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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1241 助っ人達

『……誰かの足音がしますよ、向こうから、いつもウロウロしている変な気持ち悪い人っぽい何かじゃないのですっ……あっ、でもこの音! この臭いっ!』

『勇者様が帰って来たってことかしら? 他は? ルビアちゃんとか女神様とかはどうなの?』

『1人だけの足音と臭いよね、もしかして失敗して、泣きながら1人で帰って来ちゃったのかしら?』

『だとしたらゴミ勇者として処断すべきね、それから私がこのパーティーの新たなる支配者として君臨するわよ』

『まぁ精霊様、ご主人様のことなので無様に負けて帰って来た可能性が高いですが、決してそうとは限らないですのよ、ひとまず迎え入れて話を聞いておきますの』



 というような感じで、近くで俺が話の内容を聞いていることを知っていつつも適当なことを言っている仲間達。

 いや、マーサが勝手に予想しただけであって、どうしてそのような考えに至ったのか聞いて見たいところだ。


 だがまぁ、その鋭い感覚のお陰様で敵と間違えて攻撃をされるようなこともないのだから、ここは少しばかり感謝の方もしておくべきなのであろう。


 それでも文句を言って、耳でも掴んで引っ張ってやらないと気が済まないのであるが……と、そのマーサが真っ先に歩み寄る俺を見つけ、手を大きく振っているではないか……可愛らしいので許してやることとした……



「お~いっ! お~いっ! どうして1人ぼっちなの~っ?」


「ちょっとな、事情は説明するが、作戦の遂行においてさらなる人員が必要になったんだ」


「スンスン……でもご主人様、知らない人……神様? の匂いが沢山付いていますね、向こうで誰かとお友達になったんじゃないですか?」


「良くそんな残留した匂いだけでわかるなカレンは、まぁ、向こうにも味方は居るんだけどさ、神とか天使じゃなくて神界人間っぽい感じが醸し出せる仲間が必要なんだよ、ということで……」


「私とお姉ちゃんと、それからマリエルちゃんとジェシカちゃんですね、わかります」


「うむ、ミラは理解が早くて何よりだ」


「えっ? ご主人様私は?」


「リリィは残念ながら『人外の類』だからな、精霊様も、あと魔族達はちょっとアレだ、さすがにそのビジュアルじゃ神界の人間ではないことがバレバレだからな、今回はスルーして貰う」


「それで主殿、私達が参加してどうしたら良いのだ? 敵と戦うのであれば武器が欲しいのだが……さすがに持って入るわけにはいかないだろう? 一応は捕まった神界人間を演じるのだからな」


「まぁな、すぐに戦おうってわけじゃないんだよこれが、かくかくしかじかでああでこうで……という感じなんだよ、わかるか?」


「まぁ、わからないでもないが……どうしてそういう祭壇とか装置とか、かなりエッチな感じのモノばかり発見して来るのだ主殿は?」


「知らんぞ、そういうことはルビアに言ってくれ、アイツと行動するとなぜかそんなのばっかりで……というかジェシカもそうだろっ!」


「……まぁ、否定は出来ないとだけ言っておこう」



 その後、さらに詳しい話を皆にして、わけがわかっていない様子であって、かつ潜入作戦には参加しないお馬鹿の仲間達は無視し、理解が及んだ仲間の範囲だけで計画の全容を共有しておく。


 これから先程選抜した4人を、俺がハゲのおっさんクリーチャーとして新たに捕縛したとしてマゾ狩り収監施設へと連れ帰り、そこで諜報活動をして貰うのだ。


 もちろん、施設内のグラウンドのような場所で行われている作業を真面目にやらないと、いくらこの4人で合ってもホンモノのハゲに目を付けられてしまうこととなる。


 そしてその状況に陥れば、少なくとも気持ちの悪いハゲによって、誰かがお仕置きと称して触られるなどの暴行を受けて……という事態だけは断固避けたいところ。


 まぁ、4人全員をあのハゲの全てから遠ざけておくことが出来れば、例えば例の装置を磨いたりその部屋を掃除したりということの専属などに指定し、そこで金髪天使にでも監視させればどうにかなるのかも知れないが……



「……というわけだ、時間もないし、とっとと出発して施設へ戻らないと」


「え~っ、もう行っちゃうの? せっかく帰って来たのにさ、ご飯ぐらい食べて行ったら良いじゃないの、ほら、山菜とかめっちゃ採って来てあるわよ」


「うむ、そのぐらいなら良いか、ひとまず天ぷらにでもして……てかさ、あまりその辺を歩き回らない方が良いんじゃないのか? 敵に見つかってしまうぞ」


「大丈夫だ主殿、ハゲのクリーチャーが巡回していない場所のみを回って食材集めをしているからな、まぁ、ちょっと神界盗賊のような連中に絡まれて大騒ぎを起こしてしまったりも下が、全部絞首刑に処しておいたので大丈夫だ」


