表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
1324/1360

1223 新案

「ギョェェェッ! マジでっ、マジで潰れるぅぅぅっ!」


「というか勇者様、もう雑巾を通り越してねじり鉢巻きみたいになっているわよ」


「こうなってしまったらもう、注連縄ぐらいしか出来る仕事がありませんね……あ、マーサちゃんが帰って来ましたよ」


「ねぇ見て見てっ! さっきそこに居た天使の人にさ、お菓子貰っちゃった、余ったからどうぞって、紅茶クッキーだって」


「まぁ嬉しい、それでマーサちゃん、精霊様は呼んで来ましたか?」


「あっ、お菓子貰って嬉しすぎて、その事すっかり忘れてた」


「なぁぁぁっ! 早くしてくれぇぇぇっ!」


「えっと、ごめんなさーい、すぐにもう1回行って来るわっ!」



 そう言って走り出したマーサであったが、今度はクッキーによく合うという飲み物をどこかで貰って、精霊様のことはすっかり忘れて帰還した。


 ゆえにもう一度、ということで走り去って行ったのだが、普段お使いに出すカレンとリリィがどちらもここに居ないので、結局それよりも低能なマーサがこの役目を帯びざるを得ない状況。


 だが今回はなかなか帰って来る気配がないことから、どうやら目的地に辿り着いて、何の気なしに精霊様を叩き起こそうとして、かなり痛い目に遭っているのであろうと思料する。


 まぁ、それ以外の可能性がないわけでもないが、さすがにこのままだとヤバいし、本当にこの後の職業選択が注連縄だけになってしまう可能性があるため、ガチで捻じられる前に助けを呼んで欲しいのは確実。


 見えない幽霊によってギリギリと、おそらくかなりの数で取り囲まれて攻撃されている俺のことを考えると、ユリナもサリナも迂闊には手を出すことが出来ない。


 そしてエリナは残雪DXを地面に放置し、皆のために紅茶クッキーを並べて湯を沸かして……もはや俺のことは諦めてしまったようだ……



「たっだいまーっ! 精霊様連れて来たわよっ! ちょっと叩かれたりしたけどっ、ちゃんと起こして連れて来たわよっ!」


「偉いわマーサちゃん、さぁ、精霊様も眠気覚ましの1杯は如何ですか?」


「良いけど、まずはこのやかましい悪霊を片付けてからにしないと、ぜんっぜん落ち着かないじゃないのこの空間……というかどうして悪霊が注連縄持ってネジネジしているわけ?」


「アレ、さっきまで勇者様だった何かなのよ、油断していて自業自得でああなったの」


「じゃあ一緒に浄化しても構わないってことね、というか浄化されてもう少し綺麗な人間にならないかしら?」


「あぁぁぁぁぁぁっ! もう何でも良いから早く助けてくれぇぇぇっ! ギョェェェッ!」


「……ちょっと完全に洗浄し切るのは無理そうねあの異世界人は……ただし、悪霊の方は一撃で仕留めてあげるっ! いくわよっ!」



 などと自信満々に言い放った精霊様は、かなりの霊力を乗せたと思しき水の塊をドカンッと、幽霊が見えていない俺にとっては、まさしく俺を狙っているのであろうと思うような軌道で放った。


 それを俺が喰らうのは確定であって、いくら悪霊の壁があるとはいえ、そんな攻撃が貫通してこないはずはないということなど重々承知。


 だがこのまま捩じ切られるよりは、一時的にでも攻撃を受けたところで、その後でルビアによって回復……そういえばルビアはまだ伸びているではないか、そして当然のようにおもらしもしている。


 もしかするとあのルビアが復活するまで、俺はこのままの状態で居なくてはならないというのか、いや、自然回復で少しばかりはどうにかなるのか。


 そう思った瞬間に炸裂した精霊様の攻撃は、まさかのトルネード形式、水の柱が渦を巻きながら上昇し、それに巻き込まれた悪霊が捩じ切られて消え去って行くというものであった。


 もちろんのこと、渦の巻いた方向は俺が今まで捻じられていたのと逆の方向で、グルグルと回りながら、まるで釣り糸のヨレでも戻していくように、俺は徐々に元の姿へと戻って行ったのである……



