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出遅れた勇者は聖剣を貰えなかったけれど異世界を満喫する  作者: 魔王軍幹部補佐
第十九章 島国
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1148 バトルofババァ

「……あっ、2体同時に消えてしまったな、さっきのよりも弱くなったのか? 2体同時に出ていたにしては終わるのが早かったぞ」


「どうやら2体でもそれぞれが同じ強さを発揮している分、倍のエネルギーを消費してしまっているようですね、つまり持続時間が半分です」


「なるほどな、じゃあ3体なら1体のときの3分の1の時間で消滅するってことか……1体で互角に長く戦わせるのと、3体とか出して一瞬だけ圧倒するのとどっちが良いかだよな……」


「でも勇者様、消えたのを何度でも呼び出せるんだから、3体出して消えたらまた出す、みたいにした方が良いんじゃないの?」


「それ、どこかに落とし穴がありそうなんだよな、いずれ保存してあるすっぴんババァのデータが摩耗して使えなくなるとか」


「そういえばどことなく薄くなっている気がしなくもないわねこのすっぴんの顔……」



 進化した鏡のお陰で色々と戦うのが楽になった俺達であるが、どうやらそれも長続きはしないように思えてきた。

 鏡に映し出されたままになっているババァ神の真実の姿、つまりすっぴんババァが徐々に消滅しつつあるのだ。


 もしこれがこのまま消えてしまったとして、もう一度ババァ神を『映す』ことで、また何度も使えるようになるのであろうか、それともひとつの対象には使用回数に制限があったりなどするのか。


 その辺りにつき非常に不安であるのだが、醜すぎる自らのすっぴん姿に襲撃され、かなり、というか怒りの絶頂に達しているババァ神を、直接相手することになるのは至極面倒である。


 などと思ったところで、また繰り出していたすっぴんババァが崩れ、キラキラとあの醜い容姿からは想像も出来ないような美しいダストになって消えてしまった。


 仕方ない、もしこの作戦がダメになったとしたらそのときにまた考えることとして、今はとにかく新しいすっぴんババァを出して戦うこととしよう……



「セラ、ちょっとヤバそうだが新しいのを出してくれ、余裕が出たババァ神がめっちゃこっち見ているからな」


「わかったわ、じゃあリリィちゃん、ここもう1回ポチッてしましょ」


「ポチッと! うぉーっ、出た出た……けど何かちょっと違くないですかコレ?」


「何だ? 特にどこも違わないすっぴんババァの顔で……げぇっ、ボディーの方がおかしなことになってんぞ」


「あらぁ~っ、元データが摩耗しておかしなことになったのねっ、バグよバグ、こうやって神界クリーチャーとかそういうのが誕生したんじゃないかと思ってしまうようなバグよぉ~っ」


「気持ち悪い奴だな、服装とか色合いはババァ神だけどよ、これもうアレじゃん、台所に居るGじゃん、何で腕ナシで脚だけ6本も生えてんだよ?」


「腕がないと戦えないかも……と思ったら頭の所がメコメコしてきたわね、これ、たぶん触覚みたいに腕が生えて……気持ち悪っ!」


「しかも飛ぶときはバッタみたいにチキチキいうのね……」



 明らかにおかしな姿で召喚されてしまったすっぴんババァ、まともなのは顔の部分だけであったのだが、元々その顔がまともではないのでどうしようもない。


 だがその戦闘力の方は通常と変わっていないらしく、さらにその異様な姿でオリジナルのババァ神の方を驚かせ、多少戦いを有利に進めているようだ。


 しかしエラーだのバグだのでこんなバケモノが誕生してしまうとは、この鏡も現在の段階だとそこまで使えるモノではないかも知れないな。


 調子に乗ってこういうのを生み出し続け、いつか俺達に牙を剥くような、そんな凶悪で手の付けられないバケモノが姿を現してしまうことも考えられる。


 とはいえ、今はそのバケモノを使ってでもババァ神をここに引き留めておかなくてはならないから、とやかく言わずにひたすら、可能な限りすっぴんババァを繰り出し続ける必要があろう……