「ほら目立ってんじゃねぇかっ、お前のような奴は絞おっぱい刑だっ!」


「ひぃぃぃっ! もっ、もっと、もっと強く締め上げてくれっ」



 とにかく余計なことはしないようにと、以降この場に残る中で常識的な性格の……者など居ないではないか。


 全員が何をするのかわからない、特にリーダー的なポジションになっている精霊様は危険であって、何もしないよう、本当にここで待機だけしているよう釘を刺しておかなくてはならない。


 ちなみに仁平の姿が見えないようなのだが、どうやら一旦拠点としている町へ戻って執務をしているらしいとのこと。


 こうなると本当に歯止めが利かないし、こちらが全員を突入させる準備を終えて、それで呼び出しの合図をした際にも、遊んでいて誰も気付かないなどということになる可能性がなくもないのだ。


 ひとまずエリナ辺りに任せて、誰かがメチャクチャをしそうになったらそれとなく止めて貰うこととしよう。

 それでも精霊様などは止まらないであろうが、まぁ、少しばかり制止されたことが頭に入っていてくれれば幾分かマシであろう。


 そんなことを考えながら、揚げたての山菜天ぷらを食らってこれまでパンばかりで不足しまくっていた栄養を摂取し、少し体調を整えることに成功した。


 そして僅かな時間だけ休憩し、それから選抜した4人をマゾ狩り収監施設へ連れて行き、潜入させるための手はずを整え始める……



「ほら、縄で縛るから大人しくしておけよ……っと、この縄はミラを縛り上げるには短すぎるな、尻とおっぱいのボリュームがアレだぞ」


「……で、どうして勇者様はその縄で私を縛ろうとしているわけ? まぁすっごく余裕で足りちゃうみたいだけど、残念ながら短い縄でも縛れるコスパの良い女なんだけど私」


「まぁそう言わないでお姉ちゃん、その方がほr、狭い場所を通過しなくちゃならないときとか、あとはその、えっと……あまりメリットはないけど頑張って欲しいと思う」


「クッ、妹に気を遣われる姉の気持ちを勇者様もわかって欲しいわね、それで、全員縛ってどうするの? このまま歩いて行くわけ山の中を?」


「大丈夫だ、途中から道になっているからかなり楽だぞ、それと、俺は今ハゲのおっさんクリーチャーになっているわけだからな、他のハゲの目の前では会話とかするわけにはいかないから、そのつもりで頼む」


「ちなみに勇者様、私達はその後どのような場所に入れられるのですか? 牢屋とかですか?」


「そこは……すまないがまだあまり確認していないんだ、まぁ、向こうへ行けば協力者であってマゾ狩り団体の構成員でもある金髪の天使がどうにかしてくれるはずだ」


「それまでは勇者様のようなハゲに絡まれないように注意しておけということですね、このようなハゲに」


「ハゲハゲうっせぇこのダメ王女! このっ、お前は絞尻刑だっ!」


「ひぎぃぃぃっ! すっごく効きますっ! このまま歩き始めて……くっ、下さいっ……」


「しょうもない変態だな、ということだから行くぞ、ちゃんと俺の前を、捕まって悔しい感じを醸し出しつつ歩けよ全員」


『うぇ~いっ』



 ということで出発したのであるが、道へ出るまでは意外と大変な道程であって、ルビアだけの面倒を見れば良かった前回と違った。


 そしてもうひとつ、今回に限っては先程ジェシカが言っていた何か、神界盗賊? 山賊? のようなものに遭遇してしまったのである。


 徒党を組み、こちらを見ながらヘラヘラと武器を舐めるなどしている腐った連中。

 とてもこれが神界の、美しく神聖な世界の連中だとは思えないのであるが……まぁ、存在しているものは仕方がないか。


 とにかくあまり目立たないようにおのクズ共を始末して、俺達がこんな場所で何をしているのかなど、その辺をウロウロしているハゲに見られないようにしなくてはならない。


 とはいえ、少しばかりであっても戦闘になる以上、ここで何の音も立てずにクリアしてしまう、というわけにはいかず、それなりにやかましいことにはなってしまうであろう。


 そしてその原因となるのであろう、明らかに根性が捻くれたクズ野郎が、デカい声で笑いながら前へと進み出る……



「げぇ~っ、へっへっへっへっ、やっぱりマゾ狩りのクリーチャーだぜっ、おいテメェオラッ、その女共を置いてとっとと消えやがれっ、こっちで良いように、ドMが喜ぶような目に遭わせておいてやるあkらよっ」