「あげげげげげっ……プハッ! も、元に戻ったぞっ!」


「あんた、本当に注連縄みたいになっていたのね……でもまだこの攻撃、敵を殲滅するまで止まらないのよ……残念だったわね」


「……はぁっ? となると今度は逆に……クソッ! 脱出できっ……ギョェェェッ!」


「あーあ、逆に絞られちゃった……なかなか面白い動きね、持って帰って私の社にでも飾ろうかしら?」


「精霊よ、あまりやりすぎると勇者がダメになってしまいますよ、もうそのぐらいで取り出してあげたら……」


「黙りなさいこの無能女神! あんたのようなカスが口を開いて良い状況じゃないのっ! そんなこともわからないほどにアホなの? ねぇっ?」


「ひぃぃぃっ! 何だかいつもより怖いんですがっ!」


「目は覚めたけど起こされたのには変わりありませんので、少しばかり機嫌がわるいだけかと思います、さぁ、お茶が入りましたので女神様もどうぞ」


「良いからっ! 俺を助けてくれぇぇぇっ!」



 もう完全に休憩するモードに入った攻撃者である精霊様を除く、いや除いていないのか、精霊様も俺をこんな目に遭わせながら優雅に茶を啜っているのだ。


 グルグルと渦巻く水の中、どうにか元に戻ろうと努めるのだが……このまま悪霊が消滅して攻撃が終わるのを待った方が良さそうだな、つまり諦めた方が良い。


 で、しばらく待って周囲の水が勢いを失くしたところで、持ち上がる力がなくなって地面にドンッと落下して……そのまま水浸しの中に放置されてしまった。


 回復魔法を使用すべきルビアは、まだへたり込んで気絶しているらしく、俺の所に駆け寄って来る気配は一切ない。


 仕方ないのでこのまま頑張って、徐々に元の姿に戻ることを考えていかなくてはならないのだが、それにはかなりの時間が必要なようだ……



「……何か勇者様、ジワジワと捻じれが元に戻っているわね」


「さすがにあの形は保てないんじゃないかしら? でも乾燥しているわけじゃないから、お湯を掛けたら一瞬で、みたいな感じにはならないわよねきっと」


「しかし精霊様、元に戻り切らず、あのまま乾燥してしまったら固定化されてしまいますわよ、まるで搾ったままの雑巾を乾燥させたかのように」


「まぁ、それでも良いんじゃない? ちょっとスリムになったような感じで」


「お……お前等許さないからな……お仕置きしてやる……」


「喋る元気があるってことは大丈夫ってことね、勇者様、そこに居ると作業の邪魔みたいだから早く元に戻ってちょうだい」


「・・・・・・・・・・」



 こういう時の仲間達は薄情すぎるような気がしなくもないのだが、とにかく今は元に戻ることを優先しておくこととしよう。


 見ると、俺のすぐ横ではロボテック女神が、今度は綺麗になったゴーレムの動力炉を眺めながらまた唸っているではないか。


 しかしそれは何かの問題が生じているような感じではなく、むしろ新しいことにチャレンジしたいと、そしてそのためにはどうするべきなのかということを考えているときの唸りだ。


 まぁ、注連縄状態の俺にはあまり関係ないことだし、本当に邪魔なポジションに落ちているゆえ、可及的速やかに元通りにならなくてはならない。


 キモい動きでウネウネと、元のカッコイイ勇者様の姿へと変化していく俺の横で、ロボテック女神が何か決心したような顔をして……こちらを向いたようだ。


 まさかこの俺を何かに使おうとしているのでは、そのまま乾燥させて、粉にしてゴーレムの燃料にでもしようと考えているのではないかということを恐れたのだが、どうやらそうではないらしい。


 新たな発見は俺に関するものではなくて、どうやら仲間達、ここでMを発散して一時的にそのM数値を下げるべき仲間達に関すること、そしてゴーレム自体にも関連していることであったようである……



「……うんっ、何とかなりそうです、ちょっと聞いて貰えますかね? ゴーレムの改良についての提案なんですが」


「ゴーレムの改良について……というのはお仕置き強化版にするってことじゃないのか?」


「えぇ、本来はそのつもりでしたが、ここでちょっとその、エネルギー源を変更してみたいなと思ったんですよ」


『エネルギー源を変更?』



 皆が同時に反応したロボテック女神の言葉、話し掛けられた俺だけではなく、現時点で意識のある仲間全員が逸れに興味を示したようだ。


 そしてその興味は、確実にロボテック女神の話というか提案を聞いてみるべきだという結論に、誰も何も言わずとも達したのであった……



「……それで、そのエネルギー源の変更ってのは、具体的にどういうことなんだ? 注連縄勇者にもわかるよう詳しく説明してくれ」


「何ですかその悪しき者の封印にしか使えなさそうな勇者は……と、それはともかくですね、せっかく動力炉がかなりフレッシュな状態になったんです、だから今回はその、生贄の怨念や苦しみの心を力に変換するのではなくて、別のエネルギーを使おうと思うんですよ」


