎なんて言葉はインプットされていないはずで……』


「……だ、黙れこの雌豚が! 雌豚がっ! 雌豚がぁぁぁっ!」


『……俺、雌豚じゃなくて普通に天使なんだけど……ちょっとおかしいよねこのハゲ? 何か他のと違うくない?』


「うるさいボケ! うるさいボケ! うるさいボケ!」


『新型……だったのかな? 使えそうにないからまだ動くけど捨てられて……いや何でも良いっ、俺を個々から出してくれぇぇぇっ! 腕がっ、足がっ、体が抜けないんだこのゴミの山からぁぁぁっ!』


「知るか気持ち悪い、その臭い口を閉じろ、貴様如き助けて何になるってんだ? 俺に何かメリットでもあんのか? あぁん?」


『ひっ、ひぃぃぃっ! 何かすっごく流暢に喋って、こんなのおかしいぞぅt、これは一体何なんだっ? 誰かぁぁぁっ! 誰かぁぁぁっ!』


「えぇい面倒臭っせぇな、ホンモノのハゲでも喰っとけゴミ野朗!」


『むごっ……』



 このままだと確実に周りの注目を集めてしまう、幸いにもすぐ近くで壊れかけていたクリーチャーが雌豚雌豚と連呼していて、それを蹴飛ばして本格的に破壊している野朗天使の立てる音のお陰で、俺がこのキモ野朗と騒いでいるのは誰にも聞かれずに済んだようだ。


 だがそんなラッキーも長く続くとは思えないから、ひとまず近くに落ちていて、かつとんでもない異臭を放っていたハゲのおっさんクリーチャーの残骸を、キモ野朗の口に詰め込んで黙らせておいた。


 必死で動き、どうにかその残骸を口から排出と試みているキモ顔野朗なのだが、手足が自由に動かせない上に、顔面も一部ゴミ山に埋まっているような状況でそれは叶わない。


 その代わりとして、俺の方をガン見しながら何かを訴えるような感じで……どうやら俺が通常のクリーチャーでないということにつき確信を得てしまったらしいな。


 このまま放っておけば明日には燃えるゴミとして、聖なる炎をもって浄化されてしまうことになるのだが……その末路はこいつには相応しくない。


 というかむしろ、コイツがイケメン天使として収容者の支持を得たまま消滅するのは芳しいことではないのだ。


 きっと『いつの間にか消えた幻の君』として語り継がれることになってしまうし、神聖化されて収容者の神界人間の中で新たな宗教紛いのものが誕生してしまいかねない。


 よってコイツを処理するに当たっては、確実に俺と一部の天使だけが知っているのであろう正体というか本当の顔面を白日の下に晒し、そのうえで確実な、誰もがそうなったとわかる程度の死を与えなくてはならないのだ。


 となると今この場で俺がすべきことは……もしかするとコイツを助け出してやることなのではなかろうか。

 まぁ、ひとまず小声で、周囲に感付かれないように配慮しつつコイツに色々と言い聞かせてやるとしよう……



「……おいお前この気持ちの悪い顔面のゴミ天使、ちょっと聞け……聞けってんだよオラッ、あと動くな、周囲に感付かれたくないからな、ここにゴミとして天使が埋まっているということに」


『むぐっ、ぐぐぐっ』


「チッ、マジでキモいなお前、まぁ俺も今は激キモのハゲなんだが……あ、ちなみにアレだ、俺様はお察しの通りニュータイプの高性能なハゲ……の実験体で用済みのものでな、凄まじい性能と言語能力を持った、これまでこの施設で使われていた簡素なはげとは一線を画す、近未来の画期的なハゲなんだよ、わかる?」


『・・・・・・・・・・』


「ちなみにこのニュータイプハゲに関する情報は極秘だから、こんな所にポイ捨てされておきながら何を言っているんだって? そりゃアレだ、アレだよほら、外見上は普通のハゲと変わらないから、お前のように限界まで偽ってイケメンを演じているゴミ野朗と違ってな!」


