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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1170 フィルターの先

「勇者よ、敵であるエリート神がこの町に攻め込んで来る期日が判明しました、これを見て下さいこの文書を」


「いや読めねぇよこんなもん、俺にもわかる文字に翻訳してから持って来いや、原本は穴でも開けてファイルに閉じておけ」


「学がないというのも大変なことですね……えっと、内容をザックリ説明しますと、お前等明後日ブチ殺してやるから覚悟しとけやボケ共、とのことです」


「うぜぇ奴だなやっぱり、お前が死ねって返信しておけ封筒には剃刀の刃でも同封しておけ、以上だ」


「本当に程度の低いことをするのですね、やはり学がないというのは哀れなことで……」


「うるせぇっ! 引っ叩かれたくなかったらとっととやておけっ!」


「ひぃぃぃっ」


「ったく、おい皆聞いたか、敵が明後日来るってよ、固定砲台の調子はどうだ?」


「う~ん、まだ撃てて2発よね、それ以上やるとエリナちゃんが中で灰になってしまうわ、何度かやったけど基本的に同じ」


「本当にかわいそうな悪魔だな、完全に実験動物じゃねぇか、しかも死なない死ねないとか……」



 遂に直接攻撃を仕掛けてくるという税庁のエリート神、それがこの町へ、もはやシェルター以外には誰も存在しなくなった廃墟の町へやって来るのが明後日。


 それまでに準備を進めていかなくてはならないのであるが、迎え撃ってどうにか勝つことよりも、むしろ今回の襲撃を無事に切り抜けるための逃げの手段を考えた方が良いかも知れない。


 それほどまでに敵が強大である、というかそうである可能性が高い状況につき、もう勝つこと、敵を滅ぼすこと自体を先送りしなくてはならない可能性まで浮上しているのだ。


 もちろん勝てれば勝てたで、殺すことが出来たなら出来たで万々歳なのであるが、そうなるか否かをいまここで精度高く予想することなど出来ないのである。


 ひとまずは明後日を待ち、実際に戦い始めてから色々と判断していくといういつもの流れになりそうなところだな、かといっていつもよりも用心しなくてはならないことに変わりはないのであるが……



「え~っと、じゃあ敵が広場のど真ん中に降りて来るとして、ここで真下に地雷でも仕掛けてだな」


「腐った死体とかの方が良いんじゃないかしら? ほら、町の中を探せばまだ転がっているはずだし」


「運ぶのがイヤだぜそんなもん、臭くて敵わんからもっと別のものにしないと」


「う~ん、なかなか難しいわね嫌がらせも……」


「というか、次に来る神がそこまで不用心な動きをするとも思えないんですが」


「確かにそうですの、きっと最初に攻撃を加えて、トラップとか何とかを全部吹き飛ばしてから自分が、みたいな感じになると思いますわよ」


「まぁ、それもそうか……うむ、余計なことは考えないようにしようぜもう」


「じゃあご飯行きましょ、ほら、せっかく食堂を直したんだし、ちょっとお腹減っちゃったのよっ」


「わかったわかった、ということでここは終了だ、というか全部終了だ、もう普通に待とうぜ」


『うぇ~いっ』



 その後は食事などして、さらに翌日は何もしないでゆっくりと休息を取り、敵がこの町へやって来る火に備えた。


 まともなトラップもなければ対処するための作戦もない、本当にぶっつけ本番の戦いになることは誰しも予想しているところ。


 戦闘中にでもその戦いに際してやるべきことが見つかれば良いのであるが、もしダメであった場合には……やはり逃げるということも考えた方が良いであろう。


 そして予告された当日の朝、今回は女神と、それからまた例の固定砲台に入ったまま出てこられないエリナを除く全員、といっても本来のパーティーメンバーを仁平になるのだが、その面子で町の広場に出る。


 敵が出現するのはもうここしかない、本来の神来訪ルームがメチャクチャな状態になっていて、しかもそこにはまだ下痢野朗の部下であったカスみたいな天使の死体が落ちているのだ。


 とてもではないがエリートの神を『お出迎え』するような場所ではないし、おそらく死体の方が腐り始めているので、俺達もそこに居たいなどとは思わない。


 もちろん敵もそのことを良くわかっている、というかその部屋には何かがあるということを察しているはずで、それ以外に出現すべき場所は、この街で最も目立つこの場所であるということ。