「ムッキィィィッ! 本当にこの不快なバケモノはっ、死ぬザマス! キェェェッ!」


「あ、また壊れちゃったじゃないの、次は……さらに形が崩れたのが出てきたわね、今度は足がなくて腕が沢山で……ムカデかしら?」


「何だって良いさもう、ほら行けすっぴんババァ! オリジナルをブチ殺せっ!」


「キシャァァァッ! シャァァァッ!」


「うわっ、こっちに襲い掛かってきやがったっ、てか見境ないぞコイツ!」


「遂に味方キャラでさえなくなったようですね、そろそろ限界でしょうか?」


「あぁ、死ねこのブスがっ! オラァァァッ……やれやれ、あ、もう鏡のババァが消えかかっているじゃないか、本当に潮時だな……で、他の神々の方の進捗状況は?」


「今現在、少しタイムラグがあるかもですが、とにかくこの宙に浮かぶ不思議な画面には『進捗率47%』と書いてあります」


「何だそれめっちゃハイテクじゃねぇか、しかし47%か……まぁもう少しってところだな」



 今のところババァ神の方に他の神の動きに関する情報が入っているようには見えないのだが、周りの天使が外部との通信によってそれを知り、報告してしまうのも時間の問題である。


 事実を知ってしまえばババァはここを離れ、まだ任務を終えていない力の弱い神の襲撃を即座に決断し、実行に移すことであろう。


 そうなってしまえばただでさえ圧倒的に少ないこちらの味方が、そのどこかの神が離脱する分ゴリっと削られてしまうことになる。


 12の神々が確実に作業を終えるまで、いやそれぞれの撤退が完全に終わるまではここで、俺達が粘ってババァ神を釘づけにしておかなくてはならないのだ。


 そうするためには……もう俺達が戦いに出る他ないな、既に決意した精霊様が飛び上がり、ババァ神本体ではなくその乗り物を撃墜すべく攻撃開始している……



「仕方ないな、大量の天使だの何だのを相手にするか、あのババァ神に直接攻撃するか、全員どちらかはやらないといけない感じだからな」


「あらぁ~っ、じゃあこの私が空中の雑魚敵を全部引き受けてあげるわよぉ~っ、さっきのじゃちょっと運動が足りないし……と、その前に栄養補給をしておかないとなのぉ~っ」


「げぇっ、すっぴんババァの新しいのを……喰うってのか?」


「結構おいしいわよぉ~っ」



 いつも何かを喰らっているように見える仁平、もちろん人間を捕まえて頭からボリボリ、というのはビジュアルからしてやっていてもおかしくはないことだ。


 だが鏡の中から出現した、先程のムカデよりもさらにおかしい、もはやイモムシのようになったすっぴんババァをガシッと掴み、ムシャムシャ食べ始めたのはまたインパクトが大きい。


 正直、この仁平がこの場で本気を出したとしたら、もし『最終形態』に変身してババァ神に攻撃を仕掛けたとしたら、それはもう決着を意味する行動になることであろう。


 ババァ神と、ついでにそこら中の有象無象は完全に消滅し、戦いは俺達の勝利に終わる……と同時に仁平と、それから協力している神々までもが、『罪のない善良なババァ神を殺した悪』として認定されるに違いない。


 そうなればもう俺達の世界を統治している、この隣でやっている感を出しているだけで実際には何もしていないアホ女神もお終いである。


 きっと今の地位からは追放され、俺達の世界ははまた別の神の、しかも今度はババァ神の息の掛かった神の統治を受けることになるはずだ。


 そうなれば俺達勇者パーティーも、上位の神に背いた反逆者として追われることになって……まぁその際には返り討ちにしてやれば良いのであるが、今の暮らしは完全に失われてしまうことが確定している。


 さすがにそれだけは避けたいな、やはりこんな場所で決着してしまうよりも、このままババァ神の犯罪の証拠を押さえ続けつつ、資金力を奪って神界の上位層を掌返しに導く他なさそうだ……



「ハァァァァッ! はぁぁぁぁんっ!」


「キモッ……あ、でも今の攻撃でまた上空の敵が一気に消滅したわね、精霊様の方はちょっと苦戦しているし、あの乗り物にはまだダメージが通っていない、というか届いてさえいないみたいだけど」


「あぁ、相当に硬いなあの空飛ぶ玉座、きっと何か特別なバリアが施してあるに違いない、まぁすっぴんババァもスルーして接近することが出来ていたわけだからな」


「そうねぇ、今の攻撃の余波を受けてビクともしないとなると……天使50体以上は生贄にしているような気がするわぁ~ん、どこにそんな使い捨てのが居たのかしらぁ~っ?」


「それも含めて調査していかないとだな、どうやって俺達の鏡の能力のより強力なものを使っているのかとか、それがどこにあるのかとかもだ」


「まぁ、今はとにかく攻撃あるのみね、どうやったら通るのかわからないけど」


「う~む……うむ、セラ、ちょっと俺を飛ばしてくれ、あの玉座の真上にな」


「良いわよ、じゃあちょっと風強いから、あと凄く回転するから吹っ飛ばされないようにね、それっ」


「はっ? あっ、普通に風の力で……竜巻はやめろっ、のわぁぁぁぁっ!」



 飛ばしてくれとは言ったがムチャクチャな飛ばし方をしてくれとは言っていない、この件が片付いたらセラにはジックリと罰を与えることとして、ひとまず飛べない俺は飛び上がることが出来た。