『……!? むぐっ、ぐぅぅぅっ!』


「やかましいんじゃボケ、それで、助けて欲しくば俺の指示に従え、あと黙れ、もし薄汚い口を開いたらブチ殺すぞ」


『・・・・・・・・・・』



 口の中にハゲの残骸が詰め込まれているため、通常通りその臭い口を開くことは出来ないのであるが、念のため忠告だけしておいてやるのが大勇者様の優しさだ。


 で、俺が言ったことを辛うじて理解したらしい馬鹿でキモ顔のゴミ天使は、ひとまずここから抜け出せるのならと、俺の指示に従う意志を固めたらしい。


 もちろんこちらの正体がバレたり、潜入している仲間との交友関係が発覚して不利益になるようなことは避けたいから、助け出してどこへ連れて行くこともなく、すぐにこの馬鹿の本当のキモさを不特定多数に公開してやるつもりだ。


 すぐにゴミの山に埋まっていたそれを引き摺り出し、どうしてクリーチャーがそのような力を有しているのかという無言の質問は無視して、とっとと歩けと指示を出す。


 口の中に詰まったクリーチャーの残骸を掻き出したりしないように見張りつつ、あたかも天使とその手伝いをさせられているハゲの雰囲気を醸し出しつつ……いや、それでもかなり目立ってしまっているな……



『ヤダ何アレキモい、天使? あのゴミでベチョベチョになってんの天使なの?』

『アレで天使様とかないわ、隣のハゲもゴミ塗れだし、絡まれる前に帰りましょ』

『あーあ、夕食の前に気持ち悪いモノ見ちゃったな……ゴミでも投げ付けとけっ』

『ちょっ、ヒットしてんじゃないのハゲにっ、ほらこっち見たっ、逃げないとっ』


「・・・・・・・・・・」

「むごっ、ふぐぐぐぐっ!」



 近くに居た収容者の神界人間で構成されたグループ、それがあまりの気持ち悪さに反応し、騒ぎ立てたうえで何かの残骸を投げ付けてきた。


 当然ハゲのおっさんクリーチャーでしかない俺が逸れに何らかの反応をするわけにはいかないのだが、表見イケメン天使の方はかなりご立腹らしい。


 もし喋ることが出来る状態にあるならば、おそらく『後で覚悟しておけよ貴様等!』などと叫んでいたのであろう感じだが、間違いなくそのビジュアルのまま彼女らの前に出たとしても相手にして貰えないであろうと進言しておきたいところだ。


 で、どうにかこうにかゴミ置き場を出た俺達であったのだが……ほんの少し目を離した隙に、表見イケメン天使は口の中のゴミをペッと吐き出してしまったようである。


 口の中の不快感に苛まれながらも、まずは俺に助けて貰ったことを感謝する……ほどに徳が高い天使ではないようだな。


 普通にこちらを睨み付け、しかもシャドウボクシングのような動きでシュッシュとこちらを威嚇しているのだが、何が言いたいのかはまるでハッキリしてこない。


 とにかく自分の方が圧倒的に立場が上であって、本来は勝つことなど出来ないとわかっているにも拘らず、実力に関しても自分が上回っていて、貴様如きはすぐにでも鉄拳制裁で始末することが可能だと言いたいのであろうか。


 本当にこんなしょぼくれた野郎を助け出してしまって良かったのかと、俺達の計画の邪魔をするような存在であったのではと、ここまでしてから不安になってしまうほどのゴミさ加減であるが……まぁ、ひとまずは何か使い道がないか、『処分』するまでの間少しでも役立たないかということを考えるべきところだ……