 戦う姿勢で広場の、中心を少しばかり外した位置に並んだ俺達は、腹拵えなどもしながらその瞬間を待ったのであった……



「……来るわね、なんとなくだけどちょっとその、オーラというような感じのモノを感じ取ったわ」


「……動いたってことよねぇ~っ、となるとそろそろ……やっぱりど真ん中に出てきたわぁ~っ」


「エリート神だかなんだか知らんが、やっぱり目立ちたい奴は広場の中央の上空とか、そういう場所から出現することになるんだな」


「哀れね、もうこの町にはそれを見ている一般のモブキャラが残っていないというのに……あ、魔法陣が完成したわよ、ゴテゴテしていてセンスがないわね、もうちょっとまとまった感じに作ったりとか出来ないのかしら?」


「全くですの、無駄が多くて、単に自分を大きく見せるだけみたいな感じになっていますわよこんなの」


「そうなのか、魔法陣に関しては良くわからんが、まぁ、そこもそういう感じなんだろうよ、多少自分や自分のモノを加工してでも良く見せたいんだろうさこういう奴ってのは」



 セラにもユリナにも馬鹿にされるような、しかし空を覆い尽くす勢いの巨大な魔法陣が浮かび上がる……確かに、他の神々の転移と比べて派出すぎるような気がしなくもないな。


 単に移動するだけであればもう少しコンパクトな、それこそダメにしてしまった神来訪ルームの鏡の枠のような、その程度の規模で十分なはず。


 そして転移した後すぐに戦うために、戦闘用のオーラを放ったような凄まじい状態でやって来るにしても、町全体の空が見えなくなるようなそれが必要とは思えない。


 そう感じるほどに異常なサイズの魔法陣から、もちろんその真ん中の部分、広場の中央にある良くわからないモニュメントに向けて、今回はピッカピカの革靴と、ピシッと決まったフォーマルな服装をしているらしい足が現われた。


 やはりその辺の雑魚とは服装からして違うようだな、続いて見えた上半身部分は燕尾服のようなビジュアルで、そのままパーティーに参加しても余裕でセーフな出で立ち。


 全身が見えたところで、その神が先日ブチ殺したあの毛むくじゃらハゲの下痢野朗と比べてかなり若く見えること、髪形も顔立ちも、その辺に居るイケすぎた商社マンのようなビジュアルであるということがわかった。


 これは間違いなくエリートだ、誰もがそう確信している中でゆっくりと地面に降り立ったその神が……いきなり巨大なオーラを、いや結界のようなドーム状の何かを纏ったではないか……



「……貴様等がこの町を陥落させ、そして先に送ってあったあのカスの底辺を殺したどこかの世界のゴミ共か、ふむ、確かにウジ虫のような顔ばかり見受けられるな、エリート感が全くないぞ貴様等は」


「何言ってんのよっ! そう思うんだったらとっとと攻撃してきなさいっ、どうしてそんな結界? の中に引き篭もっているわけ? ビビッてんのかしらこの雑魚!」


「威勢だけは良いようだな、どこかの精霊のようだが、果たしてなぜこの我が貴様等などの所へわざわざ攻撃をしに行ってやらねばならんのだ? 普通に考えて、下位者が詣でるかたちで我が下へ参じるのではないか? もしかしてそれすらわかっておらぬほどに低能なのか?」


「ご主人様、ああ言ってますけど、行ってあげた方が良いんですか?」


「待てカレン、どうせ何か卑劣な仕掛けをしてあるに違いない、あの結界の中に入ったら痺れるとか、結界の表面に触れたら痺れるとか」


「貴様は痺れさせる以外の攻撃方法が思い付かぬのか? まぁ、低能ゆえそれも仕方のなきこと、さぁ、そのない頭をフル回転させて、脆弱な力を120%発揮して、少しでも我を楽しませるが良いっ!」



 やって来て早々に結界らしきドーム状の何かに引き篭もり、その中からこちらを挑発してくるエリート神と思しき何か。


 偉そうにしているわりにはそこから出て来る感じもしないし、このまま挑発合戦を続けてもまるで埒が明かないようだ。


 だが敵はこちらから動くことを前提として、カウンターでどうこうするつもりであるのは動きから明らかである。


 それにまんまと乗っかって、何らかの攻撃を受けてしまうのはそれこそ馬鹿であって、敵からしてみればこれだから底辺のクズ共は仕方がないと、より一層馬鹿にするための要因になってしまうに違いない。


 ここはもうしばらく様子を見て、特に敵を覆っているドーム状の結界らしきものが何なのかということを確認してから動くべきであろう……



「おいっ、お前やっぱ相当なヘタレみたいだな、俺達は陣形を崩したくないから動かないだけであって、お前のようにビビッているから仕掛けないわけじゃないんだぜ、とっととそこから出て掛かってきやがれっ!」