 別に自分でジャンプすれば良かったではないかと思われてしまうようなところであるが、実際に上から敵の姿を確認する必要があるためそうもいかない。


 滞空時間を可能な限り長く、どこに着地すべきなのかも調整することが出来るようにということなのだが……竜巻のせいで回転しすぎてそれどころではないな。


 だがまぁ、現時点でババァ神の乗り物である空飛ぶ玉座は下に見えているし、ババァ神はババァ神で精霊様の方を見ているため、この巨大な竜巻にはあまり意識が向いていない様子。


 これであれば真上に着地して、そこで時間を掛けつつバリアなのか何なのか、とにかく攻撃が通らないようにしている何かを破壊する工作が出来るというものだ。


 回転しながらある程度目星を付け、竜巻から飛び出してそのまま落下して行くと、精霊様が俺の動きに気付いたのか、現時点では無効な攻撃をさらに強化してババァ神の注意を惹く。


 その隙に着地を……と、思ったよりも高い位置で止まったな、空飛ぶ玉座が横に広い分、バリアも楕円形になっていると思っていたのだが、どうやら完全な球体のようだ。


 そのちょうど一番上に着地した俺は、何も見えないのに足場があるという不思議な感覚を無視して、ひとまずコンコンと足元を叩いてみる。


 さすがにビクともしないか、次は足を踏み鳴らしてみるものの、それでも何ら手応え、というか足応えがない。


 せっかくだから犬のウ○コでも踏みしめて、汚れた靴で来てやれば良かったなと、そうも思ったのだが……くだらない悪戯を考えている暇ではないな。


 ひとまず周囲を見渡してみるものの、特にこれといって弱点のようなものが見つかることはなかった。

 当然何か解除するための機能がないのかも探してみたのだが、それらしきものは見当たらない。


 まぁ、あったとしてもさすがにバリアの中であろうか、となると、やはり何らかの攻撃によってこれを破壊しなくてはならないようだな……



「ふ~む、聖棒で突いてもダメか、てかここ神界だし、魔を祓う聖棒は役に立ちそうもねぇな……」


「何を1人でブツブツ言ってんの? どうかしら? 何か見つかったのかしら?」


「あっ、セラお前自分は普通に飛んで上がって来やがって、この、尻を出せ尻をっ、ペンペンしてやるぞこの目立つ場所でっ」


「ひゃいんっ、ちょっとっ、さすがに恥ずかしいからっ、あうっ……で、ふざけているとまたミラとかに怒られるから、ちょっと真面目に考えましょ」


「うむ、そうせざるを得ないようだな……しかしこのバリア、ホントに硬ってぇぞ、精霊様の強攻撃でもまるで歯が立たないようだからな」


「それでも弱点はあるはずよ、ほら、攻撃の属性によっては凄く弱いとか? さっき試したら風はダメだったけど」


「そうか、じゃあ雷はどうだ?」


「あ、雷ねぇ……ちょっと勇者様も犠牲になるかも知れないけど、試してみる価値はあると思うわ」


「いやさすがに少し待て、俺が離れるぐらいの時間は確保して、それからだな……」


「いくわよっ! それぇぇぇっ!」


「ガビビビビビビビッ!」



 少し提案してみただけだというのに、何も考えることなく直ちに実行に移してしまったセラの電撃を受けて、俺はまるでフィクションのように中身の骨が透けて見える何かに変貌する。


 その後、黒焦げで髪の毛が逆立った何かにジョブチェンジすることに成功したのであるが……このダメージはどうやってセラにお返ししてやろうか。


 などと復讐めいたことを考えている間に、セラは電撃を浴びせた場所の表面をゴツンッと杖で叩いているではないか。


 これで何かが変われば、そう思った瞬間に地面、というか俺達が立っている結界の表面にヒビが入り、一気に崩壊が加速する。


 そしてその直後に放たれた精霊様の攻撃が普通に通ったらしく、ババァ神の空飛ぶ玉座を守っていたバリアのようなものは、ビシビシと音を立てて大きな亀裂を生じ、いきなり崩壊寸前になったのであった……