「兄者! こいつ等なかなかの上玉ですぜぇっ、とっととこんなハゲ潰して、アジトに連れて帰りやしょうっ!」


「まぁ待て雑魚山賊Aよ、さっき見ただろう、何か知らんが俺達みたいな連中が、森の中でいきなり処刑されてブラブラとぶら下がっていたのをな」


「おっとそうだったぜ、何かやべぇ奴が居て、それに気を付けなくちゃならねぇんだったぜ……しかしよぉ、さすがにこの女共の中にそのやべぇのが……兄者? 雑魚山賊B? どうし……兄者ぁぁぁっ!」


「ごめん勇者様、あまりにもやかましかったものだから、ついパンモロハイキックで2匹殺しちゃったわ」


「それと、これから残りも全部……いえ、1匹だけ残しておきましょう、何か情報が得られるかもですから」


「たっ、助けっ……あ、パンツ見え……ぎょぇぇぇっ!」


「これでほぼほぼ片付きましたね、それで、残ったのは……雑魚山賊Aという方でしたね、あなた達は一体何者なんですか? どうしてこんな所でマゾ狩り団体……に捕まった誰かを襲撃しているんですか?」


「しっ、知らねぇよ、俺は兄者がそうしようぜって言うから、最近のトレンドはマゾ狩り団体のハゲから、ドM以外には滅法弱いハゲから、連れ去られた良い女を強奪して自分達のモノにすることだって言うから……信じてくれっ!」


「そうでしたか、ちなみに他の仲間は? あなた方はもう一度以上女性を攫ったりしているのですか?」


「今回が初めてなんだっ! 他の連中とかは知らんっ! だが俺達は少なくともやっちゃいねぇんだっ!」


「……だそうだ主殿、どうする?」


「どうするも何も、まぁコイツも見せしめには出来るだろうし、絞首刑にしてしまおう……おいお前、覚悟しやがれこのクソがっ」


「ひぃぃぃっ! ハゲがっ、おっさんクリーチャーが喋ったぁぁぁっ!」


「……何かすげぇ不快だが……まぁ良い、とっとと無様な死体を晒せっ」


「やめてくれぇぇぇっ、あっ、あぎゃっ……きゅっ……」


「良い感じに決まったわね、まぁ、最後に私とミラのパンモロを見られた分、生まれてきたことは正解だったと思って貰った方が良いってところかしら?」


「全くはしたない技を繰り出しやがって、ちょっと2人共そこに尻を突き出せ、他者に見られたようなパンツは没収だ」


「あぁっ、そんなことされたらこのまま丸見えに……ってそういえばこのまままともな服を着ているわけにもいきませんね、どうせ向こうで没収されてしまうはずですから、ちょっと失っても良い粗末なモノに着替えないとですよ」


「そうですね、この王宮特製、合計で金貨10万枚の衣装を奪われるとほんの少し損した気持ちになってしまいますから、ここで一度お着替えの方を」


「……だな、一旦縄を解くから、その辺でそれっぽい服装にチェンジするんだ」


「というか、ここではまだ縛るような必要なんてなかったんじゃ……いえ、別に良いわよ、それからパンモロ攻撃を繰り出した分の罰を先にちょうだい」


「うむ、セラには尻100叩き、ミラはさっきジェシカにやったのと同じ絞おっぱい刑だ」


「わかりました、じゃあ私の方が必要時間が短そうなので先にお願いします、どうぞ……あうっ、ひぎぃぃぃっ! ひぃっ、ひぃぃぃっ! そんあっ、捥げてしまいます勇者様っ!」


「何だよミラ? お前こんな初球から情けない声を出すような雑魚だったのか? この雌豚がっ!」


「あっひぃぃぃっ!」


「よしっ、次はセラだ、ここ数日引っ叩いていなかったコンパクトな尻をこっちに寄越せっ」


「はいはいどうぞどうぞ……あひゃっ! 痛いっ! あぁぁぁっ、もっとぉぉぉっ!」


「デカい声を出すんじゃねぇこの雌豚以下のゴミがっ!」


「だってそんなっ、あうぅぅぅっ! そこっ、きっくぅぅぅっ!」


「わかったらとっとと着替えるんだ、早く戻らないとならないんだからな、グズグズしていると今度はその辺の木の枝で尻を叩くぞっ、マリエルとジェシカもだっ!」


『へへーっ!』



 だんだんとエンジンが掛かってきて、これならどこからどう見てもドMの雌豚をいじめまくる最悪なおっさんクリーチャーとしか思われないであろう態度を取ることに成功した。


 で、奴隷用のボロを身に纏い、パンツも奪われた状態で4人をもう一度縛り直し、やはり必要だということでその辺の枝を拾って鞭の代わりとしつつ先を急ぐ。


 先程の山賊が言っていた、マゾ狩り団体のハゲクリーチャーを襲撃して女を連れ去るという行為、もしそれがこの付近で蔓延しているとしたらそこそこの大事だ。


 もしかすると団体の始末以外にも、そういった被害にあった者の救出等もしなくてはならない状況になるかも知れないのだから。


 さらにはこの道中も、やはり先程の連中のような馬鹿共による襲撃を受け易い、非常に面倒事に遭遇し易い場所であるということを考えると、少し駆け足で、足早に通り過ぎなくてはならないであろう。