「ふむ、本当に理解力がないようだ、何度言っても無駄かも知れぬが、われの方が偉いしエリートなのだから、底辺である貴様等が動くのは当然のこと、なぜそれがわからないというのだ?」


「あんらぁ~っ、そんなこと言ったら私はどうなっちゃうわけぇ~っ? 一応神だしぃ~っ、その中でもかなりの上位だしぃ~っ」


「……貴様はホモだらけの仁平……どうして前線に出ているというのだ? 反オーバーバー神派の首魁ではなかったのか貴様は?」


「トップが前に出てこその戦いだと思うのよねぇ~っ、あんただってこうやって直接来てんのにぃ~っ、それでいてそんな障壁だか結界だかの向こうに引き篭もっているのはどうかと思うわよぉ~っ……まるで上辺だけ取り繕ったニセモノのエリートみたいにねぇ~っ」


「クッ……よかろう、ではこの結界だけは削除してやる、本当はこの中に入った敵をその収入の低さに応じてズタズタに切り刻み、『血税』として限界までその体液を搾り取る究極の徴税装置であったのだがな」


「なんと恐ろしい、そんなことをされたら勇者様が絞り切られたボロ雑巾のようになって死んでしまいますよ」


「うむ、挑発に乗って行かなくて良かったぜマジで」


「貴様はそんなことを言っていて恥ずかしくないのか、低収入・低知能・底辺の3低ゴミ虫めが」


「何とでも言え、仁平が言ったようにだな、形だけ取り繕った上辺だけのエリートよりも、俺のような低収入でも輝いている、やりがいのある仕事に就いている者の方が幸せだし美しいんだよ」


「主殿! もう喋らなくて良い、本当にかわいそうになってきたぞ」


「……俺? 何で?」


「フハハハッ! どこの世界の雑魚かは知らんが、家畜以下のド底辺であったようだな、逆に尊敬するぞっ!」



 何が言いたいのかはわからないが、とにかく敵のエリート神は自らその結界を消し、実質仁平の挑発に乗ったかたちとなった。


 うっすらと見えていたその障壁が消えたことで、敵のエリート神に通じる視界がよりクリアになって、光り輝く良く磨かれた革靴が太陽を反射して眩しい。


 あの靴でウ○コでも踏ませてやりたいところであるが、生憎そういったモノが落ちている様子もないし、そもそもそんなことをして遊んでいる暇ではないのだ。


 視界だけでなく攻撃の射線も通ったということで、改めて武器を構え直した俺達は、今度はこちらが敵の挑発に乗ってしまうことにはなりそうだが、あえて先制攻撃を仕掛ける態勢に入った。


 あれだけ言われてまだ絡め手を、トラップのようなものを残しているということはさすがにないはずだ。

 それをやれば卑劣で、やはりゴミのような似非エリートだと仁平から罵倒されてしまうのが明らかであるから……



「よっしゃ、それじゃあいくぞ皆! 一気に畳んじまえっ、ウォォォォッ!」

『うぇぇぇぇぃっ!』


「フンッ突っ込んで来るとは単調な、よほど頭が悪いと見えるな……しかしそこまでだっ」


「ふぎゃっ!」

「あでっ!」

「ひゃぁっ!?」

「なっ、何だこれはっ、前に……進めないだとっ? いかんっ、マリエル殿がっ!」


「ハァァァッ……えっ? あの、どうしたんですか皆? は? 私だけ? 何でそこでパントマイムみたいになっているんですか私以外全員が?」


「むぎゅぅぅぅっ、ちょっ、後ろから押すな、まず下がれっ、カレンがペチャンコになってんぞっ!」


「何なのホントにこれはっ? 何もないのに進めないじゃないのっ! どういうことっ?」


「良いから下がって……くれ……ブチュッ」


「うわっ、勇者様が破裂しましたっ! ホントに下がってっ!」


「フハハハハハッ! 何をしているのだこの馬鹿共がっ!」


「畜生めが、どうなってんだよ? マリエル! 戻れそうかっ?」


「ダメです、こちら側からも抜けられないようで……」


「フンッ、入って来られたのが1匹だけとはな、本当に学のない連中のようだ、軽蔑するぞっ!」


「……まさか、これは学歴フィルターかっ!?」



 何もないはずの空間、本当に透明でその存在感さえも感じ取ることが出来ない謎の障壁、いやフィルターであった。


 それは俺達にも、そして仁平にも気付かせることのない、エリート神が独自に張っている常にアクティブなもので、他者を単純に学歴のみで判断して自分に近づくことが出来るか否かを判定するものだ。