「やったわ、雷が効きそうだって気付いたのは偉いわよ勇者様」


「別に気付いたわけじゃなくて、単にこの俺様の圧倒的なセンスで……(どうのこうの)……みたいな感じ? わかるこのニュアンス?」


「私馬鹿だからあまりわからないけど、とりあえず勇者様も早く離脱した方が良いわよ、次の精霊様の攻撃、今タメてるのね、それがヒットしたらたぶん崩壊するからここ」


「いいや、俺はそのままこの下に落ちるから、セラだけ戻っていてくれ、ちょっとクソババァをからかってやりたいからな」


「そうなのね、じゃあここは任せて……っと、早く逃げなきゃっ」



 そう言って魔法を発動し、飛び上がったセラのパンツがみるみる遠ざかって行く……のはセラが浮上すると同時に俺が落下しているからか。


 ちょうどババァ神のすぐ後ろ、玉座があって、その周りに敷かれたレッドカーペットのような場所が俺の予想落下地点である。


 もちろんこの空飛ぶ玉座にはそい例外にも構造物があり、まるで魔法の絨毯の超巨大版かのような面積を誇っているのだが、その周囲の部分などには特に用はない。


 どうせ精霊様の攻撃を受けて『沈む』のがこの空飛ぶ玉座の運命だし、そのためには周りから攻撃して崩していくことであろうから、ひとまずそのような場所には近付かないのも重要である。


 ということでババァ神の真後ろにドンッと着地した俺なのだが……まるで気付いていないようだな、どうしてか鉄壁のバリアを壊されたこと、そしてそれに続いて空飛ぶ玉座本体が攻撃されていることを受け、ババァ神は怒り狂ってもう周囲が見えていないらしい。


 そんなババァ神が立ち上がって、精霊様に向かって指を差しながら怒鳴り散らしているのだが……どうせもう一度座るに決まっている、気付かれていないのを利用して『絶対にやってはいけない』と学校等で強く言われている禁じ手を使うこととしよう……



「ムッキィィィッ! 消えろザマス! 消えろ消えろ消えろザマス! キィィィッ!」


「よいしょっと……なななかに良い玉座だな、これは貰っておこう、ババァ神のお仏壇みたいな体臭が染み付いているかも知れないが、洗えばまだ使えるだろうからな……」


「キィィィッ! 全く! どうしてバリアが破壊されてしまったザマスかっ? もしやさっきまで何度も侵入していたあの醜いバケモノ共が何かしたザマス……あらっ? ひょげぇぇぇっ!」


「ざまぁ、てか無様にひっくり返ってんじゃねぇよこのクソババァ、臭い足が高すぎんぞ」


「きっ、貴様はぁぁぁっ! 貴様までもが入って来たザマスかっ? いつの間に? あのバリアは私自身以外通過することが出来なかったザマスよっ! それなのにさっきのバケモノといいっ、キィィィッ!」


「いや、それはあのバケモノが『お前自身』だったからなんだよ、わかる? あ、ちなみに俺はバリアが壊れた後に入って来たわけだからな、お前のような臭いババァと同一視しないでくれよなっ」


「何を言うザマスかぁぁぁっ! よりにもよってあの汚い顔面のバケモノと、この美しい神である私を同じものだというザマスかっ!」


「お前が美しいなんて誰が言ったんだよ? もし言っていたとしてもそいつ、ネットとかで会った面識のない奴だろう? ヤバいぞ普通にそういうの」


「フンッ、そんなわけないザマス、私は……最近手に入れた魔法の鏡を使えば、間違いなく美しいと言ってくれるザマス!」


「魔法の鏡……それどこにあるの? ちょっと出してみろよ、本当にあるならさ? なぁ、どうせガセなんだろう? お前のような甲斐性なしのクソババァがそんな上等なモノ持っているわけがないだろう、常識で考えろこのクズ!」


「ムッキィィィッ! 言ったザマスねっ! この場で見せられないのが残念ザマス! でもちゃんと拠点に設置してあって、しかもそこからこのコピー天使・神界人間軍団がっ、今も生み出され続けているのは事実ザマス!」


「そうなのか、で、その拠点って……お前ホントは拠点とか持ってないんじゃないか? 実はド貧乏のホームレスでさ、見栄張ってそんな高級そうな格好しちゃって、気持ち悪りぃんだよこの馬鹿!」


「ムッキィィィッ! 拠点はちゃんとあるザマス! ほらっ、このマップにもちゃんと載っていて、住所どころか座標まで公開されているザマス!」


「ふ~ん、じゃあそのマップ借りるわ、もし本当にそこに拠点があるのなら認めてやる、後日確認に行くからな」


「上等ザマス! というか今はとっとと……ギャァァァァァッ! ザマスッ!」



 ここで精霊様の攻撃がクリーンヒットし、一気に傾いてしまった空飛ぶ玉座、撃沈は時間の問題だ。

 だが挑発によってババァ神の重要情報を、いとも容易く知ることが出来たため、今回はこの辺りで離脱してやることとしよう。


 今入手した情報に基づき、色々とやるべきことをやっていくのだ……

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