「おいお前、何おかしな動きしてやがんだこの野郎、そんなの良いから俺の話を聞け……あ、ちなみに俺様が新型ハゲであることを他言するなよ、殺すからな」


「何だとこのハゲ、俺が天使であることを知っていてそのようなことを言っているのならば、間違いなく頭の方の調整が必要で……ひぃっ⁉」


「お前なんぞ1秒も掛からずにこの神界から消し去ることが出来るんだよ、わかったらちょっと話を聞け」


「へ……へい、畏まり……ました……」



 こちらが何もしないものだと思って調子に乗り始めていたのかも知れない馬鹿野郎を殺意を1%程度含む目線だけで制圧し、話を聞かせることに成功する。


 何はともあれ、まずはこの空腹と栄養不足の状態から脱出しなくてはならないから、どこかでまともな食事にありつく必要があるのだ。


 で、ちょうど時間帯的に夕食時で、俺達が歩いている通路のような場所においても、慌ただしく自室に帰ろうとしている天使と、時折見える神々の姿が多い。


 おそらく今日の『業務』はもうお終いなのであろう、今日は、というよりももうこのような反社会的活動を完全に停止して、団体丸ごとどこへともなく消え去って欲しいとも思うのであるが、それは難しいことなのであろう。


 ここの連中、つまりマゾ狩り団体に所属している馬鹿共は、普通に自分達がこの神界の役に立つことをしていると信じ切っているという点において質が悪い。


 もちろんそれが今現在俺の前を歩いているゴミクズのような者であれば構わないのだが、そこそこ有能な、本来であればかなり知能が高く素晴らしいと評価されるような神々や天使も、どういうわけか騙されてこんな組織に……ということがあるから恐ろしいのだ。


 もっとも、どれだけ優秀な神や天使であったとしても、女性キャラで美しいという条件を満たしていない限りは、この事案の終結後に確実な死を与えられるべきではある……もちろんこの目の前の馬鹿も……



「それで、この先に食堂とかないのか? 腹が減って仕方がないんだなこれが」


「くくく、クリーチャーの分際で飯を喰らうのか? そんなのは聞いたこともないぞ、やはり何かがおかしいとしか……」


「最新型は腹も減るんだよ、こうやってどんどん『人間』のような存在に近付いていって、様々な世界にこれを『天使をも凌ぐ力のある新たな人間』として配布したりとかだな、そういった貢献がこの団体でも出来て……言っている意味がわかるかその脳みそで?」


「わからないことはないが……そしてそろそろ夕食の時間だな、仕方ない、俺のディナーに招待してやる、付いて来い」


「お前の部屋なのかもしかして? アパート? Gとか何万匹出現すんの? 汚かったらマジで殺すよ?」


「安心しろ、俺はいつか収容者の神界人間を自室で侍らすことを目的としてこの団体に加入したのだ、だからこれから夕食を摂るための部屋はガッチガチに掃除してあって、毎月の給料の8割を部屋に注ぎ込んでいるような状態だ」


「馬鹿なんじゃねぇのかお前? ちなみに朝晩はそこで食事するとして、昼飯はどうしてんだ? 食堂とかもあるのか?」


「昼飯は単独で、便所の個室で頂いている、たまに雑巾が投げ込まれたり扉を蹴られたり、バケツの水が降ってきたりするが些細なことだ」


「めっちゃいじめられてんじゃねぇか……まぁ、こういう『いじめられる方が悪い』というレアケースに出会えて光栄だと思うぜ、普通はないからな、やられている側がここまでガチクズの無能だなんてことは」


「そう言うでない、俺は本当は有能で、今のダメダメな姿は仮初のものにすぎないのだ、そう、帰って顔面にアレしてコレして、それから魔法でちょいっとすればだな……」


「思うに、そっちがニセモノの姿であって今のお前が素の状態だと……なぜそれに気付かんのだこの馬鹿が」


「グッ……俺はダメージを負った……と、ついでに言うと部屋の前に着いたぞ、鍵ナシ風呂トイレナシ、天井と壁の一部もナシの部屋にちょっとした改装を加えて住んでいる俺の部屋を見ろっ!」