 結界の場所まで辿り着く、というか見張りのカス共が見える位置まで行けば、いくら山賊とはいえ天使の前でそのようなことをするとは思えない分、かなり安全になるとは思う。


 だがそれまでの間には……余計なことを考えてしまったせいか、第二陣が早々に出現してしまったではないか……



「見て下さいよお頭! この女共、なかなか良い感じの容姿ですぜっ!」


「おうおう、おっぱいのサイズも最小クラスから最大クラスまで揃っていやがるぜ、おいそこのハゲ、とっとと死んで俺達にその……あれ? 何で俺の腕落ちてんの?」


「おっ、お頭ぁぁぁっ! 腕だけじゃなくてその……首も……」


「へっ? あべっ、ぼろばっ!」


「お頭が死んだぁぁぁっ!?」


「おいどうするんだよこれっ?」


「しっ、知らないってばよ、もしかしてこいつ等、相当にやべぇ何かで……まさか俺達を釣るためにマゾ狩り団体が用意した囮とかなのかっ?」


「ひぃぃぃっ! だとしたらこのハゲ、普通のハゲじゃねぇだろっ! どうしようどうしよう……はっ、頼むお前等! 攫った女は全員返すから、頼むから俺だけは助けてくれっ! 他の連中はどうなっても構わんっ! 俺だけは案内係として生かしておいてくれぇぇぇっ!」


「……そんなこと言わなくてもとっくにそうしているさ、お前の後ろの仲間、もう首ないぞ全員」


「あっ、ホントに首なくて……ひぃぃぃっ! お助けぇぇぇっ!」


「お助けされるのかどうかはこれからのお前の活躍次第だ、とっとと俺達をその女共とやらのところに案内……どうしたジェシカ?」


「主殿、今は急がなくてはならないのだろう、マリエル殿が鳩を送って精霊様達に事情を伝えてくれた、この場所についてもな」


「そうかわかった……おいお前、これから俺の仲間の美女とか美少女達がここへやって来るだろう、その言うことをしっかりと聞いて、攫った女を隠している場所に案内するんだ、良いな?」


「へっ、へい喜んでっ! ちゃんとキッチリ案内致しますっ!」


「よろしい、じゃあ俺達はもう行くから、ここで一切動かずに居ろよ……ちなみに、どこに逃げても探し出すことが可能だし、その際にはその後ろのゴミ共みたいな楽な死に方はさせないからな、そのことを良くわかっておくように」


「はっ、はいぃぃぃっ!」


「ということでお前らも行くぞ、歩けっ、それそれそれそれっ!」


『あっひぃぃぃんっ!』



 手に持った枝の鞭で4人を順番に、後ろからビシバシと打ち据えて歩き始めさせると、残した山賊がその場でへたり込んだのを認める。


 どうやら助かったと思い込み、この後俺の仲間達に協力すれば完全に無罪放免になるとでも思ってしまったのであろう。


 もちろんそのようなことはないし、むしろ俺よりも精霊様によって処刑されることになるわけだから、元々この場で助かったりしなかった方が何倍もマシであったと思えるような目に遭うはず。


 そんなことは一切知らずにいる山賊の馬鹿が見えなくなる頃には、結界の入口を管理している頭の悪そうな天使の姿が見え始めて……あの山賊共は結界のこんな近くであのようなことをしていたというのか、相当な馬鹿ではないか…・・・



「……到着したってことね、アレがマゾ狩り収監施設の入口……ここからはもう喋らない方が良いみたいね」


「あぁ、しばらく大人しくしていてくれ、で、最後に確認するが、協力者である金髪天使からのコンタクトを待つんだぞ、それまでハゲに注意しつつ、当たり障りのない感じで過ごしていてくれ」


「わかったわ、じゃあえっと、静かに静かにっと……」



 こうしてマゾ狩り収監施設に『再入場』した俺は、どうにかこうにか新たな協力者を紛れ込ませることに成功したのであった。


 あとはこの4人を使って、神界人間のフロアにて諜報活動をして……というよりむしろ、この中の誰かが適合者になる可能性もないとは言えないので、その実験もした方が良いか……

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