 もちろんそんなものが公に存在していてはならないし、その学歴などというものによる差別を公然と行うわけにはいかないのであるが……それはこのフィルターが存在しないということではないのである。


 俺達の中で唯一、王都の学院で無理矢理に、出来もしない勉強をさせられていたマリエルのみがそれを通過し、特にそういった経験のない他のメンバーはそこを通過することさえ出来ない。


 惜しむべくは、そこそこの金持ち貴族であるジェシカは家庭教師で、ユリナとサリナもそういった所に通うだけのポテンシャルを持ってはいたものの、魔王軍に入ったため進学しなかったということ。


 そして当然仁平も強くはあるが、戦闘面での強さを買われて上位の神になったというだけであって、学歴が高いから今の立場にあるというわけではない。


 あとのメンバーはお察しだ、もはやそれに通ずるバックグラウンドを持ち合わせていないし、リリィや精霊様に至っては俺達の世界においてその範疇のあったような存在。


 とてもではないがこのエリートの神が勝手に判断する『高学歴』という条件を満たすことは叶わず、あえなくこの見えないフィルターの前でストップされてしまったということだ。


 そしてフィルターの先へ行ってしまったマリエルが戻れない、つまり実質敵のエリート神とタイマンの状態になってしまった。


 こちらはこちらで必死にフィルターを除去する策を講じてみるが、物理にしろ魔法にしろ、それを破壊することは出来ないらしい。


 むしろこれは破壊が可能な何かではなく、常にそこにあるもの、あって当然のものとして振舞っているのだ……



「ヤバいわね、このままじゃアレとマリエルちゃんだけの戦いになっちゃうわよっ」


「仕方ありません、こうなってしまった以上もう私が頑張る以外ないようです」


「無理をするなよっ、勝てそうもないと感じたら素直に謝って許して貰うんだっ」


「フハハハッ、後ろで情けないことを言っている奴が居るようだがな、我のフィルター内に入った以上、どちらかが倒れるまで戦うことになるのだぞ、もちろん倒れるのは貴様だがなっ! 出でよっ、我が槍よっ、せめて槍使いらしい貴様に合わせた武器で葬ってくれるわっ!」


「クッ、そういうことでしたらこちらもお受け致します、もちろん負けるつもりはありませんが」


「そうか、では……おっと、召喚した槍を落としてしまった、使い慣れていないのでな……さぁ始めようかっ」


「この神、もしかして……」



 舐め腐った態度で強そうな槍を召喚し、空中に現われたそれを一度キャッチし損ねて地面に落としてしまうエリート神。


 エリートとはいえそういうちょっとした失敗はあるのかと、何事もない状況であればそう感心してしまうところであるが、さすがに見ていることだけしか出来ないおれにそのような余裕はない。


 立ち向かうべく自らの槍を構えたマリエルは、そのエリート神の動きから何かを察したようではあるが、それが撃破に繋がるチャンスなのかということはまだ本人の口から語られていないのだが……もしかしたら何かあるかも知れないと、そう思わせるような表情をしている。


 ここで見つけた何かが、完璧に見える敵の綻びへと通ずる何かであれば、マリエル単体という厳しい状況でもまだ希望の光が見えそうだ……



「こないのであればこちらから参りますっ、ハァァァッ!」


「おっと! まるで知能を感じさせない突きであるなっ、だが我の回避力を侮るでないっ!」


「攻撃は単発ではありませんっ! それそれっ!」


「なんとっ、むっ、よっ、はっ……小癪なっ! だがそんな攻撃がっ、とっ、あっ、いでぇぇぇっ!」


「……ご主人様、あの神様ぜんっぜん攻撃しませんよ」


「……どうしたんだろうな? 様子見とか?」


「でも自分の武器の刃の所持って怪我して……槍を使ったことがないんですかね?」


「わからんが、まぁもうちょっと見ておこうぜ」


「わうっ、わかりました」



 初手から続くマリエルのターン、次いでマリエルのターン、それからマリエルのターンとさらにマリエルのターン。


 カレンが言うように、敵のエリート神はまるで攻撃に転じることがなく、ギリギリ紙一重でその攻撃を避ける行動しか取らない。


 しかも何度も自らの武器を落としかけ、それを回避しようとおかしな所を握り締めてダメージを負ったりと、まるで素人の動きにしか見えないではないか。


 フィルターの先で起こっている、俺達は決して手出し出来ないこの戦いは何であるのか、マリエルは何を感じ、察しているというのか……

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