「して、そのエネルギーってのは?」


「ここで私や皆さんから発散させるM、そのM数値を直接ゴーレムに取り込ませて、エネルギーとして稼働させるということです」


「そんなことが出来るのかっ?」


「出来ないことはないはずです、そしてこれだけのドMが集まっている状況ですから、それを注ぎ込まれたゴーレムは神をも超える力を有することでしょう、そう、マゾ狩りハンター神など一撃で……というわけにはいきませんが、まぁ始末することが可能なぐらいの力を」


「凄いっ! それって具体的に……っと、その前に新しい情報が入ったようね……」



 そこまで話が進んだところで、外部協力者の神々と連携して敵の動向を探っていた仁平が、ニヤニヤと気色悪い笑みを浮かべながら儀式場に入って来た。


 こんなバケモノを召喚する儀式を執り行った覚えはないのであるが、勝手に来てしまったものは仕方ない、持って来てくれたらしい敵の情報を受け取っておくこととしよう。


 で、そんな仁平の話によれば、敵の拠点における動きが活発になってきたこと、そしてどうやら転移ゲートなどを使用するのではなく、部下を引き連れて馬車で攻めて来るつもりのようだという情報が、外部協力者からもたらされたらしい。


 そうなると敵がここへ到着するのは明日の夜ぐらいになるらしく、寝るなら今のうちに寝ておいた方が良いのではないかという提案も受けた。


 しかしこれからゴーレムの改良を本格的にするところなので、こちらが寝るのは朝方に、そして起きるのは昼過ぎになるであろうとだけ伝えておく。


 精霊様は悪霊退散という役目を終えたので、再び部屋に戻って寝るということなのだが……それに加えて戦力確定の2人だ、カレンとリリィには可能な限り長く休んで貰うようにと、仁平と精霊様に頼んで見送った。


 ということなのでやるべきことを早くやってしまおう、次はロボテック女神による『Mエネルギー利用型ゴーレム』に関する話を聞いて、採用するか否かを決めるのだ……



「え~っと、良いですか? 通常このゴーレムの動力炉はですね、生贄に捧げられた何かかわいそうな人間その他の力がそのまま入って、それをエネルギーに変換するものなのです」


「うむ、それについては何となくわかるぞ、原理は知らんがな」


「はい、それで、今回はそのエネルギーを抜本的に見直して、私や皆さんから発せられる、というかお仕置きによって発散されたMを集めて、それを動力炉に流してしまおうということなのです、わかりますか?」


『全然わかりません』


「わからなくても大丈夫です、ひとまずですが、もし気に入らなければ元に戻すことが出来ますので、一旦実験的にやってみるというのは如何でしょう?」


「まぁ、それなら良いんじゃないかしら? 勇者様……よりも女神様、どう思いますか?」


「そこ俺の意見を求めるところじゃねぇのかよセラ」


「黙りなさい捻じり鉢巻き勇者よ、そうですね、そこまで時間を要さないというのであれば、やってみるべきことかと思います」


「わかりました、では設定をそちらに変えて、すぐにゴーレムを組み直しますので」



 決まると同時にパッと動き出すロボテック女神、まだ俺の意見を述べていないのであるが、所詮異世界の捻じり鉢巻きということで、完全に無視されてしまっているのが現状だ。


 で、ゴーレムが設定を変更され、そのうえで組み上がる頃には俺も元の勇者様の状態に戻り、それとほぼ同時に悪霊のせいで気絶していた3人が続々と目を覚ます。


 3人共恐ろしく周囲を警戒し、既に悪霊が退散していることを確認してホッとしたのか、そのまま自分達がおもらししまくった地面にへたり込んでしまう。


 それまでのことはセラから説明を受けたようだが、物凄い数の悪霊を見てしまったことへの恐怖は拭えないらしく、フラフラと倒れそうになりながら立ち上がり、パンツを洗いに行った3人。


 この3人の姿を、完成したゴーレムの横から見ていたロボテック女神は、まず今回の改良版に充填するエネルギーをこの3人のうち誰かから取ろうと考えたらしい。


 そして念のため、もし万が一力が強すぎてしまったことなどを考え、最もM数値が低いミラを使用するべきであるということを言っていたのだが……セラが勝手にそれに同意したため、本人の意思とは無関係に決定してしまった。