「……うわっ、ブルーシートで覆っているだけじゃねぇか何が部屋だ、ホームレスでももうちょっとまともなとこ住んでんぞ」


「・・・・・・・・・・」



 先程までの自信満々の説明とは大きく乖離した現状であったゴミ野郎の自室、壁が一部どころか全部なくなっている状態の方が近い有様で、四方をブルーシートで囲んでやり過ごしているのが凄い。


 また、当然のように天井がなく、施設の敷地を覆う結界を通して空気見える状況で……というかこの部屋、基礎がなくて地面に定着していないような気がしなくもないのだが、もしかしてどこかから持って来ただけのゴミなのではなかろうか。


 いや、その可能性は非常に高いな、他の天使にしろ神にしろ、住んでいるのは収容者が居る建物の中であって、どういうわけかコイツだけが廊下を伝って裏口から出て、雑木林の中に入った辺りになって……ということではなかった。


 何が違ったのかと言えば、雑木林の中にはいくつか、この馬鹿野郎の自室と同程度のボロさを誇る何かが点在していて、それぞれにちゃんとした生活感があるのだ。


 つまりこのゴミ野郎と同程度の野郎でかつ無能な天使の構成員がここに……きっと便所でウ○コ煽りをしてきた連中もここの住人であったに違いない……



「さぁ、文句を言っていないで入るが良い、貴様のようなマゾ狩り団体の秘密、この周囲にのさばっている無能天使共にバレるわけにはいかないであろうから」


「お前もその無能天使の一部なんだが? てかおじゃましまーっす……ふむ、確かにGは存在しないようだな、デカいクモめっちゃ居るけどそのお陰か」


「そういうことだ、俺の給料だと清掃係の収容者を借りる余裕はないからな、益虫に掃除させることを常としているのだ、そしてそろそろ食事が……落ちて来るゆえ受け止めろっ!」


「上から来るのかよ……しかもドローンで配達とかやってくれるな、よいしょっと、さてさて箱の中身は……」


「気を付けろ、俺は有能すぎてマゾ狩り団体の上層部に疎まれているからな、配布される食事の箱は2分の1程度の確率で爆発物なんだ」


「えっ? ちょっ、それ先に言わないと開けて……パイナップル⁉」


「ギョェェェェッ! せっかく修繕した俺の部屋がぁぁぁっ! あと俺の腕がぁぁぁっ!」


「チッ、マジでろくでもねぇことをしやがって……ふむ、今の爆発で一緒に入っていたチャーハンがアッツアツになって良い感じだぞ、ちゃんと爆散しないように配慮されていたのかチャーハンが」


「腕がっ、腕がぁぁぁっ! あと俺の部屋がぁぁぁっ!」


「他人様の食事中にやかましい奴だな、チャーハンは俺が食っておいてやるから、とっとと自分の腕を拾って来てくっつけたらどうだ?」


「あぁぁぁっ! あぁぁぁぁぁぁっ!」


「やかましいどっか行けっ!」


「ぎょふべぼっ……」



 どうしてこの『部屋』がここまでボッコボコに状態になってしまっているのか、それが少しだけわかったような気がしなくもない。


 周りの廃墟というか建物ですらない何かからも時折爆発音が聞こえていることから、ここの連中はよほど団体の運営から疎まれているらしい。


 窓際ならぬ窓の外、建物の中にさえ住まわせて貰えないこの連中なのだが、唯一その中で、収容されている神界人間からの支持を得ているコイツの化けの皮を早く剥がしてしまわなくてはならないな。


 それと同時に、コイツがとんでもないクソ馬鹿野郎であるということをキッチリ利用して、使い捨ての駒のようなかたちで諜報活動をさせてしまおうと心に決め、ひとまず俺のものとなったチャーハンを全て食べ尽くしたのであった……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