 戻って来る3人、このようなことになってしまった以上、当然に罰を受けることはわかっているらしく、そのままパンツも履かずに地面に正座したのであった……



「全く、いつまで幽霊が怖いんだお前等は、俺なんか見えないのにビビッてないんだぞ、見習えっ、この俺様を見習えっ!」


『すみませんでした……』


「それで、3人にはお仕置きをしなくてはならないんだが……そこはロボテック女神から説明があるから、ミラ、ちょっと前へ出ろ」


「私ですか? もしかしてさっきお姉ちゃんが教えてくれたエネルギー源って……私のことなんですか?」


「そうです、いえ具体的にはあなたのM数値を発散させて、それをエネルギーにする計画です、まずは……そうですね、ゴーレムと接続しているこの手枷を嵌めて下さい、両手を出して」


「あ、はいお願いします……ひゃっ、冷たいっ……それから?」


「それからお仕置きを受けて下さい、なるべく厳しいのを」


「ということだ、ミラ、まずお前お尻ペンペンだからセラに向かってお願いしろ」


「なんという屈辱、まさかお姉ちゃんなんかにっ」


「ミラ、早くしなさいっ!」


「へへーっ、どうかオバケが怖くておもらしした私にお仕置きして下さい」


「よろしい、じゃあ早速……反省しなさいっ!」


「ひぎぃぃぃっ! 痛いっ! 痛いぃぃぃっ! どうかお許しをぉぉぉっ!」


「……おぉっ! ミラが引っ叩かれてその力が……ゴーレムが起動したぞっ!」



 セラによってお尻ペンペンの刑に処されるミラ、その手に嵌められた手枷が光り、明らかにゴーレムの方へと何らかの力が移動しているではないか。


 これが可視化されたM数値ということか、その力によってゴーレムが起動し、生贄を捧げたときよりも遥かに力強く、スムーズな動きをしているのであった。


 ミラが叩かれれば叩かれるほどに、ゴーレムはパワーアップしてその胸のゲージを……なんと、アレだけの生贄を捧げてようやく満タンであったゲージが。100叩きに届くか届かないかのところでもうフルの表示になってしまったのである。


 しかもここでバーの色が変わり、さらに強く輝き、どう見ても2周目のチャージが始まっているように思える状況となった。


 それを見てロボテック女神がウンウンと頷いたことからも、このエネルギー源の変更がかなり上手くいっているということがわかる。


 そしてミラが丸出しの尻を真っ赤に腫らしながらギブアップの意思表示をする頃には、エネルギーの充填はもはや3周目の半ば程度にまで達していた。


 この状態でチェックを入れたロボテック女神が、まだまだこのままいけそうだということを述べていたため、やはりこのエネルギー源は素晴らしいモノであるようだ……



「ひぃっ、ひぃぃぃっ、痛かった、もう許してお姉ちゃんっ!」


「情けない妹ね、この程度のお仕置き、私だったらまだ笑顔で追加をお願いしているところよ」


「そんなっ、ドMのお姉ちゃんなんかと比べないでって、もう、このっ、仕返しっ!」


「キャハハハッ! くすぐるのはやめっ、やめぇぇぇっ!」


「何やってんだお前等姉妹で……とにかく、こんな感じで充填していけばアレか、ゴーレムを戦わせながらも、この連中のM数値が回復してきたらさらに……みたいなことが出来るのか?」


「そうなんです、それがこのシステムの凄いところなのです、これまでの作戦ではM数値を発散させて、Mなのにマゾ狩りハンター神と戦うことが出来る一時的な状態を作り出すことを目的としていましたが、それとはまったく異なります」


「うむ、その本来は発散させて無駄にしてしまうM数値を、ゴーレムのエネルギーとして活用することによって間接的に戦闘力を持たせるってことだな」


「MがMでありながらマゾ狩りとやらに対抗するための唯一の方法ね、これなら私達だって役立たずじゃないわ」


「そういうことになります、早速ゴーレムに力を与えるための手枷を、私の分も含めて全員に行き渡るように用意しますので、それを使ってさらに実験をしていきましょう」


「では主殿、次の充填には是非私を使ってくれ、覚悟は出来ているからな」


「覚悟というかジェシカお前、お仕置きして欲しいだけだろうに」


「それを言われるとその……すみませんとしか言えないぞ、とにかく早く罰してくれっ」



 ということでドM連中の活用方法を見直し、これまでよりも遥かに効率の良い方法を得ることが出来た俺達。


 あとは敵が襲来するのを待って、もちろんそれまでにゴーレムには大量のエネルギーを、皆のMを注入しておくのだ……明日の夜までであれば、かなりの力を持たせることが出来るであろうから……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